JP6043461B1 - 服薬履歴管理方法、服薬履歴管理装置、および、服薬履歴管理プログラム - Google Patents

服薬履歴管理方法、服薬履歴管理装置、および、服薬履歴管理プログラム Download PDF

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Abstract

サーバ装置(12)が医療機関端末(10)および患者端末(11)と情報の送受信を行って服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、医療機関端末(10)から受信した乱数値情報の要求に基づいて、乱数値情報を生成するステップと、乱数値情報を所定の記憶部に記憶させ、乱数値情報を医療機関端末(10)に表示させるステップと、患者端末(11)にて入力された乱数値情報と、患者端末(11)に記憶されている患者識別情報とを患者端末(11)から受信するステップと、所定の記憶部に記憶させた乱数値情報と、患者端末(11)から受信した乱数値情報とが一致した場合、患者識別情報に対応する服薬履歴情報を所定の記憶部から読み出し、服薬履歴情報を医療機関端末(10)に表示させるステップと、を含む。

Description

本発明は、医薬品の服用の履歴を管理する服薬履歴管理方法、服薬履歴管理装置、および、服薬履歴管理プログラムに関する。
従来、医療機関(例えば、病院や薬局)で扱われる患者の情報の一例として、医薬品の服用の履歴を示す服薬履歴情報が知られている。この服薬履歴情報は、これまで薬局が発行し、患者に手渡しを行う紙媒体のお薬手帳に記録されることが一般的であったが、現在では、服薬履歴情報を電子データ化して記録する電子版お薬手帳も普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。例えば、薬剤師は、パーソナルコンピュータ等に表示される電子版お薬手帳を見て、患者の医薬品の飲み合わせに問題がないかを確認したり、処方する医薬品をジェネリック薬品へ変更できるかを確認したりする。また、例えば、医者は、パーソナルコンピュータ等に表示される電子版お薬手帳を見て、患者が過去に服用した薬や、以前に出した処方箋の内容がどのように変更されたのかなどを確認する。
また、電子版お薬手帳は、医療関係者だけでなく、患者が閲覧することも可能である。例えば、患者が、スマートフォンなどにおいて、電子版お薬手帳専用のアプリケーション(以下、専用アプリケーションという)を用いて自分の電子版お薬手帳を閲覧することが考えられる。なお、専用アプリケーションは、インストールから情報の閲覧までスマートフォンのユーザに任されることになるため、IT技術に不慣れなユーザでも容易に使用できることが要求される。
特開2015−43239号公報
電子版お薬手帳はプライバシー性が高いため、その閲覧にはユーザ認証を必要とする態様が考えられる。例えば、まず、医療関係者は、パーソナルコンピュータ等において事前に登録操作を行い、ユーザ認証に必要なログイン情報(例えば、IDやパスワード)を取得する。次に、スマートフォンの専用アプリケーションで電子版お薬手帳を利用している患者が来院した場合、医療関係者は、患者から電子版お薬手帳を閲覧可能とするための情報を聞き出し、パーソナルコンピュータ等において、ログイン後に、患者から聞き出した情報を入力する。これにより、入力された情報に紐付いた電子版お薬手帳が画面表示され、医療関係者が閲覧可能となる。しかしながら、このような態様には、以下の(1)〜(3)の課題がある。
(1)医療関係者は、事前に登録操作を行う必要があり、また、電子版お薬手帳の閲覧の度にログイン操作を行う必要があり、手間がかかる。
(2)医療関係者は、電子版お薬手帳の閲覧の度に、患者から電子版お薬手帳を閲覧可能とするための情報を聞き出し、聞き出した情報の入力操作を行う必要があり、手間がかかる。また、患者は、医療関係者に伝えるために自分の情報を覚えておく必要があり、手間がかかる。または、患者は、自分の情報を覚えていない場合、医療関係者に伝えるために自分の情報をスマートフォンに表示させる操作を行う必要があり、手間がかかる。
(3)患者が、自分の電子版お薬手帳を閲覧可能とするための情報を閲覧資格の無い相手(例えば、医療関係者になりすました悪意のある第三者や、医療関係者であっても閲覧資格の無い者)に伝えてしまうことで、いつでも患者の承諾無く電子版お薬手帳が閲覧されるおそれがあり、セキュリティに問題がある。
以上のことから、医療関係者と患者の手間を軽減し、かつ、患者が自分の識別情報を医療関係者に伝えることなく、電子版お薬手帳の閲覧を可能にすることが望まれる。
本発明の目的は、ユーザの手間を軽減し、かつ、高度なセキュリティを確保した上で、情報の閲覧が可能となる服薬履歴管理方法、服薬履歴管理装置、および、服薬履歴管理プログラムを提供することである。
本発明の服薬履歴管理方法は、サーバ装置が第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む。
本発明の服薬履歴管理方法は、第1の端末および第2の端末と通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の端末と通信可能な第2のサーバ装置とが服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、前記第1のサーバ装置が、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、前記第1のサーバ装置が、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末に入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記第2のサーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定するステップと、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するステップと、前記第2のサーバ装置が、前記第1の端末から前記リダイレクト設定情報に基づくアクセスがあった場合、該リダイレクト設定情報に含まれる患者識別情報に対応する服薬履歴情報を所定の記憶部から読み出し、該服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む。
本発明の服薬履歴管理方法は、第1の端末および第2の端末と通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の端末および前記第1のサーバ装置と通信可能な第2のサーバ装置とが服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、前記第1のサーバ装置が、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、前記第1のサーバ装置が、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末に入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記第2のサーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記第2のサーバ装置へ送信するステップと、前記第2のサーバ装置が、前記第1のサーバ装置から前記患者識別情報を受信した場合、前記第2のサーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を前記第1のサーバ装置へ送信するステップと、前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記第2のサーバ装置から受信したリダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するステップと、前記第2のサーバ装置が、前記第1の端末から前記リダイレクト設定情報に基づくアクセスがあった場合、該リダイレクト設定情報に含まれる患者識別情報に対応する服薬履歴情報を所定の記憶部から読み出し、該服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む。
本発明の服薬履歴管理装置は、第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理する服薬履歴管理装置であって、前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う。
本発明の服薬履歴管理装置は、所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理する服薬履歴管理装置であって、前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定し、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するように制御し、前記リダイレクト設定情報は、前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である。
本発明の服薬履歴管理装置は、所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と、前記サーバ装置と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理する服薬履歴管理装置であって、前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記サーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記患者識別情報を受信した前記サーバ装置から該サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を受信した場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するように制御し、前記リダイレクト設定情報は、前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である。
本発明の服薬履歴管理プログラムは、第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信する処理と、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させる処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明の服薬履歴管理プログラムは、所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定する処理と、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定する処理と、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成する処理と、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信する処理と、をコンピュータに実行させ、前記リダイレクト設定情報は、前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である。
本発明の服薬履歴管理プログラムは、所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と、前記サーバ装置と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定する処理と、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記サーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記サーバ装置へ送信する処理と、前記患者識別情報を受信した前記サーバ装置から該サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を受信した場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成する処理と、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信する処理と、をコンピュータに実行させ、前記リダイレクト設定情報は、前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である。
本発明によれば、ユーザの手間を軽減し、かつ、高度なセキュリティを確保した上で、情報の閲覧が可能となる。
本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理システムの構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る医療機関端末の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る患者端末の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る乱数値管理テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理システムの動作の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理システムの動作の一例を示す図 本発明の実施の形態の変形例に係る服薬履歴管理システムの動作の一例を示す図 本発明の実施の形態の変形例に係る服薬履歴管理システムの動作の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本発明はこの実施の形態により限定されるものではない。
<服薬履歴管理システムの構成>
まず、本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理システム1の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る服薬履歴管理システム1の構成の一例を示す図である。
服薬履歴管理システム1は、医療機関端末10、患者端末11、サーバ装置12を有する。
医療機関端末10(第1の端末の一例)は、例えば病院や薬局などの医療機関に設置され、医療関係者によって使用される装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等)である。
患者端末11(第2の端末の一例)は、医療機関を利用する患者によって使用される装置(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等)である。
サーバ装置12(服薬履歴管理装置の一例)は、例えば、電子版お薬手帳のサービスを提供する事業者または専用アプリケーションを提供する事業者によって運用、管理される装置である。専用アプリケーションとは、患者端末11で動作する、電子版お薬手帳(服薬履歴情報)の閲覧機能などを備えたアプリケーションソフトウェアである。
サーバ装置12と医療機関端末10は、所定のネットワークを介して通信を行う。また、サーバ装置12と患者端末11は、所定のネットワークを介して通信を行う。所定のネットワークは、有線ネットワーク、無線ネットワーク、または、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークのいずれであってもよい。
<医療機関端末の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る医療機関端末10の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る医療機関端末10の構成の一例を示す図である。
医療機関端末10は、入力部101、通信部102、表示部103、タイマ部104、記憶部105、制御部106を有する。
入力部101は、タッチパネル、キーボード、マウスなどの入力装置である。入力部101は、医療関係者の操作を受け付け、受け付けた操作の内容を制御部106に出力する。
例えば、入力部101は、サーバ装置12に対して乱数値情報を要求する操作や、服薬履歴情報を要求する操作を受け付ける。乱数値情報および服薬履歴情報の詳細については後述する。
通信部102は、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部102は、制御部106の制御により、サーバ装置12と所定のネットワークを介して通信を行う。
例えば、通信部102は、乱数値情報の要求をサーバ装置12へ送信する。また、例えば、通信部102は、服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信する。
また、例えば、通信部102は、サーバ装置12から乱数値情報を受信する。また、例えば、通信部102は、サーバ装置12から服薬履歴情報、第1の処理結果情報、第2の処理結果情報を受信する。第1の処理結果情報および第2の処理結果情報の詳細については後述する。
表示部103は、ディスプレイなどの表示装置である。表示部103は、制御部106の制御により、情報の表示を行う。
例えば、表示部103は、サーバ装置12へアクセスするためのウェブサイト、通信部102がサーバ装置12から受信した乱数値情報や服薬履歴情報を表示する。
タイマ部104は、所定時間を計測するタイマ装置である。
記憶部105は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部105は、医療機関識別情報201を記憶する。医療機関識別情報201は、予め定められた医療機関を識別可能な情報である。
また、例えば、記憶部105は、通信部102がサーバ装置12から受信した情報(例えば、乱数値情報、服薬履歴情報、第1の処理結果情報、第2の処理結果情報など)を記憶する。
制御部106は、プロセッサなどの制御デバイスであり、医療機関端末10が行う各処理を制御する。制御部106による制御の詳細については、図7、図8を用いて後述する。
<患者端末の構成>
次に、本発明の実施の形態に係る患者端末11の構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る患者端末11の構成の一例を示す図である。
患者端末11は、入力部111、通信部112、表示部113、記憶部115、制御部116を有する。
入力部111は、タッチパネル、キーボード、マウスなどの入力装置である。入力部111は、患者の操作を受け付け、受け付けた操作の内容を制御部116に出力する。
例えば、入力部111は、専用アプリケーションの起動を指示する操作、乱数値情報を入力する操作、サーバ装置12へ乱数値情報の送信を指示する操作を受け付ける。
通信部112は、アンテナ、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部112は、制御部116の制御により、サーバ装置12と所定のネットワークを介して通信を行う。
例えば、通信部112は、患者識別情報202(図3参照)および乱数値情報211(図5参照)をサーバ装置12へ送信する。患者識別情報の詳細については後述する。
また、例えば、通信部112は、サーバ装置12から第3の処理結果情報、第4の処理結果情報を受信する。第3の処理結果情報または第4の処理結果情報の詳細については後述する。
表示部113は、ディスプレイなどの表示装置である。表示部113は、制御部116の制御により、情報の表示を行う。
例えば、表示部113は、専用アプリケーションにおける乱数値情報の入力画面、通信部112がサーバ装置12から受信した処理結果情報を表示する。
記憶部115は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部115は、患者識別情報202、専用アプリケーション203を記憶する。患者識別情報202は、予め定められた患者を識別可能な情報である。
また、例えば、記憶部115は、通信部112がサーバ装置12から受信した処理結果情報を記憶する。
制御部116は、プロセッサなどの制御デバイスであり、患者端末11が行う各処理を制御する。制御部116による制御の詳細については、図7を用いて後述する。
<サーバ装置の構成>
次に、本発明の実施の形態に係るサーバ装置12(服薬履歴管理装置の一例)の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係るサーバ装置12の構成の一例を示す図である。
サーバ装置12は、通信部122、時計部124、記憶部125、制御部126を有する。
通信部122は、送信回路、受信回路などを含む通信装置である。通信部122は、制御部126の制御により、医療機関端末10および患者端末11と所定のネットワークを介して通信を行う。
例えば、通信部122は、医療機関端末10から乱数値情報の要求を受信する。また、例えば、通信部122は、乱数値情報を医療機関端末10へ送信する。
また、例えば、通信部122は、医療機関端末10から服薬履歴情報の要求を受信する。また、例えば、通信部122は、服薬履歴情報、第1の処理結果情報、第2の処理結果情報のいずれかを医療機関端末10へ送信する。
また、例えば、通信部122は、患者端末11から患者識別情報および乱数値情報を受信する。また、例えば、通信部122は、第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を患者端末11へ送信する。
時計部124は、現在時刻を計時する時計装置である。
記憶部125は、メモリまたはハードディスク装置などの記憶デバイスであり、種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部125は、通信部122が医療機関端末10から受信した情報(例えば、乱数値情報、医療機関識別情報など)を記憶する。例えば、記憶部125は、通信部122が患者端末11から受信した情報(例えば、乱数値情報、患者識別情報など)を記憶する。
また、例えば、記憶部125は、乱数値管理テーブル204、服薬履歴管理テーブル205を記憶する。医療機関識別情報201は、予め定められた医療機関を識別可能な情報である。乱数値管理テーブル204の詳細については図5を用いて後述し、服薬履歴管理テーブル205の詳細については図6を用いて後述する。
制御部126は、プロセッサなどの制御デバイスであり、医療機関端末10が行う各処理を制御する。制御部126による制御の詳細については、図7、図8を用いて後述する。
<乱数値管理テーブル>
次に、乱数値管理テーブル204について、図5を用いて説明する。図5は、サーバ装置12の記憶部125に記憶される乱数値管理テーブル204の一例を示す図である。
図5に示すように、乱数値管理テーブル204は、乱数値情報211ごとに、医療機関識別情報201、患者識別情報202、表示開始時刻情報212が紐付けられる。
乱数値情報211は、制御部126により生成された乱数値(識別用数値の一例)を示す情報である。
医療機関識別情報201は、医療機関を示す識別情報である。
患者識別情報202は、患者を示す識別情報である。
表示開始時刻情報212は、時計部124により計時された、服薬履歴情報の表示を開始した時刻を示す情報である。
<服薬履歴管理テーブル>
次に、服薬履歴管理テーブル205について、図6を用いて説明する。図6は、サーバ装置12の記憶部125に記憶される服薬履歴管理テーブル205の一例を示す図である。
図6に示すように、服薬履歴管理テーブル205は、患者識別情報202ごとに、服薬履歴情報が紐付けられる。服薬履歴情報は、氏名情報221、性別情報222、年齢情報223、調剤薬局情報224、医薬品名情報225、服用量情報226を含む。
患者識別情報202は、患者を示す識別情報である。
氏名情報221は、患者の氏名を示す情報である。
性別情報222は、患者の性別を示す情報である。
年齢情報223は、患者の年齢を示す情報である。
調剤薬局情報224は、調剤を行った薬局名を示す情報である。
医薬品名情報225は、患者が服用している医薬品の名称、または、患者が服用していた医薬品の名称を示す情報である。
服用量情報226は、患者が服用している医薬品の量、または、患者が服用していた医薬品の量を示す情報である。なお、図6の例では、1日あたりの服用量としたが、1回あたりの服用量でもよいし、所定期間(例えば、2〜3日、1週間など)あたりの服用量でもよい。
なお、服薬履歴情報は、図6に示した情報以外の情報を含んでもよい。例えば、服薬履歴情報は、病名を示す情報、薬剤師名を示す情報、薬剤師のコメントを示す情報、医薬品の適応症を示す情報、医薬品の常用量を示す情報、医薬品の服用方法を示す情報などを含んでもよい。
また、服薬履歴情報に含まれる各情報は、医療関係者または患者の入力操作により更新されてもよいし、図示しない外部装置から情報を受信することにより更新されてもよい。
<服薬履歴管理システムの動作>
次に、本発明の実施の形態に係る服薬履歴管理システム1の動作について、図7、図8を用いて説明する。図7、図8は、服薬履歴管理システム1の動作例(服薬履歴管理方法の一例)を示す図である。服薬履歴管理システム1では、図7に示す動作が行われた後で、図8に示す動作が行われる。図7、図8に示す動作が行われる状況としては、例えば、医者が患者に対面して診察を行う場合が想定される。
初めに、図7に示す動作例について説明する。
まず、医療機関端末10の入力部101は、乱数値情報を要求する操作を受け付ける(ステップS11)。例えば、医療関係者は、医療機関端末10において、サーバ装置12と通信するためのウェブページへアクセスし、そのウェブページにおいて乱数値情報を要求する操作を行う。なお、サーバ装置12と通信するための専用URLのウェブページへのアクセス自体を、乱数値情報を要求する操作としてもよい。その場合、乱数値情報が表示された状態でウェブページが表示されることになる。
次に、制御部106は、記憶部105から医療機関識別情報201を読み出し、その医療機関識別情報201と乱数値情報の要求をサーバ装置12へ送信するように通信部102を制御する。通信部102は、医療機関識別情報201と乱数値情報の要求をサーバ装置12へ送信する(ステップS12)。
次に、サーバ装置12の通信部122が医療機関識別情報201と乱数値情報の要求を受信すると、制御部126は、例えば5桁の数字列である乱数値を生成する(ステップS13)。そして、制御部126は、記憶部125から乱数値管理テーブル204を読み出し、生成した乱数値を示す乱数値情報211が、乱数値管理テーブル204に含まれているかを確認する。もし含まれている場合、制御部126は、再度、乱数値を生成し、乱数値管理テーブル204を用いて同様の確認を行う。
次に、制御部126は、生成した乱数値を示す乱数値情報211と、医療機関端末10から受信した医療機関識別情報201とを紐付けて乱数値管理テーブル204に記録する(ステップS14)。例えば、生成した乱数値が「12345」であり、受信した医療機関識別情報201が「10011」である場合、図5に示すように、乱数値情報211「12345」と医療機関識別情報201「10011」とが紐付けられて記録される。なお、この時点では、患者識別情報202および表示開始時刻情報212はブランク(未記録)である。
次に、制御部126は、乱数値情報211を医療機関端末10へ送信するように通信部122を制御する。通信部122は、乱数値情報211を医療機関端末10へ送信する(ステップS15)。
次に、医療機関端末10の通信部102が乱数値情報211を受信すると、制御部106は、乱数値情報211を記憶部105に記憶させるとともに、乱数値情報211を表示するように表示部103を制御する。表示部103は、乱数値情報211を表示する(ステップS16)。
ここで、医療関係者は、表示部103に表示された乱数値情報211を、例えば口頭で患者に伝える。そして、患者は、患者端末11において、専用アプリケーション203を起動し、伝えられた乱数値情報211を入力する操作と、乱数値情報211のサーバ装置12への送信を指示する操作とを行う。患者端末11の入力部111は、それらの操作を受け付ける(ステップS17)。
次に、制御部116は、記憶部115から患者識別情報202を読み出し、その患者識別情報202と乱数値情報211をサーバ装置12へ送信するように通信部112を制御する。通信部112は、患者識別情報202と乱数値情報211をサーバ装置12へ送信する(ステップS18)。
次に、サーバ装置12の通信部122が患者識別情報202と乱数値情報211を受信すると、制御部126は、受信した乱数値情報211が乱数値管理テーブル204に記録済みであるか否かを判定する(ステップS19)。
ステップS19の判定の結果、乱数値情報211が記録済みではない場合(ステップS19:NO)、制御部126は、第3の処理結果情報を生成する(ステップS20)。この第3の処理結果情報は、例えば、乱数値情報211が未登録である旨のメッセージを含む情報である。
一方、ステップS19の判定の結果、乱数値情報211が記録済みである場合(ステップS19:YES)、制御部126は、時計部124により計時された現在時刻を取得し、その現在時刻を服薬履歴情報の表示を開始した時刻(以下、表示開始時刻という)として示す表示開始時刻情報を生成する(ステップS21)。ここで取得される表示開始時刻は、例えば、サーバ装置12が患者端末11から乱数値情報211および患者識別情報202を受信した後の時刻(第1の時刻の一例)である。
次に、制御部126は、乱数値管理テーブル204において、患者端末11から受信した乱数値情報211に、患者識別情報202と、表示開始時刻情報212とを紐付けて記録する(ステップS22)。例えば、受信した乱数値情報211が「12345」であり、受信した患者識別情報202が「98787」であり、表示開始時刻情報212が「11:40」である場合、図5に示すように、乱数値情報211「12345」に対して、患者識別情報202「98787」と表示開始時刻情報212「11:40」とが紐付けられて記録される。
次に、制御部126は、第4の処理結果情報を生成する(ステップS23)。この第4の処理結果情報は、例えば、乱数値情報211が登録済みである旨のメッセージ(または、服薬履歴情報の表示処理を開始できる旨のメッセージでもよい)を含む情報である。
次に、制御部126は、第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を患者端末11へ送信するように通信部122を制御する。通信部122は、第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を患者端末11へ送信する(ステップS24)。
次に、患者端末11の通信部112が第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を受信すると、制御部116は、第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を表示するように表示部113を制御する。表示部113は、第3の処理結果情報または第4の処理結果情報を表示する(ステップS25)。
ここで、患者は、表示部113に表示された処理結果情報の種類に応じて、以下のように行動する。
例えば、処理失敗を示す第3の処理結果情報が表示された場合、患者は、入力した乱数値情報211が間違っていた可能性があるので、再度、乱数値情報211の入力操作と、乱数値情報211の送信を指示する操作を行う。または、例えば、医療関係者が間違った乱数値情報211を患者に伝えた可能性があるので、患者は、医療関係者に乱数値情報211を確認した上で、再度、乱数値情報211の入力操作と、乱数値情報211の送信を指示する操作を行う。
例えば、処理成功を示す第4の処理結果情報が表示された場合、患者は、処理成功の旨(例えば、服薬履歴情報の表示処理が開始可能となった旨)を例えば口頭で医療関係者に伝える。
次に、図8に示す動作例について説明する。
患者から処理成功を伝えられた医療関係者は、医療機関端末10の入力部101に対して、その患者の服薬履歴情報の送信を指示する操作を行う。医療機関端末10の入力部101は、その操作を受け付ける(ステップS26)。
次に、制御部106は、記憶部105から医療機関識別情報201および乱数値情報211を読み出し、医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信するように通信部102を制御する。通信部102は、医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信する(ステップS27)。
次に、サーバ装置12の通信部122が医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求を受信すると、制御部126は、記憶部125から乱数値管理テーブル204を読み出す。そして、制御部126は、乱数値管理テーブル204において、受信した乱数値情報211および医療機関識別情報201に患者識別情報202が紐付いて記録されている否かを判定する(ステップS28)。
ステップS28の判定の結果、患者識別情報202が記録されていない場合(ステップS28:NO)、制御部126は、患者識別情報202が未登録である旨を示す第1の処理結果情報を生成する(ステップS29)。
一方、ステップS28の判定の結果、患者識別情報202が記録されている場合(ステップS28:YES)、制御部126は、時計部124により計時された現在時刻を取得する。ここで取得される現在時刻は、例えば、サーバ装置12が医療機関端末10から服薬履歴情報の要求を受信した後の時刻(第2の時刻の一例)である。そして、制御部126は、今回取得した時刻と、乱数値管理テーブル204に記録されている表示開始時刻情報212が示す表示開始時刻との差分である経過時間を算出する(ステップS30)。
次に、制御部126は、算出した経過時間が規定時間以内であるか否かを判定する(ステップS31)。規定時間は、服薬履歴情報の表示処理を可能とする時間(換言すれば、医療関係者が医療機関端末10において服薬履歴情報を閲覧可能な時間)であり、例えば、1分〜2分の範囲内で設定される。
ステップS31の判定の結果、経過時間が規定時間以内でない場合(ステップS31:NO)、制御部126は、乱数値管理テーブル204から、受信した乱数値情報211と、それに紐付いている医療機関識別情報201、患者識別情報202、および表示開始時刻情報212を削除する(ステップS32)。なお、乱数値管理テーブル204において、乱数値情報211および医療機関識別情報201は記録されているが、患者識別情報202および表示開始時刻情報212が記録されていない場合は、例えば、患者が乱数値管理テーブル204に記録済みの乱数値情報211を入力または送信していない場合である。
そして、制御部126は、医療機関端末10における服薬履歴情報の表示処理を終了させる旨を示す第2の処理結果情報を生成する(ステップS33)。
一方、ステップS31の判定の結果、経過時間が規定時間以内である場合(ステップS31:YES)、制御部126は、記憶部125から服薬履歴管理テーブル205を読み出し、その服薬履歴管理テーブル205から、患者識別情報202を含む服薬履歴情報を取得する(ステップS34)。例えば、乱数値管理テーブル204に記録されている患者識別情報202が「98787」である場合、服薬履歴情報として、図6に示した、氏名情報221「A」、性別情報222「男」、年齢情報223「51」、調剤薬局情報224「薬局a」、医薬品名情報225「X」、服用量情報226「3.5g/日」が取得される。
次に、制御部126は、服薬履歴情報、第1の処理結果情報、または第2の処理結果情報を医療機関端末10へ送信するように通信部122を制御する。通信部122は、服薬履歴情報、第1の処理結果情報、または第2の処理結果情報を医療機関端末10へ送信する(ステップS35)。
次に、医療機関端末10の通信部102が服薬履歴情報、第1の処理結果情報、または第2の処理結果情報を受信すると、制御部106は、どの情報を受信したかを判定する(ステップS36)。
ステップS36の判定の結果、第1の処理結果情報を受信した場合(ステップS36:第1の処理結果情報)、ステップS39の判定処理を行う。ステップS39については後述する。なお、制御部106は、ステップS39の判定処理の前に、第1の処理結果情報を表示するように表示部103を制御してもよい。これにより、表示部103には、例えば、第1の処理結果情報(例えば、患者識別情報202が未登録である旨のメッセージ等)が表示される。この表示を見た医療関係者は、例えば、患者に対して、患者識別情報202および乱数値情報211の送信操作を行うように促すことができる。
ステップS36の判定の結果、第2の処理結果情報を受信した場合(ステップS36:第2の処理結果情報)、制御部106は、服薬履歴情報の表示処理を終了する(ステップS37)。例えば、第2の処理結果情報を受信したときに表示部103が服薬履歴情報を表示している場合、制御部106は、服薬履歴情報の表示を終了するように表示部103を制御する。また、例えば、第2の処理結果情報を受信したときに表示部103が服薬履歴情報を表示していない場合、制御部106は、一連の処理を終了する。これにより、服薬履歴情報の表示時間を制限して、自動的に服薬履歴情報を非表示にすることができる。そのため、例えば、ユーザ識別情報を入手した医療者関係者が、ユーザの許可なく服薬履歴情報の閲覧を継続することを防ぐことができる。
ステップS36の判定の結果、服薬履歴情報を受信した場合(ステップS36:服薬履歴情報)、制御部106は、その服薬履歴情報を表示するように表示部103を制御するとともに、所定時間の計測を開始するようにタイマ部104に指示する。表示部103は、服薬履歴情報を表示する(ステップS38)。また、タイマ部104は、所定時間の計測を開始する。
次に、制御部106は、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS39)。例えば、制御部106は、所定時間が経過した時点でタイマ部104から出力される信号を受け取ることで、所定時間が経過したと判定する。ここでの所定時間は、例えば、上述した規定時間よりも短い時間とする。
ステップS39の判定の結果、所定時間が経過していない場合(ステップS39:NO)、制御部106は、待機する。
一方、ステップS39の判定の結果、所定時間が経過した場合(ステップS39:YES)、制御部106は、再度、医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信するように通信部102を制御する。そして、通信部102は、再び、医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信する(ステップS27)。これにより、患者により行われる患者識別情報202および乱数値情報211の送信を待機することができる。または、医療機関端末10における服薬履歴情報の表示処理を継続するかまたは終了するかの判定(ステップS33)をサーバ装置12に委ねることができる。
<実施の形態の作用効果>
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏する。
医療関係者は、服薬履歴管理システム1の使用前に登録操作を行う必要がなく、また、服薬履歴情報の閲覧の度にログイン操作を行う必要もないため、手間がかからない。
また、医療関係者は、服薬履歴情報の閲覧の度に、その服薬履歴情報を閲覧可能とする情報を患者から聞き出し、その入力操作を行う必要がなく、手間がかからない。また、患者は、医療関係者に伝えるためにその情報を覚えておく必要がなく、手間がかからない。または、患者は、その情報を覚えていない場合、医療関係者に伝えるためにその情報を患者端末11に表示させる操作を行う必要がなく、手間がかからない。
また、服薬履歴情報の閲覧の際、患者が自分の服薬履歴情報を閲覧可能とする情報を医療関係者に伝える必要がないため、患者がその情報を閲覧資格の無い相手(例えば、医療関係者になりすました悪意のある第三者や、医療関係者であっても閲覧資格の無い者)に伝えてしまうことを回避できる。その結果、この情報が漏洩し、いつでも患者の承諾無く服薬履歴情報が閲覧されることを回避できるので、高度なセキュリティを確保できる。また、患者は、自分の服薬履歴情報を閲覧させる相手を目視で確認した上で、さらに服薬履歴情報を閲覧可能とする動作を専用アプリケーションにて行うことにより、明示的に了承を行うことができる。
以上により、本実施の形態によれば、医療関係者と患者の手間を軽減でき、かつ、高度なセキュリティを確保した上で、服薬履歴情報の閲覧が可能となる。
<実施の形態の変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
(変形例1)
上記実施の形態では、患者が患者端末11において専用アプリケーション203を起動し、その専用アプリケーション203を用いて乱数値情報211を入力する操作および乱数値情報211の送信を指示する操作を行う(図7のステップS17)としたが、これに限定されない。例えば、患者は、患者端末11において、サーバ装置12へアクセスするためのウェブページにアクセスし、そのウェブページから乱数値情報211を入力する操作および乱数値情報211の送信を指示する操作を行ってもよい。
(変形例2)
上記実施の形態では、患者が乱数値情報211を入力する操作および乱数値情報211の送信を指示する操作を行う(図7のステップS17)としたが、これに限定されない。例えば、患者は、上記操作に加えて、服薬履歴情報の更新を指示する操作を行ってもよい。この操作により、患者識別情報202および乱数値情報211に加えて、患者端末11の内部の服薬履歴情報(氏名情報221、性別情報222、年齢情報223、調剤薬局情報224、医薬品名情報225、服用量情報226の少なくとも1つ)の更新内容を示す更新情報がサーバ装置12へ送信される。そして、サーバ装置12の制御部126は、受信した更新情報に基づいて、記憶部125の服薬履歴管理テーブル205に記録されている服薬履歴情報の更新を行う。
(変形例3)
上記実施の形態では、医療関係者が服薬履歴情報を要求する操作を行う(図8のステップS26)としたが、これに限定されない。例えば、医療機関端末10の制御部106は、乱数値情報211を表示部103に表示させる制御を行った後で、所定時間(患者が乱数値情報211を入力する操作にかかると推測される時間。例えば、数十秒〜1分程度)が経過する毎に、医療機関識別情報201、乱数値情報211、および服薬履歴情報の要求をサーバ装置12へ送信するように通信部102を制御してもよい。これにより、医療関係者が服薬履歴情報を要求する操作を行う手間を省くことができる。さらに、患者が第4の処理結果情報を医療関係者に通知する手間を省くことができる。
(変形例4)
上記実施の形態では、医療機関識別情報201を使用して説明を行ったが、これに限定されない。すなわち、医療機関端末10におけるウェブブラウザを使用したサーバ装置12へのアクセスでは、その通信接続状態は維持され、その後の医療機関端末10とサーバ装置12との間のデータ交換には一貫性が保たれるので、サーバ装置12へのアクセス毎にその識別子として使用した医療機関識別情報201は不要となる。
(変形例5)
上記実施の形態では、乱数値管理テーブル204および服薬履歴管理テーブル205は、サーバ装置12の記憶部125に記憶されるとしたが、これに限定されない。例えば、乱数値管理テーブル204および服薬履歴管理テーブル205は、サーバ装置12とは別に設置された外部装置(例えば、データベースサーバ)の記憶部に記憶されてもよい。その場合、サーバ装置12は、外部装置と通信を行うことで、乱数値管理テーブル204および服薬履歴管理テーブル205を読み出す。
例えば、服薬履歴管理テーブル205(服薬履歴情報)は、患者端末11の記憶部115に記憶されていてもよい。その場合、服薬履歴情報は、患者端末11からサーバ装置12を経由して医療機関端末10へ送信される。
(変形例6)
また、上記専用アプリケーションを、異なる薬局の患者の服薬履歴情報を管理する複数のサービス運営会社(以下、企業という)によって共同で使用することもできる。この例について図9を用いて説明する。
図9の例では、医療機関端末10、患者端末11、サーバ装置12のほかに、サーバ装置13(服薬履歴管理装置の一例)が存在する。サーバ装置12は、例えば、企業Aによって管理される(または、企業Aの委託を受けて管理される)サーバ装置であり、薬局aの患者の服薬履歴情報を記憶しているとする。一方、サーバ装置13は、企業Bによって管理される(企業Bの委託を受けて管理される)サーバ装置であり、薬局bの患者の服薬履歴情報を記憶しているとする。なお、図9では、サーバ装置13を1つだけ示しているが、サーバ装置13は、複数存在するとする。
まず、医療機関端末10は、医療関係者の操作に基づいて、専用URLにアクセスする(ステップS41)。専用URLとは、サーバ装置12へアクセス可能なURLである。
次に、サーバ装置12は、医療機関端末10からのアクセスがあると、乱数値情報211を生成して記憶し、その乱数値情報211を医療機関端末10へ送信する。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置12から受信した乱数値情報211を表示部103に表示する(ステップS42)。医療機関端末10は、表示された乱数値情報211を患者に伝える。
次に、医療機関端末10は、一定時間毎にサーバ装置12へ自動的(医療関係者の操作によらず)にアクセスする(ステップS43)。このアクセスを受けたサーバ装置12は、例えば30秒などの一定時間の間、医療機関端末10に対して、上記提示した乱数値情報を変更せず、提示し続ける。一定時間の経過後、サーバ装置12は、医療機関端末10に対して、乱数値情報の有効期限が過ぎたことを提示する。医療関係者が操作せずともその乱数値情報の有効期限がわかるように、医療機関端末10は、一定時間毎にサーバ装置12へ自動的にアクセスする。このように、医療機関端末10に表示されるウェブページが適宜更新される。
次に、患者(例えば、薬局bの患者)は、患者端末11において、専用アプリケーション203(例えば、企業A、Bに共通のもの)を起動し、医療関係者から伝えられた乱数値情報211を入力し、それをサーバ装置12へ送信する指示操作を行う。
次に、患者端末11は、記憶部115に記憶されている患者識別情報202と企業識別情報とを読み出し、それらの情報を、入力された乱数値情報とともにサーバ装置12へ送信する(ステップS44)。企業識別情報は、企業(例えば、企業A、企業B)を識別可能な情報であり、例えば、後述する企業識別情報管理テーブル206に登録されている文字列である。
次に、サーバ装置12は、先に生成して記憶した乱数値情報211と、患者端末11から受信した乱数値情報とが一致した場合、患者端末11から受信した患者識別情報に対応する服薬履歴情報をサーバ装置12自身が記憶(保持)しているかを確認する。
上記確認の結果、サーバ装置12が服薬履歴情報を記憶していない場合、サーバ装置12は、患者端末11から受信した企業識別情報に基づいて、リダイレクト先URLを特定する(ステップS45)。例えば、サーバ装置12の記憶部105は、図9に示す企業識別情報管理テーブル206を記憶している。企業識別情報管理テーブル206は、企業識別情報とリダイレクト先URLとが紐付いて記録されている。リダイレクト先URL(リダイレクト先情報の一例)とは、各企業によって管理されるサーバ装置13へアクセス可能なURLである。
次に、サーバ装置12は、患者端末11から受信した患者識別情報202を引数にセットしてリダイレクトを設定する(ステップS46)。そして、サーバ装置12は、設定した内容(患者識別情報202およびリダイレクト先URL)を示すリダイレクト設定情報207を、医療機関端末10へ送信する。このリダイレクト設定情報207の送信は、ステップS43における医療機関端末10からのアクセスに対して行われる。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置13が管理する服薬履歴情報を医療機関端末10に表示させるように要求するために、リダイレクト設定情報207に示されるリダイレクト先URLへアクセスする(ステップS47)。このアクセスにより、医療機関端末10からアクセス先のサーバ装置13へ患者識別情報202が送信される。なお、リダイレクト設定情報は、換言すれば、サーバ装置13が管理する服薬履歴情報を医療機関端末10に表示させるように要求する情報と言える。
次に、サーバ装置13は、医療機関端末10から受信した患者識別情報202に対応する服薬履歴情報を記憶部から読み出し、その服薬履歴情報を医療機関端末10へ送信する(ステップS48)。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置13から受信した服薬履歴情報を表示部103に表示する(ステップS49)。これにより、医療関係者は、患者の服薬履歴情報を閲覧できる。なお、服薬履歴情報は、サーバ装置12より提供されるウェブサイトにおいて、所定のフレーム内に表示されるようにしてもよい。その場合、上述した規定時間が経過すると、ウェブサイト自体の表示はそのままで、フレーム内の服薬履歴情報のみが非表示となる。
このように本変形例によれば、医療機関端末10からの最初のアクセス先を共通としつつ、各サービス運営会社で管理される特徴的な服薬履歴情報の提供の両立が可能となる。
(変形例7)
複数の企業がそれぞれ独自の専用アプリケーションを提供する場合における服薬履歴情報の表示方法について、図10を用いて説明する。なお、図10において、図9と同じ処理については同一の符号を付している。
サーバ装置12は、例えば、企業Aによって管理される(企業Aの委託を受けて管理される)サーバ装置であり、薬局aの患者の服薬履歴情報を記憶しているとする。一方、サーバ装置13は、企業Bによって管理される(企業Bの委託を受けて管理される)サーバ装置であり、薬局bの患者の服薬履歴情報を記憶しているとする。なお、図10では、サーバ装置13を1つだけ示しているが、サーバ装置13は、複数存在するとする。
また、企業Aと企業Bは、それぞれ、独自の専用アプリケーションを提供しているとする。
まず、医療機関端末10は、医療関係者の操作に基づいて、専用URLにアクセスする(ステップS41)。専用URLとは、サーバ装置12へアクセス可能なURLである。
次に、サーバ装置12は、医療機関端末10からのアクセスがあると、乱数値情報211を生成して記憶し、その乱数値情報211を医療機関端末10へ送信する。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置12から受信した乱数値情報211を表示部103に表示する(ステップS42)。医療機関端末10は、表示された乱数値情報211を患者に伝える。
次に、医療機関端末10は、一定時間毎にサーバ装置12へ自動的(医療関係者の操作によらず)にアクセスする(ステップS43)。このアクセスを受けたサーバ装置12は例えば30秒などの一定時間の間、医療機関端末10に対して、上記提示した乱数値情報を変更せず、提示し続ける。一定時間の経過後、サーバ装置12は、医療機関端末10に対して、乱数値情報の有効期限が過ぎたことを提示する。医療関係者が操作せずともその乱数値情報の有効期限がわかるよう、医療機関端末10は、一定時間毎にサーバ装置12へ自動的にアクセスする。このように、医療機関端末10に表示されるウェブページが適宜更新される。
また、サーバ装置13は、一定時間毎にサーバ装置12へ自動的にアクセスする(ステップS50)。このアクセスは、例えば、サーバ装置12が企業Bを示す企業識別情報を患者端末11から受信したか否かを問い合わせるものである。
次に、患者(例えば、薬局bの患者)は、患者端末11において、企業Bが提供する専用アプリケーションを起動し、医療関係者から伝えられた乱数値情報211を入力し、その乱数値情報211を送信する指示操作を行う。なお、例えば、患者端末11は、企業Bが提供する専用アプリケーションを起動した際、その専用アプリケーションから企業識別情報(例えば、企業Bの企業識別情報)を読み出し、記憶部115に記憶させる。
次に、患者端末11は、記憶部115から患者識別情報202および企業識別情報を読み出し、それらの情報を、入力された乱数値情報とともにサーバ装置12へ送信する(ステップS44)。
次に、サーバ装置12は、企業Bの企業識別情報を受信したことにより、その企業識別情報とともに受信した患者識別情報202に対応する服薬履歴情報をサーバ装置12が保持していないと認識する。そして、サーバ装置12は、先に生成して記憶した乱数値情報211と、患者端末11から受信した乱数値情報とが一致しているかを確認する。
上記確認の結果、乱数値情報が一致している場合、サーバ装置12は、ステップS50において受けた問い合わせに対するレスポンスとして、患者端末11から受信した患者識別情報をサーバ装置13へ送信する(ステップS51)。
次に、サーバ装置13は、サーバ装置12から患者識別情報を受信すると、その患者識別情報を記憶し、当該患者の服薬履歴情報を表示する表示サイトページなどを準備し、その表示サイトページのURLをリダイレクト先URLとしてサーバ装置12へ送信する(ステップS52)。ここでいうリダイレクト先URL(リダイレクト先情報の一例)とは、サーバ装置13へアクセス可能なURLである。
次に、サーバ装置12は、サーバ装置13からリダイレクト先URLを受信すると、そのリダイレクト先URLを引数にセットしてリダイレクトを設定する(ステップS53)。そして、サーバ装置12は、設定した内容(患者識別情報202およびリダイレクト先URL)を示すリダイレクト設定情報207を、医療機関端末10へ送信する。このリダイレクト設定情報207の送信は、ステップS43における医療機関端末10からのアクセスに対して行われる。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置13が管理する服薬履歴情報を医療機関端末10に表示させるように要求するために、リダイレクト設定情報207に示されるリダイレクト先URLへアクセスする(ステップS47)。このアクセスにより、医療機関端末10からアクセス先のサーバ装置13へ患者識別情報202が送信される。なお、リダイレクト設定情報は、換言すれば、サーバ装置13が管理する服薬履歴情報を医療機関端末10に表示させるように要求する情報と言える。
次に、サーバ装置13は、医療機関端末10から受信した患者識別情報202に対応する服薬履歴情報を記憶部から読み出し、その服薬履歴情報を医療機関端末10へ送信する(ステップS48)。
次に、医療機関端末10は、サーバ装置13から受信した服薬履歴情報を表示部103に表示する(ステップS49)。これにより、医療関係者は、患者の服薬履歴情報を閲覧できる。なお、服薬履歴情報は、サーバ装置12より提供されるウェブサイトにおいて、所定のフレーム内に表示されるようにしてもよい。その場合、上述した規定時間が経過すると、ウェブサイト自体の表示はそのままで、フレーム内の服薬履歴情報のみが非表示となる。
このように本変形例によれば、企業A、Bにより提供される専用アプリケーションが異なる場合でも、医療機関端末10からの最初のアクセス先を共通としつつ、各サービス運営会社で管理される特徴的な服薬履歴情報の提供の両立が可能となる。
(変形例8)
上記実施の形態では、予め設定された規定時間の間、医療関係者が服薬履歴情報を閲覧できるとしたが、この規定時間は、医療関係者の指示により延長されてもよい。
例えば、医療関係者は、医療機関端末10において乱数値情報を要求する操作を行う際に(図7のステップS11)、医師名を入力する。この医師名の情報は、医療機関識別情報、乱数値情報の要求とともに、サーバ装置12へ送信される(図7のステップS12)。そして、サーバ装置12は、乱数値管理テーブル204において、乱数値情報、医療機関識別情報、医師名の情報を紐付けて記録する(図7のステップS14)。
その後、サーバ装置12は、医療機関端末10から受信した乱数値情報および医療機関識別情報に、患者識別情報および医師名の情報が紐付いて記録されているかを判定する(図8のステップS28)。この判定の結果、患者識別情報および医師名の情報が紐付いて記録されている場合、サーバ装置12は、上述した規定時間に予め定められた時間を加えることで延長された規定時間を算出する。例えば、規定時間が1分である場合、サーバ装置12は、その規定時間に延長分の2分を加えて、規定時間を1分から3分に変更する(例えば、患者が医師の前で診察を受けている場合)。または、例えば、規定時間が1分である場合、サーバ装置12は、その規定時間に延長分の29分を加えて、規定時間を1分から30分に変更する(患者が診察前に待合室等で待機している間、医師が事前にその患者の服薬履歴情報を確認する場合)。
そして、サーバ装置12は、図8のステップS31において、経過時間が、延長された規定時間以内であるか否かを判定する。
なお、本変形例では、医療関係者が医師名を入力する場合を例に挙げたが、これに限定されず、例えば、規定時間を延長する旨の指示情報の入力であってもよい。
このようにして、本変形例では、医療関係者が予め所定の情報を入力することで、服薬履歴情報の閲覧ができる時間を延長することができる。
(変形例9)
また、上記実施の形態において、サーバ装置12は、医療機関端末10における予め定められたアプリケーションソフトウェアまたはウェブブラウザからのアクセスに対してのみ、服薬履歴情報の閲覧を許可してもよい。
以上、変形例について説明した。上記各変形例は、任意に組み合わせてもよい。
なお、上述した実施の形態および変形例における医療機関端末10、患者端末11、サーバ装置12、およびサーバ装置13の各機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。具体的には、コンピュータが備えるCPU(Central Processing Unit)が、記憶装置に記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上述した各機能が実現される。
2015年4月16日出願の特願2015−084144の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる服薬履歴管理方法、服薬履歴管理装置、および、服薬履歴管理プログラムは、医薬品の服用の履歴を管理するのに好適である。
1 服薬履歴管理システム
10 医療機関端末
11 患者端末
12、13 サーバ装置
101、111 入力部
102、112、122 通信部
103、113 表示部
104 タイマ部
105、115、125 記憶部
106、116、126 制御部
124 時計部
201 医療機関識別情報
202 患者識別情報
203 専用アプリケーション
204 乱数値管理テーブル
205 服薬履歴管理テーブル
206 企業識別情報管理テーブル
207 リダイレクト設定情報
211 乱数値情報
212 表示開始時刻情報
221 氏名情報
222 性別情報
223 年齢情報
224 調剤薬局情報
225 医薬品名情報
226 服用量情報

Claims (12)

  1. サーバ装置が第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、
    前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、
    前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む、
    服薬履歴管理方法。
  2. 前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されていない場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が未登録である旨を示す処理結果情報を前記第2の端末に表示させるステップと、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記所定の記憶部に記憶させた識別用数値情報に前記患者識別情報を紐付けて記憶させ、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が登録済みである旨を示す処理結果情報を前記第2の端末に表示させるステップと、をさらに含む、
    請求項1に記載の服薬履歴管理方法。
  3. 前記第1の端末から前記服薬履歴情報の要求を受信した際に、前記所定の記憶部に記憶させた識別用数値情報に前記患者識別情報が紐付いて記録されていない場合、前記患者識別情報が未登録である旨を示す処理結果情報を前記第1の端末に表示させるステップと、をさらに含む、
    請求項2に記載の服薬履歴管理方法。
  4. 前記第1の端末から前記服薬履歴情報の要求を受信した際に、前記所定の記憶部に記憶させた識別用数値情報に前記患者識別情報が紐付いて記録されている場合、前記第2の端末から前記識別用数値情報を受信した後の第1の時刻から、前記第1の端末から前記服薬履歴情報の要求を受信した後の第2の時刻までの経過時間を算出するステップと、
    前記経過時間が所定時間を超えている場合、前記所定の記憶部に記憶させた識別用数値情報と、それに紐付いている前記患者識別情報とを削除するとともに、前記第1の端末における前記服薬履歴情報の表示処理を終了させる旨を示す処理結果情報を前記第1の端末に表示させるステップと、
    前記経過時間が所定時間を超えていない場合、前記患者識別情報に対応する前記服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、をさらに含む、
    請求項2に記載の服薬履歴管理方法。
  5. 第1の端末および第2の端末と通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の端末と通信可能な第2のサーバ装置とが服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、
    前記第1のサーバ装置が、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末に入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記第2のサーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定するステップと、
    前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するステップと、
    前記第2のサーバ装置が、前記第1の端末から前記リダイレクト設定情報に基づくアクセスがあった場合、該リダイレクト設定情報に含まれる患者識別情報に対応する服薬履歴情報を所定の記憶部から読み出し、該服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む、
    服薬履歴管理方法。
  6. 第1の端末および第2の端末と通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の端末および前記第1のサーバ装置と通信可能な第2のサーバ装置とが服薬履歴を管理する服薬履歴管理方法であって、
    前記第1のサーバ装置が、前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成するステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させるステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末に入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信するステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記第2のサーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記第2のサーバ装置へ送信するステップと、
    前記第2のサーバ装置が、前記第1のサーバ装置から前記患者識別情報を受信した場合、前記第2のサーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を前記第1のサーバ装置へ送信するステップと、
    前記第1のサーバ装置が、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記第2のサーバ装置から受信したリダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するステップと、
    前記第2のサーバ装置が、前記第1の端末から前記リダイレクト設定情報に基づくアクセスがあった場合、該リダイレクト設定情報に含まれる患者識別情報に対応する服薬履歴情報を所定の記憶部から読み出し、該服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるステップと、を含む、
    服薬履歴管理方法。
  7. 第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理する服薬履歴管理装置であって、
    前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う、
    服薬履歴管理装置。
  8. 所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理する服薬履歴管理装置であって、
    前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定し、
    前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するように制御し、
    前記リダイレクト設定情報は、
    前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である、
    服薬履歴管理装置。
  9. 所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と、前記サーバ装置と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理する服薬履歴管理装置であって、
    前記第1の端末から識別用数値情報の要求を受信した場合、前記識別用数値情報を生成し、前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定し、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記サーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記患者識別情報を受信した前記サーバ装置から該サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を受信した場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成し、該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信するように制御し、
    前記リダイレクト設定情報は、
    前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である、
    服薬履歴管理装置。
  10. 第1の端末および第2の端末と情報の送受信を行って服薬履歴を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、
    前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、
    前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報とを前記第2の端末から受信する処理と、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第1の端末から受信した服薬履歴情報の要求に基づいて、前記患者識別情報に対応する服薬履歴情報を前記所定の記憶部から読み出し、前記服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させる処理と、をコンピュータに実行させる、
    服薬履歴管理プログラム。
  11. 所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、
    前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、
    前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定する処理と、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されている場合、前記第2の端末から受信した企業識別情報に基づいて、前記サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を特定する処理と、
    前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成する処理と、
    該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信する処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記リダイレクト設定情報は、
    前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である、
    服薬履歴管理プログラム。
  12. 所定の服薬履歴情報を管理するサーバ装置と通信可能な第1の端末と、第2の端末と、前記サーバ装置と情報の送受信を行い、所定の服薬履歴情報を管理するコンピュータに実行させる服薬履歴管理プログラムであって、
    前記第1の端末から受信した識別用数値情報の要求に基づいて、前記識別用数値情報を生成する処理と、
    前記識別用数値情報を所定の記憶部に記憶させ、前記識別用数値情報を前記第1の端末に表示させる処理と、
    前記第2の端末にて入力された識別用数値情報と、前記第2の端末に記憶されている患者識別情報および企業識別情報とを前記第2の端末から受信した場合、前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されているか否かを判定する処理と、
    前記第2の端末から受信した識別用数値情報が前記所定の記憶部に記憶されており、かつ、前記企業識別情報を受信したか否かを問い合わせるアクセスを前記サーバ装置から事前に受けていた場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報を前記サーバ装置へ送信する処理と、
    前記患者識別情報を受信した前記サーバ装置から該サーバ装置にアクセス可能なリダイレクト先情報を受信した場合、前記第2の端末から受信した患者識別情報と、前記リダイレクト先情報とを含むリダイレクト設定情報を生成する処理と、
    該リダイレクト設定情報を前記第1の端末へ送信する処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記リダイレクト設定情報は、
    前記サーバ装置が管理する服薬履歴情報を前記第1の端末に表示させるように、前記第1の端末が前記サーバ装置に要求する情報である、
    服薬履歴管理プログラム。
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