JP6015756B2 - 位置管理装置、位置管理システム、位置管理方法、及び、位置管理プログラム - Google Patents

位置管理装置、位置管理システム、位置管理方法、及び、位置管理プログラム Download PDF

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Description

本願発明は、監視カメラによって撮影された画像から、監視対象物の位置情報を算出する位置管理装置等に関する。
昨今のセキュリティに対する意識の高まりや、IT(Information Technology)による現場管理ニーズの高まりにより、様々な場所において、監視カメラを使用した監視システムが導入されてきている。これらの監視システムは、監視カメラから出力される画像に対して画像解析処理を行い、その処理結果を利用することによって、監視対象物の位置を検出する機能を有している。
このような監視システムにおける監視対象物の位置の検出に関連する技術として、特許文献1には、動画像を取る赤外線カメラとPTZ(Pan Tilt Zoom)カメラによって撮影された画像をデータ処理することで、監視対象である歩きたばこをする人を特定したのち、特定した歩きたばこをする人をPTZカメラで追尾するようにした装置が公開されている。
また、特許文献2には、複数の監視カメラにより撮影された同一人物の複数の位置情報に検出誤差が生じていても、これらの位置情報を的確に統合して、人物の位置を検出できるようにした装置が公開されている。
また、特許文献3には、時刻kにおける対象物iの重心の座標と、時刻(k+1)における対象物jの重心の座標の差分が所定の基準値未満である場合、対象物iと対象物jを同一のものと判定するようにした装置が公開されている。
特開2010-237971号公報 特開2010-206404号公報 特開2004-103018号公報
前述の特許文献1の装置では、1台の赤外線カメラと1台のPTZカメラによって撮影された画像の画像データを基に監視対象物を追尾する。したがって、何れかのカメラから異常出力があった場合には、監視対象物の正確な位置を検出できなくなる可能性がある問題がある。
また、前述の特許文献2の装置では、同一の監視対象物を複数の監視カメラから撮影した画像データを用いて監視対象物の位置を算出する。このとき、何れかの監視カメラから異常出力があった場合、複数の監視カメラが出力した位置情報の統合において、精度が大きく低下する可能性がある問題がある。
本願発明の主たる目的は、上述の問題点を解決した位置管理装置、位置管理システム、位置管理方法、及び、位置管理プログラムを提供することである。
本願発明に係る位置管理装置は、撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出する算出手段と、前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶する記憶手段と、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶手段に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前の前記撮影時刻における、前記差分の絶対値が前記基準値以上であっても、前記2周期前の前記撮影時刻における、前記差分の絶対値が前記基準値未満である場合、前記現在の前記位置情報を出力する比較手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本願発明の位置管理方法は、撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出し、前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶域に記憶し、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前の前記撮影時刻における、前記差分の絶対値が前記基準値以上であっても、前記2周期前の前記撮影時刻に対応する、前記差分の絶対値が前記基準値未満である場合、前記現在の前記位置情報を出力する。
また、上記目的を達成する更なる見地において、本願発明に係る位置管理プログラムは、撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出する算出処理と、前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶域に記憶する記憶処理と、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前の前記撮影時刻における、前記差分の絶対値が前記基準値以上であっても、前記2周期前の前記撮影時刻における、前記差分の絶対値が前記基準値未満である場合、前記現在の前記位置情報を出力する比較処理と、をコンピュータに実行させる。
更に、本発明の他の見地は、係る位置管理プログラム(コンピュータプログラム)を、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記憶媒体によっても実現可能である。
本願発明は、監視カメラによって撮影された画像から、監視対象物に関する位置情報を高精度に算出することができるようにする。
本願発明の第1の実施形態の位置管理システムの構成を示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態の全体動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施形態における比較部の有効性判定動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施形態における位置算出結果の構成例である。 本願発明の第1の実施形態における位置特定結果の構成例である。 本願発明の第1の実施形態における比較部での判定結果一覧例である。 本願発明の第2の実施形態の位置管理システムの構成を示すブロック図である。 本願発明の第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1、及び、第2の実施形態の位置管理装置を実行可能な情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本願発明の第一の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る位置管理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の位置管理システム1は、位置管理装置10と、3台の撮影機器20−1乃至20−3とを備えている。撮影機器20−1乃至20−3は、映像を撮影する装置であり、一般的にはカラーカメラやモノクロカメラ、サーモカメラなどが該当する。撮影機器20−1乃至20−3が撮影する画像のデータ形式は、画像解析処理時に一般的に用いられる画像形式であるBMP(Bit MaP)やJPEG(Joint Photographic Experts Group)等である。撮影機器20−1乃至20−3は、それぞれ別の方向から監視対象物2を周期的、例えば1秒毎に撮影し、撮影した画像データを位置管理装置10へ送信する。尚、本実施形態における監視対象物2は、例えば人物である。
位置管理装置10は、算出部100−1乃至100−3と、比較部101−1乃至101−3と、特定部102と、記憶部103とを備えている。
算出部100−1乃至100−3は、それぞれ、撮影機器20−1乃至20−3から受信した画像データに記録された監視対象物2を識別する識別情報を付与する。算出部100−1乃至100−3は、監視対象物2の位置情報を、それぞれ、撮影機器20−1乃至20−3から受信した画像データを基に、撮影時刻毎に算出し、算出結果をそれぞれ、比較部101−1乃至101−3に送信する。算出部100−1乃至100−3は、上述の算出結果を、記憶部103にも送信する。
尚、算出部100−1乃至100−3、及び、比較部101−1乃至101−3は、それぞれ束ねて、1つの算出部、及び、1つの比較部としてもよい。その場合、束ねた算出部、及び、比較部が、撮影機器20−1乃至20−3から受信した3つの画像データについて、上述の処理を実施する。
記憶部103は、算出部100−1乃至100−3から受信した監視対象物2に関する位置情報を、撮影機器20−1乃至20−3を識別する識別情報、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置算出結果104として格納する。
位置算出結果104の構成例を図4に示す。図4に例示するテーブルには、撮影機器IDと、対象物IDと、時刻と、各時刻における当該撮影機器によって撮影された対象物の座標とが関連付けられている。撮影機器IDは、撮影機器20−1乃至20−3を識別する識別情報であり、撮影機器20−1乃至20−3の撮影機器IDは、それぞれ001乃至003である。
対象物IDは、算出部100−1乃至100−3が監視対象物2に対して付与した識別情報であり、監視対象物2の対象物IDは01aである。尚、図1には図示していないが、監視対象物2以外の別の監視対象物に対して、01bの対象物IDが、算出部100−1乃至100−3により付与されている。
現在の時刻はtであり、時刻tに撮影機器20−1乃至20−3が監視対象物2を撮影した画像データを基に、算出部100−1乃至100−3が算出した監視対象物2に関する位置情報が座標Aである。本実施形態における監視対象物2に関する位置情報は、撮影機器20−1乃至20−3によって撮影された対象領域を仮想空間とし、仮想空間上で横軸をX座標、縦軸をY座標とした二次元の座標で示したものである。撮影機器20−1乃至20−3によって撮影された画像データから算出された座標Aは、それぞれ、(x1,y1)、(x1,y1)、(x1’,y1’)である。撮影機器20−3によって撮影された画像データから算出された座標A(x1’,y1’)が、撮影機器20−1と20−2によって撮影された画像データから算出された座標A(x1,y1)と異なるのは、撮影機器20−3が、時刻tにおける、画像の乱れ等の不具合により、画像データを異常出力しているためである。
図4に示すとおり、位置算出結果104は、周期的な撮影時刻に記録された上述の内容のデータを包含している。時刻tから1周期時間前、例えば1秒前の時刻(t−1)において撮影機器20−1乃至20−3によって撮影された画像データを基に、算出部100−1乃至100−3が算出した監視対象物2の位置情報が座標Bである。同様に、時刻tから2周期時間前、例えば2秒前の時刻(t−2)において撮影機器20−1乃至20−3によって撮影された画像データを基に、算出部100−1乃至100−3が算出した監視対象物2の位置情報が座標Cである。
比較部101−1乃至101−3は、それぞれ、時刻tにおける撮影機器20−1乃至20−3に関連した監視対象物2の位置情報を、算出部100−1乃至100−3から受信すると、受信した位置情報の有効性を判定する。比較部101−1乃至103−3の有効性判定動作の詳細については後述する。
比較部101−1乃至101−3は、受信した時刻tにおける監視対象物2の位置情報を、有効と判定した場合のみ、特定部102に送信する。例えば、比較部101−3が、撮影機器20−3によって撮影された画像データから算出された位置情報が無効であると判定した場合、特定部102は、撮影機器20−1乃至20−2によって撮影された画像データから算出された位置情報のみを、比較部101−1乃至101−2から受信する。
特定部102は、比較部101−1乃至101−3から受信した位置情報に基づき、時刻tにおける監視対象物2の位置を特定する。特定部2が位置を特定する方式としては、例えば、複数の位置情報の平均値を算出する方式や、あるいは、所定の誤差以内である位置情報は同一の値と見なし、多数決により値を特定する方式等がある。
特定部102は、監視対象物2の位置に関する特定結果を記憶部103へ送信する。記憶部103は、特定部102から受信した監視対象物2の位置の特定結果を、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置特定結果105として格納する。
位置特定結果105の構成例を図5に示す。図5に例示するテーブルには、対象物IDと、時刻と、各時刻における特定部102によって特定された対象物の座標とが関連付けされている。対象物IDが01aである監視対象物2に関する時刻t、(t−1)、(t−2)における特定された座標A、座標B、座標Cは、それぞれ、(x4,y4)、(x5,y5)、(x6,y6)である。
次に、比較部101−i(i=1,2,3)における、監視対象物2に関する位置情報に対する有効性判定動作の詳細について説明する。
比較部101−iは、時刻tにおける撮影機器20−iによって撮影された画像データから算出された監視対象物2の位置情報を算出部100−iから受信すると、時刻(t−1)、及び、時刻(t−2)における撮影機器20−iに関連した、監視対象物2の位置情報を、位置算出結果104、及び、位置特定結果105から抽出する。比較部101−iは、撮影機器20−iに関連した、監視対象物2の位置情報に関して、時刻tにおける値と時刻(t−1)、及び、時刻(t−2)における値の差分の絶対値を算出する。
比較部101−iは、上述の差分の絶対値を所定の基準値と比較する。本実施形態におけるX座標に関する基準値αと、Y座標に関する基準値βは、位置管理システム1の管理者が、比較部101−iに値を設定している。α及びβが示す値は、位置管理システム1が監視対象とする人の移動速度から、人が1周期時間の間に移動する可能性がある距離を基に、位置管理システム1の管理者が算出する。本実施形態では、比較部101−iが監視対象物2の位置情報に関して、時刻tにおける値と、時刻(t−1)、及び、時刻(t−2)における値の差分の絶対値を算出してα及びβとの比較を行う。したがって、α及びβが示す値は、2周期時間の間に人が移動する可能性がある値で、位置管理システム1の管理者により設定されている。例えば、1周期時間が1秒である場合、α及びβの値は、数メートル程度の値となる。
尚、α及びβが示す値を変更することで、判定基準を厳しくしたり、逆に緩くしたりすることが可能である。また、比較部101−iが、X座標、Y座標それぞれに設定された基準値を用いるのではなく、監視対象物2が移動した距離を、移動前後の監視対象物2の座標が示す値から算出し、移動距離を示す1つの基準値を用いる方式もある。
比較部101−iは、上述の差分の絶対値と基準値α及びβとの比較において、X座標に関する差分の絶対値がα未満であり、かつ、Y座標に関する差分の絶対値がβ未満であった場合、監視対象物2の座標値に、まずは問題ないと判定する。
比較部101−iにおける、撮影機器20−iに関連した位置情報の有効性判定結果の一覧の例を図6に示す。図6に例示されるテーブルには、データ抽出元と、時刻と、当該時刻における撮影機器別の、抽出されたデータ、比較部101での算出結果、及び、判定結果が関連付けされている。図6の判定結果一覧106において、撮影機器、及び、位置算出結果104から抽出されたデータの形式は、{撮影機器ID,対象物ID,算出された対象物の座標,撮影時刻}である。したがって、例えば{001,01a,(x1,y1),t}のデータは、「撮影機器IDが001である撮影機器20−1によって撮影された撮影画像から算出された、対象物IDが01aである監視対象物2の時刻tにおける座標が(x1,y1)」であることを示している。
図6に示すとおり、撮影機器20−1によって撮影された撮影画像から算出された、監視対象物2に関する時刻(t−1)から時刻tの間の、X座標の移動距離|x1−x2|とY座標の移動距離|y1−y2|は、ぞれぞれ、α、βより小さい。したがって、比較部101−1は、撮影機器20−1によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値はOKと判定する。比較部101−2は、撮影機器20−2によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値についても、同様にOKと判定する。
撮影機器20−3によって撮影された撮影画像から算出された、監視対象物2に関する時刻(t−1)から時刻tの間の、X座標の移動距離|x1’−x2’|とY座標の移動距離|y1’−y2’|は、ぞれぞれ、α、βより大きい。したがって、比較部101−3は、撮影機器20−3によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値はNGと判定する。
比較部101−iは、位置特定結果105から抽出したデータについても同様に、撮影機器20−iから抽出された時刻tにおけるX座標、Y座標との差分の絶対値を算出し、基準値α及びβとの比較を行う。
図6において、位置特定結果105から抽出したデータの形式は、{対象物ID,算出された対象物の座標,撮影時刻}である。したがって、例えば{01a,(x5,y5),(t−1)}のデータは、「対象物IDが01aである監視対象物2に関する時刻(t−1)における特定部102により特定された座標が(x5,y5)」であることを示している。
図6に示すとおり、撮影機器20−1によって撮影された撮影画像から算出された、監視対象物2に関する時刻(t−1)から時刻tの間の、X座標の移動距離|x1−x5|とY座標の移動距離|y1−y5|は、ぞれぞれ、α、βより小さい。したがって、比較部101−1は、撮影機器20−1によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値はOKと判定する。比較部101−2は、撮影機器20−2によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値についても、同様にOKと判定する。
撮影機器20−3によって撮影された撮影画像から算出された、監視対象物2に関する時刻(t−1)から時刻tの間の、X座標の移動距離|x1’−x5|とY座標の移動距離|y1’−y5|は、ぞれぞれ、α、βより大きい。したがって、比較部101−3は、撮影機器20−3によって撮影された撮影画像から算出された、時刻tにおける監視対象物2の座標値はNGと判定する。
比較部101−iは、上述した個々の判定結果から、時刻tにおける撮影機器20−iに関連した監視対象物2の位置情報が、それぞれ最終的に有効か否かを、所定の判定フローにより判定する。判定フローについては、本実施形態の動作フローの説明の中で説明する。
次に図2、及び、図3のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。
位置管理システム1は、i=1〜3として、S109との間でループ動作を設定する(S101)。撮影機器20−iは、時刻tに監視対象物2を撮影した撮影画像を、算出部100−iに送信する(S102)。算出部100−iは、監視対象物2を識別する識別情報を付与し、監視対象物2に関する位置情報を、撮影機器20−iによって撮影された撮影画像から算出し、算出結果を比較部101−iと記憶部103に送信する(S103)。記憶部103は、算出部100−iから受信した監視対象物2に関する時刻tにおける位置情報を、撮影機器20−iを識別する識別情報、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置算出結果104として格納する(S104)。比較部101−iは、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報の有効性を判断する(S105)。
ここから、図3のフローチャートに従い説明する。
比較部101−iは、監視対象物2に関する時刻(t−1)における位置情報を、記憶部103における位置算出結果104から抽出して、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S201)。差分の絶対値が基準値以上の場合(S202でYes)、処理はS203へ分岐し、差分の絶対値が基準値未満の場合(S202でNo)、処理はS205へ分岐する。比較部101−iは、監視対象物2に関する時刻(t−2)における位置情報を、記憶部103における位置算出結果104から抽出して、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S203)。差分の絶対値が基準値以上の場合(S204でYes)、処理はS210へ分岐し、差分の絶対値が基準値未満の場合(S204でNo)、処理はS205へ分岐する。
比較部101−iは、特定部102により特定された、監視対象物2に関する時刻(t−1)における位置情報を、記憶部103における位置特定結果105から抽出して、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S205)。差分の絶対値が基準値以上の場合(S206でYes)、処理はS207へ分岐し、差分の絶対値が基準値未満の場合(S206でNo)、処理はS209へ分岐する。比較部101−iは、特定部102により特定された、監視対象物2に関する時刻(t−2)における位置情報を、記憶部103における位置特定結果105から抽出して、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S207)。
差分の絶対値が基準値以上の場合(S208でYes)、処理はS210へ分岐し、差分の絶対値が基準値未満の場合(S208でNo)、処理はS209へ分岐する。比較部101−iは、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報を有効と判断し(S209)、処理はS105へ戻る。比較部101−iは、算出部100−iから受信した時刻tにおける位置情報を無効と判断し(S210)、処理はS105へ戻る。
ここから、図2のフローチャートに戻って説明する。
位置情報が有効な場合(S106でYes)、処理はS107へ分岐し、位置情報が無効な場合(S106でNo)、処理はS108へ分岐する。比較部101−iは、時刻tにおける位置情報を特定部102に送信する(S107)。比較部101−iは、時刻tにおける位置情報を破棄する(S108)。i=1〜3について、S101からのループ動作が終了した後、処理はS110へ進む(S109)。
特定部102は、比較部101−1乃至101−3から受信した時刻tにおける位置情報を基に、監視対象物2の位置を特定し、特定結果を記憶部103に送信する(S110)。記憶部103は、特定部102から受信した特定結果を、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置特定結果105として格納し(S111)、全体の処理は終了する。
本実施形態には、複数の撮影機器によって撮影された画像から、監視対象物に関する位置情報を高精度に算出する効果がある。その理由は、比較部101−iが、各撮影機器によって撮影された画像から算出された監視対象物の位置情報と、位置算出結果104、及び、位置特定結果105における位置情報との差分を比較し、比較結果が所定の基準を満たさない場合、その撮影機器によって撮影された画像から算出された位置情報を破棄するからである。
複数の撮影機器のいずれかによって撮影された画像に不具合がある場合、その画像から算出した監視対象物の位置情報の誤差は大きくなり、特定部102がその誤差の大きい位置情報を使用すると、監視対象物に関する位置の特定結果は、精度の悪いものとなる。
例えば、監視対象物が歩く人である場合、人が高速で移動することはあり得ず、人が単位時間に移動する距離には上限がある。もし、ある撮影機器によって撮影された画像から算出された、監視対象物に関する位置情報から算出した監視対象物の移動距離が、上述の上限を超えている場合、その撮影機器によって撮影された画像に不具合があり、算出部が誤った位置情報を算出した可能性が高い。
本実施形態では、記憶部103が、複数の撮影機器によって撮影された画像から算出された監視対象物に関する周期時間毎の位置情報を記憶する。そして、比較部101−iが、1周期時間前や2周期時間前の位置情報と現在の位置情報との差分と、上述した移動の上限値を基に、不具合のある位置情報を破棄することで、特定部102が高い精度で監視対象物の位置を特定することが可能となる。
また、本実施形態では、比較部101−iは、位置算出結果104のみならず、位置特定結果105も上述した比較のために参照する。位置算出結果104には、場合によっては、精度のあまり高くない位置情報を包含している可能性があり、比較部101が位置特定結果105も参照することで、特定部102が特定した位置特定結果の精度をさらに高めることが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本願発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本願発明の第2の実施形態に係る位置管理システムの構成を示すブロック図である。
位置管理システム1は、位置管理装置10と、撮影機器20−1とを備えている。位置管理装置10は、算出部100−1と、比較部101−1と、記憶部103とを備えている。算出部100−1は、撮影機器20−1が周期的に撮影した監視対象物2に、監視対象物識別情報を付与し、監視対象物2に関する位置情報を、監視対象物2を撮影した撮影画像から算出する。記憶部103は、上述の位置情報を、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置算出結果104として記憶する。
比較部101−1は、監視対象物2について、現在の位置情報の値と、記憶部103に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の撮影時刻における位置情報の値との差分の絶対値を、所定の基準値と比較する。そして、比較部101−1は、少なくとも何れか1つの上述の撮影時刻における、差分の絶対値が基準値未満である場合、現在の位置情報を出力する。
比較部101−1は、位置算出結果104から抽出したデータについて、撮影機器20−1から抽出された時刻tにおけるX座標、Y座標との差分の絶対値を算出し、基準値α及びβとの比較を行う。比較部101−1における、監視対象物2の位置情報に関する個々の有効性判定動作は、第一の実施形態と同様である。
次に図8のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。
撮影機器20−1は、時刻tに監視対象物2を撮影した撮影画像を、算出部100−1に送信する(S301)。算出部100−1は、監視対象物2を識別する識別情報を付与し、監視対象物2に関する位置情報を、撮影機器20−1の撮影画像から算出し、算出結果を比較部101−1と記憶部103に送信する(S302)。記憶部103は、算出部100−1から受信した監視対象物2に関する時刻tにおける位置情報を、撮影機器20−1を識別する識別情報、監視対象物2を識別する識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて、位置算出結果104として格納する(S303)。比較部101−1は、監視対象物2に関する時刻(t−1)における位置情報を、記憶部103における位置算出結果104から抽出して、算出部100−1から受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S304)。
差分の絶対値が基準値以上の場合(S305でYes)、処理はS306へ分岐し、差分の絶対値が基準値未満の場合(S305でNo)、処理はS308へ分岐する。比較部101−1は、監視対象物2に関する時刻(t−2)における位置情報を、記憶部103における位置算出結果104から抽出して、算出部100−1から受信した時刻tにおける位置情報との差分の絶対値を算出し、基準値と比較する(S306)。差分の絶対値が基準値以上の場合(S307でYes)、比較部101−1は、時刻tにおける位置情報を破棄し(S309)、全体の処理は終了する。差分の絶対値が基準値未満の場合(S307でNo)、比較部101−1は、時刻tにおける位置情報を出力し(S308)、全体の処理は終了する。
本実施形態には、撮影機器によって撮影された画像から、監視対象物に関する位置情報を高精度に算出をする効果がある。その理由は、比較部101−1が、撮影機器によって撮影された画像から算出された監視対象物に関する位置情報と、位置算出結果104における位置情報との差分を比較し、比較結果が所定の基準を満たさない場合、撮影機器によって撮影された画像から算出された位置情報を破棄するからである。
比較部101−1が出力した位置情報は、例えば、第一の実施形態と同様に、監視対象物に関する位置情報を特定するために使用され、比較部101−1が誤差の大きい位置情報を破棄することで、位置の特定における精度の低下を回避することが可能となる。
<ハードウェア構成例>
上述した実施形態において図1、及び、図7に示した各部は、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の模範的な実施形態に係る位置管理装置を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図9は、図1、及び、図7に示した情報処理装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図9に示した情報処理装置900は、CPU901(Central_Processing_Unit)、ROM902(Read_Only_Memory)、RAM903(Random_Access_Memory)、ハードディスク904(記憶装置)、外部装置との通信インタフェース905(Interface:以降、「I/F」と称する)、CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記憶媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、及び、入出力インタフェース909を備え、これらの構成がバス906(通信線)を介して接続された一般的なコンピュータである。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図9に示した情報処理装置900に対して、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図7)或いはフローチャート(図2、図3、図8)の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給した後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性の記憶メモリ(RAM903)またはハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、CD−ROM等の各種記憶媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記憶媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2012年7月2日に出願された日本出願特願2012−148404を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 位置管理システム
2 監視対象物
10 位置管理装置
100−1乃至100−3 算出部
101−1乃至101−3 比較部
102 特定部
103 記憶部
104 位置算出結果
105 位置特定結果
106 判定結果一覧
20−1乃至20−3 撮影機器
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク
905 通信インタフェース
906 バス
907 記憶媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (7)

  1. 撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出する算出手段と、
    前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶手段に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との第1の差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第1の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第1の場合は現在の前記位置情報を破棄し、前記第1の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する比較手段と、
    を備える位置管理装置。
  2. 複数の前記撮影機器によって撮影された前記撮影画像を各々入力する複数の前記算出手段と、
    複数の前記算出手段が算出した前記位置情報を各々入力する複数の前記比較手段と、
    複数の前記比較手段から出力された前記位置情報を統合して、前記監視対象物の位置を特定した位置特定情報を出力する特定手段と、をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記位置特定情報を、前記監視対象物識別情報、及び、前記撮影時刻に関連付けて記憶し、
    前記比較手段は、前記第1の場合と異なる場合において、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶手段に記憶された、前記1周期前、及び、前記2周期前の前記撮影時刻における前記位置特定情報の値との第2の差分の絶対値を、前記基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第2の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第2の場合は現在の前記位置情報を破棄し、前記第2の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する
    請求項1に記載の位置管理装置。
  3. 請求項1またはに記載の位置管理装置と、前記撮影機器とを包含する位置管理システム。
  4. 撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出し、
    前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶域に記憶し、
    前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との第1の差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第1の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第1の場合は、現在の前記位置情報を破棄し、前記第1の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する
    位置管理方法。
  5. 複数の前記撮影機器によって撮影された前記撮影画像を各々入力し、
    複数の前記撮影機器によって撮影された前記撮影画像から算出した前記位置情報を各々入力し、
    複数の前記位置情報を統合して、前記監視対象物の位置を特定した位置特定情報を出力し、
    前記位置特定情報を、前記監視対象物識別情報、及び、前記撮影時刻に関連付けて前記記憶域に記憶し、
    前記第1の場合と異なる場合において、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、前記1周期前、及び、前記2周期前の前記撮影時刻における前記位置特定情報の値との第2の差分の絶対値を、前記基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第2の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第2の場合は現在の前記位置情報を破棄し、前記第2の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する
    請求項4に記載の位置管理方法。
  6. 撮影機器が周期的に撮影した監視対象物に、監視対象物識別情報を付与し、前記監視対象物に関する位置情報を、前記監視対象物を撮影した撮影画像から算出する算出処理と、
    前記位置情報を、前記監視対象物識別情報、及び、撮影時刻に関連付けて記憶域に記憶する記憶処理と、
    前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、現在から1周期前、及び、2周期前の前記撮影時刻における前記位置情報の値との第1の差分の絶対値を、所定の基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第1の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第1の場合は現在の前記位置情報を破棄し、前記第1の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する比較処理と、
    をコンピュータに実行させる位置管理プログラム。
  7. 複数の前記撮影機器によって撮影された前記撮影画像を各々入力する複数の前記算出処理と、
    複数の前記算出処理が算出した前記位置情報を各々入力する複数の前記比較処理と、
    複数の前記比較処理から出力された前記位置情報を統合して、前記監視対象物の位置を特定した位置特定情報を出力する特定処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記記憶処理は、前記位置特定情報を、前記監視対象物識別情報、及び、前記撮影時刻に関連応付けて記憶域に記憶し、
    前記比較処理は、前記第1の場合と異なる場合において、前記監視対象物について、現在の前記位置情報の値と、前記記憶域に記憶された、前記1周期前、及び、前記2周期前の前記撮影時刻における前記位置特定情報の値との第2の差分の絶対値を、前記基準値と比較をして、前記1周期前及び前記2周期前の前記撮影時刻における、前記第2の差分の絶対値がいずれも前記基準値以上である第2の場合は現在の前記位置情報を破棄し、前記第2の場合と異なる場合、前記現在の前記位置情報を出力する
    請求項6に記載の位置管理プログラム。
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