JP6028665B2 - 画像対応付け装置および画像対応付け方法 - Google Patents
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Description
=10+30+0=40
(mvBのコスト)=SAD+abs(mvB_x)+abs(mvB_y)
=20+5+5=30
この発明の実施の形態1では、符号化された映像シーケンスを構成する各ピクチャの階層参照関係に基づいて符号化時に選択された動きベクトルの一貫性を利用して信頼性の高い画像の対応付けを行う画像対応付け装置を説明する。
/(POC_CURR−POC_L1)×MVL1
MVL1=(POC_CURR−POC_L1)
/(POC_CURR−POC_L0)×MVL0
ブロックサイズは、符号化時に最も符号化効率が高くなるように自動的に決定される。その大きさは、例えば64画素×64画素や8画素×8画素など様々であるが、動きベクトルの精度はブロックサイズに大きく影響される。一般に、ブロックサイズが大きい方が安定したベクトルを求められる傾向にある。ブロックサイズが小さいと、ノイズの影響を受けやすく、また、符号化時に被写体の物理的な運動を表すベクトルとは異なるベクトル(例えば図20のmvB)を選択しやすいためである。したがって、画像の対応付けという観点からは、サイズが大きい符号化ブロックが持つ動きベクトルの方が適している。そこで、対応する符号化ブロックのサイズが大きな動きベクトルほど、投票値も大きくなるようにする。ブロックサイズに基づく投票値vの決定は、例えば次式に基づいて行われる。
動きベクトル検索部1にて、対応ブロックの動きベクトルを生成する際に、そのブロックが持つ動きベクトルをそのまま利用した場合と、逆方向の動きベクトルや周囲ブロックの動きベクトルから生成した場合とでは動きベクトルの信頼性が異なる。当然ながら、後者の方が動きベクトルの信頼性は低く、正しい動きベクトルになっていない可能性が高い。そこで、動きベクトル検索部1における動きベクトルの生成方法に応じて、投票値vを次のように変更する。
符号量とは、符号化時にそのブロックで発生した符号の総量を表す。符号化時に予測の精度が高ければ符号量は小さくなり、予測の精度が低ければ符号量は大きくなる。つまり、符号量の小さなブロックでは精度の高い動き予測が行われており動きベクトルの信頼性が高く、逆に符号量の大きなブロックでは精度の低い動き予測が行われており動きベクトルの信頼性が低いと予想できる。したがって、符号量の小さなブロックが持つ動きベクトルの投票値は大きく、符号量の大きなブロックが持つ動きベクトルの投票値は小さくすることが妥当である。そこで、対応ブロックの符号量に応じて、投票値vを次のように変更する。
ビットレートは、動きベクトルの長さ(予測ベクトルとの差分)に影響を与える。ビットレートが高い場合、動きベクトルを決定する際に、ブロック間のSADを最小化することが重視され、動きベクトルの長さは大きな制約を受けない。一方、ビットレートが低い場合、ブロック間のSADが多少大きくても予測ベクトルとの差分が小さな動きベクトルが選択されやすくなる傾向がある。つまり、ビットレートが低い場合は、被写体の物理的な運動を表すベクトルとは異なる動きベクトルが選択されやすくなり、画像の対応付けという観点からは不適切な動きベクトルが得られる傾向にある。したがって、次式を利用することで、ビットレートが高い場合は投票値が大きく、ビットレートが低い場合は投票値が小さくなるようにする。
着目しているピクチャとその参照ピクチャとの時間間隔は動きベクトルの精度に影響を与える。例えば図2に示したように参照構造が階層的となる場合、ピクチャによって参照ピクチャとの時間間隔が異なる。一般に、時間間隔が短いほど動きベクトルの精度は高く、時間間隔が長いほど動きベクトルの精度は低くなる。そこで、着目しているピクチャと参照ピクチャとの時間間隔に応じて、次のように投票値vを変更する。
符号化ブロックのテクスチャは、動きベクトルの精度に影響を与える。一般に、テクスチャに乏しいブロックでは正確な動き探索は難しく、動きベクトルの信頼性が低い。逆に豊富なテクスチャを持つブロックの動きベクトルは信頼性が高い。そこで、それぞれの動きベクトルのブロックが持つテクスチャを定量化し、複雑なテクスチャを持つブロックの動きベクトルは投票値を大きくし、テクスチャに乏しいブロックの動きベクトルは投票値を小さくする。テクスチャの複雑度は、例えば画素値の分散で定量化することができ、分散が大きいほど複雑なテクスチャとなる。分散を用いた投票値の変更は、例えば次式を利用して行う。
σ2=Σ(f−m)2/N
+vp2(mv2x’、mv2y’)+v2
Claims (7)
- 複数の画像が階層的な参照構造で符号化された動画像を符号化する際に得られる動きベクトルを利用して画像の対応付けを行う画像対応付け装置であって、
前記複数の画像間における動きベクトルの指示関係を検索する動きベクトル検索部と、
前記複数の画像とそれらの符号化情報と前記動きベクトル検索部が検索した前記動きベクトルの指示関係に基づいて、前記動きベクトルの投票値を決定する投票値決定部と、
前記投票値決定部が決定した前記動きベクトルの投票値を当該動きベクトルが指す基準画像上の位置に投票し、投票値を集約した各位置の集約投票値に基づいて基準画像上の対応点を決定する投票部と
を備えた画像対応付け装置。 - 前記投票値決定部は、前記動きベクトルごとの投票値に対して指標に基づく補正を適用して当該動きベクトルの投票値を決定する請求項1に記載の画像対応付け装置。
- 前記投票値決定部は、前記動きベクトルごとの投票値に対して複数の指標のそれぞれに基づいて補正し、それらを重み付けて平均する補正を適用して当該動きベクトルの投票値を決定する請求項1に記載の画像対応付け装置。
- 前記投票部が決定した前記基準画像上の対応点の集約投票値から対応関係の信頼性を判定し、その判定結果を出力する判定部
を備えた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像対応付け装置。 - 前記判定部は、前記投票部が決定した前記基準画像上の対応点の集約投票値を閾値と比較して対応関係の信頼性を判定する請求項4記載の画像対応付け装置。
- 複数の画像が階層的な参照構造で符号化された動画像を符号化する際に得られる動きベクトルを利用して画像の対応付けを行う画像対応付け方法であって、
前記複数の画像間における動きベクトルの指示関係を検索する動きベクトル検索ステップと、
前記複数の画像とそれらの符号化情報と前記動きベクトル検索ステップで検索された前記動きベクトルの指示関係に基づいて、前記動きベクトルの投票値を決定する投票値決定ステップと、
前記投票値決定ステップで決定された前記動きベクトルの投票値を当該動きベクトルが指す基準画像上の位置に投票し、投票値を集約した各位置の集約投票値に基づいて基準画像上の対応点を決定する投票ステップと
を有する画像対応付け方法。 - 前記投票ステップで決定された前記基準画像上の対応点の集約投票値から対応関係の信頼性を判定し、その判定結果を出力する判定ステップ
を有する請求項6に記載の画像対応付け方法。
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