JP6022292B2 - 梱包体 - Google Patents

梱包体 Download PDF

Info

Publication number
JP6022292B2
JP6022292B2 JP2012224345A JP2012224345A JP6022292B2 JP 6022292 B2 JP6022292 B2 JP 6022292B2 JP 2012224345 A JP2012224345 A JP 2012224345A JP 2012224345 A JP2012224345 A JP 2012224345A JP 6022292 B2 JP6022292 B2 JP 6022292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
slit
storage box
slit roll
wound body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012224345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014076811A (ja
Inventor
晋 大東
晋 大東
和樹 嶋村
和樹 嶋村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2012224345A priority Critical patent/JP6022292B2/ja
Publication of JP2014076811A publication Critical patent/JP2014076811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6022292B2 publication Critical patent/JP6022292B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明は、梱包体に関する。
一般的に、リチウムイオン二次電池に用いられる電池用セパレータなどは、幅の広いフィルムが二次電池の寸法に応じた幅にカットされ、ロール状に巻回されたスリットロールとして出荷される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−292028号公報
ところで、スリットロールを搬送する際には、電池用セパレータの性質上、傷や埃から保護する必要がある。そのため、樹脂フィルムが巻回されたスリットロールを収容箱などに収容して搬送する方法が知られている。このように、スリットロールを収容箱に収容して搬送する際、衝撃などが梱包体に与えられることがある。この衝撃により、収容箱に変形が生じるおそれがあり、これにより、スリットロールに傷や汚れが付く可能性がある。
そのため、梱包体においては、収容箱に変形が生じた場合においてもスリットロールに接触しないように収容箱とスリットロールとの間隔を十分に設けることが必要となるが、このような構成では、どうしても梱包体が大型化する。しかしながら、梱包体の搬送の観点からは、梱包体が小型であることが好ましい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、巻回体を保護できると共に、小型化を図ることができる梱包体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る梱包体は、筒状の巻芯に樹脂フィルムが巻回された巻回体を梱包する梱包体であって、巻回体を収容する収容箱と、収容箱内に配置される側板とを備え、側板は、巻芯に挿入される突起部と、突起部から当該突起部の径方向の外側に張り出し、外形が巻回体の外径よりも大きい基部とを有し、側板が巻回体を挟んで配置されている。
この梱包体では、巻回体を挟んで側板が配置されている。この側板には、巻回体の巻芯に挿入される突起部が設けられている。これにより、巻回体を突起部により支持することができると共に、巻回体のずれ等を防止できる。また、側板は、外形が巻回体の外径よりも大きい基部を有し、巻回体を挟んで配置される。この基部により、収納箱に加えられる衝撃等を基部で受けることができるため、収容箱の強度を確保でき、収容箱の変形を防止できる。また、基部が巻回体の外径よりも大きいため、収容箱と樹脂フィルムとが接触されることが防止される。したがって、巻回体を保護できる。その結果、収容箱の大型化が不要となるため、梱包体の小型化が図れる。
一実施形態においては、巻回体と側板とを封入する封入袋を備え、巻回体及び側板が封入袋に封入されて収容箱に収容されている。このように、封入袋に封入することにより、巻回体を湿気や埃などから保護することができる。
一実施形態においては、突起部は筒状をなしており、側板には、突起部の一部分及び基部にわたってスリット部が設けられている。収容箱からスリットロールを取り出す際、棒状の治具を巻回体の巻芯及び側板の突起部に挿通させることがある。このような場合において、スリット部が設けられていることにより、治具に巻回体を挿通した状態で側板を取り外すことができる。これにより、巻回体を収容箱から取り出す工程において、作業性の向上を図ることができる。
一実施形態においては、巻回体は収容箱に複数収容され、巻回体同士の間に配置される側板には、巻回体の配置方向の両側に突起部が設けられている。このような構成によれば、収容箱内に配置する側板の部品点数を減らすことができる。
一実施形態においては、収容箱は、搬送の際、巻回体の巻芯の軸方向と面方向が沿う側面が載置面とされる。このように、巻芯の軸方向に面方向が沿う側面を載置面とすることにより、梱包体を搬送する際、スリットロールSRに巻きずれが生じることを防止できる。巻きずれを防止することにより、電極・セパレータ等の巻回体の缶挿入時の挿入不良発生を抑制できる。
一実施形態においては、側板のスリット部が収容箱の載置面側に臨むように側板が配置されている。このような構成によれば、搬送の際において、収容箱の強度を側板により良好に確保できる。
本発明によれば、巻回体を保護できると共に、小型化を図ることができる。
第1実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。 第1側板の断面構成を示す図である。 第1側板を示す斜視図である。 第1側板にスリットロールが配置された状態を示す断面図である。 第2側板の断面構成を示す図である。 第2側板を示す斜視図である。 梱包体をスリットロールの巻芯の軸方向から見た断面図である。 梱包体からスリットロールを取り出す作業を示す図である。 第2実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。 図9に示す梱包体の第1及び第2側板を示す図である。 他の実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。 他の実施形態に係る梱包体の収容箱を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。図1に示す梱包体1では、スリットロール(巻回体)SRを梱包している。スリットロールSRは、電池用セパレータ(樹脂フィルム)Fが巻芯Mに複層に巻回されて構成されている。スリットロールSRは、例えば、国際公開WO2008/013114号パンフレット、国際公開WO2011/024849号パンフレットに記載の方法で作製される。本実施形態では、複数個(ここでは3個)のスリットロールSRを梱包する形態を一例に説明する。
梱包体1は、収容箱3と、第1側板5と、第2側板7と、耐湿袋(封入袋)9とから構成されている。
収容箱3は、例えば低発泡ポリプロピレン製の段ボール箱であり、直方体形状をなしている。収容箱3は、搬送される際、側面3a〜3d(図7参照)のうちの一つの面が載置面とされる。
図2は、第1側板の断面構成を示す図である。図3は、第1側板を示す斜視図である。図4は、第1側板にスリットロールが配置された状態を示す断面図である。第1側板5は、収容箱3内において、スリットロールSRを挟んで両端に一対配置されている。第1側板5は、突起部5aと、基部5bとを有している。第1側板5は、例えば紙、段ボール、LDPE(低密度ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PS(ポリスチレン)、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、PMMA(アクリル樹脂)、PA(ポリアミド)、PC(ポリカーボネイト)、POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP(液晶ポリマー)等の材質から構成できる。第1側板5は、例えば真空成型や射出成型により形成される。
突起部5aは、基部5bに立設されている。突起部5aの高さは、例えば15〜20mm程度である。突起部5aは、断面が台形形状を呈する筒状を成し、スリットロールSRの巻芯Mに挿入される第1部分6aと、巻芯Mと対向配置される第2部分6bとから構成されている。第2部分6bは、外形が円形状を呈しており、第1部分6aの径方向の外側に張り出して第1部分6aよりも外径が大きい。
基部5bは、突起部5aからこの突起部5aを中心として径方向の外側に張り出している。基部5bは、平面視において略矩形形状を呈している。すなわち、基部5bの外形は、収容箱3の内形と略同形状とされている(図7参照)。基部5bは、この基部5bと収納箱3の内側面3Sとの間に隙間が設けられるように外形寸法が設定されている。隙間は、6mm以下であり、好ましくは4mm以下、より好ましくは2mm以下である。また、基部5bの外形は、スリットロールSEの外径よりも大きい。このように基部5bの外形寸法を設定することにより、本実施形態では、基部5bが収納箱3の内側面3Sと所定のクリアランスを有して接触(当接)し、収納箱3内での第1側板5の移動が規制されるので、スリットロールSのずれを抑制できる。
また、基部5bの厚みは、例えば0.5mm〜1.0mm程度である。図3に示すように、基部5bの角部(四隅)は、面取り加工が施されており、湾曲形状を呈している。基部5bの角部を面取り加工することにより、収容箱3への収納性及び取出し性が向上する。基部5bは、角部に連接する縁部が角部に向かって先細りの形状となることが好ましい。
基部5bには、図3に示すように、エンボス加工Eが施されている。エンボス加工Eは、基部5bの全面にわたって形成されている。エンボス加工Eの基部5bの表面からの高さ寸法は、突起部5aの第2部分6bの高さ寸法よりも小さい。これにより、基部5bは、スリットロールSRの電池用セパレータと接触しない。基部5bは、エンボス加工により、補強されている(剛性が確保されている)。なお、基部5bは、エンボス加工以外の補強構造を有していてもよいし、エンボス加工に加えて、その他の補強構造を更に有する構成であってもよい。その他の補強構造の一例としては、基部5bにおいて、その表面から***するリブを設ける構造であってもよい。リブ構造は、例えば、基部5bの角部(四隅)、縁部、及び、突起部5aから各角部や縁部に放射状に延在して設けられることが好ましい。
図3に示すように、第1側板5には、スリット部10が設けられている。スリット部10は、突起部5aの一部分と基部5bとにわたって連続して形成されている。スリット部10は、基部5bの一辺に向かって徐々に広がっている。
図5は、第2側板の断面構成を示す図である。図6は、第2側板を示す斜視図である。第2側板7は、スリットロールSR同士の間に配置される。第2側板7は、第1突起部7aと、第2突起部7bと、基部7cとを有している。第2側板7は、第1側板5と同様の材料からなり、例えば真空成型や射出成型により形成される。第1突起部7aは、基部7cの一面側に立設されている。第1突起部7aの高さは、例えば15〜20mm程度である。第1突起部7aは、断面が台形形状を呈する筒状を成し、スリットロールSRの巻芯Mに挿入される第1部分11aと、巻芯Mが載置される第2部分11bとから構成されている。
第2突起部7bは、基部7cの他面側に立設されている。第2突起部7bの高さは、例えば15〜20mm程度である。第2突起部7bは、第1突起部7aと同じ位置に設けられ、第1突起部7aとは反対側に突出している。第2突起部7bは、断面が台形形状を呈する筒状を成し、スリットロールSRの巻芯Mに挿入される第1部分12aと、巻芯Mが対向配置される第2部分12bとから構成されている。
基部7cは、第1及び第2突起部7a,7bからこの第1及び第2突起部7a,7bを中心に径方向の外側に張り出している。基部7cは、平面視において略矩形形状を呈している。すなわち、基部7cの外形は、収容箱3の内形と略同形状とされている(図7参照)。基部7cは、この基部7cと収納箱3の内側面3Sとの間に隙間が設けられるように外形寸法が設定されている。隙間は、6mm以下であり、好ましくは4mm以下、より好ましくは2mm以下である。また、基部7cの外形は、スリットロールSRの外径よりも大きい。このように基部7cの外形寸法を設定することにより、本実施形態では、基部7cが収納箱3の内側面3Sと所定のクリアランスを有して接触し、収納箱3内での第2側板7の移動が規制されるので、スリットロールSのずれを抑制できる。
また、基部7cの厚みは、例えば0.5mm〜1.0mm程度である。図6に示すように、基部7cの角部(四隅)は、面取り加工が施されており、湾曲形状を呈している。
基部7cには、図6に示すように、エンボス加工Eが施されている。エンボス加工Eは、基部7cの全面にわたって形成されている。エンボス加工Eの基部7cの表面からの高さ寸法は、第1及び第2突起部7a,7bの各第2部分11b,12bの高さ寸法よりも小さい。これにより、基部7cは、スリットロールSRの電池用セパレータと接触しない。基部7cは、エンボス加工以外の補強構造を有していてもよいし、エンボス加工に加えて、その他の補強構造を更に有する構成であってもよい。
第2側板7には、スリット部13が設けられている。スリット部13は、第1及び第2突起部7a,7bの一部分と基部7cとにわたって連続して形成されている。スリット部13は、基部7cの一辺に向かって徐々に広がっている。
耐湿袋9は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等の単層、積層膜を基材とする袋であり、スリットロールSR、第1側板5及び第2側板7が一体とされたものを封入する。耐湿袋9は、スリットロールSRを湿気や塵などから保護する。耐湿袋9を形成する基材フィルムの透湿度は、10.0g/m・day以下であることが好ましく、5.0g/m・day以下であることが更に好ましい。なお、耐湿袋9内には、必要に応じて、調湿材を備えてもよい。この調湿材により、スリットロールSRを湿気から保護できる。
なお、スリットロールSRは、その外周面を保護フィルムで覆ってもよい。これにより、梱包や搬送の際にスリットロールSRに傷がついたり汚れたりすることを防止できる。保護フィルムとしては、セロファン、OPPフィルム(二軸延伸ポリプロピレンフィルム)等が好適に用いられる。保護フィルムは、帯状のものがスリットロールSR表面に巻き付けられて、テープにて固定される。固定用のテープとしては、一部に糊が付着しておらず(一部に非接着面を有し)、指で持ちやすいよう折り返しのあるものが好ましい。
続いて、梱包体1の梱包方法の一形態について、図1を参照しながら説明する。まず、収容箱3を準備し、収容箱3に耐湿袋9をセットする。耐湿袋9は、収容箱3を開放した状態でセットする。次に、第1側板5を準備し、収容箱3にセットされた耐湿袋9にセットする。このとき、第1側板5は、突起部5aが上向きとなるように耐湿袋9にセットする。また、第1側板5は、スリット部10が収容箱3の側面3a側に臨むように配置される。すなわち、第1側板5は、梱包体1の搬送時の収納箱3において、スリット部10が上下方向に延在するように配置することが好ましい。第1側板5は、スリット部10が上下方向に延在するように配置されると、荷重が加わる方向に連続して基部5bが延在するため、強度が確保される。続いて、梱包対象であるスリットロールSRを準備し、第1側板5の突起部5aが巻芯Mに挿入されるように、スリットロールSRをセットする。
次に、第2側板7を準備し、第2側板7の第1突起部7aがスリットロールSRの巻芯Mに挿入されるように、第2側板7をセットする。このとき、スリット部13が収容箱3の側面3a側に臨むように配置される。次に、スリットロールSRを準備し、第2側板7の第2突起部7bが巻芯Mに挿入されるように、スリットロールSRをセットする。
続いて、第2側板7を準備し、第2側板7の第1突起部7aがスリットロールSRの巻芯Mに挿入されるように、第2側板7をセットする。このとき、第2側板7は、スリット部13が収容箱3の側面3a側に臨むように配置される。すなわち、第2側板7は、第1側板5と同様に、梱包体1の搬送時の収納箱3において、スリット部13が上下方向に延在するように配置することが好ましい。第2側板7は、スリット部13が上下方向に延在するように配置されると、荷重が加わる方向に連続して基部7cが延在するため、強度が確保される。次に、スリットロールSRを準備し、第2側板7の第2突起部7bが巻芯Mに挿入されるように、スリットロールSRをセットする。
続いて、第1側板5を準備し、第1側板5の突起部5aがスリットロールSRの巻芯Mに挿入されるように、第1側板5をセットする。このとき、第1側板5は、スリット部10が収容箱3の側面3a側を臨むように配置される。その後、耐湿袋9を閉じて、最後に、収容箱3を例えばテープで閉じる。以上により、梱包体1が完成する。なお、耐湿袋9にスリットロールSR及び第1及び第2側板5,7をセットし、耐湿袋9を収容箱3にセットしてもよい。
なお、スリットロールSRの巻芯Mの幅は、巻回されるスリットロールRにより異なることがある。この場合、収納箱3と第一側板5の隙間を埋めるスペーサー(図示しない)を、収納箱3と第一側板5の間にセットしてもよい。スペーサーをセットすることによって、巻芯Mの幅によらず、収納箱3内において、第1及び第2側板5及び7により巻芯Mに巻回あれたリットロールSRが固定される。巻芯Mを固定することにより、運搬、マテリアルハンドリング時のズレによる不具合を防止できる。
このようにして梱包された梱包体1は、図7に示すように、搬送の際、側面3a(側面3b〜3d)が載置面とされる。すなわち、スリットロールSRの巻芯Mの軸方向と面方向が沿う側面3a(3b〜3d)が載置面とされる。このとき、第1側板5(第2側板7)は、スリット部10(13)が載置面である側面3aを向いている。これにより、上下方向の荷重を第1及び第2側板5,7により良好に受けることができる。
続いて、梱包体1からスリットロールSRを取り出す際の方法の一例について説明する。図8は、梱包体からスリットロールを取り出す作業を示す図である。図8に示すように、梱包体1からスリットロールSRを取り出す際には、まず、収容箱3の蓋を開けると共に、耐湿袋9を開ける。次に、台車(図示しない)を準備し、台車に設けられた棒状の治具AをスリットロールSRの巻芯M、第1側板5の突起部5a及び第2側板7の突起部7a,7bに挿通させる。
続いて、治具Aを引き出し、耐湿袋9(収容箱3)からスリットロールSR、第1側板5及び第2側板7を取り出す。そして、治具Aから第1側板5及び第2側板7を取り外す。このとき、第1側板5及び第2側板7にそれぞれ設けられているスリット部10,13を介して、治具Aから第1側板5及び第2側板7を取り外す。このようにして、スリットロールSRが梱包体1から取り出される。なお、最初に収容箱3から耐湿袋9を取り出し、その後に、スリットロールSRを取り出してもよい。また、スリットロールSRを収容箱3にセットする際に、治具Aを用いてもよい。
以上のように、梱包体1では、スリットロールSRを挟んで第1側板5及び第2側板7が配置されている。これらの第1側板5及び第2側板7には、スリットロールSRの巻芯Mに挿入される突起部5a,7a,7bが設けられている。これにより、スリットロールSRを突起部5a,7a,7bにより支持することができると共に、スリットロールSRのずれ等を防止できる。
また、第1側板5及び第2側板7の基部5b,7cは、外形がスリットロールSRの外径よりも大きい。このように、スリットロールSRを挟んで配置される第1側板5及び第2側板7の基部5b,7cが収容箱3の内側面3Sに当接する構成により、基部5b,7cで収納箱3に与えられる衝撃等を受けることができるため、収容箱3の強度を確保でき、収容箱3の変形を防止できる。また、基部5b,7cの外形がスリットロールSRの外径よりも大きいため、収容箱3と電池用セパレータFとが接触されることが防止される。したがって、スリットロールSRを保護できる。その結果、補強部材や収容箱の大型化が不要となるため、梱包体1の小型化が図れる。また、スリットロールSRの信頼性の低下を防止できる。
ここで、従来の梱包体として、スリットロールSRを支持するために、巻芯Mに柱状の部材を挿入している構成のものが知られている。このような構成に対して、本実施形態では、第1側板5及び第2側板7に一体に形成された突起部5a,7a,7bによりスリットロールSRを支持できるため、柱状の部材が不要となり、部品点数を減らすことができる。また、従来では、例えばスリットロールSRを取り出す際、巻芯Mから柱状の部材を抜くと、スリットロールSRがずれることがあった。これに対して、本実施形態では、第1側板5及び第2側板7が配置されている状態では突起部5a,7a,7bによりスリットロールSRのずれが防止される。
また、本実施形態では、スリットロールSR同士の間に配置される第2側板7に、第1突起部7a及び第2突起部7bが設けられている。このような構成により、部品点数を減らすことができ、ひいては梱包体1の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、第1側板5及び第2側板7のそれぞれに、スリット部10,13が設けられている。これにより、例えば治具AによりスリットロールSRを取り出す場合には、治具AにスリットロールSRを挿通した状態で第1側板5及び第2側板7を取り外すことができる。したがって、梱包体1からスリットロールSRを取り出す工程において、作業性の向上が図れる。
また、第1側板5は、突起部5aが先細り形状とされているため、重ねることができる。これにより、第1側板5の保管や搬送が良好なものとなる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。図9に示すように、梱包体1Aは、収容箱3と、第1側板5と、第1側板5Aと、耐湿袋9とを備えている。すなわち、第2実施形態に係る梱包体1Aは、第2側板7を備えない点で第1実施形態と構成が異なっている。
梱包体1Aでは、収容箱3内に、第1側板5、スリットロールSR、第1側板5A、第1側板5A、スリットロールSR、第1側板5A、第1側板5A、スリットロールSR、第1側板5がこの順で配置されている。スリットロールSR同士の間に配置される第1側板5Aは、突起部5aが互いに反対方向に突出するように配置される。
図10は、図9に示す梱包体の第1及び第2側板を示す図である。図10に示すように、第1側板5Aには、係合部15が設けられている。係合部15は、第1側板5Aにおいて、互いに対向する一対の側面に複数(ここではそれぞれ2つ)設けられている。係合部15は、各側面において、互いに所定の間隔をあけて配置されており、両側面において、千鳥状に配置されている。
係合部15は、基部5bの一面(突起部5aが設けられた面とは反対側の面)の表面よりも突出している。この係合部15の突出する部分の寸法は、基部5bの厚み寸法程度である。第1側板5Aは、基部5bが対向して配置されたときに、各第1側板5Aの係合部15が係合する。これにより、第1側板5A同士がずれることが防止される。
なお、梱包体1Aでは、両端に配置される第1側板5を第1側板5Aとしてもよい。また、梱包体1Aでは、第1側板5のみが配置される構成であってもよい。また、第1側板1Aにおいて、基部5bの角部に面取り加工が施されていてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。図11は、他の実施形態に係る梱包体の断面構成を示す図である。図11に示すように、梱包体1Bには、スリットロールが2列に並置されており、スリットロールSRを6個梱包している。梱包体1Bでは、収容箱3AにスリットロールSRが6個梱包されている。このとき、第1側板5Bは、一体的に構成された形状であってもよいし、第1側板5Aが並置された構成であってもよい。第1側板5Aを並置する構成では、係合部15により、ずれが防止される。また、第2側板7Aは、一体的に構成された形状であってもよいし、第2側板7が並置された構成であってもよい。第2側板7に係合部が設けられてもよい。なお、スリットロールSRの収納数は適宜設定される。
また、上記実施形態では、図8に示すように、収容箱3の上部が開く構成を一例に説明したが、収容箱は例えば図12に示すような構成であってもよい。図12に示すように、収容箱3Bは、側面が開放される構成を有している。
また、上記実施形態では、第1及び第2側板5,7の外形形状を略矩形形状としているが、第1及び第2側板5,7の外形形状はその他の形状であってもよい。第1及び第2側板5,7は、その外形がスリットロールSRの外径よりも大きければよい。
また、上記実施形態では、突起部5a,7a,7bの形状を円錐状としているが、突起部5a,7a,7bの形状は例えば円柱状であってよい。また、第2側板7が真空成型により形成される場合には、第2側板7の基部7cの面方向から見て、突起部7a,7bが凹凸形状であってもよい。具体的には、突起部7aが凸形状の箇所は突起部7bが凹形状となり、突起部7aが凹形状の箇所は突起部7bが凸形状となる。突起部5a,7a,7bは、スリットロールSRの巻芯Mに挿入される形状であればよい。
次に、実施例及び比較例を挙げて本実施の形態をより具体的に説明するが、本実施の形態はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の物性は以下の方法により測定した。なお、実施例中の物性は以下の方法により測定した。
(1)重量平均分子量
Waters社製ALC/GPC150C型(登録商標)を用い、以下の条件で測定し、標準ポリスチレンを用いて較正曲線を作成した。
カラム:東ソー製GMH6−HT(登録商標)2本+GMH6−HTL(登録商標)2本
移動相:o−ジクロロベンゼン
検出器:示差屈折計
流速:1.0ml/min
カラム温度:1400℃
試料濃度:0.1wt%
(ポリエチレンの重量平均分子量)
得られた較正曲線における各分子量成分に、0.43(ポリエチレンのQファクター/ポリスチレンのQファクター=17.7/41.3)を乗じることによりポリエチレン換算の分子量分布曲線を得、重量平均分子量を算出した。
(ポリプロピレンの重量平均分子量)
ポリプロピレンに関しては上記0.43の代わりに0.63を用い、その他はポリエチレンの場合と同様にして重量平均分子量を算出した。
(組成物の重量平均分子量)
最も質量分率の大きいポリオレフィンのQファクター値を用い、その他はポリエチレンの場合と同様にして重量平均分子量を算出した。
(2)膜厚(μm)
東洋精機製の微小測厚器、KBM(登録商標)用いて室温23±2℃で測定した。TD方向全幅にわたりほぼ等間隔に5点膜厚を測定し、その平均値を代表値とした。
(3)気孔率(%)
10cm×10cm角の試料を微多孔膜から切り取り、その体積(cm)と質量(g)を求め、それらと密度(g/cm)より、次式を用いて計算した。
気孔率(%)=(体積−質量/混合組成物の密度)/体積×100
なお、混合組成物の密度は、用いた原料の各々の密度と混合比より計算して求められる値を用いた。
(4)振動試験
エミック製振動試験装置F−1000BDを用いて、室温、振動数5〜50Hz(掃引速度9Hz/分)、加速度0.76G,最大変位8mm、振動時間20分×4回の条件で、スリットロール梱包体の振動試験を行った。振動試験後、スリットロール梱包体を開梱し、スリットロールの状態(巻きずれ、外観)を確認した。
(5)電極・セパレータ巻回体の作製
(正極の作製)
活物質としてリチウムコバルト複合酸化物LiCoOを92.2重量%、導電剤としてリン片状グラファイトとアセチレンブラックをそれぞれ2.3重量%、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF)3.2重量%をN−メチルピロリドン(NMP)中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを正極集電体となる厚さ20μmのアルミニウム箔の片面にダイコーターで塗付し、130℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、正極の活物質塗付量は250g/m、活物質嵩密度は3.00g/cmになるようにする。これを幅約60mmに切断して帯状にした。
(負極の作製)
活物質として人造グラファイト96.9重量%、バインダーとしてカルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩1.4重量%とスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス1.7重量%を精製水中に分散させてスラリーを調製した。このスラリーを負極集電体となる厚さ12μmの銅箔の片面にダイコーターで塗付し、120℃で3分間乾燥後、ロールプレス機で圧縮成形した。このとき、負極の活物質塗付量は106g/m、活物質嵩密度は1.35g/cmになるようにした。これを幅約60mmに切断して帯状にした。
(電極・セパレータ巻回体作製)
上記の振動試験後スリットロール(微多孔膜セパレータ巻回体)、帯状正極及び帯状負極を、帯状負極、セパレータ、帯状正極、セパレータの順に重ねて渦巻状に複数回捲回することで電極・セパレータ巻回体を作製した。
(6)電極・セパレータ巻回体の缶挿入性
上記巻回体を用意した18mmφの缶に、作製した巻回物をチャックではさみ、自動的に挿入する缶挿入機を使用して評価した。「缶挿入不良10巻中0巻以下:良好」、「缶挿入不良10巻中1巻以上:不良」とした。
[実施例1]
[ポリオレフィン製微多孔膜の作製]
Mv27万のポリエチレン35重量%、Mv95万のポリエチレン65重量%の混合物をタンブラーブレンダーを用いてドライブレンドし、ポリオレフィン組成物を得た。得られた組成物30重量%と流動パラフィン70重量%を、二軸押し出し機にて均一な溶融混練を行い、ポリエチレン溶融混練物を得た。溶融混練条件は、設定温度200℃、スクリュー回転数170rpm、吐出量15kg/hrで行った。続いて、溶融混練物を、220℃に保持されたT−ダイ(幅250mm)を用い、溶融混練物をシート状に押し出した。
表面温度60℃に制御された金属ロールで溶融混練物を圧着、冷却することにより、厚厚み1000μmの厚み安定性に優れたゲルシートを得た。次に同時二軸延伸機を用いて、延伸温度125℃で7×7倍に延伸し、続いて、メチルエチルケトン槽に導き、メチルエチルケトン中に充分に浸漬して流動パラフィンを抽出除去し、その後メチルエチルケトンを乾燥除去した。さらに、テンター延伸機で、横方向に120℃で1.5倍延伸を行い、125℃で熱固定を行い、横幅1.2m、膜厚み18μm、気孔率40%の微多孔膜を得た。
[スリットロール(ポリオレフィン製微多孔膜巻回体)の作製]
作製したポリオレフィン製微多孔膜を個別駆動スリッターで巾60mmにスリットし、紙製管(サイズ等:3B)に捲回してスリットロール(ポリオレフィン製微多孔膜巻回体)を得た。巻き長は1000m、スリットロール外径は102mmであった。
[スリットロール梱包体の作製]
上記スリットロール:5巻、側板(349mm角、突起部76mmφ、スリット部幅51mm、PET製):10枚、耐湿袋(PE製):1袋、収容箱(プラ段PP製、内寸350mm×350mm×425mm(h):1箱により、図9に示す梱包体を作製した。
[振動試験・評価]
上記梱包体を2箱作製し、卷回体の巻き芯の軸方向と面方向が沿う側面を載置面として、(4)の振動試験を実施した。スリットロールの巻きずれは全巻1mm以内であった。また、スリットロールの外観に凹み等の異常の発生は無かった。
[電極・セパレータ巻回体の作製・評価]
上記振動試験実施後のスリットロールを用いて、(5)の電極・セパレータ巻回体の作製に基づき、電極・セパレータ巻回体を作成し、次に(6)電極・セパレータ巻回体の缶挿入性に基づき評価したところ、不良は「0」で良好であった。
[比較例1]
実施例1で作製したスリットロール(ポリオレフィン製微多孔膜巻回体):5巻、耐湿袋(PE製):1袋、収容箱(プラ段PP製、内寸350mm×350mm×425mm(h):1箱により、側板の無い梱包体を作製した。
[振動試験・評価]
上記梱包体を2箱作製し、卷回体の巻き芯の軸方向と垂直となる面を載置面として、(4)の振動試験を実施した。スリットロールの巻きずれは3mm以上が5巻あった。また、スリットロールの外観に凹みの異常が10巻全てに発生した。
[電極・セパレータ巻回体の作製・評価]
上記振動試験実施後のスリットロールを用いて、(5)の電極・セパレータ巻回体の作製に基づき、電極・セパレータ巻回体を作成し、次に(6)電極・セパレータ巻回体の缶挿入性に基づき評価したところ、不良は7で不良であった。
1,1A…梱包体、3…収容箱、3a〜3d…側面、3S…内側面、5,5A,5B…第1側板、7,7A…第2側板、9…耐湿袋(封入袋)、10,13…スリット部、M…巻芯、SR…スリットロール(巻回体)。

Claims (4)

  1. 筒状の巻芯に樹脂フィルムが巻回された巻回体を梱包する梱包体であって、
    前記巻回体を収容する収容箱と、
    前記収容箱内に配置される側板と
    前記巻回体と前記側板とを封入する封入袋と、を備え、
    前記側板は、
    前記巻芯に挿入され且つ筒状をなす突起部と、
    前記突起部から当該突起部の径方向の外側に張り出し、外形が前記巻回体の外径よりも大きい基部と、
    前記突起部の一部分及び前記基部にわたって設けられたスリット部と、を有し、
    前記巻回体及び前記側板が前記封入袋に封入されて前記収容箱に収容されており、
    前記側板が前記巻回体を挟んで配置されている梱包体。
  2. 前記巻回体は前記収容箱に複数収容され、
    前記巻回体同士の間に配置される側板には、前記巻回体の配置方向の両側に前記突起部が設けられている、請求項記載の梱包体。
  3. 前記収容箱は、搬送の際、前記巻回体の前記巻芯の軸方向と面方向が沿う側面が載置面とされる、請求項1又は2記載の梱包体。
  4. 前記側板の前記スリット部が前記収容箱の載置面側に臨むように前記側板が配置されている、請求項1〜3のいずれか一項記載の梱包体。
JP2012224345A 2012-10-09 2012-10-09 梱包体 Active JP6022292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224345A JP6022292B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 梱包体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012224345A JP6022292B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 梱包体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014076811A JP2014076811A (ja) 2014-05-01
JP6022292B2 true JP6022292B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=50782482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012224345A Active JP6022292B2 (ja) 2012-10-09 2012-10-09 梱包体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6022292B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7348002B2 (ja) * 2019-09-05 2023-09-20 株式会社フジシール フィルムロール供給システム
JP7348003B2 (ja) * 2019-09-05 2023-09-20 株式会社フジシール フィルムロール供給システム
JP7362554B2 (ja) * 2020-07-03 2023-10-17 宇部マクセル京都株式会社 ロール体支持具及びロール体支持具を用いた梱包体
AU2022371075A1 (en) * 2021-10-22 2024-02-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Winding drum coupling tool

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2957358B2 (ja) * 1992-07-08 1999-10-04 ソレトラック ロールディスペンサー
JP2004067188A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 巻物梱包用中間パッド
JP4291877B1 (ja) * 2009-01-14 2009-07-08 シコー株式会社 ロール製品のプロテクタおよびそれを用いた梱包資材
JP3177009U (ja) * 2012-03-16 2012-07-12 旭化成イーマテリアルズ株式会社 梱包体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014076811A (ja) 2014-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6022292B2 (ja) 梱包体
JP5257697B2 (ja) 電池
JP6588070B2 (ja) X線感知可能電池セパレータ及び関連方法
US10923697B2 (en) Electrode assembly and method for manufacturing the same
US20060154138A1 (en) Nonaqueous electrolyte battery
JP5653527B2 (ja) 梱包構造
US20160126583A1 (en) Method of manufacturing secondary battery, and secondary battery
US20110117425A1 (en) Secondary battery
TW201027823A (en) Multilayer lithium-ion secondary battery
KR20140103402A (ko) 전지용 파우치, 및 이를 포함하는 파우치형 전지
CN116096572B (zh) 蓄电设备用外包装材料、蓄电设备及蓄电设备用外包装材料的制造方法
KR20190045140A (ko) 전지 용기, 필름 포장 전지 및 이들의 제조 방법
CN207038577U (zh) 用于预组装的电化学电池的多部件式运输和存储包装盒
JP6106957B2 (ja) 蓄電素子、電極体、捲回方法および捲回装置
KR20190069875A (ko) 크러쉬 플레이트를 구비하는 배터리 모듈 및 그 제조 방법
JP2011246131A (ja) 電池用梱包体
JP2016196322A (ja) 電池用包材のフィルムロール梱包体
JP3177009U (ja) 梱包体
JP2008189379A (ja) 電池用セパレータの包装体
JPH11139486A (ja) 防湿包装体
JP3195120U (ja) ロール用輸送箱
CN219696687U (zh) 一种锂电池Mylar膜及锂电池
CN217865500U (zh) 显示模组包装箱
CN114388984B (zh) 电池
JP6749855B2 (ja) 収容部材及び梱包体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6022292

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350