JP6032607B2 - 鋼管の熱間加工装置 - Google Patents

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本発明は、鋼管を長手方向に移動させながら加熱手段で局部的に加熱し、加熱により温度上昇した部分に曲げ装置で曲げモーメントを加えて曲げ加工した後に、冷却手段で冷却して所定の曲げ形状を有する鋼管を得るための鋼管の熱間加工装置に関する。
閉断面の長尺金属材をその長手方向に送出する送り装置と、金属材を送り方向に移動自在に支持する支持装置と、支持装置を通過した金属材を加熱する高周波加熱装置と、高周波加熱装置を通過した金属材を冷却する冷却装置と、金属材の送り方向先端を把持して高周波加熱装置で加熱された部分に曲げモーメントを加える把持手段とを備える曲げ加工製品の製造装置が、下記特許文献1により公知である。
WO2010/050460
ところで、上記特許文献1に記載された発明は、送り装置で長尺金属材を長手方向に押し出しながら、把持装置で金属材に曲げモーメントを加えて曲げ加工を行うものであり、送り装置による金属材の送り速度と、曲げモーメントを加えるための把持装置の移動軌跡とを協調制御する必要があるため、その協調制御が極めて複雑なものになって製品の加工精度を高めるのが難しいという問題があった。また送り装置による金属材の送り量に制約があるため、把持手段側の能力に余裕があっても、送り装置の送り量によって製品の長さが制約されてしまうという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、熱間加工装置による鋼管の加工精度を高めるともに、長尺の鋼管の加工を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、直線状の鋼管を長手方向に移動自在に案内する鋼管案内手段と、前記鋼管案内手段の下流側に配置されて前記鋼管を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の下流側に配置されて前記鋼管を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の下流側で前記鋼管の把持点を把持する把持手段と、前記把持手段を三次元空間内で移動させる曲げ装置と、前記鋼管に形成された基準点の位置を光学的あるいは磁気的に検出する位置検出手段とを備え、前記鋼管はロールフォーミング加工により形成され、前記基準点は前記鋼管のロールフォーミング時に固定されるセルフピアスナットあるいは前記鋼管のロールフォーミング時に形成される孔で構成され、前記把持手段は前記鋼管の前記把持点を該把持手段に対して相対移動不能に把持し、位置検出手段が前記基準点が所定位置に達したことを検出したときに、前記曲げ装置は前記把持手段を移動させて前記鋼管に曲げモーメントを加えることで、前記鋼管を前記加熱手段の近傍の加工位置で曲げ加工することを特徴とする鋼管の熱間加工装置が提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記セルフピアスナットあるいは前記孔は自動車の車体部品に締結されることを特徴とする鋼管の熱間加工装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記鋼管の曲げ加工される部位は自動車の車体部品に結合される部位であることを特徴とする鋼管の熱間加工装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記鋼管は自動車のフロントサイドフレームであることを特徴とする鋼管の熱間加工装置が提案される。
尚、実施の形態のガイドローラ12は本発明の鋼管案内手段に対応し、実施の形態の高周波加熱コイル13は本発明の加熱手段に対応し、実施の形態の冷却装置14は本発明の冷却手段に対応し、実施の形態のチャック17は本発明の把持手段に対応し、実施の形態のステー30およびフロントサブフレーム33は本発明の車体部品に対応する。
請求項1の構成によれば、把持手段が鋼管の把持点を把持して鋼管案内手段から引き出しながら三次元空間内で所定の移動軌跡に沿って移動すると、加熱手段により加熱された鋼管が加工点において曲げモーメントを受けて曲げられた後に冷却手段により冷却されることで、所定形状の製品を得ることができる。その際に、位置検出手段が鋼管に形成した基準点が所定位置に達したことを光学的あるいは磁気的に検出したときに、曲げ装置が把持手段を移動させて鋼管に曲げモーメントを加え、鋼管を加熱手段の近傍の加工位置で曲げ加工するので、鋼管の曲げ加工の精度を高めて高精度の製品を得ることができる。
また鋼管案内手段は鋼管を押し出す必要がなく、曲げ装置で移動する把持手段が鋼管を引き出す機能を有するので、鋼管送り出し手段が不要になるだけでなく、鋼管送り出し手段および曲げ装置を協調制御する必要がなくなって製品の加工精度が高められる。しかも製品の長さが鋼管送り出し手段の能力によって制限されることがなくなり、把持手段による鋼管の引き出し量に応じた長尺の製品を加工することができる。
また把持手段が鋼管の把持点を相対移動可能に支持する従来のものでは、鋼管の加工点に該加工点と把持点間の距離に応じた曲げモーメントしか加えられないが、把持手段が鋼管を該把持手段に対して相対移動不能に把持することで、把持手段で鋼管の把持点を捻ることで更なる曲げモーメントを加えることが可能になり、加工点に加える曲げモーメントの自由度を増加させることができる。
しかも鋼管はロールフォーミング加工により形成され、基準点は鋼管のロールフォーミング時に固定されるセルフピアスナットあるいは鋼管のロールフォーミング時に形成される孔で構成されるので、鋼管をロールフォーミング加工する過程でセルフピアスナットあるいは孔を同時に設けることができるだけでなく、セルフピアスナットあるいは孔を基準点として利用することで特別の基準点を設けることが不要になる。
また請求項の構成によれば、セルフピアスナットあるいは孔は曲げ加工の基準点であるために位置精度が高く、そのセルフピアスナットあるいは孔を自動車の車体部品に締結するので、鋼管および車体部品の結合精度が向上する。
また請求項の構成によれば、鋼管の曲げ加工される部位は自動車の車体部品に結合される部位であるので、鋼管が精度良く曲げ加工されることで、鋼管および車体部品の結合精度が向上する。
また請求項の構成によれば、鋼管は自動車のフロントサイドフレームであるので、フロントサイドフレームの精度を高めてエンジン等の搭載位置のずれを減少させることができる。
鋼管の熱間三次元曲げ加工装置の全体構成を示す図。 図1の2方向拡大矢視図。 図2の3−3線断面図。 鋼管の製造工程を示す図。 自動車のフロントサイドフレームおよびフロントサブフレームの側面図。 図5に対応する作用説明図。
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、本実施の形態のワークである鋼管Wを加熱して所定形状に曲げ加工する熱間加工装置11は、直線状の鋼管Wを長手方向に案内する複数のガイドローラ12…と、ガイドローラ12…の下流側に設けられた加熱手段としての高周波加熱コイル13と、高周波加熱コイル13の下流側に設けられた冷却手段としての冷却装置14と、冷却装置14の下流側に設けられたロボットよりなる曲げ装置15とを備える。
曲げ装置15は、関節により屈曲可能に連結された複数のアーム16…の先端に鋼管Wを把持する把持手段としてのチャック17を備える。チャック17は鋼管Wの把持点18の外表面に密着する把持面を有しており、チャック17で把持点18を把持した状態ではチャック17および把持点18は相対移動不能に一体化される。従って、チャック17の位置を鋼管Wの長手方向に移動させることで、特別の送り装置を必要とせずに、鋼管Wをガイドローラ12…に沿って長手方向に引き出すことができる。またチャック17の位置を鋼管Wの長手方向に対して直交する方向に移動させたり、チャック17の位置で捻りを加えたりすることで、鋼管Wに曲げモーメントを発生させることができる。
図2に示すように、鋼管Wは長手方向に一定の略四角断面を有する直線状の部材であり、その四隅の稜線19…がそれぞれガイドローラ12…で案内される。鋼管Wの移動方向の下流端に位置する4個のガイドローラ12…は曲げ支点となるもので、高周波加熱コイル13は、前記曲げ支点となるガイドローラ12…の下流側にできるだけ近接して配置される。その理由は、曲げ装置15のチャック17を移動させて鋼管Wに曲げモーメントを付与したとき、前記曲げ支点となるガイドローラ12…の位置で鋼管Wに最も大きい曲げモーメントが作用するが、その曲げモーメントが最大になる位置に高周波加熱コイル13を配置して鋼管Wを加熱することで、曲げ装置15により鋼管Wに加える曲げ荷重を最小限に抑えながら鋼管Wを精度良く曲げ加工することができるからである。
高周波加熱コイル13は直列に接続された第1ターン部分13aおよび第2ターン部分13bを有する2ターンのコイルで構成され、その内周と鋼管Wの外周との間に略一定の隙間が形成される。高周波加熱コイル13の第1ターン部分13aの入口と第2ターン部分13bの出口とには、それに電力を供給するための2本のケーブル20,20が接続される。
冷却装置14は鋼管Wの外周を囲む円環状の冷却水タンク21と、冷却水タンク21の外周面に接続された4本の冷却水供給パイプ22…と、冷却水タンク21の内周面に形成された多数の冷却水噴出孔21a…とを備える。
図3に示すように、四つの稜線19…を有する略四角断面の鋼管Wの四つの面には、長手方向に延びる4本の溝23…が形成されており、その一つの面の溝23を挟む位置に周知のセルフピアスナット(Self Piercing and Clinching Nut )24,24が2個設けられる。
図4は鋼管Wの製造工程を示すもので、先ず鋼板をプレスして波形断面のブランク25を製造し、このブランク25の所定位置にセルフピアスナット24,24が打ち込まれる。ブランク25にセルフピアスナット24,24を打ち込むと、セルフピアスナット24,24自身によりブランク25に孔26,26(図3参照)が形成されるとともに、セルフピアスナット24,24がブランク25にカシメにより固定される。続いて、セルフピアスナット24,24が固定されたブランク25を折り曲げ、両端部を突き合わせて溶接することにより、四角断面の鋼管Wが製造される。
図1に戻り、冷却装置14の下流側には、鋼管Wに設けられたセルフピアスナット24,24の位置を検出する位置検出手段27が設けられる。位置検出手段27は、セルフピアスナット24,24により形成された鋼管Wの孔26,26や、セルフピアスナット24,24自体で構成される基準点28を光学的あるいは磁気的に検出する。
図5および図6に示すように、本実施の形態の鋼管Wは、自動車のフロントサイドフレーム29,29として使用される。S字状に湾曲する左右一対のフロントサイドフレーム29,29は車体前後方向に配置され、高い位置にある前側部分は直線状に延びる直線部29a,29aを構成し、直線部29a,29aの後端から湾曲部29b,29bが下方かつ後方に延びている。フロントサイドフレーム29の湾曲部29bは、本実施の形態の熱間加工装置11により曲げ加工される。
セルフピアスナット24,24は直線部29aの上面に設けられており、このセルフピアスナット24,24を用いてステー30が直線部29aに固定される。また直線部29aの下面および湾曲部29bの下面にはそれぞれ前部フロントサブフレーム支持ブラケット31および後部フロントサブフレーム支持ブラケット32が溶接される。
枠状に形成されたフロントサブフレーム33の前部および後部が、前部フロントサブフレーム支持ブラケット31および後部フロントサブフレーム支持ブラケット32にそれぞれマウント部材34,35を介して弾性的に支持される。エンジン36の側面および後面には前部エンジン支持ブラケット37および後部エンジン支持ブラケット38が設けられており、前部エンジン支持ブラケット37および後部エンジン支持ブラケット38が、ステー30およびフロントサブフレーム33にそれぞれマウント部材39,40を介して弾性的に支持される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
ガイドローラ12…から引き出された鋼管Wの把持点18は、高周波加熱コイル13および冷却装置14を通過した位置で曲げ装置15のチャック17により把持される。鋼管Wの前後方向の向きは、製品であるフロントサイドフレーム29の前端側(直線部29a側)が前方となり、後端側(湾曲部29b側)が後方となるように設定される。
そして高周波加熱コイル13にケーブル20,20を介して高周波電流を供給すると、高周波加熱コイル13の周囲に形成される磁界によって鋼管Wの内部に渦電流が発生し、鋼管Wがジュール熱によりA3変態点以上の温度に加熱される。高周波加熱コイル13を通過した直後の加工点41(図1参照)の近傍で鋼管Wの温度は最も高温になり、その加工点41で曲げモーメントを受けた鋼管Wが所望の形状に曲げ加工される。加工点41において曲げ加工された鋼管Wは直ちに冷却装置14に供給され、冷却水タンク21の冷却水噴出孔21a…から噴出する冷却水で急冷されて焼き入れ処理されるため、それ以後は曲げモーメントを受けても永久変形することはない。
曲げ装置15のチャック17で鋼管Wに曲げモーメントを加えるタイミングは、鋼管Wに設けた基準点28であるセルフピアスナット24,24の孔26,26の位置を位置検出手段27(図1参照)で検出することで決められる。即ち、基準点28の加工点41からの距離が予め設定した距離L、つまり基準点28から直線部29aおよび湾曲部29bの境界までの距離L(図5参照)に達したことが位置検出手段27により検出されたとき、チャック17で鋼管Wに曲げモーメントを加えることで、前記境界よりも後方部分(湾曲部29bに相当する部分)を精度良く曲げ加工することができる。前記距離Lは、鋼管Wの曲げ加工が進行するのに応じて逐次増加する。
加工点41の位置は鋼管Wの引き出し速度に応じて変化するが、引き出し速度が略一定になるように曲げ装置15のチャック17の移動軌跡を設定することにより、加工点41の位置は実質的に一定であると見做すことができる。また加工点41と冷却装置14との間の鋼管Wも高温の状態にあるが、曲げ装置15のチャック17により鋼管Wに加えられる曲げモーメントはチャック17から遠いほど大きくなるため、加工点41において一旦曲げられた鋼管Wが、加工点41を通過した後に再び曲げられることはない。
このようにして曲げ装置15のチャック17を所定の移動軌跡に沿って移動させることで、鋼管Wの曲げ加工および焼き入れ処理を連続的に行い、所定形状に曲げ加工された所定長さのフロントサイドフレーム29を得ることができる。得られたフロントサイドフレーム29は、その上流側の未加工の鋼管Wから切り離された後、両端の不要部分が切除される。
以上のように、位置検出手段27が鋼管Wに形成した基準点28が所定位置に達したことを検出したときに、曲げ装置15がチャック17を移動させて鋼管Wに曲げモーメントを加え、鋼管Wを高周波加熱コイル13の近傍の加工点41で曲げ加工するので、鋼管Wの曲げ加工の精度を高めて高精度の製品を得ることができる。
また従来の鋼管Wの送り装置を廃止して鋼管Wを移動自在に案内するガイドローラ12…だけを設け、曲げ装置15に鋼管Wを引き出す機能を持たせたので、送り装置および曲げ装置を協調制御する必要がなくなって製品の加工精度が高められるだけでなく、製品の長さが送り装置の能力によって制限されることがなくなり、曲げ装置15による鋼管Wの引き出し量に応じた長尺の製品を加工することができる。
また曲げ装置15のチャック17が鋼管Wの把持点18を相対回転可能に支持する場合には、鋼管Wに把持点18からの距離に応じた曲げモーメントしか加えられないが、チャック17が鋼管Wを該チャック17に対して相対移動不能に把持することで、チャック17で鋼管Wの把持点18を捻ることで更なる曲げモーメントを加えることが可能になり、加工点41に加える曲げモーメントの自由度を増加させることができる。
また鋼管Wはロールフォーミング加工により形成され、基準点28は鋼管のロールフォーミング加工時に固定されるセルフピアスナット24,24で構成されるので、鋼管Wをロールフォーミング加工する過程でセルフピアスナット24,24を同時に固定することができるだけでなく、セルフピアスナット24,24の孔26,26や、セルフピアスナット24,24自体を基準点28として利用することで特別の基準点を設けることが不要になる。
またセルフピアスナット24,24は鋼管Wの曲げ加工の基準点28であるために位置精度が高く、そのセルフピアスナット24,24を自動車の車体部品であるステー30に締結するので、フロントサイドフレーム29およびステー30の結合精度が向上する。
またフロントサイドフレーム29の曲げ加工される部位である湾曲部29bは、自動車の車体部品であるフロントサブフレーム33に結合される部位であるので、フロントサイドフレーム29が精度良く曲げ加工されることで、フロントサイドフレーム29およびフロントサブフレーム33の結合精度が向上するだけでなく、フロントサブフレーム33に支持されたエンジン36の搭載位置のずれを減少させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の鋼管案内手段は実施の形態のガイドローラ12…に限定されず、鋼管Wを長手方向に移動自在に案内するダイス等の任意の手段を採用することができる。
また実施の形態の鋼管Wは自動車のフロントサイドフレーム29に限定されず、任意の用途の部材であっても良い。
また本発明の基準点28は実施の形態のセルフピアスナット24により形成された鋼管Wの孔26や、セルフピアスナット24自体に限定されず、位置検出手段27で検出可能な任意の物が含まれる。
12 ガイドローラ(鋼管案内手段)
13 高周波加熱コイル(加熱手段)
14 冷却装置(冷却手段)
15 曲げ装置
17 チャック(把持手段)
18 把持点
24 セルフピアスナット
26
27 位置検出手段
28 基準点
29 フロントサイドフレーム
30 ステー(車体部品)
33 フロントサブフレーム(車体部品)
41 加工点
W 鋼管

Claims (4)

  1. 直線状の鋼管(W)を長手方向に移動自在に案内する鋼管案内手段(12)と、前記鋼管案内手段(12)の下流側に配置されて前記鋼管(W)を加熱する加熱手段(13)と、前記加熱手段(13)の下流側に配置されて前記鋼管(W)を冷却する冷却手段(14)と、前記冷却手段(14)の下流側で前記鋼管(W)の把持点(18)を把持する把持手段(17)と、前記把持手段(17)を三次元空間内で移動させる曲げ装置(15)と、前記鋼管(W)に形成された基準点(28)の位置を光学的あるいは磁気的に検出する位置検出手段(27)とを備え、
    前記鋼管(W)はロールフォーミング加工により形成され、前記基準点(28)は前記鋼管(W)のロールフォーミング時に固定されるセルフピアスナット(24)あるいは前記鋼管(W)のロールフォーミング時に形成される孔(26)で構成され、前記把持手段(17)は前記鋼管(W)の前記把持点(18)を該把持手段(17)に対して相対移動不能に把持し、位置検出手段(27)が前記基準点(28)が所定位置に達したことを検出したときに、前記曲げ装置(15)は前記把持手段(17)を移動させて前記鋼管(W)に曲げモーメントを加えることで、前記鋼管(W)を前記加熱手段(13)の近傍の加工点(41)で曲げ加工することを特徴とする鋼管の熱間加工装置
  2. 記セルフピアスナット(24)あるいは前記孔(26)は自動車の車体部品(30)に締結されることを特徴とする、請求項に記載の鋼管の熱間加工装置。
  3. 記鋼管(W)の曲げ加工される部位は自動車の車体部品(33)に結合される部位であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の鋼管の熱間加工装置。
  4. 記鋼管(W)は自動車のフロントサイドフレーム(29)であることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の鋼管の熱間加工装置。
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