JP6027415B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、流体配管の接続に用いられるコネクタに関し、特に給湯器等の配管接続を迅速かつ確実に行うことのできるコネクタに関するものである。
一般に流体配管の接続に用いられるコネクタは、雌側管(コネクタハウジング)と雄側管(雄部材)を結合部材(ロック部材)を操作することによって、係合および解除することのできる構成である。
例えば、特許文献1に示すように、コネクタ(管接続装置)は端部にフランジ部を有する管継手と、先端環状溝及び基端側環状溝を有する雄側管と、Oリングと、管結合部材と、インナーパイプとから構成され、インナーパイプを内挿した雄側管の先端環状溝にOリングを嵌合して管継手に接続した後、側方から管継手のフランジ部に管結合部材を嵌め込んで結合する。解除の際は、管結合部材を側方に引き抜く構造である(特許文献1)。
特開2010−223301号公報
しかし、従来の特許文献1の場合では、雌側管継手(コネクタハウジング)に雄側管(雄部材)を挿入した後、管結合部材(ロック部材)を側方から嵌め込む必要があり、接続操作が煩雑であると共に、狭いスペースに於いては作業が困難である。
また、少なくとも、管結合部材(ロック部材)を側方から嵌め込むためのスペースが必要である。更に、近接する他の部品との間隔を取る必要があり、密接配置の要求される場合には適さなかった。
この発明は、上記したような不都合を解消する為になされたもので、コネクタハウジングと、雄部材と、ロック部材とから成るコネクタであって、前記雄部材はロック部材の一部が係合する係合溝を備え、コネクタハウジングはロック部材の一部と係合してロック部材の下降を制限する係合段部と、側窓とを備え、前記ロック部材は、仮組み状態でコネクタハウジングの外周に形成された係合段部と係合すると共に一部がコネクタハウジング内に入り込み、雄部材がコネクタハウジング内に挿入されると、ロック部材の一部が雄部材先端により拡開されて係合段部との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、コネクタハウジングと雄部材とをロックするので、接続操作が容易であると共に、狭いスペースに於いての作業のし易いコネクタを提供するものである。
この発明は、以下のような内容である。
(1)上記目的を達成するため、本発明は一端に雄部材が装着される略筒状のコネクタハウジングと、一端が前記コネクタハウジングに挿着される雄部材と、前記コネクタハウジングと前記雄部材とを係合および解除可能なロック部材とから成るコネクタであって、前記雄部材は、先端近傍に前記ロック部材の一部が係合する環状の係合溝を備え、前記コネクタハウジングは、前記ロック部材の摺動を案内するロック部材案内壁と、ロック部材の一部と係合してロック部材の下降を制限する係合段部と、側窓とを備え、前記ロック部材は、前記コネクタハウジングとの仮組み状態で前記コネクタハウジングの外周に形成された係合段部と係合すると共に一部が前記側窓からコネクタハウジング内に入り込み、前記雄部材がコネクタハウジング内に挿入されると前記コネクタハウジング内に入り込んだロック部材の一部が前記雄部材先端により拡開されて係合段部との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、前記雄部材の係合溝内に落ち込みコネクタハウジングと雄部材とをロックすることを特徴とする。
(2)また、前記ロック部材は、頂部から下方に延設された案内部材を備え、該案内部材の下端が挿入されて来る雄部材の先端外周と当接して、雄部材がコネクタハウジングに装着途中でロック部材が下降するのを阻止することを特徴とする。
(3)前記コネクタハウジングは、一端に雄部材の外径より大きな内径を有するガイド筒と、該ガイド筒の内側に前記雄部材の内径より小さな外径を有する接続筒を同心円状に備え、前記ガイド筒には前記ロック部材の一部が進入して、前記雄部材に形成された係合溝に落ち込む側窓が形成されたことを特徴とする。
(4)前記ガイド筒の頂部には、中央に前記案内部材の一部が遊嵌されるガイド溝を備えた頂部壁が前記ロック部材案内壁と所定の間隔を有して対向配置され、前記頂部壁とロック部材案内壁との間にロック部材が装着されることを特徴とする。
(5)前記ロック部材は、頂部から下方に延設された断面略逆S字形の案内部材と、両側に夫々対向配設された第1弾性脚部、及び第2弾性脚部と、前記第1弾性脚部、第2弾性脚部の自由端部を結ぶ連結部とから構成され、前記第1弾性脚部は、前記雄部材の進入方向に対向して当接部が形成されたことを特徴とする。
(6)前記接続筒の先端近傍の外周には、環状のシール溝が形成されており、該シール溝にシール部材を嵌入することにより、前記接続筒の外周に挿通された雄部材との水密性、気密性を保持することを特徴とする。
この発明によれば、一端に雄部材が装着される略筒状のコネクタハウジングと、一端が前記コネクタハウジングに挿着される雄部材と、前記コネクタハウジングと前記雄部材とを係合および解除可能なロック部材とから成るコネクタであって、前記雄部材は、先端近傍に前記ロック部材の一部が係合する環状の係合溝を備え、前記コネクタハウジングは、前記ロック部材の摺動を案内するロック部材案内壁と、ロック部材の一部と係合してロック部材の下降を制限する係合段部と、側窓とを備え、前記ロック部材は、前記コネクタハウジングとの仮組み状態で前記コネクタハウジングの外周に形成された係合段部と係合すると共に一部が前記側窓からコネクタハウジング内に入り込み、前記雄部材がコネクタハウジング内に挿入されると前記コネクタハウジング内に入り込んだロック部材の一部が前記雄部材先端により拡開されて係合段部との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、前記雄部材の係合溝内に落ち込みコネクタハウジングと雄部材とをロックするので、雄部材を挿入するのみで接続でき、操作が容易であると共に、狭いスペースに於いても作業性がよい。
また、前記ロック部材は、頂部から下方に延設された案内部材を備え、該案内部材の下端が挿入されて来る雄部材の先端外周と当接して、雄部材がコネクタハウジングに装着途中でロック部材が下降するのを阻止するので、ロック部材が雄部材の進入を阻害することがない。よって、雄部材を確実に接続することができる。
また、前記コネクタハウジングは、一端に雄部材の外径より大きな内径を有するガイド筒と、該ガイド筒の内側に前記雄部材の内径より小さな外径を有する接続筒を同心円状に備え、前記ガイド筒には前記ロック部材の一部が進入して、前記雄部材に形成された係合溝に落ち込む側窓が形成されたので、接続筒が雄部材に直接挿入されてインナーパイプ等の補強部品を必要とすることなく、接続部の強度を保持することができる。また、ロック部材とコネクタハウジングとが仮組み状態でも、ロック部材の一部が側窓から進入しているので、外れる虞がない。
また、前記ガイド筒の頂部には、中央に前記案内部材の一部が遊嵌されるガイド溝を備えた頂部壁が前記ロック部材案内壁と所定の間隔を有して対向配置され、前記頂部壁とロック部材案内壁との間にロック部材が装着されるので、仮組み状態及びロック状態のロック部材を保護することができる。
また、前記ロック部材は、頂部から下方に延設された断面略逆S字形の案内部材と、両側に夫々対向配設された第1弾性脚部、及び第2弾性脚部と、前記第1弾性脚部、第2弾性脚部の自由端部を結ぶ連結部とから構成され、前記第1弾性脚部は、前記雄部材の進入方向に対向して当接部が形成されたので、雄部材の装入途中でロック部材が下降するのを阻止し、ロック部材が雄部材の進入を阻害することがない。また、雄部材をコネクタハウジングに挿入するのみで、係合段部との係合が解除され、ロック部材が下降して雄部材の係合溝内に落ち込みコネクタハウジングと雄部材とをロックすることができる。
また、前記接続筒の先端近傍の外周には、環状のシール溝が形成されており、該シール溝にシール部材を嵌入することにより、前記接続筒の外周に挿通された雄部材との水密性、気密性を保持するので、水漏れや気体漏れを完全に防止することができ安全性を確保できる。
図1は、本発明の一実施形態を示すコネクタの離間状態を示す側面図である。 図2は、同コネクタの挿入途中を示す縦断面図である。 図3は、同コネクタの結合状態を示す側面図である。 図4は、同コネクタの結合状態を示す縦断面図である。 図5は、同コネクタを構成するコネクタハウジングを示す斜視図である。 図6は、同コネクタハウジングを示す側面図である。 図7は、同コネクタハウジングの縦断面図である。 図8は、同コネクタを構成するロック部材の斜視図である。 図9は、同ロック部材の側面図である。 図10は、同ロック部材の平面図である。 図11は、同ロック部材の正面図である。 図12は、図3に於けるロック部材の上昇した解除状態を示すA−A線拡大断面図である。 図13は、図3に於けるロック部材の上昇した解除状態を示すB−B線拡大断面図である。 図14は、図3に於けるロック部材の下降したロック状態を示すB−B線拡大断面図である。
本発明のコネクタは、コネクタハウジングと雄部材とロック部材とから成り、前記雄部材はロック部材の一部が係合する環状の係合溝を備え、コネクタハウジングはロック部材の一部と係合してロック部材の下降を制限する係合段部と、側窓とを備え、前記ロック部材は、仮組み状態でコネクタハウジングの外周に形成された係合段部と係合すると共に一部がコネクタハウジング内に入り込み、雄部材がコネクタハウジング内に挿入されると、ロック部材の一部が前記雄部材先端により拡開されて係合段部との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、コネクタハウジングと雄部材とをロックするので、接続操作が容易であると共に、狭いスペースに於いての作業のし易いコネクタを提供するものである。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を示すコネクタの離間状態を示す側面図、図2は本発明のコネクタの挿入途中を示す縦断面図、図3はコネクタの結合状態を示す側面図、図4はコネクタの結合状態を示す縦断面図である。ここでコネクタ10は、一端に雄部材11が装着される略筒状のコネクタハウジング12と、一端がコネクタハウジング12に挿着される雄部材11と、コネクタハウジング12と雄部材11とを係合および解除可能なロック部材13とから成り、雄部材11は、先端11aの近傍に前記ロック部材13の一部が係合する環状の係合溝14を備え、コネクタハウジング12は、ロック部材13の摺動を案内するロック部材案内壁15と、ロック部材13の一部と係合してロック部材13の下降を制限する係合段部16と、左右一対の側窓17とを備え、ロック部材13は、コネクタハウジング12との仮組み状態でコネクタハウジング12の外周に形成された係合段部16と係合すると共に一部が側窓17からコネクタハウジング内に入り込み、雄部材11がコネクタハウジング内に挿入されるとコネクタハウジング内に入り込んだロック部材13の一部が雄部材先端11aにより拡開されて係合段部16との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、雄部材11の係合溝14内に落ち込みコネクタハウジング12と雄部材11とをロックする構成である。
雄部材11は、図1等に示すように例えば合成樹脂等から構成された筒状をしており先端11aが截頭円錐状に形成されると共に、先端11aの近傍外周にロック部材13の係合する環状の係合溝14が形成されている。
コネクタハウジング12は、図5〜図7に示すように一端に雄部材11の外径より大きな内径を有するガイド筒18と、ガイド筒18の内側に雄部材11の内径より小さな外径を有する接続筒19とを同心円状に備えている。また、ガイド筒18の両側面にはロック部材13の一部である第1弾性脚部27が進入して、雄部材11に形成された係合溝14に落ち込む一対の側窓17が形成されている。更に、コネクタハウジング12は、長手方向に対して垂直に、ロック部材13の摺動を案内するロック部材案内壁15と、ロック部材13の一部と係合してロック部材13の下降を制限する係合段部16を左右両側に備えている。コネクタハウジング12は、例えば合成樹脂等から構成されている。
ガイド筒18の頂部には、中央にロック部材13の案内部材26の一部が遊嵌されるガイド溝20を備えた頂部壁21がロック部材案内壁15と所定の間隔を有して対向配置され、頂部壁21とロック部材案内壁15との間にロック部材13が装着される。また、ガイド筒18の頂部には案内部材26の挿入される天窓30が形成されている。更に、ガイド筒18に形成された側窓17のロック部材案内壁15側の縁部には、ロック部材13の係止される係止壁24が設けられている。係止壁24には、楔形の突起24aが半径方向に設けられており、係止されたロック部材13の脱落を防止している。突起24aは、図5、6等に示すように本実施の形態では、下に向かってコネクタハウジング12から離れる方向に緩やかに傾斜した斜面と急傾斜の下斜面とから成る断面略楔形に形成されている。
接続筒19は、コネクタハウジング12の内径の延長上に設けられると共に、先端近傍の外周に環状のシール溝22が形成されており、このシール溝22にシール部材であるOリング23を嵌入することにより、接続筒19の外周に挿通された雄部材11との水密性、気密性を保持することができる。なお、シール部材は、Oリングに限ることなく、VリングやXリング等の他のシール部材であってもよい。
ロック部材13は、図8〜図11に示すように平坦な頂部25の正面から下方に延設された断面略逆S字形の案内部材26と、両側に夫々対向配設された第1弾性脚部27、及び第2弾性脚部28と、第1弾性脚部27、第2弾性脚部28の自由端部を結ぶ連結部29とから成り、例えば金属製の弾性板材をプレス加工することにより一体形成される。図11に示すように案内部材26の下端は、湾曲形成された第1弾性脚部27と第2弾性脚部28の構成する仮想内接円Lより下まで延設されている。また、第1弾性脚部27と第2弾性脚部28の間に所定の隙間hが形成されており、この隙間hでコネクタハウジング12の係止壁24に係止される。更に、第1弾性脚部27は、雄部材11の進入方向に対向して拡開形成された当接部27aを有すると共に、当接部27aは中央に切欠き部27bを有している。したがって、雄部材11の進入を容易にしている。なお、当接部27aは、外方に拡開した形状に他、面取り形状、曲面形状等であってもよい。
連結部29は、第1弾性脚部27、第2弾性脚部28の自由端に対して図8、図11に示すように略垂直に一体形成されて、正面視でハ字状に配設されている。このため、ロック部材13をコネクタハウジング12に取り付ける際に、円滑に行うことができる。なお、ロック部材13は、金属製、合成樹脂製の板材であってもよい。
以上のように構成されたコネクタ10の動作について説明する。
先ず、コネクタハウジング12のロック部材案内壁15と頂部壁21の間にロック部材13を上方向から取り付けて、仮組みする。取り付け手順は、ロック部材13をロック部材案内壁15と頂部壁21の間に配置し、第1弾性脚部27と第2弾性脚部28の間の隙間に係止壁24が位置するようにして差し込み解放する。すると、図13に示すようにロック部材13は、第2弾性脚部28の先端部28aが係合段部16に係止され、ロック部材13の頂部25と頂部壁21の間にΔHの隙間を有して停止する。この際、図12に示すように第1弾性脚部27の一部は、ガイド筒18の側窓17から破線で示す雄部材11の仮想外周円Rよりも内側に位置している。
この状態で、図1に示すように雄部材11をコネクタハウジング12のガイド筒18から装着すると、先細に形成されてた先端11aが、第1弾性脚部27を外周方向に押し広げながら前進する。第1弾性脚部27が押し広げられると、連結部29で連結された第2弾性脚部28も広げられ、図14に示すように係合段部16との係止が解除される。この時、第1弾性脚部27は挿入された雄部材の先端11aの最大軸径付近で接触するように設定されている。このため、係合段部16と第2弾性脚部28との係止が解除されると、第1弾性脚部27と第2弾性脚部28は、一体的に付勢力を解放しながら復元する。これにより、雄部材の先端11aの最大外周面に沿ってロック部材13は下降する。
しかし、雄部材11がコネクタハウジング12に完全に挿入される前にロック部材13が下降すると、第1弾性脚部27が係合溝14とうまく係合しないので、図2に示すように、案内部材26の下端が天窓30から進入し、雄部材11の先端11aに当接し、ロック部材13の下降を阻止する。雄部材11がコネクタハウジング12に完全に挿入されると、ロック部材13は復元力により先端11aの最大外周面に沿って下降し、第1弾性脚部27は、図3、4に示すように側窓17から雄部材11の係合溝14に係合しロックする。同様に案内部材26も雄部材11の係合溝14に係合する。第1弾性脚部27が係合溝14に係合した状態では、図4に示すようにOリング23が、雄部材11の内周とコネクタハウジング12の接続筒19の外周との間に位置すると共に押圧されて、水密性や気密性を保持することができる。
雄部材11とコネクタハウジング12の係合を解除する場合は、ドライバーの先端等でロック部材13を引き揚げると、図1、2に示す仮係合状態となり、第1弾性脚部27が係合溝14から外れて係合が解除され、雄部材11を引き抜くことができる。上昇したロック部材13の第2弾性脚部28が係合段部16に係止して、待機状態に復帰する。
また、図3、4に示すようにロック状態で、ロック部材13の上面がロック部材案内壁15と頂部壁21の間に位置し、突出部がないので、意図しない外力による解除を防止することができる。
このように本発明では、雄部材11をコネクタハウジング12に挿入するのみで自動的にロックすることができる。また、不用意な解除を防止して安全性を確保できると共に、突出する部位がなく、狭い場所であっても接続作業をすることができる。
本発明のコネクタは、流体配管のコネクタとして、水道、給排湯用の水系配管やガス、圧縮空気等のエア系の配管に使用することができる。
10 コネクタ
11 雄部材
11a 先端
12 コネクタハウジング
13 ロック部材
14 係合溝
15 ロック部材案内壁
16 係合段部
17 側窓
18 ガイド筒
19 接続筒
20 ガイド溝
21 頂部壁
22 シール溝
23 Oリング(シール部材)
24 係止壁
24a 突起
25 頂部
26 案内部材
27 第1弾性脚部
27a 当接部
27b 切欠き部
28 第2弾性脚部
28a 先端部
29 連結部
30 天窓

Claims (6)

  1. 一端に雄部材が装着される略筒状のコネクタハウジングと、一端が前記コネクタハウジングに挿着される雄部材と、前記コネクタハウジングと前記雄部材とを係合および解除可能なロック部材とから成るコネクタであって、
    前記雄部材は、先端近傍に前記ロック部材の一部が係合する環状の係合溝を備え、前記コネクタハウジングは、前記ロック部材の摺動を案内するロック部材案内壁と、ロック部材の一部と係合してロック部材の下降を制限する係合段部と、側窓とを備え、前記ロック部材は、頂部から下方に延設された案内部材と、両側に夫々対向配設された第1弾性脚部、及び第2弾性脚部と、前記第1弾性脚部、第2弾性脚部の自由端部を結ぶ連結部とから構成され、前記第1弾性脚部は、前記雄部材の進入方向に対向して当接部が形成され
    前記ロック部材は、前記コネクタハウジングとの仮組み状態で前記コネクタハウジングの外周に形成された係合段部と係合すると共に一部が前記側窓からコネクタハウジング内に入り込み、
    前記雄部材がコネクタハウジング内に挿入されると前記コネクタハウジング内に入り込んだロック部材の一部が前記雄部材先端により拡開されて係合段部との係合が解除されると共に復元することで雄部材先端の外周面に沿って下降し、前記雄部材の係合溝内に落ち込みコネクタハウジングと雄部材とをロックすることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック部材は、頂部から下方に延設された案内部材を備え、
    該案内部材の下端が挿入されて来る雄部材の先端外周と当接して、雄部材がコネクタハウジングに装着途中でロック部材が下降するのを阻止することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングは、一端に雄部材の外径より大きな内径を有するガイド筒と、該ガイド筒の内側に前記雄部材の内径より小さな外径を有する接続筒を同心円状に備え、
    前記ガイド筒には前記ロック部材の一部が進入して、前記雄部材に形成された係合溝に落ち込む側窓が形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記ガイド筒の頂部には、中央に前記案内部材の一部が遊嵌されるガイド溝を備えた頂部壁が前記ロック部材案内壁と所定の間隔を有して対向配置され、
    前記頂部壁とロック部材案内壁との間にロック部材が装着されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記案内部材が、断面略逆S字形に形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記載のコネクタ。
  6. 前記接続筒の先端近傍の外周には、環状のシール溝が形成されており、該シール溝にシール部材を嵌入することにより、前記接続筒の外周に挿通された雄部材との水密性、気密性を保持することを特徴とする請求項3〜5の何れか1に記載のコネクタ。
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