JP6006152B2 - クレンジング化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、メーキャップ、特にリキッドファンデーションやマスカラ、油系ジェル状アイライナー等の落ちにくいメーキャップに対して、高い洗浄力を有し、メーキャップを肌から速やかに除去できるとともに、すっきりと洗い流せるバイコンティニュアス構造の粘性のあるクレンジング化粧料である。さらに手からこぼれ落ちたり、肌に塗布した時にたれ落ちがなく使いやすい、バイコンティニュアス構造を維持したまま増粘する技術に関する。
メーキャップクレンジングにおいては、肌に塗布しやすく、メーキャップを肌から速やかに除去することができ、使用時の肌への負担が少ないものが望まれている。
こうした問題を解消するため、オイルを洗い流せるようにしたクレンジングオイルがある。これは、液状油を50%以上含み、さらに親水性界面活性剤を配合したものである。水で洗い流す際には、親水性界面活性剤がメーキャップや汚れの混ざった油分を乳化した上で洗い流すことが出来るようにする為、水洗性を付与している。
しかし、多量の油分を含んでいるクレンジングオイルは使用時には、どうしても油っぽさを感じて不快である。また、メーキャップや汚れの混ざった油分を水で洗い流す際に生じる乳化物は、ゲル化をおこしやすいため、肌上でぬるぬるした感じを生じてしまう。また、一般的にクレンジングオイルは、低粘度の液状であるため、塗布する際に手からこぼれたり、塗布した顔上などでたれ落ちるので塗布しにくく使用性が悪いといった問題があった。
クレンジングオイルの油っぽさを解消するために、油性成分と水溶性の溶媒とのバランスを取らせた等方性一液相(バイコンティニュアス構造)の洗浄料組成物も提案されており(特許文献1)、油性及び水性の汚れを何れも除去できるとされている。しかしながら、これらの洗浄剤組成物では、油っぽさは低減されるものの、製剤の粘度は低く、クレンジングオイルに見られたたれ落ちの問題は解決されない。また、ラウリル基やテトラデシル基と親水性物質のエステル体やエーテル体やラウリルアルコール、ラウリン酸を配合しているため、目に入ると痛みがあるといった安全性、使用感の問題があった。
一般的にバイコンティニュアス構造は、界面活性剤、油性成分、水それぞれの配合成分が微妙にバランスさせることが必要であり、好適な配合比も広くなく、そこから外れてしまうと分離、W/O、O/W、高粘性ゲルなどになってしまう。それぞれクレンジング化粧料としては、バイコンティニュアス構造の時と比較して不満足なものである。実際に処方開発をおこなう際には初めに使用する界面活性剤、油剤、精製水で簡単な相図を作成した後、バイコンティニュアス構造が安定な範囲を想定し、配合原料による影響を考慮しながらデリケートな開発をおこなうことが多い。
そこで等方性一液相(バイコンテニュアス構造)を持たせたまま、特定の成分の比率で増粘させる方法が提案されている。特許文献2では、シリコーン油分と揮発性炭化水素油分を特定比率で含有し、さらに2価グリコール、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルと水を含むクレンジング化粧料で100〜500mPa.sの粘度を実現している。しかしながら、実際にたれ落ちを防ぐには500mPa.s程度では充分な増粘とは言えない場合が多いと考えられる。使用条件にはよるが一般的には1000mPa.s程度は必要と思われる。また増粘可能な組成物の粘度の幅が100〜500mPa.sと狭いため汎用性が低いと言わざるをえない。
通常、低粘性の液体である組成物は、使用時に手からこぼれたり、塗布した場所に保持されることができずに流れてしまったりして不便なことが多い。そのため増粘させることで、様々な容器や使用シーンに適応させることができることが想定される、ところがバイコンティニュアス構造の組成物を一般的な増粘剤であるカルボキシビニルポリマーで増粘させた場合は、バランスが崩れてO/W型乳化になってしまいバイコンティニュアス構造が維持できない。他に広く増粘剤として使用されているキサンタンガムや、セルロース系の増粘剤で増粘させた場合は、肌に張り付いてしまい洗い流し性が著しく低下する。
一方、たれ落ちしにくく、塗布しやすい製剤として、ジェル状態のクレンジングジェルやクリーム状のクレンジングクリームがある。クレンジングジェルとはアクリル系増粘剤、水溶性多糖類系、寒天、セルロース系増粘剤などで製剤の粘度を高めて油分を分散したものである。こうした方法により、塗布時の手や顔からのたれ落ちを防ぎ、なじませやすくする方法が提案されている。(特許文献3、4)
しかしながら、こうした高分子系増粘剤を使用したクレンジングジェルは、メーキャップなどの油性の汚れに対して、クレンジング効果を発現している油分が直接接触できないため高いクレンジング効果は得られにくい。また、水ですすいだときに肌上でのぬるつきがあるため不快であるという問題を生じていた。
クレンジングクリームについては、O/W型の乳化状態にすることで粘性を出し、塗布時の手や顔からのたれ落ちを防ぎなじませやすくするものである。そのためメーキャップなどの油性の汚れが、クレンジング効果を有する油分に溶解するためには、塗布後に組成物中の水分を蒸発させるなどの方法で、乳化を破壊して油分を放出させなければならず、なじませるのに時間が掛かり、素早くメーキャップなどを落とすことが困難であった。また、粘度が高いため皮膚上の毛穴や皮溝のこまかな部分の汚れが除去しにくいという問題もあった。
また、角栓の除去効果に優れ、洗い上がりの肌感触が良好な洗浄剤組成物として、成分(A)非イオン界面活性剤、(B)油剤、(C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物、(E)水の組成に、成分(D)(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマー、又はアクロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体を組み合わせることで得られるO/W型エマルジョンの洗浄剤組成物がある。この洗浄剤組成物の特徴は、水分の減少に伴い、O/W型エマルジョンエリアから等方性一液相(バイコンティニュアス構造)エリアさらに油相エリアの3つの領域の順に変化することである。この3つの相で洗浄することにより、毛穴に形成される硬い固形状の汚れである角栓を浮かせて溶解する効果に優れており、角栓除去効果が高まるというものである。(特許文献5)しかしながら、この組成物は、塗布直後は、外層が水系であるため、メーキャップや油性の汚れがなじむまでに時間がかかり、すばやくメーキャップなどを落とすことは依然できなかった。
このように、従来から様々なタイプのクレンジング化粧料が提案されているものの、たれ落ちがなく肌に塗布しやすく、メーキャップを肌からすみやかに除去し、すっきりと洗い流せるクレンジング化粧料は未だ得られておらず、その開発が望まれていた。
特開2004−217640号公報 特開2010−001231号公報 特開昭62−135406号公報 特開平9−110638号公報 特開2011−12252号公報
本発明は上記従来技術の課題に鑑みて行なわれたものであり、メーキャップを肌からすみやかに除去し、かつ塗布時に手からのたれ落ちや顔上でたれることがなく、肌に塗布しやすく、すっきりと洗い流せることでさっぱりとすることができるバイコンティニュアス構造のクレンジング化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、揮発性シリコーン油分と2価グリコール、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルとアルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーと水を含む組成物が、バイコンティニュアス構造を維持したまま増粘が可能であることを見出した。つまり本発明のクレンジング化粧料が上記課題を全て解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
更には、噴射剤と混合しエアゾールタイプのクレンジング化粧料として用いることも可能である。これらの形態をとることにより、使用するときにバイコンティニュアス構造を維持したまま、より泡質の良いクレンジング化粧料とすることができたり、透明ゲル状に噴射したものが、時間がたつと泡状に変化したり、霧状に噴射したりさまざまなエアゾール製品とすることが可能となる。
ここでいうバイコンティニュアス構造とは、水相・油相の双方が可溶化された状態である。この双方が可溶化され、水相、油相それぞれが連続相となり、光学的に等方性の透明または半透明の等方性一液相をバイコンティニュアス構造と呼ぶ。水相・油相の双方が可溶化されたバイコンティニュアス構造を有する洗浄剤組成物は、濡れ性が高く、油成分および水成分が肌になじみ、細かい部分にまで剤が行き届く。これにより、表層の汚れが除去されたところから、洗浄成分を毛穴のより深いところまで作用させることができる。この結果、高い洗浄性能とすっきりとした洗い上がりを得ることができる。
すなわち、本発明は、
(1)揮発性シリコーン油分、
(2)1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類、
(3)分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル
(4)アルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマー
(5)水、
を含有した、バイコンティニュアス構造を有することを特徴としたクレンジング化粧料である。
本発明に係るクレンジング化粧料は、使用時の手からのたれ落ち、顔上でのたれ落ちがなく、肌に塗布しやすいものである。かつ、すっきりと洗い流せることでさっぱりとすることができるものである。また、本発明のクレンジング化粧料は、バイコンティニュアス構造であるため洗浄力が高く、外観が透明または半透明であるためメーク落とし効果を強調できる。しかも粘度があるため目に入りにくいなど、機能面及び安全面でも優れている。
本発明に係るクレンジング化粧料に用いられる揮発性シリコーン油分は、従来から化粧品等に使用されているものから適宜選択することができる。
揮発性のシリコーン油剤としては、例えば低分子シロキサンの鎖状シリコーン油(鎖状ポリシロキサン或いは鎖状メチルシロキサン)のヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン等。同じく低分子シロキサンの環状シリコーン油(環状ポリシロキサン或いは環状メチルポリシロキサン)のヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。それ以外にも直鎖状3量体(トリシロキサン)の中心位のSiに直鎖アルキル基を付加したアルキル変性シリコーンのカプリリルメチコン等でも良い。
市販品の例としては、東レ・ダウコーニング株式会社製のSH245(デカメチルシクロペンタシロキサン)、DC246(ドデカメチルシクロヘキサシロキサン)、FZ-3196、SS-3408(カプリリルメチコン)。信越化学工業株式会社製KF-96A-1cs(オクタメチルトリシロキサン)、KF-96A-1.5cs(デカメチルテトラシロキサン)、KF995(デカメチルシクロペンタシロキサン)等がある。
限定されるものではないが、シリコーン油分の中でも、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサンがメーククレンジング力の観点から特に好適である。
本発明では、上記したような揮発性のシリコーン油の1種を用いても、2種以上を用いてもよい。
本発明のクレンジング化粧料における揮発性シリコーン油の配合量は1〜20質量%であり、好ましくは2〜10質量%である。配合量が1質量%未満では、メーククレンジング力が十分でなく、20質量%を超えて配合すると、なじませる時に油っぽい感じが強くなり不快であり、また洗い流しのすすぎ感の点でも良好でない。
本発明に係るクレンジング化粧料における1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類は、特に限定されないが、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エチレングリコール等から選択される1種又は2種以上である。
本発明における1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類は、組成物の粘度調整、洗浄後の肌へのマイルドさの付与、及び組成物の安定化といった役割を果たしていると考えられる。
本発明のクレンジング化粧料における1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類の配合量は1〜20質量%であり、好ましくは5〜15質量%である。配合量が1質量%未満では粘度が低くなり、洗浄後の保湿性が低くなる。20質量%を越えると組成物の安定性が悪くなる傾向がある。
本発明に係るクレンジング化粧料に用いられる分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルは、下記構造式であらわされる。
式1
本発明における分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルの分枝脂肪酸基としては、例えば、2−エチルヘキサン酸残基、イソパルミチン酸残基、イソステアリン酸残基等が好ましく例示出来、具体的には、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルが特に好ましく、上記構造式の式中、R1、R2、R3のうち少なくとも1つはイソステアリル基であるものである。
また、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの中でも、モノエステル体が特に好ましく、1分子中の酸化エチレンの平均重合度は6〜20であるものが好ましく、7〜10であるものが更に好ましい。この場合、一般的にHLB値は8以上になる。これらのものを選択すると、メーククレンジング力及び洗い流しやすさが更に向上する。
具体例には、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(8)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリルなどが挙げられる。市販品として例えば、EMALEX GWIS−108、GWIS−110、GWIS−120(日本エマルジョン株式会社製)、ユニオックス GM−81S、GM−10IS、GM−20IS(日油株式会社製)、ノイゲン GIS−108(第一工業製薬株式会社製)等があげられる。
もっとも、前記モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルに限らず、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル等も用いることが出来ることは言うまでもない。市販品としては、ノイゲン GIS−320(第一工業製薬株式会社製)等が挙げられる。
本発明のクレンジング化粧料におけるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの配合量は5〜40質量%であり、好ましくは10〜35質量%である。配合量が5質量%未満では洗い流し時のすすぎや、メーククレンジング効果が悪くなり、40質量%を越えると肌や目への刺激を感じる場合がある。
本発明に用いるアルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーは、(メタ)アクリル酸をモノマーとして合成したものであり、例えば、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体であり、アクリル酸とアルキル(C10〜30)メタクリル酸エステルの架橋型共重合体で、市販品としては例えば、PEMULEN
TR−1、PEMULEN TR−2、カーボポールETD2020(Lubrizol社製)等があげられる。
成分(4)のアルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーは、全組成中に純分として0.01〜1質量%を配合し適度な粘度に調整することができる。その時アルカリ剤を用いて(メタ)アクリル酸の単位の全部または一部を中和することが好ましい。中和するアルカリ剤としては通常化粧料に配合可能なアルカリ剤であれば特に限定はされず、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アミノメチルプロパノール、トリエタノールアミン、L−アルギニン、炭酸グアニジン等を使用することができる。アルカリ剤は1種又は2種以上を組み合わせて使用することができ、系のpHを5〜9、特に6〜7に調整するのが好ましい。
本発明のアルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーは、小量の配合で高い増粘効果を期待することができる。本願のバイコンティニュアス構造を有することを特徴としたクレンジング化粧料は上記増粘効果によって200mPa・s〜50Pa・sの粘度を得ることができ、使用時に十分な粘度を確保することが可能となった。
しかも、耐塩性に乏しいという性質から、製品の状態では充分な粘度を維持しているが、使用時には粘度が低下することでメーキャップなどの油性の汚れとの混合がスムーズになる、かつ洗い流すときに肌への張り付きが少なく洗い流しやすいといったメリットを有する。
本発明のクレンジング化粧料は、上記成分(1)から(4)に加えて15〜85質量%、好ましくは30〜70質量%の水(前記成分(5))を含有する。水の配合量が15%未満であると使用時のさっぱりした感触、塗布時のみずみずしい感じが得られにくくなる。配合量が85質量%を越えるとメーククレンジング力が低下する。
本発明のクレンジング化粧料をエアゾール化粧料として用いる場合の噴射剤は、化粧料のエアゾールに使用できうる噴射剤であれば特に制約されない。例えば、プロパン、n−ブタン、i−ブタン等を主成分とする液化石油ガス(LPG)等の炭化水素類、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル類、炭酸ガス、窒素ガス、酸素ガス等の圧縮ガスが挙げられる。これらの噴射剤はそれぞれ単独で、または2種以上を混合して使用してもよく、その配合量は、噴射した時の状態によって異なるが、化粧料原液30質量%〜95質量%に対し、噴射剤を70質量%〜5質量%である。噴射剤の混合率は、泡状に出す場合なら6~12質量%がより好ましく、霧状に出す場合なら40〜60%がより好ましい。
本発明に係るクレンジング化粧料には、必須成分である前記成分(1)〜(5)以外に、本発明の効果を損なわない範囲で界面活性剤を配合してもよい。本発明に用いられる界面活性剤の種類は特に限定されるものではなく、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤から適宜選択できる。
本発明に係るクレンジング化粧料には、必須成分である前記成分(1)〜(5)以外に、本発明の効果を損なわない範囲でその他の油剤を配合してもよい。一般的なメーキャップ化粧料、例えばファンデーション、口紅及びマスカラ等は、シリコーン油分と炭化水素系油分を含有している場合が多く、このようなメーキャップをクレンジングするには、これらの油性成分を良好になじませ得ることが重要なため、さらにイソドデカンのような揮発性炭化水素油分を配合すると、これらのメーキャップの洗浄に特に有効である。また、揮発性成分は洗い上がりのさっぱり感が得られるため有用である。
さらに、界面活性剤以外にも、化粧料や医薬品に通常用いられる成分を、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
配合可能な成分としては、例えば、保湿剤、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、天然水溶性高分子、半合成水溶性高分子、合成水溶性高分子、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、単糖、オリゴ糖、多糖類、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、酸化防止剤、酸化防止助剤、防腐剤、消炎剤、美白剤、各種抽出物、賦活剤、血行促進剤、抗脂漏剤、抗炎症剤等が挙げられる。
また、本発明において、クレンジング化粧料がバイコンティニュアス構造である等方性一液相を有することは、外観の観察、光学偏光顕微鏡による観察、水性及び油性色素の分散試験、相図の作成、NMRによる自己拡散係数の測定、電気伝導度測定、蛍光色素を用いた蛍光プローブ法、凍結割断レプリカ法による電子顕微鏡(TEM、SEMなど)の観察等によって確認できる。
バイコンティニュアス構造は外観が透明であるので、外観の判定により、バイコンティニュアス構造である等方性一液相とその他の溶液を区別することが可能である。また、2枚の偏光板の偏光方向を直交に設置し、その間に透明な容器に入れたサンプルを置いたときに、光の透過がないことにより等方性であることを確認することもできる。更に、光学偏光顕微鏡を用いて観察すると、偏光板の角度を90度にしたときに光の透過がないことにより、等方性であることを確認することができる。
水性及び油性色素の分散試験は、水性色素と油性色素のそれぞれを試料に滴下し、速やかに浸潤することを観察することで、水及び油の双方に混ざり合う両親媒性液状のバイコンティニュアスマイクロエマルション構造の性質を確認することができ、液晶相、D相或いは可溶化相と区別することができる。
以下に本発明の実施例を挙げてさらに詳しい説明を行うが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、本明細書における配合量は、特に断らなければ質量%を表すものとする。
下記の実施例1〜15(表1)及び比較例1〜6(表2)に記載した組成のクレンジング化粧料を常法にて調製し、外観および油溶性色素の浸潤、水溶性色素の浸潤からバイコンティニュアス構造か、ゲルか、O/W乳化かを判定した。その後、粘度、各クレンジング化粧料の塗布しやすさ、メーククレンジング力、洗い流しやすさ、pH、安定性について評価した。評価結果を表1〜2に併せて示す。
各項目は、以下の評価基準に従って評価した。
<外観濁度試験>
厚さ1cmの石英セルに入れて目視で判定をおこなった。石英セルの反対側に5mm幅の白黒で縞模様の紙を置き、どの程度判別できるかで判定をおこなった。
透明:石英セルをとおしてはっきりと白黒の縞が判別できる。
白濁:白黒の縞がまったく判別できない。
半透明:縞模様がある程度確認できるもの。
<水性及び油性色素の分散試験>
油溶性色素として用いたテトラクロルテトラブロムフルオレセイン0.1gを、オクチルドデカノール99.9gに溶解させた液体を用意し、染色液とした。プラスチック板上に試料を100円玉程度の円状に広げたところに、染色液を滴下し、浸潤が見られるかを確認した。
水溶性色素としてはブリリアントブルーFCFを用いて0.1%水溶液を作製し、上記と同様に確認をおこなった。
バイコンティニュアス構造の確認は、外観濁度試験による透明性の確認と水性及び油性色素の分散試験の両方の結果で確認した。
バイコンティニュアス構造かどうかの判定は、外観が透明または半透明で油溶性色素、水溶性色素どちらも浸潤が見られた場合にはBC(バイコンティニュアス構造)、外観が白濁していて油溶性色素、水溶性色素どちらも浸潤が見られた場合にはG(ゲル)、外観が白濁で油溶性色素の浸潤がみられず、水溶性色素のみ浸潤が見られた場合O/W(O/W乳化)と判定をおこなった。
<粘度>
各実施例及び比較例のクレンジング化粧料の粘度について、ブルックフィールド型粘度計を用いて測定したときの粘度値を記入した。
<塗布しやすさ>
顔面に塗布した時にたれ落ちないかを確認した。
<クレンジングする時のメーキャップへのなじみ>
メーキャップを落とすときに塗布した後、塗り広げてメーキャップになじませるが、この時30秒以内にメーキャップと混ざって、なじむものを○、30秒ではなじまなかったものを×と表記した。
<メーククレンジング力>
各実施例及び比較例のメーククレンジング力について、専門パネラー10名により実使用試験を実施した。落とす対象のメーキャップとしては、落ちにくいと表記されている市販のリキッドファンデーションを用いた。評価基準は以下の通りであり、この評価点を平均化した。
5点:十分落ちている。
4点:ぼぼ落ちている。
3点:普通。
2点:やや落ちていない
1点:落ちていない
<洗い流しやすさ>
各実施例及び比較例のクレンジング化粧料を用いてメーキャップを洗浄し、水ですすいだ後のさっぱり感について、専門パネラー10名により実使用試験を実施した。評価基準は以下の通りであり、この評価点を平均化した。
5点:すぐにさっぱり感が得られる
4点:やや早くさっぱり感が得られる
3点:普通
2点:さっぱり感を得るのにやや時間がかかる
1点:さっぱり感が得られない
<pH>
pHメーターを用いて測定をおこなった。
<安定性>
50℃で1ヵ月保管し性状に変化のないものを安定と判断した。
上記表1に示されるように、本発明のバイコンティニュアス構造を有する組成物は、塗布しやすさ、クレンジング力に優れ、かつ洗い流しやすいものであった。しかもアルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーの配合量を変化させることで簡単に粘度を調整できるものである。実施例においても約300mPa.sから約45Pa.sまでの粘度のものができている。つまり、比較的低粘度のバルクが要求されるポンプ容器から、比較的高粘度のバルクが好適なチューブ容器まで様々な容器に対応させたバルクを提供することができる汎用性の高い技術である。
上記表2に示されるように、比較例1は、バイコンティニュアス構造であるためクレンジング力や洗い流しは良好だったが、粘度が低いため塗布した場所からたれ落ちてしまい使用性が悪かった。比較例2は、使用性の良い粘度の組成物であったが、O/W乳化物であるためメーキャップなどの油性の汚れとなじみが悪く、汚れが浮いてくるまでに時間がかかった。比較例3及び4の場合、比較例3は同じアクリル酸系増粘剤であるカルボキシビニルポリマーで増粘をおこなった。比較例4では、揮発性シリコーン油分を不揮発性であるジメチコン 20CSに変更したものである。これらの比較例3.4の組成物はバイコンティニュアス構造ではなくO/W乳化物となってしまった。しかもO/W乳化で安定化しておりメーキャップなどの油性の汚れに対してなじみが非常に悪くクレンジング組成物としては不適であった。また、熱安定性が弱く50℃で短期間に分離してしまった。
比較例5及び6の場合、比較例5では、3価のアルコールであるグリセリンを用いている。比較例6では、油剤を含まず界面活性剤と多価アルコール、水の3成分系のゲルになっている。これら比較例5,6の組成物は、クレンジング力が高く、洗い流しも良好なものであった。しかし透明なバイコンティニュアス構造である実施例では、汚れがなじんで肌から汚れが浮いて行く様子が良くわかるものであったが、比較例は白濁しているためその様子はわかりにくかった。実際に使用したとき実施例と比較して満足度が低かった。
表1中の実施例1〜3を用いて、エアゾールタイプ、ポンプフォーマータイプのクレンジング化粧料を作製し、前記基準に従い評価した結果を表3に示す。
(実施例16)
以下の組成でポンプ容器用のメーキャップクレンジング化粧料を調製した。
成分 配合量(質量%)
水 残部
イソドデカン 2%
デカメチルシクロペンタシロキサン 7%
ジプロピレングリコール 5%
1,3−ブチレングリコール 7%
モノイソステアリン酸PEG8グリセリル 20%
アミノメチルプロパノール 0.05%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.14%
メリッサエキス 0.1%
ユキノシタエキス 0.1%
ローズマリーエキス 0.1%
L−セリン 0.05%
フェノキシエタノール 0,2%
エデト酸2Na 0.005%
d−δトコフェロール 0.05%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合してクレンジング化粧料を得た。
上記実施例16のクレンジング化粧料はメーククレンジング力に優れ、すすぎ後にさっぱりした感触を与え、安定性に優れ、手からのたれ落ちがなく、優れた使用感触を有していた。また、ポンプの口部からのタレがなく容器の汚れが気にならなかった。しかもコットンにとる際に勢い良くポンプを押してもハネがなく良好な使用性であった。
(実施例17)
以下の組成でポンプ容器用のスクラブ入りで角栓除去効果を高めたクレンジング化粧料を調製した。
成分 配合量(質量%)
水 残部
イソドデカン 3%
デカメチルテトラシロキサン 10%
ジプロピレングリコール 5%
エタノール 7%
モノイソステアリン酸PEG8グリセリル 30%
アミノメチルプロパノール 0.05%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.11%
結晶セルロース 3%
メリッサエキス 0.1%
ローズマリーエキス 0.1%
エチルパラベン 0.2%
エデト酸2Na 0.005%
d−δトコフェロール 0.05%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合してクレンジング化粧料を得た。
上記実施例17のクレンジング化粧料はメーククレンジング力に優れ、すすぎ後にさっぱりした感触を与え、安定性に優れ、手からのたれ落ちがなく、優れた使用感触を有していた。また、角栓除去効果が高いため使用後のスベスベ感が高くなめらかな洗い上がりであった。しかもポンプの口部からのタレがなく容器の汚れが気にならなかった。
(実施例18)
以下の組成でチューブ容器用クレンジング化粧料を得た。
成分 配合量(質量%)
水 残部
エチルヘキサン酸セチル 5%
ローズヒップ油 0.1%
デカメチルシクロペンタシロキサン 8%
ジプロピレングリコール 10%
1,3−ブチレングリコール 7%
モノイソステアリン酸PEG8グリセリル 30%
水酸化カリウム 0.05%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.25%
メリッサエキス 0.1%
ローズマリーエキス 0.1%
エデト酸2Na 0.005%
メチルパラベン 0.2%
d−δトコフェロール 0.05%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合してクレンジング化粧料を得た。
上記実施例18のクレンジング化粧料はメーククレンジング力に優れ、すすぎ後なめらかな感触を与え、安定性に優れ、顔面に塗布したときもたれ落ちがなく、優れた使用感触を有していた。
(実施例19)
以下の組成で頭皮の皮脂クレンジング効果を期待したプレシャンプーを調製した。
成分 配合量(質量%)
水 残部
イソドデカン 2%
デカメチルシクロペンタシロキサン 7%
ジプロピレングリコール 5%
1,3−ブチレングリコール 7%
モノイソステアリン酸PEG8グリセリル 15%
アミノメチルプロパノール 0.08%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2%
エタノール 7%
キサンタンガム 0.01%
L−メントール 0.5%
乳酸メンチル 0.3%
香料 0.1%
メチルパラベン 0.3%
海藻エキス 0.1%
エデト酸2Na 0.005%
d−δトコフェロール 0.05%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合してプレシャンプーを得た。
上記実施例19のプレシャンプーは皮脂溶解性に優れ、毛根に詰まった皮脂をきれいに取り去ることができた。しかも、すすぎ後なめらかな感触を与え、安定性に優れていた。頭部に塗布したときに速やかに頭皮になじむという特徴は、プレシャンプーに好適な組成物であった。
(実施例20)
以下の組成でポンプ容器用のメーキャップクレンジング化粧料を調製した。
成分 配合量(質量%)
水 残部
イソドデカン 2%
デカメチルシクロペンタシロキサン 7%
ジプロピレングリコール 5%
1,3−ブチレングリコール 7%
トリイソステアリン酸PEG20グリセリル
20%
アミノメチルプロパノール 0.05%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.14%
メリッサエキス 0.1%
ユキノシタエキス 0.1%
ローズマリーエキス 0.1%
L−セリン 0.05%
フェノキシエタノール 0,2%
エデト酸2Na 0.005%
d−δトコフェロール 0.05%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合してクレンジング化粧料を得た。
上記実施例20のクレンジング化粧料はメーククレンジング力に優れ、すすぎ後にさっぱりした感触を与え、安定性に優れ、手からのたれ落ちがなく、優れた使用感触を有していた。また、ポンプの口部からのタレがなく容器の汚れが気にならなかった。しかもコットンにとる際に勢い良くポンプを押してもハネがなく良好な使用性であった。
エアゾール化粧料の処方例
実施例21
成分 配合量(質量%)
水 残部
イソドデカン 1%
デカメチルシクロペンタシロキサン 2%
ジプロピレングリコール 5%
1,3−ブチレングリコール 7%
トリイソステアリン酸PEG20グリセリル
3%
アミノメチルプロパノール 0.03%
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1%
メリッサエキス 0.1%
ユキノシタエキス 0.1%
ローズマリーエキス 0.1%
L−セリン 0.05%
フェノキシエタノール 0.2%
(製法) イオン交換水中に、上記各種成分を室温で混合して原液を得た。原液をアルミ缶に充填した後、原液を100に対してLPGを7、DMEを3添加してムース状エアゾールとした。
本実施例の組成物は、非常になめらかな泡を形成し、手で塗布した場合にも定着性がよく、使いやすい性状であった。しかも噴射剤自体がクレンジング力を向上させるため、化粧落とし性能の高いものであった。
本願のクレンジング化粧料によれば、使用時の手からのたれ落ち、顔上でのたれ落ちがなく、肌に塗布しやすく、かつ、すっきりと洗い流せることでさっぱりとすることができる。また、本発明のクレンジング化粧料は、バイコンティニュアス構造であるため洗浄力が高く、外観が透明または半透明であるためメーク落とし効果を強調することができる。しかも粘度があるため目に入りにくいなど、機能面及び安全面でも優れたクレンジング化粧料として利用できる。
本クレンジング化粧料は、エアゾールタイプとして用いることも出来る。

Claims (7)

  1. 次の成分(1)〜(5):
    (1)揮発性シリコーン油分
    (2)1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類を1〜20質量%
    (3)分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル
    (4)アルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマー
    (5)水
    を含有した、バイコンティニュアス構造を有することを特徴としたクレンジング化粧料。
  2. 次の成分(1)〜(5):
    (1)揮発性シリコーン油分を1〜20質量%
    (2)1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類を1〜20質量%
    (3)分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルを5〜40質量%
    (4)アルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーを0.01〜1質量%
    (5)水を15〜85質量%
    を含有した、バイコンティニュアス構造を有することを特徴としたクレンジング化粧料。
  3. 成分(1)揮発性シリコーン油分が、環状ポリシロキサンからなることを特徴とする、請求項1又は2記載のクレンジング化粧料。
  4. 成分(2)1価または2価で炭素数が6以下のアルコール類がエタノールまたは、1.3ブチレングリコール、ジプロピレングリコールから選択される1種又2種であることを特徴とする、請求項1〜3いずれかに記載のクレンジング化粧料。
  5. 成分(3)分枝脂肪酸ポリオキシエチレングリセリルがイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルのモノエステル体であり、かつ1分子中の酸化エチレンの平均重合度が6〜20であることを特徴とする、請求項1〜4いずれかに記載のクレンジング化粧料。
  6. 成分(4)アルキル変性をおこなった(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマーがアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載のクレンジング化粧料。
  7. 請求項1〜6に記載のクレンジング化粧料が、エアゾールタイプであることを特徴とするクレンジング化粧料。
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