JP6017701B2 - ポケット組織加熱を低減するための電磁干渉フィルタデバイスを有する埋込可能医療デバイス - Google Patents

ポケット組織加熱を低減するための電磁干渉フィルタデバイスを有する埋込可能医療デバイス Download PDF

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Description

本発明は、埋込可能医療デバイスに関し、特に、磁気共鳴撮像の存在下で埋込可能医療デバイスを取り囲む組織ポケットの加熱を阻止するための技術に関する。
能動的埋込可能医療デバイス(AIMD)は、不整脈を治療するためのペースメーカー、心細動を治療するための細動除去器、難聴を治療するための蝸牛刺激器、盲目を治療するための網膜刺激器、協働した体肢運動を生成するための筋肉刺激器、慢性疼痛を治療するための脊髄刺激器、運動疾患及び精神疾患を治療するための皮質及び脳深部の刺激器、並びに尿失禁、睡眠時無呼吸、肩関節亜脱臼などを治療するための他の神経刺激器等の様々な生体疾患の治療に向けて身体の神経及び組織に電気刺激を送出する神経刺激システムにおいてその適用性が見出されている。AIMDは、一般的に患者の組織ポケット内に埋め込まれ、組織ポケットから離れたターゲット刺激部位に埋め込まれる神経刺激リードに接続される。
神経刺激システムに使用されるAIMDは、完全埋め込みのもの及び無線周波(RF)制御のものという2つの基本的なタイプの形態を取る。完全埋め込みのAIMDは、組織を刺激するための1つ又はそれよりも多くの電極を有する1つ又はそれよりも多くのリードに接続した埋込可能パルス発生器(IPG)が、プログラムされて起動された状態で、体外ハードウエアとは独立して作動することができるように、制御回路、並びに電源、例えば、バッテリを全てIPG内に含む。IPGは、起動及び停止され、かつ体外プログラミングデバイスから経皮電磁リンクを用いて望ましい刺激パルスを発生させるようにプログラムされる。それとは対照的に、RF制御のAIMDは、組織を刺激するための1つ又はそれよりも多くの電極を有する1つ又はそれよりも多くのリードに接続した埋め込み受信機−刺激器に電磁リンクを通して誘導結合された体外送信機を含む。埋め込み受信機に給電するための電源、例えば、バッテリ、並びに受信機−刺激器に命令を与えるための制御回路は、一般的に患者のベルト上に着用されるか又はポケット内に携帯される手持ちサイズのデバイスである体外コントローラ内に含まれる。データ/電力信号は、埋め込み受信機−刺激器の上に配置されたケーブル接続の送信コイルから経皮的に結合される。埋め込み受信機−刺激器は、信号を受信して刺激を発生させる。
AIMDは、典型的には、患者の体内に埋め込まれた際に組織と接触する密封エンクロージャ又は密封ケース(一般的に「缶」と呼ぶ)を組み込んでいる。このエンクロージャは、生体適合性材料、一般的にチタン等の金属材料から構成される。ケース内に含まれる内部構成要素は、一般的に、生理学的信号感知、診断、データ記憶、治療送出、及びテレメトリ等の処理に向けて設計された電気回路である。ケースは、一般的に生体適合性を持たない内部構成要素を生体環境から隔離するように機能する。一部のAIMDでは、ケースは、刺激エネルギの感知及び送出を可能にする共通電極又は戻り電極として機能することができる。この慣例は、一般的に「単極」又は「一極」感知又は治療と呼ばれる。
AIMDは、磁気共鳴撮像(MRI)が必要な患者内に常用的に埋め込まれる。すなわち、埋込可能神経刺激システムを設計するときには、潜在的にAIMDへの損傷をもたらす場合があり、かつ患者に不快感をもたらす可能性があるMRIスキャナによって発生するEMIの影響をAIMDが体内に埋め込まれた患者が受ける可能性があることを考慮しなければならない。特に、MRIでは、空間符号化は、連続して印加する磁界勾配を拠り所としている。磁界強度は、撮像処理を通じた勾配磁界の印加における位置及び時間の関数である。一般的に、勾配磁界は、大きい静止磁界の存在下で単一画像の取得において数千回勾配コイル(又は磁石)を起動及び停止する。現在のMRIスキャナは、100mT/mという最大勾配強度及び150mT/m/msという高速切り換え時間(スルーレート)を有する可能性があり、それによって刺激治療周波数に同等の周波数成分を有する誘導電圧がもたらされる可能性がある。典型的なMRIスキャナは、100Hzから30kHzまでの範囲の勾配磁界、及び1.5テスラスキャナで64MHz、3テスラスキャナで128MHzの無線周波(RF)電磁界を発生させる。
AIMDケースは、ある程度までは環境的発生源及びMRIスキャナ等の医療診断ツールからの電磁干渉(EMI)に対する保護を与える。しかし、勾配磁界の強度は、刺激リードに対して電圧(MRIスキャナに対する身体の内側のリードの向きに依存して5〜10ボルトの)を誘導するほど十分に高い場合があり、次いで、この電圧は、AIMD電子機器によって捉えられる。これらの誘導電圧が、AIMD電極の電圧供給レールよりも高い場合に、AIMD内に、刺激リード上の電極を通る電流を誘導する可能性がある経路が存在する可能性があり、更に、それによってMRI発生勾配磁界と治療のための意図する刺激エネルギ周波数との間の類似の周波数帯域に起因して、患者への望ましくない刺激が引き起こされる場合があり、更に、AIMD内の電子機器が損傷を受ける可能性がある。更に、詳述すると、勾配(磁)界は、刺激リードのワイヤ内に電気エネルギを誘導する可能性があり、この電気エネルギは、AIMDの回路内に伝達され、受動的電荷回収スイッチを通して刺激リードの電極に出力される可能性がある。例えば、従来の神経刺激システムでは、AIMDのコネクタにおいて誘導されるAIMDバッテリ電圧(≒4〜5V)よりも高い電圧が、そのような望ましくない刺激電流を誘導する可能性がある。MRIによって発生するRFエネルギは、更に高い電圧の電流をAIMD内に誘導する可能性がある。
一部の実施形態において、誘導RF電流は、AIMD内部構成要素を保護するためにAIMDケースに短絡される。しかし、誘導電流は、加算方式で収集される場合があり、AIMDケースからそれを取り囲む組織ポケット内への有意なRF電流をもたらす可能性がある。このRF電流は、次いで、患者の不快感の可能性又は組織損傷の可能性さえも伴う組織の加熱をもたらす。AIMD内で1つよりも多いリード電極接続を使用する神経刺激システムでは、RF電流が、様々なリード電極から似通った位相を伴って到着すると仮定すると、リードから流入するRF電流の量は、リード電極の個数が増加するときに増加する可能性がある。それによって多数のリード電極を有する埋め込み神経刺激システム(例えば、リード毎に8つ又はそれよりも多くの電極を有する多リードAIMD)では、この加熱現象が悪化する可能性がある。
米国特許第6,895,280号明細書 米国特許第8,019,439号明細書 米国特許第7,650,184号明細書 米国特許公開第2007/0150036号明細書
すなわち、AIMD内に含まれる内部電子機器に電気接続したケースにRF電流が伝達されるのを阻止する必要性が残っている。
本発明により、少なくとも1つのリード電極を担持する医療リードとの併用のための能動的埋込可能医療デバイス(AIMD)を提供する。AIMDは、医療リードを通じて医療機能(例えば、電気刺激エネルギの伝達及び/又は生理学的パラメータの感知)を実施するように構成された内部電子回路を含む。更に、AIMDは、内部電子回路を含む導電性ケースを含む。更に、AIMDは、電子回路をリード電極それぞれに電気結合するように構成された少なくとも1つの電気端子を含む。更に、AIMDは、少なくとも1つの電気端子とケースとの間で直列に結合された誘導性素子を含む。誘導性素子は、端子からケースへの医療リード上に入射する電磁干渉(EMI)によって誘導された電流の短絡を妨ぎ、かつ好ましくは阻止するように構成される。
一実施形態において、誘導性素子は、内部電子回路と電気端子及びケースのうちの一方との間で直列に電気結合され、内部電子回路は、誘導電流の周波数よりも低い周波数で作動するように構成され、それによって少なくとも1つの電気端子と内部電子回路との間で電流を伝達することが可能になる。一実施形態において、内部電子回路の作動周波数は、100kHzよりも低い場合があり、誘導電流の周波数は、1MHzよりも高い。別の実施形態において、内部電子回路の作動周波数は、1kHzよりも低い場合があり、誘導電流の周波数は、少なくとも64MHzである。
AIMDは、電気端子と共通端子の間で直列にそれぞれ電気結合された少なくとも1つの容量性素子と、ケースと共通端子の間で直列に電気結合された別の容量性素子とを更に含み、それによって作動周波数で電気端子とケースが互いから絶縁される。任意的に、AIMDは、リードを少なくとも1つの電気端子に取外可能に接続するように構成されたコネクタを含む。
本発明の他の更に別の態様は、本発明を限定するのではなく、例示するように意図したものである好ましい実施形態の以下に続く詳細説明を読解することによって明らかであろう。
図面は、本発明の好ましい実施形態の設計及び有利性を示しており、これらの図面では、類似の要素を共通の参照番号で指示している。本発明の上記に具陳した及びその他の利点及び目的が如何に得られるかをより明快に理解するために、上記に簡単に記述された本発明のより具体的な説明を添付図面に示す本発明の特定の実施形態を参照して行う。これらの図面が本発明の典型的な実施形態しか描示しておらず、従って、本発明の範囲を限定すると考えるべきものではないという理解の上で、本発明を添付図面の使用を通して追加の具体的内容及び詳細内容を用いて説明及び解説する。
本発明の一実施形態に従って構成された脊髄刺激(SCS)システムの平面図である。 患者の体内で使用状態にある図1のSCSシステムの平面図である。 図1のSCSシステム内に使用される埋込可能パルス発生器(IPG)及び3つの経皮刺激リードの平面図である。 図2のSCSシステム内に使用される埋込可能パルス発生器(IPG)及び外科パドルリードの平面図である。 IPGケースへの電流の短絡を阻止するためにIPG内に使用することができる1つのフィルタ配置のブロック図である。 IPGケースへの電流の短絡を阻止するためにIPG内に使用することができる1つのフィルタ配置のブロック図である。
以下に続く説明は、脊髄刺激(SCS)システムに関するものである。しかし、本発明は、SCS用途に適するが、その最も広義の態様においてそのように限定されない場合があることは理解されるものとする。むしろ、本発明は、組織を刺激するのに使用されるいかなるタイプの埋込可能電気回路とも一緒に使用することができる。例えば、本発明は、ペースメーカー、細動除去器、蝸牛刺激器、網膜刺激器、協働した体肢運動を生成するように構成された刺激器、皮質刺激器、脳深部刺激、末梢神経刺激器、マイクロ刺激器、又は尿失禁、睡眠時無呼吸、肩関節亜脱臼、頭痛などを治療するように構成されたあらゆる他の神経刺激器の一部として使用することができる。
最初に図1を見ると、例示的な脊髄刺激(SCS)システム10は、一般的に、1つ又はそれよりも多く(この場合は3つ)の埋込可能刺激リード12と、能動的埋込可能医療デバイス(AIMD)、特に埋込可能パルス発生器(IPG)14の形態にあるパルス発生デバイスと、リモートコントローラRC16の形態にある体外制御デバイスと、臨床医のプログラマー(CP)18と、外部試行刺激器(ETS)20と、外部充電器22とを含む。
IPG14は、アレイで配置された複数の電極26を担持する刺激リード12に1つ又はそれよりも多くの延長リード24を通して物理的に接続される。図1には、刺激リード12を経皮リードとして示すが、以下により詳細に説明するように、経皮リードの代わりに外科パドルリードを使用することができる。同じく以下により詳細に説明するように、IPG14は、刺激器パラメータセットに従って電気刺激エネルギをパルス電気波形(すなわち、電気パルスの時系列)の形態で電極アレイ26に送出するパルス発生回路を含む。
ETS20は、経皮延長リード28及び外部ケーブル30を通して刺激リード12に物理的に接続することができる。IPG14と類似のパルス発生回路を有するETS20も、電気刺激エネルギをパルス電気波形の形態で刺激パラメータセットに従って電極アレイ26に送出する。ETS20とIPG14の主な相違点は、ETS20が、刺激リード12が埋め込まれた後かつIPG14の埋め込みの前に、供給される刺激の応答性を試験するために試行ベースで使用される埋込不能デバイスである点である。従って、IPG14に関して本明細書に開示するあらゆる機能をETS20に対しても同じく実施することができる。
RC16は、双方向RF通信リンク32を通してETS20をテレメトリ制御するために使用することができる。IPG14及び刺激リード12が埋め込まれた状態で、RC16は、双方向RF通信リンク34を通してテレメトリ制御するために使用することができる。そのような制御は、IPG14を起動及び停止し、かつ異なる刺激パラメータセットを用いてプログラムすることを可能にする。IPG14は、それによって出力される電気刺激エネルギの特性を能動的に制御するようにプログラミングされた刺激パラメータを修正するように作動させることができる。以下により詳細に説明するように、CP18は、手術室及び経過観察においてIPG14及びETS20をプログラムするための詳細な刺激パラメータを臨床医に提供する。
CP18は、IR通信リンク36を通じてRC16を通してIPG14又はETS20と間接的に通信することによってこの機能を実施することができる。これに代えて、CP18は、RF通信リンク(図示せず)を通じてIPG14又はETS20と直接に通信することができる。CP18によって与えられる臨床医が詳述する刺激パラメータは、後にこれらの刺激パラメータを独立型モードにあるRC16の作動によって(すなわち、CP18の補助なしに)修正することができるようにRC16をプログラムするためにも使用される。
簡潔化の目的で、RC16、CP18、ETS20、及び外部充電器22に対して本明細書では記載しない。これらのデバイスの例示的実施形態の詳細は、米国特許第6,895,280号明細書に開示されている。
図2に示すように、刺激リード12は、患者40の脊椎42内に埋め込まれる。刺激リード12の好ましい配置は、刺激される脊椎区域に隣接したものであり、すなわち、その近くに留まるものである。刺激リード12が脊椎42を抜け出す場所の近くの空間の欠如に起因して、IPG14は、一般的に、腹部か又は臀部の上方かのいずれかの手術で生成されたポケット内に埋め込まれる。当然ながら、IPG14は、患者の身体の他の場所に埋め込むことができる。延長リード24は、IPG14を刺激リード12の出口点から離して設置することを容易にする。この図に示すように、CP18は、RC16を通してIPG14と通信する。
次いで、図3を参照して、刺激リード12及びIPG14の外部特徴を簡単に以下に説明する。刺激リード12の各々は、8つの電極26(それぞれE1〜E8、E9〜E16、及びE17〜E24とラベル付けしている)を有する。リード及び電極の実際の個数及び形状は、当然ながら意図する用途に従って異なることになる。経皮刺激リードの構造及びそれを製造する方法を説明する更なる詳細は、米国特許第8,019,439号明細書及び第7,650,184号明細書に開示されている。
これに代えて、図4に示すように、刺激リード12は、その軸に沿った3つの列(それぞれE1〜E5、E6〜E10、及びE11〜E15とラベル付けしている)にある2次元アレイで電極26がその上に配置された外科パドルリードの形態を取る。図示の実施形態において、電極26の5つの行が与えられているが、いかなる数の電極行も使用することができる。電極26の各行は、リード12の軸に対して直角な線に配置される。リード及び電極の実際の個数は、当然ながら意図する用途に従って異なることになる。外科パドルリードの構造及び製造方法に関する更なる詳細は、米国特許公開第2007/0150036号明細書に開示されている。
図3及び図4に図示の実施形態の各々において、IPG14は、電気構成要素及び他の構成要素(以下により詳細に説明する)を収容するための外側ケースを含む。外側ケース44は、チタンのような導電性生体適合材料からなり、かつ内部電子機器を体組織及び体液から保護する気密密封区画を形成する。一部の場合に、外側ケース44は、電極として機能することができる。IPG14は、刺激リード12の近位端が、電極26を外側ケース44内の内部電子機器(以下により詳細に説明する)に電気結合する方式で嵌合するコネクタ46を更に含む。この目的を実現するために、コネクタ46は、刺激リード12の近位端を受け入れるための1つ又はそれよりも多くのポート(3つの経皮リードに対する3つのポート48又は外科パドルリードに対する1つのポート)を含む。延長リード24が使用される場合に、ポート48は、刺激リード12の近位端の代わりにそのような延長リード24の近位端を受け入れることができる。
IPG14は、マイクロコントローラ52、テレメトリ回路54、バッテリ56、刺激出力回路58、当業者に公知の他の適切な構成要素等の内部電子回路を更に含む。マイクロコントローラ52は、IPG14による電気刺激治療を指図かつ制御するためのメモリ(図示せず)に格納された適切なプログラムを実行する。アンテナを含むテレメトリ回路54は、RC16から適切な変調搬送波信号でプログラミングデータ(例えば、作動プログラム及び/又は神経刺激パラメータ)を受信し、搬送波信号を復調して、その後にメモリに格納されるプログラミングデータを回収するように構成される。再充電可能リチウムイオン又はリチウムイオンポリマーバッテリとすることができるバッテリ56は、IPG14に作動電力を供給する。
刺激出力回路58は、パルス電気波形の形態にある電気刺激エネルギをIPG14内にプログラムされた刺激パラメータセットに従って電極アレイ26に供給する。図示の実施形態において、刺激出力回路58は、電極26又はケース44へ又はそこからの指定された既知のアンペア数の刺激パルスを供給するための独立制御電流源か、又は電極26に指定された既知の電圧の刺激パルスを供給するための独立制御電圧源かのいずれかを含むことができる。刺激出力回路58は、電極の電荷均衡及び組織からの電荷の回収を提供するための電荷回収回路(図示せず)を更に含むことができる。内部電子回路は、電気刺激エネルギを発生させて組織に送出する以外の医療機能を実施することができる回路を含むことができる。例えば、内部電子回路は、電気パラメータデータ(例えば、電極インピーダンス及び/又は電極電界電位)を測定するためのモニタ回路(図示せず)を含むことができる。
刺激出力回路58が電極アレイ26へのパルス電気波形を発生させる際に則する刺激パラメータは、例えば、アノード(正)、カソード(負)として活性化され、かつ停止(ゼロ)にされる電極を定める電極組合せと、電極のアレイ26の各電極に割り当てられる刺激エネルギの百分率(分割電極構成)と、パルス振幅(IPG14が電極アレイ26に定電流又は定電圧のいずれを供給するかに依存してミリアンペア又はボルトで測定される)、パルス幅(マイクロ秒で測定される)、パルス繰り返し数(パルス毎秒で測定される)、及びバースト率(変調オン持続時間X及び変調オフ持続時間Yで測定される)を定める電気パルスパラメータとを含むことができる。
電気刺激は、1つをIPGケース44とすることができる2つ(又はそれよりも多く)の活性電極の間で発生することになる。刺激エネルギは、単極又は多重極(例えば、二重極、三重極等)方式で組織に伝達することができる。単極刺激は、刺激エネルギが、リード電極26のうちで選択される1つのものとケース44との間で伝達されるように、この選択電極26がIPG14のケース44と共に活性化される場合に発生する。二重極刺激は、刺激エネルギが選択電極26の間で伝達されるように、リード電極26のうちの2つがアノード及びカソードとして活性化される場合に発生する。例えば、1つのリード12上の電極は、アノードとして活性化することができ、同時に同じリード又は別のリード12上の電極は、カソードとして活性化することができる。三重極刺激は、15個のリード電極26のうちの3つが、2つをアノードとして、残りの1つをカソードとして、又は2つをカソードとして、残りの1つをアノードとして活性化される場合に発生する。例えば、1つのリード12上の2つの電極は、アノードとして活性化することができ、同時に別のリード12上の電極は、カソードとして活性化される。
刺激エネルギは、電極の間で単相電気エネルギ又は多相電気エネルギとして送出することができる。単相電気エネルギは、全て正(アノード性)又は全て負(カソード性)のいずれかであるパルス列を含む。多相電気エネルギは、正と負との間で交替するパルス列を含む。例えば、多相電気エネルギは、カソード性(負)の刺激パルスと、刺激パルスの後に組織を通る直流電荷移動を阻止し、それによって電極の劣化及びセルの外傷を回避するために発生させるアノード性(正)の再充電パルスとを各々が含む2相パルスの列を含むことができる。すなわち、電荷は、刺激期間(刺激パルスの長さ)中に電極における電流を通して電極−組織インタフェースを通して伝達され、次いで、再充電期間(再充電パルスの長さ)中に同じ電極における逆極性電流を通して電極−組織インタフェースから引き戻される。
本発明に対して重要な点として、刺激リード12上に入射する電磁干渉(EMI)によって誘導される電流は、IPG14の外側ケース44に短絡されることが阻止されるか又は少なくとも妨げられ、同時にIPG14の内部電子回路と刺激リード12及び外側ケース44との間でパルス電気刺激電流が伝達されることが許される。このようにして、EMIによるリード電極26上の電流の誘導に起因するケース44のいかなる加熱も排除又は低減され、それによってそうでなければ発生する可能性があるIPGを取り囲む組織の加熱が排除又は低減される。
特に、図5を参照すると、刺激出力回路58は、電気端子60に電気的に結合され、電気端子60は、刺激リード12がコネクタ46と嵌合された場合にリード12によって担持される対応する電極26に更に電気結合される。刺激出力回路58は、ケース44にも電気的に結合される。上記に簡単に解説したように、刺激出力回路58は、選択リード電極26の間で二重極方式又は三重極方式でパルス電気エネルギを発生させて伝達することができ、又は選択リード電極26とケース44の間で単極方式でパルス電気エネルギを発生させて伝達することができる。組織内の電荷累積を最小にするために、刺激出力回路58と電気端子60の間には直流(DC)遮断コンデンサー62(ECC1〜ECcase)が設けられる。
重要な点として、それぞれの電気端子60とケース44の間には、誘導性素子64(L1〜Ln)が直列に結合される(電源としてリード電極26上に誘導される電流と、リード電極26とケース44の間で形成される可能性がある電気経路との観点から)。図5に図示の実施形態において、誘導性素子64は、刺激出力回路58とそれぞれの電気端子60の間にも電気的に結合される。図6に示す別の実施形態において、刺激出力回路58とケース44の間に誘導性素子64(Lcase)が電気的に結合される。電気端子60及びケース44と刺激出力回路58の共通(接地)端子66との間には容量性素子68(C1〜Ccase)が直列に結合される。これらの容量性素子68は、刺激出力回路58によって発生させる電気刺激エネルギの周波数で高いインピーダンスを有するように十分に低い容量値を有し、それによってこれらの作動周波数で電気端子60とケース44とを互いから絶縁するように選択される。特定の実施形態において、電気刺激エネルギの最も高い周波数での容量性素子68のインピーダンスは、この周波数での組織のインピーダンス(例えば、500pf〜2000pf)よりも少なくとも10倍高いように選択される。図5及び図6では、それぞれ容量性素子68を誘導性素子64とDC遮断コンデンサー62の間に結合されるように示すが、容量性素子68は、それぞれのDC遮断コンデンサー62と刺激出力回路58の間に結合することができる。
刺激出力回路58によって発生させる電気刺激エネルギの周波数は、刺激リード12上に入射するEMIによって電気端子60上に誘導される電流の予想周波数よりも実質的に低いので、ケース44へのEMI誘導電流の短絡は妨げられ、一方、刺激出力回路58と電気端子60の間で伝達される電気刺激エネルギ又はこれに代えてケース44と刺激出力回路58の間で伝達される電気刺激エネルギの伝達は許される。例えば、電気刺激エネルギの周波数は100kHzよりも低いことになることが予想され、それに対してEMI誘導電流の周波数は1MHzよりも高くなり、MRIスキャナによって発生するEMIの場合は少なくとも64MHz(1.5テスラスキャナでは64MHz及び3テスラスキャナでは128MHz)になることが予想される。
従って、誘導性素子64の各々のインダクタンス値は、IPG14の作動周波数(すなわち、刺激出力回路58によって発生させる電気刺激エネルギの周波数、又はモニタ回路(図示せず)によって感知される電気エネルギの周波数)でのリード及び組織に示すインピーダンスと比較して相対的に低いインピーダンスを有し、それによって内部電子回路と電気端子58及び/又はケース44との間で信号が通り、一方、このインダクタンス値は、一般的に30オームから150オームの範囲にあるEMI周波数でのリードのIPG接続接点におけるRF出力インピーダンスと比較して相対的に高いインピーダンスを有することが可能になる。異なるEMI周波数を考慮に入れるべきである場合に、誘導性素子64の各々は、このEMI周波数範囲に対して高いインピーダンスを維持しなければならない。
これらの周波数パラメータに基づいて、誘導性素子64のインダクタンス値を適切に選択することができる。例えば、図5に図示の実施形態において、各誘導性素子64のインダクタンス値は、少なくとも0.5μHに等しく、好ましくは、少なくとも1.0μHに等しく、最も好ましくは、少なくとも3.0μHに等しいとすることができる。64MHzで作動する1.5T MRIスキャナの場合に、0.5μH誘導子は、200オームのインピーダンスを有することになり、1.0μH誘導子は、400オームのインピーダンスを有することになり、3.0μH誘導子は、1200オームのインピーダンスを有することになる。図6に図示の実施形態において、誘導性素子64のインダクタンス値は、50nHから200nHまでの範囲にあるとすることができる。64MHzで作動する1.5T MRIスキャナの場合に、50nHから200nHまでの範囲の誘導子は、20〜80オームの範囲のインピーダンスを有することになる。最終的に又は他に誘導電流をケース44に短絡することによって発生することになる組織の加熱を実質的に阻止するために、各誘導性素子64のインピーダンスは、刺激リード12及びケーシングから組織へのインピーダンスと比較して高いインピーダンスを維持しなければならない。EMI周波数でリード電極26から刺激リード12に戻る時に測定されるインピーダンスと、ケース44から刺激リード12に戻る時に測定されるインピーダンスとの並列組合せは、リード電極26とケース44が誘導性素子64を通して並列に接続される場合の有効インピーダンスであるので、有効リードインピーダンスをこの並列組合せとすることができる。
好ましくは、誘導性素子64は、強い静止磁界(例えば、従来のMRIスキャナによって放出される静止磁界)に露出された時に誘導性素子64がEMI周波数で高いインピーダンスを維持するように、磁気飽和の影響を受けるいかなる芯材も持たない。好ましくは、各誘導性素子64は、EMI周波数で適度なインピーダンスを維持するほど十分に高い自己共振周波数を有する。
取りわけ、図5及び図6に図示の実施形態は、互いに対してある一定の利点を有することができる。特に図5の実施形態に関しては、リード電極26上に誘導される電流がケース44に伝達されることを阻止するか又は妨げることに加えて、誘導性素子64(L1〜Ln)は、ケース44に対する共通モードRF電圧レベルも低減し、それによって誘導電流が刺激出力回路58に注入電力の形態で伝達されることが阻止されるか又は妨げられ、一方、パルス電気刺激電流は、IPG14の内部電子回路と刺激リード12及び外側ケース44との間で伝達されることが許される。これは、刺激出力回路58からケース44への高い浮遊容量が存在する場合に、ケース44への電流を低く保つのに有利とすることができる。図6の実施形態に関しては、唯一の誘導性素子64(Lcase)の使用により、各リード電極26に対して誘導性素子64を使用する図5の実施形態と比較して構成要素の全数が最少にされる。
本発明の特定の実施形態を図示かつ説明したが、本発明をこれらの好ましい実施形態に限定するように意図していないことが理解され、かつ本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変形及び修正を加えることができることが当業者には明らかであろう。すなわち、本発明は、特許請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲内に含むことができる代替物、修正物、及び均等物を網羅するように意図している。
10 脊髄刺激(SCS)システム
12 刺激リード
14 埋込可能パルス発生器
26 電極アレイ
32 双方向RF通信リンク

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのリード電極を担持する医療リードとの併用のための能動的埋込可能医療デバイス(AIMD)であって、
    前記医療リードを通じて医療機能を実施するように構成された内部電子回路と、
    前記内部電子回路を収容する導電性ケースと、
    前記電子回路を前記少なくとも1つのリード電極のそれぞれに電気的に結合するように構成された少なくとも1つの電気端子と、
    前記少なくとも1つの電気端子と前記ケースとの間で直列に結合され、該少なくとも1つの電気端子から該ケースへの、前記医療リード上に入射する電磁干渉(EMI)によって誘導された電流の短絡を妨げるように構成された誘導性素子と、
    複数のDC遮断コンデンサーであって、前記少なくとも1つの電気端子の各々と前記内部電子回路との間で前記DC遮断コンデンサーの1つが直列に結合され、前記ケースと前記内部電子回路との間で前記DC遮断コンデンサーの1つが直列に結合された、前記複数のDC遮断コンデンサーと、
    前記少なくとも1つの電気端子の各々と共通端子との間で直列に電気結合された少なくとも1つの容量性素子と、
    前記ケースと前記共通端子との間で直列に電気結合された別の容量性素子と、
    を含むことを特徴とするAIMD。
  2. 前記誘導性素子は、前記内部電子回路と前記少なくとも1つの電気端子及び前記ケースのうちの一方との間で直列に電気結合され、該内部電子回路は、誘導電流の周波数よりも低い作動周波数で作動するように構成され、それによって該少なくとも1つの電気端子と該内部電子回路との間で電流が伝達されることを可能にすることを特徴とする請求項1に記載のAIMD。
  3. 前記少なくとも1つの電気端子及び前記ケースのうちの前記一方は、該少なくとも1つの電気端子であることを特徴とする請求項2に記載のAIMD。
  4. 前記誘導性素子は、少なくとも0.5μHに等しいインダクタンス値を有することを特徴とする請求項3に記載のAIMD。
  5. 前記誘導性素子は、少なくとも1.0μHに等しいインダクタンス値を有することを特徴とする請求項3に記載のAIMD。
  6. 前記誘導性素子は、少なくとも3.0μHに等しいインダクタンス値を有することを特徴とする請求項3に記載のAIMD。
  7. 前記少なくとも1つの電気端子及び前記ケースのうちの前記一方は、該ケースであることを特徴とする請求項2に記載のAIMD。
  8. 前記誘導性素子は、50nHから200nHの範囲のインダクタンス値を有することを特徴とする請求項7に記載のAIMD。
  9. 前記内部電子回路の作動周波数は、100kHzよりも低く、前記誘導電流の周波数は、1MHzよりも高いことを特徴とする請求項2に記載のAIMD。
  10. 前記内部電子回路の作動周波数は、1kHzよりも低く、前記誘導電流の周波数は、少なくとも64MHzであることを特徴とする請求項2に記載のAIMD。
  11. 前記少なくとも1つの容量性素子と前記別の容量性素子は、該少なくとも1つの電気端子及びケースを前記作動周波数で互いから電気的に絶縁することを特徴とする請求項2に記載のAIMD。
  12. 前記誘導性素子は、前記少なくとも1つの電気端子から前記ケースへの誘導電流の前記短絡を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のAIMD。
  13. 前記内部電子回路は、前記少なくとも1つの電気端子と前記ケースとの間で電気刺激エネルギを伝達するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のAIMD。
  14. 前記内部電子回路は、前記少なくとも1つの電気端子と前記ケースとの間で生理学的パラメータを感知するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のAIMD。
  15. 前記リードを前記少なくとも1つの電気端子に取外可能に接続するように構成されたコネクタを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のAIMD。
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