JP6005614B2 - 情報取得システム及び情報取得方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報取得システム及び情報取得方法に関する。
従来、ユーザによるクーポンの利用日時や利用場所を含むクーポンの利用履歴に基づいて当該ユーザが過去に購入した商品の購入時期を分析し、当該分析結果から当該商品の次回購入時期を予測し、次回購入時期に当該商品を対象商品とするクーポンを提示する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−243041号公報
ところで、近年、マーケティング分析のニーズが高まっている。従来の装置のように、クーポンの利用履歴として利用日時や利用場所を取得して分析することにより、既に商品を購入した実績があるユーザに向けたサービスを提供することはできる。しかし、過去の購入実績から得られる情報は限定的であり、例えばユーザの嗜好や広告宣伝効果の分析のような詳細なマーケティング分析を行うことができないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの課題を解決するためになされたものであり、マーケティング分析を詳細に行うための情報を取得することができる情報取得システム及び情報取得方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報取得システムは、携帯端末と所定距離以内に接近したことにより前記携帯端末と情報の送信又は受信を行う施設側端末と、前記施設側端末と通信可能なサーバとを備える情報取得システムであって、前記施設側端末は、前記携帯端末が所定距離以内に接近した接近状態を検出する検出部と、前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記携帯端末から識別情報を受信する受信部と、前記施設側端末の環境情報を特定する環境情報特定部と、前記携帯端末から受信した前記識別情報と前記環境情報特定部が特定した前記環境情報とをサーバに送信する通信部と、を有し、前記サーバは、前記施設側端末から受信した前記識別情報と前記環境情報とを記憶部に記憶させる記憶制御部を有することを特徴とする。
この発明によれば、情報取得システムは、接近状態を検出してから施設側端末が特定した施設側端末の環境情報と、携帯端末から受信した識別情報とを、サーバに送信する。これにより、サーバにおいて、携帯端末のユーザが施設側端末を操作した際の施設側端末の状態を分析することで、施設側端末に接近したユーザの属性や嗜好の分析、及び施設側端末による広告宣伝効果の分析等の詳細なマーケティング分析を行うことができる。
また、前記環境情報は、時刻及び前記施設側端末の位置情報のいずれかを含み、前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記環境情報を特定することを特徴とする。
この発明によれば、施設側端末が移動可能な端末である場合に、環境情報として、施設側端末の時刻、及び位置のいずれかを特定するので、これら時刻又は位置情報に基づいて、施設側端末を操作した携帯端末のユーザの動きを分析することができる。
また、前記施設側端末は、複数のコンテンツの少なくともいずれかを表示する表示部をさらに有し、前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記環境情報として前記表示部に表示されているコンテンツの識別情報を特定することを特徴とする。
この発明によれば、サーバは、環境情報として表示部に表示されているコンテンツの識別情報を特定するので、コンテンツごとの人気の高さを分析することができる。
また、前記施設側端末の前記表示部に表示されるコンテンツが複数のページを含むものである場合に、前記環境情報特定部は、前記環境情報として、前記表示部が表示したページ数、表示時間、及びページ番号の少なくともいずれかを特定することを特徴とする。
この発明によれば、サーバは、表示したコンテンツのページ数、表示時間、及びページ番号の少なくともいずれかに基づいて、携帯端末のユーザのコンテンツへの関心度、携帯端末のユーザが興味を抱いているコンテンツの種類、携帯端末のユーザの属性等を分析したりすることが可能になる。
また、前記施設側端末の前記表示部に表示されるコンテンツが動画像である場合に、前記環境情報特定部は、前記環境情報として動画再生時間を特定することを特徴とする。
この発明によれば、サーバは、動画再生時間に基づいて、携帯端末のユーザがコンテンツに対して興味を抱いているか否かを分析することが可能になる。また、サーバは、動画再生時間に基づいて、動画自体が顧客吸引力を有しているか否かについて分析することが可能になる。
また、前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出してから、前記表示部が前記コンテンツを表示するまでの時間を前記環境情報として特定することを特徴とする。
この発明によれば、接近状態の検出からコンテンツの表示までの時間に基づいて、コンテンツに関するユーザの関心度を分析することが可能になる。
また、前記環境情報特定部は、前記表示部が前記コンテンツを表示してから、前記検出部が前記接近状態を検出しなくなるまでの時間を前記環境情報として特定することを特徴とする。
この発明によれば、コンテンツの表示から接近状態を検出しなくなるまでの時間に基づいて、ユーザがコンテンツを閲覧した時間を算出し、例えば、コンテンツの一種であるサイネージ広告がどれくらい有効であったかを分析することが可能になる。
また、前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出してから前記接近状態を検出しなくなるまでに、前記表示部が複数の前記コンテンツを表示した順序を前記環境情報として特定することを特徴とする。
この発明によれば、コンテンツを表示した順序に基づいて、ユーザが興味を示しているコンテンツを詳細に分析することが可能になる。
また、前記環境情報特定部は、前記表示部が、前記携帯端末に送信可能なコンテンツを表示した時刻と、前記表示部が表示した当該コンテンツを前記携帯端末に送信した時刻とを前記環境情報として特定することを特徴とする。
この発明によれば、特定部がこれらの時刻を特定することにより、ユーザがコンテンツを取得できることを知ってから取得する操作をするまでに要する時間を算出し、コンテンツの訴求性を分析することが可能になる。
また、前記施設側端末は、前記施設側端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、前記環境情報特定部は、前記表示部が前記コンテンツを表示したときに前記位置情報取得部が取得した前記位置情報と、前記コンテンツを表示した時刻を示す時刻情報とを前記環境情報として特定することを特徴とする。
この発明によれば、施設側端末が移動可能な端末である場合に、例えば、位置情報取得部が取得した位置情報が示す位置、及びコンテンツを表示した時間帯ごとに、コンテンツが閲覧された回数を集計することで、時間帯ごとの、ユーザがコンテンツを閲覧する頻度が高い位置や、閲覧する頻度が低い位置を特定することが可能になる。さらに特定した情報を、施設内のレイアウトを変更する際の参考情報とすることができる。
また、前記施設側端末は、前記環境情報特定部が特定した情報に基づいて、前記表示部に表示させる前記コンテンツを変更する制御部をさらに備える。
この発明によれば、携帯端末のユーザの嗜好やコンテンツの操作性の分析結果に基づいて、表示させるコンテンツを改善することができる。
また、前記施設側端末は、操作入力を受け付ける入力部と、前記検出部が前記接近状態を検出している場合において、前記入力部が操作入力を受け付けると、前記サーバに記憶されているコンテンツのアドレスを近距離無線通信により前記携帯端末に送信する近距離無線送信部と、をさらに有し、前記サーバは、前記携帯端末から前記アドレスにアクセスされたことに応じて、当該アドレスに対応する前記コンテンツを前記携帯端末に送信するサーバ通信部と、前記近距離無線送信部が前記コンテンツのアドレスを前記携帯端末に送信してから、前記サーバ通信部が当該コンテンツを当該携帯端末に送信するまでの間隔を特定するサーバ特定部と、をさらに有することを特徴とする。
この発明によれば、サーバは、近距離無線送信部がコンテンツのアドレスを携帯端末に送信してから、サーバ送信部が当該コンテンツを当該携帯端末に送信するまでの間隔を特定するので、例えば、複数のユーザの当該間隔の平均値を算出して、複数のユーザのコンテンツに対する関心度を分析することができる。
本発明の第2の態様に係る情報取得方法は、施設側端末が、携帯端末が所定距離以内に接近した接近状態を検出する手順と、前記施設側端末が、前記接近状態を検出したことに基づき、前記携帯端末から識別情報を受信する手順と、前記施設側端末が、前記施設側端末の環境情報を特定する手順と、前記施設側端末が、前記携帯端末から受信した前記識別情報と特定された前記環境情報とをサーバに送信する手順と、前記サーバが、受信した前記識別情報と前記環境情報とを記憶部に記憶させる手順と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第1の態様に係る情報取得システムと同様の効果を奏する。
本発明によれば、マーケティング分析を詳細に行うための情報を取得することができる。
第1の実施形態に係る情報取得システムの概要図である。 第1の実施形態に係る施設側端末の機能構成図である。 第1の実施形態に係るサーバの機能構成図である。 第1の実施形態に係る情報取得システムにおける通信シーケンスの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報取得システムの概要図である。 第2の実施形態に係るサーバの機能構成図である。 第2の実施形態に係る情報取得システムにおける通信シーケンスの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[情報取得システムSの概要]
図1は、第1の実施形態に係る情報取得システムSの概要図である。
情報取得システムSは、携帯端末1と、施設側端末2と、サーバ3とを備えている。情報取得システムSは、携帯端末1のユーザが、施設側端末2を操作してコンテンツを表示したりコンテンツのURLを取得したりした際に施設側端末2が出力した情報を特定し、サーバ3において、当該情報に基づいてマーケティング分析を詳細に行うためのシステムである。
ここで、施設側端末2が表示するコンテンツは、例えば、ユーザに商品やサービスを広告宣伝するためのサイネージ広告である。コンテンツは、商品やサービスを説明するテキスト情報、画像情報、映像情報、カタログ情報を取得するためのURL、商品を購入する電子商取引サイトのURL、メールマガジンを登録するための情報等を含む。
施設側端末2は、例えば、広いイベント会場やショッピングモールに出店している各店舗等の施設に設けられたサイネージ端末として使用される。施設側端末2は、商品を販売する場所に限らず、美術館や博物館といった、商品を販売しない場所において使用されてもよい。
情報取得システムSにおいて、施設側端末2は、例えば、施設に設置されているタブレット端末等の端末であり、所定距離(例えば、数十センチの距離)において携帯端末1と無線通信を行う近距離無線通信(Near Field Communication)が可能である。ここで、施設側端末2は、施設内に複数設置されていてもよい。
携帯端末1は、例えば、施設等を訪問する客が所有している携帯電話機であり、施設側端末2と同様に近距離無線通信が可能である。
施設側端末2は、携帯端末1が所定距離以内に接近した接近状態を検出したことに基づき、携帯端末1から、携帯端末1を識別する端末IDを受信する。また、施設側端末2は、携帯端末1が所定距離以内に接近した接近状態を検出したことに基づき、施設側端末2の環境情報を特定する。施設側端末2の環境情報は、例えば、時刻及び施設側端末2の位置情報のいずれかを含む。施設側端末2は、例えば、携帯端末1が所定距離以内に接近していない非接近状態から接近状態に変化したことを検出すると、環境情報と特定する。施設側端末2は、接近状態において、所定のタイミングで環境情報を特定してもよい。施設側端末2は、携帯端末1から受信した端末ID、及び特定した環境情報をサーバ3に送信する。
また、施設側端末2は、携帯端末1が所定距離以内に接近した接近状態を検出したことに基づき、携帯端末1のユーザに見せるコンテンツを表示する。そして、施設側端末2は、表示したコンテンツを識別する識別情報を施設側端末2の環境情報として特定する。施設側端末2は、コンテンツの識別情報とともに、施設側端末2に携帯端末1が接近してコンテンツを表示した時の施設側端末2の位置を示す位置情報、施設側端末2に携帯端末1が接近してコンテンツを表示した時刻を示す時刻情報等のさまざまな情報を環境情報として特定する。そして、施設側端末2は、受信した端末IDと、特定した環境情報とをサーバ3に送信する。
サーバ3は、施設側端末2から受信した端末IDと、環境情報とを記憶し、これらの情報に基づいてマーケティング分析を行う。
[施設側端末2の構成例]
続いて、施設側端末2が備える機能について説明する。図2は、第1の実施形態に係る施設側端末2の機能構成図である。
施設側端末2は、入力部21と、表示部22と、位置情報取得部23と、記憶部24と、検出部25と、近距離無線受信部26と、近距離無線送信部27と、制御部28と、通信部29とを備える。
入力部21は、例えば、表示部22に重ねて配置されるタッチパネルや接触センサ等により構成される。入力部21は、施設側端末2のユーザ、すなわち、施設側端末2に接近した携帯端末1のユーザから操作入力を受け付ける。
表示部22は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部22は、制御部28の制御に応じて、コンテンツを選択するためのメニュー画面や、ユーザによって選択されたコンテンツ等を表示する。具体的には、表示部22は、入力部21がコンテンツを選択する第1の操作を受け付けると、後述の記憶部24に記憶されている複数のコンテンツの少なくともいずれかを表示する。
位置情報取得部23は、制御部28の制御に応じてGPS衛星から、定期的に測位電波を受信し、施設側端末2の位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部23は、接近状態にある携帯端末1から位置情報を、施設側端末2の位置を示す位置情報として取得してもよい。また、位置情報取得部23は、予め記憶部24に記憶された施設側端末2の位置を示す情報を位置情報として取得してもよい。
記憶部24は、例えば、ハードディスク、ROM及びRAM等により構成される。記憶部24は、携帯端末1を機能させるための各種プログラムを記憶する。記憶部24は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。また、記憶部24は、複数のコンテンツを記憶するとともに、当該複数のコンテンツを選択するためのメニュー画面に対応するメニュー情報を記憶する。
検出部25は、携帯端末1との所定距離以内の接近状態を検出する。具体的には、検出部25は、アンテナ(不図示)を用いて微弱電波を発生させ、施設側端末2と所定距離以内に接近した携帯端末1から、微弱電波を検出した旨を示す応答信号を受信することにより、接近状態を検出する。検出部25は、例えば、近距離無線通信を用いて、施設側端末2にタッチされた携帯端末1の接近状態を検出する。
近距離無線受信部26は、受信部として機能し、検出部25が接近状態を検出したことに基づき、近距離無線通信により携帯端末1から、端末IDを受信する。
近距離無線送信部27は、検出部25が携帯端末1の接近状態を検出している場合に、制御部28の制御に応じて、携帯端末1と近距離無線通信を行う。
制御部28は、例えば、CPUにより構成される。制御部28は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、施設側端末2に係る機能を統括的に制御する。制御部28は、記憶部24に記憶されているコンテンツを表示部22に表示させる。例えば、制御部28は、検出部25が検出している状態が、非接近状態から接近状態に変化すると、記憶部24に記憶されているメニュー情報に基づいて、表示部22にメニュー画面を表示させる。ここで、メニュー画面には、携帯端末1のユーザが閲覧可能な複数のコンテンツのコンテンツ名が表示されている。
表示部22にメニュー画面が表示されている状態において、入力部21が、コンテンツを選択する操作を受け付ける。制御部28は、コンテンツを選択する操作に応じて、記憶部24に記憶されている複数のコンテンツから、選択されたコンテンツを取得し、当該取得したコンテンツを表示部22に表示させる。また、制御部28は、表示部22にコンテンツが表示されている状態において、入力部21が、表示部22の表示をメニュー画面に戻す操作である、戻り操作を受け付けると、メニュー画面を表示部22に再表示させる。
また、制御部28は、環境情報特定部281を備える。環境情報特定部281は、検出部25が接近状態を検出したことに基づき、施設側端末2の環境情報を特定する。
例えば、環境情報特定部281は、接近状態を検出した時刻、及び接近状態を検出したときの施設側端末2の位置情報を環境情報として特定する。また、環境情報特定部281は、検出部25が接近状態を検出した後に、表示部22が表示したコンテンツを識別する識別情報(以下、コンテンツIDという)を環境情報として特定する。
例えば、携帯端末1のユーザが、施設側端末2の表示部22に表示されたメニュー画面を操作して、閲覧するコンテンツを選択した場合、環境情報特定部281は、選択されたコンテンツを特定するとともに、選択されたコンテンツのコンテンツIDを記憶部24に記憶させる。環境情報特定部281は、コンテンツIDに関連付けて、コンテンツを出力した時刻を示す時刻情報を記憶部24に記憶させてもよい。ユーザに選択されたコンテンツを環境情報特定部281が特定することで、サーバ3が、例えば、施設側端末2が表示するコンテンツのうち、どのコンテンツに興味を示すユーザが多いかを分析することが可能になる。
また、環境情報特定部281は、検出部25が接近状態を検出してから、表示部22がコンテンツを表示するまでの時間を環境情報として特定する。すなわち、環境情報特定部281は、検出部25が検出している状態が、非接近状態から接近状態に変化した時刻から、表示部22がコンテンツを表示し始めた時刻までの間隔を環境情報として特定する。環境情報特定部281は、検出部25が接近状態を検出した時刻を基準として、表示部22が表示する複数のコンテンツのそれぞれの表示開始時刻を環境情報として特定し、コンテンツIDと表示開始時刻とを関連付けて記憶部24に記憶させてもよい。
環境情報特定部281が、コンテンツの表示を開始した時刻を特定することで、サーバ3が、例えば、どのようなコンテンツをユーザが短時間で選択しているかを分析したり、どのような表示画面の場合に、ユーザがコンテンツを短時間で選択しているかを分析したりすることが可能になる。
また、環境情報特定部281は、表示部22がコンテンツを表示してから、検出部25が接近状態を検出しなくなるまでの時間を環境情報として特定する。すなわち、環境情報特定部281は、表示部22がコンテンツを表示し始めた時刻から、検出部25が検出している状態が、接近状態から非接近状態に変化した時刻までの間隔を環境情報として特定する。
環境情報特定部281が、この間隔を特定することで、サーバ3が、ユーザがコンテンツを閲覧した時間を算出し、表示したサイネージ広告等のコンテンツの有効性を分析することが可能になる。
また、環境情報特定部281は、施設側端末2の表示部22に表示されるコンテンツが複数のページを示す情報を含むものである場合に、環境情報として、表示部22に表示されたページ数、表示部22に表示された時間の長さ、表示部22に表示されたページ番号、及び各ページの表示時間の少なくともいずれかを特定する。ここで、ページ数は、コンテンツの総ページ数、又は携帯端末1のユーザが閲覧したページ数である。
環境情報特定部281は、ページ数、表示時間、ページ番号、及び各ページの表示時間の少なくともいずれかを特定することで、サーバ3が、携帯端末1のユーザのコンテンツへの関心度、携帯端末のユーザが興味を抱いているコンテンツの種類、携帯端末1のユーザの属性等を分析したりすることが可能になる。
また、環境情報特定部281は、施設側端末2の表示部22に表示されるコンテンツが動画像である場合に、環境情報として動画再生時間を特定する。ここで、動画再生時間は、例えば、携帯端末1のユーザがコンテンツを操作することによって動画が再生されてから、動画の再生の停止又はコンテンツが非表示になるまでの時間である。
環境情報特定部281は、動画再生時間を特定することで、サーバ3が、動画再生時間に基づいて、携帯端末1のユーザがコンテンツに対して興味を抱いているか否かを分析することが可能になる。また、サーバ3は、動画再生時間に基づいて、動画自体が顧客吸引力を有しているか否かについて分析することが可能になる。
また、環境情報特定部281は、検出部25が接近状態を検出してから接近状態を検出しなくなるまでに表示部22が複数のコンテンツを表示した場合に、表示部22が複数のコンテンツを表示した順序を環境情報として特定する。また、環境情報特定部281は、複数のコンテンツそれぞれの表示間隔を特定する。
環境情報特定部281が、コンテンツの表示順序を特定することで、サーバ3が、ユーザが興味を抱く複数のコンテンツの関連性を分析することが可能になる。
また、環境情報特定部281は、表示部22がコンテンツを表示したときに位置情報取得部23が取得した位置情報と、コンテンツを表示した時刻を示す時刻情報との少なくともいずれかを環境情報として特定してもよい。施設側端末2が、例えばイベント会場において移動可能な端末である場合、特定された時刻情報及び位置情報に基づいて、コンテンツの閲覧回数が高い時間帯及びコンテンツの閲覧回数が高い位置、及び施設内の混雑状況等を特定することが可能になる。
また、環境情報特定部281は、表示部22が、携帯端末1に送信可能なコンテンツ(例えば、カタログ取得URL)を表示した時刻と、表示部22が表示した当該コンテンツを、近距離無線通信を用いて携帯端末1に送信した時刻とを環境情報として特定してもよい。環境情報特定部281が、これらの時刻を特定することにより、ユーザがコンテンツを取得できることを知ってから取得する操作をするまでに要する時間を算出し、コンテンツの訴求性を分析することが可能になる。
なお、コンテンツが商品を購買するためのコンテンツである場合、環境情報特定部281は、表示部22がコンテンツを表示してから、入力部21が、商品が購買する操作を受け付けるまでの時間を環境情報として特定してもよい。環境情報特定部281が、この時間を特定することで、サーバ3が、商品の種類と購買を決定するまでの時間との関係や、コンテンツの表示態様と購買を決定するまでの時間との関係等を分析することが可能になる。
通信部29は、制御部28の制御に応じて、ネットワークNを介してサーバ3と通信を行い、近距離無線受信部26が受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とをサーバ3に送信する。具体的には、通信部29は、検出部25が検出している状態が接近状態から非接近状態に変化すると、施設側端末2のユーザが操作を終了したと判定し、制御部28の制御に応じて、近距離無線受信部26が受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とをサーバ3に送信する。なお、施設側端末2が複数設置されている場合には、通信部29は、近距離無線受信部26が受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報と、施設側端末2を識別する施設IDとをサーバ3に送信してもよい。
[サーバ3の構成例]
続いて、サーバ3が備える機能について説明する。図3は、第1の実施形態に係るサーバ3の機能構成図である。
サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ制御部33とを備える。
サーバ通信部31は、例えば、ネットワークNを介して施設側端末2と通信を行う。サーバ通信部31は、例えば、施設側端末2から、端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とを受信する。また、サーバ通信部31は、施設側端末2に、後述の分析部332による分析の結果に基づいて生成されたメニュー情報を送信する。
サーバ記憶部32は、例えば、ハードディスク、ROM及びRAM等により構成される。サーバ記憶部32は、サーバ3を機能させるための各種プログラムを記憶する。サーバ記憶部32は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、ネットワークNを介して外部装置からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
サーバ制御部33は、例えば、CPUにより構成される。サーバ制御部33は、サーバ記憶部32に記憶されている各種プログラムを実行することにより、サーバ3に係る機能を統括的に制御する。サーバ制御部33は、記憶制御部331と、分析部332とを備える。
記憶制御部331は、サーバ通信部31が施設側端末2から受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とを関連付けて分析対象情報としてサーバ記憶部32に記憶させる。
分析部332は、サーバ記憶部32に記憶されている分析対象情報の分析を行う。具体的には、分析部332は、分析対象情報に含まれている、環境情報特定部281が特定したコンテンツIDに基づいて、コンテンツの閲覧回数を集計する。そして、分析部332は、複数のコンテンツのそれぞれの閲覧回数を集計し、コンテンツの人気順を分析する。また、分析部332は、分析対象情報に含まれている、コンテンツを表示してから、検出部25が接近状態を検出しなくなるまでの時間に基づいて、コンテンツの平均閲覧時間を算出する。
また、分析部332は、分析対象情報に含まれている、時刻情報及び位置情報に基づいて、コンテンツの閲覧回数が高い時間帯及びコンテンツの閲覧回数が高い位置、及び施設内の混雑状況等を特定する。
また、分析部332は、分析対象情報に含まれている、検出部25が接近状態を検出してから、表示部22がコンテンツを表示するまでの時間に基づいて、メニュー画面の操作性を分析する。
なお、分析部332は、コンテンツIDとともに受信する端末IDを用いて、同一の携帯端末1のユーザによる施設側端末2の操作を特定し、複数のユーザそれぞれに係る施設側端末2の操作に関連する情報を詳細に分析してもよい。
また、分析部332は、分析した結果に基づいて、施設側端末2に表示されている情報を変更させてもよい。例えば、分析部332は、定期的又はリアルタイムに、コンテンツ名の表示順をコンテンツの人気順に変更したメニュー画面に係るメニュー情報を生成し、生成したメニュー情報を施設側端末2に送信してもよい。また、分析部332は、例えば、施設がショッピングモールである場合には、特定した混雑状況に基づいて、混雑していない場所において販売されている商品の案内情報やクーポン情報を施設側端末2に送信し、施設側端末2に表示させるようにしてもよい。
また、施設側端末2において、制御部28は、環境情報特定部281が特定した情報に基づいて、表示部22に表示させるコンテンツを変更してもよい。具体的には、制御部28は、環境情報特定部281が特定した情報に基づいてサーバ3において分析された結果を取得し、取得した分析結果に応じて、出力するコンテンツを動的に変化させる。例えば、制御部28は、サーバから、施設側端末2にアクセスする携帯端末1のユーザの嗜好の傾向に関する分析結果を取得し、記憶部24に記憶されている複数のコンテンツから、ユーザの嗜好に合うコンテンツを選択して、表示部22に表示させる。このようにすることで、施設側端末2が、サーバ3における分析結果がリアルタイムで反映されるので、顧客吸引力や販売力を高めることができる。
[情報取得システムSの通信シーケンス]
続いて、携帯端末1が施設側端末2に接近してから、サーバ3において分析対象情報の分析が行われるまでの処理の流れについて説明する。
図4は、第1の実施形態に係る情報取得システムSにおける通信シーケンスの一例を示す図である。
まず、携帯端末1が施設側端末2に接近すると、施設側端末2の検出部25は、携帯端末1との接近状態を検出する(S1)。
続いて、施設側端末2の制御部28は、施設側端末2と接近状態にある携帯端末1に対して、端末IDの送信要求を示す送信要求情報を送信する。
続いて、携帯端末1は、送信要求情報を受信すると、携帯端末1に設けられている記憶部から端末IDを取得する(S2)。携帯端末1は、取得した端末IDを施設側端末2に送信する。
続いて、施設側端末2の制御部28は、端末IDを受信すると、表示部22にメニュー画面を表示させる(S3)。なお、メニュー画面の表示は、S1の直後、すなわち、送信要求情報を送信する前に行ってもよいし、送信要求情報の送信と並行して行ってもよい。
続いて、制御部28は、入力部21が、コンテンツを選択する第1の操作を受け付けたか否かを判定する(S4)。制御部28は、第1の操作を受け付けたと判定すると、選択されたコンテンツを記憶部24から取得し、表示部22にコンテンツを表示させる(S5)。
続いて、環境情報特定部281は、施設側端末2の環境情報を特定する(S6)。続いて、制御部28は、携帯端末1から受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とをサーバ3に送信する。
続いて、サーバ3の記憶制御部331は、サーバ通信部31が施設側端末2から受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とを関連付けて分析対象情報としてサーバ記憶部32に記憶させる。その後、分析部332は、サーバ記憶部32に記憶されている分析対象情報に基づいて分析を行う(S7)。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係る情報取得システムSにおいて、施設側端末2は、携帯端末1との所定距離以内の接近状態を検出する検出部25と、検出部25が接近状態を検出すると、携帯端末1から端末IDを受信する近距離無線受信部26と、検出部25が接近状態を検出すると、施設側端末2の環境情報を特定する環境情報特定部281と、近距離無線受信部26が受信した端末IDと、環境情報特定部281が特定した環境情報とをサーバ3に送信する通信部29と、を備える。
本実施形態によれば、施設側端末2は、接近状態を検出してから施設側端末2が特定した施設側端末2の環境情報と、携帯端末1から受信した端末IDとをサーバ3に送信する。これにより、サーバ3において、携帯端末1のユーザが施設側端末2を操作した際の施設側端末の状態を分析することで、施設側端末に接近したユーザの属性や嗜好の分析、及び施設側端末2による広告宣伝効果の分析等の詳細なマーケティング分析を行うことができる
<第2の実施形態>
[コンテンツURLを送信してから閲覧されるまでの時間を特定する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、施設側端末2がコンテンツURLを携帯端末1に送信してから、当該携帯端末1のユーザがコンテンツURLにアクセスしてコンテンツを閲覧するまでの時間を、サーバ3が特定する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
図5は、第2の実施形態に係る情報取得システムSの概要図である。図6は、第2の実施形態に係るサーバ3の機能構成図である。
情報取得システムSは、携帯端末1と、施設側端末2と、サーバ3と、基地局4とを備えている。第2の実施形態において、サーバ3のサーバ記憶部32は、複数のコンテンツを記憶している。また、携帯端末1は、基地局4を介してサーバ3と通信を行い、当該コンテンツをサーバ3から受信することが可能である。
また、本実施形態に係るサーバ制御部33は、サーバ特定部333をさらに有する点で、第1の実施形態に係るサーバ制御部33と異なる。サーバ特定部333は、近距離無線送信部27がコンテンツのアドレスを携帯端末1に送信してから、サーバ通信部31が当該コンテンツを携帯端末1に送信するまでの間隔を特定する。
ここで、施設側端末2は、サーバ記憶部32に記憶されているコンテンツのURL(コンテンツのアドレス)を記憶部24に記憶している。また、施設側端末2の表示部22に表示されるメニュー画面には、当該コンテンツのURLの取得を受け付ける画像が表示され、入力部21が当該画像を選択する操作、すなわち、コンテンツのURLの取得を要求する操作を受け付けたことに応じて、近距離無線送信部27によってURLが携帯端末1に送信される。
具体的には、施設側端末2の制御部28は、検出部25が接近状態を検出している場合において、入力部21がコンテンツのURLの取得を要求する操作を受け付けると、近距離無線送信部27を介して、サーバ3に記憶されているコンテンツのURLを携帯端末1に送信する。ここで、制御部28は、当該コンテンツのURLに端末IDを付して携帯端末1に送信する。
また、施設側端末2の環境情報特定部281は、コンテンツのURLを携帯端末1に送信した旨を示す送信通知情報を、通信部29を介してサーバ3に送信する。ここで、送信通知情報は、携帯端末1に送信したコンテンツのURLと、当該URLを携帯端末1に送信した時刻とを含んでいる。サーバ通信部31が、送信通知情報を受信すると、記憶制御部331は、送信通知情報をサーバ記憶部32に記憶させる。
他方、携帯端末1は、施設側端末2から近距離無線通信によりコンテンツのURLを受信すると、当該コンテンツのURLを記憶する。その後、携帯端末1は、ユーザから当該URLにアクセスする操作を受け付けたことに応じて、当該URLにアクセスする。
サーバ通信部31は、携帯端末1から、コンテンツのURLにアクセスされたことに応じて、当該URLに対応するコンテンツを携帯端末1に送信する。
サーバ特定部333は、近距離無線送信部27がコンテンツのURLを携帯端末1に送信してから、サーバ通信部31が当該コンテンツを当該携帯端末1に送信するまでの間隔を特定する。
具体的には、サーバ特定部333は、サーバ記憶部32に記憶されている送信通知情報に基づいて、携帯端末1からアクセスされたコンテンツのURLを、近距離無線送信部27が送信した時刻を特定する。また、サーバ特定部333は、サーバ通信部31が当該コンテンツを携帯端末1に送信した時刻を特定し、近距離無線送信部27がコンテンツのURLを送信した時刻と、サーバ通信部31がコンテンツを送信した時刻との間隔を特定する。さらに、サーバ特定部333は、携帯端末1からアクセスされたコンテンツのURLに付されている端末IDを抽出し、端末IDを特定する。サーバ特定部333は、特定した間隔と、端末IDとを関連付けてサーバ記憶部32に記憶させる。
[情報取得システムSの通信シーケンス]
続いて、第2の実施形態において、携帯端末1が施設側端末2に接近してから、サーバ3において分析対象情報の分析が行われるまでの処理の流れについて説明する。
図7は、第2の実施形態に係る情報取得システムSにおける通信シーケンスの一例を示す図である。
S11からS13までの処理の流れは、図4に示すS1からS3までの処理の流れと同一であるので説明を省略する。
続いて、施設側端末2の制御部28は、入力部21が、コンテンツのURLを要求する操作を受け付けたか否かを判定する(S14)。制御部28は、操作を受け付けたと判定すると、要求されたコンテンツのURLを記憶部24から取得し、近距離無線送信部27を介して携帯端末1に送信する。ここで、このURLには、パラメータとして端末IDが付されている。
また、制御部28の環境情報特定部281は、通信部29を介してサーバ3に送信通知情報を送信する。ここで、送信通知情報は、携帯端末1に送信したコンテンツのURLと、当該URLを携帯端末1に送信した時刻とを含んでいる。サーバ通信部31が、送信通知情報を受信すると、サーバ制御部33は、送信通知情報をサーバ記憶部32に記憶させる。
その後、携帯端末1が、受信したコンテンツのURLにアクセスする操作を受け付けたことに応じて、サーバ3にアクセスし、コンテンツの取得要求を行う。
続いて、サーバ通信部31は、携帯端末1から、コンテンツのURLにアクセスされたことに応じて、当該URLに対応するコンテンツを携帯端末1に送信する。
携帯端末1は、当該URLに対応するコンテンツを受信して表示させる(S14)。
続いて、サーバ特定部333は、近距離無線送信部27がコンテンツのURLを携帯端末1に送信してから、サーバ通信部31が当該コンテンツを当該携帯端末1に送信するまでの間隔を特定する(S15)。さらに、サーバ特定部333は、携帯端末1からアクセスされたコンテンツのURLに付されている端末IDを抽出し、端末IDを特定する。サーバ特定部333は、特定した間隔と、端末IDとを関連付けてサーバ記憶部32に記憶させる。その後、分析部332は、サーバ記憶部32に記憶されている分析対象情報に基づいて分析を行う(S16)。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態に係る情報取得システムSでは、近距離無線送信部27が、検出部25が接近状態を検出している場合において、入力部21が第2の操作を受け付けると、サーバ3に記憶されているコンテンツのURLを近距離無線通信により携帯端末1に送信し、サーバ通信部31が、携帯端末1からコンテンツのURLにアクセスされたことに応じて、当該URLに対応するコンテンツを携帯端末1に送信し、サーバ特定部333が、近距離無線送信部27がコンテンツのURLを携帯端末1に送信してから、サーバ通信部31が当該コンテンツを当該携帯端末1に送信するまでの間隔を特定する。
本実施形態によれば、サーバは、近距離無線送信部27がコンテンツのアドレスを携帯端末1に送信してから、サーバ通信部31が当該コンテンツを当該携帯端末1に送信するまでの間隔を特定するので、複数のユーザのコンテンツに対する関心度を推定することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
また、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・携帯端末、2・・・施設側端末、21・・・入力部、22・・・表示部、23・・・位置情報取得部、24・・・記憶部、25・・・検出部、26・・・近距離無線受信部、27・・・近距離無線送信部、28・・・制御部、281・・・環境情報特定部、29・・・通信部、3・・・サーバ、31・・・サーバ通信部、32・・・サーバ記憶部、33・・・サーバ制御部、331・・・記憶制御部、332・・・分析部、333・・・サーバ特定部、4・・・基地局、N・・・ネットワーク、S・・・情報取得システム

Claims (12)

  1. 携帯端末と所定距離以内に接近したことにより前記携帯端末と情報の送信又は受信を行う施設側端末と、前記施設側端末と通信可能なサーバとを備える情報取得システムであって、
    前記施設側端末は、
    複数のコンテンツのいずれかを選択する選択画面を表示し、選択されたコンテンツを表示する表示部と、
    前記携帯端末が所定距離以内に接近した接近状態を検出する検出部と、
    前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記携帯端末から識別情報を受信する受信部と、
    前記施設側端末の環境情報として、前記複数のコンテンツのうち、選択されたコンテンツの識別情報を特定する環境情報特定部と、
    前記携帯端末から受信した前記識別情報と前記環境情報特定部が特定した前記環境情報とをサーバに送信する通信部と、
    を有し、
    前記サーバは、
    前記施設側端末から受信した前記識別情報と前記環境情報とを記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記記憶部を参照して、コンテンツの閲覧回数を集計し、コンテンツの閲覧回数に基づいて、前記選択画面を動的に生成し、前記表示部に表示させる分析部とを有する、
    情報取得システム。
  2. 前記環境情報は、時刻及び前記施設側端末の位置情報のいずれかを含み、
    前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記環境情報を特定する、
    請求項1に記載の情報取得システム。
  3. 前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出したことに基づき、前記環境情報として前記表示部に表示されているコンテンツの識別情報を特定する、
    請求項1又は2に記載の情報取得システム。
  4. 前記施設側端末の前記表示部に表示されるコンテンツが複数のページを含むものである場合に、前記環境情報特定部は、前記環境情報として、前記表示部が表示したページ数、表示時間、及びページ番号の少なくともいずれかを特定する、
    請求項3に記載の情報取得システム。
  5. 前記施設側端末の前記表示部に表示されるコンテンツが動画像である場合に、前記環境情報特定部は、前記環境情報として動画再生時間を特定する、
    請求項3又は4に記載の情報取得システム。
  6. 前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出してから、前記表示部が前記コンテンツを表示するまでの時間を前記環境情報として特定する、
    請求項3から5のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  7. 前記環境情報特定部は、前記表示部が前記コンテンツを表示してから、前記検出部が前記接近状態を検出しなくなるまでの時間を前記環境情報として特定する、
    請求項3から6のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  8. 前記環境情報特定部は、前記検出部が前記接近状態を検出してから前記接近状態を検出しなくなるまでに、前記表示部が前記複数のコンテンツを表示した順序を前記環境情報として特定する、
    請求項3から7のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  9. 前記環境情報特定部は、前記表示部が、前記携帯端末に送信可能なコンテンツを表示した時刻と、前記表示部が表示した当該コンテンツを前記携帯端末に送信した時刻とを前記環境情報として特定する、
    請求項3から8のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  10. 前記施設側端末は、前記施設側端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部をさらに備え、
    前記環境情報特定部は、前記表示部が前記コンテンツを表示したときに前記位置情報取得部が取得した前記位置情報と、前記コンテンツを表示した時刻を示す時刻情報とを前記環境情報として特定する、
    請求項3から9のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  11. 前記施設側端末は、
    操作入力を受け付ける入力部と、
    前記検出部が前記接近状態を検出している場合において、前記入力部が操作入力を受け付けると、前記サーバに記憶されているコンテンツのアドレスを近距離無線通信により前記携帯端末に送信する近距離無線送信部と、
    をさらに有し、
    前記サーバは、前記携帯端末から前記アドレスにアクセスされたことに応じて、当該アドレスに対応する前記コンテンツを前記携帯端末に送信するサーバ通信部と、
    前記近距離無線送信部が前記コンテンツのアドレスを前記携帯端末に送信してから、前記サーバ通信部が当該コンテンツを当該携帯端末に送信するまでの間隔を特定するサーバ特定部と、
    をさらに有する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報取得システム。
  12. 施設側端末が、複数のコンテンツのいずれかを選択する選択画面を表示部に表示させる手順と、
    前記施設側端末が、携帯端末が所定距離以内に接近した接近状態を検出する手順と、
    前記施設側端末が、前記接近状態を検出したことに基づき、前記携帯端末から識別情報を受信する手順と、
    前記施設側端末が、前記施設側端末の環境情報として、前記複数のコンテンツのうち、選択されたコンテンツを特定する手順と、
    前記施設側端末が、前記選択画面において選択されたコンテンツを前記表示部に表示させる手順と、
    前記施設側端末が、前記携帯端末から受信した前記識別情報と特定された前記環境情報とをサーバに送信する手順と、
    前記サーバが、受信した前記識別情報と前記環境情報とを記憶部に記憶させる手順と、
    前記サーバが、前記記憶部を参照して、複数のコンテンツのそれぞれの閲覧回数を集計する手順と、
    前記サーバが、前記閲覧回数に基づいて前記選択画面を動的に生成し、前記表示部に表示させる手順と、
    を備える、情報取得方法。
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