JP6020716B2 - 通信システム、送信局、受信局および通信方法 - Google Patents

通信システム、送信局、受信局および通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、送信局、受信局および通信方法に関する。
従来、ブランクサブフレームの位置と、マクロセルとピコセルの間の送信タイミングのシフト量と、を関連付ける技術が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。また、ピコセルの同期信号およびPBCH(Physical Broadcast CHannel:物理報知チャネル)の送信サブフレームを、マクロセルのMBSFN(MBMS Single Frequency Network)の送信領域に時間シフトさせる技術が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開2011−223113号公報 特開2011−223114号公報
しかしながら、上述した従来技術では、PBCHなどの特定信号が格納されたリソースを端末へ通知するために、端末へ送信される制御情報が多くなるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、制御情報の削減を図ることができる通信システム、送信局、受信局および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、送信局により、前記送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信し、受信局により、前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する通信システム、送信局、受信局および通信方法が提案される。
また、本発明の別の側面によれば、送信局により、前記送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信し、受信局により、前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する通信システム、送信局、受信局および通信方法が提案される。
本発明の一側面によれば、制御情報の削減を図ることができるという効果を奏する。
図1Aは、実施の形態1にかかる通信システムの一例を示す図である。 図1Bは、図1Aに示した通信システムにおける信号の流れの一例を示す図である。 図2Aは、実施の形態2にかかる各基地局から送信される無線信号の一例を示す図である。 図2Bは、サブフレーム番号の補正の一例を示す図である。 図3は、実施の形態2にかかる基地局の一例を示す図である。 図4は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施の形態2にかかる端末の一例を示す図である。 図6は、端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図7Aは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例1を示すフローチャートである。 図7Bは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例2を示すフローチャートである。 図7Cは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例3を示すフローチャートである。 図8Aは、実施の形態2にかかる端末による処理の例1を示すフローチャートである。 図8Bは、実施の形態2にかかる端末による処理の例2を示すフローチャートである。 図8Cは、実施の形態2にかかる端末による処理の例3を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態3にかかる各基地局から送信される無線信号の一例を示す図である。 図10は、実施の形態3にかかる基地局の一例を示す図である。 図11は、実施の形態3にかかる端末の一例を示す図である。 図12Aは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例1を示すフローチャートである。 図12Bは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例2を示すフローチャートである。 図12Cは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例3を示すフローチャートである。 図13Aは、実施の形態3にかかる端末による処理の例1を示すフローチャートである。 図13Bは、実施の形態3にかかる端末による処理の例2を示すフローチャートである。 図13Cは、実施の形態3にかかる端末による処理の例3を示すフローチャートである。 図14は、系列とセルグループとの関係の一例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる通信システム、送信局、受信局および通信方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(実施の形態1にかかる通信システム)
図1Aは、実施の形態1にかかる通信システムの一例を示す図である。図1Bは、図1Aに示した通信システムにおける信号の流れの一例を示す図である。図1A,図1Bに示すように、実施の形態1にかかる通信システム100は、送信局110と、送信局120と、受信局130と、を含む。受信局130は、たとえば、送信局110に接続し、送信局110との間で無線通信を行う。
送信局110,120のそれぞれは、割当部111と、送信部112と、を備える。割当部111は、自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的な時間リソースに割り当てる。識別情報は、たとえばセルIDである。同期信号の系列は、たとえば同期信号の波形パターンである。時間リソースは、たとえばサブフレームである。
また、割当部111は、同期信号の系列に応じた時間リソースに特定信号を割り当てる。そして、割当部111は、割当結果を送信部112へ通知する。送信部112は、割当部111から通知された割当結果に基づく無線信号を送信する。
これにより、送信局110,120のそれぞれは、自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的な時間リソースに割り当て、同期信号の系列に応じた時間リソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信することができる。このため、送信局110,120から送信される各無線信号において、特定信号が格納された時間リソースを互いにずらし、特定信号の衝突を抑えることができる。
受信局130は、受信部131と、第1検出部132と、特定部133と、第2検出部134と、を備える。受信部131は、送信局110からの無線信号を受信する。そして、受信部131は、受信した信号(電気信号)を第1検出部132および第2検出部134へ出力する。
第1検出部132は、受信部131から出力された信号から同期信号を検出することによりセルサーチを行う。たとえば、第1検出部132は、あらかじめ記憶された同期信号の複数の系列を対象として、受信部131から出力された信号に対象の系列の同期信号が含まれているか否かを判定することによって同期信号を検出する。そして、第1検出部132は、検出した同期信号を特定部133へ出力する。
特定部133は、第1検出部132から出力された同期信号の系列に基づいて、送信局110によって特定信号が割り当てられた時間リソースを特定する。上記のように、特定信号を割り当てる時間リソースは同期信号の系列に応じて決定されているため、同期信号の系列から特定信号が割り当てられた時間リソースを特定することができる。特定部133は、特定した時間リソースを第2検出部134へ通知する。
第2検出部134は、特定部133から通知された時間リソースに基づいて、受信部131から出力された信号から特定信号を検出する。そして、第2検出部134は、検出した特定信号を出力する。
このように、通信システム100においては、送信局110が特定信号を格納する時間リソースを同期信号の系列に対応付けることができる。これにより、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知しなくても、受信局130は、検出した同期信号の系列から特定信号が格納された時間リソースを特定し、特定信号を検出することができる。
したがって、送信局110,120が特定信号を格納する時間リソースをずらして特定信号の衝突を抑えつつ、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知するための制御情報を不要にすることができる。このため、受信局130へ送信する制御情報の削減を図ることができる。たとえば、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知するための制御信号を仕様に追加しなくても、受信局130が特定信号を検出することができる。
<変形例>
または、送信局110,120の割当部111は、自局の識別情報に応じた時間リソースに特定信号を割り当ててもよい。これにより、送信局110,120のそれぞれは、自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的な時間リソースに割り当て、同期信号の系列に応じた時間リソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信することができる。このため、送信局110,120から送信される各無線信号において、特定信号が格納された時間リソースを互いにずらし、特定信号の衝突を抑えることができる。
この場合は、受信局130の特定部133は、同期信号の系列に基づいて送信局110の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて、送信局110によって特定信号が割り当てられた時間リソースを特定する。上記のように、特定信号を割り当てる時間リソースは送信局110の識別情報に応じて決定されているため、送信局110の識別情報から特定信号が割り当てられた時間リソースを特定することができる。
このように、通信システム100において、送信局110が特定信号を格納する時間リソースを送信局110の識別情報に対応付けてもよい。これにより、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知しなくても、受信局130は検出した同期信号の系列から送信局110の識別情報を特定し、特定した識別情報から特定信号が格納された時間リソースを特定し、特定信号を検出することができる。
したがって、送信局110,120が特定信号を格納する時間リソースをずらして特定信号の衝突を抑えつつ、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知するための制御情報を不要にすることができる。このため、受信局130へ送信する制御情報の削減を図ることができる。たとえば、特定信号を格納する時間リソースを受信局130へ通知するための制御信号を仕様に追加しなくても、受信局130が特定信号を検出することができる。
(実施の形態2)
(実施の形態2にかかる各基地局から送信される無線信号)
図2Aは、実施の形態2にかかる各基地局から送信される無線信号の一例を示す図である。図2Aに示す基地局211〜213は、たとえば、互いに重複するセルエリアを形成する各基地局である。基地局211は、たとえば広域のセルを形成するマクロ基地局である。基地局212,213は、図1A,図1Bに示した送信局110,120に対応し、基地局211のセル内に設けられたスモールセル、ピコセルまたはフェムトセルである。無線信号221〜223に接続する端末(UE:User Equipment)は、図1A,図1Bに示した受信局130に対応する。
無線信号221〜223は、それぞれ基地局211〜213から送信される無線信号である。無線信号221〜223のそれぞれは、DL_CCH201(DownLink_Control Channel:下りリンク制御チャネル)と、PDSCH202(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)と、MBSFN203(No Data)と、を含む。
また、無線信号221〜223のそれぞれにおいて、「S」は同期信号を示し、「B」はPBCHを示す。同期信号には、たとえばPSS(Primary Synchronization Signal:プライマリ同期信号)およびSSS(Secondary Synchronization Signal:セカンダリ同期信号)が含まれる。PSSおよびSSSは、端末がセルサーチを行うための信号である。端末は、PSSおよびSSSの系列を利用して、セルとの時間同期および周波数同期と、セルIDの取得と、を実施する。また、無線信号221〜223のそれぞれにおいて、#0〜#7はサブフレーム番号を示している。サブレームは1[ms]の時間リソースである。
基地局211〜213のそれぞれは、たとえば、サブフレーム番号が5の倍数であるサブフレームにPSSおよびSSSを格納することにより、PSSおよびSSSを5[ms]の周期で送信する。また、基地局211〜213のそれぞれは、たとえば、サブフレーム番号が10の倍数であるサブフレームにPBCH(報知信号)を格納することにより、PBCHを10[ms]の周期で送信する。
ID(2)は、PSSの系列を示し、自局のセルIDによって決定される。NID(2)は、「0」、「1」および「2」のいずれかの値である。図2Aに示す例では、基地局211のNID(2)は「0」であり、基地局212のNID(2)は「1」であり、基地局213のNID(2)は「2」である。
基地局211〜213のそれぞれは、自局のNID(2)に応じたPSSをそれぞれ無線信号221〜223によって送信する。また、基地局211〜213のそれぞれは、自局のNID(2)に応じて、サブフレームをシフトさせる。これにより、基地局211〜213のそれぞれは、同期信号およびPBCHを含む各信号を送信する時間リソースを互いにずらすことができる。
たとえば、基地局211は、自局のNID(2)が「0」であるため、シフト量「0」によってサブフレームをシフトさせる(シフトなし)。基地局212は、自局のNID(2)が「1」であるため、シフト量「1」によってサブフレームをシフトさせる。これにより、無線信号222は無線信号221に対して1サブフレームシフトする。基地局213は、自局のNID(2)が「2」であるため、シフト量「2」によってサブフレームをシフトさせる。これにより、無線信号223は無線信号221に対して2サブフレームシフトする。
(サブフレーム番号の補正)
図2Bは、サブフレーム番号の補正の一例を示す図である。図2Bにおいて、図2Aに示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。基地局211に接続する端末は、基地局211から送信される無線信号221からPSSを検出する。そして、基地局211に接続する端末は、検出したPSSの系列が「0」であるため、基地局211のサブフレームのシフト量が「0」であると判定する。このため、基地局211に接続する端末は、PSSを検出したサブフレームを#0とする各サブフレーム番号(#0,#1,…)を補正せずに、サブフレーム番号が10の倍数であるサブフレームを復調することにより報知信号(B)を検出することができる。
基地局212に接続する端末は、基地局212から送信される無線信号222からPSSを検出する。そして、基地局212に接続する端末は、検出したPSSの系列が「1」であるため、基地局212のサブフレームのシフト量が「1」であると判定する。このため、基地局212に接続する端末は、PSSを検出したサブフレームを#0とする各サブフレーム番号(#0,#1,…)を、PSSを検出したサブフレームを#1とする各サブフレーム番号(#1,#2,…)に補正する。そして、基地局212に接続する端末は、補正後のサブフレーム番号が10の倍数+1であるサブフレーム(たとえば#1)を復調することにより報知信号(B)を検出することができる。
基地局213に接続する端末は、基地局213から送信される無線信号223からPSSを検出する。そして、基地局213に接続する端末は、検出したPSSの系列が「2」であるため、基地局213のサブフレームのシフト量が「2」であると判定する。このため、基地局213に接続する端末は、PSSを検出したサブフレームを#0とする各サブフレーム番号(#0,#1,…)を、PSSを検出したサブフレームを#2とする各サブフレーム番号(#2,#3,…)に補正する。そして、基地局213に接続する端末は、補正後のサブフレーム番号が10の倍数+2であるサブフレーム(たとえば#2)を復調することにより報知信号(B)を検出することができる。
このように、基地局211〜213は、サブフレームを時間シフトする際に、PSSの系列と時間シフト量とを対応付ける。これにより、端末は、たとえば基地局211〜213におけるシフト量が通知されなくても、検出したPSSの系列から、基地局211〜213におけるシフト量を特定し、サブフレーム番号を補正することが可能になる。
なお、サブフレームシフトのシフト量とPSSの系列とを対応付ける場合について説明したが、サブフレームシフトのシフト量とSSSの系列とを対応付けてもよい。この場合は、端末は、検出したSSSの系列から、基地局211〜213におけるシフト量を特定し、サブフレーム番号を補正することが可能になる。
または、サブフレームシフトのシフト量と基地局211〜213のセルIDとを対応付けてもよい。この場合は、端末は、検出したSSSの系列およびPSSの系列からセルIDを特定し、特定したセルIDから基地局211〜213におけるシフト量を特定し、サブフレーム番号を補正することが可能になる。
また、端末は、特定したシフト量に基づいて、他のセルとの間で協調通信を行ってもよい。たとえば、端末は、基地局211に接続し、さらに基地局212のセルとの間で協調通信を行うとする。この場合は、端末は、基地局211におけるサブフレーム番号のシフト量を特定し、基地局212のセルとの間の通信等において、自セルのサブフレーム番号を特定したシフト量で補正することによって、他のセルとの間でサブフレーム番号の認識を合わせる。
(実施の形態2にかかる基地局)
図3は、実施の形態2にかかる基地局の一例を示す図である。基地局211〜213のそれぞれは、たとえば図3に示す基地局300によって実現することができる。基地局300は、アンテナ301と、Tx/Rx切替部302と、受信部311と、CH推定部312と、制御信号復調・復号部313と、データ信号復調・復号部314と、受信品質算出部315と、を備える。また、基地局300は、スケジューラ321と、データ信号生成部322と、制御信号生成部323と、RS生成部324と、同期信号生成部325と、シフト付加部326と、報知信号生成部327と、割当・配置部328と、送信部329と、を備える。
アンテナ301は、他の通信装置から無線送信された信号を受信してTx/Rx切替部302へ出力する。また、アンテナ301は、Tx/Rx切替部302から出力された信号を無線送信する。Tx/Rx切替部302は、アンテナ301から出力された信号を受信部311へ出力する。また、Tx/Rx切替部302は、送信部329から出力された信号をアンテナ301へ出力する。
受信部311は、Tx/Rx切替部302から出力された信号の受信処理を行う。受信部311による受信処理には、たとえば、増幅や周波数変換などが含まれる。受信部311は、受信処理によって得られた信号を、CH推定部312、制御信号復調・復号部313およびデータ信号復調・復号部314へ出力する。
CH推定部312は、受信部311から出力された信号に含まれるRS(Reference Signal:参照信号)に基づくチャネル推定を行う。そして、CH推定部312は、チャネル推定の結果を示すCH推定値を、制御信号復調・復号部313、データ信号復調・復号部314および受信品質算出部315へ出力する。
制御信号復調・復号部313は、CH推定部312から出力されたCH推定値に基づいて、受信部311から出力された信号に含まれる制御信号の復調および復号を行う。そして、制御信号復調・復号部313は、復調および復号により得られた制御情報を、データ信号復調・復号部314およびスケジューラ321へ出力する。
データ信号復調・復号部314は、CH推定部312からのCH推定値と、制御信号復調・復号部313からの制御情報と、に基づいて、受信部311から出力された信号に含まれるデータ信号の復調および復号を行う。そして、データ信号復調・復号部314は、復調および復号により得られたデータをスケジューラ321へ出力する。
受信品質算出部315は、CH推定部312から出力されたCH推定値に基づいて、基地局300における受信品質を算出する。そして、受信品質算出部315は、算出した受信品質をスケジューラ321へ通知する。
スケジューラ321は、制御信号復調・復号部313から出力された制御情報と、データ信号復調・復号部314から出力されたデータと、受信品質算出部315から通知された受信品質と、に基づくスケジューリングを行う。具体的には、スケジューラ321は、無線リソースに対して各信号を割り当てるスケジューリングを行う。無線リソースは、たとえば周波数リソースおよび時間リソースの組み合わせである。
スケジューラ321は、スケジューリング結果を示す割当情報を割当・配置部328へ出力する。また、スケジューラ321は、スケジューリング結果に基づく各種の信号生成要求を、データ信号生成部322、制御信号生成部323、RS生成部324および同期信号生成部325へ出力する。また、スケジューラ321は、基地局300のセルIDを示すセルID情報を同期信号生成部325へ出力する。
データ信号生成部322は、スケジューラ321から出力された信号生成要求に基づいてデータ信号を生成する。そして、データ信号生成部322は、生成したデータ信号を割当・配置部328へ出力する。制御信号生成部323は、スケジューラ321から出力された信号生成要求に基づいて制御信号を生成する。そして、制御信号生成部323は、生成した制御信号を割当・配置部328へ出力する。RS生成部324は、スケジューラ321から出力された信号生成要求に基づいてRSを生成する。そして、RS生成部324は、生成したRSを割当・配置部328へ出力する。
同期信号生成部325は、スケジューラ321から出力された信号生成要求およびセルID情報に基づいて同期信号を生成する。たとえば、同期信号生成部325は、セルID情報に基づく系列のPSSおよびSSSを同期信号として生成する。そして、同期信号生成部325は、生成した同期信号を割当・配置部328へ出力する。また、同期信号生成部325は、生成したPSSおよびSSSの系列を示す同期信号系列情報と、セルID情報と、をシフト付加部326へ出力する。
シフト付加部326は、同期信号生成部325から出力された同期信号系列情報が示す系列に基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を選択する。または、シフト付加部326は、同期信号生成部325から出力されたセルID情報が示すセルIDに基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を選択してもよい。
たとえば、基地局300のメモリには、同期信号の系列またはセルIDと、シフト量と、の対応情報が記憶されている。シフト付加部326は、対応情報に基づいて、同期信号系列情報が示す系列またはセルID情報が示すセルIDに対応するシフト量を選択する。そして、シフト付加部326は、選択したシフト量を割当・配置部328へ通知する。
報知信号生成部327は、報知信号(PBCH)を生成する。そして、報知信号生成部327は、生成した報知信号を割当・配置部328へ出力する。
割当・配置部328は、スケジューラ321から出力された割当情報に基づいて、データ信号生成部322、制御信号生成部323、RS生成部324、同期信号生成部325および報知信号生成部327から出力された各信号の割当および配置を行う。また、割当・配置部328は、シフト付加部326から通知されたシフト量に基づいて、基準となる無線信号(たとえば基地局211の無線信号221)に対してサブフレームをシフトさせ、シフトさせたサブフレームに対して各信号の割当および配置を行う。割当・配置部328は、各信号の割当および配置を行った信号を送信部329へ出力する。
送信部329は、割当・配置部328から出力された信号の送信処理を行う。送信部329による送信処理には、たとえば、周波数変換や増幅などが含まれる。送信部329は、送信処理を行った信号をTx/Rx切替部302へ出力する。
図1A,図1Bに示した割当部111は、たとえばスケジューラ321、同期信号生成部325、シフト付加部326、報知信号生成部327および割当・配置部328によって実現することができる。図1A,図1Bに示した送信部112は、たとえば送信部329、Tx/Rx切替部302およびアンテナ301によって実現することができる。
(基地局のハードウェア構成)
図4は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示した基地局300は、たとえば図4に示す通信装置400によって実現することができる。通信装置400は、プロセッサ401と、メモリ402と、アナログ回路403と、デジタル回路404と、無線I/F405と、伝送網I/F406と、を備える。プロセッサ401、メモリ402、アナログ回路403、デジタル回路404、無線I/F405および伝送網I/F406は、たとえばバスによって接続される。
プロセッサ401は、通信装置400の全体の制御を司る。メモリ402には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、プロセッサ401のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、通信装置400を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてプロセッサ401によって実行される。
アナログ回路403は、アナログ信号を処理する回路である。アナログ回路403は、プロセッサ401によって制御される。デジタル回路404は、デジタル信号を処理する回路である。デジタル回路404は、プロセッサ401によって制御される。
無線I/F405は、無線によって通信装置400の外部(たとえば移動通信端末)との間で通信を行う通信インタフェースである。無線I/F405は、プロセッサ401によって制御される。伝送網I/F406は、たとえば有線によって通信装置400の外部(たとえば上位装置)との間で通信を行う通信インタフェースである。伝送網I/F406は、プロセッサ401によって制御される。
図3に示したアンテナ301およびTx/Rx切替部302は、たとえば無線I/F405によって実現することができる。図3に示した受信部311および送信部329は、たとえばアナログ回路403および無線I/F405によって実現することができる。図3に示したCH推定部312、制御信号復調・復号部313、データ信号復調・復号部314および受信品質算出部315は、たとえばプロセッサ401、デジタル回路404およびメモリ402によって実現することができる。
図3に示したスケジューラ321は、たとえばプロセッサ401、デジタル回路404、メモリ402および伝送網I/F406によって実現することができる。図3に示したデータ信号生成部322、制御信号生成部323、RS生成部324、同期信号生成部325およびシフト付加部326は、たとえばプロセッサ401、デジタル回路404およびメモリ402によって実現することができる。図3に示した報知信号生成部327および割当・配置部328は、たとえばプロセッサ401、デジタル回路404およびメモリ402によって実現することができる。
(実施の形態2にかかる端末)
図5は、実施の形態2にかかる端末の一例を示す図である。基地局211〜213に接続する端末(移動通信端末)は、たとえば図5に示す端末500によって実現することができる。端末500は、アンテナ501と、Tx/Rx切替部502と、受信部511と、同期信号検出部512と、セルID特定部513と、CH推定部514と、報知信号検出部515と、シフト量特定部516と、を備える。また、端末500は、制御信号復調・復号部517と、データ信号復調・復号部518と、受信品質算出部519と、データ信号生成部521と、制御信号生成部522と、RS生成部523と、割当・配置部524と、送信部525と、を備える。
アンテナ501は、他の通信装置から無線送信された信号を受信してTx/Rx切替部502へ出力する。また、アンテナ501は、Tx/Rx切替部502から出力された信号を無線送信する。Tx/Rx切替部502は、アンテナ501から出力された信号を受信部511へ出力する。また、Tx/Rx切替部502は、送信部525から出力された信号をアンテナ501へ出力する。
受信部511は、Tx/Rx切替部502から出力された信号の受信処理を行う。受信部511による受信処理には、たとえば、増幅や周波数変換などが含まれる。受信部511は、受信処理によって得られた信号を、同期信号検出部512、CH推定部514、報知信号検出部515、制御信号復調・復号部517およびデータ信号復調・復号部518へ出力する。
同期信号検出部512は、受信部511から出力された信号に含まれる同期信号(PSSおよびSSS)を検出する。そして、同期信号検出部512は、検出した同期信号を報知信号検出部515へ出力する。また、同期信号検出部512は、検出した同期信号の系列を示す同期信号系列情報をセルID特定部513およびシフト量特定部516へ出力する。
セルID特定部513は、同期信号検出部512から出力された同期信号系列情報が示す同期信号の系列に基づいて基地局300のセルIDを特定する。そして、セルID特定部513は、特定したセルIDを示すセルID情報をシフト量特定部516へ出力する。
CH推定部514は、受信部511から出力された信号に含まれるRSに基づく上りチャネルのチャネル推定を行う。そして、CH推定部514は、チャネル推定の結果を示す上りCH推定値を、制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519へ出力する。
報知信号検出部515は、同期信号検出部512から出力された同期信号のタイミングと、シフト量特定部516から出力されたシフト量情報と、に基づいて、受信部511から出力された信号に含まれる報知信号(PBCH)を検出する。そして、報知信号検出部515は、検出した報知信号を、制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519へ出力する。
シフト量特定部516は、同期信号検出部512から出力された同期信号系列情報が示すPSSまたはSSSの系列に基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定する。または、シフト量特定部516は、セルID特定部513から出力されたセルID情報が示すセルIDに基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定してもよい。
たとえば、端末500のメモリには、基地局300に記憶された対応情報と同じ、同期信号の系列またはセルIDと、シフト量と、の対応情報が記憶されている。シフト量特定部516は、同期信号系列情報が示す系列またはセルID情報が示すセルIDと、対応情報と、に基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定する。シフト量特定部516は、特定したシフト量を示すシフト量情報を、報知信号検出部515、制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519へ出力する。
制御信号復調・復号部517は、受信部511から出力された信号に含まれる制御信号の復調および復号を行う。具体的には、制御信号復調・復号部517は、CH推定部514から出力された上りCH推定値、報知信号検出部515から出力された報知信号、およびシフト量特定部516から出力されたシフト量情報に基づいて制御信号の復調および復号を行う。そして、制御信号復調・復号部517は、復号結果(制御情報)を、データ信号復調・復号部518および制御信号生成部522へ出力する。また、制御信号復調・復号部517は、制御情報に含まれる割当情報を割当・配置部524へ出力する。
データ信号復調・復号部518は、受信部511から出力された信号に含まれるデータ信号の復調および復号を行う。具体的には、データ信号復調・復号部518は、CH推定部514からの上りCH推定値、制御信号復調・復号部517からの制御情報、報知信号検出部515からの報知信号、およびシフト量特定部516からのシフト量情報に基づいて復調および復号を行う。そして、データ信号復調・復号部518は、復号結果(データ)を制御信号生成部522へ出力する。
受信品質算出部519は、CH推定部514からの上りCH推定値、報知信号検出部515からの報知信号、およびシフト量特定部516からのシフト量情報に基づいて、端末500における受信品質を算出する。受信品質算出部519によって算出される受信品質は、たとえば、PMI(Precoding Matrix Indicator)、CQI(Channel Quality Indicator)、RI(Rank Indication)などである。受信品質算出部519は、算出した受信品質を制御信号生成部522へ通知する。
データ信号生成部521は、上りのデータ信号を生成する。そして、データ信号生成部521は、生成したデータ信号を割当・配置部524へ出力する。制御信号生成部522は、上りの制御信号を生成する。上りの制御信号には、たとえば、データ信号復調・復号部518および制御信号復調・復号部517からの復号結果に基づく受信応答(Ack/Nack)や、受信品質算出部519から通知された受信品質などが含まれる。制御信号生成部522は、生成した制御信号を割当・配置部524へ出力する。RS生成部523は、RSを生成する。そして、RS生成部523は、生成したRSを割当・配置部524へ出力する。
割当・配置部524は、制御信号復調・復号部517から出力された割当情報に基づいて、データ信号生成部521、制御信号生成部522およびRS生成部523から出力された各信号の割当および配置を行う。そして、割当・配置部524は、各信号の割当および配置を行った信号を送信部525へ出力する。
送信部525は、割当・配置部524から出力された信号の送信処理を行う。送信部525による送信処理には、たとえば、周波数変換や増幅などが含まれる。送信部525は、送信処理を行った信号をTx/Rx切替部502へ出力する。
図1A,図1Bに示した受信部131は、アンテナ501、Tx/Rx切替部502および受信部511によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第1検出部132は、同期信号検出部512によって実現することができる。図1A,図1Bに示した特定部133は、シフト量特定部516によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第2検出部134は、報知信号検出部515によって実現することができる。
(端末のハードウェア構成)
図6は、端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示した端末500は、たとえば図6に示す通信装置600によって実現することができる。通信装置600は、プロセッサ601と、メモリ602と、アナログ回路603と、デジタル回路604と、無線I/F605と、を備える。プロセッサ601、メモリ602、アナログ回路603、デジタル回路604および無線I/F605は、たとえばバスによって接続される。
プロセッサ601は、通信装置600の全体の制御を司る。メモリ602には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAMである。メインメモリは、プロセッサ601のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、通信装置600を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてプロセッサ601によって実行される。
アナログ回路603は、アナログ信号を処理する回路である。アナログ回路603は、プロセッサ601によって制御される。デジタル回路604は、デジタル信号を処理する回路である。デジタル回路604は、プロセッサ601によって制御される。無線I/F605は、無線によって通信装置600の外部(たとえば基地局)との間で通信を行う通信インタフェースである。無線I/F605は、プロセッサ601によって制御される。
図5に示したアンテナ501およびTx/Rx切替部502は、たとえば無線I/F605によって実現することができる。図5に示した受信部511および送信部525は、たとえばアナログ回路603および無線I/F605によって実現することができる。
図5に示した同期信号検出部512、セルID特定部513、CH推定部514、報知信号検出部515およびシフト量特定部516は、たとえばプロセッサ601、デジタル回路604およびメモリ602によって実現することができる。また、図5に示した制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519は、たとえばプロセッサ601、デジタル回路604およびメモリ602によって実現することができる。また、図5に示したデータ信号生成部521、制御信号生成部522、RS生成部523および割当・配置部524は、たとえばプロセッサ601、デジタル回路604およびメモリ602によって実現することができる。
(実施の形態2にかかる基地局による処理)
図7Aは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例1を示すフローチャートである。シフト量をPSSの系列と対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図7Aに示す各ステップを実行する。図7Aに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS711)。つぎに、基地局300は、ステップS711によって決定したPSSの系列に応じてサブフレームシフトを開始する(ステップS712)。すなわち、基地局300は、PSSの系列に応じたシフト量によってサブフレームをシフトさせる。
図7Bは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例2を示すフローチャートである。シフト量をSSSと対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図7Bに示す各ステップを実行する。図7Bに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS721)。つぎに、基地局300は、ステップS721によって決定したSSSの系列に応じてサブフレームシフトを開始する(ステップS722)。すなわち、基地局300は、SSSの系列に応じたシフト量によってサブフレームをシフトさせる。
図7Cは、実施の形態2にかかる基地局による処理の例3を示すフローチャートである。シフト量をセルIDと対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図7Cに示す各ステップを実行する。図7Cに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS731)。つぎに、基地局300は、基地局300のセルIDに応じてサブフレームシフトを開始する(ステップS732)。すなわち、基地局300は、セルIDの系列に応じたシフト量によってサブフレームをシフトさせる。
(実施の形態2にかかる端末による処理)
図8Aは、実施の形態2にかかる端末による処理の例1を示すフローチャートである。シフト量をPSSと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図8Aに示す各ステップを実行する。図8Aに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS811)。つぎに、端末500は、ステップS811によって検出したPSSに基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定する(ステップS812)。
つぎに、端末500は、ステップS812によって特定したシフト量に基づいてサブフレーム番号を補正し(ステップS813)、補正したサブフレーム番号に基づく処理を行う。たとえば、端末500は、PSSを検出したサブフレームのタイミングと、サブフレーム番号の補正結果と、に基づいてPBCHを検出する。
図8Bは、実施の形態2にかかる端末による処理の例2を示すフローチャートである。シフト量をSSSと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図8Bに示す各ステップを実行する。図8Bに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS821)。また、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるSSSを検出する(ステップS822)。つぎに、端末500は、ステップS822によって検出したSSSに基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定する(ステップS823)。
つぎに、端末500は、ステップS823によって特定したシフト量に基づいてサブフレーム番号を補正し(ステップS824)、補正したサブフレーム番号に基づく処理を行う。たとえば、端末500は、PSSを検出したサブフレームのタイミングと、サブフレーム番号の補正結果と、に基づいてPBCHを検出する。
図8Cは、実施の形態2にかかる端末による処理の例3を示すフローチャートである。シフト量をセルIDと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図8Cに示す各ステップを実行する。図8Cに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS831)。また、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるSSSを検出する(ステップS832)。つぎに、端末500は、ステップS831によって検出したPSSの系列と、ステップS832によって検出したSSSの系列と、に基づいて基地局300のセルIDを特定する(ステップS833)。
つぎに、端末500はステップS833によって特定したセルIDに基づいて、基地局300におけるサブフレームのシフト量を特定する(ステップS834)。つぎに、端末500は、ステップS834によって特定したシフト量に基づいてサブフレーム番号を補正し(ステップS835)、補正したサブフレーム番号に基づく処理を行う。たとえば、端末500は、PSSを検出したサブフレームのタイミングと、サブフレーム番号の補正結果と、に基づいてPBCHを検出する。
このように、実施の形態2によれば、基地局211〜213の間でサブフレームを時間シフトする構成において、基地局211〜213がPBCH(特定信号)を格納する時間リソースを同期信号の系列またはセルIDに対応付けることができる。これにより、PBCHを格納する時間リソースやシフト量を端末500へ通知しなくても、端末500は、検出した同期信号の系列またはセルIDからPBCHが格納された時間リソースを特定し、PBCHを検出することができる。
したがって、基地局211〜213がPBCHを格納する時間リソースをずらしてPBCHの衝突を抑えつつ、PBCHを格納する時間リソースを端末500へ通知するための制御情報を不要にすることができる。このため、端末500へ送信する制御情報の削減を図ることができる。
(サブフレーム番号の補正)
ここで、サブフレーム番号の補正について説明する。たとえば、セル間でサブフレームシフトを実施する際、マスタとなるセルが、対象セルにシフト量を通知する。マクロセルのカバレッジエリア内にスモールセルが存在する場合は、たとえばマクロセルがマスタとなる。ここで、サブフレームの時間シフトを行う場合は、同期信号の時間リソースをシフトする。そして、端末は、セルが送信する同期信号をもとにセルサーチを行うことによりセルに接続する。このとき、端末は、同期信号を検出できたサブフレームをサブフレームの始まりと認識するが、同期信号自体もマスタとなるセルとは配置位置が異なるため、接続先のセルによってサブフレーム番号の認識のズレが生じる。
このため、セル間で協調通信を行う場合には、サブフレーム番号の認識を合わせることを要する。たとえば、各セルにおいて、サブフレーム番号を補正することにより、サブフレーム番号をマスタとなるセルに合わせる。セル間においては、光ファイバなどのバックホールインタフェースでシフト量を共有することが可能であるが、端末にシフト量を通知するためには、新たな制御信号の追加を要する。
たとえば、制御信号にシフト量を格納して送ることが考えられるが、現状のLTE(Long Term Evolution)やLTE−Aの仕様ではこのような仕様が策定されていない。また、制御信号にシフト量を格納して送るためには、制御信号のフォーマット変更を要するため、システムへの影響が大きい。
これに対して、基地局300によれば、同期信号の系列またはセルIDとシフト量を対応付けることにより、制御信号に影響を与えることなく端末がシフト量を認識し、サブフレーム番号やSFN(System Frame Number)の認識合わせを実施することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、実施の形態2と異なる部分について説明する。
(実施の形態3にかかる各基地局から送信される無線信号)
図9は、実施の形態3にかかる各基地局から送信される無線信号の一例を示す図である。図9に示す基地局911〜915は、たとえば、互いに重複するセルエリアを形成する各基地局である。基地局911〜915は、図1A,図1Bに示した送信局110,120に対応し、互いに近接するスモールセル、ピコセルまたはフェムトセルである。
無線信号921〜925は、それぞれ基地局911〜915から送信される無線信号である。無線信号921〜925のそれぞれにおいて、「CRS」は、NCT(New Carrier Type)のCRS(Cell−specific Reference Signal:セル固有参照信号)を示す。また、無線信号921〜925のそれぞれにおいて、#0〜#10はサブフレーム番号を示している。
図示しないが、基地局911〜915のそれぞれは、たとえば、サブフレーム番号が5の倍数であるサブフレームにPSSおよびSSSを格納することにより、PSSおよびSSSを5[ms]の周期で送信する(図2A,図2Bの例と同様)。また、図9に示すように、基地局911〜915のそれぞれは、5サブフレームごとにCRSを格納することにより、CRSを10[ms]の周期で送信する。
また、基地局911〜915のそれぞれは、自局のセルIDに応じたCRSの送信パターン(送信サブフレーム)を用いる。セルIDは、たとえばPCID(Physical−layer Cell Identity:物理レイヤセル識別子)である。たとえば、CRSの送信パターンは(#0,#5)、(#1,#6)、(#2,#7)、(#3,#8)、(#4,#9)の5通りである。
PCIDmod5は、無線信号921〜925のセルIDを5で割った余りを示している。図9に示す例では、無線信号921〜925のPCIDmod5はそれぞれ「0」〜「4」である。基地局911〜915のそれぞれは、自局のPCIDmod5に応じた送信パターンを選択し、選択した送信パターンによってCRSを送信する。
たとえば、基地局911は、自セルのPCIDmod5が「0」であるため、送信パターン(#0,#5)を選択し、サブフレーム番号「#0」,「#5」の各サブフレームにCRSを格納する。基地局911に接続する端末は、基地局911から送信される無線信号921からPSSおよびSSSを検出する。そして、基地局911に接続する端末は、検出したPSSおよびSSSの系列から基地局911のセルIDを特定し、特定したセルIDに基づいて基地局911のPCIDmod5を算出する。
図9に示す例では、基地局911のPCIDmod5が「0」であるため、基地局911に接続する端末は、基地局911におけるCRSの送信パターンが(#0,#5)であると判定する。そして、基地局911に接続する端末は、PSSおよびSSSを検出したサブフレームを#0のサブフレームとして、特定した送信パターンに基づいてサブフレーム番号「#0」,「#5」のサブフレームを復調することによりCRSを検出する。
基地局912は、自セルのPCIDmod5が「1」であるため、送信パターン(#1,#6)を選択し、サブフレーム番号「#1」,「#6」の各サブフレームにCRSを格納する。基地局912に接続する端末は、基地局912から送信される無線信号922からPSSおよびSSSを検出する。そして、基地局912に接続する端末は、検出したPSSおよびSSSの系列から基地局912のセルIDを特定し、特定したセルIDに基づいて基地局912のPCIDmod5を算出する。
図9に示す例では、基地局912のPCIDmod5が「1」であるため、基地局912に接続する端末は、基地局912におけるCRSの送信パターンが(#1,#6)であると特定する。そして、基地局912に接続する端末は、PSSおよびSSSを検出したサブフレームを#0のサブフレームとして、特定した送信パターンに基づいてサブフレーム番号「#1」,「#6」のサブフレームを復調することによりCRSを検出する。
このように、基地局911〜915は、CRSの送信パターンを互いにずらす際に、自局のセルIDと、CRSの送信パターンと、を対応付ける。これにより、端末は、たとえば基地局911〜915におけるCRSの送信パターンが通知されなくても、特定したセルIDから基地局911〜915におけるCRSの送信パターンを特定し、CRSを検出することが可能になる。
なお、CRSの送信パターンとセルIDとを対応付ける場合について説明したが、CRSの送信パターンとPSSの系列とを対応付けてもよい。この場合は、端末は、検出したPSSの系列から、基地局911〜915におけるCRSの送信パターンを特定し、CRSを検出することが可能になる。または、CRSの送信パターンとSSSの系列とを対応付けてもよい。この場合は、端末は、検出したSSSの系列から、基地局911〜915におけるCRSの送信パターンを特定し、CRSを検出することが可能になる。
(NCTおよびCRS)
ここで、NCTおよびCRSについて説明する。NCTは、従来のキャリア(Legacy Carrier)と異なるキャリア(New Carrier)も利用して通信を行い、キャリア(New Carrier)上では、従来とは異なる無線フォーマットを用いるものである。
NCT上では、従来のキャリアのように全サブフレームでセル固有のパイロット信号(参照信号)であるCRSを送信するのではなく、特定のサブフレームのみCRSを送信することが提案されている。これをRCRS(Reduced CRS)と呼ぶことがある。RCRSの送信パターンを通知する方法の仕様についてはまだ策定されていない。
(実施の形態3にかかる基地局)
図10は、実施の形態3にかかる基地局の一例を示す図である。図10において、図3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図10に示すように、実施の形態3にかかる基地局300は、たとえば、図3に示した基地局300のシフト付加部326に代えて、CRSパターン決定部1001を備えている。CRSパターン決定部1001は、たとえば図4に示したプロセッサ401、デジタル回路404およびメモリ402によって実現することができる。
同期信号生成部325は、同期信号系列情報およびセルID情報をCRSパターン決定部1001へ出力する。CRSパターン決定部1001は、同期信号生成部325から出力された同期信号系列情報が示すPSSまたはSSSの系列に基づいて基地局300におけるCRSの送信パターンを決定する。または、CRSパターン決定部1001は、同期信号生成部325から出力されたセルID情報が示すセルIDに基づいて基地局300におけるCRSの送信パターンを決定してもよい。
たとえば、基地局300のメモリには、同期信号の系列またはセルIDと、送信パターンと、の対応情報が記憶されている。CRSパターン決定部1001は、対応情報に基づいて、同期信号系列情報が示す系列またはセルID情報が示すセルIDに対応する送信パターンを選択する。そして、CRSパターン決定部1001は、決定した送信パターンを示すCRSパターン情報をRS生成部324へ出力する。
RS生成部324は、CRSパターン決定部1001から出力されたCRSパターン情報が示す送信パターンに基づいてCRSを生成し、生成したCRSを含む参照信号を割当・配置部328へ出力する。
図1A,図1Bに示した割当部111は、たとえばスケジューラ321、同期信号生成部325、CRSパターン決定部1001、報知信号生成部327および割当・配置部328によって実現することができる。
(実施の形態3にかかる端末)
図11は、実施の形態3にかかる端末の一例を示す図である。図11において、図5に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態3にかかる端末500は、たとえば、図5に示した端末500のシフト量特定部516に代えて、CRSパターン特定部1101を備えている。CRSパターン特定部1101は、たとえば図6に示したプロセッサ601、デジタル回路604およびメモリ602によって実現することができる。
同期信号検出部512は、同期信号系列情報をセルID特定部513およびCRSパターン特定部1101へ出力する。セルID特定部513は、セルID情報をCRSパターン特定部1101へ出力する。
CRSパターン特定部1101は、同期信号検出部512から出力された同期信号系列情報が示すPSSまたはSSSに基づいて、基地局300におけるCRSの送信パターンを特定する。または、CRSパターン特定部1101は、セルID特定部513から出力されたセルID情報が示すセルIDに基づいて、基地局300におけるCRSの送信パターンを特定してもよい。
たとえば、端末500のメモリには、基地局300に記憶された対応情報と同じ、同期信号の系列またはセルIDと、送信パターンと、の対応情報が記憶されている。CRSパターン特定部1101は、同期信号の系列またはセルIDと、対応情報と、に基づいて、基地局300におけるCRSの送信パターンを特定する。CRSパターン特定部1101は、特定した送信パターンを示すCRS配置情報を、CH推定部514、制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519へ出力する。
CH推定部514は、CRSパターン特定部1101から出力されたCRS配置情報に基づいて、受信部511から出力された信号に含まれるCRSを検出し、検出したCRSに基づく上りチャネルのチャネル推定を行う。
制御信号復調・復号部517は、CRSパターン特定部1101から出力されたCRS配置情報に基づいて制御信号の復調および復号を行う。データ信号復調・復号部518は、CRSパターン特定部1101から出力されたCRS配置情報に基づいてデータ信号の復調および復号を行う。受信品質算出部519は、CRSパターン特定部1101から出力されたCRS配置情報に基づいて端末500における受信品質を算出する。
図1A,図1Bに示した特定部133は、CRSパターン特定部1101によって実現することができる。図1A,図1Bに示した第2検出部134は、CH推定部514、制御信号復調・復号部517、データ信号復調・復号部518および受信品質算出部519によって実現することができる。
(実施の形態3にかかる基地局による処理)
図12Aは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例1を示すフローチャートである。送信パターンをPSSの系列と対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図12Aに示す各ステップを実行する。図12Aに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS1211)。つぎに、基地局300は、ステップS1211によって決定したPSSの系列に応じてCRSの送信パターンを決定し(ステップS1212)、決定した送信パターンに基づくCRSの送信を開始する。
図12Bは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例2を示すフローチャートである。送信パターンをSSSと対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図12Bに示す各ステップを実行する。図12Bに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS1221)。つぎに、基地局300は、ステップS1221によって決定したSSSの系列に応じてCRSの送信パターンを決定し(ステップS1222)、決定した送信パターンに基づくCRSの送信を開始する。
図12Cは、実施の形態3にかかる基地局による処理の例3を示すフローチャートである。送信パターンをセルIDと対応付ける場合は、基地局300は、たとえば図12Cに示す各ステップを実行する。図12Cに示す各ステップは、たとえば基地局300の起動時などに実行される。
まず、基地局300は、基地局300(自局)のセルIDに応じて、基地局300から送信するPSSおよびSSSの系列を決定する(ステップS1231)。つぎに、基地局300は、基地局300のセルIDに応じてCRSの送信パターンを決定し(ステップS1232)、決定した送信パターンに基づくCRSの送信を開始する。
(実施の形態3にかかる端末による処理)
図13Aは、実施の形態3にかかる端末による処理の例1を示すフローチャートである。送信パターンをPSSと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図13Aに示す各ステップを実行する。図13Aに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS1311)。つぎに、端末500は、ステップS1311によって検出したPSSに基づいて、基地局300におけるCRSの送信サブフレームを特定し(ステップS1312)、特定結果に基づいて端末500からの無線信号からCRSを検出する。
図13Bは、実施の形態3にかかる端末による処理の例2を示すフローチャートである。送信パターンをSSSと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図13Bに示す各ステップを実行する。図13Bに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS1321)。また、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるSSSを検出する(ステップS1322)。つぎに、端末500は、ステップS1322によって検出したSSSに基づいて、基地局300におけるCRSの送信サブフレームを特定し(ステップS1323)、特定結果に基づいて端末500からの無線信号からCRSを検出する。
図13Cは、実施の形態3にかかる端末による処理の例3を示すフローチャートである。送信パターンをセルIDと対応付ける場合は、端末500は、たとえば図13Cに示す各ステップを実行する。図13Cに示す各ステップは、たとえば端末500の基地局300への接続時などに実行される。
まず、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるPSSを検出する(ステップS1331)。また、端末500は、基地局300から送信される無線信号に含まれるSSSを検出する(ステップS1332)。つぎに、端末500は、ステップS1331によって検出したPSSの系列と、ステップS1332によって検出したSSSの系列と、に基づいて基地局300のセルIDを特定する(ステップS1333)。
つぎに、端末500はステップS1333によって特定したセルIDに基づいて、基地局300におけるCRSの送信サブフレームを特定し(ステップS1334)、特定結果に基づいて端末500からの無線信号からCRSを検出する。
このように、実施の形態3によれば、基地局211〜213の間でCRS(特定信号)を格納するサブフレームをずらす構成において、基地局211〜213がCRSを格納するサブフレームを同期信号の系列またはセルIDに対応付けることができる。これにより、CRSを格納する時間リソースを端末500へ通知しなくても、端末500は、検出した同期信号の系列またはセルIDからCRSが格納された時間リソースを特定し、CRSを検出することができる。
したがって、基地局211〜213がCRSを格納する時間リソースをずらしてCRSの衝突を抑えつつ、CRSを格納する時間リソースを端末500へ通知するための制御情報を不要にすることができる。このため、端末500へ送信する制御情報の削減を図ることができる。
(PSSおよびSSSとセルIDとの関係)
つぎに、PSSおよびSSSとセルIDとの関係について説明する。LTEやLTE−Aにおいては、セルIDは504種類ある。504種類のセルIDは、168種類のグループに分類され、さらにグループごとに3通りの識別子を有する。これを式で表すと、たとえばNID(cell)=3NID(1)+NID(2)となる。
ここで、NID(cell)はセルIDを示す。NID(1)は168種類のグループ(セルグループ)を示す。NID(2)は3通りの識別子を示す。これにより、504種類のセルIDを表現できる。LTEやLTE−Aでは、PSSの系列と、SSSの系列とを対応付けることにより、PSS、SSSの系列を特定すれば、セルIDも特定できるようになっている。
(同期信号の系列)
つぎに、PSSの系列(ルート系列)について説明する。PSSの系列は、周波数領域のZadoff−Chu系列を用いて生成され、たとえば下記(1)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
ここで、ルートインデックスuと、セルグループの識別子NID(2)と、が対応付けられている。端末は、PSSの系列をブラインド推定し、検出された系列からNID(2)を特定することができる。
つぎに、SSSの系列について説明する。SSSの系列は、たとえば下記(2)式によって表すことができる。SSSの系列は、長さ31のバイナリ系列をインタリーブした構造となっており、PSSの系列で与えられるスクランブル系列(c0(n)、c1(n))を用いてスクランブルされている。
Figure 0006020716
0およびm1は、NID(1)と対応付けられており、下記(3)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
図14は、系列とセルグループとの関係の一例を示す図である。図14に示すテーブル1400は、上記(3)式によるm0およびm1とNID(1)との関係を示している。また、s0(m0)(n)は、m系列^s(n)をサイクリックシフトすることによって生成される。すなわち、s0(m0)(n)は、下記(4)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
また、m系列^s(n)は、下記(5)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
なお、初期状態においては、x(0)=0、x(1)=0、x(2)=0、x(3)=0、x(4)=1となる。
つぎに、c0(n)およびc1(n)について説明する。c0(n)およびc1(n)は、PSSの系列に依存するスクランブル系列であり、m系列^s(n)のサイクリックシフトとして表される。すなわち、c0(n)およびc1(n)は、たとえば下記(6)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
^c(n)は、m系列^s(n)と同様に^c(i)=1−2x(i)と表されるが、x(i)が下記(7)式のようになる点でm系列^s(n)と異なる。
Figure 0006020716
つぎに、z1(m0)(n)およびz1(m1)(n)について説明する。z1(m0)(n)およびz1(m1)(n)もm系列^s(n)をサイクリックシフトすることにより生成され、たとえば下記(8)式によって表すことができる。
Figure 0006020716
^z(n)も、m系列^s(n)と同様に^z(i)=1−2x(i)と表されるが、x(i)が下記(9)式のようになる点でm系列^s(n)と異なる。
Figure 0006020716
端末において、SSSの系列の生成メカニズム(m系列やPSSによるスクランブリングなど)は既知であるため、これらの情報に基づいて、m0およびm1を特定し、NID(1)を導出することができる。そして、NID(1)およびNID(2)に基づいてNID(cell)を導出することができる。
以上説明したように、通信システム、送信局、受信局および通信方法によれば、制御情報の削減を図ることができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する送信局と、
前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する受信局と、
を含むことを特徴とする通信システム。
(付記2)前記送信局は、前記同期信号の系列に応じたシフト量によって前記無線信号のサブフレームをシフトさせることにより、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当て、
前記受信局は、前記検出した同期信号の系列に基づいて前記シフト量を特定し、特定したシフト量に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する、
ことを特徴とする付記1に記載の通信システム。
(付記3)前記特定信号は物理報知チャネルであることを特徴とする付記2に記載の通信システム。
(付記4)前記送信局および前記受信局は、前記同期信号の系列と前記シフト量との対応情報を共有し、
前記送信局は、前記同期信号の系列および前記対応情報に基づくシフト量によって前記無線信号のサブフレームをシフトさせ、
前記受信局は、前記同期信号の系列および前記対応情報に基づいて前記シフト量を特定する、
ことを特徴とする付記2または3に記載の通信システム。
(付記5)前記受信局は、前記特定したシフト量に基づいて、他のセルとの間で協調通信を行うことを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記6)前記送信局は、前記同期信号の系列に応じたサブフレームに前記特定信号を割り当て、
前記受信局は、前記検出した同期信号の系列に基づいて、前記特定信号が割り当てられたサブフレームを特定し、特定したサブフレームから前記特定信号を検出する、
ことを特徴とする付記1に記載の通信システム。
(付記7)前記特定信号はセル固有参照信号であることを特徴とする付記6に記載の通信システム。
(付記8)前記送信局および前記受信局は、前記同期信号の系列と前記サブフレームとの対応情報を共有し、
前記送信局は、前記同期信号の系列および前記対応情報に基づくサブフレームに前記特定信号を割り当て、
前記受信局は、前記同期信号の系列および前記対応情報に基づいて、前記特定信号が割り当てられたサブフレームを特定する、
ことを特徴とする付記6または7に記載の通信システム。
(付記9)前記同期信号はプライマリ同期信号を含み、
前記送信局は前記プライマリ同期信号の系列に応じたリソースに前記特定信号を割り当て、
前記受信局は、前記検出したプライマリ同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する、
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記10)前記同期信号はセカンダリ同期信号を含み、
前記送信局は前記セカンダリ同期信号の系列に応じたリソースに前記特定信号を割り当て、
前記受信局は、前記検出したセカンダリ同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する、
ことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記11)自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する送信局と、
前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する受信局と、
を含むことを特徴とする通信システム。
(付記12)前記同期信号は、プライマリ同期信号およびセカンダリ同期信号を含み、
前記受信局は、検出したプライマリ同期信号およびセカンダリ同期信号の各系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定する、
ことを特徴とする付記11に記載の通信システム。
(付記13)自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てる割当部と、
前記割当部による割当結果に基づく無線信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする送信局。
(付記14)自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報に応じたリソースに特定信号を割り当てる割当部と、
前記割当部による割当結果に基づく無線信号を送信する送信部と、
を備えることを特徴とする送信局。
(付記15)送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する前記送信局からの前記無線信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された無線信号から前記同期信号を検出する第1検出部と、
前記第1検出部によって検出された同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する特定部と、
前記特定部によって特定されたリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する第2検出部と、
を備えることを特徴とする受信局。
(付記16)送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する前記送信局からの前記無線信号を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された無線信号から前記同期信号を検出する第1検出部と、
前記第1検出部によって検出された同期信号の系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する特定部と、
前記特定部によって特定されたリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する第2検出部と、
を備えることを特徴とする受信局。
(付記17)送信局により、前記送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信し、
受信局により、前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する、
ことを特徴とする通信方法。
(付記18)送信局により、前記送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信し、
受信局により、前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する、
ことを特徴とする通信方法。
100 通信システム
110,120 送信局
111 割当部
112,329,525 送信部
130 受信局
131,311,511 受信部
132 第1検出部
133 特定部
134 第2検出部
201 DL_CCH
202 PDSCH
203 MBSFN
211〜213,300,911〜915 基地局
221〜223,921〜925 無線信号
301,501 アンテナ
302,502 Tx/Rx切替部
312,514 CH推定部
313,517 制御信号復調・復号部
314,518 データ信号復調・復号部
315,519 受信品質算出部
321 スケジューラ
322,521 データ信号生成部
323,522 制御信号生成部
324,523 RS生成部
325 同期信号生成部
326 シフト付加部
327 報知信号生成部
328,524 割当・配置部
400,600 通信装置
401,601 プロセッサ
402,602 メモリ
403,603 アナログ回路
404,604 デジタル回路
405,605 無線I/F
406 伝送網I/F
500 端末
512 同期信号検出部
513 セルID特定部
515 報知信号検出部
516 シフト量特定部
1001 CRSパターン決定部
1101 CRSパターン特定部

Claims (9)

  1. 自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する送信局と、
    前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する受信局と、
    を含むことを特徴とする通信システム。
  2. 前記送信局は、前記同期信号の系列に応じたシフト量によって前記無線信号のサブフレームをシフトさせることにより、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当て、
    前記受信局は、前記検出した同期信号の系列に基づいて前記シフト量を特定し、特定したシフト量に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記特定信号は物理報知チャネルであることを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記送信局は、前記同期信号の系列に応じたサブフレームに前記特定信号を割り当て、
    前記受信局は、前記検出した同期信号の系列に基づいて、前記特定信号が割り当てられたサブフレームを特定し、特定したサブフレームから前記特定信号を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記特定信号はセル固有参照信号であることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記識別情報に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する送信局と、
    前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記送信局の識別情報を特定し、特定した識別情報に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する受信局と、
    を含むことを特徴とする通信システム。
  7. 自局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てる割当部と、
    前記割当部による割当結果に基づく無線信号を送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする送信局。
  8. 送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信する前記送信局からの前記無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された無線信号から前記同期信号を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部によって検出された同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定されたリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する第2検出部と、
    を備えることを特徴とする受信局。
  9. 送信局により、前記送信局の識別情報に応じた系列の同期信号を周期的なリソースに割り当て、前記同期信号の系列に応じたリソースに特定信号を割り当てた無線信号を送信し、
    受信局により、前記送信局によって送信された無線信号から前記同期信号を検出し、検出した同期信号の系列に基づいて前記特定信号が割り当てられたリソースを特定し、特定したリソースに基づいて前記無線信号から前記特定信号を検出する、
    ことを特徴とする通信方法。
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