JP5999842B2 - 種卵の検査装置および検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、種卵の生死を検査する検査装置および検査方法に関し、より詳細には、種卵の生死を生体活動に基づき検査する際に、検査の時間に関する条件を変更する検査装置および検査方法に関する。
鳥類の卵(以下、単に「卵」という)は、食用として食卓に出される食卵と、雛の生産やワクチンの生産等に用いられる種卵とに大別される。これら卵は、その目的に応じて様々な処理および検査が行われる。たとえば、食卵は、食卓に並ぶ前に、外殻を洗浄され、ヒビの有無、内部の状況を検査された後にパックに詰められて市場に流通する。また、種卵は、所定の温度・湿度等の環境下で孵化され、孵化工程の途中では、種卵の内部における胚の成長、すなわち種卵の生死を判定するような検査をされる。
種卵を孵化させる種鶏農場では、一日に数万から数十万個の種卵の生死判定の検査が必要となることもある。したがって、大量の種卵について、その活性度や生死を容易かつ正確に検査すべく、機械化が望まれている。
機械化の一つの方法としては、特許文献1に記載に記載された検査装置のように、種卵に光を投光したときに種卵を透過する光量、すなわち種卵の透過率により生死判定をするものがある。このような検査装置は、種卵の日齢による透過率の特性から、検査できる種卵が日齢により限定されるという欠点があった。
この欠点を解消した機械化の他の方法としては、特許文献2及び特許文献3に記載された検査装置のように、種卵に光を投光し、種卵内部の胚の血管の脈動(脈拍)、胚の胎動等の生体活動に関する情報から活性度を判定するものがある。また、特許文献4に記載された検査装置のように、種卵に電極を当て、生体活動である心拍から活性度を判定するものがある。
特開2005−052156号公報 特開平9−127096号公報 特開2011−106892号公報 米国特許第6,488,156号公報
ところで、特許文献2〜4に記載の検査装置は、種卵内部の胚の生体が時間にともなって変動する情報、すなわち生体活動に関する情報を取得し、その情報から種卵の生死を判定する。したがって、情報を取得する時間を長くすれば、生体活動に関する情報を確実に取得することができるため、検査精度が高まることが推察される。しかし、大量の検査を必要とされる種卵の検査装置では、検査時間の短縮が当然に要求される。
また、種卵は、日齢が進むにつれて内部の胚が成長し、日齢に応じて種卵内部の状態が変化する。この種卵内部の状態の変化に対応して、種鶏農場としては、様々な日齢の種卵について生死を判定したいとの要求がある。たとえば、日齢が10日の10日胚で生死を判定し、その後、孵化直前の18日胚で生死判定をする場合がある。これは、生存している種卵を10日胚の段階で死亡した種卵から選り分けることにより、種卵を孵化させる際の温度設定を容易にすることを目的としている。
また、種卵は、日齢が21日で孵化するため、それ以前の18日胚で生死判定をすることが多いが、ワクチン卵は、ウィルス注入前の日齢10日目での生死判定が必要であるため、10日胚で生死判定される。このように、種卵を生産する目的に応じても生死判定を必要とする日齢が異なる。この他にも、農場によっては、9日胚、12日胚、15日等の各日齢で種卵の生死を検査したいとの要求がある。
このように、種卵の検査においては、様々な日齢の種卵を検査するメリットがある。しかし、様々な日齢の検査に対応して複数の検査装置を保有することは、検査装置の購入費用、保管場所の面からも現実的でない。
本発明は、上記のような要求を満たすべくなされたもので、一つの種卵の検査装置において、様々な日齢の種卵の検査が可能で、かつ活性度の検査を適切な時間で達成することにある。
本発明に係る一の種卵の検査装置は、1検査単位に、多数の種卵のそれぞれに光を照射し、各種卵を透過した光をそれぞれ受光し、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得し、前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する。前記検査装置は、前記活性度の検査を複数検査単位に対して行い、各検査単位において、種卵の日齢に応じて時間に関する検査条件を変更可能とされている。
本発明に係る一の種卵の検査装置によれば、種卵内部の生体が行う脈拍、胎動等の生体活動に関する情報により種卵の活性度を検査する。この活性度の検査では、多数の種卵を1検査単位として、各検査単位において、種卵の日齢に応じた検査の時間に関する検査条件が変更される。すなわち、検査する種卵の日齢に応じて時間に関する検査条件を変更することができる。
そして、前記検査装置による活性度の検査では、検査の時間に関する検査条件を変更できるため、例えば、検査時間を長くすることにより検査精度を向上させることができ、一方で、検査時間を短くすることにより検査費用を低減できる。
ところで、種卵は、日齢により、生体の状態が大きく変化し、日齢が進むほど生体活動の情報を得やすくなる。したがって、日齢に応じて時間に関する条件を適切に設定することにより、正確な活性度の検査を適切な時間で達成することができる。また、検査の精度と引き替えに検査に要する時間を短縮するニーズにも応えられる。すなわち、種卵の活性度を適切な精度および適切な時間で達成することができる。
また前記種卵の検査装置、前記生体活動に関する情報は所定の取得時間を1サイクルとして取得され、前記時間に関する検査条件は、前記生体活動に関する情報を取得するサイクル数および取得時間を含むことができる。
この検査装置によれば、時間に関する検査条件として、生体活動に関する情報を取得する取得時間とサイクル数とが含まれ、これらの少なくともいずれか一方を変更することにより、時間に関する検査条件が変更される。したがって、取得時間またはサイクル数を適切に設定することにより、種卵の活性度を適切な精度および適切な時間で達成することができる。
また、本発明に係る他の種卵の検査装置は、多数の種卵のそれぞれに光を照射する光照射部と、各種卵を透過した光を個別に受光する受光部と、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得し、前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する検査制御部とを備える。前記検査制御部は、前記生体活動に関する情報を所定の取得時間および所定のサイクル数で取得し、種卵の日齢に応じて前記取得時間または前記サイクル数を変更可能とされている。
本発明に係る他の種卵の検査装置によれば、種卵内部の生体が行う脈拍、胎動等の生体活動に関する情報により種卵の活性度を検査する。この活性度の検査では、前記検査制御部が、前記生体活動に関する情報を所定の取得時間および所定のサイクル数で取得し、これらの少なくともいずれか一方を変更することにより、種卵の日齢に応じた時間に関する検査条件が変更される。したがって、取得時間またはサイクル数を適切に設定することにより、種卵の活性度を適切な精度および適切な時間で達成することができる。
また、前記取得時間は、前記多数の卵に対して同一であり、前記サイクル数は各種卵に対して変更することができる。
この検査装置によれば、各種卵に対して、取得時間を固定して取得サイクル数を変更できるため、1サイクル目で検査結果が不明確な種卵に対して、さらに情報を取得するサイクルを追加して活性度の検査をすることができる。
また、前記サイクル数は1回であり、前記取得時間は各種卵に対して変更することができる。
この検査装置によれば、各種卵に対して、サイクル数を固定して取得時間を変更できるため、明確な検査結果を得られるまで生体活動に関する情報を取得し、活性度の検査をすることができる。
また、前記検査制御部は、生体活動に関する情報と、種卵を透過する光量に関する情報とから各種卵の活性度を検査してもよい。
この検査装置によれば、生体活動に関する情報に加えて、種卵を透過する光量に関する情報から種卵の活性度を検査するため、検査の精度を高めることができる。
前記活性度の検査は、種卵の生死の検査であってもよい。
この検査装置によれば、活性度の検査を種卵の生死検査とすることにより、活性度よりも検査の判定が容易になるため、検査の時間に関する条件設定が容易になる。
本発明に係る種卵の検査方法は、多数の種卵のそれぞれにむけて光を照射する第1のステップ、各種卵を透過した光をそれぞれ受光する第2のステップ、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得する第3のステップ、前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する第4のステップ、前記第3のステップに先駆けて、各種卵に対して種卵の日齢に応じて時間に関する検査条件を変更する第5のステップを含む。
本発明に係る種卵の検査方法によれば、種卵の生体活動に関する情報を取得するステップに先駆けて各種卵に対して種卵の日齢に応じた時間に関する条件を変更するため、種卵の活性度を適切な精度および適切な時間で達成することができる。
また、前記種卵の検査方法は、前記第4のステップの終了後に、さらに各種卵に対して時間に関する検査条件を変更する第6のステップ、第6のステップに続いて、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得する第7のステップ、前記第3のステップおよび前記第7のステップの少なくともいずれか一方で取得された前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する第8のステップを含むことができる。
この種卵の検査方法によれば、検査の時間に関する条件を変更し、変更(設定)された時間に関する条件の下で、生体活動に関する情報を取得し、生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査することを2回行うため、種卵の活性度を、適切な時間で、より高精度に検査することができる。
さらに、前記種卵の検査方法は、前記第4のステップの後に、前記第3および第4のステップを繰り返してもよい。
この種卵の検査方法によれば、検査の時間に関する条件を変更し、変更(設定)された時間に関する条件の下で、生体活動に関する情報を取得し、生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査することを複数回行うため、種卵の活性度を、適切な時間で、さらに高精度に検査することができる。
本発明は、種卵の検査装置においては、様々な日齢の種卵の検査が可能で、かつ正確な種卵の活性度を適切な時間で達成することを目的とする。
本発明の実施の形態に係る種卵の検査装置の概略を示す概略図である。 図1の検査装置の概観を示す斜視図である。 図2に示す卵収容器を示す平面図である。 図2に示す検査装置の検査部を示す正面図である。 図2に示す検査装置の検査部本体に卵収容器が搬入された状態を示す正面図である。 図4に示す検査制御部の検査制御装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る種卵の検査方法を示すフロー図である。
本発明の実施の形態に係る種卵の検査装置および検査方法について説明する。以下の説明では、鶏の雛の生産に用いられる種卵を検査する検査装置および検査方法について、好適な実施形態を、図面を用いて説明する。しかし、本発明に係る検査装置および検査方法は、鶏の雛以外の他の種卵の検査にも利用することができる。
鶏の種卵は、一般に、産卵されてから21日後に孵化する。その間、種卵の内部では、日齢に応じて胚が成長する。本実施の形態の説明において、たとえば、産卵されてから10日目、すなわち日齢10日の種卵内部の胚を10日胚という。
本発明の第一の実施の形態にかかる種卵の検査装置1は、図1及び図2に示すように、種卵の検査装置1の前工程から検査の対象物の種卵Eが充填された卵収容器Tを受ける搬入部2と、搬入部2から搬入された卵収容器Tを検査する検査部3と、検査部3で検査された種卵Eの充填された卵収容器Tを受け、次の工程へ向けて送り出す搬出部4とを備える。卵収容器Tは、矢印aに示すように、搬入部2から検査部3へ送られ、検査を受けた後に矢印bに示すように、検査部3から搬出部4へ送られる。検査装置1は、卵収容器Tに充填された多数の卵を一検査単位として同時に検査する。
卵収容器Tは、図3に示すように、m行×n列(m、nは自然数)で配置された卵収容座T1に卵を収容する。図示の例では、各種卵Eは、その鋭端を下方に、鈍端を上方に向けた状態で卵収容器Tに6行×7列で充填される。卵収容器Tに充填された多数の種卵Eは、卵収容器T(一検査単位)ごとに搬入、検査及び搬出が行われる。検査時には、卵収容器Tは検査部3の中で停止し、これにより多数の種卵Eは、所定の位置に整列された状態におかれる。
各卵収容座T1は、種卵の形状に適合して側方から種卵を支持するための枠部T2に、種卵Eを下方から支持するための複数の突起部T3が形成され、種卵を側方および下方から保持する。各卵収容座T1は、下方からの光に対し、枠部T2および突起部T3以外の部分から光を通過させる。種卵Eに対して突起部T3は小さいため、下方から種卵に向かう光は、ほとんど阻害されることなく、種卵に照射される。
検査部3は、図4に示すように、卵収容器Tが搬送される搬送路6を有する検査部本体7を備える。検査部本体7は、種卵Eに向けて下方から光を照射する多数の光照射部12と、種卵Eを透過した光のみを通過させるべく、対応する種卵Eに接して収縮するキャップ19を含む多数の光通過部9と、各光通過部9を通過した光を受光する受光部10と、検査装置3を制御する検査制御部14と、時間に関する検査条件を設定する時間条件設定部15と、検査を開始する検査開始釦16と、検査を終了する検査終了釦17とを備える。
検査部本体7は、図5に示すように、受光部10および光通過部9を設けられた検査部本体7の上部と、光照射部12を設けられた検査部本体7の下部とが上下方向(両矢印cの方向)に相対的に移動可能である。これにより、種卵Eが充填された卵収容器Tが検査部3に搬入された状態で検査部本体7の上部が降下し、光通過部9のキャップ19の開口を種卵Eに接触させた状態となる。
この状態で、各光通過部9は、その内部を通過する光を、それ以外の他の光から遮蔽するように構成されている。各受光部10は、光照射部12から照射された光のうち、各種卵Eを透過し、光通過部9を通過した光のみを受光することができる。
検査制御部14は、検査される種卵Eごとに対応して設けられた、複数の検査制御装置20を備える。各検査制御装置20は、図6に示すように、特開2011−106892の種卵検査装置と同様に、光電変換部22、判定演算部24、記憶部26、表示部28、光源光量制御部30、光源点灯消灯スイッチ32等を備える。
光源光量制御部30と光源点灯消灯スイッチ32とは、光照射部12に接続されており、光照射部12の点灯、消灯、光量調整を制御する。これにより、各検査制御装置20では、卵収容器Tに充填された各種卵Eが検査部3に搬入された状態で、光源点灯消灯スイッチ32が光照射部12を制御して種卵Eに向けて光を照射し、光源光量制御部30が光照射部を制御して光照射部の光量を調整する。
光電変換部22は、受光部10に接続されており、受光部10が受光した光を電気信号に変換する。判定演算部24は、マイクロコンピュータのような演算装置を備え、光電変換部22に接続されており、光電変換された電気信号の判定を行う。また、判定演算部24は、光源光量制御部30に接続されており光源光量制御部30を制御する。記憶部26は、判定部24に接続されており、判定のための情報を適宜記憶する。表示部28は、判定部24に接続されており、判定結果等を表示する。
光照射部12から照射された光は、種卵Eを透過して受光部10に受光されるため、種卵内部の生体活動に関する情報を含む。光電変換部22は、受光部10に受光された光を電気信号に変換する。したがって、この電気信号は、種卵内部の生体活動に関する情報を含む。
判定演算部24は、光電変換された電気信号を取得し、種卵の生体活動に関する情報から種卵の活性度を検査する。判定演算部24は、電気信号を取得するための所定の取得時間を1サイクルとして、生体活動に関する情報を少なくとも1サイクル取得する。このとき、記憶部26は、判定演算部24の受けた電気信号の情報、判定結果の情報等を記憶する。表示部28は、判定演算部24が行った活性度検査の結果を表示する。
種卵の活性度には、種卵内部の胚が、生存しているか、死亡しているかの他、生存している場合に、どの程度活動的かといった情報(たとえば、死亡はしていないが死にかけている情報)を含む。したがって、活性度に基づいて、種卵の生死を検査してもよいし、種卵の活動的な度合いを検査することもできる。
判定演算部24は、種卵内部の生体が活動する生体活動に関する情報から卵の活性度を判断(検査)する。この活性度の判断は、受光部10が受けた光を光電変換した電気信号から、特開2011−10689又は特開平9−127096に記載のように、種卵の内部の胚の心拍、胎動等の生体が活動する生体活動に基づいて行われる。なお、特開平9−127096に記載のように、少なくとも日齢が8日以降であれば、脈拍、胎動を検出することができる。また、判定演算部24は、検査により活性度を明確に判断できない場合に、活性度を不明と判断する。
種卵内部の胚の心拍は数Hz程度の一定の周期を有し、電気信号の取得時間が長いほど、または、電気信号を取得するサイクル数が多いほど正確な心拍の周期を得ることができる。また、胎動は周期的には生じないが、電気信号の取得時間が長いほど、または、電気信号を取得するサイクル数が多いほど胎動を検知する回数が増える。したがって、生体活動に関する情報の取得時間が長い程、生体活動に関する情報を高い精度で取得することができ、活性度の検査精度は高まる。
一方で、種卵の検査では、大量の種卵の検査を必要とされるため、検査時間(時間に関する検査条件)を短くする要求がある。また、検査の精度は、検査の目的ごとに要求が異なる。たとえば、10日胚で活性度判断をできるだけ精度よく検査したい場合や、10日胚を高くない精度で予備的に検査したい場合等がある。
また、検査は、各日齢の胚ごとに、検査の目的、検査の内容が異なり、様々な検査時間、検査精度が求められる。したがって、本実施の形態にかかる種卵の検査装置1では、生体活動に関する情報を含む電気信号を取得する取得時間およびサイクル数、すなわち時間に関する検査条件の設定は、検査に応じて適宜変更される。
光源光量制御部30は、特開2011−10689に記載の検査装置と同様に、受光部10が受光する光量、すなわち種卵Eを透過する光量に応じて、各種卵に適した光源光量となるように光照射部12を制御する。判定演算部24は、この種卵を透過する光量、すなわち種卵の透過率によっても種卵の生死を検査できる。たとえば、透過光量が著しく大きい種卵Eは、胚が発生しておらず無精卵(すなわち、生死検査では死亡)と判定できる。
時間条件設定部15は、検査制御部14に接続されており、設定1,設定2、設定3、設定4の4段階に分けて、時間に関する検査条件を設定できる。本実施の形態において、
検査の時間に関する条件は、光源光量の調整時間と、生体活動に関する情報の取得時間およびサイクル数とを含む。時間条件設定部15は、作業員が直接設定する場合の他、検査制御部14により自動的に設定されてもよい。
本実施の形態において、設定1では、光源光量の調整時間に加え、生体活動に関する情報の取得時間を10秒、サイクル数を1回とされている。また、設定2では、光源光量の調整時間に加え、生体活動に関する情報の取得時間を20秒、サイクル数を1回とされている。
また、設定3では、光源光量の調整時間に加え、生体活動に関する情報の取得時間を10秒に設定され、10秒間の1サイクルで取得された生体活動に基づく種卵の活性度が不明となる場合に、さらに10秒間の1サイクルで生体活動を取得する。すなわち、設定3では、多数の種卵に対して生体活動に関する情報が1サイクルで取得され、活性度が不明と判断された種卵に対して、さらに1サイクルの生体活動に関する情報が取得される。
さらに、設定4では、生体活動に関する情報の取得の時間を0秒、すなわち生体活動に関する情報の取得を行なわず、光源光量の調整のみで検査を行う。したがって、設定4では、種卵の透過率に基づいてのみ生死を検査し、検査時間は、光源光量の調整時間が大部分を占める。
本実施の形態では、たとえば、生体活動を検出し易い18日胚を設定1で検査し、生体活動を検出しにくい10日胚を設定2で検査することにより、18日胚、10日胚ともに一定の検査精度を維持しつつ、適切な検査時間で活性度の判断に基づいて生死の検査を行うことができる。また、設定1では、活性度が不明とされる種卵も存在するが、設定3では、繰り返し検査を行うことで活性度が不明とされる種卵を減らすことができる。
さらに、設定4で簡易検査を行うことで、18日胚および10日胚のいずれの生死を種卵の透過率に基づいて予備的に検査できる。このように、種卵の検査装置1によれば、検査の時間に関する条件を変更可能とすることにより、検査の目的、検査の内容に対して、一台の検査装置で対応可能となる。
本実施の形態に係る検査装置1は、設定1〜3において、光量調整により得られる種卵の透過率と、生体活動に関する情報との両方から種卵の生死を判定するが、光量の調整を行うことなく、光量一定の下で、生体活動に関する情報による活性度から生死判定を行ってもよい。すなわち、生死判定は、種卵の透過率を用いることなく、生体活動に関する情報のみから検査されてもよい。
次に、種卵の検査装置1を用いた、本発明の実施の形態に係る種卵の検査方法について説明する。本実施の形態に係る種卵の検査では、生体活動に関する情報に基づく活性度と、種卵の透過度とから種卵の生死の検査が行われる。しかし、種卵の検査は、生体活動に関する情報に基づく活性度と、種卵の透過度とのいずれか一方から生死の検査が行われてもよい。
種卵の検査において、まず、種卵の検査装置1の時間条件設定部15にて、検査時間が設定される。検査時間は、種卵の日齢に応じて、設定されてもよいし、必要とされる検査の精度に応じて設定されてもよい。以下の説明では、18日胚と、10日胚との日齢が異なる2種類の種卵の検査について説明を行う。
18日胚を検査する場合に、検査装置の時間条件設定部が設定1に設定され、検査開始釦16が押される。これにより、18日胚を有する多数の種卵Eが充填されたトレーが、搬入部2から検査部3に搬入され、光通過部9の設けられた検査部本体7の上部が下降し、充填された各種卵Eに光通過部9のキャップ19が被せられ、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光できる状態となる。
この状態で検査部3では、種卵Eに応じた光量調整が行われた後に、生体活動に関する情報に基づく情報の取得が行われる。
先ず、卵収容器Tに充填された多数の種卵に向けて光照射部12より光が照射される(S1)。検査装置1は、各種卵に対応して1つの光照射部が設けられており、全ての光照射部が同時に光を照射する。しかし、各光照射部が、対応する種卵に向けて順次、光を照射するようにしてもよい。
次いで、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光する(S2)。受光部10が受光した光は光電変換部22により光電変換されて電気情報として判定演算部24に送信される。判定演算部24は、光源光量制御部30に接続されており、受光部10が受光した光量を判定し、生体活動に関する情報による検査に適した光量を受光部10が受けるように光源光量制御部30に光照射部12の光量を制御させる。
次いで、判定演算部24は、受光部10が受光した光に基づき、生体活動に関する情報を含んだ電気信号を取得し(S3)、生体活動に関する情報から種卵の胚の活性度を判断する(S4)。設定1では、生体活動に関する情報を取得時間10秒、サイクル数1回で取得する。光照射部12、受光部10等は、生体活動に関する情報を、取得時間が10秒、サイクル数が1回の条件にて取得できるように制御される。
判定演算部24は、生体活動に関する情報に基づく活性度の判断に加えて、種卵の透過率から生死を検査するようにしてもよい。また、判定演算部24は、10秒間の1サイクルで取得した生体活動に関する情報から種卵の活性度を判断できない場合には、不明と判断する。
次いで、生体活動に関する情報を取得し、種卵の活性度が検査された後に、種卵Eからキャップが取り外され、検査を終えた種卵Eは、検査部から搬出部に搬送される。その後、検査部には次の卵収容器Tが搬入され、この卵収容器Tに充填された種卵の検査が行われる。
種卵Eの搬入、検査、搬出が繰り返され、所定の数の種卵の検査が終了した時点で、検査終了釦が押され、検査装置が停止する。検査装置1では、検査開始釦を押してから検査終了釦が押されるまでの検査が自動で行われる。この自動検査に先駆けて、時間条件設定部15は設定を変更される(S5)。時間条件設定部15は、少なくとも生体活動に関する情報を取得する前に設定されればよい。
次に、10日胚を検査する場合に、検査装置の時間条件設定部が設定2に設定され、検査開始釦が押される。10日胚は、18日胚に比較して生体活動が活発ではなく、生体活動に関する情報を取得しにくい。したがって、生体活動に関する情報の取得時間を長くして、検査精度を高めることを目的に、検査時間の長い設定2が選択される。
設定2による検査は、生体活動を取得するための検査時間が異なる他は、設定1による検査と同様である。したがって、同一のステップには、同一の符号を付して説明する。
10日胚を検査する場合に、検査装置の時間条件設定部15が設定2に設定され、検査開始釦16が押される。これにより、10日胚を有する多数の種卵Eが充填されたトレーが、搬入部2から検査部3に搬入され、光通過部9の設けられた検査部本体7の上部が下降し、充填された各種卵Eに光通過部9のキャップ19が被せられ、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光できる状態となる。
この状態で検査部3では、種卵Eに応じた光量調整が行われた後に、生体活動に関する情報に基づく検査が行われる。
先ず、卵収容器Tに充填された多数の種卵に向けて光照射部12より光が照射される(S1)。検査装置1は、各種卵に対応して1つの光照射部が設けられており、全ての光照射部が同時に光を照射する。
次いで、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光する(S2)。受光部10が受光した光は光電変換部22により光電変換されて電気信号として判定演算部24に送信される。判定演算部24は、光源光量制御部30に接続されており、受光部10が受光した光量を判定し、生体活動に関する情報による検査に適した光量を受光部10が受けるように光源光量制御部30に光照射部12の光量を制御させる。
次いで、判定演算部24は、受光部10が受光した光に基づき、生体活動に関する情報を含んだ電気信号を取得し(S3)、生体活動に関する情報から種卵の胚の活性度を判断する(S4)。設定1では、生体活動に関する情報を取得時間20秒、サイクル数1回で取得する。光照射部12、受光部10等は、生体活動に関する情報を、取得時間が10秒、サイクル数が1回の条件にて取得できるように制御される。
判定演算部24は、生体活動に関する情報に基づく活性度の判断に加えて、種卵の透過率から生死を検査するようにしてもよい。また、判定演算部24は、20秒間の1サイクルで取得した生体活動に関する情報から種卵の活性度を判断できない場合には、不明と判断する。
次いで、生体活動に関する情報を取得し、種卵の活性度が検査された後に、種卵Eからキャップが取り外され、検査を終えた種卵Eは、検査部から搬出部に搬送される。その後、検査部には次の卵収容器Tが搬入され、この卵収容器Tに充填された種卵の検査が行われる。
種卵Eの搬入、検査、搬出が繰り返され、所定の数の種卵の検査が終了した時点で、検査終了釦が押され、検査装置が停止する。検査装置1では、検査開始釦を押してから検査終了釦が押されるまでの検査が自動で行われる。この自動検査に先駆けて、時間条件設定部15は設定を変更される(S5)。時間条件設定部15は、すくなくとも生体活動に関する情報を取得する前に設定されればよい。
次に、活性度の検査について不明の結果を減らすための、設定3による繰り返し検査を説明する。繰り返し検査では、検査装置の時間条件設定部が設定3に設定され、検査開始釦16が押される。これにより、18日胚を有する多数の種卵Eが充填されたトレーが、搬入部2から検査部3に搬入され、光通過部9の設けられた検査部本体7の上部が下降し、充填された各種卵Eに光通過部9のキャップ19が被せられ、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光できる状態となる。
この状態で検査部3では、種卵Eに応じた光量調整が行われた後に、生体活動に関する情報に基づく情報の取得が行われる。
先ず、卵収容器Tに充填された多数の種卵に向けて光照射部12より光が照射される(S1)。検査装置1は、各種卵に対応して1つの光照射部が設けられており、全ての光照射部が同時に光を照射する。しかし、各光照射部が、対応する種卵に向けて順次、光を照射するようにしてもよい。
次いで、各種卵Eを透過した光を受光部10が受光する(S2)。受光部10が受光した光は光電変換部22により光電変換されて電気信号として判定演算部24に送信される。判定演算部24は、光源光量制御部30に接続されており、受光部10が受光した光量を判定し、生体活動に関する情報による検査に適した光量を受光部10が受けるように光源光量制御部30に光照射部12の光量を制御させる。
次いで、判定演算部24は、受光部が受光した光に基づき、生体活動に関する情報を含んだ電気信号を取得し(S3)、生体活動に関する情報から種卵の胚の活性度を判断する(S4)。設定3では、各種卵に対して生体活動に関する情報を10秒間の1サイクル取得し、この1サイクルで活性度を不明とされた種卵に対して、再度、生体活動に関する情報を10秒間の1サイクル取得する。光照射部12、受光部10等は、生体活動に関する情報を10秒間の2サイクル取得できるように制御される。
判定演算部24は、10秒間の2サイクルで取得した生体活動に関する情報からも種卵の活性度を判断できない場合には、不明と判断する。また、判定演算部24は、生体活動に関する情報に基づく活性度の判断に加えて、種卵の透過率から生死を検査するようにしてもよい。
次いで、生体活動に関する情報を取得し、種卵の活性度が検査された後に、種卵Eからキャップが取り外され、検査を終えた種卵Eは、検査部から搬出部に搬送される。その後、検査部には次の卵収容器Tが搬入され、この卵収容器Tに充填された種卵の検査が行われる。
種卵Eの搬入、検査、搬出が繰り返され、所定の数の種卵の検査が終了した時点で、検査終了釦が押され、検査装置1が停止する。検査装置1では、検査開始釦16を押してから検査終了釦17が押されるまでの検査が自動で行われる。この自動検査に先駆けて、時間条件設定部15は設定を変更される(S5)。時間条件設定部15は、すくなくとも生体活動に関する情報を取得する前に設定されればよい。
また、10日胚、18日胚は、設定4により、種卵の透過率に基づいてのみ生死判定の検査をされてもよい。種卵の透過率は、生体活動に関する情報を取得する前の光源光量調整部30による調整された光量から取得できる。したがって、設定3は、生体活動に関する情報を取得しないため、設定1または設定2よりも短い時間で、生死判定の検査を行うことができる。
本実施の形態において、18日胚を設定1で、10日胚を設定2で検査したが、各設定で検査する日齢は、適宜変更されてもよい。たとえば、10胚を設定1で検査してもよい。これは簡易検査として有用である。また、18日胚を設定2で検査してもよい。これは、精密検査として有用である。さらに、10日胚、18日胚以外の種卵を各設定で検査してもよい。
また、設定1および設定2において、時間条件設定部15を設定すること(S5)、生体活動に関する情報を取得すること(S3)、生体活動に関する情報から種卵の活性度を判断すること(S4)を繰り返すようにしてもよい。さらに、設定1および設定2の生体活動に関する情報を取得する取得時間は、それぞれ、10秒、20秒とされ、サイクル数は1回とされているが、この取得時間およびサイクル数は適宜調整されてもよい。
本実施の形態において、設定3により、取得時間を10秒間として、サイクル数を2回とした繰り返し検査をするが、取得時間、サイクル数は適宜調整されてもよい。たとえば、取得時間を他の時間にしてもよいし、サイクル数を3回以上繰り返してもよい。また、サイクル数を複数回とし、各回を同一の取得時間としてもよいし、1サイクルの取得ごとに取得時間を変更できるようにしてもよい。
本実施の形態において、設定3では、活性度が不明とされた種卵に対してのみサイクル数を複数回としているが、活性度が検査された種卵全てに対して、サイクル数を複数回としてもよい。この場合、各回の検査の結果に基づいて、総合的に検査の結果を求めることができる。
本実施の形態において、時間条件設定部15は、設定1、設定2、設定3、設定4の4段階だが、2段階、または5段階以上であってもよい。また、設定4のような種卵の透過率による生死判定の検査をする設定は設けなくてもよい。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、鶏の種卵に代表される種卵の検査に用いることができる。
1 検査装置、2 搬入部、3 検査部、4 搬出部、6 搬送路、7 検査部本体、9 光通過部、10 受光部、12 光照射部、14 検査制御部、15 時間条件設定部、16 検査開始釦、17 検査終了釦、19 キャップ、20 検査制御装置、22 光電変換部、24 判定演算部、26 記憶部、28 表示部、30 光源光量制御部、32 光源点灯消灯スイッチ、T 卵収容器、T1 卵収容座。

Claims (8)

  1. 1検査単位に、多数の種卵のそれぞれに光を照射し、各種卵を透過した光をそれぞれ受光し、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得し、前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する検査装置であって、
    前記活性度の検査を複数検査単位に対して行い、
    各検査単位において、種卵の日齢に応じて時間に関する検査条件を変更可能な種卵の検査装置。
  2. 前記生体活動に関する情報は所定の取得時間を1サイクルとして取得され、
    前記時間に関する検査条件は、前記生体活動に関する情報を取得するサイクル数および取得時間を含む、請求項1に記載の種卵の検査装置。
  3. 多数の種卵のそれぞれに光を照射する光照射部と、
    各種卵を透過した光を個別に受光する受光部と、
    前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得し、前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する検査制御部とを備え、
    前記検査制御部は、前記生体活動に関する情報を所定の取得時間および所定のサイクル数で取得し、種卵の日齢に応じて前記取得時間または前記サイクル数を変更可能な種卵の検査装置。
  4. 前記取得時間は、前記多数の卵に対して同一であり、
    前記サイクル数は各種卵に対して変更される、請求項2または3に記載の種卵の検査装置。
  5. 前記サイクル数は1回であり、
    前記取得時間は各種卵に対して変更される、請求項2または3に記載の種卵の検査装置。
  6. 多数の種卵のそれぞれに光を照射する第1のステップ、
    各種卵を透過した光をそれぞれ受光する第2のステップ、
    前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得する第3のステップ、
    前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する第4のステップ、
    少なくとも前記第3のステップに先駆けて、各種卵に対して種卵の日齢に応じて時間に関する検査条件を変更する第5のステップを含む、種卵の検査方法。
  7. 前記第4のステップの終了後に、さらに各種卵に対して時間に関する検査条件を変更する第6のステップ、
    第6のステップに続いて、前記受光した光から各種卵の内部の生体が活動する生体活動に関する情報を取得する第7のステップ、
    前記第3のステップおよび前記第7のステップの少なくともいずれか一方で取得された前記生体活動に関する情報から各種卵の活性度を検査する第8のステップを含む、請求項に記載の種卵の検査方法。
  8. 前記第4のステップの後に、前記第3および第4のステップを繰り返す、請求項に記載の種卵の検査方法。
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