JP6037291B2 - 頭・頸・医療サポート枕 - Google Patents
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Description
ここで、固定部は、頭部支持部材の端部のうち頸部支持部材と隣接していない端部もしくは頸部支持部材の端部のうち頭部支持部材と隣接していない端部に設けられている。
そのため、固定部が保持部材に対して近接すると、当該固定部が取り付けられる部材の端部が、保持部材の取り付けられる中央部分に近接することとなり、この部材の寸法が小さくなる。したがって、使用者が頭・頸・医療サポート枕に頸部・頭部を乗せた状態で、頭部支持部材もしくは頸部支持部材の寸法を調整することができる。また、調整部材をゆるめることにより、頭・頸・医療サポート枕の寸法を大きくすることができる。これにより、頭・頸・医療サポート枕の形状を調整することができるようになる。
また、調整部材を保持する保持部材が設けられているため、調整部材と頭・頸・医療サポート枕との間に摩擦が発生することを抑制し、調整部材を動かしやすくなる。
この頭部支持部材と着脱部は、それぞれ面状ファスナから構成されることが好ましい。また、頭部支持部材をボタンをはじめとする留め具とし、着脱部をボタン穴をはじめとする当該留め具が着脱可能な部材としてもよい。さらに、頭部固定部は、使用者の頭部頭頂よりに位置するように固定することが好ましい。
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
素材としては、既存の枕に用いられている、枕袋10内で移動可能な種々の素材を採用することができる。例えば、そば殻、籾殻、木材チップ、合成樹脂製のビーズ、綿、或いは豆類等を採用することができる。
また、ベルト41は、鞘51に挿入され、この挿入された方向に折り返されて、鞘51から延出している。以下、鞘51から延出する部位を把持部43とする。把持部43の端部は、固定されていない自由端部となっている。なお、ベルト41は、ナイロンやポリプロピレンなどの樹脂素材、または布や皮革等の繊維素材等により形成されている。
図4(a)に示されるように、使用者は、頭・頸・医療サポート枕1を床面やベッド面に設置した状態で仰臥し、頭部と頸部を頭・頸・医療サポート枕1に乗せる。
(1)本実施形態によれば、把持部43が鞘51から頸部支持部材14の端部14bに向けて延出している。そのため、使用者は、頭部と頸部を頭・頸・医療サポート枕1に乗せた状態で、把持部43を端部14bに向けて引っ張り、頸部支持部材14の短手方向の寸法を調整することができるようになる。
ゆえに、液体・気体ではできない短手方向の調整が、本実施形態を実施することで調整も出来るようになることも特徴である。
以下、本発明を具体化した第二実施形態を上記第一実施形態と異なる点を中心に図5〜図8に基づいて説明する。なお、これら図5〜図8において、第一実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
他方のベルト41は、頸部支持部材14の側端部のうち、第二支持部材13に一端が隣接する側端部14cに固定される固定部42と、鞘51から上記側端部14cに向かって延出する把持部43とを備えている。
なお、これら把持部43の端部は、固定されていない自由端部となっている。
まず、図6〜図8に示されるように、使用者は、頭・頸・医療サポート枕1を床面やベッド面に設置した状態で仰臥し、頭部および頸部を頭・頸・医療サポート枕1に乗せる。
そして、使用者は、図6(b)に示されるように、ベルト41が鞘51から引っ張り出された状態で、面状ファスナのフック部44とループ部45とを固定する。これにより、第一支持部材12および第二支持部材13の高さ方向の寸法を大きいままに図6(b)中のh2の大きさに維持することができる。
一方、図4に示されるように、頸部支持部材14のベルト41を緩めると、使用者の顎を下げて、床面と平行に維持することができるようになる。
(5)本実施形態によれば、ベルト41を固定部42に向けて引っ張ることにより、第一支持部材12、第二支持部材13および頸部支持部材14の高さ方向の寸法を調整することができるようになる。
以下、本発明を具体化した第三実施形態を上記第一実施形態と異なる点を中心に図9および図10に基づいて説明する。なお、図9および図10において、第一実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
鞘57は第一支持部材12に、鞘58は第二支持部材13に、鞘56は頸部支持部材14に、鞘22は小枕21にそれぞれ取り付けられている。また、鞘22,56〜58は、一端が第一支持部材12の端部12bもしくは第二支持部材13の端部13bに向けて開口するとともに、他端が頸部支持部材14の端部14bに向けて開口するように取り付けられている。
鞘56および鞘57を貫通するとともに、鞘57から延出する把持部43を備えるベルト41がある。
鞘56、鞘22および鞘57を貫通するとともに、鞘57から延出する把持部43を備えるベルト41がある。
鞘56、鞘22および鞘58を貫通するとともに、鞘58から延出する把持部43を備えるベルト41がある。
鞘56および鞘58を貫通するとともに、鞘58から延出する把持部43を備えるベルト41がある。
なお、これら把持部43の端部は、固定されない自由端部となっている。
また、これらベルト41は、頸部支持部材14の端部14bに逢着される固定部42をそれぞれ備えている。
(7)本実施形態によれば、使用者が仰臥して頭部と頸部を頭・頸・医療サポート枕1に乗せた状態で、使用者自身または使用者に対して第三者(介護者等)が、把持部43を第一支持部材12の端部12bもしくは第二支持部材13の端部13bに向かって引っ張ることができる。このため、使用者が頭・頸・医療サポート枕1を使用した状態で、使用者自身または使用者に対して第三者(介護者等)が、頸部支持部材14の形状を好適に調整することができるようになる。
ゆえに、上述したように、液体・気体ではできない短手方向の調整が、本実施形態を実施することで調整も出来るようになることも特徴である。
以下、本発明を具体化した第四実施形態を上記第一実施形態と異なる点を中心に図11に基づいて説明する。なお、図11において、第一実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
(8)本実施形態によれば、他の部材と独立して小枕21の寸法のみ調整することができるようになる。
以下、本発明を具体化した第五実施形態を上記第一実施形態と異なる点を中心に図12および図13に基づいて説明する。なお、図12において、第一実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
(9)頭部支持部材11と頸部支持部材14の素材の量を増やしたり、または減らしたりすることで、頭・頸・医療サポート枕1の形状を調整することができる。しかしながら、図12(a)に矢印にて示されるように、使用者が頭・頸・医療サポート枕1に頭部と頸部を乗せると、線ファスナ81の開口部に対して圧力がかかるため、線ファスナ81を開ける際、素材が枕袋10からすぐに漏れ出してしまうことがある。特に、素材として粒状充填材を採用した場合、素材は枕袋10から漏れ出しやすくなる。この点、本実施形態によれば、内布82が枕袋10の開口部に治って、枕袋10の内側に延出するように取り付けられているため、素材が枕袋10から漏れ出してしまうことを抑制することができるようになる。
以下、本発明を具体化した第六実施形態を上記第一実施形態と異なる点を中心に図14に基づいて説明する。なお、図14において、第一実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
なお、これら把持部43の端部は、固定されていない自由端部となっている。
(10)上記実施形態によれば、第一支持部材12、第二支持部材13、頸部支持部材14および小枕21に鞘22,51およびベルト41がそれぞれ独立して取り付けられている。このため、第一支持部材12、第二支持部材13、頸部支持部材14および小枕21の短手方向(図14中のY軸方向)および長手方向(図14中のX軸方向)の寸法をそれぞれ独立して調整することができるようになる。
以下、本発明を具体化した第七実施形態を上記第二実施形態と異なる点を中心に図15に基づいて説明する。なお、図15において、第二実施形態にて説明した各要素と同一の要素についてはそれぞれ同一の符号を示しており、それら要素についての重複する説明は割愛する。
またさらに、本実施形態では、小枕21に複数のベルト41(本発明の「調整部材」に相当)が第二溝部16に直交する態様で取り付けられている。
なお、この発明にかかる頭・頸・医療サポート枕1は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、同実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
図16(b)は図16(a)に示すA−A´断面に沿った断面図を示す。
図16(c)は、図16(b)の矢視線方向から見たベルトを取り外した状態の隔壁53、軸61および回転体62の模式図を示す。
図16(d)は、図16(b)の矢視線方向からみた隔壁53およびベルト41の模式図を示す。
本変形例によれば、ベルト41が鞘51内をスライド移動する際、ボールベアリング63がベルト41とともに回転するため、より好的に隔壁53とベルト41との間に発生する摩擦を低減することができるようになる。
これにより、同図18(a)に矢印にて示されるように、第一支持部材12と第二支持部材13との間が僅かに開いてしまうおそれがある。
同図19(c)に示されるように、これら面状ファスナのフック部44とループ部45の係合を通じて、ベルト76は、頭・頸・医療サポート枕1と着脱可能となっている。
例えば、使用者の頭部のうち、頭頂寄りの部位を高くしようとする場合は、図20(a)に示されるように、第一支持部材12および第二支持部材13をそれぞれ第二溝部16に向けて(同図20(a)中の矢印Aの方向に)引っ張る。そして、ベルト76に取り付けられた面状ファスナのループ部45を、第一支持部材12および第二支持部材13に取り付けられた面状ファスナのフック部44にそれぞれ取り付ける。
これにより、第一支持部材12および第二支持部材13をそれぞれ第二溝部16に向けて寄せた状態で維持することができる。したがって、同図20(a)中の矢印Bに示されるように、第一支持部材12および第二支持部材13のうち、使用者の頭頂よりの部分を高くし、その状態を維持することができるようになる。すなわち、後頭部の頭頂部が上がった状態とした後、第一支持部材12および第二支持部材13のフック部44にベルト76のループ部45を付けることにより、所望の好適位置で固定することができる。このように、後頭部の頭頂部について、微妙な高さが枕表面で調整することができる。
したがって、第一支持部材12および第二支持部材13のうち、使用者の頭頂よりの部分の寸法を小さくし、その状態を維持することができるようになる。すなわち、後頭部の頭頂部を下げた状態とした後、第一支持部材12および第二支持部材13のフック部44にベルト76のループ部45を付けることにより、所望の好適位置で固定することができる。このように、後頭部の頭頂部について、微妙な高さが枕表面で調整できる。
また、同図21(b)に示されるように、それでも息がし辛い場合。すなわち顔面を横に向くことができない、床面・長手方向を向いたままの固定ができない等は、ベルト76と枕袋10との間の隙間から、端部12bより第二溝部16に沿って酸素吸入チューブ85を導入することができる。本変形例によれば、酸素吸入マスク86が取り付けられた顔面・頚椎前面が一体の状態でも、後述するコルセット固定をしても高さ・角度・長さ・幅が自由自在に調整できる。
使用者の頭部および頸部が小さい場合に、第二溝部16、第一溝部15を浅くしたい場合は、同図22(c)に矢印にて示されるようにベルト76を第一溝部15に近接する位置まで移動させた後、フック部44とループ部45とを係合させる。これにより、頭部および頸部が小さい使用者であっても、第二溝部16、第一溝部15の深さを所望の深さに固定することができる。
一方、頸部および頭部が大きい使用者が第二溝部16、第一溝部15を広くしたい場合は、同図22(d)に示されるようにベルト76を端部12b,13b寄りに移動させ、フック部44同士の距離を所望の距離に固定することができる。このように、頭部および頸部の大きさや負荷に応じて、各使用者に馴染むように微細な調整をすることができるようになる。
又、使用者自身または使用者に対して第三者(介護者等)が、頭・頸・医療サポート枕1の形状の微細な調整を行うことができる。
本変形例によれば、使用者は、ベルト41の長さを所望の長さとした後、このベルト固定具74に設けられた孔にベルト41を貫通させる。ベルト41とベルト固定具74との間の摩擦により、使用者は、ベルト41の長さを所望の長さに維持することができるようになる。
ここで、図32(c)に、ベルト41がガイド83cを介して外部に延出する場合の模式図を示す。ベルト41は、一端が底面に逢着されており、ガイド83cを介して外部に延出している。この延出している部分は把持部43となっている。
またさらに、第一支持部材12の長手方向の寸法、および第二支持部材13の長手方向の寸法も、これら第一支持部材12と第二支持部材13にそれぞれ取り付けられたベルト41を調整することにより、変更することができる。
上述した医療の中で頸椎において、脊椎(頸椎)手術後症候群でロ・手術後の管理不足に対しても本発明は有効である。また医療の頸椎の分野においては、頭・頸・医療サポート枕1の同図33(a)に示される寸法W1の幅は、神経の障害患者に影響を与えることが知られている。このため、(a)に示される寸法W1の幅を、同図33(b)に示される寸法W2等の幅などに変更することができるという点も本発明の特徴となる。これは、ガイド83を単独で使用した場合であっても同様であり、また上述した固定コルセット装着、図32および図33に記載されるガイド83a〜83cと、複数回のきめ細かい検査によるより微妙な長さ、高さおよび角度の調整ができる。
そのため、全ての患者に好位置固定することができるので、一緒に使用しても良い。なお、神経の患者に与える影響では、頸部支持部材14の長さ(巾)も非常に重要になるので、上述した各実施形態との組み合わせて細微な調整もできる。
この場合、第一支持部材12および第二支持部材13に取り付けられるベルト41は、端部12b,13bに固定部42が、第一溝部15近傍に鞘51が取り付けられることが好ましい。また、第一実施形態ではベルト41を二本取り付けるようにしているが、小枕21に近接した位置にベルト41を追加して取り付けてもよい。
もしくは、側端部13cおよび側端部13cに隣接する側端部14cに固定部42を取り付けるとともに、側端部12cおよび側端部12cに隣接する側端部14cに向けて把持部43が延出するようにしてもよい。また、第三実施形態では頭・頸・医療サポート枕1に四本のベルト41を取り付けるようにしているが、側端部12c,13c寄りにベルト41を追加して取り付けてもよい。又は、取り付けるベルト41の数を減らしてもよい。
同様に、第二実施形態では、端部12b,13b,14bに対して平行となるようにベルト41を取り付けているが、角度においては出来得る範囲、例えば15度でも39度、43度・・・など色々な角度に固定できるのが、やはり本発明の特徴である。本発明はこれに限られるものではなく、端部12b,13b,14bに対して所定角度(例えば、45度)傾斜するように取り付けてもよい。
脊柱の正常理想的位置関係は諸説あるが、同図34(b)頭部・頸部における理想的位置関係として、起立位で側方よりみて示す。頭頂より垂線を垂らし、垂線が耳穴から理想S字カーブ頚椎を通り、肩関節中央を通り、理想S字カーブ胸椎を通り、理想S字カーブ腰椎を通り、股関節、膝関節を通り、外果(くるぶし)・床面まで伸びる線上にあるのが理想とされる。
一方、同図34(d)および(e)に示されるように、線上の中で頭部に対する前屈(前かがみ)姿勢であれば、なだらかなS字カーブが消失する。そのため、同図34(f)に示される各椎間孔より出ている神経に不具合を与え、重力に対して人体がバランスを取ろうとする「骨Caイオン化現象」とよばれる現象が発生し、同図34(f)に示されるように骨棘77を形成しやすい頚椎骨になりやすいのが実証されている。
また幼少年期より携帯電話、IT機器およびパソコンなどに囲まれ、不自然な前かがみ(前屈)姿勢で頸椎後弯姿勢が多くなっているため、少しでもリラックスできる睡眠時だからこそ、なだらかな理想S字カーブを、各人の頸部・頭部に対して調整できる、本発明の頚・頭・医療サポート枕1は、現代・未来の人々・医療にも求められる。
また、通常一般人には「枕が高すぎない、低すぎない」「ほどよい硬さのベッド」の基準はない。そして、枕の高低、ベッドの硬軟は「気持ちよければ」と言う好みがあり人さまざまである。しかし、頚・頭・医療サポート枕1、頚・頭・医療サポート枕9は、高さ・角度・長さ・幅が自由自在に調整できる。
そのため、仰臥位でのベッド・床面の硬・柔どのような状態でも、人が感じる接触面が「フィットし馴染める・気持ち良い」感じに対応できる。また、腹臥位での頚・頭・医療サポート枕9使用でも、ベッド・床面の硬・柔どのような状態でも、人が感じる接触面が「フィットし馴染める・気持ち良い」感じに対応でき、微細なところまで調整することが可能である。
9…頭・頸・医療サポート枕
10…枕袋
11…頭部支持部材
12…第一支持部材
13…第二支持部材
14…頸部支持部材
15…第一溝部
16…第二溝部
21…小枕
22…鞘
41…ベルト
42…固定部
43…把持部
44…フック部
45…ループ部
46…固定布
47…フック部
48…ループ部
49…ベルト
51…鞘
52…ケース
53…隔壁
54…第一開口部
55…第二開口部
56…鞘
57…鞘
58…鞘
59…鞘
61…軸
62…回転体
63…ボールベアリング
64…リング
65…鞘
71…アジャスタ
72…押さえ部
73…基盤
74…ベルト固定具
75…ガイド部
76…ベルト
77…骨棘
78…椎間孔
81…線ファスナ
82…内布
83a〜83c…ガイド
84…ガイドリング
85…酸素吸入チューブ
86…酸素吸入マスク
90…枕袋
91…頭部支持部材
92…第一支持部材
93…第二支持部材
94…頸部支持部材
95…第一溝部
96…第二溝部
Claims (6)
- 人の頭部を乗せる頭部支持部材と、前記頭部支持部材に人の頭部と頸部を乗せた状態で頸部が位置する頸部支持部材を備えた頭・頸・医療サポート枕であって、
前記頭部支持部材と前記頸部支持部材とは隣接しており、
前記頭部支持部材および前記頸部支持部材の少なくとも一方には、保持部材と調整部材とが取り付けられており、
前記保持部材は、前記調整部材の一部を保持するものであり、
前記調整部材は、前記保持部材に対してスライド移動可能に保持されており、
前記調整部材は、前記頭部支持部材の端部のうち前記頸部支持部材に隣接する端部の反対側の端部に固定部が設けられる調整部材を含む
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕。 - 請求項1に記載の頭・頸・医療サポート枕において、
前記調整部材は、前記頸部支持部材に取り付けられて、前記頸部支持部材の端部のうち前記頭部支持部材と隣接する端部と直交する両側端部に一端がそれぞれ固定される一対の調整部材を含み、
前記保持部材は、前記頸部支持部材の中央寄りに取り付けられて前記調整部材を保持する一対の保持部材を含む
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕。 - 請求項1〜2のいずれか一項に記載の頭・頸・医療サポート枕において、
当該頭・頸・医療サポート枕の中央部分には、当該頭・頸・医療サポート枕よりも体積の小さい小枕が取り付けられるとともに、
前記小枕には、前記調整部材および前記調整部材を保持する前記保持部材が取り付けられており、
前記調整部材の固定部は前記小枕の端部に取り付けられるとともに、前記保持部材は前記小枕の中央寄りに取り付けられている
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の頭・頸・医療サポート枕において、
前記調整部材は、前記頸部支持部材の端部のうち前記頭部支持部材に隣接する端部の反対側の端部に固定部が取り付けられる前記調整部材を含むものであり、
前記調整部材を保持する前記保持部材は、前記保持部材の内部に挿入された前記調整部材を挿入された方向に折り返す折り返し部が形成されている
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の頭・頸・医療サポート枕において、
前記保持部材は前記頸部支持部材または前記頭部支持部材に着脱可能に取り付けられている
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の頭・頸・医療サポート枕において、
前記頭部支持部材に設けられる一対の頭部固定部と、前記各頭部固定部に対してそれぞれ着脱可能である一対の着脱部とを備え、前記着脱部は同一のベルトにそれぞれ固定されてなる
ことを特徴とする頭・頸・医療サポート枕
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