JP6007620B2 - 中継装置、ストレージシステムおよび中継装置の制御方法 - Google Patents

中継装置、ストレージシステムおよび中継装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、中継装置、ストレージシステムおよび中継装置の制御方法に関する。
ファイバチャネル(Fibre Channel。以下、「FC」と略称する。)は、ストレージ装置とサーバ装置などのコンピュータとが接続されたSAN(Storage Area Network)において使用される代表的な通信規格である。FCを用いたSANにおいては、一般的に、サーバ装置とストレージ装置との接続にFCスイッチが使用されている。
FCスイッチにおけるアクセス制御技術として、FCスイッチのポートをゾーンという単位でグループ化し、ゾーンに含まれるポート間でのアクセスのみを許可する「ポートゾーニング」という技術がある。ポートゾーニングには、接続されるデバイスに依存せずに設定が可能になるというメリットがある。
なお、ポートゾーニングを用いたFCスイッチの一例として、ストレージ装置側の物理ポートを仮想的にグループ化し、FCスイッチ内の負荷状況に応じて、アクセス経路におけるグループ内の物理ポートを切り替えるようにしたものがある。
一方、スイッチにおける誤接続の自動修正方法の例として、2入力2出力の光スイッチにおいて、受信手段の受信レベル状態が所定レベル以下か受信信号の同期が未確実であるとき、スイッチの切り替えを初期状態から反転するものがある。
特開2003−330762号公報 特開2007−304896号公報 特開2005−51750号公報
ポートゾーニングの設定がなされたFCスイッチでは、ゾーンに含まれるポートに接続する機器の間違いが発生すると、意図しない機器同士のアクセスが許可されてしまう。このため、例えば、サーバ装置から所望のストレージ装置にアクセスできない、あるいは、ストレージ装置内のデータが破壊されるなどの事態が発生する可能性がある。
1つの側面では、本発明は、機器の誤接続を防止することが可能な中継装置、ストレージシステムおよび中継装置の制御方法を提供することを目的とする。
1つの案では、複数の機器間で送受信されるデータを中継する中継装置が提供される。この中継装置は、入力部、設定部および通信制御部を有する。入力部は、第1の機器と、第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受ける。設定部は、中継装置の各通信ポートに接続されている機器を判別し、機器グループ情報に登録されている第1の機器および第2の機器が中継装置に接続されているとき、第1の機器および第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する。通信制御部は、ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する。
また、1つの案では、上記の中継装置と、複数の情報処理装置と、複数の記憶装置とを備えるストレージシステムが提供される。
さらに、1つの案では、上記の中継装置の制御方法が提供される。
1態様によれば、中継装置、ストレージシステムおよび中継装置の制御方法において、機器の誤接続を防止できる。
第1の実施の形態に係る中継装置の構成例および動作例を示す図である。 第2の実施の形態に係るストレージシステムの構成例を示す図である。 FCスイッチのハードウェア構成例を示す図である。 管理端末のハードウェア構成例を示す図である。 FCスイッチの交換作業の参考例を示す図である。 FCスイッチの取り外し作業時の処理例を示す図である。 FCスイッチの組み込み作業時の処理例を示す図である。 FCスイッチの処理機能の例を示すブロック図である。 接続設定テーブルのアップロード処理例を示すフローチャートである。 FCスイッチの初期設定処理例を示すフローチャートである。 ゾーニング設定処理例を示すフローチャートである。 機器のリンクアップを検出した場合の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る中継装置の構成例および動作例を示す図である。
中継装置10は、複数の機器間で送受信されるデータを中継する装置である。中継装置10は、それぞれに機器を接続可能な通信ポートを複数備える。また、中継装置10には、それぞれに複数の通信ポート(例えば2つの通信ポート)が登録されるポートグループ情報が設定される。そして、中継装置10は、ポートグループ情報に設定された通信ポート間のデータ送受信を許可する。これにより、ポートグループ情報に設定された各通信ポートに接続された機器間で、データを送受信することが可能になる。
中継装置10は、入力部11、設定部12および通信制御部13を有する。
入力部11は、第1の機器と、この第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受ける。機器グループ情報は、例えば、中継装置を交換する際に、交換前の中継装置によって生成される。また、入力部11は、機器グループ情報を、例えば、外部の管理装置から受信する。あるいは、入力部11は、機器グループ情報を、可搬型の記録媒体から読み込む。
設定部12は、中継装置10に現在接続されている機器を判別する。そして、設定部12は、機器グループ情報に登録されている第1の機器および第2の機器が中継装置10に接続されているとき、第1の機器および第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する。これにより、機器グループ情報によってデータの送受信が許可されている各機器が接続された通信ポートが、1つのポートグループ情報に対応付けて設定される。
通信制御部13は、設定されたポートグループ情報に基づいて、通信ポート間のデータ送受信を制御する。すなわち、通信制御部13は、ポートグループ情報に設定された各通信ポート間のデータ送受信を許可する。
上記処理により、中継装置10は、機器グループ情報によってデータの送受信が許可されている各機器が接続された通信ポート同士で、データの送受信を許可する。このため、中継装置10は、機器がどの通信ポートに接続されているかに関係なく、許可された機器間のみでデータを送受信する。従って、機器の誤接続が防止される。
次に、中継装置が交換される場合を例に挙げて、中継装置の動作について説明する。ここでは、図1の下側に示すように、機器#A〜#Dが接続された中継装置10aを、新しい中継装置10に交換するものとする。
交換前の古い中継装置10aでは、図示しないポートグループ情報に基づいて、通信ポート#0と通信ポート#1との間のデータ送受信が許可され、通信ポート#2と通信ポート#3との間のデータ送受信が許可されているものとする。また、通信ポート#0には機器#Aが接続され、通信ポート#1には機器#Cが接続され、通信ポート#2には機器#Bが接続され、通信ポート#3には機器#Dが接続されているものとする。従って、機器#Aは、中継装置10aを介して機器#Cと通信可能であり、機器#Bは、中継装置10aを介して機器#Dと通信可能になっている。
中継装置10aは、交換時において、データの送受信が許可されている第1の機器および第2の機器の識別情報が登録された機器グループ情報を生成して出力する。図1の例では、中継装置10aは、機器#A,#Cが登録された機器グループ情報21aと、機器#B,#Dが登録された機器グループ情報21bとを生成する。
一方、新しい中継装置10の入力部11は、古い中継装置10aによって生成された機器グループ情報21a,21bの入力を受ける(ステップS1)。中継装置10の設定部12は、中継装置10に現在接続されている機器の識別情報を、通信ポートごとに判別する。
ここで、中継装置10においては、通信ポート#0に機器#Bが接続され、通信ポート#1に機器#Cが接続され、通信ポート#2に機器#Aが接続され、通信ポート#3に機器#Dが接続されているものとする。すなわち、中継装置10においては、作業者による接続作業の間違いなどによって、機器#A,#Bがそれぞれ接続する通信ポートの識別番号が、交換前の中継装置10aとは異なっている。
中継装置10の設定部12は、接続されている機器を通信ポートごとに判別して、上記のような通信ポートと接続された機器との対応を認識する(ステップS2)。設定部12は、接続されている機器と、機器グループ情報21a,21bに登録されている機器とを比較する。設定部12は、機器グループ情報21a,21bに登録されている第1の機器および第2の機器が中継装置10に接続されているとき、第1の機器および第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する(ステップS3)。
図1の例では、設定部12は、機器グループ情報21aに登録されている機器#A,#Cが中継装置10に接続されていると判定し、機器#A,#Cがそれぞれ接続されている通信ポート#2,#1をポートグループ情報22aに登録する。また、設定部12は、機器グループ情報21bに登録されている機器#B,#Dが中継装置10に接続されていると判定し、機器#B,#Dがそれぞれ接続されている通信ポート#0,#3をポートグループ情報22bに登録する。
通信制御部13は、ポートグループ情報22a,22bに基づいて、通信ポート間のデータ送受信を制御する(ステップS4)。具体的には、通信制御部13は、ポートグループ情報22aに基づき、通信ポート#2と通信ポート#1との間のデータ送受信を許可する。これにより、中継装置の交換前と同様に、機器#Aと機器#Cとの間の通信が可能になる。また、通信制御部13は、ポートグループ情報22bに基づき、通信ポート#0と通信ポート#3との間のデータ送受信を許可する。これにより、中継装置の交換前と同様に、機器#Bと機器#Dとの間の通信が可能になる。
以上の処理により、機器の接続先の通信ポートが交換前の中継装置10aとは異なるにもかかわらず、中継装置10は、機器グループ情報21a,21bにおいて許可された機器間でデータを送受信することが可能になる。仮に、交換前の中継装置10aにおけるポートグループ情報(通信ポート#0,#1が登録されたポートグループ情報と、通信ポート#2,#3が登録されたポートグループ情報)を交換後の中継装置10にそのまま設定した場合、中継装置10は、誤った機器間でのデータの送受信を許可してしまう。上記の入力部11、設定部12および通信制御部13の処理により、このような事態の発生が防止される。
〔第2の実施の形態〕
次に、上記の中継装置1の処理をFCスイッチに適用した場合の実施の形態について説明する。
図2は、第2の実施の形態に係るストレージシステムの構成例を示す図である。ストレージシステム100は、複数のサーバ装置110、複数のストレージ装置120およびFCスイッチ200を備える。また、FCスイッチ200には、管理端末300を接続可能になっている。
各サーバ装置110とFCスイッチ200との間、および各ストレージ装置120とFCスイッチ200との間は、FCケーブルによって接続されている。各サーバ装置110は、FCスイッチ200を介して、複数のストレージ装置120のうちの少なくとも1つにアクセス可能になっている。FCスイッチ200は、各サーバ装置110と、各ストレージ装置120との間のデータの送受信を、ポートゾーニングを利用して中継する。
各ストレージ装置120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの単体の記憶装置、複数のHDDまたはSSDが搭載されたディスクアレイ装置、磁気テープのドライブ装置やテープカートリッジの搬送機構などを備えるテープライブラリ装置などとして実現される。
管理端末300は、例えば、保守作業者が、FCスイッチ200に対する各種の設定操作や処理の実行要求操作を行うための端末装置である。管理端末300は、例えば保守作業時などの必要な場合のみ、FCスイッチ200に接続されてもよい。後述するように、管理端末300は、FCスイッチを交換する際に、交換前のFCスイッチから設定情報を取得して記憶し、交換後のFCスイッチに対して設定情報を転送する処理を実行可能である。
図3は、FCスイッチのハードウェア構成例を示す図である。FCスイッチ200は、プロセッサ201によって装置全体が制御されている。プロセッサ201には、バス206を介して、RAM(Random Access Memory)202、不揮発メモリ203、LAN(Local Area Network)インタフェース204およびASIC(Application Specific Integrated Circuit)205が接続されている。
プロセッサ201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASICまたはPLD(Programmable Logic Device)である。プロセッサ201は、マルチプロセッサであってもよい。また、プロセッサ201は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM202は、FCスイッチ200の主記憶装置として使用される。RAM202には、プロセッサ201に実行させる各種ファームウェアの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM202には、プロセッサ201による処理に必要な各種データが格納される。
不揮発メモリ203は、例えば、フラッシュメモリまたはHDDである。不揮発メモリ203は、FCスイッチ200の補助記憶装置として使用される。不揮発メモリ203には、プロセッサ201が実行する各種ファームウェアや、ファームウェアの実行に必要な各種データが格納される。
LANインタフェース204は、LANを介して外部の機器との間でデータを送受信する。本実施の形態では、LANインタフェース204には管理端末300が接続される。
ASIC205は、スイッチ回路211および不揮発メモリ212を備えている。
スイッチ回路211には、複数のFCポート213が接続されている。スイッチ回路211は、不揮発メモリ212に設定された情報に基づいて、FCポート213に接続された機器間で送受信されるデータのスイッチングを行う。また、スイッチ回路211は、プロセッサ201からの指示に応じて、FCポート213に接続された機器と通信する機能も備える。例えば、スイッチ回路211は、プロセッサ201からの指示に応じて、FCポート213に接続された機器に付与されたWWN(World Wide Name)を取得してプロセッサ201に通知することができる。
不揮発メモリ212には、プロセッサ201の処理によって、スイッチ回路211の処理に必要な各種のデータが格納される。後述するように、不揮発メモリ212には、ポートゾーニングのための設定情報であるゾーニング設定テーブルが格納される。
図4は、管理端末のハードウェア構成例を示す図である。管理端末300は、図4に示すようなコンピュータとして実現可能である。
管理端末300は、プロセッサ301によって装置全体が制御されている。プロセッサ301には、バス308を介してRAM302と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ301は、例えば、CPU、MPU、DSP、ASIC、またはPLDである。プロセッサ301は、マルチプロセッサであってもよい。またプロセッサ301は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM302は、管理端末300の主記憶装置として使用される。RAM302には、プロセッサ301に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM302には、プロセッサ301による処理に必要な各種データが格納される。
バス308に接続されている周辺機器としては、HDD303、グラフィック処理装置304、入力インタフェース305、光学ドライブ装置306およびLANインタフェース307がある。
HDD303は、管理端末300の補助記憶装置として使用される。HDD303には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置304には、モニタ304aが接続されている。グラフィック処理装置304は、プロセッサ301からの命令に従って、画像をモニタ304aの画面に表示させる。モニタ304aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入力インタフェース305には、例えば、キーボード305aとマウス305bとが接続されている。入力インタフェース305は、キーボード305aやマウス305bから送られてくる信号をプロセッサ301に送信する。なお、マウス305bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
光学ドライブ装置306は、レーザ光などを利用して、光ディスク306aに記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク306aは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク306aには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。
LANインタフェース307は、LANを通じて外部の機器との間でデータを送受信する。本実施の形態では、LANインタフェース307はFCスイッチ200に接続される。
以上のハードウェア構成によって、管理端末300を実現することができる。なお、各サーバ装置110についても、図4と同様のハードウェア構成を有するコンピュータとして実現可能である。
次に、FCスイッチを交換する際の設定作業について説明する。まず、図5は、FCスイッチの交換作業の参考例を示す図である。この図5を用いて、FCスイッチを交換する際の設定作業の問題点について説明する。
図5において、FCスイッチ401には、WWNが「SV0」であるサーバ装置(以下、「サーバ装置SV0」と呼ぶ。)と、WWNが「SV1」であるサーバ装置(以下、「サーバ装置SV1」と呼ぶ。)と、WWNが「ST0」であるストレージ装置(以下、「ストレージ装置ST0」と呼ぶ。)と、WWNが「ST1」であるストレージ装置(以下、「ストレージ装置ST1」と呼ぶ。)が接続されている。
サーバ装置SV0は、ポート番号が「P0」のFCポート(以下、「FCポートP0」と呼ぶ。)に接続されている。サーバ装置SV1は、ポート番号が「P2」のFCポート(以下、「FCポートP2」と呼ぶ。)に接続されている。ストレージ装置ST0は、ポート番号が「P1」であるFCポート(以下、「FCポートP1」と呼ぶ。)に接続されている。ストレージ装置ST1は、ポート番号が「P3」であるFCポート(以下、「FCポートP3」と呼ぶ。)に接続されている。
また、FCスイッチ401は、ポートゾーニングによるアクセス制御が可能である。FCスイッチ401には、ポートゾーニングのための設定情報の例として、ゾーニング設定テーブル410が登録されている。ゾーニング設定テーブル410には、相互にアクセスを許可するFCポートのポート番号のペアを含むゾーニング情報が、1つ以上登録されている。そして、FCスイッチ401は、ゾーニング設定テーブル410を参照し、各ゾーニング情報に登録された2つのFCポート間を導通させる。
図5の例では、ゾーニング設定テーブル410には、「P0,P1」を含むゾーニング情報と、「P2,P3」を含むゾーニング情報が、FCスイッチ401に登録されている。FCスイッチ401はこのようなゾーニング設定テーブル410に基づき、FCポートP0とFCポートP1とを導通させ、FCポートP2とFCポートP3とを導通させる。これにより、サーバ装置SV0はストレージ装置ST0にアクセス可能になり、サーバ装置SV1はストレージ装置ST1にアクセス可能になる。
このようなポートゾーニングの設定は、FCポートに接続される機器に依存しない。このため、例えば、FCスイッチを交換する際、新規のFCスイッチに対して、機器を接続する前にポートゾーニングの設定をしておくことができる、あるいは、FCポートに接続された機器を交換してもポートゾーニングの設定変更の必要がない、といったメリットがある。
しかしながら、交換後のFCスイッチに対して機器を接続する際に、接続先のFCポートが間違ってしまうと、意図しない機器同士のアクセスが可能になってしまうという問題がある。ここで、図5のFCスイッチ401を新たなFCスイッチ402に交換する作業を例に挙げて説明する。
保守作業者は、例えば、管理端末420を操作することで、FCスイッチ401に設定されていたゾーニング設定テーブル410を、管理端末420に転送させて記憶させる。そして、保守作業者は、管理端末420に記憶されたゾーニング設定テーブル410を、新たなFCスイッチ402に転送して設定する。これにより、FCスイッチ402は、交換前のFCスイッチ401と同様に、FCポートP0とFCポートP1とを導通させ、FCポートP2とFCポートP3とを導通させる。
このように、交換前のFCスイッチ401に設定されていたゾーニング設定テーブル410を、交換後のFCスイッチ402にそのまま設定できるようにすることで、交換の際の設定作業の効率が上がるとともに、設定の確実性が向上する。
ここで、保守作業者が、FCポートP0に接続すべきサーバ装置SV0をFCポートP2に接続し、FCポートP2に接続すべきサーバ装置SV1をFCポートP0に接続してしまったものとする。この状態でストレージシステムの運用が開始されると、サーバ装置SV0は、本来のアクセス先であるストレージ装置ST0にはアクセス不能になるとともに、ストレージ装置ST1にアクセス可能になってしまう。また、サーバ装置SV1は、本来のアクセス先であるストレージ装置ST1にはアクセス不能になるとともに、ストレージ装置ST0にアクセス可能になってしまう。このため、本来のアクセス先のストレージ装置にアクセスできなくなる、あるいは、本来アクセスすべきでないストレージ装置のデータが誤って失われる、といった問題が発生し得る。
このような誤接続を防止するために、保守作業者は、各機器が正しいFCポートに接続されているかを目視によって確認するが、このような作業は保守作業者の大きな負担となる。特に、百以上といった多数のFCポートを備えるFCスイッチにおいては、このような接続先の確認作業は膨大なものとなる。
これに対して、本実施の形態のFCスイッチ200は、ゾーニング情報に登録された各FCポートに接続されている機器のWWNを、機器ペア情報として管理端末300にアップロードする機能を供える。そして、FCスイッチ200は、新たな装置としてストレージシステムに組み込まれる際に、管理端末300から機器ペア情報をダウンロードするとともに、現在各FCポートに接続されている機器のWWNを取得する。FCスイッチ200は、機器ペア情報に登録された各機器が接続されているFCポートのポート番号によってゾーニング情報を生成して、ゾーニング設定テーブルに登録する。これにより、FCスイッチ200は、各機器が接続されたFCポートの位置に関係なく、交換前と同じ機器同士が接続されるようにゾーニング設定テーブルを自動設定する。
次に、図6および図7を用いて、本実施の形態のFCスイッチ200を用いた交換作業時における処理例について説明する。ここでは、図6に示すFCスイッチ200aを、図7に示すFCスイッチ200bに交換する例を示す。なお、FCスイッチ200a,200bは、同様の構成であるものとする。
図6は、FCスイッチの取り外し作業時の処理例を示す図である。
図6に示すFCスイッチ200aにおいては、図5に示したFCスイッチ401と同様に、FCポートP0にサーバ装置SV0が接続され、FCポートP2にサーバ装置SV1が接続され、FCポートP1にストレージ装置ST0が接続され、FCポートP3にストレージ装置ST1が接続されている。
また、FCスイッチ200aには、ゾーニング設定テーブル221aが設定されている。ゾーニング設定テーブル221aには、「P0,P1」および「P2,P3」をそれぞれ含むゾーニング情報が登録されている。FCスイッチ200aのスイッチ回路211(図3参照)は、このゾーニング設定テーブル221aに基づき、FCポートP0とFCポートP1とを導通させ、FCポートP2とFCポートP3とを導通させる。これにより、サーバ装置SV0はストレージ装置ST0にアクセス可能になっており、サーバ装置SV1はストレージ装置ST1にアクセス可能になっている。
ここで、FCスイッチ200aを取り外して、新たなFCスイッチ200bに交換するものとする。FCスイッチ200aは、管理端末300からの指示に応じて、次のような手順で接続設定テーブル231aを作成して、管理端末300にアップロードする。
FCスイッチ200aは、FCポートごとに、接続されている機器からその機器のWWNを取得する。FCスイッチ200aは、例えば、取得したWWNをFCポートのポート番号に対応付けて、接続機器情報232aに一時的に登録する。FCスイッチ200aは、設定されているゾーニング設定テーブル221aと、接続機器情報232aとを基に、接続設定テーブル231aを作成する。
具体的には、FCスイッチ200aは、ゾーニング情報に含まれる各ポート番号に対応付けられたWWNを、接続機器情報232aから取得する。FCスイッチ200aは、ゾーニング情報と、そのゾーニング情報に含まれる各ポート番号に対応付けられた2つのWWNを含む機器ペア情報とを対応付けて、接続設定テーブル231aを作成する。
図6の例では、接続設定テーブル231aには、「P0,P1」を含むゾーニング情報に対して「SV0,ST0」を含む機器ペア情報が対応付けられ、「P1,P2」を含むゾーニング情報に対して「SV1,ST1」を含む機器ペア情報が対応付けられる。ここで、「SV0,ST0」を含む機器ペア情報は、FCスイッチの交換前の時点で、サーバ装置SV0とストレージ装置ST0との間のアクセスが許可されていることを示す。また、「SV1,ST1」を含む機器ペア情報は、FCスイッチの交換前の時点で、サーバ装置SV1とストレージ装置ST0との間のアクセスが許可されていることを示す。
なお、上記の接続設定テーブル231aは、例えば、ゾーニング設定テーブル221aがFCスイッチ200aに設定される時点であらかじめ作成されて、FCスイッチ200a内に記録されていてもよい。この場合、FCスイッチ200aは、記録されている接続設定テーブル231aを管理端末300にアップロードする。
図7は、FCスイッチの組み込み作業時の処理例を示す図である。この図7は、図6のFCスイッチ200aを取り外して、新たなFCスイッチ200bを組み込む作業時の処理を示すものである。
FCスイッチ200bは、管理端末300からの指示に応じて、管理端末300に格納された接続設定テーブル231aをダウンロードする。なお、接続設定テーブル231aのダウンロードは、FCスイッチ200bの各FCポートに機器が接続される前に行われてもよいし、あるいは機器が接続された後に行われてもよい。
これ以後の処理は、基本的に、FCスイッチ200bの各FCポートに対して機器が接続された後に実行される。ただし、図7の例では、サーバ装置SV0はFCポートP0ではなくFCポートP2に接続され、サーバ装置SV1はFCポートP2ではなくFCポートP0に接続されたものとする。なお、交換前と同様に、ストレージ装置ST0はFCポートP1に接続され、ストレージ装置ST1はFCポートP3に接続されたものとする。
FCスイッチ200bは、FCポートごとに、接続されている機器からその機器のWWNを取得する。FCスイッチ200bは、例えば、取得したWWNをFCポートのポート番号に対応付けて、接続機器情報232bに一時的に登録する。
FCスイッチ200bは、ダウンロードした接続設定テーブル231aと、接続機器情報232bとに基づいて、ゾーニング設定テーブル221bを設定する。FCスイッチ200bは、接続設定テーブル231aの機器ペア情報に含まれる各WWNが示す機器が、どのFCポートに接続されているかを、接続機器情報232bから判別する。そして、FCスイッチ200bは、機器ペア情報に登録された各機器が接続されているFCポートのポート番号を、新たなゾーニング情報に含めてゾーニング設定テーブル221bに設定する。
図7の例では、FCスイッチ200bは、「SV0,ST0」を含む機器ペア情報に基づき、サーバ装置SV0が接続されているFCポートのポート番号「P2」と、ストレージ装置ST0が接続されているFCポートのポート番号「P1」とを含めたゾーニング情報を作成して、ゾーニング設定テーブル221bに設定する。また、FCスイッチ200bは、「SV1,ST1」を含む機器ペア情報に基づき、サーバ装置SV1が接続されているFCポートのポート番号「P0」と、ストレージ装置ST1が接続されているFCポートのポート番号「P3」とを含めたゾーニング情報を作成して、ゾーニング設定テーブル221bに設定する。
FCスイッチ200bのスイッチ回路211は、設定されたゾーニング設定テーブル221bに基づいて、FCポート間のアクセスを制御する。これにより、FCスイッチの交換前と同様に、サーバ装置SV0からストレージ装置ST0へのアクセスが許可され、サーバ装置SV1からストレージ装置ST1へのアクセスが許可される。すなわち、サーバ装置が接続されたFCポートの位置がFCスイッチの交換前と異なるにもかかわらず、FCスイッチの交換前にアクセスが許可されていた機器間でのみアクセス可能になる。
以上の図6および図7に示した処理により、保守作業者が機器の接続位置を確認しなくても機器間の誤接続が発生しなくなり、保守作業者は、高い作業効率で正確な交換作業を行うことができるようになる。
なお、上記の図6および図7では、ゾーニング情報と機器ペア情報とが対応付けられた接続設定テーブル231aが、管理端末300にアップロードされて、新たなFCスイッチ200bにダウンロードされるものとした。しかし、例えば、機器ペア情報のみが管理端末300にアップロードされて、新たなFCスイッチ200bにダウンロードされるようにしてもよい。
次に、図8は、FCスイッチの処理機能の例を示すブロック図である。FCスイッチ200は、入出力部241および設定制御部242を供える。入出力部241および設定制御部242の処理は、例えば、FCスイッチ200が供えるプロセッサ201が所定のファームウェアを実行することで実現される。
なお、図8において、入出力部241および設定制御部242は、それぞれ図1の入力部11および設定部12に対応する処理を実行する。また、スイッチ回路211は、図1の通信制御部13に対応する処理を実行する。
入出力部241は、管理端末300との間のインタフェース処理を実行する。例えば、入出力部241は、管理端末300からの指示を設定制御部242に通知する。また、入出力部241は、設定制御部242からの指示に応じて、管理端末300への接続設定テーブル231のアップロードや、管理端末300からの接続設定テーブル231のダウンロードを行う。
設定制御部242は、管理端末300にアップロードする接続設定テーブル231の作成や、管理端末300からダウンロードされた接続設定テーブル231に基づくゾーニング設定テーブル221およびポート設定テーブル222の設定を行う。
なお、設定制御部242は、接続設定テーブル231を不揮発メモリ203に格納し、接続機器情報232をRAM202に一時的に格納する。また、ゾーニング設定テーブル221は、設定制御部242によってASIC205内の不揮発メモリ212に登録され、スイッチ回路211によって参照される。ゾーニング設定テーブル221、接続設定テーブル231および接続機器情報232に登録される情報については、図6および図7で説明した通りである。
次に、FCスイッチ200の処理についてフローチャートを用いて説明する。まず、図9は、接続設定テーブルのアップロード処理例を示すフローチャートである。この図9の処理は、FCスイッチ200が他のFCスイッチに交換される際に、保守作業者によって操作される管理端末300からの指示に応じて実行される。
[ステップS11]設定制御部242は、接続設定テーブル231を作成するかを判定する。接続設定テーブル231を作成する場合にはステップS12の処理が実行され、作成しない場合にはステップS15の処理が実行される。
このステップS11では、設定制御部242は、例えば、すでに接続設定テーブル231が不揮発メモリ203に登録されている場合には、接続設定テーブル231を再設定せずにステップS15の処理を実行する。一方、設定制御部242は、接続設定テーブル231が不揮発メモリ203に登録されていない場合には、接続設定テーブル231を設定するためにステップS12の処理を実行する。ただし、設定制御部242は、例えば、保守作業者による操作に応じて管理端末300から再設定をするように指示された場合には、接続設定テーブル231が不揮発メモリ203に登録されている場合でも、接続設定テーブル231を再設定してもよい。
[ステップS12]設定制御部242は、ASIC205の不揮発メモリ212からゾーニング設定テーブル221を読み込む。
[ステップS13]設定制御部242は、スイッチ回路211を通じて各FCポートに接続されている機器にアクセスし、接続された各機器からWWNを取得する。設定制御部242は、各機器から取得したWWNと各機器が接続されたFCポートのポート番号とを対応付けて、接続機器情報232に登録する。
なお、ステップS12,S13の処理順は逆であってもよい。
[ステップS14]設定制御部242は、ゾーニング設定テーブル221と接続機器情報232とを基に接続設定テーブル231を作成する。設定制御部242は、接続設定テーブル231のゾーニング情報に含まれる2つのポート番号に対応付けられたWWNを、接続機器情報232から取得し、取得した2つのWWNを含めた機器ペア情報をゾーニング情報に対応付けて、接続設定テーブル231に登録する。設定制御部242は、ゾーニング設定テーブル221に設定されたすべてのゾーニング情報に対して機器ペア情報を対応付け、接続設定テーブル231に登録する。
[ステップS15]入出力部241は、設定制御部242からの指示に応じて、接続設定テーブル231を管理端末300へアップロードする。
図10は、FCスイッチの初期設定処理例を示すフローチャートである。
この図10の処理は、FCスイッチ200がストレージシステムに新たに組み込まれる際に実行されるものである。例えば、図10の処理は、FCスイッチ200の電源が最初に投入された際に実行される。なお、図10の処理は、FCスイッチ200にサーバ装置やストレージ装置などの機器が接続される前に実行されても、あるいは各機器が接続された後に実行されてもよい。
[ステップS21]入出力部241は、設定制御部242からの指示に応じて、管理端末300から接続設定テーブル231をダウンロードする。設定制御部242は、ダウンロードされた接続設定テーブル231を、不揮発メモリ203に格納する。
[ステップS22]設定制御部242は、ダウンロードに続けて、ポートゾーニングのための設定処理(ゾーニング設定処理)を実行するか否かを判定する。設定制御部242は、ゾーニング設定処理を実行する場合、ステップS23の処理を実行し、ゾーニング設定処理を現段階では実行しない場合には、処理を終了する。
なお、ゾーニング設定処理を実行するか否かは、例えば、管理端末300に対する保守作業者の操作入力に応じて決定される。
[ステップS23]設定制御部242は、ゾーニング設定処理を実行する。このステップS23では、次の図11に示す処理が実行される。
図11は、ゾーニング設定処理例を示すフローチャートである。この図11の処理は、例えば、FCスイッチ200の電源が投入された後に、管理端末300からの指示に応じて実行される。あるいは、図10のステップS23において実行される。
[ステップS31]設定制御部242は、スイッチ回路211を通じて各FCポートに接続されている機器にアクセスし、接続された各機器からWWNを取得する。設定制御部242は、各機器から取得したWWNと各機器が接続されたFCポートのポート番号とを対応付けて、接続機器情報232に登録する。
[ステップS32]設定制御部242は、不揮発メモリ203に格納された接続設定テーブル231から、未選択の機器ペア情報を1つ選択する。
[ステップS33]設定制御部242は、接続機器情報232を参照して、ステップS32で選択した機器ペア情報に登録されている2つの機器の両方が、現在FCスイッチ200に接続されているかを判定する。設定制御部242は、2つの機器が両方ともFCスイッチ200に接続されている場合には、ステップS34の処理を実行する。一方、設定制御部242は、2つの機器のうち少なくとも一方がFCスイッチ200に接続されていない場合には、ステップS36の処理を実行する。
[ステップS34]設定制御部242は、ステップS32で選択した機器ペア情報に登録された2つの機器が接続されているFCポートのポート番号と、接続設定テーブル231においてこの機器ペア情報に対応付けられたゾーニング情報に登録されているポート番号とが、すべて一致するかを判定する。設定制御部242は、ポート番号がすべて一致する場合には、ステップS36の処理を実行し、ポート番号が1つでも一致しない場合には、ステップS35の処理を実行する。
[ステップS35]設定制御部242は、ステップS32で選択した機器ペア情報に対応付けられているゾーニング情報を、この機器ペア情報に登録された2つの機器が現在接続されているFCポートのポート番号によって更新する。
[ステップS36]設定制御部242は、接続設定テーブル231に登録されたすべての機器ペア情報を選択済みかを判定する。設定制御部242は、未選択の機器ペア情報がある場合には、ステップS32に戻り、未選択の機器ペア情報を選択する。一方、設定制御部242は、すべての機器ペア情報を選択済みである場合には、ステップS37の処理を実行する。
[ステップS37]設定制御部242は、接続設定テーブル231と接続機器情報232とを参照し、現在FCスイッチ200に接続されている機器の中に、接続設定テーブル231内のいずれの機器ペア情報にも登録されていない機器があるかを判定する。設定制御部242は、機器ペア情報に登録されていない機器がある場合には、ステップS38の処理を実行し、機器ペア情報に登録されていない機器がない場合には、ステップS40の処理を実行する。
[ステップS38]設定制御部242は、機器ペア情報に登録されていない機器が接続されたFCポートの中に、接続設定テーブル231のいずれかのゾーニング情報に登録されているFCポートがあるかを判定する。設定制御部242は、ゾーニング情報に登録されているFCポートがある場合には、ステップS39の処理を実行し、ゾーニング情報に登録されているFCポートがない場合には、ステップS40の処理を実行する。
[ステップS39]設定制御部242は、接続設定テーブル231から、機器ペア情報に登録されていない機器が接続されたFCポートが登録されたゾーニング情報を選択する。設定制御部242は、選択したゾーニング情報に登録されたポート番号を消去して、そのゾーニング情報を空欄にする。これにより、機器ペア情報に登録されていない機器が接続されたFCポートは、ゾーニング設定テーブル221に設定されなくなり、機器ペア情報に登録されていない機器がFCスイッチ200を介して他の機器にアクセスすることが禁止される。
[ステップS40]接続設定テーブル231においてポート番号のペアが登録されているゾーニング情報を、不揮発メモリ212のゾーニング設定テーブル221に登録する。これにより、FCスイッチ200に接続されている機器のうち、1つの機器ペア情報に登録されている機器間でゾーンが構成されて、この機器間でのデータの送受信が可能になる。また、どの機器ペア情報にも登録されていない機器が接続されている場合、その機器が接続されたFCポートはゾーニング設定テーブル221に設定されない。このため、機器ペア情報によってアクセスが許可されていない機器は、FCスイッチ200を介してデータを送受信できなくなる。
図12は、機器のリンクアップを検出した場合の処理例を示すフローチャートである。
[ステップS51]スイッチ回路211は、いずれかのFCポートを通じて機器のリンクアップを検出すると、リンクアップが検出されたことと、リンクアップが検出されたFCポートのポート番号とを、設定制御部242に通知する。
[ステップS52]設定制御部242は、スイッチ回路211を通じて、リンクアップが検出されたFCポートに接続された機器にアクセスし、接続された機器のWWNを取得する。また、設定制御部242は、接続機器情報232に対し、接続された機器のWWNを、機器が接続されたFCポートのポート番号に対応付けて登録する。
[ステップS53]FCスイッチ200においては、動作モードとして、「初期設定モード」と「機器交換モード」のいずれかが設定可能になっている。なお、この動作モードは、保守管理者の操作入力に応じて管理端末300から指定され、例えば、FCスイッチの不揮発メモリ203に、どちらのモードに設定されているかを示す情報が記録される。
初期設定モードは、ゾーニング設定テーブル221を設定するための動作モードであり、例えば、図10に示した初期設定処理や図11に示したゾーニング設定処理において設定される動作モードである。例えば、図11に示したゾーニング設定処理を実行した後、必要な機器がFCスイッチ200にすべて接続されていない場合や、間違って接続された機器がFCスイッチ200から取り外された場合には、動作モードは初期設定モードのまま維持されて、図12の処理が実行される。
一方、機器交換モードは、ゾーニング設定テーブル221の設定が完了し、FCスイッチ200を含むストレージシステム100の通常運用が開始されるときに設定される。機器交換モードに設定された状態でステップS51のリンクアップが検出される状態とは、例えば、FCスイッチ200に接続されたいずれかの機器を取り外して、新たな機器に交換する場合である。
ステップS53において、設定制御部242は、現在設定されている動作モードを判定し、初期設定モードに設定されている場合には、ステップS54の処理を実行し、機器交換モードに設定されている場合には、ステップS60の処理を実行する。
[ステップS54]設定制御部242は、接続された機器のWWNが、設定テーブル231内のいずれかの機器ペア情報に登録されているかを判定する。設定制御部242は、WWNがいずれかの機器ペア情報に登録されている場合には、ステップS55の処理を実行し、WWNがどの機器ペア情報にも登録されていない場合には、ステップS59の処理を実行する。
[ステップS55]設定制御部242は、接続された機器のWWNが登録された機器ペア情報を参照し、その機器ペア情報に登録された他方のWWNが示す機器が現在FCスイッチ200に接続されているかを判定する。設定制御部242は、機器ペア情報に登録された他方のWWNが、接続機器情報232に登録されている場合に、他方のWWNが示す機器がFCスイッチ200に接続されていると判定する。
設定制御部242は、他方のWWNが示す機器がFCスイッチ200に接続されている場合には、ステップS56の処理を実行し、接続されていない場合には、処理を終了する。
[ステップS56]設定制御部242は、接続設定テーブル231において、接続された機器のWWNが登録されている機器ペア情報に対応付けられたゾーニング情報を参照する。設定制御部242は、ステップS51でリンクアップが検出されたFCポートのポート番号が、参照先のゾーニング情報に登録されているかを判定する。設定制御部242は、ポート番号がゾーニング情報に登録されている場合には、処理を終了し、登録されていない場合には、ステップS57の処理を実行する。
[ステップS57]設定制御部242は、接続設定テーブル231において、ステップS56で参照先としたゾーニング情報を、対応する機器ペア情報に登録された各機器が現在接続されているポート番号で更新する。さらに、設定制御部242は、ゾーニング設定テーブル221のゾーニング情報のうち、接続設定テーブル231における更新前のポート番号のペアが登録されていたゾーニング情報を、更新後のポート番号のペアに置き換えて更新する。
ここで、上記のステップS54〜S57の処理について、補足説明する。
図11に示したゾーニング設定処理では、登録された機器の少なくとも一方がFCスイッチ200に接続されていない機器ペア情報があった場合でも、その機器ペア情報に対応付けられたゾーニング情報はゾーニング設定テーブル212に設定される。例えば、接続設定テーブル231において、「SV1,ST1」を含む機器ペア情報に対して「P2,P3」を含むゾーニング情報が対応付けられている。そして、FCスイッチ200にはサーバ装置SV1のみ接続され、ストレージ装置ST1が接続されていないものとする。
このケースでは、図11のステップS33で「No」と判定されて、「P2,P3」を含むゾーニング情報が接続設定テーブル231にそのまま残る。そして、図11のステップS40において、「P2,P3」を含むゾーニング情報がゾーニング設定テーブル221に設定される。
この後に、ストレージ装置ST1がFCスイッチ200に接続された場合には、図12のステップS54で「Yes」と判定され、ステップS55で「Yes」と判定される。ここで、ストレージ装置ST1が接続される前の時点では、FCポートP3に機器が接続されていなかったものとする。
FCポートP3にストレージ装置ST1が接続された場合、ステップS56では「Yes」と判定される。この場合、ゾーニング設定テーブル221に設定されている「P2,P3」を含むゾーニング情報は正しいので、そのまま残される。一方、FCポートP3以外のFCポートにストレージ装置ST1が接続された場合、ステップS56では「No」と判定される。ストレージ装置ST1が例えばFCポートP4に接続されたものとすると、ステップS57では、ゾーニング設定テーブル221(および接続設定テーブル231)に設定されていた「P2,P3」を含むゾーニング情報は、「P2,P4」に更新される。
このようなステップS54〜S57の処理により、図11のゾーニング設定処理の後に、機器ペア情報に登録されている機器が新たに接続された場合、その機器ペア情報に対応するゾーニング情報が自動的にゾーニング設定テーブル221に登録され、機器ペア情報に登録された機器間での通信が可能になる。
なお、図11のゾーニング設定処理では、例えば、登録された機器の少なくとも一方がFCスイッチ200に接続されていない機器ペア情報があった場合、その機器ペア情報に対応付けられたゾーニング情報をゾーニング設定テーブル212に設定しないようにしてもよい。このためには、設定制御部242は例えば、図11のステップS33で「No」と判定された場合に、選択した機器ペア情報に対応付けられたゾーニング情報のポート番号を消去すればよい。
[ステップS58]設定制御部242は、接続設定テーブル231を参照し、ステップS51でリンクアップが検出されたFCポートのポート番号が、いずれかのゾーニング情報に登録されているかを判定する。設定制御部242は、ポート番号がゾーニング情報に登録されている場合には、ステップS59の処理を実行し、登録されていない場合には、処理を終了する。
[ステップS59]設定制御部242は、接続設定テーブル231のゾーニング情報のうち、リンクアップが検出されたFCポートのポート番号が登録されたゾーニング情報から、ポート番号のペアを削除する。これとともに、設定制御部242は、ゾーニング設定テーブル221のゾーニング情報のうち、リンクアップが検出されたFCポートのポート番号が登録されたゾーニング情報を削除する。
上記のステップS58,S59の処理により、どの機器ペア情報にも登録されていない機器が、いずれかのゾーニング情報に登録されたFCポートに接続された場合、機器が接続されたFCポートが登録されたゾーニング情報がゾーニング設定テーブル221から削除される。これにより、機器ペア情報によってアクセスが許可されていない機器が新たに接続された場合でも、その機器がFCスイッチ200を介してデータを送受信することが禁止される。
[ステップS60]設定制御部242は、接続設定テーブル231を参照し、ステップS51でリンクアップが検出されたFCポートのポート番号が、いずれかのゾーニング情報に登録されているかを判定する。設定制御部242は、ポート番号がゾーニング情報に登録されている場合には、ステップS63の処理を実行し、登録されていない場合には、処理を終了する。
[ステップS61]設定制御部242は、接続設定テーブル231から、リンクアップが検出されたFCポートのポート番号が登録されたゾーニング情報に対応付けられた機器ペア情報を特定する。ここでの機器ペア情報の特定は、リンクアップが検出されたFCポートのポート番号を含むゾーニング情報に登録された他方のポート番号が示すFCポートに、現在接続されている機器を判別し、判別した機器のWWNが登録されている機器ペア情報を特定することに相当する。
設定制御部242は、特定した機器ペア情報を、対応するゾーニング情報に登録されたFCポートに現在接続されている機器のWWNによって更新する。これによって、機器の交換のために新たに接続された機器のWWNが機器ペア情報に登録されて、新たな機器がFCスイッチ200を介してデータを送受信することが許可される。
以上の図12の処理により、FCスイッチ200に新たな機器が接続された場合でも、FCスイッチ200はゾーニング設定テーブル221の適切な設定変更を自動的に行うことができる。また、FCスイッチ200は、接続された機器が交換された場合でも、交換された機器が登録された機器ペア情報を自動的に変更して、交換後の機器を利用可能にすることができる。
以上の各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 複数の機器間で送受信されるデータを中継する中継装置において、
第1の機器と、前記第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受ける入力部と、
前記中継装置の各通信ポートに接続されている機器を判別し、前記機器グループ情報に登録されている前記第1の機器および前記第2の機器が前記中継装置に接続されているとき、前記第1の機器および前記第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する設定部と、
前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する通信制御部と、
を有することを特徴とする中継装置。
(付記2) 前記ポートグループ情報に登録された各通信ポートに現在接続されている機器を登録した前記機器グループ情報を出力する出力部をさらに有することを特徴とする付記1記載の中継装置。
(付記3) 前記設定部は、前記中継装置のいずれかの通信ポートに、前記機器グループ情報に登録されていない機器が接続されているとき、前記通信制御部に、当該機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させることを特徴とする付記1または2記載の中継装置。
(付記4) 前記設定部は、
前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記通信制御部に、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させ、
第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
ことを特徴とする付記1または2記載の中継装置。
(付記5) 複数の情報処理装置と、複数の記憶装置と、前記複数の情報処理装置と前記複数の記憶装置との間のデータ送受信を中継する中継装置と、を備え、
前記中継装置は、
前記複数の情報処理装置および前記複数の記憶装置のうち、相互のデータ送受信を許可する情報処理装置および記憶装置が登録された機器グループ情報の入力を受ける入力部と、
前記中継装置の各通信ポートに接続されている情報処理装置および記憶装置を判別し、前記機器グループ情報に登録されている情報処理装置および記憶装置が前記中継装置に接続されているとき、前記機器グループ情報に登録されている情報処理装置および記憶装置のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する設定部と、
前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する通信制御部と、
を有することを特徴とするストレージシステム。
(付記6) 前記中継装置は、前記ポートグループ情報に登録された各通信ポートに現在接続されている情報処理装置および記憶装置を登録した前記機器グループ情報を出力する出力部をさらに有することを特徴とする付記5記載のストレージシステム。
(付記7) 前記設定部は、前記中継装置のいずれかの通信ポートに、前記機器グループ情報に登録されていない機器が接続されているとき、前記通信制御部に、当該機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させることを特徴とする付記5または6記載のストレージシステム。
(付記8) 前記設定部は、
前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記通信制御部に、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させ、
第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
ことを特徴とする付記5または6記載のストレージシステム。
(付記9) 複数の機器間で送受信されるデータを中継する中継装置の制御方法において、
第1の機器と、前記第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受け、
前記中継装置の各通信ポートに接続されている機器を判別し、前記機器グループ情報に登録されている前記第1の機器および前記第2の機器が前記中継装置に接続されているとき、前記第1の機器および前記第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録し、
前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する、
ことを特徴とする中継装置の制御方法。
(付記10) 前記ポートグループ情報に登録された各通信ポートに現在接続されている機器を登録した前記機器グループ情報を出力する、
処理をさらに含むことを特徴とする付記9記載の中継装置の制御方法。
(付記11) 前記中継装置のいずれかの通信ポートに、前記機器グループ情報に登録されていない機器が接続されているとき、当該機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止する、
処理をさらに含むことを特徴とする付記9または10記載の中継装置の制御方法。
(付記12) 前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記通信制御部に、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させ、
第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
処理をさらに含むことを特徴とする付記9または10記載の中継装置の制御方法。
10,10a 中継装置
11 入力部
12 設定部
13 通信制御部
21a,21b 機器グループ情報
22a,22b ポートグループ情報

Claims (4)

  1. 複数の機器間で送受信されるデータを中継する中継装置において、
    第1の機器と、前記第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受ける入力部と、
    前記中継装置の各通信ポートに接続されている機器を判別し、前記機器グループ情報に登録されている前記第1の機器および前記第2の機器が前記中継装置に接続されているとき、前記第1の機器および前記第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する設定部と、
    前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する通信制御部と、
    を有し、
    前記設定部は、
    前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
    第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記通信制御部に、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させ、
    第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
    ことを特徴とする中継装置。
  2. 前記ポートグループ情報に登録された各通信ポートに現在接続されている機器を登録した前記機器グループ情報を出力する出力部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 複数の情報処理装置と、複数の記憶装置と、前記複数の情報処理装置と前記複数の記憶装置との間のデータ送受信を中継する中継装置と、を備え、
    前記中継装置は、
    前記複数の情報処理装置および前記複数の記憶装置のうち、相互のデータ送受信を許可する情報処理装置および記憶装置が登録された機器グループ情報の入力を受ける入力部と、
    前記中継装置の各通信ポートに接続されている情報処理装置および記憶装置を判別し、前記機器グループ情報に登録されている情報処理装置および記憶装置が前記中継装置に接続されているとき、前記機器グループ情報に登録されている情報処理装置および記憶装置のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録する設定部と、
    前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可する通信制御部と、
    を有し、
    前記設定部は、
    前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
    第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記通信制御部に、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止させ、
    第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
    ことを特徴とするストレージシステム。
  4. 複数の機器間で送受信されるデータを中継する中継装置の制御方法において、
    第1の機器と、前記第1の機器とのデータの送受信を許可する第2の機器とが登録された機器グループ情報の入力を受け、
    前記中継装置の各通信ポートに接続されている機器を判別し、前記機器グループ情報に登録されている前記第1の機器および前記第2の機器が前記中継装置に接続されているとき、前記第1の機器および前記第2の機器のそれぞれが接続されている通信ポートをポートグループ情報に登録し、
    前記ポートグループ情報に登録された通信ポート間のデータ送受信を許可し、
    前記中継装置のいずれかの通信ポートに新たな機器が接続されたとき、前記中継装置に設定された動作モードを判定し、
    第1の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が前記機器グループ情報に登録されているかを判定し、登録されていない場合には、前記新たな機器が接続されている通信ポートでのデータ送受信を禁止し、
    第2の動作モードに設定されていた場合、前記新たな機器が接続された通信ポートが前記ポートグループ情報に登録されているかを判定し、登録されている場合には、前記新たな機器が接続された通信ポートを含む前記ポートグループ情報に登録されている他の通信ポートに接続された機器が登録された前記機器グループ情報を選択し、選択した前記機器グループ情報に前記新たな機器を登録する、
    ことを特徴とする中継装置の制御方法。
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