JP6041939B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを操作して、アイコンの配置位置を変更することができる電子機器に関する。
近年、携帯通信分野において、所謂スマートフォンと称される携帯端末が広く普及している。スマートフォンは、公衆電話網や無線LANを介した通信機能、電子メールの送受信機能、インターネットへの接続機能、静止画や動画の撮影・再生機能、文書ファイルの作成・編集機能、及び種々のアクセサリ機能(例えば、カレンダや電卓)などを有している。
さらに、スマートフォンは、インターネットなどを通じてアプリケーション(ソフト)をダウンロードすることで、新たな機能を追加可能に構成されている。スマートフォンでは、表示部の表示面にタッチパネルが設けられており、ユーザーグラフィカルインターフェイス(GUI)を採用することで、このような多様な機能に対応した操作や入力が実現されている。
一般的なスマートフォンでは、主たる操作画面としてデスクトップ画面が表示される。通常、デスクトップ画面には、スマートフォンの動作状態を示すステータスバーに加えて、上述した機能に関連したアプリケーションに対応したアイコンやダウンロードしたアプリケーションに対応したアイコンが含まれる。多数のアプリケーションから選択したアプリケーションをユーザが容易に使用できるように、スマートフォンは、複数のデスクトップ画面が切り替え表示されると共に、各デスクトップ画面に含まれるアイコンの種類や位置などを、ユーザが自由に設定又は編集できるように構成されている。
デスクトップ画面にてアイコンの位置を変更する場合には、対象となるアイコンを起点としてドラッグ操作がなされて、所望の空き位置にてドロップ操作がなされる。画面の右端又は左端までドラッグ操作をすると、表示部に表示されるデスクトップ画面が切り替えられる。表示中のデスクトップ画面から別のデスクトップ画面にアイコンを移す場合には、ユーザは、アイコンの移動先として適切と思えるデスクトップ画面が表示されるまで、タッチパネルを操作する必要がある。
一般的なスマートフォンでは、デスクトップ画面に代えてメニュー画面が表示される。メニュー画面は、スマートフォンが実行可能なアプリケーションの一覧を示すものであり、アプリケーションの各々がアイコンで表示されている。多数のアイコンが含まれることから、一般的なメニュー画面は、スクロールバーやフリック操作により、表示されるアイコンが置き換わるようにされている。メニュー画面に含まれるアイコン(つまり、アプリケーション)のショートカットアイコンを作成して、所望のデスクトップ画面に配置することで、デスクトップ画面へのアイコンの追加がなされる。
特開2009−151638号公報
ドラッグ操作をして、あるデスクトップ画面上の位置までアイコンを移動させたものの、ユーザの気が変わることが起こり得る。例えば、あるデスクトップ画面から別のデスクトップ画面にアイコンを移動させたものの、当該アイコンと、移動先のデスクトップ画面に既に含まれているアイコンとの機能的な関連性が非常に低い場合、ユーザは、アイコンの移動を取り消して、アイコンを元のデスクトップ画面上の元の位置に戻すのが好ましいと考えることもあろう。
従来のスマートフォンでは、アイコンの移動を取り消すためには、デスクトップ画面上の元の位置まで、タッチパネルのドラッグ操作によってアイコンを戻す必要があった。しかしながら、このようなドラッグ操作は、多数のデスクトップ画面に渡ったアイコンの移動を取り消す場合には、例えば、ドラッグ操作をして画面の端までアイコンを移動させて、元のデスクトップ画面が表示されるまで画面の切替えを続ける必要があるので、非常に面倒である。近年、スマートフォンで切替え表示可能なデスクトップ画面の枚数が増える傾向があるので、このような作業はより面倒になるであろう。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、タッチパネルを具えた電子機器において、アイコン等の画像の移動の操作性を向上させることを目的とする。
本発明は、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルと、前記表示部の表示を制御する制御手段とを具えた電子機器において、前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記制御手段は、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作中に、前記電子機器に所定の操作が実行されると、前記制御手段は前記画像の移動を取り消して、前記表示部に前記画像を移動前の位置に表示させる。前記所定の操作は、所定時間の間前記画像を移動させない操作、又は、前記画像を所定速度以上で移動させる操作であってよい
また、本発明は、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルと、前記表示部の表示を制御する制御手段とを具えた電子機器において、前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記制御手段は、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作が終了してから所定の時間が経過するまでに前記電子機器に所定の操作が実行されると、前記制御手段は前記画像の移動を取り消して、前記表示部に前記画像を移動前の位置に表示させる。
本発明では、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作が終了すると、前記制御手段は、前記所定の時間が経過するまで、又は前記所定の操作が実行されるまで、前記画像の移動を取り消すことが可能である旨を示す情報を前記表示部に表示させてよい。
前記所定の操作は、タッチパネルに、又は、前記電子機器に設けられたキーに対してなされてよい。また、前記所定の操作は、前記画像上にて前記タッチパネルを所定時間タッチする操作であってよい。
本発明のプログラムは、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルとを具えた電子機器のコンピュータに、前記表示部に表示されており、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を、前記タッチパネルに対する操作に応じて移動させる手順と、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作中に、前記電子機器に所定の操作が実行されると、前記画像の移動を取り消して、前記画像を移動前の位置に表示する手順と実行させる。
また、本発明のプログラムは、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルとを具えた電子機器のコンピュータに、前記表示部に表示されており、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を、前記タッチパネルに対する操作に応じて移動させる手順と、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作が終了してから所定の時間が経過するまでに、前記電子機器に所定の操作が実行されると、前記画像の移動を取り消して、前記画像を移動前の位置に表示する手順と実行させる。
さらに、本発明の制御方法は、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルと、を具えた電子機器の制御方法において、前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作中に、所定の操作が実行されると、前記画像の移動を取り消して、前記表示部に前記画像を移動前の位置に表示させる。
本発明の制御方法は、表示部と、前記表示部の表示面に配設されるタッチパネルと、を具えた電子機器の制御方法において、前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を表示し、前記タッチパネルに対する操作に応じて前記画像を移動させ、前記タッチパネルに対する前記画像を移動させる操作が終了してから所定の時間が経過するまでに前記電子機器に所定の操作が実行されると、前記画像の移動を取り消して、前記表示部に前記画像を移動前の位置に表示させる。
本発明では、例えば、ドラッグ操作に引き続いてフリック操作や長押し操作をすることで、又は、バックキーを押下して表示画面を戻すことで、簡単且つ直ちに、ショートカットアイコンやウィジェット等の画像の移動が取り消されるので、これら画像の移動の操作性が向上する。
図1は、本発明の実施例であるスマートフォンの概要を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、デスクトップ画面が表示された状態を示している。 図3は、本発明の実施例に係るアイコンの移動処理の第1実施態様を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、アイコンが指定された模様を示す。 図5は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、ドラッグ操作がなされた模様を示す。 図6は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、デスクトップ画面が切り替わった模様を示す。 図7は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、ドラッグ操作がなされた模様を示す。 図8は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、フリック操作がなされた模様を示す。 図9は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であり、デスクトップ画面が表示された状態を示している。 図10は、発明の実施例に係るアイコンの移動処理の第2実施態様を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、メニュー画面が表示された状態を示す。 図12は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理の第1実施態様を示すフローチャートである。 図13は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、ショートカットアイコンが作成された状態を示している。 図14は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、フリック操作がなされた模様を示す。 図15は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理の第2実施態様を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理の第3実施態様を示すフローチャートである。 図17は、本発明の実施例であるスマートフォンの正面図であって、取消し可能を通知する画像表示された模様を示す。
以下、本発明について、図を参照して詳述する。図1は、本発明の電子機器の一実施例であるスマートフォン(11)の概要を示すブロック図である。図2は、スマートフォン(11)の正面図である。
本発明の制御手段を構成する制御部(13)は、種々の演算処理を行うCPU(図示せず)を具えており、スマートフォン(11)の制御を総括的に実行する。本発明の記憶手段を構成する記憶部(15)は、ROM、RAMやフラッシュメモリなど(何れも図示せず)を具えており、ROMには、制御部(13)が実行する制御手順を記述した各種プログラムなどが格納され、RAMには、制御部(13)のCPUで処理されるデータなどが一時的に記憶される。フラッシュメモリには、各種アプリケーションや画面の構成要素のデータ(例えば、アイコン、ボタンや背景のデータ)などが格納される。制御部(13)及び記憶部(15)は、スマートフォン(11)においてコンピュータとして機能する。
描画部(17)は、主制御部(13)の指示に基づいて、記憶部(15)に格納された画面の構成要素のデータを合成して画面データを生成する。生成された画面データは、表示制御部(19)のVRAMに記憶される。表示制御部(19)は、VRAMに記憶された画面データに基づいて、本発明の表示部を構成する表示部(21)に画面を表示する。表示部(21)は、例えば液晶表示装置であって、図1に示すように、筐体(23)の前面に開設された開口から視認可能なように、筐体(23)内に収容されている。
スマートフォン(11)は、入力又は操作手段として、タッチパネル(25)とハードキー(29a-d)を具えている。タッチパネル(25)は、例えば、静電容量式のタッチパネルであって、筐体(23)の開口を塞ぐように、表示部(21)の表示面に重ねて配設される。タッチパネル(25)はユーザによりタッチされると、タッチ位置に応じたアナログ信号を入力制御部(27)に出力する。入力制御部(27)は、タッチパネル(25)から送られたアナログ信号を処理して、タッチパネル(25)におけるタッチ位置を示すタッチ位置信号を制御部(13)に送る。
図2には、筐体(23)の前面に設けられた4つのハードキー(29a-d)、つまり、ホームキー(29a)、メニューキー(29b)、検索キー(29c)及びバックキー(29d)が示されている。ホームキー(29a)は、例えば、デスクトップ画面を表示部(21)に表示するために使用される。
メニューキー(29b)は、例えば、アプリケーションの実行時にサブメニューを表示部(21)に表示するために使用される。検索キー(29c)は、例えばインターネットを用いた検索に使用する検索画面を表示するのに使用される。バックキー(29d)は、表示部(21)の表示画面を1つ前の又は従前の表示画面に戻すのに使用される。入力制御部(27)は、4つのハードキー(29a-d)の何れかが押下されると、また、図示を省略したハードキー(例えば、電源キー)が押下されると、その押下を示す信号を制御部(13)に送る。
通信部(31)は、アンテナ(33)と接続されており、制御部(13)から送られる指示に基づいて、スマートフォン(11)と公衆電話網の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の通信に必要な処理(例えば、送受信データの変復調処理)を行う。
マイクロフォン(35)は、例えばユーザの音声をアナログ音声信号に変換して音声処理部(37)に送る。音声処理部(37)は、マイクロフォン(35)から送られた音声信号をデジタル化して制御部(13)に送る。また、音声処理部(37)は、制御部(13)から送られたデジタル音声信号をアナログ化してスピーカ(39)に送る。
スマートフォン(11)は、複数のデスクトップ画面を設定可能であり、それらの中の1枚のデスクトップ画面が表示部(21)に表示される。本実施例のスマートフォン(11)では、例えば、5枚のデスクトップ画面が設定可能又は表示可能であって、これらデスクトップ画面は、一般的なスマートフォンのように、中央のデスクトップ画面と、その両側に夫々配置された2枚のデスクトップ画面とで構成されている。スマートフォン(11)の起動時には、例えば、中央のデスクトップ画面が表示される。図2には、中央のデスクトップ画面(41a)が、スマートフォン(11)の表示部(21)に表示されている模様が示されている。タッチパネル(25)を、左向き又は右向きにフリック操作することで、デスクトップ画面(41a)は、右側又は左側からスクロール移動した別のデスクトップ画面に切り替えられる。フリック操作とは、指やペン等でタッチパネル(25)をタッチしてから素早く払う操作である。
例示したデスクトップ画面(41a)には、ステータスバー(43)、ウィジェット(45a)、アイコン(47a-e)及びランチャー(49)が含まれている。ステータスバー(43)は、デスクトップ画面(41a)の最上部に配置されており、スマートフォン(11)の状態に関する情報、例えば、通信状態やバッテリレベルに関する情報が表示される。また、ステータスバー(43)を起点としてタッチパネル(25)を下向きにドラッグ操作すると、スマートフォン(11)が現在処理している項目の一覧などが表示部(21)に表示される。ドラッグ操作とは、タッチパネル(25)にタッチしたままタッチ位置を移動させる操作である。ステータスバー(43)は、全てのデスクトップ画面に配置される。ウィジェット(45a)は、特定のアプリケーションに関係したテキストボックスやウィンドウなどである。
例示したデスクトップ画面(41a)には、5つのアイコン(47a-e)が配置されている。これらアイコン(47a-e)の各々は、スマートフォン(11)に所定の処理を実行させるための画像であって、特定のアプリケーションを表現している。アイコン(47a-e)上にて、タッチパネル(25)がタップされる(短時間タッチ又は接触される)と、制御部(13)は、当該アイコン(47a-e)に対応したアプリケーション又はコマンドを実行する。1枚のデスクトップ画面に配置可能なアイコンの最大数は、ウィジェットの有無などに応じて変動する。
例示したデスクトップ画面(41a)の最下部には、ランチャー(49)が配置されている。ランチャー(49)は、全てのデスクトップ画面に配置される。ランチャー(49)上にてタッチパネル(25)がタップされると、表示部(21)に、図11に示すメニュー画面(71)が表示される。メニュー画面(71)については後述する。
記憶部(15)のフラッシュメモリには、複数のデスクトップ画面の各々について設定情報が記録される。設定情報には、各デスクトップ画面に含まれるウィジェット及びアイコンの個数、種別及び位置などが含まれる。複数のデスクトップ画面の各々には、少なくとも1つのアイコンを配置できる。また、ウィジェット又はアイコンが1つも含まないデスクトップ画面を設定することも可能である。
各デスクトップ画面には、図2にて波線で示すような矩形のアイコン配置区域(51)が升目状に定められており、各アイコン配置区域(51)内には1つのアイコンが収められる。ユーザは、複数のデスクトップ画面の各々にてアイコンを移動できる。具体的には、移動対象となるアイコンを起点としてタッチパネル(25)のドラッグ操作をして、空いているアイコン配置区域(51)にその中心が入るようにアイコンを移動させて、ドロップ操作をする。これにより、アイコン配置区域(51)に収まるようにアイコンが配置される。さらに、ユーザは、あるデスクトップ画面に含まれるアイコンを他のデスクトップ画面上の空き位置に移動させることもできる。なお、ドロップ操作とは、タッチパネル(25)へのタッチ又は接触状態を解除する操作である。
図3は、本発明の実施例に係るデスクトップ画面上又はデスクトップ画面間におけるアイコンの移動処理を示すフローチャートである。この処理の手順を記述したプログラムは、記憶部(15)のROMに格納されており、制御部(13)により実行される。まず、制御部(13)は、表示部(21)に現在表示されているデスクトップ画面の特定のアイコンが、移動処理の対象として指定されたか否かを判定する(S1)。アイコンの指定は、アイコン上にて、タッチパネル(25)を長押し(ロングタッチ)することでなされる。具体的には、制御部(13)は、入力制御部(27)から送られるタッチパネル(25)のタッチ位置を示すタッチ位置信号とその継続時間に基づいて、特定のアイコン上にてタッチパネル(25)が長押しされているか否かを判定する。
図4は、図3に例示したデスクトップ画面(41a)にて、アイコン(47e)上にてユーザの指(61)がタッチパネル(25)を長押しすることで、アイコン(47e)が移動対象として指定された模様を示す。指定されたアイコン(47e)は、例えば振動したり、点滅するなどして強調表示され、デスクトップ画面(41a)に表示されているその他のアイコン(47a-d)と視覚的に区別される。
ユーザにより移動対象のアイコンが指定されたと判定すると、制御部(13)は、移動対象のアイコンを起点としてドラッグ操作がなされたか否かを、入力制御部(27)から送られるタッチ位置信号に基づいて判定する(S3)。ドラッグ操作がなされた場合、制御部(13)は、描画部(17)に指示をして、タッチ位置に対応した位置にアイコンが表示されるようにデスクトップ画面の画面データを変更する。これにより、ドラッグ操作に伴って、表示画面、つまりデスクトップ画面上にてアイコンが移動する(S5)。
ステップS5の後、制御部(13)は、タッチパネル(25)のタッチ位置がデスクトップ画面の右端又は左端に至ったか否かを、入力制御部(27)から送られるタッチ位置信号に基づいて判定する(S7)。ステップS5にて、画面の右端又は左端に至ったと判定した場合、制御部(13)は、切替え表示する次のデスクトップ画面があるか否か判定する(S9)。次のデスクトップ画面がある場合、制御部(13)は、デスクトップ画面の画像データを次のデスクトップ画面の画面データに変更するように描画部(17)に指示し、表示部(21)に表示されるデスクトップ画面が切り替わる(S11)。切替え後のデスクトップ画面では、移動処理の対象のアイコンは切替え前と同じ位置に配置される。
図5は、図4に示す状態から、右に向かってユーザがドラッグ操作をした模様を示している。ドラッグ操作をするユーザの指(61)の下にアイコン(47e)が移動している。図6は、さらに、ユーザの指(61)のタッチ位置がデスクトップ画面(41a)の右端に至って、ステップS9及びS11が実行されて、中央のデスクトップ画面(41a)の右側にあるデスクトップ画面(41b)が表示部(21)に表示された模様を示している。デスクトップ画面(41b)には、ステータスバー(43)、ウィジェット(45b)、アイコン(47f-g)及びランチャー(49)が含まれている。
制御部(13)は、ステップS11により、デスクトップ画面が切り替わった後、所定の時間内にタッチ位置が端部から変化したか否かを判定する(S13)。タッチ位置が変化したと判定されない場合、制御部(13)は、ステップS9を再度実行する。例えば、本実施例では、中央のデスクトップ画面(41a)の両側にデスクトップ画面が2枚ずつ存在しており、図6に示す状態からさらにステップS11が実行されると最も右にあるデスクトップ画面が表示部(21)に表示される。その後、ステップS13さらにはステップS9が実行されるケースでは、ステップS9にて、次画面がないと判定される。ステップS9にて、次画面がないと判定されると、ステップS13が実行される。
ステップS7にて、タッチ位置がデスクトップ画面の右端又は左端に至ったと判定されない場合、又は、ステップS13にてタッチ位置が端部から変化したと判定された場合(ステップS13で判定される変化にはドロップ操作によるものも含む)、制御部(13)は、ユーザによりドロップ操作が行われたか否かを判定する(S15)。制御部(13)は、入力制御部(27)からのタッチ位置信号の送信が停止すると(又は、タッチ位置信号がタッチパネル(25)がタッチされていない旨を示す)と、ユーザによりドロップ操作が行われたと判定する。
制御部(13)は、ドロップ操作が行われたと判定された場合、ユーザによりフリック操作が行われたか否か(つまり、ステップS15にて判定されたドロップ操作がフリック操作に付随したものであるか否か)を、入力制御部(27)から送られるタッチ位置信号に基づいて判定する(S17)。例えば、制御部(13)は、タッチ位置が所定の距離(例えば、50ピクセル)を移動するのに要した時間が、所定の値(例えば、50msec)以内である場合に、ユーザによりフリック操作が行われたと判定する。なお、フリック操作の際には、アイコンは所定速度以上で移動する。
なお、フリック操作に代えて、所定時間の間、前記画像を所定の領域から移動させない操作としてもよい。具体的には、前記画像を、長押し操作によって所定時間の間同じ位置から移動させない操作や、表示部(21)に表示されたゴミ箱や予め定めたアイコンの削除領域等へ所定時間の間移動させる操作を例示できる。
ステップS17にて、所定の操作、即ち、本実施例ではフリック操作が行われたと判定された場合、制御部(13)は、描画部(17)に指示をして、表示部(21)に表示される画面を、ステップS1にて移動対象のアイコンが選択された状態、つまり、ドラッグ操作によりステップS5が実行される前の状態に戻す(S19)。つまり。フリック操作により、アイコンの移動が取り消される(又は中止される)。ステップS19の後、制御部(13)は、ステップS1にて指定されたアイコンについて、指定が解除されたか否かを判定する(S21)。例えば、指定されたアイコン上にて、タッチパネル(25)が長押しされると、指定が解除される。指定が解除されたと判定されない場合、ステップS3及びそれ以降のステップが再度行われる。ステップS21にてアイコンの指定が解除されたと判定されると、制御部(13)は、アイコンの移動処理を終了する。なお、ステップS3にて、ドラッグ操作がなされたと判定されない場合にも、ステップS21が実行される。
例えば、図6に示す状態にて、ユーザの指(61)のタッチ位置が、左に移動して画面の右端から離れると、図7に示すように、第2のデスクトップ画面(41b)上にてアイコン(47e)が左に移動する。図7に示す状態にて、図8に示すように、フリック操作がなされると、ステップS17及びS19が実行されて、表示部(21)には、図4に示すようにアイコン(47e)が配置(及び強調表示)されたデスクトップ画面(41a)が表示される。
ステップS17にて、フリック操作がなされたと判定されない場合、制御部(13)は、移動対象のアイコンが他のアイコン上に置かれているか否かを判定する(S23)。移動対象のアイコンが他のアイコン上に置かれていると判定された場合、制御部(13)は、ステップS19及びそれ以降のステップを実行する。
移動対象のアイコンが他のアイコン上に置かれたと判定されない場合、制御部(13)は、現在表示されているデスクトップ画面に移動対象のアイコンを配置可能であるか否かを判定する(S25)。例えば、移動対象のアイコンの中心が位置するアイコン配置区域(51)に、既にアイコンが配置されている場合には、アイコンは配置不可能と判定される。さらに、移動対象のアイコンと同じアイコンが、現在表示されているデスクトップ画面に配置されている場合にも、アイコンは配置不可能と判定されてもよい。
ステップS25にて、アイコンがデスクトップ画面に配置可能と判定された場合、制御部(13)は、描画部(17)に指示して、移動対象のアイコンを、その中心が位置するアイコン配置区域(51)内に収まるように画像データを変更すると共に、記憶部(15)のフラッシュメモリに格納されている表示中のデスクトップ画面の設定情報を更新して、追加されたアイコンの種類とその位置に関する情報を設定情報に加える(S27)。さらに、制御部(13)は、そのアイコンが配置されていた(移動元の)デスクトップ画面の設定情報から、そのアイコンに関する情報を削除する。ステップS27の後、制御部(13)は、アイコンの移動処理を終了する。
例えば、図7に示す状態にて、ドロップ操作がなされると、ステップS23乃至S27が実行されて、表示部(21)には、図9に示すようにアイコン(47e)が追加されたデスクトップ画面(41b)が表示される。また、図2に示すデスクトップ画面(41a)の設定情報からアイコン(47e)に関する情報が削除される。デスクトップ画面(41a)が次に表示部(21)に表示される際には、デスクトップ画面(41a)にアイコン(47e)は含まれない。
図10は、本発明の実施例に係るアイコンの移動処理の第2実施形態を示すフローチャートである。図3に示す第1実施形態では、タッチパネル(25)のフリック操作によりアイコンの移動を取り消していたが、第2実施形態では、スマートフォン(11)のバックキー(29d)が使用される。
図10に示すステップS31乃至S45は、図3に示すステップS1乃至S15に夫々対応している。ステップS47は、図3のステップS23に対応している。ステップS49及び51は、図3のステップS19乃至S21に夫々対応している。ステップS53及びS57は、図3のステップS25及びS27に夫々対応している。
アイコンの移動処理の第2実施形態では、ステップS53にて、アイコンがデスクトップ画面に配置可能と判定された場合に、制御部(13)は、ステップS45のドロップ操作後の最初の操作が、バックキー(29d)の押下であるか否かを判定する(S55)。最初の操作がバックキー(29d)の押下であると判定された場合、制御部(13)は、ステップS49及びそれ以降のステップを実行する。最初の操作がバックキー(29d)の押下でない場合、制御部(13)は、図3のステップS25に対応するステップS57を実行する。
例えば、ステップS53にて、アイコンがデスクトップ画面に配置可能と判定されて、図9に示すようにアイコン(47e)が配置されたデスクトップ画面(41b)が表示部(21)に表示されている場合に、ドロップ操作後の最初の操作としてバックキー(29d)が押下されると、図2に示すデスクトップ画面(41a)が表示される。このように、バックキー(29d)の押下により、アイコン(47e)の移動が容易に取り消される。
先述したように、図2や図9に示すデスクトップ画面(41a)(41b)のランチャー(49)をタップすると、メニュー画面が表示部(21)に表示される。メニュー画面は、スマートフォンが実行可能なアプリケーションの一覧又はリストをアイコンを用いて提供するものである。
図11は、メニュー画面(71)が表示部(21)に表示された模様が示されている。メニュー画面(71)には、ステータスバー(43)と、複数のアイコン(73)と、スクロールバー(75)が含まれている。図11に示すように、表示部(21)には、最大で20個までのアイコン(73)が示されている。メニュー画面(71)に含まれるアイコン(73)は、スクロールバー(75)を上下に移動させるようにタッチパネル(25)をドラッグ操作するとスクロールし、表示部(21)に表示されるアイコン(73)の組合せが変化する。
図12は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理を示すフローチャートである。この処理の手順を記述したプログラムは、記憶部(15)のROMに格納されており、制御部(13)により実行される。まず、制御部(13)は、表示部(21)に表示されているメニュー画面の中の特定のアイコン上にてタッチパネル(25)が長押しされると、そのアイコンのショートカットアイコンのデータを作成し、記憶部(15)に記憶する(S61)。
ステップS61の後、制御部(13)は、描画部(17)に指示をして、ショートカットアイコンと共にデスクトップ選択用画面を表示部(21)に表示する(S63)。デスクトップ選択用画面は、ショートカットアイコンが格納される操作画面を設定するために使用される。例えば、図11に示す状態にて、メニュー画面(71)に含まれる最右例の下から2番目のアイコン(73)がステップS61にて指定されると、図13に示すデスクトップ選択用画面(81)がショートカットアイコン(73')と共に表示部(21)に表示される。ステップS63が実行されて、デスクトップ選択用画面が表示部(21)に表示された際には、ショートカットアイコン(73')は、表示部(21)の表示面上にて、長押しされた位置に配置される。
デスクトップ選択用画面(81)には、ステータスバー(43)と、ショートカットアイコン(73')と、デスクトップ画面のサムネイル(83a-e)が含まれている。本実施例では、5つのサムネイル(83a-e)は、本実施例にて設定可能な5枚のデスクトップ画面に夫々対応している。例えば、中央のサムネイル(83c)は、図2に示すデスクトップ画面(41a)のサムネイル、つまり縮小画像である。デスクトップ画面の各々は、それに対応するサムネイル(83a-e)上に、ショートカットアイコン(73')が配置される場合に、格納先として選択される。
ステップS63の後、制御部(13)は、ドラッグ操作が行われたか否かを判定する(S65)。ステップS65にて、ドラッグ操作が行われたと判定された場合、制御部(13)は、図3のステップS5と同じように、デスクトップ選択用画面上にてショートカットアイコンを移動させる(S67)。ステップS67の後、制御部(13)は、ドロップ操作が行われたか否かを判定する(S69)。ステップS69にて、ドロップ操作がなされたと判定された場合、制御部(13)は、フリック操作がなされたか否か(ドロップ操作がフリック操作に付随したものであるか否か)を判定する(S71)。
ステップS71にて、フリック操作が行われたと判定されない場合、制御部(13)は、ショートカットアイコンの格納先として選択されているデスクトップ画面があるか否かを判定する(S73)。選択されているデスクトップ画面がある場合、制御部(13)は、そのデスクトップ画面にショートカットアイコンを格納できるか否かを判定する(S75)。
ステップS75にて、ショートカットアイコンを格納できると判定されると、制御部(13)は、選択されたデスクトップ画面の設定情報を、ショートカットアイコンを格納するように更新する(S77)。そして、制御部(13)は、更新された設定情報に基づいて、作成したショートカットアイコンを含むデスクトップ画面を表示部(21)に表示する(S79)。
ステップS75にて、例えば、選択されたデスクトップ画面に含まれるアイコンの数が上限値に至っている場合や、同じショートカットアイコンが既に含まれている場合には、ショートカットアイコンを格納できると判定されない。この場合、制御部(13)は、ステップS63を再度実行する。つまり、ドラッグ操作がなされる前の位置にショートカットアイコンが戻される。
ステップS71にて、フリック操作がなされたと判定された場合も、ステップS63が実行される。これにて、ユーザは、ドラッグ操作に続いてフリック操作をすることで、ショートカットアイコンの設定処理におけるショートカットアイコンの移動を簡単に中止又は取り消しできる。
例えば、図13に示す状態にて、ユーザがドラッグ操作をして、デスクトップ画面のサムネイル(83d)の上にショートカットアイコン(73')を配置したものの、図14に示すように、ドラッグ操作中にフリック操作がなされることで、ステップS63が実行され、ショートカットアイコン(73')は、サムネイル(83d)に対応するデスクトップ画面には設定又は格納されることなく、図13に示す位置に戻る。
図15は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理の第2実施形態を示すフローチャートである。図12に示す第1実施形態では、タッチパネル(25)のフリック操作によりショートカットアイコンの設定処理を中止していたが、第2実施形態では、スマートフォン(11)のバックキー(29d)が使用される。
図15に示すステップS91乃至S99は、図12に示すステップS61乃至S69に夫々対応している。ステップS101及びS103は、図12のステップS73及びS75に夫々対応している。ステップS107及びS109は、図12のステップS77及びS79に夫々対応している。
ステップS103にて、ショートカットアイコンが格納可能と判定された場合、制御部(13)は、ステップS99のドロップ操作後の最初の操作が、バックキー(29d)の押下であるか否かを判定する(S105)。ステップS105にて、最初の操作がバックキー(29d)の押下ではないと判定された場合、制御部(13)は、ステップS107及びS109を実行する。また、最初の操作がバックキー(29d)の押下であると判定された場合、制御部(13)は、ステップS93を実行し、ドラッグ操作がなされる前の位置にショートカットアイコンが戻される。
例えば、図13に示す状態にて、ユーザがドラッグ操作をして、図14に示すようにデスクトップ画面(81)のサムネイル(83d)の上にショートカットアイコン(73')を配置したものの、ステップS99で判定されたドロップ操作後の最初の操作が、バックキー(29d)の押下であると、ステップS111が実行されて、ショートカットアイコン(73')はサムネイル(83d)に対応するデスクトップ画面に設定又は格納されることなく、図13に示す位置に戻る。
図16は、本発明の実施例に係るショートカットアイコンの設定処理の第3実施形態を示すフローチャートである。図16に示すステップS121乃至S133は、図15のステップS91乃至S103に夫々対応している。図16に示す第3実施形態では、ステップS133にて、ショートカットアイコンが格納可能と判定された場合、制御部(13)は、選択されたデスクトップ画面の設定情報を、ショートカットアイコンを格納するように更新すると共に、ショートカットアイコンの設定が取り消し可能である旨を通知する画像を表示部(21)に表示させる(S135)。
例えば、図14に示すようにデスクトップ画面(81)のサムネイル(83d)の上にショートカットアイコン(73')を配置した後に、ステップS129乃至S135が実行されると、図17に示すように、通知画像(91)がデスクトップ画面(81)に重畳表示される。ショートカットアイコン(73')は、デスクトップ画面(81)のサムネイル(83d)の上に配置されたままである。
ステップS135の後、制御部(13)は、ショートカットアイコンの設定を取り消す操作がなされたか否かを判定する(S137)。ステップS137にて、取消し操作がなされたと判定される場合、ステップS123が実行される。例えば、図17に示す状態にて、取り消し操作がなされると、ショートカットアイコン(73')はサムネイル(83d)に対応するデスクトップ画面に設定又は格納されることなく、図13に示す位置に戻る。
取り消し操作は、タッチパネル(25)の操作であってよく、例えば、ショートカットアイコン(73')又は通知画像(91)上でタッチパネル(25)を長押しすることで、ステップS137及びステップS123が実行されてよい。また、取消し操作は、ハードキー(29a-d)やスマートフォン(11)に設けられたその他のボタンの操作や、表示部(21)に表示されたソフトキーやボタンの操作であってもよい。例えば、バックキー(29d)が押下されると、ステップS137及びステップS123が実行されてよい。
ステップS137にて、取消し操作がなされたと判定されない場合、制御部(13)は、ステップS135が実行される起因となったドロップ操作がなされたとステップS129にて判定されてから、所定の時間が経過したか否かを判定する(S139)。ステップS139では、制御部(13)は、通知画像(91)を表示してから所定の時間が経過したか否かを判定してもよい。
ステップS139にて、所定の時間が経過したと判定されない場合、ステップS137が再度実行される。ステップS139にて、所定の時間が経過したと判定された場合、図15のステップS109(図12のステップS79)と同様なステップS141が実行される。
本発明をスマートフォンに適用した実施例について説明したが、本発明は、スマートフォン以外のタッチパネルを具える電子機器、例えば、携帯ゲーム機、ナビゲーション装置や印刷機などにも適用可能である。本発明により処理されるアイコン又はショートカットは、例えば、文書ファイルや画像ファイルなどを表現するものであってもよい。また、本発明を、ウィジェットの移動やウィジェットのデスクトップ画面への設定に適用してもよい。
図3、図10、図12、図15及び16のフローチャートに示した手順は、あくまで本発明の実施例であって、これらフローチャートに示した手順と異なる手順を用いて本発明が実施されてもよい。
図3に示すアイコンの移動処理では、ステップS17にてフリック操作の有無が判定されているが、アイコン上における長押し(ロングタッチ)の有無が判定されてもよい。つまり、タッチパネル(25)のドラッグ操作に続いてアイコンの長押しがなされると、アイコンの移動が取り消される。また、図12に示すショートカットアイコンの設定処理では、ステップS71にてフリック操作の有無が判定されているが、ショートカットアイコンアイコン上における長押しの有無が判定されてもよい。つまり、タッチパネル(25)のドラッグ操作に続いてアイコンの長押しがなされると、アイコンの移動が取り消される。
図15に示すショートカットアイコンの設定処理では、デスクトップ画面(81)の何れかのサムネイルの上にショートカットアイコンが配置されておらず、何れのデスクトップ画像が選択されていない状態でドロップ操作がなされた場合に、バックキー(29d)の押下で、ステップS93が実行されてもよい。また、図16に示すショートカットアイコンの設定処理でも、デスクトップ画面(81)の何れかのサムネイルの上にショートカットアイコンが配置されておらず、何れのデスクトップ画像が選択されていない状態で取消し操作がなされた場合に、ステップS123が実行されてもよい。
図12、図15又は図16に示すショートカットアイコンの設定処理では、ステップS63が再度実行される代わりに、ステップS61、S91又はS121が実行された状態のメニュー画面(71)が表示部(21)に表示されてもよい。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
(11) スマートフォン
(13) 制御部
(15) 記憶部
(21) 表示部
(25) タッチパネル
(29d) バックキー
(41a-b) デスクトップ画面
(47a-k) アイコン
(61) 指
(71) メニュー画面
(73) アイコン
(73') ショートカットアイコン
(81) メニュー画面
(83a-e) サムネイル
(91) 通知画像

Claims (9)

  1. 表示部と、
    前記表示部に配設されるタッチパネルと、
    前記表示部の表示を制御する制御手段と、
    を具えた電子機器であって、
    前記表示部は、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を含む第1の表示画面および前記第1の表示画面とは異なる第2の表示画面を表示することが可能であり
    前記制御手段は、前記第1の表示画面内における前記画像を指定し、且つ前記第2の表示画面に指定した前記画像を配置する位置を決定するための前記タッチパネルに対するドラッグ操作が行われた後、前記第2の表示画面に前記画像を配置しなかった場合、前記画像を当初の位置に含む前記第1の表示画面を前記表示部に表示させる電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記タッチパネルに対するドラッグ操作が行われた後、前記タッチパネルへの操作が解除される前に、指定された前記画像を所定速度以上で移動させる第1の操作を受けたとき、前記第2の表示画面に前記画像を配置しない、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ドラッグ操作が行われた後、前記第1の操作が実行されずに、前記タッチパネルへの操作が解除されると、前記制御手段は、前記タッチパネルへの操作が解除された位置に前記画像を表示させる、請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ドラッグ操作が行われた後、前記第1の操作が実行されずに、前記タッチパネルへの操作が解除されてから、所定の時間が経過するまでに前記第1の操作とは異なる第2の操作が前記タッチパネルへ実行されると、前記制御手段は、前記ドラッグ操作を取り消して、前記画像を当初の位置に含む前記第1の表示画面を前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記ドラッグ操作が行われた後、前記第1の操作を実行されずに前記タッチパネルへの操作が解除されると、前記制御手段は、前記所定の時間が経過するまで、又は前記第2の操作が実行されるまで、前記ドラッグ操作を取り消すことが可能である旨を示す情報を前記表示部に表示させる、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2の操作は、前記画像上にて前記タッチパネルを所定時間タッチする操作である、請求項4又は請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記所定の処理を実行させるための画像は、ショートカットアイコン又はウィジェットの一方又は両方が含まれる請求項1乃至請求項6の何れかに記載の電子機器。
  8. 表示部と、前記表示部に配設されるタッチパネルとを具えた電子機器のコンピュータに、
    前記表示部に表示されており、前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を含む第1の表示画面および前記第1の表示画面とは異なる第2の表示画面を表示させる手順と、
    前記第1の表示画面内における前記画像を指定し、且つ前記第2の表示画面に指定した前記画像を配置する位置を決定するための前記タッチパネルに対するドラッグ操作が行われた後、前記第2の表示画面に前記画像を配置しなかった場合、前記画像を当初の位置に含む前記第1の表示画面を前記表示部に表示する手順と、を実行させるプログラム。
  9. 表示部と、
    前記表示部に配設されるタッチパネルと、
    を具えた電子機器の制御方法において、
    前記電子機器に所定の処理を実行させるための画像を含む第1の表示画面および前記第1の表示画面とは異なる第2の表示画面を前記表示部に表示するステップと、
    前記第1の表示画面内における前記画像を指定し、且つ前記第2の表示画面に指定した前記画像を配置する位置を決定するための前記タッチパネルに対するドラッグ操作が行われた後、前記第2の表示画面に前記画像を配置しなかった場合、前記画像を当初の位置に含む前記第1の表示画面を前記表示部に表示するステップと
    を有する電子機器の制御方法。
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