JP6005778B2 - 光接続構造 - Google Patents

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Description

この発明は、光アダプタを介してパッケージ内側の光コネクタと外部側の光コネクタ同士を接続する光接続構造に関する。
光通信網の基地局等では、光モジュールを筐体に多数搭載した集線装置、スイッチ等の光伝送装置が設置されている。各光モジュールのパッケージは、筺体に列設されている(例えば、非特許文献1)。各パッケージには光アダプタが固定されている。光アダプタは、パッケージ内側の光コネクタと、パッケージ外から挿し込まれた外部側の光コネクタとを光伝送可能な対向状態に保持して、これら光コネクタ同士を接続するようになっている。一般に、光アダプタは、樹脂等で一体に形成されたハウジングの両側にコネクタ接続口を有し、各コネクタ接続口の内部に光コネクタを挿抜可能に保持する機構を収めた構造になっている(特許文献1,2)。
一般に、筺体にはパッケージが密に並べて搭載されている。また、複数の光アダプタが並んだパッケージを採用することも増えている。それ故、光アダプタは、一面に縦横に狭い間隔で密集した状態となる場合がある。これらに外部側の光コネクタを挿し込むと、これら光コネクタに続く光ファイバケーブルが狭い横幅内で幾重にも垂れ下がった状態となる。例えば、パッケージ内側の光コネクタの接続相手を既存の相手から新たな接続相手に変更する交換作業においては、外部側の光コネクタの挿抜作業が行われる。この挿抜作業では、接続中の外部側の光コネクタを光アダプタから抜き取り、新たな接続相手とする外部側の光コネクタを当該抜き取った光アダプタへ挿し込むことになる。この際、作業者が外部側の光コネクタを縦方向から摘まもうとすると、垂れ下がった光ファイバケーブルに邪魔されてしまう。また、作業者が外部側の光コネクタを横方向から摘まもうとすると、その直ぐ両横で手前に突出している隣の外部側の光コネクタに邪魔されてしまう。
例えば、特許文献3のように、狭いスペースへ挿抜し易い専用工具で外部側の光コネクタを挿抜可能にすることにより、光アダプタが密集する状況下でも外部側の光コネクタの挿抜性を容易にすることが可能である。
特開2012−83519号公報 特開2011−7839号公報 特開平11−119058号公報
「Cisco Nexus 7000 10スロット スイッチ イントロダクション」、[平成27年2月23日検索]、インターネット<URL:http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/nexus7000/nexus7010/index.html>
しかしながら、専用工具は、外部側の光コネクタの種類に応じたものを用意する必要がある。作業者が多種類の専用工具を持ち歩くことは負担であり、工具調達コストもかかる。また、外部側の光コネクタも専用工具での挿抜を前提とした構造にする必要があり、既存の外部側の光コネクタを利用することができない問題がある。
上述の背景に鑑み、この発明が解決しようとする課題は、既存の光コネクタを流用可能としつつ、光アダプタが密集して配置されているところにおいても、専用工具に頼ることなく、外部側の光コネクタの挿抜を容易にすることである。
上記の課題を解決するため、この発明は、光アダプタを介してパッケージ内側の光コネクタと外部側の光コネクタ同士を接続する光接続構造において、前記光アダプタが、前記パッケージ内側の光コネクタを受ける固定アダプタ部と、前記外部側の光コネクタを受ける複数の可動アダプタ部とに分かれており、前記パッケージが、前記複数の可動アダプタ部のいずれか1つを前記固定アダプタ部に対向させた接続位置に保持し、他の前記可動アダプタ部を前記接続位置から外れた待機位置に保持し、かつ前記接続位置及び前記待機位置間で前記複数の可動アダプタ部の移動を案内する可動支持部を有する構成を採用したものである。
上記構成によれば、可動支持部に保持された接続位置の可動アダプタ部は、固定アダプタ部に対向する一方、可動支持部に保持された待機位置の可動アダプタ部に対して、新たな接続相手とする外部側の光コネクタを挿し込むことができる。そして、可動支持部の案内により、当該挿し込んだ可動アダプタ部を接続位置へ、また、接続位置の可動アダプタ部を待機位置へ移動させると、当該挿し込んだ可動アダプタ部を固定アダプタ部に対向させることができる。そして、待機位置へ移動させた可動アダプタ部から旧接続相手の外部側の光コネクタを抜き取ることができる。ここで、光アダプタが密集する状況下では、多数の固定アダプタ部が密に並び、これら固定アダプタ部に対向する接続位置の可動アダプタ部も同様に並ぶことになる。一方、その接続位置から外れた待機位置においては、可動アダプタ部に外部側の光コネクタを挿入したまま放置する必要性がない。このため、挿抜対象の可動アダプタ部が待機位置にあるとき、この直ぐ隣に並んだ他の可動アダプタ部に外部側の光コネクタは挿入されておらず、この状態で、挿抜対象の可動アダプタ部に外部側の光コネクタを挿抜することが可能である。このため、光アダプタが密集した状況下であっても、外部側の光コネクタを手で摘まんで挿抜することが容易になる。また、パッケージに備わる可動支持部に従った可動アダプタ部の位置変更操作だけで挿抜の容易化が可能なため、既存の外部側の光コネクタを流用することが可能であり、外部側の光コネクタの種類に依存した専用工具に頼ることも不要である。
また、上記構成によれば、交換作業の際、交換対象とする接続位置の可動アダプタ部を作業者が確認し、これと同じ可動支持部に保持された待機位置の可動アダプタ部に外部側の光コネクタを挿入して接続位置へ移動させるので、交換対象の光コネクタとは別位置の光コネクタを間違えて抜去する事態を回避することができる、という副次的な作用効果も奏される。
好ましくは、前記複数の可動アダプタ部が、前記待機位置及び前記接続位置間で一体に移動するように連なっているとよい。
このようにすると、光アダプタが密集した状況下でも手動操作し易い待機位置の可動アダプタ部を手で動かして接続位置へ移動させるのと同時的に接続位置の可動アダプタ部を待機位置へ移動させることができ、作業性に優れる。
また、前記可動支持部が、前記待機位置の可動アダプタ部を前記パッケージから前記固定アダプタ部との対向方向へ離した状態に保持することも好ましい。
このようにすると、待機位置及び接続位置間で可動アダプタ部を移動させる際、可動アダプタ部の対向面(固定アダプタ部と対向させる面)とパッケージの擦れ合いを防ぐことができる。
上述のように、この発明は、上記構成の採用により、外部側の光コネクタの種類に依存した専用工具に頼ることなく、また既存の光コネクタを流用可能としつつ、光アダプタが密集した状況下であっても外部側の光コネクタの挿抜を容易にすることができ、また、交換対象の光コネクタとは別位置の光コネクタを間違えて抜去する事態を回避することもできる。
(a)はこの発明の実施形態に係る光接続構造の正面図、(b)は前記(a)のI−I線の断面図 図1の光アダプタ付近を外側から示した拡大斜視図 図1の光アダプタの各可動アダプタ部に外部側の光コネクタを挿し込んだ状態の部分拡大正面図 図3のIV−IV線の断面図 実施形態において外部側の光コネクタの挿抜を行う際の第1段階を示す作用図 図5に続く第2段階を示す作用図 図6に続く第3段階を示す作用図 図7に続く第4段階を示す作用図 図8に続く第5段階を示す作用図
以下、この発明の実施形態に係る光接続構造を添付図面に基づいて説明する。図1(a),(b)に示すように、光モジュールのパッケージ100は、筺体に整列状態に収容される。各パッケージ100は、同一構造になっている。
パッケージ100は、光アダプタ10を介してパッケージ内側の光コネクタ20と外部側の光コネクタ30同士を接続する光接続構造を搭載している。
図示例のパッケージ100は、縦方向に長く、横方向に短い箱状体になっている。パッケージ100の一面に配置された板部101において、複数の光アダプタ10が縦方向に並んでいる。パッケージ100は、筺体の一面において横方向に並んでいる。従い、筺体の一面において光アダプタ10が縦横に並んでいる。ここで、縦方向は、作業者にとって筺体の設置面に垂直な上下方向に相当し、横方向は、縦方向に直角な左右方向に相当する。なお、光アダプタの密集配置のパターンは図示例以外にも適宜のパターンを採用することが可能である。また、光アダプタを1つだけ有するパッケージを採用することも可能である。例えば、光アダプタを1つだけ有するパッケージを二方向に並べるパターンでも、筺体の一面において光アダプタが格子状に密集配置される。
パッケージ内側の光コネクタ20は、パッケージ100内に配された光ファイバケーブルに取り付けられている。外部側の光コネクタ30は、パッケージ100外に配置された光ファイバケーブルに取り付けられている。なお、図1(b)では、パッケージ100のみを断面で示し、光アダプタ10、光コネクタ20,30を外観で示している。
図2〜図4に示すように、光アダプタ10は、パッケージ内側の光コネクタ20を受ける固定アダプタ部11と、外部側の光コネクタ30,31を受ける複数の可動アダプタ部12,13とに分かれている。図示例は、可動アダプタ部の数を2つに設定している。
外部側の光コネクタ30,31は、互いに同形のものであり、可動アダプタ部12,13も同様である。光コネクタ20,30,31は、それぞれプッシュプル構造で対応の固定アダプタ部11又は可動アダプタ部12,13に結合するようになっている。図示例は、SC形の光コネクタ20,30,31と、これに対応の固定アダプタ部11、可動アダプタ部12,13になっている。各アダプタ部11,12,13は、それぞれ独立して次の構造を有する。例えば、パッケージ内側の光コネクタ20と外部側の光コネクタ30,31の対向方向に貫通したハウジングを有し、そのハウジングの片側の貫通口を、対応の光コネクタ20,30,31を対向方向に挿入可能なコネクタ接続口とし、そのハウジング内に、対応の光コネクタ20,30,31を挿抜可能に保持する機構(例えば、図2の可動アダプタ部13の係止爪14)と、対応の光コネクタ20,30,31のフェルールを対向方向に保持するスリーブ(図示省略)とを収めた構造である。固定アダプタ部11と可動アダプタ部12,13の対向方向は、パッケージ内側の光コネクタ20と外部側の光コネクタ30,31の対向方向と同じである(以下。単に「対向方向」と呼ぶ)。
固定アダプタ部11は、パッケージ100の板部101の開口に嵌合された状態で板部101に固定されている。固定アダプタ部11の外部側の端部は、板部101の外面と実質的に同一面を成している。
複数の可動アダプタ部12,13間の各間は、互いのハウジング間に亘る梁状の伝達部15で一連に繋がっている。伝達部15は、可動アダプタ部12のハウジング上面の四隅と、可動アダプタ部13のハウジング下面の四隅とを繋ぐように配置されている。
パッケージ100は、板部101の外面に固定された一対のレールからなる可動支持部102を有する。可動支持部102は、複数の可動アダプタ部12,13のいずれか1つを固定アダプタ部11に対向させた接続位置に保持し、他の可動アダプタ部を接続位置から外れた待機位置に保持し、かつ接続位置及び待機位置間で複数の可動アダプタ部12,13の移動を案内する。
図示例の可動支持部102は、複数の可動アダプタ部12,13よりも多い数(図示例は、1つ多い数:3)の直線域を有する。各直線域には、縦方向に沿った平行案内面が形成されている。また、可動支持部102は、各レールの各直線域においてレール対向方向に突き出た突起103と、各直線域間で板部101との距離を次第に変化させた傾斜域104とを有する。固定アダプタ部11と同高さのところを通る直線域は、板部101に最も近く、この直線域と傾斜域104を介して隣接する両側の直線域は、比較的に板部101から離れた等距離のところを通る。
一方、可動アダプタ部12,13は、可動支持部102の一対のレール間に挟まれている。可動アダプタ部12,13は、可動支持部102のレールと対面する箇所に形成された凹所16と、可動支持部102のレールを対向方向に挟む一対の被案内面17,18とを有する。一対の被案内面17,18は、可動支持部102の図中上側の傾斜域104に平行な面と、図中下側の傾斜域104に平行な面とで山形になっており、その山形の稜線部でレールを常に対向方向に挟むようになっている。このため、可動アダプタ部12,13は、傾斜域104を通過することが可能となっている。
可動支持部102の突起103は、半球状に形成されている。一方、凹所16は、突起103に嵌合する半球状になっている。可動支持部102は、板部101に最も近い直線域の突起103と、複数の可動アダプタ部12,13のいずれか1つの凹所16との嵌合により、当該1つの可動アダプタ部12を接続位置に保持し、また、隣接する直線域の突起103と、他の可動アダプタ部13の凹所16との嵌合により、他の可動アダプタ部13を待機位置に保持する。可動支持部102は、待機位置の可動アダプタ部13をパッケージ100の板部101から対向方向へ離した状態に保持する。
また、可動支持部102は、各直線域の平行案内面と一対の被案内面17,18との滑り接触により、可動アダプタ部12,13を縦方向にスライドするように案内し、各傾斜域104と一対の被案内面17,18との滑り接触により、可動アダプタ部12,13を対向方向に変位させながら縦方向にスライドするように案内する。
伝達部15は、複数の可動アダプタ部12,13の各間で縦方向の移動操作力を伝達すると共に、傾斜域104と一対の被案内面17,18との滑り接触による可動アダプタ部12,13の対向方向変位に追随して撓む可撓性を有する。このため、これら可動アダプタ部12,13は、待機位置及び接続位置間で一体に移動することができる。
実施形態に係る光接続構造の使用態様は、次のようになる。すなわち、図1(a)、(b)、図5に示すように、筺体の一面において縦横に密集して並んだ各光アダプタ10においては、複数の可動アダプタ部12,13のいずれか1つの可動アダプタ部12が接続位置とされ、他の可動アダプタ部13が待機位置とされる。通常、接続位置の可動アダプタ部12にだけ外部側の光コネクタ30が挿入されており、待機位置にある他の可動アダプタ部13は、外部側の光コネクタを挿入されないまま放置される。ここでは、図中上側の可動アダプタ部13が接続位置に対して図中上側の待機位置にある初期状態を例示している。
初期状態から、固定アダプタ部11に挿入されているパッケージ内側の光コネクタ20との接続相手を変更する交換作業の必要性が生じたとき、作業者は、先ず、図6に示すように、待機位置の可動アダプタ部13に新たな接続相手とする外部側の光コネクタ31を挿し込む。この挿し込み作業は、図1(a)から明らかなように、挿抜対象の可動アダプタ部13の直ぐ両横に位置する他の待機位置の可動アダプタ部に外部側の光コネクタが未挿入の状態で行うことができる。
その後、作業者は、挿し込んだ可動アダプタ部13を縦方向に図中上側から下側へ押して移動操作力を与える。これにより、可動アダプタ部13の凹所16から可動支持部102の突起103を外すことができ、同時的に、伝達部15を介して接続位置の可動アダプタ部12にも移動操作力が伝わるため、凹所16からも突起103を外すことができ、以後、押し続けることにより、図7に示すように、複数の可動アダプタ部12,13を一体に縦方向にスライド移動させることができる。この移動操作は、垂れ下がった光ファイバケーブルを避けて横から可動アダプタ部13の上方に指を差し込むだけの簡単な作業となる。
やがて、図8に示すように、可動アダプタ部13が接続位置に達したとき、可動アダプタ部13の凹所16に可動支持部102の突起103が嵌合し、同時的に図中下側の待機位置に達した可動アダプタ部12の凹所16に可動支持部102の突起103が嵌合し、可動アダプタ部13が可動支持部102によって自ずと接続位置に保持されると共に、可動アダプタ部12が可動支持部102によって自ずと図中下側の待機位置に保持される。
その後、作業者は、図中下側の待機位置に保持された可動アダプタ部12から旧接続相手の外部側の光コネクタ30を抜き取る。その後、可動アダプタ部12は、図9に示すように、未使用の状態で放置される。この抜き取り作業も、挿抜対象の可動アダプタ部13の直ぐ両横に位置する他の待機位置の可動アダプタ部に外部側の光コネクタが未挿入の状態で行うことができる。次にパッケージ内側の光コネクタ20との接続相手を変更するときは、図中下側の待機位置の可動アダプタ部12に新たな接続相手とする外部側の光コネクタを挿し込み、図中下側から上側へ移動させることになる。
このように、実施形態に係る光接続構造は、光アダプタ10が密集した状況下であっても、外部側の光コネクタ31を横から手で摘まんで挿抜対象の待機位置の可動アダプタ部13へ挿し込んだり、挿抜対象の待機位置の可動アダプタ部12から外部側の光コネクタ30を横から手で摘まんで抜き取ったりすることが容易になる。そして、実施形態に係る光接続構造は、パッケージ100に備わる可動支持部102に従った可動アダプタ部12,13の位置変更操作だけで挿抜の容易化が可能なため、既存の外部側の光コネクタ30,31を流用することが可能であり、また、外部側の光コネクタ30,31の種類に依存した専用工具に頼ることも不要である。
さらに、実施形態に係る光接続構造は、伝達部15を介した複数の可動アダプタ部12,13の連動性により、光アダプタ10が密集した状況下でも手動操作し易い待機位置の可動アダプタ部12又は13を手で動かして接続位置へ移動させるのと同時的に接続位置の可動アダプタ部13又は12を待機位置へ移動させることができ、作業性に優れる。
さらに、実施形態に係る光接続構造は、図5、図9に示すように待機位置の可動アダプタ部12,13をパッケージ100から対向方向へ離した状態に保持するため、待機位置及び接続位置間で可動アダプタ部12,13を移動させる際、図7に示すように可動アダプタ部12,13が傾斜域104を通って接続位置へ接近するまで、可動アダプタ部12,13の対向面(固定アダプタ部11と対向させる面)とパッケージ100の板部101の擦れ合い防ぐことができる。
さらに、実施形態に係る光接続構造は、交換作業の際、交換対象である接続位置の可動アダプタ部12を作業者が確認し、その交換対象の可動アダプタ部12の上方又は下方において同じ可動支持部102に保持されている待機位置の可動アダプタ部13に外部側の光コネクタ31を挿入し、その挿入対象の可動アダプタ部13を接続位置へ移動させるため、待機位置へ移動させた交換対象の光コネクタ30を作業者が明確に認識して抜去することになり、交換対象の光コネクタ30とは別位置の光コネクタを間違えて抜去する事態を回避することができる。
なお、この発明の技術的範囲は、上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づく技術的思想の範囲内での全ての変更を含むものである。例えば、パッケージ内側の光コネクタと、外部側の光コネクタが同一形式である必要はなく、光アダプタを中継アダプタ又は変換アダプタのいずれに構成することも可能である。また、伝達部は、複数の可動アダプタ部のハウジングに一体に形成されたものに限られず、可動支持部の案内保持に支障がない限り、独立した可動アダプタ部同士の突き合いで移動途中から連動するように構成することも可能である。
10 光アダプタ
11 固定アダプタ部
12,13 可動アダプタ部
15 伝達部
16 凹所
17,18 被案内面
20 パッケージ内側の光コネクタ
30 外部側の光コネクタ
100 パッケージ
101 板部
102 可動支持部
103 突起
104 傾斜域

Claims (3)

  1. 光アダプタを介してパッケージ内側の光コネクタと外部側の光コネクタ同士を接続する光接続構造において、
    前記光アダプタが、前記パッケージ内側の光コネクタを受ける固定アダプタ部と、前記外部側の光コネクタを受ける複数の可動アダプタ部とに分かれており、
    前記パッケージが、前記複数の可動アダプタ部のいずれか1つを前記固定アダプタ部に対向させた接続位置に保持し、他の前記可動アダプタ部を前記接続位置から外れた待機位置に保持し、かつ前記接続位置及び前記待機位置間で前記複数の可動アダプタ部の移動を案内する可動支持部を当該パッケージの外面にしており、
    前記外部側の光コネクタを手で掴んで前記待機位置の前記可動アダプタ部に挿抜し、当該可動アダプタ部を手で動かして当該可動支持部に従って前記接続位置へ移動させるようになっていることを特徴とする光接続構造。
  2. 前記複数の可動アダプタ部が、前記待機位置及び前記接続位置間で一体に移動するように連なっている請求項1に記載の光接続構造。
  3. 前記可動支持部が、前記待機位置の可動アダプタ部を前記パッケージから前記固定アダプタ部との対向方向へ離した状態に保持する請求項1又は2に記載の光接続構造。
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