JP6030422B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ブロックにサイプが形成された空気入りタイヤに関するもので、特に、雪上路面における操縦安定性能に優れた空気入りタイヤに関する。
従来、スタッドレズタイヤにおいては、トレッドの陸部に、タイヤ周方向に交差する方向に延長するサイプが一様に配置されている。これは、トレッドの陸部がタイヤ踏面に接地する際にサイプが開閉することによる氷雪路面での引っ掻き効果(エッジ効果)や雪噛み効果によって、圧雪路面や氷結路面における直進性能や制動性能を確保するためである。
また、陸部の接地圧を均一化して接地性を改善するため、タイヤ幅方向中心部には深さ方向に凹凸のある3次元サイプを設け、タイヤ幅方向両端部には深さ方向に凹凸のない2次元サイプを設ける方法(例えば、特許文献1参照)や、ヒール・アンド・トウ摩耗の発生を抑制するため、サイプの振幅をブロック踏み込み側で大きくし、蹴り出し側で小さくする方法(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特許第4325948号公報 特開2009−196442号公報
ところで、ラグ系のトレッドパターンを有するタイヤでは、前後方向の成分のエッジ量が増加するので、雪上トラクション性能は向上するが、その分、横方向のエッジ成分が少なくなるので、雪上ハンドリング性能が低下してしまうといった問題点があった。
しかしながら、特許文献1に記載のサイプは、タイヤ幅方向と平行な方向に延長しているため、横方向のエッジ成分を増加させることはできなかった。一方、特許文献2に記載のサイプは、延長方向がタイヤ幅方向と交差しているものの、雪上ハンドリング性能に対する影響の少ないショルダー部のサイプまで延長方向がタイヤ幅方向と交差しているため、雪上トラクション性能が低下してしまうといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、雪上トラクション特性を確保した上で、雪上ハンドリング特性を向上させることのできるトレッドパターンを有する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本願発明は、タイヤのトレッド表面のタイヤ幅方向中心部に位置してタイヤ周方向に沿って延長する主溝と、前記主溝と交差する方向に延長するラグ溝と、前記主溝と前記ラグ溝とにより区画される陸部を、前記主溝側に位置するセンターブロックとタイヤ幅方向外側に位置するショルダーブロックと前記センターブロックと前記ショルダーブロックとの中間に位置する中間ブロックとに区画する複数の縦溝と、前記各ブロックにそれぞれ形成された複数のサイプとを備えた空気入りタイヤであって、前記センターブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度であるセンターサイプ角の大きさが3°〜8°の範囲にあり、前記ショルダーブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度であるショルダーサイプ角の大きさが0°であり、前記中間ブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度である中間サイプ角の大きさが9°〜24°の範囲にあることを特徴とする。
このように、雪上ハンドリング性能に対する影響の少ないショルダーブロックに形成されたサイプのサイプ角を小さくして前後方向のエッジ成分を確保するとともに、センターブロックや中間ブロックに形成されたサイプのサイプ角を大きくして横方向のエッジ成分を増加させて、ハンドリング走行でスリップ角が付与された状態でのセンターブロック及び中間ブロックの追従性を高めるようにしたので、雪上ハンドリング性能を向上させることができる。
また、センターサイプ角の大きさを3°〜8°の範囲とし、中間サイプ角の大きさを9°〜24°の範囲とし、ショルダーサイプ角の大きさを0°としたので、雪上ハンドリング性能と雪上トラクション性能の両方に優れた空気入りタイヤを得ることができる。
また、センターブロックに形成されたサイプのサイプ角を中間ブロックに形成されたサイプのサイプ角よりも小さくしたので、十分な雪上トラクション性能を確保できる。
また、本願発明は、前記センターブロックに形成されるサイプを前記中間ブロック側に延長した直線と前記中間ブロックに形成されるサイプを前記センターブロック側に延長した直線との交点の位置が前記センターブロックと前記中間ブロックとを区画する縦溝内にあり、前記中間ブロックに形成されるサイプを前記ショルダーブロック側に延長した直線と前記ショルダーブロックに形成されるサイプを前記中間ブロック側に延長した直線との交点の位置が前記中間ブロックと前記ショルダーブロックとを区画する縦溝内にあることを特徴とする。
これにより、タイヤ踏面でのサイプエッジ圧が一繋ぎに均一に繋がって働くため、タイヤ踏面内でブロックが局所的に不安定な挙動をせず、安定した雪上性能を実現できる。
また、本願発明は、前記中間サイプ角の大きさが前記センターサイプ角の大きさの3倍であることを特徴とする。
これにより、雪上ハンドリング性能を確保しつつ十分な雪上トラクション性能を確保することができる。
また、本願発明は、前記ラグ溝が、タイヤ幅方向の一方の端部からタイヤ幅方向中心部に向かってタイヤ周方向に交差するように延長し、タイヤ幅方向中心部にて折り返してタイヤ幅方向の他方の端部まで延長するV字状のラグ溝であることを特徴とする。
これにより、雪上での前後方向のグリップ力と雪柱剪断力とを確保できるので、雪上ハンドリング特性と雪上トラクション特性とを更に向上させることができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本実施の形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す図である。 各ブロックのサイプ角を示す図である。 本発明による空気入りタイヤのトレッドパターンの他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本実施の形態に係る空気入りタイヤ(以下、タイヤという)10のトレッドパターンの一例を示す図で、上下方向がタイヤ周方向、左右方向がタイヤ幅方向である。
同図において、11はトレッド、12はトレッド11の踏面側のタイヤ幅方向中心にタイヤ周方向に沿って延長するように設けられた周方向溝(以下、主溝という)、13は主溝12に交差する方向に沿って延長し主溝12に連通するラグ溝、14a,14bは、ラグ溝13に交差する方向(ここでは、タイヤ周方向に対して10°程度傾いた方向)に延長し主溝12とラグ溝13とにより区画された陸部15をセンターブロック15aとショルダーブロック15bと中間ブロック15cとに区画する縦溝、16a〜16cは各ブロック15a〜15cのタイヤ踏面側に設けられたサイプである。
以下、主溝12側に位置する縦溝14aを内側縦溝と呼ぶ。
センターブロック15aは主溝12とラグ溝13と内側縦溝14aとにより区画されたブロックで、ショルダーブロック15bは外側縦溝14bとラグ溝13とにより区画されたブロック、中間ブロック15cは内側縦溝14aとラグ溝13と外側縦溝14bとにより区画されたブロックである。
ラグ溝13の2つの溝壁は、それぞれ、主溝12側からタイヤ幅方向外側に行くにしたがって間隔が次第に広がる円弧から成る。すなわち、ラグ溝13の溝幅は、主溝12側からタイヤ幅方向外側に行くにしたがって次第に広くなるように形成される。また、主溝12の右側のラグ溝は主溝12からタイヤ幅方向外側に行くにしたがって右上がりに延長し、左側のラグ溝を左上がりに延長している。
このように、ラグ溝13の溝幅をタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くなるように形成すれば、タイヤのセンター部ではブロック長を増加させてブロック剛性を確保できるとともに、ショルダー部ではセンター部で不足するラグ溝13による雪中剪断力増大させることができるので、雪上ハンドリング特性と雪上トラクション特性とを更に向上させることができる。
また、本例では、陸部15をブロック15a〜15cに区画する縦溝14a,14bの溝幅を主溝12の溝幅よりも狭くするとともに、ラグ溝13の溝幅を、主溝12側からタイヤ幅方向外側に行くにしたがって次第に広くなるように形成しているので、排水性を向上させることができる。
更に、本例では、縦溝である主溝12の断面積と縦溝14a,14bの断面積との和を、横溝であるラグ溝13の総断面積よりも小さくしている。これにより、同一ネガティブ率(溝面積比率)での従来のトレッドパターンを有するタイヤと比較してラグ溝13の比率を大きくできるので、雪上での前後力を効果的に確保することができる。
本例では、各ブロック15a〜15cに形成されるサイプ16a〜16cのサイプ角(サイプの延長方向とタイヤ幅方向とのなす角)の大きさを、ブロック15a〜15c毎に異なる大きさとすることで、雪上トラクション特性を確保した上で、雪上ハンドリング特性を向上させるようにしている。
具体的には、図2に示すように、センターブロック15aに形成されるサイプ16aのサイプ角であるセンターサイプ角をθA=5°とし、ショルダーブロック15bに形成されるサイプ16bのサイプ角であるショルダーサイプ角をθB=0°とし、中間ブロック15cに形成されるサイプ16cのサイプ角である中間サイプ角をθC=15°とした。
雪上トラクション性能を向上させるには、サイプ角を0°、すなわち、サイプの延長方向がタイヤ幅方向と平行である方が、前後方向のエッジ成分が増加するので好ましい。一方、スリップ角が付与された状態での雪上におけるハンドリング走行においては、サイプ角が大きい方が、横方向のエッジ成分が増加するので好ましい。
本例では、ハンドリング性能に対する寄与の大きいセンターブロック15aや中間ブロック15cに形成されるサイプ16a,16cのサイプ角θA,θCを大きくして横方向のエッジ成分を増加させるとともに、ハンドリング性能に対する影響の少ないショルダーブロック15bに形成されるサイプ16bのサイプ角θBを0°とすることで、タイヤセンター部及びタイヤ中間部での路面に対する追従性を高めるとともに、前後方向のエッジ成分を確保するようにしている。
なお、センターブロック15aは、雪上トラクション性能に対する影響も大きいので、本例では、センターブロック15aに形成されるサイプ16aのサイプ角θAを中間ブロックに形成されるサイプのサイプ角θCよりも小さくしている。
このように、センターブロック15a、ショルダーブロック15b、及び、中間ブロック15cにそれぞれサイプ16a〜16cを形成する際に、センターサイプ角θAをショルダーサイプ角θBよりも大きくし、かつ、中間サイプ角θCをセンターサイプ角θAよりも大きくしたタイヤ10を用いれば、車両の雪上トラクション性能を確保しつつ、雪上ハンドリング性能を向上させることができる。
このとき、中間サイプ角θCの大きさをセンターサイプ角θAの大きさの3倍程度とすれば、車両の雪上トラクション性能と雪上ハンドリング性能とをバランスよく向上させることができる。
また、本例では、図2に示すように、サイプ16aを中間ブロック15c側に延長した直線とサイプ16cをセンターブロック15a側に延長した直線との交点の位置が内側縦溝14a内にあり、サイプ16cをショルダーブロック15b側に延長した直線とサイプ16bを中間ブロック15c側に延長した直線との交点の位置が外側縦溝14b内にあるように、サイプ16a〜16cを形成したので、タイヤ踏面でのサイプエッジ圧が一繋ぎに均一に繋がって働くため、タイヤ踏面内でブロックが局所的に不安定な挙動をせず、安定した雪上性能を実現できる。
なお、前記実施の形態では、センターサイプ角をθA=5°、ショルダーサイプ角をθB=0°、中間サイプ角をθC=15°としたが、本発明はこれに限るものではない。センターサイプ角θAの大きさとしては、3°〜8°の範囲にあることが好ましく、中間サイプ角θCの大きさとしては、9°〜24°の範囲にあることが好ましい。なお、ショルダーサイプ角θBとしては、必ずしも0°である必要はなく、センターサイプ角θAよりも小さい値であればよい。
センターサイプ角θA、ショルダーサイプ角θB、及び、中間サイプ角θCを上記の範囲にすることで、雪上トラクション性能を確保しつつ、雪上ハンドリング性能を向上させることができる。
また、前記例では、サイプ16a〜16cを直線状のサイプとしたが、波状あるいは折れ線状のサイプであってもよい。
また、サイプ16a〜16cとしては、深さ方向に凹凸のない2次元サイプであってもよいし、深さ方向に凹凸のある3次元サイプでもよい。あるいは、2次元サイプを基調とし、その一部を3次元サイプとしてもよい。
また、前記例では、内側縦溝14aと外側縦溝14bとを細溝としたが、内側縦溝14aと外側縦溝14bのいずれか一方又は両方の溝幅を主溝12と同じにしてもよい。
また、内側縦溝14aと外側縦溝14bの延長方向をタイヤ周方向に対して10°程度傾いた方向としたが、これに限るものではなく、タイヤ周方向に平行な方向でもよいし、タイヤ周方向に対して傾いた方向であってもよい。但し、ブロック剛性の観点からは、傾きの大きさとしては、タイヤ周方向に対して30°以内とすることが好ましい。
また、前記例では、主溝12をストレート溝とし、縦溝14a,14bの延長方向をタイヤ周方向に対して少し傾けた縦溝としたが、図3に示すように、内側縦溝24aをストレート溝としてもよい。
図3のトレッドパターンでは、主溝12と内側縦溝24aと外側縦溝14bとを細溝とするとともに、内側縦溝24aの溝幅を主溝12の溝幅よりも広くしている。これにより、周方向への排水効果を更に高めることができる。
また、前記例と同様に、縦溝である主溝12の断面積と縦溝24a,14bの断面積との和を、横溝であるラグ溝13の総断面積がよりも小さくすれば、同一ネガティブ率(溝面積比率)での従来のトレッドパターンを有するタイヤと比較してラグ溝13の比率を大きくできるので、雪上での前後力を効果的に確保することができる。
図1に示した、ショルダーサイプ角が0°、中間サイプ角が15°、センターサイプ角が5°であるタイヤ(本発明)と、全てのブロックのサイプ角が0°である従来のタイヤ(従来例1)とを準備し、各タイヤを試験車両(Skoda Octavia)に搭載して走行試験を行い、雪上トラクション性能と雪上ハンドリング性能とを評価した結果を以下の表1に示す。また、比較のため、全てのブロックのサイプ角が15°であるタイヤ(比較例1)、ショルダーサイプ角が0°で中間サイプ角とセンターサイプ角とが15°であるタイヤ(比較例2)、及び、ショルダーサイプ角と中間サイプ角とが0°でセンターサイプ角が15°であるタイヤ(比較例3)についての同様の試験を行った結果についても併せて記した。
なお、各タイヤのタイヤサイズは195/65R15、使用リムは15×6.5J、内圧は220kPa、荷重は(車重)+70kgである。
Figure 0006030422
雪上トラクション性能は、試験車両を車速5km/hで雪上を走行した後、アクセルを踏んで加速し車速が40km/hに到達するのに要する時間(加速時間)を測定し、この加速時間の逆数を従来例を100とした指数で評価した。数字が高い程加速時間が短く、雪上トラクション性能が高い。
雪上ハンドリング性能は、トラック状のテストコースを車速が60km/hで10周したときのトラック一周当たりに要する (LAPタイム)を測定し、このLAPタイムの逆数を従来例1を100とした指数で評価した。数字が高い程LAPタイムが短く、雪上ハンドリング性能が高い。
表1から明らかなように、本発明のタイヤは、従来例のタイヤとほぼ同等の雪上トラクション性能を確保しつつ、雪上ハンドリング性能が従来例よりも10%以上向上していることが分かる。
これに対して、全てのブロックのサイプ角を15°とした比較例1のタイヤでは、雪上ハンドリング性能は向上するものの、雪上トラクション性能が従来例よりも大幅に低下していることが確認された。
また、中間サイプ角とセンターサイプ角とをともに15°とした比較例2のタイヤは、雪上ハンドリング性能は従来例のタイヤよりも向上しているものの、従来例のタイヤとほぼ同等の雪上トラクション性能を確保することはできなかった。
一方、センターサイプ角のみを15°とした比較例3のタイヤは、従来例のタイヤとほぼ同等の雪上トラクション性能を有し、かつ、雪上ハンドリングも性能向上しているが、本発明のタイヤに比較すると雪上ハンドリング性能の向上の度合いが少ないことが分かる。
したがって、この試験により、サイプ角を各ブロック毎に適宜設定することで、雪上トラクション性能を確保しつつ、雪上ハンドリング性能を効果的に向上させることができることが確認された。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
本発明によれば、雪上トラクション性能を確保しつつ、雪上ハンドリング性能を効果的に向上させることができるので、雪路における車両の走行安定性能を一層向上させることができる。
10 空気入りタイヤ、11 トレッド、12 周方向溝(主溝)、13 ラグ溝、
14a 内側縦溝、14b 外側縦溝、15a センターブロック、
15b ショルダーブロック、15c 中間ブロック、16a〜16c サイプ。

Claims (4)

  1. タイヤのトレッド表面のタイヤ幅方向中心部に位置してタイヤ周方向に沿って延長する主溝と、前記主溝と交差する方向に延長するラグ溝と、前記主溝と前記ラグ溝とにより区画される陸部を、前記主溝側に位置するセンターブロックとタイヤ幅方向外側に位置するショルダーブロックと前記センターブロックと前記ショルダーブロックとの中間に位置する中間ブロックとに区画する複数の縦溝と、前記各ブロックにそれぞれ形成された複数のサイプとを備えた空気入りタイヤであって、
    前記センターブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度であるセンターサイプ角の大きさが3°〜8°の範囲にあり、
    前記ショルダーブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度であるショルダーサイプ角の大きさが0°であり、
    前記中間ブロックに形成されるサイプのタイヤ幅方向に対する角度である中間サイプ角の大きさが9°〜24°の範囲にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記センターブロックに形成されるサイプを前記中間ブロック側に延長した直線と前記中間ブロックに形成されるサイプを前記センターブロック側に延長した直線との交点の位置が前記センターブロックと前記中間ブロックとを区画する縦溝内にあり、前記中間ブロックに形成されるサイプを前記ショルダーブロック側に延長した直線と前記ショルダーブロックに形成されるサイプを前記中間ブロック側に延長した直線との交点の位置が前記中間ブロックと前記ショルダーブロックとを区画する縦溝内にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記中間サイプ角の大きさが前記センターサイプ角の大きさの3倍であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ
  4. 前記ラグ溝が、タイヤ幅方向の一方の端部からタイヤ幅方向中心部に向かってタイヤ周方向に交差するように延長し、タイヤ幅方向中心部にて折り返してタイヤ幅方向の他方の端部まで延長するV字状のラグ溝であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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