JP6000228B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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本発明は、スクロール圧縮機に関するものである。
一般的なスクロール圧縮機は、密閉容器すなわちシェル内に圧縮機構を有している。スクロール圧縮機の圧縮機構は、それぞれ台板上に板状渦巻歯を有する固定スクロール及び揺動スクロールと、静止台座を設けたフレームと、揺動スクロールの自転を防止するオルダム機構とを備えている。固定スクロール及び揺動スクロールは、お互いの板状渦巻歯が噛み合い、冷媒ガスを圧縮する複数の圧縮室が形成されるように組み合わされている。揺動スクロールは、固定スクロールとフレームとで保持されている。また、揺動スクロールは、フレームにより支持されている揺動軸から伝達される駆動力により、フレームの背面に設けられたスラスト軸受を介して揺動運動を行う。なお、揺動軸を支持するフレームは、密閉容器に固定されている。
オルダム機構は、オルダムリングと、オルダムリングに設けられた2対のオルダムキーとを有している。オルダムリングの1対のオルダムキーは、密閉容器に直接締結されている部材、あるいは別の何らかの方法によって固定スクロールに対して回転運動をしない部材に形成されたオルダム案内溝に挿入され、一方向に摺動自在となっている。オルダムリングのもう1対のオルダムキーは、揺動スクロールに設けられたオルダム案内溝に挿入され、上記の一方向と直交する方向に摺動自在となっている。この構成により、揺動スクロールは自転せずに揺動運動を行うことができる。
ところで、大容量型のスクロール圧縮機においては、圧縮室を大きく確保する必要があるため、揺動スクロールの外径は必然的に大きくなる。固定側のオルダム案内溝が固定スクロールに設けられている場合、当該オルダム案内溝と圧縮室とが干渉しないように、オルダム案内溝を圧縮室の半径方向外側に配置しなければならないため、オルダム機構の径も大きくしなければならない。また、大型のスクロール圧縮機においては、圧縮室で圧縮されるガスによって発生する荷重等により、揺動スクロールに作用する自転トルクが大きくなる。自転トルクは自転の中心に発生するため、自転トルクを受けるオルダムキーを可能な限り外周側に設けることで、オルダムキーが受ける自転トルクを小さくすることができ、オルダム機構の信頼性を高めることができる。
特許文献1(図3及び図4等)には、オルダムキーがより外周側に設けられたスクロール圧縮機が記載されている。このスクロール圧縮機では、フレームの外周部に逃げ部を設けることにより、オルダム溝を外周側に延長させるようになっている。これにより、圧縮機の外径を維持しつつ、オルダムキーをより外周側に配置することができる。
特開2011−149339号公報
特許文献1に記載されたスクロール圧縮機では、フレームの内周部に、主軸を支持する主軸受が設けられている。このため、逃げ部が設けられることによってフレームの外周部に肉厚の薄い部分が形成されていると、運転中の振動やフレームに作用する力によってフレームに歪みや傾きが生じやすくなってしまう。したがって、主軸受の軸受信頼性が低下してしまうという問題点があった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、オルダム機構の信頼性を保ちつつ、軸受信頼性の低下を抑えることができるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に係るスクロール圧縮機は、密閉容器と、前記密閉容器内に設けられた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロールを旋回駆動する主軸と、前記主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームと、前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームと、前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間に配置されるとともに前記ガイドフレーム内に収容され、前記揺動スクロールの自転を防止するオルダム機構と、を備え、前記オルダム機構は、リング部と、前記リング部の一方の面側に突出して設けられ、前記固定スクロールに形成されたオルダム案内溝に往復摺動自在に係合する固定側キー部と、前記リング部の前記一方の面側に突出して設けられ、前記揺動スクロールに形成されたオルダム案内溝に往復摺動自在に係合する揺動側キー部と、を有しており、前記固定側キー部は、前記リング部から半径方向外側に置されており、前記ガイドフレームの内周面のうち前記固定側キー部と対向する位置には、前記固定側キー部と接触させない逃げ部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、固定側キー部を半径方向外側にシフトすることにより、固定側キー部が受ける自転トルクを小さくすることができ、オルダム機構の信頼性を高めることができる。
また、本発明によれば、逃げ部が設けられるガイドフレームと、主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームとが別部品に分割されているため、逃げ部が設けられることによりガイドフレームの強度が低下したとしても、コンプライアントフレームに歪みや傾きが生じるのを防ぐことができる。したがって、軸受信頼性の低下を抑えることができる。
本発明の実施の形態1の前提となるスクロール圧縮機の構成を示す縦断面図である。 一般的な現行のオルダム機構及びガイドフレームの構成を示す部分的な平面図である。 本発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機のオルダム機構及びガイドフレームの構成を示す平面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機について説明する。図1は、本実施の形態の前提となるスクロール圧縮機100の構成を示す縦断面図である。このスクロール圧縮機100は、コンプライアントフレーム機構を搭載した高圧シェル型のスクロール圧縮機である。また、スクロール圧縮機100は、例えば、冷蔵庫、冷凍庫、自動販売機、空気調和装置、冷凍装置、又は給湯装置等の用途に用いられる冷凍サイクル装置の構成要素の1つとなるものである。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。
スクロール圧縮機100は、高圧容器である密閉容器10を有している。密閉容器10内には、密閉容器10に対して固定して設けられた固定スクロール1と、固定スクロール1に対して揺動自在に設けられ、固定スクロール1と共に圧縮機構を構成する揺動スクロール2と、揺動スクロール2を旋回駆動する主軸6と、主軸6を半径方向に支持するとともに、密閉容器10に対して軸方向に移動可能に設けられたコンプライアントフレーム3と、コンプライアントフレーム3を半径方向に支持するとともに、密閉容器10に対して固定して設けられたガイドフレーム4と、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3との間に配置され、揺動スクロール2の自転を防止するオルダム機構9と、主軸6を回転駆動する電動機5と、が収容されている。また、スクロール圧縮機100には、冷媒回路の上流側から低圧の冷媒ガスを吸入して圧縮室に導入する吸入管11と、圧縮室で圧縮されて吐出口1dから密閉容器10内に吐出された高圧の冷媒ガスを冷媒回路の下流側に吐出する吐出管12と、が取り付けられている。
固定スクロール1の外周部は、密閉容器10に固定されたガイドフレーム4の外周部(外周円筒部4e)に不図示のボルトによって締結されている。固定スクロール1の台板部1aの一方の面(図1において下面)には、板状渦巻歯1bが形成されている。また、当該一方の面の外周部には、2個1対のオルダム案内溝1cがほぼ一直線上に形成されている。各オルダム案内溝1cには、オルダム機構9のリング部9cの一方の面(図1において上面)に形成された2個1対の固定側キー部9aがそれぞれ往復摺動自在に係合されている。
揺動スクロール2の台板部2aの一方の面(図1において上面)には、固定スクロール1の板状渦巻歯1bと同一形状の板状渦巻歯2bが形成されている。固定スクロール1の板状渦巻歯1bと揺動スクロール2の板状渦巻歯2bとは、互いに噛み合うように組み合わされている。これにより、冷媒ガスを圧縮する複数の圧縮室が形成され、各圧縮室は、板状渦巻歯1b又は板状渦巻歯2bによって隔てられる。
また、台板部2aにおいて、板状渦巻歯2bが形成された面とは反対側の面(図1において下面)の中心部には、中空円筒状のボス部2dが形成されている。ボス部2dの内側面には、揺動軸受2eが設けられている。また、ボス部2dと同じ側の面の外周部には、コンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aと圧接摺動可能なスラスト面2fが形成されている。また、揺動スクロール2の台板部2aの外周部(スラスト面2fよりも半径方向外側)には、固定スクロール1のオルダム案内溝1cとほぼ90度の位相差を持つ2個1対のオルダム案内溝2cがほぼ一直線上に形成されている。各オルダム案内溝2cには、オルダム機構9の一方の面(図1において上面)に形成された2個1対の揺動側キー部9bがそれぞれ往復摺動自在に係合されている。上記のように構成されたオルダム機構9によって、揺動スクロール2は自転することなく揺動運動(旋回運動)を行うことができる。
揺動スクロール2の台板部2aには、固定スクロール1側の面(図1において上側の面)の圧縮室と、コンプライアントフレーム3側の面(図1において下側の面)とを連通する細い穴である抽気孔2gが形成されている。そしてこの抽気孔2gの、コンプライアントフレーム3側の面の開口部、すなわち下開口部2hは、通常運転時にはその円軌跡がコンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの内部に常時収まるように配置されている。
コンプライアントフレーム3のスラスト軸受3aの外側には、オルダム機構9のリング部9cが往復摺動運動する摺動面3bが形成されている。コンプライアントフレーム3の中心部には、電動機5によって回転駆動される主軸6を半径方向に支持する主軸受3c及び補助主軸受3dが設けられている。
また、コンプライアントフレーム3には、揺動スクロール2の下開口部2hと対向する位置に、スラスト軸受3aからフレーム下部空間4bに連通する連通穴3eが形成されている。さらに、コンプライアントフレーム3の摺動面3bには、台板外周部空間2kとフレーム上部空間4aとを連通する連通穴3fがオルダム機構9のリング部9cの内側に連通するように形成されている。また、コンプライアントフレーム3には、ボス部外側空間2nの圧力を調整する中間圧調整弁3g、中間圧調整弁押さえ3h、中間圧調整スプリング3kを収納するための中間圧調整弁空間3nが設けられている。そして中間圧調整スプリング3kは自然長より縮められて収納されている。ボス部外側空間2nは、揺動スクロール2のボス部2dの外周面、台板部2a面、主軸6の外側面及びコンプライアントフレーム3の内側面で囲まれたコンプライアントフレーム空間である。
コンプライアントフレーム3は、圧力差によって軸方向に移動可能となるようにガイドフレーム4内に収容されている。ガイドフレーム4の内側面の固定スクロール1側(図1において上側)には、上嵌合円筒面4cが形成されている。上嵌合円筒面4cは、コンプライアントフレーム3の外周面に形成された上嵌合面3pと係合されている。一方、ガイドフレーム4の内側面の電動機側(図1において下側)には、下嵌合円筒面4dが形成されている。下嵌合円筒面4dは、コンプライアントフレーム3の外周面に形成された下嵌合円筒面3sと係合されている。
ガイドフレーム4の内側面とコンプライアントフレーム3の外側面とによって形成されるフレーム下部空間4bは、その上下を上部リング状シール材7a及び下部リング状シール材7bで仕切られている。ここでは、上部リング状シール材7a及び下部リング状シール材7bを収納するリング状のシール溝がコンプライアントフレーム3の外周面の2ヶ所に形成されているが、これらのシール溝はガイドフレーム4の内周面に形成されていてもよい。また、上下を揺動スクロール2の台板部2aとコンプライアントフレーム3で囲われたスラスト軸受3aの外周側の空間、すなわち台板外周部空間2kは吸入ガス雰囲気(吸入圧)の低圧空間となっている。
主軸6のうち揺動スクロール2側(図1において上側)の端部には、揺動スクロール2の揺動軸受2eと回転自在に係合する揺動軸部6aが形成されている。また、主軸6のうち揺動軸部6aの下側には、コンプライアントフレーム3の主軸受3c及び補助主軸受3dと回転自在に係合する主軸部6bが形成されている。また、主軸6の他端部(図1において下端部)には、サブフレーム8の副軸受8aと回転自在に係合する副軸部6cが形成されている。主軸6のうち副軸部6cと主軸部6bとの間には、電動機回転子5aが焼嵌めにより取り付けられている。また、密閉容器10の底部には、冷凍機油13が貯油されている油だめが設けられている。油だめ内の冷凍機油13は、主軸6に設けられた給油機構により主軸6の下端面すなわち給油口6dから吸い上げられ、スクロール圧縮機100の各摺動部に供給される。
図2は、一般的な現行のオルダム機構及びガイドフレームの構成を示す部分的な平面図である。図2に示すように、オルダム機構9は、例えば円環状のリング部9cと、一対の固定側キー部9a(図2では1つの固定側キー部9aのみを示している)と、一対の揺動側キー部9b(図2では図示せず)と、を有している。一対の固定側キー部9a及び一対の揺動側キー部9bは、いずれもリング部9cの上面側(揺動スクロール2側)に突出して形成されている。オルダム機構9は、ガイドフレーム4のうち、密閉容器10の内周面に密着した外周円筒部4e内に収容されている。オルダム機構9は、揺動スクロール2の旋回運動に伴って、摺動面(コンプライアントフレーム3の摺動面3b)上を一方向(固定側キー部9aの配列方向。図2では左右方向)に往復摺動する。したがって、オルダム機構9の外径は、外周円筒部4eの内径(より正確には、外周円筒部4eの内径からオルダム機構9の往復摺動範囲の長さを減じた値)によって規制される。
また、揺動スクロール2は、オルダム機構9の一対の固定側キー部9aの間に配置される。したがって、揺動スクロール2の外径は、オルダム機構9の内径(一対の固定側キー部9aの間隔)D1によって規制される。図2に示す構成において、揺動スクロール2の外径の最大値となる寸法D1は、密閉容器10の内径(≒外周円筒部4eの外径)から、一方の固定側キー部9aの内側面から外周円筒部4eの外周面までの距離L1と、他方の固定側キー部9aの内側面から外周円筒部4eの外周面までの距離(図示せず)とを減じた値となる。
図3は、本実施の形態に係るスクロール圧縮機のオルダム機構及びガイドフレームの構成を示す平面図である。図3では、オルダム機構9が往復摺動範囲の一端側(図3では右端側)に位置している状態を示している。図3に示すように、オルダム機構9は、例えば円環状のリング部9cと、一対の固定側キー部9aと、一対の揺動側キー部9bと、を有している。一対の固定側キー部9a及び一対の揺動側キー部9bは、いずれもリング部9cの上面側(揺動スクロール2側)に突出して形成されている。固定側キー部9aは、固定スクロール1に形成されたオルダム案内溝1cに往復摺動自在に係合しており、揺動側キー部9bは、揺動スクロール2に形成されたオルダム案内溝2cに往復摺動自在に係合している。固定側キー部9aは、リング部9cから半径方向外側にシフトして配置されている。本実施の形態では、固定側キー部9aの少なくとも一部(例えば全体)は、リング部9cのうち固定側キー部9aの形成部分以外の部分の外径を示す外径線(図3中の破線)よりも外側に位置している。一方、揺動側キー部9bはリング部9c上に配置されている。このため、2つの固定側キー部9aの間隔D2は、2つの揺動側キー部9bの間隔よりも広くなっている。
ガイドフレーム4の外周円筒部4eの内周面のうち固定側キー部9aと対向する位置には、オルダム機構9の往復摺動時における固定側キー部9aとの干渉(接触干渉)を避ける一対の逃げ部4f(凹部)が設けられている。逃げ部4fが設けられた部分での外周円筒部4eの肉厚は、他の部分での外周円筒部4eの肉厚よりも薄くなっている。
本実施の形態の構成では、固定側キー部9aを半径方向外側にシフトすることにより、固定側キー部9aの内側面から外周円筒部4eの外周面までの距離L2、L3を、図2に示す現行の構成よりもそれぞれ小さくすることができる。これにより、揺動スクロール2の外径の最大値となる寸法D2を寸法D1よりも大きくすることができる。したがって、スクロール圧縮機100の外径を維持しつつ、揺動スクロール2の外径を大きくすることができ、圧縮室の容量を拡大することができる。また、固定側キー部9aを半径方向外側にシフトさせることによって、固定側キー部9aが受ける自転トルクを小さくすることができ、オルダム機構9の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態の構成では、逃げ部4fが設けられるガイドフレーム4と、主軸受3cが設けられるコンプライアントフレーム3とが、互いに固定されていない別部品に分割されている。したがって、逃げ部4fが設けられることによりガイドフレーム4の強度が低下したとしても、主軸受3cが設けられるコンプライアントフレーム3に歪みや傾きが生じるのを防ぐことができる。したがって、主軸受3cの軸受信頼性の低下を抑えることができる。
その他の実施の形態.
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、縦置き型のスクロール圧縮機を例に挙げたが、本発明はこれに限られず、横置き型のスクロール圧縮機にも適用できる。
また、上記の各実施の形態や変形例は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
1 固定スクロール、1a、2a 台板部、1b、2b 板状渦巻歯、1c、2c オルダム案内溝、1d 吐出口、2 揺動スクロール、2d ボス部、2e 揺動軸受、2f スラスト面、2g 抽気孔、2h 下開口部、2k 台板外周部空間、2n ボス部外側空間、3 コンプライアントフレーム、3a スラスト軸受、3b 摺動面、3c 主軸受、3d 補助主軸受、3e、3f 連通穴、3g 中間圧調整弁、3h 中間圧調整弁押さえ、3k 中間圧調整スプリング、3n 中間圧調整弁空間、3p 上嵌合面、3s 下嵌合円筒面、4 ガイドフレーム、4a フレーム上部空間、4b フレーム下部空間、4c 上嵌合円筒面、4d 下嵌合円筒面、4e 外周円筒部、4f 逃げ部、5 電動機、5a 電動機回転子、6 主軸、6a 揺動軸部、6b 主軸部、6c 副軸部、6d 給油口、7a 上部リング状シール材、7b 下部リング状シール材、8 サブフレーム、8a 副軸受、9 オルダム機構、9a 固定側キー部、9b 揺動側キー部、9c リング部、10 密閉容器、11 吸入管、12 吐出管、13 冷凍機油、100 スクロール圧縮機。

Claims (3)

  1. 密閉容器と、
    前記密閉容器内に設けられた固定スクロール及び揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールを旋回駆動する主軸と、
    前記主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレームと、
    前記コンプライアントフレームを半径方向に支持し、前記密閉容器に固定されたガイドフレームと、
    前記揺動スクロールと前記コンプライアントフレームとの間に配置されるとともに前記ガイドフレーム内に収容され、前記揺動スクロールの自転を防止するオルダム機構と、を備え、
    前記オルダム機構は、リング部と、前記リング部の一方の面側に突出して設けられ、前記固定スクロールに形成されたオルダム案内溝に往復摺動自在に係合する固定側キー部と、前記リング部の前記一方の面側に突出して設けられ、前記揺動スクロールに形成されたオルダム案内溝に往復摺動自在に係合する揺動側キー部と、を有しており、
    前記固定側キー部は、前記リング部から半径方向外側に配置されており、
    前記ガイドフレームの内周面のうち前記固定側キー部と対向する位置には、前記固定側キー部と接触させない逃げ部が設けられていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記揺動側キー部は、前記リング部上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記固定側キー部は、前記リング部の外周よりも半径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクロール圧縮機。
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