JP6040093B2 - 入館管理装置及び管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、多数人が出入する集合住宅、オフィスビル、入院病棟を有する病院、社宅、その他介護施設等のような入館者ないし入場者を管理する必要のある建物において、居住者、管理人、勤務者、入院患者等の部内者と部外者とを判別するために居住者用ゲートと部外者通過ゾーンを設置し、それぞれ所定条件をクリアした者の館内への通過を許可することにより、不正入館を防止すると共に共連れを予防することができる入館管理装置及び管理方法に関する。
多数人が居住ないし勤務等のため出入する集合住宅、オフィスビル、病院等にあっては、入場権限を持たない第三者、すなわち部外者の入場を制限し、建物内の安全を図るために暗証番号の入力等を活用することにより建物玄関において入館を拒否するシステムが多く存在する。また地下鉄等に乗車する際の改札口には入場ゲートが設置され、パスモ等を読取装置に読み込ませ正当な乗車権限を有する者のみが入場を許可され不正乗車者はゲートに備えられたフラップにより入場が遮断されており、一部のオフィスビルにおいてもかかる所謂フラッパーゲートが採用されている。そして、このような施設にあっては、例えば配達業者その他の部外者の入館は、館内に居る居住者、管理人等と集合玄関機を介して個々に確認を行うことにより入館を許可している。
特許文献1は、入館者を厳格に管理する必要のある集合住宅等において予め登録された居住者並びに入館を許可された者等以外の部外者の入場ないし入館を拒絶することを目的とするもので、エントランス部分の外側に設置される電気錠付き第1ドアと、第1ドアに対して解錠条件を付与するための第1の入館者認証手段と、エントランス部分の内部側に形成される認証エリアと、該認証エリアを隔てて設置され第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付き第2ドアと、認証エリア内にあって第1ドアを通過した入館希望者の総人数を計数する人数計数手段と、人数計数手段によって計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段と、個人認証が行われた後に第2ドアの電気錠を所定条件に対応させて解錠するためのタッチパネル手段と、第2ドアの通過者を撮像する監視カメラとを有するセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置及び方法を開示している。
特許文献2は、機密保持対象の保管施設等への出入者を厳格に管理することを目的とするもので、第1、第2の扉、両側壁との間に形成される閉鎖空間の床面に敷設される体重信号検出手段と、閉鎖空間内であって第2の扉付近に設置される入室適格者判別のための個人情報識別センサと、個人情報識別センサ及び体重信号検出手段の出力を受けて前記第1、第2の扉の施・開錠制御を行う制御手段と、を備え、制御手段は閉鎖空間内が無人である場合に第1の扉の開錠を許容し、その後体重信号検出手段の出力信号を受けて第1の扉から後続者の進入を拒絶するように施錠した後、閉鎖空間内に設置された個人情報識別センサによって検出される個人識別情報を照合することによって入室希望者を特定し適格者と判断されることを条件として第2の扉の開錠を許可するように構成されるセキュリティ強化入室管理システムを開示している。
特許文献3は、正規の入室者による人数の入力を容易とし、また認証カードの複製による共連れ入力の防止をすることを目的とするもので、リモコンと相互認証を行なう読取装置と、ゲート開閉装置と、人数カウント装置と、建物の入り口外の所定範囲に居る人の存在を検知するセンサを有し、読取装置でリモコンの真性を判定し、人数カウント装置により所定エリアに居る人物の数を計測し、更に人数カウント装置により計測される人数と、リモコンにより入力される人数との一致・不一致を判定し、一致する判定の際に、ゲート開閉装置に対し入門ゲートを開くように制御し、人数が一致しない場合はゲートを閉じ、および又は警報を鳴らし、ゲートを閉じている事実を所定の管理装置に通知する入門管理装置を有する入室管理装置を開示している。これらの特許文献では、電気錠付き第1、2ドア、第1、2の入館者認証手段、認証エリア、入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段、体重信号検出手段、入室適格者判別のための個人情報識別センサ、リモコンと相互認証を行なう読取装置、所定範囲に居る人の存在を検知するセンサ等を必要とし、複雑なシステム構築、設置工事等に高額なコストが必要となる。
特許文献4は、通路と平行な方向に開閉する通路開閉部材を用いて、確実に一人ずつ通過させて共連れを防止することを目的とするもので、通路2と平行方向に開閉する通常開位置にある第1フラップ4と通常閉位置にある第2フラップ5を設け、利用者の通行時に、第2フラップ5の開動作に追従させて第1フラップ4を閉動作させ、第1フラップ4が次の利用者の進入阻止可能な閉位置に到達するまで第1フラップ4と第2フラップ5の間隔が一人分のスペースで維持するよう、第1フラップ4と第2フラップ5を連係駆動する構成としたゲート装置を開示している。この特許文献ではフラップの構成によって共連れを防止するものである。このような従来技術においては、不法侵入者が部外者に含まれることに着目し部外者と居住者の通過ゾーンを区別する技術思想は存在しない。
特開2007−262695号公報
特開2006−144384号公報
特開2010−77647号公報
特開2005−316787号公報
本発明の課題は、集合住宅、オフィスビル、病院等において、居住者と部外者とを判別するために居住者用ゲートと部外者通過ゾーンを設置し、所定条件をクリアした通過人に対し入館を許可し、簡易なシステムと低コストで不正入館を防止すると共に共連れを予防することができる入館管理装置及び管理方法を提供することにある。
従来の入室管理システム、管理装置においては複雑なシステム構築や設置工事等のコストが高額となることに鑑み、簡易なシステム構成で低コスト入館管理装置及び管理方法の開発に着手した結果、発明者は不法入館者が部外者に含まれることに着目し建物玄関に入場した者を居住者と部外者に区分して部外者を判別検知することを基本にして本発明に至ったものである。
請求項1に記載の発明は、管理装置に居住者として予め登録され、居住者に付与されているICカードを読み取る読取装置11と、当該ゲートの通過人を感知する人感センサ12と、通過人数を計数する人数計数装置13と、居住者が同伴者を連れて入館を希望するときに操作する共連れボタン14と、所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する警告発生装置15と、を備えた1又は2以上の居住者用ゲートA1、A2・・・と、当該通過ゾーンの通過人を感知する人感センサ12と所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する警告発生装置15とを備えた1又は2以上の部外者通過ゾーンB1、B2・・・と、部外者又は居住者が入館を希望するときに入館許可を得るために操作する集合玄関機20と、所定の入館手順による入館者と認定し入館を許可した後開放される館内通過ドア30と、読取装置、人感センサ、人数計数装置、共連れボタン、警告発生装置、集合玄関機、館内通過ドアとの信号送受により入館管理全体を制御する制御装置40と、を有することを特徴とする入館管理装置である。居住者用ゲートは、2本のポールのみ、ポール間にアクリル製の隔壁パネルを付加した構成、間仕切りパネル等により構成することができる。ICカードとしては、居住者であることが記録されたフェリカ、マイフェア、携帯電話等を採用することができる。
請求項2に記載の発明は、前記居住者用ゲートが、ゲートの数を増減でき、ゲートの幅及び長さを伸縮でき、ゲートの設置位置を変更できるように取り付け取り外しが自在であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記人感センサが、通過人による遮断または反射を感知する光電センサ、床マット上の通過人を計数するマットセンサ、天井に取り付けられる可動物体検出センサ、超音波センサから選ばれるセンサであり、前記人数計数装置が当該人感センサを組合せたものであることを特徴とし、請求項4に記載の発明は、前記警告発生装置が警告音声、威嚇音、空砲のいずれか又はそれらの組み合わせを発生することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1ないし4記載の入館管理装置において、建物玄関への入場者又は居住者用ゲートA及び部外者通過ゾーンBの通過人を撮影記録する防犯カメラ50を有することを特徴とし、請求項6に記載の発明は防犯カメラに加えて、さらに所定の入館手順に従わないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し入館した者の画像を映し出すモニタ装置60を有することを特徴とする。防犯カメラ50及びモニタ装置60は制御装置40によって制御される。また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6記載の入館管理装置が、建物入場玄関に加えて館内各フロアの各部屋への入場エリアに設置されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の入館管理装置において、
1.(a)居住者が居住者用ゲートAを通過する場合であって(ステップS1)、読取装置にICカードを読み取らせ(ステップS2)、読取られたICカードの数と人数計数装置により計数された人数とが一致したときに(ステップS3)、当該居住者の入館を許可して館内通過ドアを開放し(ステップS4)、
居住者が同伴者を連れて居住者用ゲートAを通過する場合であって、ICカードの数と計数人数とが不一致の場合は共連れボタンの操作があったときに(ステップS5)、当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し(ステップS6)、
居住者が部外者通過ゾーンBを通過する場合であって、集合玄関機により入館許可を得た場合は(ステップS7)、当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し(ステップS8)、
(b)居住者が部外者通過ゾーンBを集合玄関機により入館許可を得ないで通過する場合(ステップS7)、居住者が読取装置にICカードを読み取らせなかった場合(ステップS2)、並びにICカードの数と計数人数とが一致せず共連れボタンの操作がなかったとき(ステップS3、5)は、警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する(ステップS9)、
2.(a)部外者が部外者通過ゾーンBを通過する場合であって(ステップS11)、集合玄関機により入館許可を得たときに(ステップS12)、当該部外者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し(ステップS13)、
(b)部外者が居住者用ゲートAを通過する場合(ステップS11)、並びに部外者通過ゾーンBを集合玄関機により入館許可を得ないで通過する場合(ステップS12)は、警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する(ステップS14)、
ことを特徴とする入館管理方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の入館管理装置にさらに防犯カメラ50及びモニタ装置60を備えた入館管理装置において、前記入館を拒否された部外者が入館した場合に、建物玄関への入場者又は居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人を撮影する防犯カメラにより撮影された画像記録から当該部外者の映像を取り出しモニタ装置に映し出すと共に、当該部外者の侵入を館内に音声告知することにより不法入館を防止することを特徴とする入館管理方法である。
本発明に係る入館管理装置においては、建物玄関に入場し入館するに当たり居住者と部外者とを判別するために居住者用ゲートと部外者通過ゾーンを区分して設置する。居住者に予め登録されたICカードを付与し、居住者用ゲートに当該ICカードの読取装置、人感センサ、人数計数装置、警告発生装置を配設し、入館希望者が入館許可を得るための集合玄関機を配設して、部外者が居住者用ゲートを通過する場合並びに集合玄関機により入館許可を得ないで部外者通過ゾーンを通過する場合は、警告を発生して館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する。そのため本発明によれば簡易なシステム構成及び装置により低コストで部外者を検知して不法入館者の入館を予防することができる。
本発明では、居住者用ゲートに共連れボタンを配設し、居住者が共連れボタンの操作なしに通過する場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように管理するので、入館権限のない部外者が居住者と重なりあって不法に入館するような不都合、すなわち「共連れ」を予防することができる。
また、本発明においては、防犯カメラ並びに所定の入館手順に従わないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し入館した者の画像を映し出すモニタ装置を設置することにより、不法入館者の入館の強力な抑止効果が期待できる。さらに、入館管理装置を建物入場玄関に加えて館内各フロアの各部屋への入場エリアに設置することにより館内のセキュリティが強化される。
本発明においては、居住者が部外者通過ゾーンを通過する場合であっても、集合玄関機により入館許可を得たときは当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放するように管理するので、ICカードを忘れて持参していない居住者等の便宜を考慮した入館管理装置を提供できる。
本発明に係る入館管理装置における各構成部の配置状態の一例を模式的に示した平面図である。 本発明に係る入館管理方法の処理の流れを示すフロー図である。
以下、添付図を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について開示する。図1は本発明に係る入館管理装置における各構成部の配置状態の一例を模式的に示した平面図である。図の上側が各居室、勤務室、病室等が存在するエリアである館内であって、当該エリアに入館する際に通過する館内通過ドア30が設けられている。図の下側には外部から建物内部に入場する際の入口が設けられており、入口を入ると本発明に係る入館管理装置が配置される入館前のエリアである建物玄関(エントランス)領域となっている。
本発明の開示にあっては、本発明において使用する「居住者」の用語は集合住宅における居住者、オフィスビルにおける勤務者、病院における医師、看護師、入院患者等、介護施設における被介護人等、当該建物の管理人等を含む部内者を意味し、「部外者」の用語はそれら以外の訪問者、見舞客、配達業者等を意味する。「館内各フロアの各部屋への入場エリア」とは館内であってエレベータホールのような居住者が各居室等に入室する前に通過するエリアを意味する。また不審者等何らの権限のない入館者を「不法入館者」と称する。
本発明に係る入館管理装置(以下、「本装置」という。)は、図1に示すように居住者用ゲートA、部外者通過ゾーンB、集合玄関機20、館内通過ドア30及び制御装置40により構成される。また本装置には防犯カメラ50、モニタ装置60が付加して配設される。そして、居住者用ゲートAは、ICカードを読み取る読取装置11、人感センサ12、人数計数装置13、共連れボタン14及び警告発生装置15を備えており、部外者通過ゾーンBは人感センサ12と警告発生装置15を備えている。
居住者用ゲートAは、居住者が通過するゲートであり、図では2ゲートとしているが建物の規模の大小、建物玄関の形状等によって1ゲート又は2以上のゲートとすることができる。居住者用ゲートAの構成は、建物の規模の大小、高級感の有無、建物玄関の広さ等に対応して、2本のポールのみ、ポール間にアクリル製の隔壁パネルを付加したもの、間仕切りパネル等とすることができる。また、居住者用ゲートAは、居住者の引っ越しや大型家具搬入作業等の便宜を考慮して固定型とせずに、予めゲートを工場生産して現場で組み立て据え付けるタイプとして現場での設置工事を簡略化して低コストを図っている。そのためゲートの数を増減でき、ゲートの幅及び長さを伸縮でき、ゲートの設置位置を変更できるように取り付け取り外し自在に構成される。
部外者通過ゾーンBは部外者が通過するゾーンであり、図では2ゾーンとしているが建物の規模の大小、建物玄関の形状等によって1又は2以上のゾーンを形成することができる。部外者通過ゾーンBの幅、形状等は居住者用ゲートAの設置位置に対応して変更される。なお、部外者通過ゾーンBは居住者用ゲートAの通過を拒否された居住者も所定の手順を踏むことにより通過することができる。
本装置の使用に当たっては管理装置に居住者として予め登録されているICカードが居住者に対し付与されている必要がある。ICカードとしては、居住者であることが記録されたフェリカ、マイフェア、携帯電話等を採用することができる。居住者用ゲートAに装着される読取装置11は、通過する居住者がかざす当該ICカードを読取る装置であり、ICカードを電磁的、光学的その他手段により居住者情報を判別特定するものである。
居住者用ゲートAに装着される人感センサ12は、当該ゲートの通過人を感知するセンサであり、通過人による遮断または反射を感知する光電センサ、床マット上の通過人を計数するマットセンサ、天井に取り付けられる可動物体検出センサ、超音波センサから選ばれるセンサを利用することができ、本装置においては通過人による遮断または反射を感知する光電センサであって赤外線センサを採用することが低コストの面から好ましい。また、人数計数装置13は、年齢、性別、身長、体重等の差異にもかかわらず、居住者用ゲートAを通過した人数を正確に計数する機能があり、通過人数を短時間で正確に計数する必要がある。そして人数計数装置が人感センサを組合せたものとすることができる。人感センサで感知された通過人の存在、並びに人数計数装置で確認された通過人数は制御装置40に伝えられる。
居住者用ゲートAに装着される共連れボタン14は、居住者が同伴者を連れて入館を希望するときに操作するボタンであり、居住者が居住者ICカードを読取装置にかざすと共に共連れボタンを押したときに当該居住者及び同伴者の居住者用ゲートの通過、入館を許可するための操作ボタンである。これにより同伴者を連れて入館する居住者の利便性が確保されると共に入館権限のない部外者の「共連れ」を予防することができる。
なお、権限のない不法侵入者の入館の排除をより厳格に管理するために、居住者用ゲートAの共連れボタン14に居住者の同伴者の数を入力するタッチパネルを設置して、共連れボタンを押す際に同伴者数を入力させ、ICカードの数と計数人数とが一致する場合は入館を許可し、不一致の場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように構成することもできる。例えば、居住者1名で同伴者が2名の合計3名が通過する場合、居住者が読取装置にICカードを読み取らせて共連れボタンを押し、さらにタッチパネルで「2」を入力したときは入館が許可される。
また、部外者通過ゾーンBに通過人数を計数する人数計数装置及び集合玄関機に入館人数を入力するタッチパネルを設置して、入館人数と計数人数とが一致する場合は入館を許可し、不一致の場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように構成することもできる。このような構成によれば、入館権限のない部外者が居住者と重なりあって不法に入館する「共連れ」をより確実に防止でき、さらに館内のセキュリティ強化に繋がる。
居住者用ゲートAに装着される警告発生装置15は、所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する装置であり、制御装置からの指示に従い警告音声メッセージ、威嚇音、空砲等のいずれか又はそれらの組み合わせを発生する装置である。警告はこれらに限定されるものではなく、「通り抜けできません」等のディスプレイへの可視表示、威嚇音、警告ブザーと共に点滅表示等であってもよい。
部外者通過ゾーンBに装着される人感センサ12は当該通過ゾーンの通過人を感知するセンサであり、警告発生装置15は所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する装置であり、これらの構成は前述した居住者用ゲートに装着されるセンサ装置と同様であるのでここでは説明を省略する。
上記した読取装置11及び共連れボタン14は居住者用ゲートAの入口側に装着され、人感センサ12、人数計数装置13、警告発生装置15は居住者用ゲートAの出口側に装着される。部外者通過ゾーンB側に設置する通過ゾーン通過人を感知する一方の人感センサ及び警告発生装置も居住者用ゲートAの出口側ポールに装着される。また、居住者用ゲートAの例えば入口又は出口側ポールにはソーラーパネルを備えたバッテリーを装着することができる。このような構成により読取装置等と制御装置との信号の送受を当該バッテリーにより行うことが可能となるので、簡易な装置となり現場での配線工事等が不要となり入館管理装置取り付け工事が簡素化される。
集合玄関機20は部外者通過ゾーン入口付近に配置され、部外者又は居住者が入館を希望するときに居住者、管理人又は同居人等から入館許可を得るために操作する装置である。集合玄関機は該当する部屋番号等をプッシュボタン操作で入力することにより居住者等の室内子機と対話可能なインターホン親機として作動する装置である。部外者が入館を希望する場合や居住者用ゲートの通過を拒否された居住者が入館する際に操作するものである。
館内通過ドア30は館内入場の際に開閉するドアであって、所定の入館手順による入館者の入館を許可した後開放されるドアである。館内通過ドアは制御装置40の制御に従って開放され、通常の状態では開放しないように規制されている。館内通過ドアの閉鎖によって所定の入館手順を踏まない不正入館は阻止される。
制御装置(管理制御システム)40は、前述した読取装置、人感センサ、人数計数装置、共連れボタン、警告発生装置、集合玄関機、館内通過ドアとの信号のやりとりによって入館管理全体を制御する装置であり、警告発生、居住者等の室内子機との接続、館内通過ドアの開放・閉鎖、防犯カメラの作動録画、モニタ装置への表示等の指示を行う。なお、制御装置は後述する防犯カメラ50、モニタ装置60も制御する。また図1では制御装置40を建物玄関領域に設置しているが館内に配置してもよい。
本装置には防犯カメラ50、モニタ装置60が付加して配設される。防犯カメラ50は建物玄関の天井の適宜部位に設置され、建物玄関エリアへの入場者全員、あるいは居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人を撮影記録する。なお、防犯カメラは、館内通過ドアが開放されているときは必ず撮影記録を実施し、所定の手順を踏まないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し館内通過ドアを通過する者を撮影記録する。防犯カメラは、館内通過ドアが開放されているときは必ず撮影記録を実施し、所定の手順を踏まないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し館内通過ドアを通過する者を撮影記録する。さらに、本装置においては所定の手順を踏まないで館内通過ドアから入館しようとする者に対しては警告を発生するように構成することができる。
入館が拒否されたにも拘らず入館した部外者は、防犯カメラによる撮像記録が存在するため、万一犯罪その他の問題が生じた場合の手掛かりが確実な証拠資料として残る。したがって、捜査その他事後処理が容易になることから、特に不正入館を試みる部外者に対しては心理的に大きなプレッシャーとなり得るため十分な不正入館の抑止効果が期待できる。また、防犯カメラ用デジタルレコーダによる撮像記録により、居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人の基礎データが記録されているので、このような手順を経た入館部外者に起因して何らかのトラブルが発生した場合に、事後の追跡・検証が容易となり、人的・物的・経済的トラブルの発生の懸念に対して大きな抑止効果が期待できる。
モニタ装置60は大型画面を備えたものが望ましく、建物玄関の例えば館内通過ドア側の壁面に設置され、所定の入館手順に従わないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過して入館した者(不法入館者)が存在する場合は、当該入館者の画像を防犯カメラによる撮像記録から取り出して大型画面に映し出す装置であり、「不法入館者の侵入があります」等の音声アナウンスを行うことができる。防犯カメラの撮像記録から当該入館者を判別し入館時間等を正確に把握できると共に、当該入館者を大型画面に映し出すことにより建物玄関入場者全員に不法入館者の侵入を認識させることができるため、不法入館者の侵入の強力な抑止効果が期待できる。
なお、モニタ装置60は、例えば「居住者は居住者用ゲートを、部外者は部外者通過ゾーンを通って入館してください」、「部外者通過ゾーンを通って入館する人は、集合玄関機から入館許可を得てから入館してください」等を制御装置からの指示に従って音声アナウンス及び/又は大型画面への可視表示を行うことができる。また、本発明に係る入館管理装置を建物入場玄関エリアに加えて、館内各フロア、例えばエレベータホール等の各居室等への入場エリアに設置することにより館内のセキュリティがより強化された入館管理を実現できる。
次に、図1及び図2を参照して本発明に係る入館管理方法について説明する。図2は本発明に係る入館管理方法の処理の流れを示すフロー図である。本発明に係る入館管理方法においては、先ず建物玄関エリアへの入場者を居住者と部外者とに区分するために、居住者が入館する際に通過する居住者用ゲートAと部外者が入館する際に通過する部外者通過ゾーンBを設置して居住者と部外者とを判別する。なお、本発明においては入館者の効率的な通過処理を遂行するために、例えば「居住者は居住者用ゲートをICカードをかざして通って入館してください」、「部外者は集合玄関機で入館許可を受けて部外者通過ゾーンを通って入館してください」等を音声アナウンス及び/又はディスプレイへの可視表示、あるいは文字表示した立て看板を設置して、建物玄関入場者に報知して入館手順をアシストすることが望ましい。また、集合玄関機近傍には「こちらで居住者を呼び出し許可を得てから入館してください」等を表示した看板を設置して報知することが望ましい。
居住者の入館管理
(a)居住者が居住者用ゲートAを通過する場合(ステップS1)、先ず居住者が読取装置11にICカードを読み取らせたか否かが判断され(ステップS2)、ステップS2においてICカードが読み取られたと判断された場合、読取装置により居住者であることが確認された上で読取られたICカードの数と人数計数装置13により計数された人数とを比較して一致するか否かが判断され(ステップS3)、ステップS3において一致したと判断された場合は当該居住者の入館を許可して館内通過ドア30を開放する(ステップS4)。
一方、ステップS3において一致しないと判断された場合、すなわち居住者が同伴者を連れて居住者用ゲートAを通過する場合には、共連れボタン14の操作があったか否かが判断される(ステップS5)。ステップS5において共連れボタンの操作があったと判断されたときに、当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放する(ステップS6)。
例えばICカードを持参していない場合等において居住者が居住者用ゲートAを通過しない場合、すなわち居住者が部外者通過ゾーンBを通過する場合には、集合玄関機20により入館許可を得たか否かが判断され(ステップS7)、ステップS7において入館許可を得たと判断された場合、例えば同居人や管理人の許可を得た場合には、当該居住者並びに同伴者を伴うときは同伴者と共に入館を許可して館内通過ドアを開放する(ステップS8)。
(b)一方、ステップS7において入館許可を得ていないと判断された場合、ステップS2においてICカードが読み取らせなかったと判断された場合、並びにステップS3においてICカードの数と計数人数とを比較して一致しないと判断され、かつステップS5において共連れボタンの操作がなかったと判断された場合は、警告が発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する(ステップS9)。
部外者の入館管理
(a)部外者が部外者通過ゾーンBを通過する場合(ステップS11)、集合玄関機20により入館許可を得たか否かが判断され(ステップS12)、ステップS12において入館許可を得たと判断された場合、例えば居住者や管理人の許可を得た場合には、当該部外者並びに同伴者を伴うときは同伴者と共に入館を許可して館内通過ドアを開放する(ステップS13)。
(b)一方、ステップS11において部外者が部外者通過ゾーンBを通過しない場合、すなわち居住者用ゲートAを通過したと判断された場合、ステップS12において部外者通過ゾーンBを集合玄関機により入館許可を得ないで通過したと判断された場合は、警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する(ステップS14)。
本発明では居住者及び部外者が上述のように管理されるので、正当な権限を有しない入館者は、居住者ゲートを通過するときICカードの所持、共連れボタンの操作により、部外者ゾーンを通過するとき集合玄関機によりチェックされて入館拒否の警告が発せられ、館内通過ドアが開放されずに入館が拒否される。したがって、簡易な装置及び制御システム構成による管理によって部外者に含まれる不法入館者の入館を予防することができる。なお、所定の手順を踏まないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過して館内通過ドアを通過しようとする者に対しては警告を発生すると共に、館内通過ドアが開放されているときは必ず防犯カメラに撮影記録を実施させるように管理することもできる。
なお、居住者用ゲートAの共連れボタンに居住者の同伴者の数を入力するタッチパネルを設置して、共連れボタンを押す際に同伴者数を入力させて計数人数が居住者と同伴者の合計数である場合に入館を許可し、合計数が不一致の場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように管理することができる。また、部外者通過ゾーンBに通過人数を計数する人数計数装置を配設し、集合玄関機に入館人数を入力するタッチパネルを設置して、入館人数と計数人数とが一致する場合は入館を許可し、不一致の場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように管理することができる。これにより入館権限のない部外者が入館権限のある居住者あるいは部外者と重なりあって不法に入館する「共連れ」がより確実に防止でき、さらに館内のセキュリティ強化に繋がる。
居住者が所定の手順により居住者用ゲートを通過したときはステップS1の当初の状態に復帰し、部外者が所定の手順により部外者通過ゾーンを通過したときはステップS11の状態に復帰する。建物玄関エリアが完全に無人になったときもステップS1、11の当初の状態に復帰する。
なお、本発明に係る入館管理装置及び管理方法では、館内から外出する場合は格別制限しないことにしているので、入館した者は館内通過ドアの近辺に配設された通常の「ドア開放ボタン」を操作することにより自由に通過できる。さらに、建物内外の火災、地震その他の災害等の場合、避難や救助のための出入に支障が生じないように「システム緊急解除」のような通過ドアに対する制限を全て解除できるような操作スイッチを管理室等に配設し、安全上の配慮をしておくことが望ましい。
また、入館管理装置に防犯カメラ及びモニタ装置を配設して、入館を拒否された部外者が入館した場合に、建物玄関への入場者又は居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人を撮影する防犯カメラにより撮影された画像記録から当該部外者の映像を取り出しモニタ装置に映し出すと共に、当該部外者の侵入を館内に音声告知するように管理することにより不法入館者の入館の強力な抑止効果が期待でき不法入館を防止することができる。
本発明に係る入館管理装置においては、建物玄関に入場し入館するに当たり居住者と部外者とを判別するために居住者用ゲートと部外者通過ゾーンを区分して設置し、居住者には予め付与されたICカードを読取装置にかざして通過させ、センサによりICカードと通過人数を比較する、部外者には集合玄関機により入館許可を得る、という簡易なシステムによって所定条件を満たした場合は入館を許可し、満たさない場合は警告を発生して館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように管理する。このような本発明は簡易な装置及びシステム構成により低コストで部外者に含まれる不法入館者の入館を予防することを指向するものである。
本発明では、共連れボタンの操作なしに通過する場合は警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否するように管理するので、入館権限のない部外者が居住者と重なりあって不法に入館する、いわゆる「共連れ」が防止でき、さらには防犯カメラ、モニタ装置を設置することにより、不法入館者の入館の強力な抑止効果が期待でき館内のセキュリティを強化できる。
また、本発明においては、防犯カメラ並びに所定の入館手順に従わないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し入館した者の画像を映し出すモニタ装置を設置することにより、不法入館者の入館の強力な抑止効果が期待できる。さらに、入館管理装置を建物入場玄関に加えて館内各フロアの各部屋への入場エリアに設置することにより館内のセキュリティが強化される。このような本発明は集合住宅、オフィスビル、入院病棟を有する病院、社宅、その他介護施設等のような多数人が出入する種々の建物の安全確保に貢献可能である。
11 ICカード読取装置
12 人感センサ
13 通過人数計数装置
14 共連れボタン
15 警告発生装置
20 集合玄関機
30 館内通過ドア
40 制御装置
50 防犯カメラ
60 モニタ装置
A1、A2・・・ 居住者用ゲート
B1、B2・・・ 部外者通過ゾーン

Claims (9)

  1. 管理装置に居住者として予め登録され、居住者に付与されているICカードを読み取る読取装置と、当該ゲートの通過人を感知する人感センサと、通過人数を計数する人数計数装置と、居住者が同伴者を連れて入館を希望するときに操作する共連れボタンと、所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する警告発生装置と、を備えた1又は2以上の居住者用ゲートと、
    当該通過ゾーンの通過人を感知する人感センサと、所定の入館手順に従わない通過人に対し警告を発生する警告発生装置と、を備えた1又は2以上の部外者通過ゾーンと、
    部外者又は居住者が入館を希望するときに入館許可を得るために操作する集合玄関機と、
    所定の入館手順による入館者と認定し入館を許可した後開放される館内通過ドアと、
    読取装置、人感センサ、人数計数装置、共連れボタン、警告発生装置、集合玄関機、館内通過ドアとの信号送受により入館管理全体を制御する制御装置と、
    を有する、ことを特徴とする入館管理装置。
  2. 前記居住者用ゲートが、ゲートの数を増減でき、ゲートの幅及び長さを伸縮でき、ゲートの設置位置を変更できるように取り付け取り外しが自在である、ことを特徴とする請求項1に記載の入館管理装置。
  3. 前記人感センサが、通過人による遮断または反射を感知する光電センサ、床マット上の通過人を計数するマットセンサ、天井に取り付けられる可動物体検出センサ、超音波センサから選ばれるセンサであり、前記人数計数装置が当該人感センサを組合せたものである、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の入館管理装置。
  4. 前記警告発生装置が、警告音声、威嚇音、空砲のいずれか又はそれらの組み合わせを発生する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の入館管理装置。
  5. 請求項1ないし4記載の入館管理装置において、建物玄関への入場者又は居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人を撮影記録する防犯カメラを有することを特徴とする入館管理装置。
  6. 請求項1ないし5記載の入館管理装置において、さらに所定の入館手順に従わないで居住者用ゲート又は部外者通過ゾーンを通過し入館した者の画像を映し出すモニタ装置を有することを特徴とする入館管理装置。
  7. 請求項1ないし6記載の入館管理装置が、建物入場玄関に加えて館内各フロアの各部屋への入場エリアに設置されることを特徴とする入館管理装置。
  8. 請求項1に記載の入館管理装置において、
    1.(a)居住者が居住者用ゲートAを通過する場合であって、読取装置にICカードを読み取らせ、読取られたICカードの数と人数計数装置により計数された人数とが一致したときに、当該居住者の入館を許可して館内通過ドアを開放し、
    居住者が同伴者を連れて居住者用ゲートAを通過する場合であって、ICカードの数と計数人数とが不一致の場合は共連れボタンの操作があったときに、当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し、
    居住者が部外者通過ゾーンBを通過する場合であって、集合玄関機により入館許可を得た場合は当該居住者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し、
    (b)居住者が部外者通過ゾーンBを集合玄関機により入館許可を得ないで通過する場合、居住者が読取装置にICカードを読み取らせなかった場合、並びにICカードの数と計数人数とが一致せず共連れボタンの操作がなかったときは警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する、
    2.(a)部外者が部外者通過ゾーンBを通過する場合であって、集合玄関機により入館許可を得たときに、当該部外者及び同伴者の入館を許可して館内通過ドアを開放し、
    (b)部外者が居住者用ゲートAを通過する場合、並びに部外者通過ゾーンBを集合玄関機により入館許可を得ないで通過する場合は、警告を発生し館内通過ドアを開放せずに入館を拒否する、
    ことを特徴とする入館管理方法。
  9. 請求項1に記載の入館管理装置にさらに防犯カメラ及びモニタ装置を備えた入館管理装置において、前記入館を拒否された部外者が入館した場合に、建物玄関への入場者又は居住者用ゲート及び部外者通過ゾーンの通過人を撮影する防犯カメラにより撮影された画像記録から当該部外者の映像を取り出しモニタ装置に映し出すと共に、当該部外者の侵入を館内に音声告知することにより不法入館を防止する、ことを特徴とする請求項8に記載の入館管理方法。

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