JP6016420B2 - 塗布具 - Google Patents
塗布具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6016420B2 JP6016420B2 JP2012088404A JP2012088404A JP6016420B2 JP 6016420 B2 JP6016420 B2 JP 6016420B2 JP 2012088404 A JP2012088404 A JP 2012088404A JP 2012088404 A JP2012088404 A JP 2012088404A JP 6016420 B2 JP6016420 B2 JP 6016420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- applicator
- application
- liquid
- conical
- internal solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D34/04—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K23/00—Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
- B43K23/08—Protecting means, e.g. caps
- B43K23/12—Protecting means, e.g. caps for pens
- B43K23/128—Protecting means, e.g. caps for pens with spring means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/02—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/02—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
- B43K8/03—Ink reservoirs; Ink cartridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/02—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
- B43K8/04—Arrangements for feeding ink to writing-points
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D2200/00—Details not otherwise provided for in A45D
- A45D2200/10—Details of applicators
- A45D2200/1072—Eyeliners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Description
これらの塗布具において、液体の吐出機構としては、本体の液貯蔵部より機械的(ノックや繰出)に送り出された液が、液貯蔵部と連通したパイプを通過し、パイプと連通した塗布部に送り込まれ、液が吐出されるものが知られている。また、筆タイプの塗布具では、テーパ状(円錐)に製造された形状を持ち、その先端にて化粧を行なうが、化粧動作がしなやかであり、且つ、力加減により細線・太線を調整できることを特徴とするものである。
上記特許文献2に記載の流通型化粧品ディスペンサでは、スポンジ、パウダーパフ、フロック加工基材などの部材では、上記筆タイプと同様に、ラメなどの光輝性材料では目詰まりが発生し、内溶液が吐出できなくなるなどの課題がある。
また、上記特許文献3記載のマスカラ等に好適な化粧液の押し出し塗布具では、樹脂成形品から構成される塗布体は剛性が大きすぎて、液粘度の低いものしか適さないものであり、また、肌への塗布に適さないものであるなどの課題がある。
(1) 内溶液を吐出または塗布する機構を備えた塗布部と、内溶液が充填されている貯蔵体と、内溶液を塗布部へ押出す機構を備えた押出装置とを備え、前記塗布部と貯蔵体には連通された流路が設けられ、前記貯蔵体内の内溶液を押出装置より押出すことで内溶液は塗布部と貯蔵体に連通された流路をとおり塗布部より吐出される塗布具であって、
前記塗布部は、略円錐状に形成された円錐部を有し、該円錐部の同心円上に薄板円盤部を複数枚設置され、該薄板円盤部が塗布先端から後方にむけて、外径が円錐状に設けられると共に、薄板円盤部の略中心部は、略円錐又は略円筒で連結され、前記塗布部前後方向に複数の溝が設けられており、前記略円錐又は略円筒には内部に流路と連通する液流通路が設けられ、かつ、前記略円錐又は略円筒の外側には前記液流通路と前記溝とを連通するスリットが設けられていることを特徴とする塗布具。
(2) 前記複数の溝は、幅0.1〜1mm、深さ0.05〜2mmの溝が設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の塗布具。
(3) 前記塗布部が、ゴムまたはエラストマーからなるゴム弾性を有する材料であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の塗布具。
(4) 前記塗布部の表面には、静電植毛処理がなされ、繊維径0.05〜0.7mm、繊維長さ0.05〜1mmの繊維を接着したことを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の塗布具。
(5) 前記スリット1箇所あたりの開口面積は0.5〜2.0mm2であることを特徴とする(1)〜(4)の何れか一つに記載の塗布具。
また、塗布部をゴムまたはエラストマーなどのゴム弾性を有する材料で構成することで、塗布動作に適度なコシを与えることができる。
更に、塗布部に静電植毛処理を施すことで、内溶液の追従性を大幅に向上することができると共に、更に満足しうる塗布が得られるものとなる。
本発明の第1の実施形態に係る塗布具は、液押圧機構となる押出装置が回転式繰出タイプとなる塗布具であり、図1に示すように、内溶液(本実施形態では、「液体化粧料」、以下同様)を吐出または塗布する機構を備えた塗布部30と、内溶液が充填されている貯蔵体(「貯留体」とも称する)11と、内溶液を塗布部30へ押出す機構を備えた押出装置10とを備え、前記塗布部30と貯蔵体11には連通された流路21が設けられており、前記貯蔵体11内の内溶液を押出装置10より押出すことで内溶液は塗布部30と貯蔵体11に連通された流路21をとおり塗布部30より吐出されるものである。
押出装置10は、軸本体12後端部に配設された繰り出し部材13を軸本体12に対して周方向に相対回転させることにより容器(貯蔵体)11内の内溶液を繰り出すことにより塗布部30に供給される構成となっている。
この塗布具において、軸本体12の前端部12aには、シール部18、継手部材19、先軸20、塗布部30が嵌入により取り付けられる。軸本体12の貯蔵体11には、内溶液が収容され、その貯蔵体11から繰出された内溶液は継手部材19内の流路21をとおり塗布部30に吐出されて塗布可能になる。また、使用後にキャップ40を塗布部30及び先軸20を覆うように先軸20に装着(嵌着)できるよう形成されている。
更に、図示符号23は、未使用時における塗布部30に向かう塗布液の流通路を閉鎖する位置にシール部18、継手部材19、先軸20、塗布部30を位置させるため、前記先軸20後端と軸本体12前端部12aの段状箇所前面との間にリング状部が装着されたストッパーである。このストッパー23は、リング状部の一部が切り離され、その切り離された箇所の反対側に摘み片が一体形成され、摘み片を引くことによって、リング状部が切り離し箇所から拡径して前記先軸20後端と軸本体12の前端部12aとの間から取り外せるものになっている。
前記薄板円盤部32a、32b…32iは、内溶液を薄板円盤部32a、32b…32iの間で好適に保持できるように、好ましくは、薄板円盤部の幅は0.2〜0.4mm、先端部31aと薄板円盤部と薄板円盤部の間隔は0.2〜0.4mmで設置することが望ましい。
本実施形態における塗布部30の外径、並びに液流通路34の内径は、塗布対象、内溶液の種類等により変動するものであり、アイメイクアップなどの化粧用とする場合には、塗布部30における円錐部の最大外径Sを4〜6mm、先端部の外径S1を0.2〜2mm、塗布部の長さTを5〜10mm、円錐部31の長さT1を3〜10mm、液流通路34内径を0.8〜3mmとすることが好ましい。
本実施形態では、内溶液として、少なくとも、カーボンブラックと、水と、皮膜形成性樹脂からなる分散剤0.5〜5質量%と、皮膜形成剤2〜15質量%(固形分換算)と、界面活性剤0.5重量%以下とを含有し、かつ、ELD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度が2〜8mPa・sの範囲となる液体化粧料を用いるものである。
このカーボンブラックの含有量は、液体化粧料全量に対して、1〜20質量%が好ましく、更に好ましくは、5〜15質量%である。
用いることができる分散剤としては、上記機能を有するものであれば、特に限定されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸あるいはこれらのアルキルエステル又は誘導体、酢酸ビニル、ビニルピロリドンの中の1種又は2種以上から選択されるものからなる共重合体や、ベタイン型アルキル酸系両性樹脂などが挙げられ、好ましくは、カーボンブラックの更なる分散性能の点から、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステル又は誘導体中から選ばれる1種と酢酸ビニルとの共重合体、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとの共重合体、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステルの1種以上とオクチルアクリルアミドとの共重合体が望ましく、特に好ましくは、更なる分散性能、皮膜形成能の点から、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステルの1種以上とオクチルアクリルアミドとの共重合体である。
これらの分散剤の含有量は、液体化粧料全量に対して、0.5〜5質量%が好ましく、更に好ましくは、2〜4質量%である。
なお、上記分散剤も皮膜形成性樹脂からなるものであり、上記分散剤との相違は、可溶性樹脂と、エマルジョン樹脂の点で異なるものであり、エマルジョン樹脂はモノマーを重合溶媒としての水の中で乳化重合させて得られた水懸濁液である。カーボンブラックの分散において、エマルジョン樹脂よりも可溶性樹脂の方が安定したカーボンブラックの分散液が得られている。この点で分別して使用するものである。
皮膜形成剤(エマルジョン樹脂)の含有量は、固形分(樹脂分)換算で液体化粧料全量に対して、2〜15質量が好ましく、更に好ましくは、2〜10質量%とすることが望ましい。
なお、これら皮膜形成剤(エマルジョン樹脂)の安定化に、界面活性剤が使用されることもあるが、これらに配合されている界面活性剤については、本実施形態において固着性に関する影響は少ないので、含有量には、考慮しないものとする。
これらの界面活性剤の含有量は、液体化粧料全量に対して、0.5質量%以下が好ましく、更に好ましくは、0〜0.3質量%とすることが望ましい。
更に、この液体化粧料には、前記各必須成分等の他に、通常の液体化粧料に用いられる任意成分などを含有せしめることができる。具体的には、防腐剤、酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、美容成分、香料、粘度調整剤などを、本発明の効果を損なわない範囲で適宜量含有せしめることができる。
また、本実施形態の液体化粧料は、ELD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度が2〜8mPa・sの範囲とするものであり、特に好ましくは、3mPa・s〜6mPa・sとすることが望ましい。なお、粘度測定条件(後述する実施例等も含む)は、具体的には、トキメック社製、ELD型粘度計標準コーンローター1rpmにおける温度25℃、ずり速度3.83(S−1)で測定した値を意味する。
その後、内溶液は毛細管力の働きにより、先端部31a,各薄板円盤部32a、32b…32i間の隙間へ保持されることとなる。これと同時に、保持された内溶液は毛細管力の働きにより、連通した外側面に設置された溝33に進入し、塗布部30において先端部31aに設けた溝33の先端まで到達する。この結果、先端に到達した内溶液を被塗布面に塗布することで塗布が可能となり、更に塗布し続けることで、薄板円盤部32a、32b…32i間等に貯蔵された内溶液が毛細管力の働きにより塗布具先端に移動し、一動作にて満足できる塗布距離を達成することとなる。また、この塗布部は筆の持つしなやかさと、肌への塗布に好適であり、しかも、描線の細さや自由度、液体化粧料等の内溶液の保持作用に優れ、薄板円盤部32a、32b…32i間等に内溶液を十分に保持できるので、従来に較べ満足のいく塗布距離とすることができると共に、一体成形できるので、ペン芯と同様に安価に製造することができる塗布具が得られるものとなる。
また、塗布部の材料に、上記ゴムやエラストマー等の軟質プラスチック材料を採用することで、塗布時のタワミにて毛細管力を促すこととなる。更に、円錐部31の外径、薄板円盤部32a、32b…32i間の個数、大きさ、溝の幅、深さ、個数、スリット幅を適宜調整することにより、吐出量、保持する内溶液量、塗布距離、塗布量及びその塗布幅などを好適に調整することができるものとなる。
この静電植毛処理は、繊維径0.05〜0.7mm、繊維長さ0.05〜1mmの繊維を接着することが好ましい。繊維材料としては、例えば、ナイロン、レーヨン、アクリル、ポリエステルなどの樹脂製の繊維を用いることができる。
この塗布部30表面全体に、静電植毛処理(フロッキー処理)40を施した塗布部を備えた塗布具では、上述の作用などの他、内溶液物性等により濡れ性の悪い材料においても、塗布部30表面全体に静電植毛処理の毛細管力が働き、更に満足しうる塗布が可能となる。
この第2の実施形態に係る塗布部30Aにおいて、第1の実施形態に係る塗布部30のような薄板円板部が形成されていなくとも、図7に示す塗布部30Aのように繊維毛70が静電植毛加工されている。したがって、塗布部30A表面の繊維毛70に塗布液を効果的に保持できるので円錐部31Aが塗布液で湿潤して塗りやすくなり、十分な塗布液を対象箇所に塗出・塗布することができる。
また円錐部31Aにはスリット35Aが対向方向に2箇所形成されている。このスリット35Aの数は特に指定しないが、径方向に均等に配設していることが望ましい。スリット35Aの1箇所あたりの開口部の面積は0.5〜2.0mm2が好ましい。開口部の面積が0.5mm 2 を下回ると十分な塗布液が塗出せず2.0mm 2 を上回ると不必要に塗布液を流出させてしまうので好ましくない。
本発明の塗布具は、塗布部30の形状、構造等に特徴を有するものであるので、これ以外の構成については適宜他の形態を採用することができるものである。
例えば、上記実施形態では、塗布具としてリキッドアイライナーおよびリキッドアイシャドウの塗布具を例にして説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、眉毛にラインを描くアイブロー塗布具、肌、唇にラインを描くことにも適用することができる他、塗布液を筆記具用インクとし、細いラインを描くことができる筆記具としてもよいものである。
また、上記実施形態の塗布具の液押圧機構となる押出装置として、図1に示す、回転式繰出タイプとなる塗布具を用いたが、例えば、図8に示す、ノック式繰出タイプとなる塗布具を用いても良いものである。
この実施形態に係るノック式繰出タイプの塗布具は、図8に示すように、軸本体12後端部に配設されたノック部材50を軸方向前方に押圧することにより貯蔵体11内の内溶液を繰り出すことができるものであって、使用者のノック操作によるノック部材50の押圧の力をカム機構により回転の力に変換するノック機構部60と、軸本体12に固定したネジ体61と、ネジ体61に螺合させたネジ棒62とを有し、そのノック機構部60が変換した回転の力でネジ棒62を回転させることによってネジ体61を介して該ネジ棒62を前進させて前記塗布液を繰出すものである。また、ノック部材50の押圧による力を回転の力に変換するノック機構部60は、第1及び第2のカム面を有する回転体63と、第1の固定カム面を有するネジ体61、第2の固定カム面を有するカム体65とを主な構成要素とするものである。
この形態では、未使用時では環状薄膜18aがシール部18の内部に液流路21を密封しており、塗布体30側に塗布液が流れ込まないようになっている。一方、使用時は、上記実施形態と同様に、ユーザーがストッパー23を軸本体12から引き抜き、先軸20を後端側に押し込むことにより、継手部材19の後端細径部が環状薄膜18aに突き当たって環状薄膜18aの外周状に形成した切り欠き溝(断面V字溝)18bにより環状薄膜18aがシールボール受け部18の内径部から一部外れて、当該貯蔵体11内の塗布液が継手部材19の内径部から塗布体30の液流路34内に流入して、塗布部30にその内部から供給されて、上記実施形態の態様で対象部に塗布可能になるものである。
下記図2〜図4に準拠、下記大きさ等となる塗布部を用いて、図1に準拠する塗布具を作製した。
(塗布部の構成)
円錐部の最大外径S:φ2.7mm、先端部の外径S1:φ0.4mm、塗布部の長さT:17mm、円錐部31の長さT1:6.7mm、液流通路内径:φ1mm、溝の幅0.3mm、深さ0.3mm、長さ6.2mm、スリット:幅0.2mm、長さ4mm、薄板円盤部:厚さ0.3mm、間隔0.3mm、枚数9枚となる塗布部をスチレン系エラストマー(リケンテクノス社製、商品名「アクティマー」)を用いて射出成形用金型にて一体成形により作製した。
内溶液として、下記表1に示す組成例1〜7の各液体化粧料1.4mlを塗布具に充填した。
上記実施例1で得られた塗布部の表面全体に、繊維径0.3mm、繊維長さ0.8mmのナイロン製の繊維に静電植毛(フロッキー)処理を行った(図5準拠)。塗布具は図8のノック式の塗布具を用いた。
内溶液として、上記表1に示す組成例1〜7の各液体化粧料1.4mlを塗布具に充填した。
得られた静電植毛処理がなされた塗布部を有する塗布具を用いて、ノック操作により、上記組成の液体化粧料(組成例1〜7の各液体化粧料)をノック操作により押し出したところ、液体化粧料は溝から吐出し、毛細管力により薄板円盤部間に保持されると同時に、保持された内溶液は毛細管力の働きにより、連通した外側面に設置された溝の先端まで到達すると同時に、静電植毛処理がなされた繊維にまで内溶液が到達した。この静電植毛処理がなされた先端に到達した内溶液を被塗布面となる目元に塗布したところ、筆の持つしなやかさと、肌への塗布に好適であり、しかも、描線の細さや自由度に優れ、従来に較べ満足のいく塗布距離を得ることができた。
下記のように図7に準拠、下記大きさ等となる塗布部を用いて、図1に準拠する塗布具を作製した。
円錐部の最大外径S:φ2.5mm、塗布部の長さT:14.6mm、円錐部の長さT1:9.6mm、液流通路内径:φ1mm、スリット2箇所、スリット開口部面積0.975mm2となる塗布部をスチレン系エラストマー(リケンテクノス社製、商品名「アクティマー」)を用いて射出成形用金型にて一体成形により作製した。
また、塗布部の表面全体に、繊維径0.3mm、繊維長さ0.8mmのナイロン製の繊維に静電植毛(フロッキー)処理を行った。
内溶液として、上記表1に示す組成例1〜7の各液体化粧料1.4mlを塗布具に充填した。
12 軸本体
13 繰り出し部材
17 ピストン体
18 シール部
19 継手部材
20 先軸
21 流路
30 塗布部(第1の実施形態)
30A 塗布部(第2の実施形態)
31 円錐部(第1の実施形態)
31A 円錐部(第2の実施形態)
32a 薄板円盤部
33 溝
34 液流通路
35 スリット(第1の実施形態)
35A スリット(第2の実施形態)
70 繊維毛
Claims (5)
- 内溶液を吐出または塗布する機構を備えた塗布部と、内溶液が充填されている貯蔵体と、内溶液を塗布部へ押出す機構を備えた押出装置とを備え、前記塗布部と貯蔵体には連通された流路が設けられ、前記貯蔵体内の内溶液を押出装置より押出すことで内溶液は塗布部と貯蔵体に連通された流路をとおり塗布部より吐出される塗布具であって、
前記塗布部は、略円錐状に形成された円錐部を有し、該円錐部の同心円上に薄板円盤部を複数枚設置され、該薄板円盤部が塗布先端から後方にむけて、外径が円錐状に設けられると共に、薄板円盤部の略中心部は、略円錐又は略円筒で連結され、前記塗布部前後方向に複数の溝が設けられており、前記略円錐又は略円筒には内部に流路と連通する液流通路が設けられ、かつ、前記略円錐又は略円筒の外側には前記液流通路と前記溝とを連通するスリットが設けられていることを特徴とする塗布具。 - 前記複数の溝は、幅0.1〜1mm、深さ0.05〜2mmの溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載の塗布具。
- 前記塗布部が、ゴムまたはエラストマーからなるゴム弾性を有する材料であることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
- 前記塗布部の表面には、静電植毛処理がなされ、前記静電植毛処理は、繊維径0.05〜0.7mm、繊維長さ0.05〜1mmの繊維を接着したことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の塗布具。
- 前記スリット1箇所あたりの開口面積は0.5〜2.0mm2であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の塗布具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012088404A JP6016420B2 (ja) | 2011-04-28 | 2012-04-09 | 塗布具 |
EP12777583.1A EP2702896B1 (en) | 2011-04-28 | 2012-04-25 | Applicator |
US14/009,932 US9364849B2 (en) | 2011-04-28 | 2012-04-25 | Applicator |
PCT/JP2012/061116 WO2012147806A1 (ja) | 2011-04-28 | 2012-04-25 | 塗布具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101914 | 2011-04-28 | ||
JP2011101914 | 2011-04-28 | ||
JP2012088404A JP6016420B2 (ja) | 2011-04-28 | 2012-04-09 | 塗布具 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012236008A JP2012236008A (ja) | 2012-12-06 |
JP2012236008A5 JP2012236008A5 (ja) | 2015-04-23 |
JP6016420B2 true JP6016420B2 (ja) | 2016-10-26 |
Family
ID=47072323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012088404A Expired - Fee Related JP6016420B2 (ja) | 2011-04-28 | 2012-04-09 | 塗布具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9364849B2 (ja) |
EP (1) | EP2702896B1 (ja) |
JP (1) | JP6016420B2 (ja) |
WO (1) | WO2012147806A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL3013181T3 (pl) * | 2013-06-24 | 2019-08-30 | HCT Group Holdings Limited | Wciskane końcówki termiczne |
JP6394131B2 (ja) * | 2014-07-09 | 2018-09-26 | 花王株式会社 | 化粧料塗布具 |
CN104190593A (zh) * | 2014-08-27 | 2014-12-10 | 江铃汽车股份有限公司 | 一种专用于发动机的碗型塞孔的涂胶喷嘴 |
TWM493300U (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-11 | Tj Packaging Co Ltd | 塗抹器 |
FR3037490B1 (fr) * | 2015-06-19 | 2017-07-21 | Oreal | Applicateur cosmetique |
JP6908378B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-28 | 株式会社パイロットコーポレーション | マーキングペン |
KR102356677B1 (ko) * | 2017-03-15 | 2022-01-27 | 주식회사 엘지생활건강 | 아이라이너 |
EP3536188B1 (en) | 2018-03-05 | 2022-04-27 | Leb S.R.L. | Tube-shaped pen for applying semi-permanent nail gel polish |
JP2021037202A (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | オーベクス株式会社 | 塗布体およびこの塗布体を備える塗布具 |
JP7257315B2 (ja) * | 2019-12-27 | 2023-04-13 | 三菱鉛筆株式会社 | アイメイク用液体化粧料塗布具 |
JP7211932B2 (ja) * | 2019-12-27 | 2023-01-24 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体化粧料塗布具 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4527575A (en) * | 1981-09-14 | 1985-07-09 | The Bridgeport Metal Goods Manufacturing Co. | Contoured flocked cosmetics brush flexers |
JP2562146Y2 (ja) * | 1992-05-11 | 1998-02-10 | オート株式会社 | 化粧液の押し出し塗布具 |
FR2752696B1 (fr) * | 1996-09-02 | 1998-09-25 | Oreal | Applicateur de produit liquide ou semi-liquide et ensemble d'application utilisant un tel applicateur |
FR2815832B1 (fr) * | 2000-10-27 | 2003-05-30 | Oreal | Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit, notamment cosmetique |
JP4541682B2 (ja) * | 2003-10-20 | 2010-09-08 | 釜屋化学工業株式会社 | 塗布体付き容器 |
US7384208B2 (en) | 2005-03-28 | 2008-06-10 | El Management Corp. | Flow-thru cosmetic applicator package |
JP4387365B2 (ja) | 2006-03-07 | 2009-12-16 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体塗布具 |
US8246264B2 (en) | 2007-02-23 | 2012-08-21 | Albea Services | Applicator for transporting, dispensing and applying material |
GB2490326B (en) * | 2011-04-26 | 2013-04-10 | Shya Hsin Plastic Works Co Ltd | Improved structure of eyeliner applicator |
-
2012
- 2012-04-09 JP JP2012088404A patent/JP6016420B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-04-25 EP EP12777583.1A patent/EP2702896B1/en active Active
- 2012-04-25 US US14/009,932 patent/US9364849B2/en active Active
- 2012-04-25 WO PCT/JP2012/061116 patent/WO2012147806A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012236008A (ja) | 2012-12-06 |
EP2702896A1 (en) | 2014-03-05 |
US9364849B2 (en) | 2016-06-14 |
US20140016987A1 (en) | 2014-01-16 |
EP2702896B1 (en) | 2018-08-15 |
WO2012147806A1 (ja) | 2012-11-01 |
EP2702896A4 (en) | 2014-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6016420B2 (ja) | 塗布具 | |
JP2012236008A5 (ja) | ||
JP5819094B2 (ja) | 塗布具 | |
CA2798015C (en) | Liquid applicator device | |
CN110650650B (zh) | 涂布工具 | |
KR101535202B1 (ko) | 액상립스틱 용기 | |
JP2012005747A (ja) | 充填物押出容器 | |
JP7085398B2 (ja) | 塗布具 | |
JP5916438B2 (ja) | 液体化粧料 | |
JP2014004084A (ja) | 液体塗布具 | |
JP5858640B2 (ja) | 塗布具 | |
JP2020070259A (ja) | 水系液状化粧料 | |
JP2004154173A (ja) | 液状化粧料塗布具 | |
JP5823159B2 (ja) | 塗布具 | |
US8808672B2 (en) | Liquid cosmetic | |
KR20200125487A (ko) | 수성 화장료 | |
JP2017165670A (ja) | 化粧料塗布具用追従体組成物 | |
JP7469176B2 (ja) | 液体吐出具 | |
JP6745387B2 (ja) | 塗布具 | |
WO2023080239A1 (ja) | 水系液体化粧料 | |
JP5704820B2 (ja) | 液体化粧料 | |
WO2018212130A1 (ja) | 塗布具 | |
WO2023063876A1 (en) | Cosmetic applicator device and the like | |
JPS62171775A (ja) | 毛筆状塗布具 | |
JP2020063300A (ja) | アイメイク用液体化粧料塗布具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150306 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6016420 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |