JP6002409B2 - 座席装置、座席用送風装置、および車両 - Google Patents

座席装置、座席用送風装置、および車両 Download PDF

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Description

本発明は、自動車などの車両の座席装置、座席用送風装置、および車両に関する。
自動車などの車両は、ユーザが着座する座席を有する。
特表2006−524159号公報 特開2005−280710号公報 特開2003−254636号公報 特開2009−077760号公報 特開2007−223352号公報 特開平09−169209号公報 特開2003−285628号公報 特開2003−285629号公報
車両の座席は、夏の日光により熱くなり、冬の冷気により冷たくなる。
ユーザは、乗車後、座席装置の熱気または冷気に耐えて座席に着座しなければならない。または、ユーザは、ユーザがイグニッションキーを操作して車両のエンジンを始動することにより車室内を冷却、または加温する空気調和装置を作動させて、座席が適温になるのを待つ必要がある。
特許文献は何れもこのような従来の課題を解決するもので、特許文献1から8のように、冷却、または加温された空気を座席に設けられた通風路を通じてユーザが着座する着座面に供給する空調機能を有する座席装置を利用できる。
しかしながら、特許文献1から8の座席装置は、座部の裏面側からたとえば貫通孔及び座面側に設けられる溝部を通じて、着座面に対してスポット的に空気を送り込む。
したがって、空気が送り込まれる箇所から熱や湿気を奪うことが可能であるが、たとえば着座したユーザにより溝部が塞がれて空気の出口が無い状態では、溝部の箇所において空気の流れが無くなり、熱や湿気を奪うことが難しくなる。
その結果、たとえばユーザが着座した状態において、当該ユーザおよび座席の広い範囲から、次第に発生してくる熱や湿気を効果的に除去することができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、座席における空気の流れを適切に確保した空調機能を有する座席装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の観点に係る座席装置は、ユーザが着座する着座面を有する座部と、座部の着座面に形成される送風口と、着座面において送風口から分岐して形成される複数の溝部と、を有する。そして、溝部は、当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、第1凹部より浅く且つ第1凹部に沿って形成される第2凹部と、を有し、互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される。
好適には、座部は、弾性材料により形成された弾性部による着座面を有し、溝部は、弾性部に形成されてよい。
好適には、第2凹部は、第1凹部についての着座面の中央側に形成されてよい。
好適には、着座面において、送風口は、着座面に着座するユーザの臀部の位置に形成され、溝部は、着座面に着座するユーザの腿に沿って延在してよい。
好適には、溝部は、送風口から座部の前面または後面に至る長さに形成されてよい。
好適には、座部の着座面を覆うカバー部を有し、カバー部は、溝部と重なる部位に通気性を有しまたは貫通孔が形成されてよい。
好適には、複数の溝部は、着座面に着座するユーザの腿に沿って、所定の間隔で並べて延在してよい。
好適には、溝部は、送風口から座部の前面または後面に至る間に、溝の深さが浅くなってよい。
好適には、溝部は、送風口から座部の前面または後面に至る間に、溝の幅が狭くなってよい。
好適には、溝部の側面が傾斜してよい。
本発明の第2の観点に係る座席用送風装置は、ユーザが着座する着座面に形成される送風口と、着座面へ空気を供給する送風部と、着座面において送風口から分岐して形成される複数の溝部と、を有する。そして、溝部は、当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、第1凹部より浅く且つ第1凹部に沿って形成される第2凹部と、を有し、互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される。
本発明の第3の観点に係る車両は、ユーザが着座する座席として、ユーザが着座する着座面を有する座部と、座部の着座面に形成される送風口と、着座面において送風口から分岐して形成される複数の溝部と、を有する。そして、溝部は、当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、第1凹部より浅く且つ第1凹部に沿って形成される第2凹部と、を有し、互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される。
本発明では、着座面に、送風口と複数の溝部とが形成される。
また、複数の溝部は、送風口から分岐して形成される。
送風口から着座面へ供給された空気は、送風口から分岐する複数の溝部により、送風口の周囲へ広がる。
送風口へ送り込まれた空気は、送風口がユーザにより塞がれたとしても、複数の溝部から放出可能になる。
よって、本発明では、ユーザが着座した状態において、送風口から広がってユーザの広い範囲に当たって流れる空気により、当該ユーザおよび座席の広い範囲から、次第に発生してくる熱や湿気を効果的に除去できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動車の部分透視の側面図である。 図2は、図1の自動車に搭載される座席用送風装置の概略構成図である。 図3は、図1の自動車に搭載される座席の模式的な断面図である。 図4は、図3の座席に形成される溝部および貫通孔の配置図である。 図5は、図4の溝部の断面図である。 図6は、ユーザが着座した状態での、溝部の断面図である。 図7は、ユーザが着座した状態での、座部の断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る溝部の断面図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係る溝部の断面図である。 図10は、本発明の第4実施形態に係る溝部の断面図である。 図11は、本発明の第5実施形態に係る溝部の断面図である。 図12は、本発明の第6実施形態に係る溝部の説明図である。 図13は、本発明の第7実施形態に係る溝部の断面図である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動車1の部分透視の側面図である。
図1の自動車1は、車体2を有する。
車体2の中央部には、ユーザが乗り込む乗車空間3が設けられる。
乗車空間3内には、ユーザが着座する座席4が2列で設けられている。
座席4は、ユーザが着座する座部5と、着座したユーザが寄り掛かる背面部6と、を有する。
座席4の温度は、たとえば夏の暑い日射などにより上昇する。また、冬の冷気により、座席4の温度は、低下する。
ユーザは、乗車後、座席4の熱気または冷気に耐えて、座席4に着座しなければならない。一般的な自動車1では、乗車したユーザがイグニッションキーを操作して自動車1のエンジンを始動し、さらに自動車1の空気調和装置を作動させ、これに伴ってコンプレッサを駆動することで空気調和装置の冷却サイクルが始動する、あるいはエンジンの冷却水温の上昇後、ヒータを駆動することで空気調和装置の暖房サイクルが始動することにより座席4が乗車空間3とともに適温になる。
しかしながら、このように空気調和装置を用いて乗車空間3とともに座席4が適温になるには、乗車空間の空気を通じて間接的に座席を冷却あるいは加温するため、ユーザが着座してから座面が適温になるまで時間がかかる。
そこで、本実施形態では、短時間で座面を確実に適温にするために、着座したユーザにより送風が阻害されない、座席に形成される溝部に特徴を持つ座席用送風装置10を用いる。
図2は、図1の自動車1に搭載される座席用送風装置10の概略構成図である。
図2の座席用送風装置10は、座席4へ空気を送り込み、座席4および着座したユーザから熱および湿気を取り除く。
座席用送風装置10は、座席4に形成された複数の溝部11および貫通孔12、ダクト13、送風機14、コントローラ15を有する。
図3は、図1の座席4の模式的な断面図である。
図3の座席4の座部5は、弾性部21、カバー部22、フレーム部23を有する。
また、座席4の背面部6は、弾性部24、カバー部25、フレーム部26を有する。
弾性部21,24は、たとえばウレタンなどの弾性材料で形成される。弾性部21,24は、所望の座面形状に形成される。
カバー部22,25は、たとえば通気性のあるメッシュ生地で形成される。カバー部22,25は、小さい貫通孔を多数形成した革シートで形成することもできる。図3のカバー部は、弾性部21,24の周囲全体を覆う。
フレーム部23,26は、たとえばアルミニウムなどの軽量で高剛性の金属材料で形成される。フレーム部23,26は、たとえば衝突時に乗員を保護し得る強度に形成される。
複数の溝部11および貫通孔12は、弾性部21,24に形成される。
複数の溝部11は、弾性部21,24についてのユーザが着座する着座面に形成される。
貫通孔12は、弾性部21,24において、たとえばその裏面から着座面に貫通して形成される。
なお、複数の溝部11および貫通孔12は、弾性部21,24の成形時に同時に形成されても、弾性部21,24の成形後の加工により形成されてもよい。
図4は、図3の座席4に形成される溝部11および貫通孔12の配置図である。
図4は、座席4の表面に、溝部11および貫通孔12の位置を模式的に表したものである。
溝部11および貫通孔12は、実際には、弾性部21,24の表面(着座面)に形成される。
座部5の表面(着座面)には、着座したユーザの臀部の下となる位置に、貫通孔12による2個の送風口16が形成される。
各送風口16には、6本の溝部11が接続される。複数の溝部11は、座部5の表面(着座面)において、送風口16から分岐して形成される。
座部5において、3本の溝部11は、一定間隔で互いに並行に延在するように、送風口16から座部5の前面までに至る長さで形成される。
残りの3本の溝部11は、一定間隔で互いに並行に延在するように、送風口16から座部5の背面までに至る長さで形成される。
なお、各組の3本の溝部11の中心間隔は、たとえば着座したユーザの腿の太さの範囲内に3本が入る程度であればよい。具体的にはたとえば3から6cmの間隔でよい。
背面部6の表面には、着座したユーザの腰部の後ろとなる位置に、貫通孔12による2個の送風口16が形成される。
各送風口16には、6本の溝部11が接続される。複数の溝部11は、背面部6の表面において、送風口16から分岐して形成される。
背面部6において、3本の溝部11は、一定間隔で互いに並行に延在するように、送風口16から背面部6の上端までに至る長さで形成される。
残りの3本の溝部11は、一定間隔で互いに並行に延在するように、送風口16から背面部6の下面までに至る長さで形成される。
背面部6の残りの3本の溝部11と、座部5の残りの3本の溝部11とは、図4に示すように互いに重なり、座席4の背面に至る長さに形成される。
図5は、図4の溝部11の断面図である。
図5に示すように、溝部11は、第1凹部31と、第2凹部32とを有する。
第1凹部31は、溝部11の全長にわたって形成される。
本実施形態の第1凹部31は、溝部11の全長において、一定の幅および一定の深さに形成される。第1凹部31は、矩形断面を有する。第1凹部31の幅および深さは、たとえば2cmずつであればよい。
第1凹部31の幅および深さを大きくするほど、後述するようにユーザの着座により弾性部21,24が変形していたとしても、第1凹部31による空気の送風路を確保できる。
しかし、第1凹部31の幅および深さを大きくすると、着座したユーザのホールド性能が低下する。
このため、第1凹部31の幅および深さは、たとえば1から3cmの範囲内とするとよい。
第2凹部32は、第1凹部31より浅い深さで、溝部11の全長にわたって形成される。
また、図5に示すように、第2凹部32は、第1凹部31の座席4の中央側に形成される。
本実施形態の第2凹部32は、溝部11の全長において、一定の幅および一定の深さに形成される。第2凹部32は、平たい長方形の断面を有する。第2凹部32の幅は、たとえば1cmであればよい。第2凹部32の深さは、たとえば0.5cmであればよい。
第2凹部32の幅および深さを大きくするほど、着座したユーザの体(たとえば臀部、腿)の広い範囲において、弾性部21,24を離間させることができる。
しかし、第2凹部32の幅および深さを大きくすると、着座したユーザのホールド性能が低下し、着座による圧縮時に第1凹部31による通気路を確保するように変形させる機能が低下する。
このため、第2凹部32の幅および深さは、たとえば0.3から1.5cmの範囲内とするとよい。第2凹部32は、第1凹部31より幅狭にしてよい。
第1凹部31と第2凹部32は、溝部11の全長において隣接して形成される。
第1凹部31と第2凹部32は、溝部11の全長において図5に示す一体化した溝を形成する。
本実施形態において、溝部11の断面は、その全長において図5に示す形状となる。
溝部11の底面は、第1凹部31の底面と第2凹部32の底面とによる階段状の段差のある構造になる。
図2に説明を戻す。
図2の座席用送風装置10のダクト13は、座席4の貫通孔12と送風機14とを接続する。なお、送風機14が座席4に取り付けられる場合、ダクト13を省略し、貫通孔12と送風機14とを直接に接続してよい。
送風機14は、座席4へ空気を供給する。
送風機14は、ファンを有し、吸気口17から吸引した空気をファンにより圧送する。
吸気口17は、たとえば乗車空間3に設けられても、車外に設けられてもよい。ただし、乗車空間3とともに冷却または暖房するために、乗車空間3に設けるのが望ましい。
送風機14は、たとえば自動車1のエンジンまたはバッテリなどの動力源51のエネルギを用いて動作する。
送風機14に冷暖房機能を設けてもよい。送風機14の冷暖房機能には、たとえば自動車1に設けられる空気調和装置53の冷暖房機能を利用してよい。
コントローラ15は、送風機14に接続される。コントローラ15は、座席用送風装置10の動作を制御する。
コントローラ15は、送風機14へ起動信号または停止信号を出力する。
コントローラ15は、送風機14へ、送風能力を制御する信号を出力してよい。
コントローラ15は、制御プログラムを記憶するメモリと、制御プログラムを実行する中央処理装置とを有する。コントローラ15は、独立したコントローラ15でよいが、自動車1のエンジンを制御するECU(Engine Control Unit)52の一部として実現されても、空気調和装置53のコントローラに実現されてもよい。
なお、コントローラ15は、時刻や時間を計測するタイマ、携帯電話機などと通信する無線通信部などを備えてよい。
コントローラ15は、座席用送風装置10の動作を制御するために、たとえばECU52、空気調和装置53から信号が入力される。
このような信号としては、たとえばイグニッションキーの状態の検出信号、エンジンの起動信号若しくは停止信号、リモートコントロール開閉キーの検出信号、ドアパネルのロック開錠信号若しくは施錠信号、乗車検知信号がある。
この他にも、たとえば、空気調和装置53の冷暖房の開始信号がある。空気調和装置53は、一般的に温まったエンジンの排熱で暖房し、冷却されたエバポレータの冷気で冷房する。このため、エンジン始動時に空気調和装置53の動作が開始されたとしても、冷暖房された空気が乗車空間3へ供給され始めるまでに、時間を要する。
次に、座席用送風装置10の動作を説明する。
ユーザが座席4に着座すると、コントローラ15は、送風制御を開始する。
コントローラ15は、たとえばECU52からの乗車検知信号、エンジンの起動信号により、ユーザが座席4に着座したと判断してよい。コントローラ15は、たとえば空気調和装置53の冷暖房動作開始信号により、ユーザが座席4に着座したと判断してもよい。
コントローラ15は、送風機14へ起動信号を出力する。送風機14は、動作を開始する。これにより、送風機14により送風された空気は、ダクト13、座席4の貫通孔12を通じて、座席4の着座面へ供給される。
図2の点線に示すように、ユーザが座席4に着座している場合、座席4の着座面の送風口16は、ユーザの臀部または腰部より略塞がれる。
この状態では、座席4の着座面へ供給された空気は、送風口16から噴き出ることができないので、座席4の着座面に形成された複数の溝部11へ流入する。
空気は、複数の溝部11を通って、複数の溝部11の先端部分から乗車空間3へ放出される。
一部の空気は、溝部11とユーザの体(たとえば腿)との隙間から、乗車空間3へ放出される。
コントローラ15は、ユーザが座席4から立ったと判断すると、送風制御を終了する。
コントローラ15は、たとえばECU52からの降車検知信号、エンジンの停止信号により、ユーザが座席4から立ったと判断してよい。コントローラ15は、たとえば空気調和装置53の冷暖房動作終了信号により、ユーザが座席4から立ったと判断してもよい。
コントローラ15は、送風機14へ停止信号を出力する。送風機14は、動作を停止する。これにより、座席4への空気の送風が終了する。
図6は、ユーザが着座した状態での、溝部11の断面図である。
図6では、説明のために、座部5のカバー部22を図示していない。
図6に示すように、ユーザが着座することにより、溝部11は、腿により、その全体または一部が塞がれる。
この際、浅い第2凹部32は、腿の裏面で略つぶれる。
これに対して、深い第1凹部31は、その内側(中央側)に隣接して当該浅い第2凹部32が形成され、且つ腿が第2凹部32の底面に接するので、第2凹部32がつぶれた状態でも、略その形状を維持できる。
腿が第2凹部32の底面に押し付けられることにより、第2凹部32が座部5の中央側へ引き寄せられる。第1凹部31は広がる。
これにより、第1凹部31の下部に、空気の流路を確保できる。
着座面の送風口16から溝部11へ流入した空気は、第1凹部31を流れ、溝部11の先端部分から放出される。
ユーザが着座した状態でも、各溝部11に空気を流すことができる。溝部11に対応する箇所から、熱気および湿気を取り除くことができる。
特に、図6の左側の溝部11では、溝部11の外端が腿から離れているので、空気が漏れる。これにより、溝部11の外の腿外部分に空気を当てて、熱気および湿気を取り除くことができる。
また、図6の左側の溝部11では、第2凹部32の底面の全体に、腿が密着していない。第2凹部32の底面と腿との間に、若干の隙間が確保されている。当該第2凹部32に対応する腿裏部分にも空気を当てて、熱気および湿気を取り除くことができる。
図7は、ユーザが着座した状態での、座部5の断面図である。
図7では、説明のために、カバー部等を図示していない。
図7に示すように、ユーザが着座することにより、着座面の送風口16は、ユーザの臀部により塞がれる。また、ユーザの裏腿に、第1凹部31による流路を確保できる。
これにより、着座面の送風口16から溝部11へ流入した空気は、第1凹部31内を流れ、溝部11の先端部分から放出される。
ユーザの腿は、たとえばアクセルペダルどの操作の際に上下に移動する。
これにより、ユーザの腿により塞がれる範囲が変化する。溝部11に対して、腿の上下動による空気のポンピング効果が期待できる。
このポンピング効果により、ユーザの腿裏に流れる空気量を変動させ、熱および湿度を好適に取り除くことができる。
以上のように、本実施形態では、座席4の着座面において、送風口16から分岐させた複数の溝部11を設ける。
送風口16から着座面へ供給された空気は、分岐した複数の溝部11により、送風口16の周囲へ広がる。
溝部11は、送風口16から座部5の前面または後面に至る長さに形成される。
ユーザが座席4に着座した状態において、座席4の着座面に空気の流路を確保できる。
送風口16がユーザにより塞がれたとしても、送風口16へ送り込まれた空気は、複数の溝部11の先端から放出される。
本実施形態では、ユーザが着座した状態において、送風口16から広がってユーザの広い範囲に当たって流れる空気により、当該ユーザおよび座席の広い範囲から、次第に発生してくる熱や湿気を効果的に除去できる。
本実施形態では、溝部11は、第1凹部31と、第1凹部31より浅く且つ第1凹部31に沿って形成されて第1凹部31と一体化した溝を形成する第2凹部32とを有する。
第2凹部32を、第1凹部31についての着座面の中央側に形成している。
これにより、弾性部21,24に溝部11を形成しているにもかかわらず、ユーザが着座した状態において、着座面に第1凹部31による空気の流路を確保できる。
更に、溝部11を形成した弾性部21,24は、通気性のあるカバー部22,25により被覆される。
よって、溝部11の途中に、ユーザにより被覆されていない箇所が発生したとしても、当該箇所からすべての空気が漏れ出なくなる。当該箇所よりも先端側に、空気を供給できる。
また、本実施形態では、複数の溝部11は、着座面に着座するユーザの腿に沿って、所定の間隔で並べて延在している。
体格が異なるユーザが着座したとしても、そのユーザの体格に合わせて機能する複数の溝部11から空気を適切に漏れ出させることができる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態に係る溝部11の断面図である。
第2実施形態では、隣接する2つの溝部11の間に、第3凹部61が形成される。
第3凹部61は、溝部11と同様に、座席4の着座面において、前後方向に延在して形成される。
第3凹部61は、送風口16に接続されていても、いなくてもよい。本実施形態では、第3凹部61を、送風口16に接続していない。
第2実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、隣接する2つの溝部11の間に、それらの間に延在する第3凹部61を形成する。
着座したユーザの腿が第3凹部61の底面に押圧されることにより、隣接する2つの溝部11は、第3凹部61側に引かれる。
このように、着座面に規則的な溝を密に形成することにより、各溝部11の第1凹部31は、第1実施形態の場合と比べて広がる。広い空気の流路を確保できる。
送風量を増して、熱および湿度を好適に取り除くことができる。
また、ユーザの腿によるポンピング効果としても、第1実施形態より高い効果を期待できる。
[第3実施形態]
図9は、本発明の第3実施形態に係る溝部11の断面図である。
第3実施形態では、各溝部は、第4凹部62を有する。
第4凹部62は、第1凹部31についての、第2凹部32の反対側に延在して形成される。
第4凹部62は、第1凹部31の外側に形成される。
第4凹部62は、第2凹部32と同じ深さに形成する。
溝部11は、第1凹部31に対して第2凹部32および第4凹部62が連通した溝構造を有する。
第3実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第1凹部31の両側に、それより浅い第2凹部32および第4凹部62を形成する。
着座したユーザの臀部または腿は、弾性部21,24を圧縮する際に、第2凹部32および第4凹部62に当たる。
溝部11は、第2凹部32および第4凹部62に作用する均等な圧力により、その全体が押し下げられる。
これにより、押圧力が高い状況であっても、各溝部11の第1凹部31による流路を確保できる。
送風量を増して、熱および湿度を好適に取り除くことができる。
なお、第4凹部62は、溝部11の全長に渡って形成すればよい。
この他にも、第4凹部62は、溝部11のうちの圧力が高くなる部分、たとえば臀部の部分だけに形成してもよい。
[第4実施形態]
図10は、本発明の第4実施形態に係る溝部11の断面図である。
第4実施形態では、各溝部は、傾斜底面の第2凹部32を有する。
第2凹部32の底面は、第1凹部31側で第1凹部31と同じ深さに形成される。
第4実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第2凹部32が傾斜底面に形成される。
これにより、ユーザの腿などによる圧力が作用した状態で、第2凹部32の底面が倒れ、第2凹部32が横に広がる。
第2凹部32の底面とユーザの腿との間に隙間が確保され易くなる。
第2凹部32は、潰れ難くなる。
その結果、第1凹部31および第2凹部32による広い流路を確保できる。
また、隣接する溝部11の間の弾性部分は、第2凹部32が傾斜底面により図10の右下方向へ押し下げられる。
これにより、複数本で並べて形成された溝部11のうち、外側の溝部11の幅を、内側の溝部11の幅より相対的に広げることができる。
外側の溝部11に流れる空気の流量を増加させて、腿脇の冷却効果を高めることができる。
[第5実施形態]
図11は、本発明の第5実施形態に係る溝部11の断面図である。
第5実施形態では、各溝部の第1凹部31は、両側面が傾斜面に形成される。
第5実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第1凹部31の両側面が傾斜面に形成される。
これにより、ユーザの腿などによる圧力が作用した状態で、第2凹部32が横に広がる。第2凹部32の底面とユーザの腿との間に隙間が確保され易くなる。第2凹部32は、潰れ難くなる。
その結果、第1凹部31および第2凹部32による広い流路を確保できる。
また、隣接する溝部11の間の弾性部分は、第4実施形態とは異なり、略下向きに押し下げられる。これにより、複数本で並べて形成された溝部11に対して、圧力の作用状況に関係なく、均等の空気を流すことができる。
[第6実施形態]
図12は、本発明の第6実施形態に係る溝部11の説明図である。
図12(A)は、溝部11を着座側から見た正面図である。
図12(B)は、図12(A)のA−A’断面図である。
図12(B)は、図12(A)のB−B’断面図である。
第6実施形態では、各溝部の第1凹部31は、断続的な部分毎に、幅広に形成される。
第6実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、第1凹部31が、断続的な部分毎に、幅広に形成される。
第1凹部31がユーザの腿により長い区間で全体的に被覆されたとしても、断続的に幅広に形成された部分から、空気が漏れ出る。
当該長い区間においても、腿の脇を冷却できる。
[第7実施形態]
図13は、本発明の第7実施形態に係る溝部11の断面図である。
送風口16から座部5の前面にかけて形成される溝部11の第1凹部31は、送風口16から前面に至る間に、溝の深さが浅くなるように形成される。
送風口16から座部5の後面にかけて形成される溝部11の第1凹部31は、送風口16から後面に至る間に、溝の深さが浅くなるように形成される。
第7実施形態に係る座席用送風装置10の、これ以外の構成および動作は第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、溝部11の第1凹部31は、送風口16から座部5の前面または後面に至る間に、溝の深さが浅くなる。
第1凹部31の断面積が段階的に減る。
第1凹部31による流路を流れる空気は、第1凹部31から漏れ出し易くなる。
溝部11の先端側においても、空気が漏れ出し易くなる。
なお、本実施形態では、第1凹部31の断面積を段階的に浅くしている。
この他にもたとえば、第1凹部31の幅を段階的に狭くしても、同様の効果を期待できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、座席用送風装置10は、自動車1に搭載されている。
この他にもたとえば、座席用送風装置10は、バス、電車などのその他の車両に搭載されてよい。
座席用送風装置10は、車両から分離された単独の装置として形成されてよい。この場合、たとえば座席4に載せて使用するカバー部の着座面に、貫通孔12および複数の溝部11を形成すればよい。
送風機14の駆動源に電動モータを使用することで、座席用送風装置10は、エンジン7の駆動力を動力源とすることなく送風動作できる。座席用送風装置10は、車両のバッテリ、太陽光発電パネル、家庭用電源の電力により動作できる。
1…自動車(車両)
3…乗車空間
4…座席(座席装置)
5…座部
10…座席用送風装置
11…溝部
12…貫通孔
14…送風機(送風部)
16…送風口
21…弾性部
22…カバー部
31…第1凹部
32…第2凹部

Claims (12)

  1. ユーザが着座する着座面を有する座部と、
    前記座部の前記着座面に形成される送風口と、
    前記着座面において前記送風口から分岐して形成される複数の溝部と、
    を有し、
    前記溝部は、
    当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、
    前記第1凹部より浅く且つ前記第1凹部に沿って形成される第2凹部と、
    を有し、
    互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される、
    座席装置。
  2. 前記座部は、弾性材料により形成された弾性部による前記着座面を有し、
    前記溝部は、前記弾性部に形成される
    請求項1記載の座席装置。
  3. 前記第2凹部は、前記第1凹部についての前記着座面の中央側に形成される
    請求項1または2記載の座席装置。
  4. 前記着座面において、
    前記送風口は、前記着座面に着座するユーザの臀部の位置に形成され、
    前記溝部は、前記着座面に着座するユーザの腿に沿って延在する
    請求項1から3のいずれか一項記載の座席装置。
  5. 前記溝部は、
    前記送風口から前記座部の前面または後面に至る長さに形成される
    請求項1から4のいずれか一項記載の座席装置。
  6. 前記座部の前記着座面を覆うカバー部を有し、
    前記カバー部は、
    前記溝部と重なる部位に通気性を有しまたは貫通孔が形成される
    請求項1から5のいずれか一項記載の座席装置。
  7. 複数の前記溝部は、
    前記着座面に着座するユーザの腿に沿って、所定の間隔で並べて延在する
    請求項1から6のいずれか一項記載の座席装置。
  8. 前記溝部は、
    前記送風口から前記座部の前面または後面に至る間に、溝の深さが浅くなる
    請求項1から7のいずれか一項記載の座席装置。
  9. 前記溝部は、
    前記送風口から前記座部の前面または後面に至る間に、溝の幅が狭くなる
    請求項1から8のいずれか一項記載の座席装置。
  10. 前記溝部の側面が傾斜している
    請求項1から9のいずれか一項記載の座席装置。
  11. ユーザが着座する着座面に形成される送風口と、
    前記着座面へ空気を供給する送風部と、
    前記着座面において前記送風口から分岐して形成される複数の溝部と、
    を有し、
    前記溝部は、
    当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、
    前記第1凹部より浅く且つ前記第1凹部に沿って形成される第2凹部と、
    を有し、
    互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される、
    座席用送風装置。
  12. ユーザが着座する座席として、
    ユーザが着座する着座面を有する座部と、
    前記座部の前記着座面に形成される送風口と、
    前記着座面において前記送風口から分岐して形成される複数の溝部と、
    を有し、
    前記溝部は、
    当該溝部の延在方向に沿って形成される第1凹部と、
    前記第1凹部より浅く且つ前記第1凹部に沿って形成される第2凹部と、
    を有し、
    互いに沿って一体化した前記第1凹部と前記第2凹部とにより前記溝部が形成される、
    車両。
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