JP6028174B1 - エアコン制御装置及びエアコン制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】既設のエアコンと電源コンセントの間に挿入して使用し、装置自身が最適な温度を設定してエアコンに制御指令を行うことが可能なエアコン制御装置を提供すること。【解決手段】壁電源用コンセント3から取り入れた電力をエアコン1に供給するためにエアコンの電源プラグ2を接続可能な接続手段5と、エアコン1に供給される電力を計測する電力計測手段と、室内の温度及び湿度を計測する温湿度計測手段と、エアコン1の設定温度及びエアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定し、エアコンにその制御信号を送信する制御手段と、制御信号を赤外線を用いてエアコンに対して送信する赤外線送信手段7と、電力の変化からエアコンの赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段とを備えるとともに、制御手段が、温湿度計測手段により計測された温度及び湿度に基づいて設定温度を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、空調機器(以下「エアコン」という。)の制御装置(以下「エアコン制御装置」という。)に関する。特に、既設のエアコンの電源プラグと室内の壁に設置されている電源用コンセントとの間に挿入して使用するエアコン制御装置及びエアコン制御システムに関する。
近年、家電等の機器に通信機能を持たせ、それをインターネットに接続することにより、インターネットに接続されたクラウドコンピュータによりそれらの家電を制御したり監視したりする、いわゆるIoT(Internet of Things)技術が注目されている。
また、IoT技術と携帯端末、中でも特に発展が著しいスマートホンを組み合わせ、スマートホンをリモコン代わりとして利用し、外出先から家電を制御したり、家電の状態をモニターしたりする「スマート家電」も発達して来ている。
例えば、http://panasonic.jp/pss/guide/aircon/ で特定されるサイトに記載されている通りである。
さらに、家庭内にある様々な機器のリモコンの機能を1台のスマートホンに学習させて統合するネットワーク接続型の学習リモコンも提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−253756号公報
しかしながら、既設のエアコンの温度制御に関して言えば、ユーザーが室内にあるリモコンで所望の温度を設定して、それをエアコン本体に送信することによってエアコンが指定された温度で制御を行うだけであり、設定された温度が高過ぎ(あるいは低過ぎ)た場合であっても、設定された温度で制御を継続するだけである。
上記のスマート家電の場合も、基本的にはユーザーが設定した温度で制御を継続することに変わりはなく、たとえクラウドコンピュータから指令を送って温度設定を行ったとしても、それはユーザーがスマートホンによってクラウドコンピュータに指示をしたものであるから、室内においてユーザーがリモコンで設定するのと基本的には同じである。
上記のネットワーク接続型の学習リモコンを利用する場合も同様である。
また、近年新たにIoT仕様に合わせて開発されたエアコンであれば、インターネット通信機能をエアコン本体に内蔵させることが可能なため、上記のようなスマート家電として利用することは可能であるが、既設のエアコンにはそのような通信機能は具備されていないため、対応ができないという問題がある。
また、スマート家電の場合は、メーカーごとに独自のサービスを提供しており、また、エアコンの仕様もそれぞれに異なるため、既設のエアコンに対して同様のサービスを提供することはできない。
さらには、省エネルギー(以下「省エネ」という。)の観点から言えば、ユーザーの設定した温度でエアコンの制御を継続するよりも、エアコン制御装置が常時室内の温度と湿度を監視し、より省エネとなるような最適な温度を自ら決定し、補正した温度でエアコンの制御を行う方が効率がよい。
本発明は、上述のような問題点に鑑みなされたものであり、既設のエアコンと電源コンセントの間に挿入して使用するエアコン制御装置であって、その装置自身が最適な温度を設定してエアコンに制御指令を行うとともに、エアコンの消費電力を常時監視して省エネ制御を行うことが可能なエアコン制御装置を提供することを目的とする。
さらには、そのエアコン制御装置をネットワークに接続し、クラウドコンピュータ経由でエアコンの制御及び監視を可能とするエアコン制御システムを提供することを目的とする。
本発明は、室内の空気の温度をコントロールするエアコンの電源プラグと前記室内の壁に設置されている電源用コンセントとの間に挿入して使用するエアコン制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記電源用コンセントから取り入れた電力を前記エアコンに供給するために前記エアコンの電源プラグを接続可能な接続手段と、前記エアコンに供給される電力を計測する電力計測手段と、前記室内の温度及び湿度を計測する温湿度計測手段と、
前記エアコンの設定温度及び前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定し、前記エアコンにその制御信号を送信する制御手段と、前記制御信号を赤外線を用いて前記エアコンに対して送信する赤外線送信手段と、前記電力の変化から前記エアコンの赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段とを備えるとともに、
前記制御手段が、前記温湿度計測手段により計測された温度及び湿度に基づいて前記設定温度を決定することを特徴とするエアコン制御装置によって達成される。
また、本発明は、室内の空気の温度をコントロールするエアコンの電源プラグと前記室内の壁に設置されている電源用コンセントとの間に挿入して使用する一又は複数のエアコン制御装置と、ネットワークに接続された無線LANルータと、前記ネットワークに接続されたサーバと、前記ネットワークに接続されたネットワーク端末とが前記ネットワークを介して互いに通信可能に接続されたエアコン制御システムに関し、本発明の上記目的は、
前記エアコン制御装置が、
前記電源用コンセントから取り入れた電力を前記エアコンに供給するために前記エアコンの電源プラグを接続可能な接続手段と、前記エアコンに供給される電力を計測する電力計測手段と、前記室内の温度及び湿度を計測する温湿度計測手段と、前記エアコンの設定温度及び前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定し、前記エアコンにその制御信号を送信する制御手段と、前記無線LANルータを介して前記サーバ及び前記ネットワーク端末と無線で通信を行う無線通信手段と、前記制御信号を赤外線を用いて前記エアコンに対して送信する赤外線送信手段と、前記電力の変化から前記エアコンの赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段とを備えるとともに、
前記制御手段が、前記温湿度計測手段により計測された温度及び湿度に基づいて前記設定温度を決定することによって達成される。
上記の構成によるエアコン制御装置によれば、既設のエアコンのメーカーを問わず、最適な温度で室内の温度を制御できるとともに、省エネを図ることができる。また、既設のエアコンに後付けでエアコン制御装置を付加するだけであるので、エアコンの買い替えが不要になり、資源の有効活用ができる。
また、上記の構成によるエアコン制御システムによれば、最適な温度で室内の温度を制御したり省エネを図ったりすることの他に、ネットワークに接続されたネットワーク端末を用いてエアコン制御装置を操作したり、エアコンの状態を外部からモニタリングしたりすることができる。
本発明に係るエアコン制御装置の使用状態を説明するための図である。 エアコン制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 エアコンの赤外線リモコンに使用されている赤外線通信パターンと同じパターンをエアコン制御装置に登録するフローを示すものである。 エアコン制御装置に格納されている赤外線通信パターンの例を示す表である。 エアコン制御装置が計測して取得する温度・湿度データ及び電力量のデータの種類を示す図である。 エアコン制御装置が行う基本的な処理の流れを示すフローチャートの例である。 目標とする設定温度を決定するための処理を示すフローチャートの例である。 現在の室温に対応する「基本設定温度」の数値を、週間平均温度を参照して補正するためのルックアップテーブルを表したものである。 設定温度を補正するための処理を示すフローチャートの例である。 設定温度を補正するための処理の他の例を示すフローチャートである。 温度Tと湿度Hにより求められる不快指数をルックアップテーブルにしたものである。 省エネのための制御処理の第1例を示すフローチャートの例である。 省エネのための制御処理の第2例を示すフローチャートの例である。 省エネのための制御処理の第3例を示すフローチャートの例である。 急激に室温が高温になった時に警報音を発信する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明に係るエアコン制御システムの構成を示すブロック図である。 特定小電力無線局のハードウェア構成の例を示す図である。 サーバのハードウェア構成を示す図である。 サーバの機能ブロックを示す図である。 親機をサーバに登録する手順を示すフローチャートである。 親機の登録画面の一例を示す図である。 子機を親機と紐付けてサーバに登録する手順を示すフローチャートである。 (A)は子機を登録する親機の一覧を示す画面の一例であり、(B)は子機の登録画面の一例である。 ネットワーク端末に表示するリモコン画面の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係るエアコン制御装置の使用状態を説明するための図である。
既設のエアコン1の電源プラグ2を壁コンセント3(100Vあるいは200Vの交流電源)から抜いて、エアコン制御装置4が備えているコンセント5に接続するとともに、エアコン制御装置4の電源プラグ6を壁コンセント3に接続する。こうすることにより、壁コンセント3から供給される交流電源をエアコン制御装置4を介してエアコン1に供給することができる。
また、エアコン1を操作又は制御するための制御信号は、エアコン制御装置4が備える赤外線発光ダイオード(以下「LED」という。)7から赤外線によって送信され、エアコン1の赤外線受光部8でそれを受信して、エアコン1が前記制御信号に従って動作する。
本発明に係るエアコン制御装置4は、従来のエアコンのように、ユーザーが決定した設定温度を付属の赤外線リモコン(不図示)でエアコン1に送って制御するのではなく、エアコン制御装置4自身が室内温度や湿度に基づいて決定した最適な設定温度をエアコン1に送って、その設定温度に基づいてエアコン1が室内の温度を制御するものである。
ただし、通常のエアコンの電源ONや、電源OFFはエアコン付属のリモコンを用いて行ってもよいし、エアコン制御装置4の操作部12(後述)にON/OFFボタン(不図示)を設けて、それを用いて行ってもよい。
図2は、エアコン制御装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、エアコン制御装置4は、接続部5、赤外線LED7、電力計測部9、温湿度センサ10、無線通信モジュール11、操作部12、液晶表示器13及び制御部14を備えている。また、エアコン制御装置4は、壁コンセント3から交流電源を取り入れるための電源プラグ6を備え、取り入れた交流を直流に変換して駆動電源として利用するためのAC/DC変換器15を備えている。
このうち接続部5は、エアコン1の電源プラグ2が挿入可能なコンセントで構成されており、接続手段として機能する。
また、赤外線LED7は、制御部14が生成する制御信号に基づいて駆動され、発光した赤外線をエアコン1に送信し、赤外線に含まれる制御コードによりエアコン1を制御する機能を備え、制御部14と協働して赤外線送信手段として機能する。
なお、赤外線LED7はエアコン制御装置4の外に設置し、ケーブルでエアコン制御装置4と接続してもよい。そうすることにより、赤外線LED7をエアコン1の赤外線受光部8に近接あるいは密着して設置することが可能になり、エアコン制御装置4とエアコン1との通信を確実なものにすることができる。
電力計測部9は、壁コンセント3から取り入れた交流電力のうち、エアコン1に供給される電力量をリアルタイムに計測する機能を備え、電力計測手段として機能する。電力計測部9は、エアコン1に供給される電源の電圧及び電流をリアルタイムに計測し、制御部14にデータを送る。
また、温湿度センサ10は、エアコン1が設置される室内の温度及び湿度をリアルタイムに計測する機能を備え、温湿度計測手段として機能する。計測したデータは制御部14に送られる。温湿度センサ10は、例えば、センシリオン株式会社のデジタル温湿度センサ(SHTシリーズ)が利用可能である。
無線通信モジュール11は、他の無線機器との通信を行うための機能を備えたモジュールであり、無線通信手段として機能する。例えば、IEEE802.11b/g/n規格に準拠した無線LANモジュール(いわゆるWifiモジュール)や特定小電力無線モジュール(例えば920MHz無線モジュール)が利用可能である。Wifiモジュールや920MHz無線モジュールは市販のもの(例えば、ローム株式会社のBP35A1等)が利用可能である。
920MHz帯は電波伝搬特性(見通し通信距離、回り込み)に優れた帯域で、免許なしで使用することができるため、使い勝手がよい。
無線通信モジュール11は、この実施形態においては必ずしも必要なものではないが、後述のエアコン制御システムにおいては必須のものである。
操作部12は、ユーザーによる操作(例えば温度設定パターンの切替操作や、初期設定の開始操作等)を受け付ける機能を有し、選択受付手段として機能する。例えば、切り替えスイッチや押しボタンスイッチ等で構成することが可能である。
なお、無線通信モジュール11を備えている場合は、対応する携帯無線端末(不図示)を用いてユーザーの操作を受け付けてもよい。
液晶表示器13は、電力計測部9で計測した電力量を電気料金に換算した金額を表示したり、エアコン1の状態を表示したりする機能を備える。
制御部14は、CPU14a、RAM14b及びROM14cを備え、エアコン制御装置4全体を制御する制御手段である。CPU14aが、ROM14c等に記憶されている所要のプログラムを実行して、温湿度センサ10により計測された温度・湿度や、電力計測部9で計測された電力量に基づいてエアコン1の設定温度を決定したり、エアコン1の冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定したりする。
また、制御部14は、後述の通り、赤外線LED7と協働して赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段としても機能する。
なお、冷暖房機能とはヒートポンプ機能、すなわち、熱媒体を用いて外気中の熱を室内に移動(暖房)あるいは、室内の空気中の熱を外気に放出(冷房)する機能であり、主流は冷媒の圧縮・膨張と熱交換を組み合わせたものである。
スピーカー16は、室内の温度が急激に上ったりした場合に、火災警報音若しくは音声を発する機能を有するものであり、制御部14と協働することにより警報音発生手段として機能する。なお、スピーカーの代わりにブザーを用いてもよい。
なお、図2では各ハードウェアが一つの筐体内に収められているように記載しているが、各ハードウェアを別々のユニットにして、それらを有線又は無線で接続するようにしてもよいことは言うまでもない。
図3は、エアコン1の赤外線リモコン(不図示)に使用されている赤外線通信パターンと同じパターンを判定し、エアコン制御装置4に登録するフローを示すものである。
すなわち、エアコンは、そのエアコンのメーカーごとに決められた赤外線通信パターンを用いた赤外線リモコン(以下「リモコン」という。)によってユーザーからの要求を受け付けているため、本発明に係るエアコン制御装置4からエアコン1に対して制御コードを赤外線によって送信する場合は、当該リモコンに用いられている赤外線通信パターンと同じものを使用する必要がある。
このため、最初に制御対象のエアコン1に対応する赤外線通信パターンを判定して、エアコン制御装置4の記憶部(例えばROM14c)に登録する必要がある。
以下、図3に基づいて、制御部14が赤外線通信パターンを判定して登録するフローについて説明する。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。この処理は、エアコン制御装置の電源がONになり、ユーザーが操作部12において初期設定を選択した時にスタートする。
CPU14aが初期設定開始指令を受信すると(S101のYES)、赤外線通信パターン登録モードに移行し(S102)、ROM14cに格納されている全てのメーカーの赤外線通信パターンの最初から順にエアコン1に送信する(S103)。なお、後述のように、1つの赤外線通信パターンはエアコンの制御に必要な全ての命令(電源ON、OFF、冷房、暖房、送風、温度の数値等)がコード化されたものが1組セットになったものであるが、この登録処理において使用するのは、例えば、電源ONに対応する制御コードの赤外線信号のみである。
図4は、ROM14cに格納されている赤外線通信パターンの例を示す表である。図において各命令に対応する制御コードが4ビットの数値で示されているが、これは概念を説明するために簡略化して記載したものであり、実際にはもっと長いビット列になる。上述のように、このうち、電源ONに対応するコードが赤外線でエアコン1に送信される。
電源ONに該当する赤外線信号を送った時に、エアコン1が電源ONになれば、その赤外線通信パターンはエアコン1のリモコンに使用されている赤外線通信パターンと同じものであると判定できる。
エアコン1の電源がONになったか否かは、電力計測部9で計測した電流が所定の値(例えば0.1A)を超えたか否かで判定することができる。
ステップS104において、計測電流が所定の値を超えていなければ(S104のNO)、エアコン1の電源はONになっていないと判断して、次の赤外線通信パターンの電源ONの信号を送信する(S105)。ステップS104に戻って計測電流値が所定値を超えているかどうかをチェックする。このようにして、計測電流値が所定値を超えるまで繰り返す。
計測電流値が所定値を超えた時は(S104のYES)、その時の赤外線通信パターンがエアコン1のリモコンに用いられているものと同じであると判定し、その赤外線通信パターンをROM14cに登録して(S106)、処理を終了する。
図5は、エアコン制御装置4が計測して取得(保存)する温度・湿度データ及び電力量のデータの種類を示す図である。温度及び湿度は温湿度センサ10が計測し、電力量のデータは電力計測部9で計測した電圧値及び電流値に基づいて制御部14が計算によって求めるものである。
図5において、「A:リアルタイム計測値」は、常時モニタリングしている温度、湿度及び電力量を、例えば15秒間隔でサンプリングして制御部14にある一時記憶部(例えばROM14cに設けられた特定領域)に格納することを示している。
「B:計測値の移動平均」は、15秒間隔でサンプリングした温度及び湿度データの例えば2分間の移動平均を求め、ROM14cに格納することを示している。移動平均であるため、このデータは15秒ごとに変化する。また、電力量データは2分毎に積算したデータをROM14cに格納することを示している。
「C:累積データの蓄積(1)」は、温度及び湿度データの1時間分の平均値を求め、1時間毎にROM14cに格納することを示している。また、電力量データは1時間毎に積算したデータをROM14cに格納することを示している。すなわち、次の1時間経過後には2時間分の電力量の積算値になる。
同様にして「D:累積データの蓄積(2)」、「E:累積データの蓄積(3)」、「F:累積データの蓄積(4)」は、それぞれ、「1日の温度・湿度の平均/1日分の電力量の累積」、「1週間の温度・湿度の平均/1週間の電力量の累積」、「1ヶ月の温度・湿度の平均/1ヶ月の電力量の累積」となる。
これらの各データが、エアコン制御装置4が最適な設定温度を決定したり、電気料金を計算して表示したりするための基礎データとして利用される。
図6は、エアコン制御装置4が行う基本的な処理の流れを示すフローチャートの例である。エアコン制御装置4は、一定時間t(例えば1時間)毎に目標とする最適な設定温度を見直し、各種の省エネ制御ルーチンを選択して省エネを図るものである。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。
まず、時間(t)をリセットして、t=0とする(S201)。次に、最適な設定温度を決定して、赤外線通信によりエアコン1に指令を行う(S202)。このルーチンの具体例は図7に示す通りであるが、説明は後述する。
次に、エアコン1が設定温度で室温を制御している間に、エアコン制御装置4は室内の温度及び湿度を監視しつつ、設定温度を必要に応じて補正する処理を行う(ステップS203)。補正の処理の具体例は図9に示す通りであるが、説明は後述する。
次に、省エネのための制御を行う(S204)。どのコースにするのかは予めユーザーがはじめに選択しておく必要があるが、例えば、操作部12にてユーザーが選択するようにしてもよい。なお、省エネ制御の具体例は図12乃至図14に示す通りであるが、説明は後述する。
1時間の間に以上の処理を行い(S205のNO)、1時間(t=1)経過したら(S205のYES)、時間をリセットして(S201)、S202〜S204の処理を行う。以下、これらの処理を繰り返す。
図7は、目標とする設定温度を決定するための処理を示すフローチャートの例であり、図6のステップS202の処理に対応するものである。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。
まず、エアコン制御装置4が備えるタイマー(不図示)からその日の日付を取得する(S301)。
その日の日付が、例えば、4月16日から10月15日までの期間(以下「冷房期間」という。)内であれば(S302のYES)、冷房の期間であると判定し、エアコン1を冷房に設定する制御コードを赤外線でエアコン1に送信する(S303)。
一方、その日の日付が、10月16日から4月15日までの期間(以下「暖房期間」という。)内であれば(S302のNO)、暖房の期間であると判定し、エアコン1を暖房に設定する制御コードを赤外線でエアコン1に送信する(S304)。
次に、CPU14aはROM14cに格納されている週間平均温度(直前のデータ)を取得する(S305)。次に、室内の2分間の平均温度(直前のデータ)を取得する(S306)。
また、室内の2分間の平均湿度(直前のデータ)を取得する(S307)。
以上のデータに基づいて目標とする設定温度Aを決定し(S308)、設定温度Aをエアコン1に赤外線で送信して(S309)処理を終了する。
なお、ステップS308における目標設定温度を決定する処理のフローについては以下の通りである。これを図8に基づいて説明する。
図8は、現在の室温に対応する「基本設定温度」の数値を、週間平均温度を参照して補正するためのルックアップテーブル(以下「テーブル」という。)を表したものである。現在の室温が週間平均温度よりもかなり低い場合は、体感温度は実際の室温よりも低く感じるため、予め設定してある基本設定温度よりも高めに設定する(プラスの補正を加える)必要があり、その逆に、現在の室温が週間平均温度よりもかなり高い場合は、体感温度は実際の室温よりも高く感じるため、予め設定してある基本設定温度よりも低めに設定する(マイナスの補正を加える)必要があるからである。このテーブルは、制御部14のROM14cに格納されている。
図7のステップS305で取得した週間平均温度26度、S306で取得した2分間の室内平均温度を30度とし、ユーザーが選択した基本設定温度を「基本設定温度1」とした場合の設定温度を図8のテーブルを参照して求める。
まず、現在の室温が30度の場合、「基本設定温度1」の設定温度は27度となる。次に、週間平均温度が26度で、かつ、現在の室温が30度の場合の補正数値は「−1」であるから、実際の設定温度は27度にマイナス1度を補正した26度となる。
図9は、設定温度を補正するための処理を示すフローチャートの例であり、図6のステップS203の処理に対応するものである。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。
まず、最初に計測した温度(T)を取得する(S401)。次に2分後に計測した温度(T)を取得する(S402)。
次に、TとTとの差が0.1度以上であれば、まだ温度が安定していないと判断し(S403のNO)、TをTで置き換え(S404)、さらに2分後に計測した温度(T)を取得する(S402)。これをTとTとの差が0.1度未満となるまで繰り返す。
とTとの差が0.1度未満となったら(S403のYES)、設定温度Aと直前の計測温度(T)との差(これをΔとする。)を求める(S405)。
差Δが例えば1.5度以下である場合は(S406のNO)、補正を行わずに処理を終了する。一方、差Δが1.5度より大きい場合は(S406のYES)、そのときの日付が冷房期間内であれば(S407のYES)、設定温度を1度下げる補正を行い(S408)、補正した設定温度Aをエアコン1に送信し(S409)、処理を終了する。
これに対して、そのときの日付が暖房期間内であれば(S407のNO)、設定温度を1度上げる補正を行い(S410)、補正した設定温度Aをエアコン1に送信し(S409)、処理を終了する。
図10は設定温度を補正する場合の他の例を示すフローチャートである。夏場に室温が28度以上になると、湿度との関係で不快指数(temperature-humidity index)が80以上になる場合があり、不快指数が80以上になると、殆どの人が不快を感じると言われている。すなわち、不快指数が80を超えないように設定温度を補正する処理を行うのが、図10のフローによる処理である。
なお、不快指数とは夏の蒸し暑さを数量的に表した指数のことであり、1957年、アメリカ合衆国で考案されたものである。不快指数は、温度T℃、湿度H%として、次の式で求められる。
不快指数=0.81×T+0.01×H(0.99×T−14.3)+46.3 ・・・(式1)
図11は、室温Tと湿度Hから式1によって求めた不快指数をテーブルにしたものである。このテーブルは制御部14のROM14cに格納されている。
図10に戻り、不快指数が80を超えないように設定温度を補正する処理について説明する。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。
まず、CPU14aは、室内の温度T(度)及び湿度H(%)を取得する(ステップS501)。温度Tが28度未満の場合は(S502のNO)、設定温度を1度上げてそれをエアコン1に送信する(S503)。設定温度を上げれば省エネになるからである。そして、ステップS507に移行し、30分経過したら(S507のYES)最初に戻り、温度T及び湿度Hを取得し(S501)、以降の処理を行う。30分経過するまで待つのは、補正後の温度が安定するのに30分程度の時間がかかるからである。
これに対して、温度Tが28度以上の場合は(S502のYES)、ROM14cに格納されている不快指数のテーブルを参照し、温度T及び湿度Hに対応する不快指数を取得する(S504)。なお、不快指数はテーブルを参照せずに、上記式1に基づいて直接算出してもよい。
取得した不快指数が80以上の場合は(S505のYES)、設定温度を1度下げてそれをエアコン1に送信する(S506)。そして、ステップS507に移行し、30分経過したら(S507のYES)最初に戻り、温度T及び湿度Hを取得し(S501)、以降の処理を行う。
一方、不快指数が80未満の場合は(S505のNO)、最初に戻り、温度T及び湿度Hを取得し(S501)、以降の処理を行う。
以上の処理により、不快指数を80未満に抑えることができる。
次に、省エネのための制御について説明する。図6のステップS204の処理に対応するものである。
図12は、省エネのための制御処理の第1例を示すフローチャートの例であり、これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。
図12の処理は、図6のステップS203における設定温度の補正処理ルーチンの終了後にスタートする。
まず、冷暖房機能(ヒートポンプ機能)が起動してから、例えば30分以上経過するまで待機する(S601のNO)。設定温度に到達してから省エネ制御を行うためである。
冷暖房機能が起動してから30分以上経過後(S601のYES)、冷暖房機能をOFFにする(S602)。
冷暖房機能をOFFにすると、室温が上昇(冷房の場合)あるいは下降(暖房の場合)するので再び冷暖房機能をONにする必要があるが、それまでの待機時間が必要である。この待機時間が長いと室温が上がり過ぎたり下がり過ぎたりするが、逆に、短いと省エネ効果が低くなる。この例では、待機時間を4.5分と設定した。
冷暖房機能をOFFにしてからの経過時間が4.5分以内であれば(S603のNO)、そのまま冷暖房機能OFFを継続し、4.5分経過したら(S603のYES)、冷暖房機能をONにする(S604)。以下、この処理を繰り返す。このように、冷暖房機能のON−OFF制御のみで省エネを図ることができる。
図13は、省エネのための制御処理の第2例を示すフローチャートの例であり、これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。なお、図13は暖房時の省エネ制御処理の例である。
図13の処理は、図6のステップS203における設定温度の補正処理ルーチンの終了後にスタートする。
まず、計測した温度Tが、最初に設定した設定温度Aを超えているかどうかをチェックする(S701)。計測温度Tが設定温度A以下の場合は(S701のNO)、設定温度を変更せずにそのまま制御を継続する。
一方、計測温度Tが最初の設定温度Aを超えた場合は(S701のYES)、設定温度Aをα度下げ(すなわち、A=A−α)、エアコン1に補正後の設定温度Aを送信する(S702)。αの値は、希望する省エネの程度により適宜設定すればよい。
設定温度Aを最初の設定温度Aからα度下げた後、計測温度Tが最初の設定温度A以上である場合は(S703のNO)、そのまま補正後の設定温度Aでの運転を継続する。
徐々に温度が下がり、計測温度Tが最初の設定温度Aよりも低下した場合は(S703のYES)、設定温度Aを最初の設定温度Aに戻し、エアコン1に送信する(S704)。
以上の処理を繰り返す。
図14は、省エネのための制御処理の第3例を示すフローチャートの例であり、これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。なお、図14は暖房時の省エネ制御処理の例である。
図14の処理は、図6のステップS203における設定温度の補正処理ルーチンの終了後にスタートする。
この処理は、電力計測部手段で計測された電力が予め設定した電力量上限値(W)を超えないように設定温度を補正及び/又は前記エアコンの冷暖房機能のON−OFFの切り換え指令をエアコン1に対して行うものである。
なお、電力量上限値(W)は予め設定してエアコン制御装置4のROM14cに入力しておく必要がある(入力手順についての説明は省略する。)。
まず、CPU14aが電力計測部9から電力量計測値Wを取得する(S801)。
次に、WとWとの差が所定値(例えば80W)よりも大きい場合は(S802のYES)、まだ上限値まで余裕があるため、設定温度を1度上げ、エアコン1に送信する(S803)。始めに戻り、この処理を繰り返す。
設定温度を上げて行った時に、WとWとの差が80W以下になった場合は(S802のNO)、WとWとの差が20W以上であれば(S804のNO)、変更後の設定温度を維持して最初に戻って以降の処理を繰り返す。すなわち、この状態が理想である。
これに対して、WとWとの差が20Wよりも小さくなった場合は(S804のYES)、設定温度を上げ過ぎて消費電力が上限値Wに近づいたと判定し、冷暖房機能をOFFにする指令をエアコン1に送信する(S805)。冷暖房機能をOFFにしてから、例えば2分経過後(S806のYES)に、設定温度を1度下げるとともに、冷暖房機能をONにする指令をエアコン1に送信する(S807)。上げすぎた設定温度を下げる必要があるからである。そして、最初に戻って上記の処理を繰り返す。
本発明に係るエアコン制御装置4は、温湿度センサ10を備えているため、室内の急激な温度変化を検知することができる。例えば、室内あるいはその近辺に火災が発生した場合に、急激に高温になったことを検知して警報音(サイレン音、ブザー音、警報メッセージ音声等を含む。)を発信するようにすることができる。
図15は、急激に室温が高温になった時に警報音を発信する処理を示すフローチャートの一例である。これらの図の各ステップにおける処理は、CPU14aが所定のプログラムに基づいて行うものである。図15の処理は、エアコン制御装置4が起動すると同時にスタートする。
なお、この処理においては、エアコン制御装置4はエアコン1に対しては何も指令を送信しない。
まず、温湿度センサ10が計測した最初の温度Tを取得する(S901)。Tが例えば50度を超えている場合は(S902のYES)、火災等が発生したと判断して、CPU14aがスピーカー16に対して所定の警報音を鳴らす駆動信号を送信し(S907)、処理を終了する。
これに対して、ステップS902において、温度Tが50度以下である場合は(S902のNO)、10秒後の温度Tを取得する(S903)。
が40度以下の場合は(S904のNO)、TをTで置き換えて(S906)、ステップS902に戻る。この時、ステップS904でTが40度以下であったから、Tも当然に50度以下になり(S902のNO)、新たな10秒後の温度Tを取得する(S903)。以上の処理を、Tが40度を超えるまで繰り返す。
ステップS904において、Tが40度を超えた場合は(S904のYES)、それが急激な温度上昇によるものか否かを判断するため、TとTとの差が5度以上であるか否かをチェックする(S905)。
温度上昇が5度以上である場合は(S905のYES)、火災等が発生したと判断して、CPU14aがスピーカー16に対して所定の警報音を鳴らす駆動信号を送信し(S907)、処理を終了する。
一方、温度上昇が5度未満である場合は(S905のNO)、TをTで置き換えて(S906)、ステップS902に戻る。このとき、何らかの理由により温度が徐々に上昇して50度を超える可能性もあるため、ステップS902においてTが50度を超えているか否かをチェックする。
が50度以下の場合は(S902のNO)、ステップS903以降の処理を繰り返す。
また、Tが50度を超えている場合は(S902のYES)、何らかの危険な状態にあると判断して、CPU14aがスピーカー16に対して所定の警報音を鳴らす駆動信号を送信し(S907)、処理を終了する。
以上は、エアコン制御装置4がネットワークには接続されていない、いわゆるスタンドアロンバージョンの場合の実施形態について説明した。
次に、エアコン1の電源プラグ2と室内の壁に設置されている電源用コンセント3との間に挿入して使用する一又は複数の無線通信可能なエアコン制御装置4が、特定小電力無線局21を介して無線LANルータ22に接続され、さらに、サーバ23及びネットワーク端末24とエアコン制御装置4とがネットワーク25を介して互いに通信可能に接続されたエアコン制御システムについて説明する。
図16は本発明に係るエアコン制御システムの構成を示すブロック図である。図において、エアコン制御装置4は、図2に示すものと基本的な構成は同じであるが、操作部12及び液晶表示部13は必要ではない。ネットワーク端末24を用いて操作をしたり、ネットワーク端末24の画面に表示したりできるからである。
なお、スピーカー16は、スタンドアロンバージョンの場合には必要であるが、このネットワークバージョンの場合には、後述のように、火災警報情報をエアコン制御装置4からサーバ23に送り、サーバ23からネットワーク端末に送ってユーザーに知らせることができるので、なくても構わないが、併用すれば効果はさらに高まるので、存置してもよい。
逆に、ネットワークバージョンの場合は無線通信モジュール11は必要である。図16に示す実施形態では、特定小電力無線局21を介して無線LANルータ22に接続しているので、無線通信モジュール11は特定小電力無線モジュール(例えば920MHz無線モジュール)が好適である。この場合は、特定小電力無線局21はネットワーク25に接続するためのゲートウェイとして機能する。
920MHz帯を利用した特定小電力無線通信は、免許不要、通信距離が長く干渉が起こりにくい等の伝搬特性に優れているため、使い勝手がよいという特長がある。
また、無線LANルータ22は市販のものが利用可能である。ネットワーク端末24は、例えば、ノートパソコン、タブレットPC、スマートホン等の携帯端末が利用可能である。特に、近年発達が目覚しいスマートホンは機能及び携帯性にすぐれており、好適である。
また、ネットワーク25はインターネットが利用可能であるが、それには限らず、例えばイントラネットも利用できることは言うまでもない。
このエアコン制御システムにおいて、エアコン1の設定温度の決定や省エネ制御はエアコン制御装置4が内蔵するプログラムに基づいて行うことは、スタンドアロンの場合と同じであるが、エアコン制御装置4の操作を、サーバ23が備える後述の統合操作部53により、ネットワーク端末24によって行うことができる点が異なる。
例えば、エアコンの温度設定パターンの選択をサーバ23が備える統合操作部53により、ネットワーク端末24を用いてユーザーに行わせることができる。この場合、サーバ23の統合操作部53が選択受付手段として機能する。サーバ23の統合操作部53にアクセスしたユーザーのネットワーク端末24により選択された温度設定パターンに基づいて、エアコン制御装置4の制御部14が温度設定パターンを切り換える。
また、エアコン制御装置4が計測した温度、湿度、電力量等のデータをサーバ23に吸い上げて記憶し、ネットワーク端末24の画面にそれを表示することができる点においても異なる。
図17は、特定小電力無線局21のハードウェア構成の例を示す図である。図において、特定小電力無線局21は、表示部31、LANインタフェース(I/F)32、無線通信モジュール33及び制御部34を備える。
このうち、表示部31は、特定小電力無線局21の動作モードや動作状態を点灯や点滅によって表すLEDで構成される。
また、LAN I/F32は、無線LANルータ22との通信を行うためのインタフェースであり、LAN端子、無線LANを実現するためのアンテナおよび送受信機を含むことができる。例えば、LANケーブルが接続可能なコネクを備えたネットワークアダプタ、LANカード等である。無線LANルータ22との通信を無線で行う場合は、無線LANアダプタでも構わない。
無線通信モジュール33は、エアコン制御装置4との間で特定小電力による無線通信を行うための機能を備えたモジュール(例えば920MHz無線モジュール)である。920MHz無線モジュールは市販のもの(例えば、ローム株式会社のBP35A1等)が利用可能である。
制御部34は、CPU34a、RAM34b及びROM34cを備え、特定小電力無線局21全体を制御する。CPU34aが、ROM34c等に記憶されている所要のプログラムを実行して、表示部31のLEDを点灯あるいは点滅させたり、ゲートウェイの機能を実現したりする。
また、特定小電力無線局21は、一又は複数のエアコン制御装置4がネットワーク25に接続するためのゲートウェイとして機能しているため、エアコン制御装置4が接続する特定小電力無線局21を認識する必要がある。特に、特定小電力無線局1台に対して複数のエアコン制御装置が接続する場合は、特定小電力無線局21を親機とすれば、エアコン制御装置4は子機の関係になる。
従って、以後、必要に応じて、特定小電力無線局21を「親機」、エアコン制御装置4を「子機」と呼ぶこととする。
また、ROM34cには、特定小電力無線局21の固有の識別情報(親機ID)が格納されており、記憶手段としての機能を備える。さらには、サーバ23のURL(Uniform Resource Locator)と親機IDを含む情報が記録された一次元又は二次元バーコード(不図示)が特定小電力無線局21の筐体に貼付されている。
同様に、エアコン制御装置4のROM14cには、エアコン制御装置4の固有の識別情報(子機ID)が格納されており、さらには、子機IDを含む情報が記録された一次元又は二次元バーコード(不図示)がエアコン制御装置4の筐体に貼付されている。
図18は、サーバ23のハードウェア構成を示す図である。サーバ23は、図18に示すように、送受信部41、記憶部42、制御部43を備える。
このうち送受信部41は、外部装置との通信を行う通信手段である。送受信部41は、少なくともネットワーク25を介した通信が可能なインタフェースを備える。
記憶部42は、データを記憶するための記憶手段であり、大容量のHDDなどにより構成される。
制御部43は、CPU43a、RAM43b及びROM43cを備え、サーバ23全体を制御する。CPU43aが、ROM43c等に記憶されている所要のプログラムを実行して、サーバ23の各部を制御することにより、種々の機能を実現する。
図19は、サーバ23の機能ブロックを示す図である。図において、ブラウザ画面表示部51は、このエアコン制御システムが提供するサービスの各種メニュー等を表示するグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を提供する機能を備える。
初期設定部52は、後述のように、このシステムを利用するユーザーの登録を受け付けたり、親機及び子機の登録(及び解除)を受け付けたりする機能を備える。すなわち、初期設定部52が親機IDを登録するとともに、子機IDを親機IDと関連付けて登録する機能である。
また、エアコン制御装置の統合操作部53は、ユーザーがネットワーク端末24を用いて各種の操作を行う場合、その操作を受付ける機能を備える。例えば、個々の子機4のリモコン画面(例えば図24)を表示して、ユーザーの操作により子機4の操作を行うことができる。子機4を操作するということは、間接的にはエアコン1を操作することになる。
モニタリング部54は、エアコン制御装置(子機)4から吸い上げた温度、湿度、電力量データから日別、月別、年間平均、電気料金データ等を作成し、ネットワーク端末24の操作によりユーザーからの閲覧要求があったときにブラウザ画面表示部51に送り、ユーザーの閲覧に供する機能を備える。
また、室温が所定値を超えた時に子機から警報情報がサーバ23に送信されると、モニタリング部54が、サーバ23の記憶部42に予め登録されている送信先(子機のユーザーのメールアドレスを含む。)に電子メールで知らせる機能も備えている。送信先としては、ユーザーのメールアドレスの他、例えば、消防署やマンションの管理組合、あるいは隣戸の住人のメールアドレス等が考えられる。こうすることにより、外出先においても火災等の発生をいち早く知り対処することができる。
なお、スタンドアロンバージョンのエアコン制御装置4は、室温が所定値を超えた時にスピーカー16に対して所定の警報音を鳴らす駆動信号を送信してスピーカーを鳴らしてユーザーに報知するが、ネットワークバージョンのエアコン制御装置の場合は、サーバ23に対して所定の警報情報(火災を知らせるメッセージ等)を送り、サーバ23が所定の送信先にその警報情報を送る点で異なる。
図20は、親機21をサーバ23に登録する手順を示すフローチャートである。まず、ユーザーが、バーコードスキャン機能を備えたネットワーク端末24を用いて、親機21に貼付されているバーコードをスキャンし、サーバ23のURLと親機IDを読み取る(S1001)。
次に、読み取ったサーバURLに基づいてネットワーク端末24がサーバ23に自動的に接続され(S1002)、ユーザーがシステムにログインを行う。なお、ユーザーは予めこのシステムにユーザー登録を行い、ユーザーアカウントとパスワードを設定しておく必要がある。
ユーザーが、登録してあるユーザーアカウントとパスワードを用いてログインを行い(S1003のYES)、親機(ゲートウェイ)の登録メニューを選択すると、サーバ23の初期設定部52がネットワーク端末24の画面に図21に示すような親機の登録画面を表示する。
サーバ23の初期設定部52がネットワーク端末24が読み取った親機IDを取得すると(S1004)、図21の登録画面には、ネットワーク端末24で読み取った親機ID(図では「ゲートウェイシリアル番号」と表示されている。)61が自動的に入力される。
ここで必要であれば親機の名前62を入力して、確定ボタン63を押下すると、サーバ23が取得した親機IDを登録する(S1005)。
次に、サーバ23の初期設定部52が、登録済みの親機IDと関連付けて子機IDを新たに登録する処理について、図22を参照して説明する。
まず、ネットワーク端末24をサーバ23に接続する(S1101)。例えば、サーバ23のURLをネットワーク端末24にブックマークの形で登録しておけば容易に接続可能である。
次に、ユーザーアカウントとパスワードを入力してログインを行い、子機登録メニュー(不図示)から、子機を登録する親機の一覧を選択して表示する。図23(A)は、子機を登録する親機の一覧を示す画面の例である。図23(A)において、子機を登録する親機を一覧から指定(選択)すると(S1102)、親機ID64がハイライト表示に変わり、「次へ進む」ボタン65を押下すると、図23(B)に示すような子機の登録画面が表示される。図23(B)には、子機が接続する親機ID66が表示されている。
ユーザーが、ネットワーク端末24を用いて子機に貼付されているバーコードをスキャンして子機IDを読み取ると(S1103)、子機ID67が自動的に入力される。ここで必要であれば制御対象であるエアコンの名前68を入力して、確定ボタン69を押下すると、サーバ23が取得した子機IDを親機IDと紐付けて登録する(S1104)。
なお、親機IDと紐付けられて登録された全ての子機IDをサーバ23から親機21のROM34cに送って記憶させておけば、親機と子機との接続認証をサーバ23を介さずにできるようになる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、処理の内容、データの構成、画面の表示内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
例えば、省エネ制御については、ユーザーのニーズに合わせた様々なバリエーションが考えられる。
なお、無線通信の方式は、特定小電力無線には限られず、IEEE802.11b/g/n等の規格に準拠した無線LAN通信(いわゆるWifi)を利用してもよい。その場合には小電力無線局21は必要ではない。
1:エアコン、2:エアコンの電源プラグ、3:壁コンセント、4:エアコン制御装置、5:コンセント、7:赤外線LED、8:赤外線受光部、9:電力計測部、10:温湿度センサ、11:無線通信モジュール、12:操作部、13:液晶表示器、14:制御部、16:スピーカー、21:特定小電力無線局、22:無線LANルータ、23:サーバ、24:ネットワーク端末、25:ネットワーク
















Claims (13)

  1. 室内の空気の温度をコントロールする空調機器(以下「エアコン」という。)の電源プラグと前記室内の壁に設置されている電源用コンセントとの間に挿入して使用するエアコン制御装置であって、該エアコン制御装置は、
    前記電源用コンセントから取り入れた電力を前記エアコンに供給するために前記エアコンの電源プラグを接続可能な接続手段と、
    前記エアコンに供給される電力を計測する電力計測手段と、
    前記室内の温度及び湿度を計測する温湿度計測手段と、
    前記エアコンの設定温度及び前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定し、前記エアコンにその制御信号を送信する制御手段と、
    前記制御信号を赤外線を用いて前記エアコンに対して送信する赤外線送信手段と、
    前記電力の変化から前記エアコンの赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段と
    を備えるとともに、
    前記制御手段が、前記温湿度計測手段により計測された温度及び湿度に基づいて前記設定温度を決定することを特徴とするエアコン制御装置。
  2. 前記制御手段が、さらに、前記電力計測手段で計測された電力が予め設定した電力の上限値を超えないように前記設定温度を補正及び/又は前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換え指令を前記エアコンに対して行うことを特徴とする請求項1に記載のエアコン制御装置。
  3. 前記制御手段が、前記室内の温度と湿度とを対応付けて予め決定された最適な設定温度が格納されたルックアップテーブルをさらに備え、
    前記温湿度計測手段で計測された室内の温度及び湿度から前記ルックアップテーブルを参照することにより、前記エアコンの設定温度を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のエアコン制御装置。
  4. さらに液晶表示器を備え、前記制御手段が前記計測した電力の積算値に基づいて電気料金を算出し、該算出した電気料金を前記液晶表示器に表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のエアコン制御装置。
  5. さらに警報音発生手段を備え、前記温度が所定値を超えた時に警報音を発することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のエアコン制御装置。
  6. 室内の空気の温度をコントロールする空調機器(以下「エアコン」という。)の電源プラグと前記室内の壁に設置されている電源用コンセントとの間に挿入して使用する一又は複数のエアコン制御装置と、
    ネットワークに接続された無線LANルータと、
    前記ネットワークに接続されたサーバと、
    前記ネットワークに接続されたネットワーク端末とが、
    前記ネットワークを介して互いに通信可能に接続されたエアコン制御システムであって、
    前記エアコン制御装置は、
    前記電源用コンセントから取り入れた電力を前記エアコンに供給するために前記エアコンの電源プラグを接続可能な接続手段と、
    前記エアコンに供給される電力を計測する電力計測手段と、
    前記室内の温度及び湿度を計測する温湿度計測手段と、
    前記エアコンの設定温度及び前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換えのタイミングを決定し、前記エアコンにその制御信号を送信する制御手段と、
    前記無線LANルータを介して前記サーバ及び前記ネットワーク端末と無線で通信を行う無線通信手段と、
    前記制御信号を赤外線を用いて前記エアコンに対して送信する赤外線送信手段と、
    前記電力の変化から前記エアコンの赤外線通信パターンを判定する赤外線通信パターン判定手段とを備えるとともに、
    前記制御手段が、前記温湿度計測手段により計測された温度及び湿度に基づいて前記設定温度を決定することを特徴とするエアコン制御システム。
  7. 前記制御手段が、さらに、前記電力計測手段で計測された電力が予め設定した電力の上限値を超えないように前記設定温度を補正及び/又は前記エアコンの冷暖房機能のON-OFFの切り換え指令を前記エアコンに対して行うことを特徴とする請求項に記載のエアコン制御システム。
  8. 前記無線通信手段が特定小電力による無線通信手段であるとともに、前記無線LANルータと有線あるいは無線で接続された特定小電力無線局をさらに備え、前記無線LANルータと前記エアコン制御装置との通信を、前記特定小電力無線局を介して前記特定小電力無線により行うことを特徴とする請求項6又は7に記載のエアコン制御システム。
  9. 前記特定小電力無線局が固有の識別情報を備えるとともに、該識別情報を含む情報を格納したバーコードを前記特定小電力無線局に備え、
    前記ユーザーがバーコードの読取手段を備えた前記ネットワーク端末によって前記バーコードを読み取ると、読み取られた前記特定小電力無線局の識別情報が前記ネットワーク端末から前記サーバに送信され、前記サーバが前記特定小電力無線局の前記識別情報を前記サーバに登録するとともに、
    さらに、前記エアコン制御装置が固有の識別情報を備えるとともに、該識別情報を格納した第二のバーコードを前記エアコン制御装置に備え、
    前記ユーザーが前記ネットワーク端末によって前記第二のバーコードを読み取ると、読み取られた前記エアコン制御装置の識別情報が前記ネットワーク端末から前記サーバに送信され、前記サーバが前記エアコン制御装置の前記識別情報を前記特定小電力無線局の前記識別情報と関連付けて前記サーバに登録することを特徴とする請求項に記載のエアコン制御システム。
  10. 前記特定小電力無線局が、前記特定小電力無線局の前記識別情報と関連付けられて登録された前記エアコン制御装置の前記識別情報を、前記特定小電力無線局に備えられた記憶手段に記憶していることを特徴とする請求項に記載のエアコン制御システム。
  11. 前記制御手段が、前記温度が所定値を超えた時に警報情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバが受信した前記警報情報を予め登録した送信先に送信することを特徴とする請求項6乃至10のいずれかに記載のエアコン制御システム。
  12. 前記ネットワーク端末がスマートホンである、請求項6乃至11のいずれかに記載のエアコン制御システム。
  13. 前記各手段が別々の独立したユニットで構成されている請求項1に記載のエアコン制御装置。
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