JP6021338B2 - 放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影装置 - Google Patents

放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷媒で満たされた外囲器内に放射線管を備え、放射線管で発生した放射線を外囲器の外に取り出す放射線発生装置と、放射線発生装置から放射された放射線を被検体に照射し、被検体を通過した放射線を放射線検出器で検知する放射線撮影装置に関する。
電子源から放出された電子をターゲットに照射することにより放射線を発生させる放射線発生装置として、密閉された内部に電子源とターゲットを配置した放射線管を、外囲器内に収納した放射線発生装置が知られている。放射線管内に配置される電子源としては、従来からフィラメント等の熱電子源が用いられている。熱電子源には、ブラウン管用の電子源として用いられる含浸型熱陰極電子放出素子等のように小型のものもある。熱電子源を用いた放射線管では、高温に加熱した熱電子源から放出された熱電子の電子束の一部を、ウエネルト電極、引出し電極、加速電極及びレンズ電極を通して高エネルギーに加速する。それと同時に電子束を所望の形状に成形した後、成形された電子束をタングステン等の金属で構成されたターゲットに照射して放射線を発生させる。
ところで、放射線撮影に好適な放射線を発生させるためには、放射線管内の陰極である電子源とターゲットとの間に40kV〜150kVという高電圧を印加し、電子束を高エネルギーに加速してターゲットに照射する必要がある。しかし、電子束を高エネルギーに加速しターゲットに照射して放射線を発生させる際の放射線発生効率は1%以下と低く、高エネルギーの大半は熱エネルギーに変換される。このため、発生した熱でターゲットが高温になり、ターゲットの熱損傷を招くおそれがある。ターゲットが損傷すると放射線撮影に必要な放射線量を発生させることができなくなるため、ターゲットの熱損傷を防ぐ必要がある。その方法として、外囲器内部に冷媒を充填し、この冷媒を外囲器と外囲器に連結される熱交換器との間で循環させて放射線管を冷却する方法がある。
上記構成をとるX線コンピュータ断層撮影装置や移動式X線撮影装置等では、冷媒(絶縁油等)中に気泡が混入した場合に、X線発生装置の傾きや方向が変化することにより、冷媒中の気泡が移動し、この気泡をX線が通過することがある。気泡及び冷媒を通過して外囲器の外に取り出されたX線と、冷媒のみを通過して外囲器の外に取り出されたX線とでは特性が異なる。このため、気泡を通過したX線が取り出されると、X線束の強度ムラができ、X線画像の品質が低下するという問題があった。この問題を解決する方法として、特許文献1には、X線コンピュータ断層撮影装置に用いるX線管容器と、X線管容器に連結される熱交換器との間を循環する冷媒中に混入した気泡を、X線管容器内に設けた気泡ポケットで捕捉する技術が開示されている。
特開2000−262509号公報
特許文献1に記載の技術では、X線管容器内の冷媒の流入口とX線管との間に設けられたガイド板で、冷媒中に混入した気泡を、X線管容器の上部に設けられた上部気泡ポケットと、X線管容器の下部に設けられた下部気泡ポケットとに誘導する。これらの気泡ポケットは、X線撮影装置を回転させてX線撮影装置の傾斜が変化した際に、浮力方向にのみ気泡を集めることができる。しかしながら、傾斜の変化中に気泡の慣性力による動きを止める機能がないため、回転させた角度によっては下部気泡ポケット等から気泡が出てくることがあった。また、ガイド板も傾斜の変化中に気泡の慣性力による動きを止める機能はない。このため、下部気泡ポケット等から出てきた気泡がX線管側に移動し、この気泡をX線が通過することによりX線束の均一性が低下し、X線画像に影響を与え、画像品質が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、装置を回転させたときに、冷媒中に混入した気泡が慣性力によって移動し、この気泡を放射線が通過するのを防止した放射線発生装置及びそれを用いた放射線撮影装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、放射線管と、
前記放射線管とともに絶縁油を収納し、鉛直方向と交差する仮想回転軸周りに回転され、放射線が取出される放射線取り出し口が前記仮想回転軸に向かって配置された外囲器と、を有する放射線発生装置であって、
前記外囲器は、前記外囲器内を、前記放射線管が収納される第1室と、前記放射線管が収納されない第2室と、に仕切る仕切板をさらに有し、
前記第1室には前記絶縁油が流出する流出口が設けられ、前記第2室には前記流出した前記絶縁油が流入する流入口が設けられ、
前記流出口から前記流入口に向けて前記絶縁油が流れる循環路をさらに備えており、
前記仕切板は、前記外囲器に接続されている一端と、前記第2室の側に突出した突出部が接続されている他端と、を有し、前記第2室から前記第1室に前記絶縁油が流れる流路を残して前記第2室と前記第1室とを仕切っており、
前記放射線管から放出された放射線が前記絶縁油中に混入した気泡を通過するのを抑制するように、前記第2室は、前記放射線発生装置の回転により生ずる慣性力により移動する前記気泡が留められる気泡室を、前記仕切板の前記他端の側に有していることを特徴とする放射線発生装置を提供するものである。
また、本発明は、放射線管と、
前記放射線管とともに絶縁を収納し、鉛直方向と交差する仮想回転軸周りに回転され、放射線が取出される放射線取り出し口が前記仮想回転軸に向かって配置された外囲器と、を有する放射線発生装置であって、
前記外囲器は、前記外囲器内を、前記放射線管が収納される第1室と、前記放射線管が収納されない第2室と、に仕切る仕切板をさらに有し、
前記第1室には前記絶縁が流出する流出口が設けられ、前記第2室には前記流出した前記絶縁が流入する流入口が設けられ、
前記流出口から前記流入口に向けて前記絶縁が流れる循環路をさらに備えており、
前記仕切板は、前記外囲器に接続されている一端と、前記前記第2室の側に突出した突出部が接続される他端と、を有しており、
前記放射線管から放出された放射線が前記絶縁油中に混入した気泡を通過するのを抑制するように、前記放射線発生装置の回転により生ずる慣性力により移動する前記気泡が前記第2室に捕獲されるように前記仕切板が配置されていることを特徴とする放射線発生装置を提供するものである。
本発明によれば、外囲器内を、開口部を残して放射線管側の第1室と冷媒の流入口側の第2室を仕切る仕切板が設けられ、この仕切板の開口部側の端部には流入口側に突出した突出部が設けられている。この突出部により、装置を回転させたときにも、気泡が慣性力によって第1室に流れ込むのを防止できる。よって、この気泡を放射線が通過するのを防止できる。これにより、放射線束の均一性の低下を防止できるため、放射線画像の品質低下を防止できる。
本発明の放射線発生装置の好適な実施形態を示す断面模式図である。 図1(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を示す断面模式図である。 第2の実施形態の放射線発生装置の断面模式図である。 図3(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を示す断面模式図である。 第3の実施形態の放射線発生装置の断面模式図である。 図5(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を示す断面模式図である。 本発明の放射線発生装置を用いた放射線撮影装置の構成図である。
以下、本発明の放射線発生装置及び放射線撮影装置を具体的な実施形態で説明する。
〔第1の実施形態〕
図1(a)は本実施形態の放射線発生装置の断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
本実施形態の放射線発生装置は放射線管11(透過型放射線管)を搭載している。放射線管11は、筒形の形状をしており、筒形の両端がそれぞれ塞がれ内部が密閉された容器である。放射線管11の筒形の胴部内には電子源12が配置され、電子源12に対向する筒形の一端には、ターゲット14が備えられている。電子源12から放出された電子束13は、必要な電子束径に調整された後、ターゲット14に照射され、ターゲット14から放射線が放出される。ターゲット14は放射線管11が放出する、放射線取り出し窓にもなっている。
人体等の放射線撮影を行う場合、ターゲット14は電子源12の電位に対して電位が+30kV〜150kV程度高くなっている。この電位差はターゲット14から発生する放射線が人体を透過し、有効に撮影に寄与するために必要な加速電位差である。ここで発生する放射線は主にX線である。
電源回路(不図示)は、放射線管11に接続され(配線不図示)、電子源12、及びターゲット14に電気を供給するためのものであり、本実施形態では、外囲器16の外部に配置しているが、外囲器16の内部に配置しても良い。
放射線管11の内部の真空度を、一般的に電子源12が駆動できる1×10−4Pa以下に保つため、駆動中の放射線管11で放出されるガスを吸収するバリウムゲッタ、NEG、小型イオンポンプ(不図示)等を放射線管11の内部に配置しても良い。放射線管11を構成する容器の材料としては電気絶縁性が高く、高真空維持が可能であり、かつ耐熱性の高いものが好ましい。例えばアルミナ、ガラス等が使用可能である。電子源12としてはフィラメント、含浸型カソード、電界放出型素子等が使用可能であるが、これらに限定されるわけではない。
ターゲット14は、電子源12に対向して配置されターゲット基板(不図示)によって電子源12とは反対側から支持されている。ターゲット14の材料としてはタングステン、モリブデン、銅等の金属が使用可能である。ターゲット基板(不図示)の材料としては熱伝導率が高く、放射線吸収能力の低いものが良い。例えばSiC、ダイヤモンド、カーボン、薄膜無酸素銅、ベリリウム等が使用可能である。
放射線管11は、外囲器16の内部に収納されている。外囲器16のターゲット14に対向する位置には、放射線取り出し口15が設けられている。放射線取り出し口15の材料としてはアクリルやポリカーボネイト、アルミ、エポキシ板、ポリイミド板等の比較的放射線減衰量の少ない材料が良い。これはより強い放射線を放出するためである。例えば板厚3mmのエポキシ板を放射線取り出し口15として配置する。
外囲器16と放射線管11の間には、冷媒25が充填される。冷媒25は、放射線管11が絶縁油等の冷媒で冷却された容器に入って、冷媒と絶縁されている場合は水でも良い。冷媒25で放射線管11と外囲器16との間の電気絶縁を行う場合は電気絶縁性が高く、冷却能力の高いものが良い。また、ターゲット14が発熱により高温になりその熱が冷媒25に伝わるため、熱による変質の少ないものが好ましい。例えば電気絶縁油、フッ素系の絶縁性液体等が使用可能である。
外囲器16は、外囲器16に設けられた流入口と流出口で、冷媒25を冷却する冷却器19に連結される。放射線管11の周囲は冷媒25の流路になっており、冷媒25は外囲器16と冷却器19との間を循環する。本実施形態では、外囲器16の底部に設けられた流出口と冷却器19が冷媒流路17を介して接続され、外囲器16の底部に設けられた流入口と冷却器19が冷媒流路18を介して接続されている。冷媒流路17は外囲器内の冷媒25を冷却器19に送る冷媒排出路であり、冷媒流路18は冷却器19で冷却された冷媒25を、冷却器19から外囲器16に送る冷媒導入路である。
外囲器16の内部には仕切板20が配置され、仕切板20により、外囲器内が、放射線管側のA室21(第1室)と外囲器16の流入口側のB室22(第2室)に分割される。仕切板20は、外囲器16の底部から上部に向かって延設され、A室21とB室22は開口部(以下、「連通口」ということもある。)で連通している。仕切板20の前記開口部側(連通口側)の端部にはB室側に突出した突出部23が設けられている。
更に、B室内の上部には、主に外囲器16の流入口から流入した、冷媒内の気泡を溜める気泡室を有する。気泡室は、B室側の外囲器16の上部の少なくとも一部を外方に突出させることにより形成することができる。
放射線発生装置の駆動中は、A室21のターゲット14で発生した熱は冷媒25に吸収され、冷媒流路17を介して冷却器19に送られて冷却された後、冷却器19の持つポンプ(不図示)により、冷媒流路18から外囲器16のB室22に送り込まれる。B室22に送り込まれた冷媒25は連通口からA室21に送られ循環する。
ところで、上記のような構成の放射線発生装置では、冷媒25中に気泡が混入することがある。この気泡は冷媒流路18と外囲器16の流入口との連結部等から混入する。ここで、図1(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡が混入した場合において、図1(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を図2に示す。
図2の(1)は図1(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡24が混入した後、気泡24の浮力と冷媒25の循環により、気泡24がB室側の外囲器16の上部に設けられた気泡室に捕捉された状態である。気泡24は気泡室に捕捉されているため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図2の(2)は図1(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と同じ方向に90°回転させた状態である。外囲器16の流入口から冷媒25が流れ込むが、気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口側の端面に移動するため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図2の(3)は図1(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と同じ方向に180°回転させた状態である。外囲器16の流入口から冷媒25が流れ込むが、気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口付近に移動するため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図2の(4)は図1(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と同じ方向に270°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24は仕切板20のB室側の面に移動する。外囲器16の流入口から冷媒25が流れ込むが、気泡24は突出部23により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
また、突出部23は放射線発生装置の傾斜が変化中も、気泡の慣性力による動きを止める機能を果たすため気泡24がB室22からA室21に流れ込むのを防止できる。
次に、図1(b)(c)は本実施形態の放射線発生装置の他の例を示す断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
図1(b)の放射線発生装置は、仕切板20を外囲器16の流入口により近づけ、仕切板20の連通口側の端部を気泡室内まで延伸している点が図1(a)の放射線発生装置と異なる。図1(b)の放射線発生装置では、図1(a)の放射線発生装置と比べて連通口が狭くなっているためB室22からA室に流れ込むのをより確実に防止できる。
図1(c)の放射線発生装置は、B室側の外囲器16の上部を外方に突出させず、放射線管11よりもB室側の外囲器16の上部から底部に向かって延設された板状部材26により気泡室が形成されている点が図1(a)の放射線発生装置と異なる。図1(c)の放射線発生装置でも、図1(a)の放射線発生装置と同様に、B室22からA室に流れ込むのを抑制できる。
以上より、本実施形態によれば、気泡24が浮力や慣性力によって放射線管側に移動し、この気泡を放射線が通過するのを防止できる。これにより、放射線束の均一性の低下を防止できるため、放射線画像の品質低下を防止できる。従って、長時間安定して放射線を発生させることができる。
尚、放射線管11は反射型放射線管でも良い。また、仕切板20は外囲器16の底部から上部に向かってB室側に傾斜して延びていても良い。
〔第2の実施形態〕
図3(a)は本実施形態の放射線発生装置の断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
図3(a)の放射線発生装置は、仕切板20が外囲器16の上部から底部に向かって延設されている点が第1の実施形態と異なる。A室21とB室22は連通口で連通し、仕切板20の連通口側の端部にはB室側に突出した突出部23が設けられている。
ここで、図3(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡が混入した場合において、図3(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を図4に示す。
図4の(1)は図3(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡24が混入した後、気泡24の浮力と冷媒25の循環により、気泡24がB室側の外囲器16の上部に移動した状態である。気泡24は仕切板20により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図4の(2)は図3(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に90°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24は仕切板20のB室側の面に移動する。気泡24は突出部23により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図4の(3)は図3(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に180°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口側に移動するが、流れが速い流入口付近には到達せず突出部23により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図4の(4)は図3(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に270°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口側の端面に移動するため連通口からA室21に流れ込むことはない。
また、突出部23は放射線発生装置の傾斜が変化中も、気泡の慣性力による動きを止める機能を果たすため気泡24がB室22からA室21に流れ込むのを防止できる。
次に、図3(b)は本実施形態の放射線発生装置の他の例を示す断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
図3(b)の放射線発生装置は、冷媒流路18を仕切板20の連通口側の端部より上まで延伸し、突出部23が冷媒流路18の端部よりも下に位置している点が図3(a)の放射線発生装置と異なる。図3(b)の放射線発生装置では、図3(a)の放射線発生装置と比べて連通口が狭くなっているためB室22からA室に流れ込むのをより確実に防止できる。
以上より、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、放射線束の均一性の低下を防止できるため、放射線画像の品質低下を防止できる。従って、長時間安定して放射線を発生させることができる。
尚、放射線管11は反射型放射線管でも良い。また、仕切板20は外囲器16の上部から底部に向かってB室側に傾斜して延びていても良い。
〔第3の実施形態〕
図5(a)は本実施形態の放射線発生装置の断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
図5(a)の放射線発生装置は、放射線管11を反射型放射線管とした点、仕切板20が外囲器16の上部から底部に向かって傾斜して延びている点が第2の実施形態と異なる。A室21とB室22は連通口で連通し、仕切板20の連通口側の端部にはB室側に突出した突出部23が設けられている。
ここで、図5(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡が混入した場合において、図5(a)の放射線発生装置を回転させたときの気泡の状態を図6に示す。
図6の(1)は図5(a)の放射線発生装置の冷媒25中に気泡24が混入した後、気泡24の浮力と冷媒25の循環により、気泡24がB室側の外囲器16の上部に移動した状態である。気泡24は仕切板20により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図6の(2)は図5(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に90°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24は仕切板20のB室側の面に移動する。気泡24は突出部23により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図6の(3)は図5(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に180°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口側に移動するが、流れが速い流入口付近には到達せず突出部23により堰き止められるため連通口からA室21に流れ込むことはない。
図6の(4)は図5(a)の放射線発生装置を冷媒25の循環方向と逆方向に270°回転させた状態である。気泡24の浮力により、気泡24はB室22の外囲器16の流入口側の端面に移動するため連通口からA室21に流れ込むことはない。
また、突出部23は放射線発生装置の傾斜が変化中も、気泡の慣性力による動きを止める機能を果たすため気泡24がB室22からA室21に流れ込むのを防止できる。
次に、図5(b)は本実施形態の放射線発生装置の他の例を示す断面模式図である。模式図の下方が重力方向である。
図5(b)の放射線発生装置は、B室22内に、開口部を残して仕切板20とは別の仕切板51を設け、更に仕切板51の前記開口部側の端部に突出部52を設けている点が図5(a)の放射線発生装置と異なる。図5(b)の放射線発生装置では、仕切板51が、仕切板20とで外囲器16の流入口を挟む位置に設けられ、突出部52が、仕切板51の前記開口部側の端部に外囲器16の流入口とは反対側に突出しているため気泡24を2重に制止することができる。よって、気泡24がB室22からA室に流れ込むのをより確実に防止できる。
以上より、本実施形態によれば、第1及び2の実施形態と同様に、放射線束の均一性の低下を防止できるため、放射線画像の品質低下を防止できる。従って、長時間安定して放射線を発生させることができる。
尚、放射線管11は透過型放射線管でも良い。
〔第4の実施形態〕
図7を用いて本発明の放射線発生装置を用いた放射線撮影装置について説明する。図7は本実施形態の放射線撮影装置の構成図である。この放射線撮影装置は放射線管11(透過型放射線管)、放射線検出器71、放射線検出信号処理部72、放射線撮影装置制御部73、電子源駆動部74、電子源ヒーター制御部75、制御電極電圧制御部76及びターゲット電圧制御部77を備えている。本発明の放射線撮影装置に用いる放射線発生装置としては第1乃至3の実施形態の放射線発生装置が好適である。
放射線検出器71は、放射線検出信号処理部72を介して放射線撮影装置制御部73に接続されている。放射線撮影装置制御部73の出力信号は、電子源駆動部74、電子源ヒーター制御部75、制御電極電圧制御部76、ターゲット電圧制御部77を介して放射線管11の各端子に接続されている。
放射線管11で放射線を発生させると、大気中に放出された放射線は、被検体(不図示)を透過して放射線検出器71に検出され、被検体を透過した放射線画像が得られる。得られた放射線画像は表示部(不図示)に表示させることができる。
以上より、本実施形態によれば、第1乃至3の実施形態の効果を奏する放射線発生装置を用いるため長時間安定して放射線を発生可能な信頼性の高い放射線撮影装置を実現できる。
11:放射線管、12:電子源、13:電子束、14:ターゲット、15:放射線取り出し口15、16:外囲器、17:冷媒流路(冷媒排出路)、18:冷媒流路(冷媒導入路)、19:冷却器、20:仕切板、21:A室(第1室)、22:B室(第2室)、23:仕切板20の端部に設けられた突出部、24:気泡、25:冷媒、26:板状部材、51:仕切板、52:仕切板51の端部に設けられた突出部、71:放射線検出器、72:放射線検出信号処理部、73:放射線撮影装置制御部、74:電子源駆動部、75:電子源ヒーター制御部、76:制御電極電圧制御部、77:ターゲット電圧制御部

Claims (29)

  1. 放射線管と、
    前記放射線管とともに絶縁油を収納し、鉛直方向と交差する仮想回転軸周りに回転され、放射線が取出される放射線取り出し口が前記仮想回転軸に向かって配置された外囲器と、を有する放射線発生装置であって、
    前記外囲器は、前記外囲器内を、前記放射線管が収納される第1室と、前記放射線管が収納されない第2室と、に仕切る仕切板をさらに有し、
    前記第1室には前記絶縁油が流出する流出口が設けられ、前記第2室には前記流出した前記絶縁油が流入する流入口が設けられ、
    前記流出口から前記流入口に向けて前記絶縁油が流れる循環路をさらに備えており、
    前記仕切板は、前記外囲器に接続されている一端と、前記第2室の側に突出した突出部が接続されている他端と、を有し、前記第2室から前記第1室に前記絶縁油が流れる流路を残して前記第2室と前記第1室とを仕切っており、
    前記放射線管から放出された放射線が前記絶縁油中に混入した気泡を通過するのを抑制するように、前記第2室は、前記放射線発生装置の回転により生ずる慣性力により移動する前記気泡が留められる気泡室を、前記仕切板の前記他端の側に有していることを特徴とする放射線発生装置。
  2. 前記第2室は、前記第1室に比較して前記外囲器の外側に突出した部分を前記気泡室として有していることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生装置。
  3. 前記気泡室は、前記放射線管よりも前記第2室側の前記外囲器から前記外囲器内に向かって延設された板状部材によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生装置。
  4. 前記放射線発生装置の回転方向が、前記絶縁油の循環方向と同じであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  5. 前記仕切板の前記一端が、前記外囲器の前記流出口及び前記流入口が設けられた側に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の放射線発生装置。
  6. 前記外囲器は、前記循環路を通過する前記絶縁油を冷却する冷却器を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  7. 前記放射線取り出し口が、前記第1室内であって、前記外囲器の前記放射線管を挟んで前記仕切り板に相対する側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の放射線発生装置。
  8. 前記仕切板は、前記一端から前記他端に向かって前記第2室の側に傾斜して延びていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  9. 前記放射線管が透過型放射線管であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  10. 前記放射線管が反射型放射線管であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  11. 放射線管と、
    前記放射線管とともに絶縁を収納し、鉛直方向と交差する仮想回転軸周りに回転され、放射線が取出される放射線取り出し口が前記仮想回転軸に向かって配置された外囲器と、を有する放射線発生装置であって、
    前記外囲器は、前記外囲器内を、前記放射線管が収納される第1室と、前記放射線管が収納されない第2室と、に仕切る仕切板をさらに有し、
    前記第1室には前記絶縁が流出する流出口が設けられ、前記第2室には前記流出した前記絶縁が流入する流入口が設けられ、
    前記流出口から前記流入口に向けて前記絶縁が流れる循環路をさらに備えており、
    前記仕切板は、前記外囲器に接続されている一端と、前記前記第2室の側に突出した突出部が接続される他端と、を有しており、
    前記放射線管から放出された放射線が前記絶縁油中に混入した気泡を通過するのを抑制するように、前記放射線発生装置の回転により生ずる慣性力により移動する前記気泡が前記第2室に捕獲されるように前記仕切板が配置されていることを特徴とする放射線発生装置。
  12. 前記仕切板は、前記第2室から前記第1室に前記絶縁が流れる流路を残して前記第2室と前記第1室とを仕切っていることを特徴とする請求項11に記載の放射線発生装置。
  13. 前記仕切板は、前記流入口を経て前記絶縁とともに前記第2室に流入した前記気泡を堰き止めるように設けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の放射線発生装置。
  14. 前記仕切板は、前記一端から前記他端に向けて延在している延在部を有しており、
    前記突出部は、前記延在部と非平行な部分を有して、前記第2室の内部に向けて突出していることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  15. 前記第2室は、前記気泡を捕獲し前記気泡が前記第1室に流入するのを抑制する気泡室を有していることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  16. 前記第2室は、前記第1室に比較して前記外囲器の外側に突出した部分を前記気泡室として有していることを特徴とする請求項15に記載の放射線発生装置。
  17. 前記気泡室は、前記放射線管よりも前記第2室側の前記外囲器から前記外囲器内に向かって延設された板状部材によって形成されていることを特徴とする請求項15に記載の放射線発生装置。
  18. 前記放射線発生装置の回転方向が、前記絶縁の循環方向と同じであることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  19. 前記気泡室が前記仕切板の前記他端側に設けられていることを特徴とする請求項18に記載の放射線発生装置。
  20. 前記仕切板の前記一端が、前記外囲器の前記流出口及び前記流入口が設けられた側に接続されていることを特徴とする請求項18又は19に記載の放射線発生装置。
  21. 前記放射線発生装置の回転方向が、前記絶縁の循環方向とは逆であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  22. 前記仕切板の前記一端が、前記外囲器の前記流出口及び前記流入口が設けられた側に相対する側に接続されていることを特徴とする請求項21に記載の放射線発生装置。
  23. 前記放射線取り出し口が、前記第1室内であって、前記外囲器の前記放射線管を挟んで前記仕切り板に相対する側に設けられていることを特徴とする請求項11乃至22のいずれか一項に記載の放射線発生装置。
  24. 前記放射線取り出し口が、前記第1室内であって、前記外囲器の前記放射線管を挟んで前記流出口が設けられた側に相対する側に設けられていることを特徴とする請求項11乃至14及び21,22のいずれか一項に記載の放射線発生装置。
  25. 前記外囲器は、前記循環路を通過する前記絶縁を冷却する冷却器を備えていることを特徴とする請求項11乃至24のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  26. 前記仕切板は、前記一端から前記他端に向かって前記第2室の側に傾斜して延びていることを特徴とする請求項11乃至25のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  27. 前記放射線管が透過型放射線管であることを特徴とする請求項11乃至26のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  28. 前記放射線管が反射型放射線管であることを特徴とする請求項11乃至26のいずれか1項に記載の放射線発生装置。
  29. 請求項1乃至28のいずれか1項に記載の放射線発生装置と、該放射線発生装置から放出され被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器とを有することを特徴とする放射線撮影装置。
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