JP6004484B2 - 蒸気タービン発電プラント - Google Patents

蒸気タービン発電プラント Download PDF

Info

Publication number
JP6004484B2
JP6004484B2 JP2013073155A JP2013073155A JP6004484B2 JP 6004484 B2 JP6004484 B2 JP 6004484B2 JP 2013073155 A JP2013073155 A JP 2013073155A JP 2013073155 A JP2013073155 A JP 2013073155A JP 6004484 B2 JP6004484 B2 JP 6004484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
steam turbine
value
operation amount
target operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013073155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014196715A (ja
Inventor
矢敷 達朗
達朗 矢敷
泰浩 吉田
泰浩 吉田
吉田 卓弥
卓弥 吉田
尚弘 楠見
尚弘 楠見
和典 山中
和典 山中
野村 健一郎
健一郎 野村
雅昭 富沢
雅昭 富沢
文之 鈴木
文之 鈴木
祐一 ▲高▼橋
祐一 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2013073155A priority Critical patent/JP6004484B2/ja
Priority to CN201310534863.2A priority patent/CN104074563B/zh
Priority to US14/077,828 priority patent/US9255494B2/en
Priority to EP13192419.3A priority patent/EP2792856B1/en
Publication of JP2014196715A publication Critical patent/JP2014196715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6004484B2 publication Critical patent/JP6004484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D19/00Starting of machines or engines; Regulating, controlling, or safety means in connection therewith
    • F01D19/02Starting of machines or engines; Regulating, controlling, or safety means in connection therewith dependent on temperature of component parts, e.g. of turbine-casing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/02Controlling, e.g. stopping or starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/101Regulating means specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/16Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type
    • F01K7/165Controlling means specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

本発明は蒸気タービン発電プラントに関する。
風力発電や太陽光発電に代表される再生可能エネルギーの電力系統への接続により、系統電力の不安定化を抑制すべく蒸気タービン発電プラントの起動時間の更なる短縮が求められている。しかし、蒸気タービンの起動時には蒸気の温度や流量が急激に上昇する結果、タービンロータの表面が内部に比較して急激に昇温し、半径方向の温度勾配が大きくなって熱応力が増大する。過大な熱応力はタービンロータの寿命を縮め得る。また、蒸気の温度変化が大きい場合、タービンロータとケーシングの間に熱容量の違いによる熱伸び差が生じる。この熱伸び差が大きくなると、回転するタービンロータと静止するケーシングが接触し損傷し得る。そのため、蒸気タービンはタービンロータの熱応力やケーシングとの熱伸び差が制限値を超えないように起動制御する必要がある。
それに対し、現在時刻から先の一定期間の熱応力と熱伸び差を予測計算し、熱応力と熱伸び差の予測計値を制限値内に抑えるようにして蒸気タービンを高速起動する技術が知られている(特許文献1等参照)。
特開2009−281248号公報
特許文献1では、プラント状態量の計測値、例えば蒸気タービンの入口蒸気の温度や蒸気圧力等を入力として熱応力等を予測計算し、それら予測値を基にプラント操作量を決定している。しかしながら、例えば計測器の不調によってプラント状態量の計測値が入力されない場合や熱応力等の熱影響量の変化に予測計算が間に合わない場合がある。このような場合には熱影響量の予測精度が保てず、熱影響量を制限値内に保ってプラントを安全に起動できない場合が生じ得る。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、熱影響量の予測精度が確保できない場合でも安全に起動することができる蒸気タービン発電プラントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、プラント状態量の計測値を基に現在時刻から未来に亘る一定期間の蒸気タービンの熱影響量の予測値を計算し、プラント状態量の計測値を基に蒸気タービンの熱影響量の現在値を計算し、予測値を基にした第1目標操作量、及び現在値を基にした第2目標操作量を並行して計算し、第1目標操作量を優先して選択する一方で第1目標操作量が計算されない場合に第2目標操作量を選択してプラント状態量を制御する。
本発明によれば、熱影響量の予測精度が確保できない場合でも安全に蒸気タービン発電プラントを起動することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントに備えられた予測値計算装置のブロック図である。 第1目標操作量の計算手順の説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントに備えられた現在値計算装置のブロック図である。 第2目標操作量の計算手順の説明図である。 目標操作量(変化率)と指令値(出力値)の関係を表した図である。 本発明の第2の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントの概略構成図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
1.蒸気タービン発電プラント
図1は本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントの概略構成図である。
同図に示した蒸気タービン発電プラントは、熱源装置1、蒸気発生装置2、蒸気タービン3、発電機4、熱源媒体量調整装置15、主蒸気加減弁16、及び蒸気タービン起動制御装置31を備えている。本実施の形態では、熱源装置1がガスタービンである場合(つまり蒸気タービン発電プラントがコンバインドサイクル発電プラントである場合)を例に挙げて説明する。
熱源装置1では、熱源媒体5(本例ではガス燃料、液体燃料、水素含有燃料等の燃料)に保有される熱量により低温流体6(本例では燃料とともに燃焼される空気)が加熱され、高温流体7(本例ではガスタービンを駆動した燃焼ガス)として蒸気発生装置2に供給される。蒸気発生装置2(本例では排熱回収ボイラ)では、熱源装置1で生成した高温流体7の保有熱との熱交換器により給水が加熱されて蒸気8が発生する。そして、蒸気発生装置2で発生した蒸気8によって蒸気タービン3が駆動する。蒸気タービン3には発電機4が同軸に連結されていて、蒸気タービン3の回転駆動力が発電機4により電力に変換される。発電機4の発電出力は、例えば電力系統(不図示)に出力される。また、蒸気タービン3には温度計20及び熱伸び差計14が設けられている。温度計20は蒸気タービン3の初段のケーシング等のメタル温度、熱伸び差計14は蒸気タービン3のロータとケーシングの軸方向の熱伸び差をそれぞれ計測する。
熱源媒体量調整装置15(本例では燃料調整弁)は、熱源装置1に対する熱源媒体5の供給経路に設けられていて、この熱源媒体量調整装置15によって熱源装置1に供給する熱源媒体量が調整される。調整装置15は蒸気タービン発電プラントのプラント負荷を調整する調整装置として機能する。また、熱源媒体5の供給経路には、熱源媒体量調整装置15の下流側に流量計11が設けられていて、流量計11によって熱源装置1に対する熱源媒体5の供給量が計測される。
主蒸気加減弁15は、蒸気発生装置2と蒸気タービン3とを接続する主蒸気配管に設けられている。これは蒸気タービン3に供給する蒸気流量を調整するものであって、蒸気タービン発電プラントのプラント負荷を調整する調整装置として機能し得る。また、主蒸気配管には、主蒸気加減弁15の下流側(蒸気タービン3側)の位置に圧力計12及び温度計13が設けてある。圧力計12及び温度計13は、主蒸気配管を流れる主流蒸気の圧力及び温度をそれぞれ計測する。
蒸気タービン起動制御装置21には、プラントの状態量を示す各種計測値が計測値データ17として入力される。例えば流量計11で計測された熱源媒体5の供給量、圧力計12及び温度計13で計測された蒸気8の圧力及び温度、温度計20で計測された蒸気タービン3の初段のメタル温度、熱伸び差計14で計測された蒸気タービン3の熱伸び差等である。これら以外の状態量をさらに蒸気タービン起動制御装置21に入力する場合もある。例えば、熱源装置1に対する低温流体6の供給経路には流量計を設け、熱源装置1に対する低温流体6の供給量を計測して蒸気タービン起動制御装置21に入力する場合もある。この場合、熱源装置1に対する低温流体6の供給経路に低温流体調整装置(例えば入口案内翼:IGV)を設け、熱源装置1に対する低温流体6の供給量を調整する構成とし得る。
2.蒸気タービン起動制御装置
蒸気タービン起動制御装置21は、計測値データ17を基にして、熱源媒体量調整装置15に対する熱源媒体調整指令値18、及び主蒸気加減弁16に対する主蒸気加減指令値19をそれぞれ出力する。この蒸気タービン起動制御装置21は、予測値計算装置22、第1目標操作量計算装置23、現在値計算装置24、第2目標操作量計算装置25、及び指令出力装置26,27の各要素を含んでいる。各要素について次に順次説明していく。
・予測値計算装置
予測値計算装置22は、入力した計測値データ17を基にして、現在時刻から未来に亘る一定期間の熱影響量を予測計算する。熱影響量とは、蒸気タービン発電プラントの起動運転時に蒸気タービン3のタービンロータにかかる熱応力や、タービンロータ及びこれを収容するケーシングの軸方向の熱伸び差等を含め、起動時の蒸気温度や蒸気圧力等の急激な上昇により変化する蒸気タービン3の状態量をいう。本願明細書において、単に「熱影響量」といった場合には熱応力及び熱伸び差を意味する。また、単に「熱応力」といった場合には蒸気タービン3のタービンロータに係る熱応力をいい、単に「熱伸び差」といった場合にはタービンロータ及びこれを収容する蒸気タービン3のケーシングの軸方向の熱伸び差をいう。予測値計算装置22の詳細については図2及び図3を用いて後述する。
・第1目標操作量計算装置
第1目標操作量計算装置23は、予測値計算装置22で計算した予測値を基にして、蒸気タービン発電プラントの起動過程における熱影響量が予め設定した制限値を超えないように熱媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に対する第1目標操作量を計算する。ここで計算される第1目標操作量は、熱影響量の予測値に基づく熱媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16の操作量であり、より具体的には熱媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16の操作量の変化率を指令する指令値である。第1目標操作量計算装置23の詳細については図3を用いて後述する。
・現在値計算装置
現在値計算装置24は、入力した計測値データ17を基にして、現在時刻の熱影響量の推定値を計算する。現在値計算装置24の詳細については図4及び図5を用いて後述する。
・第2目標操作量計算装置
第2目標操作量計算装置25は、蒸気タービン発電プラントの起動過程において現在値計算装置24で計算した現在値が予め設定した制限値を超えないように熱媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に対する第2目標操作量を計算する。ここで計算される第2目標操作量は、熱影響量の現在値に基づく熱媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16の操作量であり、より具体的にはそれら操作量の変化率を指令する指令値である。第2目標操作量計算装置25の詳細については図5を用いて後述する。
・指令出力装置
指令出力装置は、第1目標操作量を優先して選択する一方で第1目標操作量が計算されない場合に第2目標操作量を選択して熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に出力する。すなわち、例えば第1及び第2目標操作量が双方とも計算済みでともに入力されていれば二者択一で第1目標操作量を選択し、これを最終的な目標操作量として決定する。熱源媒体量調整装置15に対する目標操作量を選択し指令値を計算、出力するのが指令出力装置26であり、指令出力装置26が目標操作量を積分計算して得た指令値が前述した熱源媒体調整指令値18である。同様に、主蒸気加減弁16に対する目標操作量を選択し指令値を計算、出力するのが指令出力装置27であり、指令出力装置27が目標操作量を積分計算して得た指令値が前述した主蒸気加減指令値19である。その結果、熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16では、それぞれ熱源媒体調整指令値18及び主蒸気加減指令値19に応じて例えばPID制御によって操作量(この例では弁開度)が調整される。
3.予測値計算装置
図2は予測値計算装置22の詳細を表すブロック図である。
同図に示すように、予測計値算装置22は、タービン入口蒸気条件予測計算装置31、第1段蒸気条件予測計算装置32、第1段ロータ半径方向温度分布予測計算装置33、熱応力予測計算装置34、段落部蒸気条件予測計算装置35、ロータ軸方向温度分布予測計算装置36、ケーシング蒸気条件予測計算装置37、ケーシング軸方向温度分布予測計算装置38、及び熱伸び差予測計算装置39の各要素を含んでいる。各要素について次に順次説明していく。
・タービン入口蒸気条件予測計算装置
タービン入口蒸気条件予測計算装置31では、流量計11で計測された熱源媒体5の供給流量を基にして、まず熱源装置1から蒸気発生設備2を経て蒸気タービン3に至る熱と物質の伝播過程が計算される。そして、この計算結果を基にして蒸気タービン3の入口蒸気の条件、具体的には流量、圧力、及び温度が予測計算される。
・第1段蒸気条件予測計算装置
第1段蒸気条件予測計算装置32では、タービン入口蒸気条件予測計算装置31の計算結果を基にして、蒸気タービン3の第1段落部における圧力降下を考慮して、蒸気タービン3の第1段落部の蒸気(第1段蒸気)の条件、具体的には流量、圧力、温度、及び熱伝達率が予測計算される。
・第1段ロータ半径方向温度分布予測計算装置
第1段ロータ半径方向温度分布予測計算装置33では、第1段蒸気条件予測計算装置32の計算結果を基にして、第1段蒸気からタービンロータへの伝熱計算によりタービンロータの半径方向の温度分布が予測計算される。
・熱応力予測計算装置
熱応力予測計算装置34では、第1段ロータ半径方向温度分布予測計算装置33の計算結果を基にして、タービンロータの線膨張率、ヤング率、ポアソン比等を用いた材料力学計算によってタービンロータの熱応力が予測計算される。さらに、計測値データ17を用いて熱応力の計算値が補正される。
・段落部蒸気条件予測計算装置
段落部蒸気条件予測計算装置35では、タービン入口蒸気条件予測計算装置31の計算結果を基にして、蒸気タービン各段落部での圧力降下を考慮して蒸気タービン3の各段落部の蒸気条件、具体的には流量、圧力、温度、及び熱伝達率が予測計算される。
・ロータ軸方向温度分布予測計算装置
ロータ軸方向温度分布予測計算装置36では、段落部蒸気条件予測計算装置35の計算結果を基にして、各段落部蒸気からタービンロータへの伝熱計算によりタービンロータの軸方向の温度分布が予測計算される。
・ケーシング蒸気条件予測計算装置
ケーシング蒸気条件予測計算装置37では、タービン入口蒸気条件予測計算装置31の計算結果を基にして、タービンケーシングにおける圧力降下を考慮してケーシング蒸気の条件、具体的には流量、圧力、温度、及び熱伝達率が予測計算される。
・ケーシング軸方向温度分布予測計算装置
ケーシング軸方向温度分布予測計算装置38では、ケーシング蒸気条件予測計算装置37の計算結果を基にして、ケーシング蒸気からケーシングへの伝熱計算によりケーシングの軸方向の温度分布が予測計算される。
・熱伸び差予測計算装置
熱伸び差予測計算装置39では、ロータ軸方向温度分布予測計算装置36とケーシング軸方向温度分布予測計算装置38の計算結果を基にして、タービンロータとケーシングの線膨張率を用いた材料力学計算によってタービンロータとケーシングの熱伸び量が計算される。そして、両者の差をとることによって熱伸び差が予測計算される。さらに、計測値データ17を用いて熱伸び差の予測値が補正される。
4.第1目標操作量の計算手順
図3は第1目標操作量の計算手順の説明図である。
現在時刻t1に至るまでに図3に示すように熱源媒体の流量が推移した場合、予測値計算装置22では、時刻t1において流量計11で計測された熱源媒体5の流量を基に、時刻t1から時刻t3までの予測期間中の熱源媒体5の流量が予測計算される。ここでは計算容量を減らして速度を確保するために、予測期間中は熱源媒体5の流量が時刻t1における変化率で推移するとの仮定の下に熱源媒体5の流量が線型に計算される(1段目の実線参照)。続いて予測値計算装置22では、予測期間中の熱源媒体5の流量の予測推移を基に、同期間中の熱応力及び熱伸び差の推移を予測計算する(2,3段目の実線参照)。ここで、予測期間は、熱源装置1で発生する熱量が変化してから熱応力及び熱伸び差に変化が現れ始めるまでの期間(応答遅延時間)かそれよりも長く設定した期間である。応答遅延時間は理論上又は経験上得られた値とすることができる。
予測値計算装置22で熱応力及び熱伸び差の予測値が計算されたら、第1目標操作量計算装置23では、予測期間中の予測熱応力と熱応力制限値との最小偏差(予測熱応力のピーク値と熱応力制限値との偏差)、及び予測熱伸び差と熱伸び差制限値との最小偏差(予測熱伸び差のピーク値と熱伸び差制限値との偏差)を基にして、熱応力と熱伸び差が制限値を超えないように、時刻t1から時刻t2(t1<t2<t3)までの操作量更新期間内の第1目標操作量(変化率)を計算する。第1目標操作量には、熱源媒体量調整装置15に対する第1目標操作量、及び主蒸気加減弁16に対する第1目標操作量が含まれる(4段目参照)。
予測値計算装置22及び第1目標操作量計算装置23は、図3で説明した上記手順で蒸気タービン発電プラントの起動が完了するまで繰り返し第1目標操作量を計算する。同図では時刻t0(<t1)からt2まで上記手順を3回繰り返した段階を例示している。
5.現在値計算装置
図4は現在値計算装置24の詳細を表すブロック図である。
同図に示すように、現在計値算装置24は、第1段ロータ半径方向温度分布計算装置40、熱応力計算装置41、及び熱伸び差選択装置42の各要素を含んでいる。各要素について次に順次説明していく。
・第1段ロータ半径方向温度分布計算装置
第1段ロータ半径方向温度分布計算装置40では、温度計20で計測された蒸気タービン3の第1段メタル温度を基にして、タービンロータへの伝熱計算により現在時刻のタービンロータの半径方向の温度分布が計算される。
・熱応力計算装置
熱応力計算装置41では、第1段ロータ半径方向温度分布計算装置40の計算結果を基にして、タービンロータの線膨張率、ヤング率、ポアソン比等を用いた材料力学計算によって現在時刻のタービンロータの熱応力が計算される。
・熱伸び差選択装置
熱伸び差選択装置42では、熱伸び差計14で計測されたタービンロータとケーシングの熱伸び差を計測データ17から選択し出力する。
6.第2目標操作量の計算手順
図5は第2目標操作量の計算手順の説明図である。同図中の時刻t0,t1,t2は図3に対応している。
現在値計算装置24では、時刻t1において、計測データ17のうちの蒸気タービン第1段メタル温度と熱伸び差の各計測値を基にして、時刻t1における熱応力及び熱伸び差の現在値を計算する(1,2段目参照)。
続いて第2目標操作量計算装置25では、時刻t1の熱応力の現在値と熱応力制限値の偏差、及び熱伸び差の現在値と熱伸び差制限値の偏差を基にして、熱応力と熱伸び差が制限値を超えないように操作量更新期間中の第2目標操作量(変化率)を計算する。第2目標操作量には、熱源媒体量調整装置15に対する第2目標操作量、及び主蒸気加減弁16に対する第2目標操作量が含まれる(3段目参照)。
このように、第1目標操作量計算装置23では現在時刻から先の一定期間の熱応力及び熱伸び差の予測値から目標操作量を計算するのに対し、第2目標操作量計算装置25では現在時刻の熱応力及び熱伸び差から目標操作量を計算する。第2目標操作量は、計算過程で未来の熱応力及び熱伸び差が考慮されないため、熱応力と熱伸び差の制限値に対して余裕を考慮して計算される関係上、通常は第1目標操作量よりも小さな値になる。
現在値計算装置24及び第2目標操作量計算装置25は、図5で説明した上記手順で蒸気タービン発電プラントの起動が完了するまで繰り返し第2目標操作量を計算する。同図では時刻t0からt2まで上記手順を3回繰り返した段階を例示している。
7.目標操作量の決定手順
図6は目標操作量(変化率)と指令値(出力値)の関係を表した図である。同図では熱源媒体量調整装置15についての第1及び第2目標操作量(1,2段目)と熱源媒体調整指令値18(3段目)との関係の一例を示しているが、主蒸気加減弁16についての第1及び第2目標操作量と主蒸気加減指令値19との関係も概ね同じであるため説明を省略する。
図6において時刻T1,T2・・・T7は等間隔であって時間間隔(例えばT1−T2)は前述した操作量更新期間(図3及び図5参照)に等しい。同図に示したように、第1及び第2目標操作量は並行して計算される。図示した例では、時刻T1−T3及び時刻T5−T7においては第1目標操作量計算装置23から第1目標操作量が入力されているので、指令出力装置26は第2目標操作量に優先して第1目標操作量(1段目)を選択し、これを積分することによって熱源媒体調整指令値18(3段目)を計算する。
それに対し、時刻T3−T5においては第1目標操作量計算装置23から第1目標操作量が入力されていない。この場合、指令出力装置26はバックアップとして第2目標操作量(2段目)を選択し、これを積分することにより熱源媒体調整指令値18(3段目)を計算する。第1目標操作量が入力されてこないケースとしては、例えば、計測器の異常によりプラント状態量の計測値が一部得られない場合、或いは予測計算の処理が間に合わないような場合が考えられる。
8.効果
前述した通り、熱影響量の予測値を基に熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に対する第1目標操作量を計算するのに並行し、熱影響量の現在値(計算値)を基に第2目標操作量を計算する。通常は第1目標操作量に基づく熱媒体操作指令値18及び主蒸気加減指令値19が熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に出力される。その一方で、一部の計測器の不調や計算遅延等によって熱影響量の予測値が得られない場合、バックアップとして第2目標操作量に基づく熱媒体操作指令値18及び主蒸気加減指令値19が熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16に出力される。これによって熱影響量の適正な予測値が得られない場合でも熱応力や熱伸び差が制限値を超過することを抑制し、蒸気タービン発電プラントを安全に起動することができる。
また、本実施の形態の場合には、目標操作量(変化率)を積分して指令値を計算するため、熱影響量の予測値に基づく制御と現在値に基づく制御とが切り換わる際、指令値が連続的に変化してスムーズな切り換えができる。
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態に係る蒸気タービン発電プラントの概略構成図である。第1の実施の形態と同様の部分については同図において既出図面と同符号を付して説明を省略する。
本実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、計測器からプラント状態量の計測値が入力されない場合に第2目標操作量の値を保持する点である。具体的には、本実施の形態における第2目標操作量計算装置125には、現在値計算装置24で計算された熱影響量の現在値の他、温度計20で計測された蒸気タービン3の第1段メタル温度、及び熱伸び差計14で計測された熱伸び差が入力されるようになっている。第2目標操作量計算装置125では、温度計20及び熱伸び差計14の計測値の入力の有無が判定され、双方の入力がある場合には熱影響量の現在値から第2目標操作量が計算される。その一方で、温度計20及び熱伸び差計14の一方又は双方の計測値が入力されない場合、第2目標操作量計算装置125では、第2目標操作量にゼロ値が設定されて指令出力装置26,27に出力される。第2目標操作量にゼロ値を設定した場合、すなわち変化率が0(ゼロ)であるあめ、熱源媒体量調整指令値18及び主蒸気加減指令値19は前周期の操作信号更新期間(図3及び図5参照)の値が保持されることとなる。
その他の点は第1の実施の形態と同様である。
何らかの異常又は外乱により温度計20又は熱伸び差計14の計測値が入力されない場合、現在値計算装置24で計算される現在値の信頼性が低下する。信頼性の確保されない現在値は予測値のバックアップの役割を果たさず、第2目標操作量を基にして熱媒体量調整装置15や主蒸気加減弁16が制御された場合、熱応力又は熱伸び差が制限値を超過してプラントを安全に起動できなくなる可能性がある。
それに対し、本実施の形態では、温度計20及び熱伸び差計14の一方又は双方の計測値が得られない異常時には、第2目標操作量がゼロ値に設定されて熱源媒体量調整装置15及び主蒸気加減弁16の操作量が保持されるので、熱応力又は熱伸び差が制限値を超過することを回避することができる。他方、温度計20及び熱伸び差計14の双方の計測値が得られる通常時には、第1の実施の形態と同様に第2目標操作量が計算されるため第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(その他)
前述した各実施の形態ではコンバインドサイクル発電プラントに発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、汽力発電プラント、太陽熱発電プラントに代表される蒸気タービンを包含する発電プラントの全てに本発明は適用可能である。プラントの起動手順は同様である。
例えば、汽力発電プラントに本発明を適用した場合、熱源媒体には石炭や天然ガス、低温流体には空気や酸素、熱源媒体調整装置15には燃料調整弁、熱源装置1にはボイラ中の火炉、高温流体には燃焼ガス、蒸気発生装置2にはボイラ中の伝熱部(蒸気発生部)、第1及び第2目標操作量設定装置23,25,125にはボイラ負荷制御装置が対応する。
太陽熱発電プラントに本発明を適用した場合、熱源媒体には太陽光、熱源媒体調整装置15には集熱パネルの駆動装置、熱源装置1には集熱パネル、低温流体及び高温流体には油や高温溶媒塩等の太陽熱エネルギーを変換して保有する媒体、第1及び第2目標操作量設定装置23,25,125には集熱量制御装置が相当する。
また、予測値計算装置22及び現在値計算装置24に入力する計測値データ17として、流量器11、圧力計12、温度計13,20、熱伸び差計14の計測値を例示した。しかし、熱影響量の予測値や現在値の計算や補正に必要な値は計算方法によって異なり得るので、予測値計算装置22及び現在値計算装置24に入力する計測値の種別や、計測値データ17を出力する計測器の種別は適宜変更可能である。
1 熱源装置
2 蒸気発生装置
3 蒸気タービン
4 発電機
5 熱源媒体
6 低温流体
7 高温流体
8 蒸気
11 流量計(計測器)
12 圧力計(計測器)
13 温度計(計測器)
14 熱伸び差計(計測器)
15 熱源媒体量調整装置(調整装置)
16 主蒸気加減弁(調整装置)
20 温度計(計測器)
22 予測値計算装置
23 第1目標操作量計算装置
24 現在値計算装置
25 第2目標操作量計算装置
26,27 指令出力装置
125 第2目標操作量計算装置

Claims (6)

  1. 熱源媒体で低温流体を加熱して高温流体を生成する熱源装置と、
    前記熱源装置で生成した高温流体により蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    前記蒸気発生装置で発生した蒸気で駆動する蒸気タービンと、
    前記蒸気タービンの回転動力を電力に変換する発電機と、
    プラント負荷を調整する調整装置と、
    プラント状態量を計測する計測器と、
    前記計測器の計測値を基に現在時刻から未来に亘る一定期間の前記蒸気タービンの熱影響量の予測値を計算する予測値計算装置と、
    前記予測値を基にして前記調整装置の第1目標操作量を計算する第1目標操作量計算装置と、
    前記計測器の計測値を基に前記蒸気タービンの熱影響量の現在値を計算する現在値計算装置と、
    前記現在値を基にして前記調整装置の第2目標操作量を計算する第2目標操作量計算装置と、
    前記第1目標操作量を優先して選択する一方で前記第1目標操作量が計算されない場合に第2目標操作量を選択し、選択した目標操作量に応じて前記調整装置に指令値を出力する指令出力装置と
    を備えたことを特徴とする蒸気タービン発電プラント。
  2. 前記第1及び第2目標操作量が変化率であり、前記調整装置に対する指令値が前記選択した目標操作量を積分した値であることを特徴とする請求項1の蒸気タービン起動制御装置。
  3. 前記第2目標操作量計算装置が、前記計測器から計測値が入力されない場合に前記第2目標操作量の値を保持することを特徴とする請求項1の蒸気タービン起動制御装置。
  4. 前記熱源装置への熱源媒体の供給量を調整する熱源媒体量調整装置、及び前記蒸気タービンへの蒸気供給量を調整する主蒸気加減弁を前記調整装置として有し、
    前記熱源媒体の供給量を計測する流量計、前記蒸気タービンのメタル温度を計測する温度計、及び前記蒸気タービンの熱伸び差を計測する伸び差計を前記計測器として有する
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれかの蒸気タービン発電プラント。
  5. 熱源媒体で低温流体を加熱して高温流体を生成する熱源装置と、
    前記熱源装置で生成した高温流体により蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    前記蒸気発生装置で発生した蒸気で駆動する蒸気タービンと、
    前記蒸気タービンの回転動力を電力に変換する発電機と、
    プラント負荷を調整する調整装置と、
    プラント状態量を計測する計測器とを備えた蒸気タービン発電プラントの起動方法において、
    前記計測器の計測値を基に現在時刻から未来に亘る一定期間の前記蒸気タービンの熱影響量の予測値を計算し、
    前記計測器の計測値を基に前記蒸気タービンの熱影響量の現在値を計算し、
    前記予測値を基にした前記調整装置の第1目標操作量、及び前記現在値を基にした前記調整装置の第2目標操作量を並行して計算し、
    前記第1目標操作量を優先して選択する一方で前記第1目標操作量が計算されない場合に第2目標操作量を選択し、選択した目標操作量に応じて前記調整装置に指令値を出力する
    ことを特徴とする蒸気タービン発電プラントの起動方法。
  6. 前記計測器から計測値が入力されない場合に前記第2目標操作量の値を保持することを特徴とする請求項5の蒸気タービン起動制御装置の起動方法。
JP2013073155A 2013-03-29 2013-03-29 蒸気タービン発電プラント Active JP6004484B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013073155A JP6004484B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 蒸気タービン発電プラント
CN201310534863.2A CN104074563B (zh) 2013-03-29 2013-11-01 蒸汽涡轮机发电设备
US14/077,828 US9255494B2 (en) 2013-03-29 2013-11-12 Steam turbine power plant
EP13192419.3A EP2792856B1 (en) 2013-03-29 2013-11-12 Steam turbine power plant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013073155A JP6004484B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 蒸気タービン発電プラント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014196715A JP2014196715A (ja) 2014-10-16
JP6004484B2 true JP6004484B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=49619799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013073155A Active JP6004484B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 蒸気タービン発電プラント

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9255494B2 (ja)
EP (1) EP2792856B1 (ja)
JP (1) JP6004484B2 (ja)
CN (1) CN104074563B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6578136B2 (ja) 2015-05-29 2019-09-18 三菱日立パワーシステムズ株式会社 コンバインドサイクルプラント、その制御装置及び起動方法
JP6498059B2 (ja) * 2015-06-30 2019-04-10 三菱日立パワーシステムズ株式会社 起動制御装置
JP6469543B2 (ja) * 2015-07-23 2019-02-13 三菱日立パワーシステムズ株式会社 コンバインドサイクル発電プラント及びその起動方法
KR101842370B1 (ko) * 2016-12-05 2018-03-26 두산중공업 주식회사 복합화력발전소의 빠른 기동 제어 방법 및 시스템
US10260377B2 (en) * 2017-02-03 2019-04-16 Woodward, Inc. Generating steam turbine performance maps
JP6938394B2 (ja) * 2018-01-25 2021-09-22 三菱パワー株式会社 蒸気タービンの暖機方法および蒸気タービン
JP7351678B2 (ja) * 2019-09-03 2023-09-27 三菱重工業株式会社 起動制御装置、起動制御方法およびプログラム
DE102019216179A1 (de) * 2019-10-21 2021-04-22 Siemens Energy Global GmbH & Co. KG Verfahren zur Regelung der Eintrittstemperatur eines Arbeitsfluides einer Dampfturbine bei schwankender Bereitstellung thermischer Energie
US11352901B2 (en) * 2020-02-17 2022-06-07 Emerson Process Management Power & Water Solutions Methods and apparatus to determine material parameters of turbine rotors
US11525375B2 (en) 2020-04-09 2022-12-13 General Electric Company Modeling and control of gas cycle power plant operation with variant control profile
CN111706406B (zh) * 2020-06-15 2022-12-06 华能罗源发电有限责任公司 一种快速中速暖机控制***

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3097490A (en) * 1963-07-16 Callan
US4287430A (en) * 1980-01-18 1981-09-01 Foster Wheeler Energy Corporation Coordinated control system for an electric power plant
US4320625A (en) * 1980-04-30 1982-03-23 General Electric Company Method and apparatus for thermal stress controlled loading of steam turbines
GB2152591B (en) * 1983-12-19 1988-08-24 Gen Electric Steam turbine-generator thermal performance monitor
SU1206446A1 (ru) * 1984-07-17 1986-01-23 Государственный Всесоюзный Центральный Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательский Институт Комплексной Автоматизации Система регулировани энергоблока котел-турбина-генератор
JPS61205309A (ja) * 1985-03-08 1986-09-11 Hitachi Ltd 給水加熱器の保護運転方法及びその装置
US4888953A (en) * 1987-11-13 1989-12-26 Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha Apparatus for controlling boiler/turbine plant
US5042246A (en) * 1989-11-06 1991-08-27 General Electric Company Control system for single shaft combined cycle gas and steam turbine unit
US5347466A (en) * 1991-07-15 1994-09-13 The Board Of Trustees Of The University Of Arkansas Method and apparatus for power plant simulation and optimization
JP3468319B2 (ja) * 1995-02-14 2003-11-17 富士電機株式会社 タービンの蒸気加減弁開度調節装置
JP3673017B2 (ja) * 1996-05-23 2005-07-20 株式会社東芝 蒸気タービン起動制御装置
DE59706404D1 (de) * 1996-11-08 2002-03-21 Siemens Ag Turbinenleiteinrichtung sowie verfahren zur regelung eines lastwechselvorgangs einer turbine
JP4208397B2 (ja) * 2000-09-29 2009-01-14 株式会社東芝 コンバインドサイクル発電プラントの起動制御装置
JP4723884B2 (ja) * 2005-03-16 2011-07-13 株式会社東芝 タービン起動制御装置およびその起動制御方法
JP2009281248A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Toshiba Corp タービンシステムおよびタービンシステム起動制御方法
JP5221443B2 (ja) * 2009-05-08 2013-06-26 株式会社東芝 一軸型複合サイクル発電プラントの起動方法および一軸型複合サイクル発電プラント
JP2012197750A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Toshiba Corp 発電プラントおよび発電プラント運転方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2792856A3 (en) 2015-03-25
CN104074563A (zh) 2014-10-01
JP2014196715A (ja) 2014-10-16
US9255494B2 (en) 2016-02-09
CN104074563B (zh) 2016-01-06
EP2792856B1 (en) 2017-01-11
EP2792856A2 (en) 2014-10-22
US20140290249A1 (en) 2014-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6004484B2 (ja) 蒸気タービン発電プラント
US9771825B2 (en) Activation control device
JP6037448B2 (ja) 蒸気タービン発電プラント
JP5916043B2 (ja) 湿分分離再加熱器を制御する方法及び装置
EP3118426B1 (en) Activation control apparatus
JP6245738B2 (ja) 蒸気タービンの起動制御装置及び起動方法
JP6469543B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラント及びその起動方法
EP3121392B1 (en) Start-up control device and start-up control method for power plant
JP6067450B2 (ja) 蒸気タービン発電プラント
JP6319998B2 (ja) 蒸気タービンプラント起動制御装置
JP6685852B2 (ja) プラント制御装置
JP2017025930A (ja) 蒸気タービン発電プラント
JP2015175353A (ja) 燃焼制御装置、ガスタービンシステム、制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140828

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6004484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250