JP6022601B2 - オーディオ信号出力方法及び装置並びにオーディオ信号のボリューム調整方法 - Google Patents

オーディオ信号出力方法及び装置並びにオーディオ信号のボリューム調整方法 Download PDF

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Description

本発明の実施例は、オーディオ信号出力装置及び方法、並びにボリューム調整方法に関するものであって、より詳細にはオーディオ信号及び変調信号をともに出力して使用者の聴力を改善し、聴力改善によるボリューム調整ができるオーディオ信号出力方法及装置並びにオーディオ信号のボリューム調整方法に関するものである。
静的(static)聴力とは、特定時点、特定環境での周波数別聴力検査を通じて得られた、既存の2次元聴力図上の聴力を意味する。既存の多チャンネルデジタル補聴器などに適用されている聴力図基盤のオーディオ信号出力方法では、特定時点、特定環境で得られた静的聴力図の値に基づいて、オーディオ信号の周波数帯域別出力強度を決定する。
周波数帯域別出力強度を決定する過程をフィッティング(fitting)とする時、静的聴力に基づいた前記周波数帯域別オーディオ信号出力方法では、聴力検査とフィッティングが手続上分離されている。
従来の静的聴力基盤周波数別オーディオ出力制御方法は、周波数別聴力閾値を追跡する段階、追跡された聴力閾値を利用した周波数帯域別オーディオ信号の出力調整(fitting)段階、及びオーディオ信号出力段階で構成される。
図1は、従来の静的(static)聴力基盤周波数別オーディオ出力制御方法を説明するための図面である。
図1(a)は、聴力検査段階を通じて追跡された聴力閾値の出力強度を図示した図面であって、X軸は周波数または周波数帯域を意味し、Y軸はオーディオの出力強度を意味する。
聴力検査の最も普遍的な方法として、聴覚細胞の周波数特異性を利用して聴力閾値を追跡する純音聴力検査方法が、国際的な標準聴力検査法として広く活用されている。
図1(b)は、周波数帯域別出力調整されたオーディオ信号の出力強度を図示した図面である。図1(b)に示すように、周波数別聴力閾値の値を利用した静的聴力に基づいて周波数帯域別オーディオ出力が調整されることを確認することができる。
図1(c)は、実際に出力されるオーディオ信号の出力強度を図示した図面である。
しかし、人間の聴覚が聴力閾値水準で周波数帯域別サウンドコンディショニング(sound conditioning)環境に一定時間露出されると周波数帯域別に聴力が実際に変化することがあるという公知の科学的事実に基づくと、静的聴力基盤の従来のオーディオ信号出力制御方法は、人間の動的(dynamic)聴力の本質を見落とした方法であるといえる。
すなわち、従来の静的聴力基盤周波数帯域別オーディオ信号出力方法は、使用者の聴力改善による動的聴力閾値変化を反映できないという問題がある。
上述したような従来技術の問題を解決するために、本発明においては、オーディオ信号と変調信号とをともに出力して使用者の聴力を改善するオーディオ信号出力方法及び装置を提供する。
本発明の他の目的は、使用者の聴力が改善される場合、ボリューム調整ができるようにするオーディオ信号出力方法及び装置並びにボリューム調整方法を提供することである。
本発明の他の目的は、以下の実施例を通じて当業者により導出されることができる。
上記した目的を達成するための本発明の好ましい一実施例によると、ボリューム調整モジュールとボリューム調整部を備えるオーディオ信号出力装置のオーディオ信号出力方法であって、周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して、前記周波数帯域別に出力される変調信号の出力強度を決定する段階(a)と、前記変調信号及びオーディオ信号を同時に出力する段階(b)と、を含み、前記変調信号は、前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する段階(c)をさらに含み、使用者の聴力改善によって前記使用者に前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号が認知される場合、前記周波数帯域別に出力される視覚信号及び前記1つ以上の変調信号に対する前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を受信する段階(d)と前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整する段階(e)と、をさらに含み、前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするオーディオ信号出力方法が提供される。
本発明の他の側面によると、ボリューム調整モジュールを備えるオーディオ信号出力装置であって、周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して前記周波数帯域別に出力される変調信号の出力強度を決定する出力強度決定部と、前記変調信号及びオーディオ信号を同時に出力するオーディオ出力部と、前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号に対する使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整するボリューム調整部と、を含み、前記ボリューム調整部は、前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する視覚信号出力部と、前記周波数帯域別に出力される変調信号及び前記周波数帯域別に出力される視覚信号に対する使用者の応答情報を利用して前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号の出力強度を調整する出力強度調整部と、を含み、前記変調信号は前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、
前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするオーディオ信号出力装置が提供される。
本発明の他の側面によると、オーディオ信号出力の前の段階として行われる聴力診断方法であって、複数の周波数帯域のうち1つ以上の周波数帯域を選択できるようにするインターフェースを出力する段階と、使用者が前記複数の周波数帯域のうち少なくとも1つを選択する場合、前記選択された周波数帯域に対応する変調信号を出力する段階と、前記変調信号に対する前記使用者の応答情報を利用して前記聴力閾値を測定する段階と、を含み、前記変調信号は、前記複数の周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有することを特徴とする聴力診断方法が提供される。
本発明の他の側面によると、ボリューム調整モジュールとボリューム調整部を備えるオーディオ信号出力装置のボリューム調整方法であって、周波数帯域別に測定された聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を出力する段階と、前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する段階と、使用者の聴力改善によって前記使用者に前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の前記変調信号が認知される場合、前記周波数帯域別に出力される視覚信号及び前記1つ以上の変調信号に対する前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を受信する段階と、前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整する段階と、を含み、前記変調信号は前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするボリューム調整方法が提供される。
本発明によると、オーディオ信号と変調信号をともに出力して聴力を改善することができる。
また、本発明によると、既に周波数帯域別出力強度が決定されたオーディオ信号の聴取の途中でも、使用者の周波数帯域別動的聴力閾値変化に応じて使用者が直接視覚信号を利用し、周波数帯域別最適のオーディオ信号出力強度を設定することができる。
従来の静的(static)聴力基盤周波数別オーディオ出力制御方法を説明するための図面である。 本発明の好ましい一実施例によるオーディオ信号出力装置のブロック図である。 本発明の一実施例による加重値を利用して決定されたオーディオ信号の出力強度の一例を図示した図面である。 本発明の一実施例による聴力閾値の一例を図示した図面である。 本発明によるオーディオ信号出力装置の詳細な構成を図示した詳細ブロック図である。 本発明の一実施例による使用者インターフェースの一例を図示した図面である。 本発明の一実施例によるボリューム調整の一例を説明するための図面である。 本発明の一実施例によるオーディオ信号出力方法に対する全体的な流れを図示したフローチャートである。
本発明は、多様な変更を付加することができ、多様な実施例を有することができるところ、特定実施例を図面に例示して詳細な説明において詳細に説明することにする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものとして理解されなければならない。各図面を説明しながら類似した構成要素に対して類似の参照符号を使用している。
以下では、本発明による実施例を、添付された図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、オーディオ機器仕様車の周波数別張力閾値(frequency specific hearing threshold)特性に合うように、最適のオーディオ信号を出力し、使用者がオーディオ信号の聴取中に聴力が改善された場合に、改善された周波数別聴力に合うように各周波数帯域別ボリューム調整を可能にするオーディオ信号出力方法及び装置並びにボリューム調整方法に関するものである。
より詳細には、本発明は、ボリューム調整が必要な特定周波数帯域を、使用者が容易に認知できるようにするために、各周波数帯域別に差別的な視覚端緒を、オーディオ信号とともに提供する方法を提案し、使用者がこの視覚端緒によって該当周波数帯域の出力信号強度を自ら調整できるようにする方法を提案する。
図2は、本発明の好ましい一実施例によるオーディオ信号出力装置のブロック図である。
図2に示されるように、本発明によるオーディオ信号出力装置は、聴力診断部201、出力強度決定部203、オーディオ出力部205、ボリューム調整部207を含むことができる。
聴力診断部201は、使用者に所定の周波数帯域に該当する信号音を提供し、信号音に対する使用者の応答情報を利用して各周波数帯域での聴力閾値を測定する。
ここで聴力閾値とは、各周波数帯で被検者が聞くことができる最も小さい音を意味する。聴力測定は、PTA(Pure Tone Audiometry、純音聴力検査)、OAE(Otoacoustic Emission、耳音響放射検査)、ERA(Evoked Response Audiometry)等を通じて行うことができる。
純音で測定された国際標準聴力閾値は、ある一点の周波数の聴力結果のみを反映する。
したがって、本発明では特定周波数帯域の聴力閾値を測定するために、純音ではなく該当周波数帯域を全て刺激することができる周波数変調音(frequency modulated tone)、または帯域雑音(band noise)を信号音として利用することができる。
ここで周波数変調音は、特定周波数帯域の区間のみを周期的あるいは非周期的に走査して持続的な刺激を与えることができるsweep tone形態の音であることができる。
また帯域雑音は、該当周波数帯域を一度に刺激することができるように狭帯域雑音(narrow band noise)を使用するが、閾値水準において聴覚的認識が難しい持続的帯域雑音形態ではなく断続的(pulsative)振幅変調狭帯域雑音(amplitude modulated narrow band noise)形態の音であることができる。
出力強度決定部203は、聴力診断部201で周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して、周波数帯域別に出力される変調信号の出力強度を決定する。この時、決定される変調信号の出力強度は、聴力閾値の出力強度に対応して決定されることができ、本発明の一実施例によると、変調信号は聴力閾値の強度と同一もしくはあらかじめ設定された値だけ小さい強度に出力されることができる。
また、変調信号の出力強度を利用して周波数帯域別に出力されるオーディオ信号の出力強度を決定する。
オーディオ信号の出力強度は、聴力閾値の強度にあらかじめ設定された値をプラスした値で決定される。しかし一定以上の強度でオーディオ信号が出力される場合は、使用者の聴力に悪影響を与えることがある。
したがって、出力強度決定部203は、聴力閾値の強度による加重値を利用して、オーディオ信号の出力強度を決定することができる。
この時、加重値を利用したオーディオ信号の出力強度の決定は下記の数式1のように表示されることができる。
Figure 0006022601

ここで、Yはオーディオ信号の出力強度、Tは聴力閾値の強度、wは0から1の間の値を有する加重値、Rはあらかじめ設定された定数を意味する。
図3は、本発明の一実施例による加重値を利用して決定されたオーディオ信号の出力強度の一例を図示した図面である。図3のX座標は周波数を意味し、Yは出力強度を意味する。
図3に示すように、周波数帯域X1の聴力閾値はY2であり、オーディオ信号の出力強度はY6である。また、周波数帯域X6の聴力閾値はY8であり、オーディオ信号の出力強度はY9である。
すなわち、数式1を利用した場合、聴力閾値の強度が増加するに従ってオーディオ信号の出力強度の増加率が減少することが分かる。
続いて、オーディオ出力部205は、周波数帯域別に決定された出力強度を有するオーディオ信号及び聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を同時に出力する。
図4は、本発明の一実施例による聴力閾値の一例を図示した図面である。
図4に示すように、使用者は、聴力閾値の強度以上を有する出力信号を認知することができる。
したがって、オーディオ出力部205からオーディオ信号とともに、聴力閾値の強度と同一もしくはあらかじめ設定された値だけ小さい強度の変調信号が出力された場合、使用者は、オーディオ信号の聴取時に変調信号を認知できなかったり、あるいは非常に小さい音で認知できる。
オーディオ出力部205が聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を周波数帯域別に出力することによって、使用者は、オーディオ信号の聴取時にサウンドコンディショニング環境に露出される。したがって、周波数帯域別に聴力を改善することができる。
ボリューム調整部207は、特定の周波数帯域に対する使用者の聴力が改善された場合、使用者の応答信号を利用して該当周波数帯域に対するボリュームを調整する。
より詳細には、ボリューム調整部207は、変調信号の変調パターンと同期化された視覚信号を周波数帯域別に出力することができる。
ここで、変調パターンは、変調信号の周波数または振幅の変調パターンを意味することができる。
本発明の実施例によると、周波数帯域別に出力される変調信号は、互いに異なる変調パターンを有することができる。したがって、使用者は、聴覚の改善によって聞こえ始める特定の変調信号及び周波数帯域別視覚信号を比較して、聴力が改善された周波数帯域を認知する。これに関しては図面を通じてより詳細に後述する。
続いて、使用者は、聴力が改善された周波数帯域を認知した後、該当周波数帯域に対する変調信号が聞こえなくなるまで該当周波数帯域に対するボリューム調整モジュールを調整し、ボリューム調整部207は、ボリューム調整に対する使用者応答信号を受信して該当周波数帯域に対する変調信号の強度を調整する。
したがって、使用者は聴力改善によって認知される変調信号に対する周波数帯域を選択してボリュームを調整することによって、動的聴力に合せてサウンドコンディショニング環境を形成することができる。
以下では、図5を参照して本発明によるオーディオ信号出力装置をより詳細に検討する。
図5は、本発明によるオーディオ信号出力装置の詳細な構成を図示した詳細ブロック図である。
制御部500は、オーディオ信号出力装置の構成要素の動作を全般的に制御する。
使用者インターフェース510は、聴力測定において熟練した専門家ではない被検者である使用者が、自ら聴力を診断し、聴力改善によるボリューム調整をすることができるように、図6に図示されたようなインターフェースを提供する。
図6は、本発明の一実施例による使用者インターフェースの一例を図示した図面である。
図6に図示されたような本発明によるインターフェースは、周波数帯域を選択する周波数選択モジュール601、ボリューム調整モジュール603、視覚情報出力モジュール605を含むことができる。
周波数選択モジュール601、ボリューム調整モジュール603、及び視覚情報出力モジュール605は、周波数帯域別に異なるように提供されることができる。上記ではハードウェア的にインターフェースが提供されるものと説明したが、上記インターフェースに含まれた構成をディスプレイ部(図示せず)上に出力し、使用者がキーボタン、マウスまたはタッチスクリーン方式で制御できることは当業者において自明なことである。
図5に示すように、本発明による聴力診断部201は、信号音出力部520及び聴力閾値推定部522を含むことができる。
使用者が周波数選択モジュール601を利用して複数の周波数帯域のうちいずれか一つの周波数帯域を選択した場合、信号音出力部520は、該当周波数帯域に対応する信号音を出力する。
信号音の出力時に、使用者は、該当周波数帯域に該当するボリューム調整モジュール603の調整を通じて信号音の強度を調整することができ、信号音が聞こえない点に対する応答情報が聴力閾値格納部522に転送される。
聴力閾値格納部522は、ボリューム調整モジュール603を通じて入力される信号音に対する使用者の応答情報を受信して、該当周波数帯域に対する聴力閾値として格納する。より詳細には、応答情報にはボリューム調整が完了した時点の信号音の出力強度情報が含まれ、聴力閾値格納部522は、信号の出力強度を聴力閾値として格納する。
本発明の一実施例によると、信号音は、オーディオ出力部205からオーディオ信号とともに出力される変調信号であることができる。
また、変調信号は、周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有することができる。この時、出力強度決定部203は、使用者の応答情報に含まれた信号音の出力強度を利用して、変調信号の出力強度を決定することができる。
上述した方式によって、複数の周波数帯域に対する聴力閾値を測定することができる。
図5に示すように、ボリューム調整部207は、視覚信号出力部530及び出力強度調整部532を含むことができる。
使用者は、聴力の改善によって複数の周波数帯域のうち特定の周波数帯域に対する変調信号を認知しても、その信号がどの周波数帯域に対する変調信号であるかを分かることは難しい。
したがって、視覚信号出力部530は、変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を、視覚情報出力モジュール605を利用して周波数帯域別に出力する。
ここで、視覚情報出力モジュール605を通じて出力される視覚信号は、変調パターン別に差別化された波形を有するグラフィックで出力したり、モルス符号と類似の視覚パターングラフィックで出力したりすることができる。
より詳細には、周波数帯域別変調信号は、互いに異なる変調パターンを有するため、これと同期化された周波数帯域別視覚信号もまた、互いに異なる波形または視覚パターンを有しながら変化するようになる。
したがって、使用者の聴力改善によって使用者に周波数帯域別変調信号のうち1つ以上の変調信号が認知された場合、使用者は、周波数帯域別に出力される視覚信号のうち、該当変調信号と同じ変調パターンを有しながら変化する視覚信号を認知する。
すなわち、使用者は特定視覚信号を認知することによって、認知された視覚信号と対応される周波数帯域が分かるようになる。
使用者は、認知した周波数帯域に対するボリューム調整モジュール603の調整を通じて該当変調信号が聞こえないように変調信号の強度を調整することができ、出力強度調整部532はボリューム調整モジュールの調整による使用者の応答信号を受信して該当変調信号の出力強度を調整する。
この場合、出力強度決定部203は、調整された変調信号の強度を聴力閾値の強度にして、調整された変調信号とともに出力されるオーディオ信号の出力強度を再決定することができる。
図7は、本発明の一実施例によるボリューム調整の一例を説明するための図面である。
図7において、TSTL(Trigger Signal at Threshold Level)は閾値水準の変調信号を意味し、TSAL(Trigger Signal at Audible Level)は可聴水準の変調信号を意味する。
図7に示すように、段階S700ではオーディオ信号と聴力閾値に対応する変調信号(TSTL)が同時に出力される。
段階S705では、聴力改善によって使用者に閾値水準の変調信号(TSTL)が可聴水準の変調信号(TSAL)に認知されるようになる。
この場合、使用者は段階S710で可聴水準の変調信号(TSAL)が閾値水準の変調信号(TSTL)になるようにボリューム調整をして動的聴力閾値変化に適応するオーディオ信号の出力強度を設定する。
図8は、本発明の一実施例によるオーディオ信号出力方法に対する全体的な流れを図示したフローチャートである。
以下では、図8を参照して各段階で遂行される過程を詳細に説明する。
まず、段階S800では、周波数帯域別聴力閾値を測定する。このために、使用者によって選択される周波数帯域に対応する信号音を出力し、信号音に対する使用者の応答情報を利用して周波数帯域別聴力閾値を測定する。
段階S805では、聴力閾値を利用して、周波数帯域別出力される変調信号及びオーディオ信号の出力強度を決定する。
段階S810では、周波数帯域別に決定された出力強度を有するオーディオ信号、及び聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を同時に出力する。
この場合、変調信号は、周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有することができる。
段階S815では、変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚信号を、周波数帯域別に出力する。
もし使用者の聴力改善によって、使用者に周波数帯域別変調信号のうち1つ以上の変調信号が認知された場合、使用者は、認知された変調信号及びこれに対応される視覚信号を利用して、認知された変調信号に該当する周波数帯域を分かることができる。
使用者は、認知された周波数帯域に該当するボリューム調整モジュール603を利用して、変調信号の出力強度を変調信号が聞こえなくなるまで調整する。
段階S820では、使用者のボリューム調整による応答信号を利用して、認知された変調信号の出力強度を調整する。
最後に段階S825では、調整された変調信号の出力強度を聴力閾値の強度にして、調整された変調信号とともに出力されるオーディオ信号の出力強度を再決定する。
この場合、図2〜図7において上述したオーディオ信号出力装置に対する構成を本実施例にもそのまま適用することができる。したがって、より詳細な説明は省略する。
上述したように本発明によると、既に周波数帯域別出力強度が決定されたオーディオ信号の聴取の途中でも、使用者の周波数帯域別動的聴力閾値の変化に合せて、使用者が直接視覚信号を利用して周波数帯域別最適のオーディオ信号出力強度を設定することができる。
また、本発明によると、周波数帯域別に最適のオーディオ信号の出力強度を設定するために、事前に聴力検査を行った後フィッティングを行う従来の2段階手続きを1段階手続きに統合することができる。すなわち、本発明は別途の聴力検査段階が必要なく、使用者が直接聴力を診断して聴力閾値の値を測定し、これを利用してオーディオ信号の出力強度を決定する。
本発明が多チャンネル補聴器に適用される場合に関して詳しく説察する。
従来は、多チャンネル補聴器の使用者が、サウンドコンディショニングを通じて特定周波数帯域の聴力が改善された場合、本人が、該当周波数帯域のオーディオ出力を改善された聴力だけ低くしなければならない。しかし従来の技術では、補聴器使用者本人が、改善された特定周波数帯域を自ら認知して、該当周波数帯域のボリュームを直接低くすることは難しい。
したがって、既存の多チャンネル補聴器の使用者が、もし特定の高周波数帯域で聴力改善があった場合、補聴器音質がより鋭く感じられるだけであって正確にどんな周波数帯域のボリュームを低くするべきかを認知するのは難しい。
もし低周波数帯域で聴力改善があった場合は、補聴器の音質がよりうなりながら外部音が以前より大きく感じられるはずであるが、この場合もまた正確にどんな周波数帯域の聴力改善があったのかは、純音聴力検査を通じてこそにんちすることができ、聴力検査を通じて把握された新しい静的聴力結果に基づいて該当周波数帯域のオーディオ出力を補聴器専門家のサポートを得て低くする必要がある。
しかし、本発明のオーディオ信号出力装置が適用された多チャンネル補聴器の着用時には、補聴器使用者が本人の聴力改善状況を本発明が提示する変調信号で認知することができる。また、補聴器使用者は、該当周波数帯域の変調信号と同期化された視覚信号を通じて、聴力が改善された該当周波数帯域を視覚的に感知することができる。したがって、使用者は、該当周波数帯域のオーディオ出力強度を自ら容易に調整し、改善された聴力に合せてサウンドコンディショニング環境を再形成することができる。
また、本発明のオーディオ信号出力装置及び方法は、補聴器以外にも多様なオーディオ装置(MP3P、TV、Radio等)等に適用されることができ、周波数帯域別オーディオ信号の出力強度を、使用者本人の周波数帯域別リアルタイムの動的聴力に合せて、使用者が自ら容易に調整することができる。
上述したように、本発明においては、具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明したが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものであって、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の属する分野における通常的な知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の思想は説明された実施例に限って定めれるべきではなく、後述する特許請求範囲及びこの特許請求範囲と均等乃至等価的変形のある全てのものは、本発明思想の範疇に属するとみなすべきである。
201 聴力診断部
203 出力強度決定部
205 オーディオ出力部
207 ボリューム調整部
500 制御部
510 使用者インターフェース
520 信号音出力部
522 聴力閾値格納部
530 視覚信号出力部
532 出力強度調整部
601 周波数選択モジュール
603 ボリューム調整モジュール
605 視覚情報出力モジュール

Claims (18)

  1. ボリューム調整モジュールとボリューム調整部を備えるオーディオ信号出力装置のオーディオ信号出力方法であって、
    周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して前記周波数帯域別に出力される変調信号の出力強度を決定する段階(a)と、
    前記変調信号及びオーディオ信号を同時に出力する段階(b)と、
    を含み、
    前記変調信号は、前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、
    前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する段階(c)をさらに含み、
    使用者の聴力改善によって前記使用者に前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号が認知される場合、
    前記周波数帯域別に出力される視覚信号及び前記1つ以上の変調信号に対する前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を受信する段階(d)と
    前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整する段階(e)と、をさらに含み、
    前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするオーディオ信号出力方法。
  2. 前記段階(a)は、前記周波数帯域別に測定された聴力閾値の強度と同一もしくはあらかじめ設定された値だけ小さい強度に周波数帯域別変調信号の出力強度を決定することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力方法。
  3. 前記段階(a)以前に、周波数帯域別聴力閾値を測定する段階(a−1)をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力方法。
  4. 前記段階(a−1)は、
    使用者が複数の前記周波数帯域のうち少なくとも1つを選択する場合、選択された前記周波数帯域に対応する信号音を出力する段階と、
    前記信号音に対する前記使用者の応答情報を利用して前記聴力閾値を測定する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のオーディオ信号出力方法。
  5. 前記信号音は前記変調信号であって、前記変調信号は、前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、前記変調信号の出力強度は、前記信号音に対する前記使用者の応答情報を利用して決定されることを特徴とする請求項4に記載のオーディオ信号出力方法。
  6. 前記(a)段階は、
    前記変調信号の出力強度を利用して前記周波数帯域別に出力されるオーディオ信号の出力強度を決定する段階を、さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力方法。
  7. 下記の数式を利用して前記オーディオ信号の出力強度を決定することを特徴とする請求項6に記載のオーディオ信号出力方法。
    Figure 0006022601

    ここで、Yは前記オーディオ信号の出力強度、Tは前記聴力閾値の強度、wは0から1の間の値を有する加重値、Rはあらかじめ設定された定数を意味する。
  8. 前記変調信号は、周波数変調音、帯域雑音のうち少なくとも1つまたはこれらの組合せからなることを特徴とする請求項に記載のオーディオ信号出力方法。
  9. 調整された変調信号の出力強度を前記聴力閾値の強度にして前記調整された変調信号とともに出力されるオーディオ信号の出力強度を再決定する段階をさらに含むことを特徴とする請求項に記載のオーディオ信号出力方法。
  10. ボリューム調整モジュールを備えるオーディオ信号出力装置であって、
    周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して前記周波数帯域別に出力される変調信号の出力強度を決定する出力強度決定部と、
    前記変調信号及びオーディオ信号を同時に出力するオーディオ出力部と、
    前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号に対する使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整するボリューム調整部と、を含み、
    前記ボリューム調整部は、
    前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する視覚信号出力部と、
    前記周波数帯域別に出力される変調信号及び前記周波数帯域別に出力される視覚信号に対する使用者の応答情報を利用して前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号の出力強度を調整する出力強度調整部と、を含み、
    前記変調信号は前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、
    前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするオーディオ信号出力装置。
  11. 前記出力強度決定部は、前記変調信号の出力強度を利用して周波数帯域別に出力されるオーディオ信号の出力強度をさらに決定することを特徴とする請求項10に記載のオーディオ信号出力装置。
  12. 所定の信号音に対する使用者の応答情報を利用して複数の周波数帯域別聴力閾値を測定する聴力診断部をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のオーディオ信号出力装置。
  13. 前記聴力診断部は、
    使用者が複数の周波数帯域のうち少なくとも1つを選択する場合、選択された周波数帯域に対応する信号音を出力する信号音出力部と、
    前記信号音に対する前記使用者の応答情報を聴力閾値として格納する聴力閾値格納部と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のオーディオ信号出力装置。
  14. 前記信号音は変調信号であって、前記変調信号は前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、前記変調信号の出力強度は前記信号音に対する前記使用者の応答情報を利用して決定されることを特徴とする請求項13に記載のオーディオ信号出力装置。
  15. 前記出力強度調整部は、調整された変調信号の出力強度を前記聴力閾値の強度にして前記調整された変調信号とともに出力されるオーディオ信号の出力強度を再決定することを特徴とする請求項10に記載のオーディオ信号出力装置。
  16. 請求項1の前の段階として行われる聴力診断方法であって、
    複数の周波数帯域のうち1つ以上の周波数帯域を選択できるようにするインターフェースを出力する段階と、
    使用者が前記複数の周波数帯域のうち少なくとも1つを選択する場合、選択された周波数帯域に対応する変調信号を出力する段階と、
    前記変調信号に対する前記使用者の応答情報を利用して聴力閾値を測定する段階と、を含み、
    前記変調信号は前記複数の周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有することを特徴とする聴力診断方法。
  17. ボリューム調整モジュールとボリューム調整部を備えるオーディオ信号出力装置のボリューム調整方法であって、
    周波数帯域別に測定された聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を出力する段階と、
    前記変調信号の変調パターンと同期化されて変化する視覚(visual)信号を前記周波数帯域別に出力する段階と、
    使用者の聴力改善によって前記使用者に前記周波数帯域別に出力される変調信号のうち1つ以上の変調信号が認知される場合、前記周波数帯域別に出力される視覚信号及び前記1つ以上の変調信号に対する前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を受信する段階と、
    前記使用者のボリューム調整に対する応答情報を利用して前記1つ以上の変調信号の出力強度を調整する段階と、を含み、
    前記変調信号は前記周波数帯域別に互いに異なる変調パターンを有し、
    前記ボリューム調整は前記変調信号が聞こえなくなるまで前記ボリューム調整モジュールを調整することを特徴とするボリューム調整方法。
  18. 前記変調信号を出力する段階は、
    前記周波数帯域別に測定された聴力閾値を利用して前記周波数帯域別に出力されるオーディオ信号の出力強度を決定する段階と、
    前記周波数帯域別に決定された出力強度を有するオーディオ信号及び前記聴力閾値の強度に対応する出力強度を有する変調信号を同時に出力する段階を含むことを特徴とする請求項17に記載のボリューム調整方法。
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