JP5999790B1 - パンツタイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
<請求項1記載の発明>
前身頃及び後身頃を個別又は一体的に構成する外装体と、前身頃から後身頃にわたるように外装体の内側に設けられた、吸収体とを備え、
前身頃の外装体の両側縁部と後身頃の外装体の両側縁部とが接合されてサイドシール部が形成されることにより、ウエスト開口及び左右一対の脚開口が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記前身頃及び後身頃の少なくとも一方における外装体は、胴周り領域に幅方向に連続する伸縮領域を有しており、
少なくとも前記伸縮領域は、不織布からなる第1シート層と、不織布からなる第2シート層との間に弾性フィルムが積層されてなるとともに、前記弾性フィルムが前記伸縮領域の伸縮方向に伸長された状態で、前記第1シート層及び第2シート層が、前記伸縮方向及びこれと直交する方向にそれぞれ間隔を空けて配列された多数の接合部で、前記弾性フィルムに形成された貫通孔を通じて接合されており、
前記伸縮領域は、幅方向中間の領域である中間伸縮域と、この中間伸縮域の幅方向一方側及び他方側の領域である第1伸縮域及び第2伸縮域とを有しており、
前記弾性フィルムは、前記第1伸縮域における前記サイドシール部から前記中間伸縮域を経て第2伸縮域の前記サイドシール部まで延在する帯状体であり、
第1伸縮域及び第2伸縮域では、前記中間伸縮域に向かって斜め下向きとなる方向に前記弾性フィルムが伸長された状態で、前記第1シート層及び第2シート層の前記多数の接合部で接合がなされている、
ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ。
本発明においては、胴周り領域の少なくとも伸縮領域が弾性フィルム伸縮構造とされており、弾性フィルムの自然長状態では、接合部間の第1シート層及び第2シート層が互いに離間する方向に膨らんで、伸縮方向と交差する方向に延びる収縮皺が形成される。この状態で弾性フィルムの貫通孔と接合部との間に隙間が形成されていればその隙間により、また、この状態で弾性フィルムの貫通孔と接合部との間に隙間が形成されていなくても、幅方向にある程度伸長した装着状態では、接合部が伸びないのに対して弾性フィルムの貫通孔が伸びるため、弾性フィルムにおける接合部の貫通孔と、接合部との間に隙間が形成され、弾性フィルムの素材が無孔のフィルムやシートであっても、この隙間により通気性が付加される。よって、本発明の伸縮領域は通気性が高いものとなる。
特に、本発明における伸縮領域は、幅方向一方側の第1伸縮領域及び他方側の第2伸縮領域では、中間伸縮域に向かって斜め下向きとなる方向に弾性フィルムが伸長された状態で、第1シート層及び第2シート層の接合がなされているため、斜め方向の伸縮性を有するものとなる。したがって、装着に際しておむつの胴周りを広げながら同時に引き上げるとき、胴周りを広げる方向及び引上げ方向の両方に弾性伸縮できるため、臀部等の膨らみに引っかかりにくく、また当該伸縮領域を有する身頃を持って引き上げてもその力が反対の身頃に伝わりやすいため、胴周りの拡大及び引上げを容易に行うことができるようになる。また、装着状態では鼠蹊部や臀部の膨らみに対するフィット性が向上するようになる。
前記中間伸縮域は前記吸収体の幅方向範囲と同じか又は狭い幅方向領域であり、前記中間伸縮域では幅方向に前記弾性フィルムが伸長された状態で前記第1シート層及び第2シート層の接合がなされている、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
第1伸縮領域及び第2伸縮領域の伸縮性を最大限発揮させるためには、中間伸縮領域は吸収体の幅方向範囲と同じか又は狭い幅方向領域であることが好ましく、また吸収体の不要な変形を防止するためには中間伸縮領域は幅方向に伸縮するように構成されていることが好ましい。
前記前身頃における外装体は前記伸縮領域を有しており、この前身頃における伸縮領域では、前記第1伸縮域及び第2伸縮域における前記接合部の面積率が、前記中間伸縮域における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
本発明のような弾性フィルム伸縮構造では、基本的に、接合部の面積率が低いほど第1シート層及び第2シート層が弾性フィルムにより収縮する部分が多くなるため、弾性限界伸び(伸長可能な長さ)が大きくなる、つまり伸びやすくなる。ここで、「弾性限界伸び」とは、弾性限界(換言すれば第1シート層及び第2シート層が完全に展開した状態)における伸びを意味し、弾性限界時の長さを自然長を100%としたときの百分率で表すものであり、「面積率」とは単位面積に占める対象部分の割合を意味し、対象領域(例えば伸縮領域)における対象部分(例えば接合部、貫通孔の開口)の総面積を当該対象領域の面積で除して百分率で表すものであり、特に「接合部の面積率」とは、伸縮方向に弾性限界まで伸ばした状態の面積率を意味するものである。
よって、本項記載のように、前身頃における伸縮領域において、第1伸縮域及び第2伸縮域における接合部の面積率が、中間伸縮域における接合部の面積率よりも低いと、鼠蹊部に対するフィット性や脚の動きに対する脚開口の追従性が高いものとなる。
前記後身頃における外装体は前記伸縮領域を有しており、この後身頃における伸縮領域では、前記中間伸縮域における前記接合部の面積率が、前記第1伸縮域及び第2伸縮域における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
前述のように、本発明のような弾性フィルム伸縮構造では、基本的に、接合部の面積率が低いほど第1シート層及び第2シート層が弾性フィルムにより収縮する部分が多くなるため、弾性限界伸び(伸長可能な長さ)が大きくなる、つまり伸びやすくなる。「弾性限界伸び」、「面積率」、「接合部の面積率」の定義は前述のとおりである。
よって、本項記載のように、後身頃における伸縮領域において、中間伸縮域における接合部の面積率が、第1伸縮域及び第2伸縮域における接合部の面積率よりも低いと、臀部の膨らみの大きい部分と対応する中間伸縮域の伸縮性が高いものとなるため、臀部の膨らみに対するフィット性が高いものとなる。
前記中間伸縮域の股間側の部分と前記吸収体とが重なる部分を有するとともに、この重なる部分で前記外装体と前記内装体とが接合されており、
前記中間伸縮域の股間側の部分における前記接合部の面積率が、前記中間伸縮域のウエスト側の部分における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
前述のように、本発明のような弾性フィルム伸縮構造では、基本的に、接合部の面積率が低いほど第1シート層及び第2シート層が弾性フィルムにより収縮する部分が多くなるため、弾性限界伸び(伸長可能な長さ)が大きくなる、つまり伸びやすくなる。「弾性限界伸び」、「面積率」、「接合部の面積率」の定義は前述のとおりである。
よって、本項記載のように中間伸縮域の股間側の部分(吸収体と重なる部分であって、かつ外装体と内装体とが接合される部分)における接合部の面積率が、ウエスト側の部分における接合部の面積率よりも低いと、吸収体を有する部分の伸縮性が高いものとなるため、第1伸縮域及び第2伸縮域による斜め上方向の引き上げ作用が吸収体に対して強く持ち上げるように作用し、吸収体を有する部分のフィット性が高いものとなる。
前記伸縮領域における前記接合部の面積は0.14〜3.5mm2であり、
自然長状態における前記貫通孔の開口の面積は、前記接合部の面積の1〜1.5倍であり、
前記伸縮領域における前記接合部の面積率は1.8〜22.5%である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
接合部の面積及び貫通孔の開口の面積、並びに接合部の面積率は適宜定めれば良いが、通常の場合、上記範囲内とすることが望ましい。なお、貫通孔の開口の面積は、当該伸縮構造が自然長の状態における値を意味し、貫通孔の開口の面積が、弾性フィルムの表と裏で異なる等、厚み方向に均一でない場合には最小値を意味する。
前記弾性フィルムは、前記第1伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔が拡大するように前記サイドシール部から前記中間伸縮域に向かって斜め下向きに延在し、前記中間伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔を空けた状態で幅方向に沿って延在し、かつ前記第2伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔が縮小するように前記中間伸縮域側の端部から前記サイドシール部に向かって斜め上向きに延在しており、
前記弾性フィルムと前記ウエスト開口の縁との間に、ウエスト部弾性部材が幅方向に沿って伸長した状態で設けられている、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
本発明の第1伸縮域及び第2伸縮域では、弾性フィルムが中間伸縮域に向かって斜め下向きとなる方向に伸長された状態で第1シート層及び第2シート層の接合がなされるため、所定幅の帯状の弾性フィルムを用い、ウエスト部まで弾性フィルムを入れる場合には、弾性フィルムをウエスト開口の縁の位置からはみ出させて第1シート層及び第2シート層の接合を行った後に、はみ出した部分を切断する必要がある。しかし、このような切断による廃棄物(トリムロス)が発生することは好ましくない。これに対して、本項記載の発明のような構造とすると、弾性フィルムの切断による廃棄物を無くしつつ、かつウエスト部に強い伸縮性を付加することができるため好ましい。
図1〜図7はパンツタイプ使い捨ておむつを示している。このパンツタイプ使い捨ておむつ(以下、単におむつともいう。)は、前身頃F及び後身頃Bをなす外装体20と、この外装体20の内面に固定され一体化された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性表面シート11と液不透過性裏面側シート12との間に吸収体13が介在されてなるものである。製造に際しては、外装体20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤などの接合手段によって接合(図7の斜線部分10B)された後に、内装体10及び外装体20が前身頃F及び後身頃Bの境界である前後方向(縦方向)中央で折り畳まれ、その両側部が相互に熱溶着又はホットメルト接着剤などによって接合されてサイドシール部21が形成されることによって、ウエスト開口及び左右一対のレッグ開口が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつとなる。
内装体10は、図4〜図6に示すように、不織布などからなる液透過性表面シート11と、ポリエチレン等からなる液不透過性裏面側シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、表面シート11を透過した***液を吸収保持するものである。内装体10の平面形状は特に限定されないが、図示形態のようにほぼ長方形とすることが一般的である。
吸収体13の形状は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分13Nを有するほぼ砂時計状に形成されているが、長方形状等、適宜の形状とすることができる。括れ部分13Nの寸法は適宜定めることができるが、括れ部分13Nの前後方向長さはおむつ全長の20〜50%程度とすることができ、その最も狭い部分の幅は吸収体13の全幅の40〜60%程度とすることができる。このような括れ部分13Nを有する場合において、内装体10の平面形状がほぼ長方形とされていると、内装体10における吸収体13の括れ部分13Nと対応する部分に、吸収体13を有しない余り部分が形成される。
外装体20は、図4〜図6にも示されるように、第1シート層20A及び第2シート層20Bの間に、弾性フィルム30及び幅方向に沿う細長状弾性部材24が配設され、幅方向の伸縮性が付与されている。外装体20の平面形状は、中間両側部にそれぞれレッグ開口を形成するために形成された凹状の脚周りライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。外装体20は、前後に二分割し、両者が股間部で前後方向に離間するように配置しても良い。
(非伸縮領域70)
接合部40の面積:0.14〜3.5mm2(特に0.25〜1.0mm2)
接合部40の面積率:16〜45%(特に25〜45%)
(主伸縮部分81)
接合部40の面積:0.14〜3.5mm2(特に0.14〜1.0mm2)
接合部40の面積率:1.8〜19.1%(特に1.8〜10.6%)
(緩衝伸縮部分82)
接合部40の面積:0.14〜3.5mm2(特に0.25〜1.0mm2)
接合部40の面積率:8〜22.5%(特に12.5〜22.5%)
よって、素材溶着による接合手段を用いる場合には、図8(a)に示すように、接合部40における第1シート層20A及び第2シート層20Bの接合が、少なくとも、第1シート層20A及び第2シート層20Bにわたる弾性フィルム30の溶融固化物30mによりなされている形態が好ましい。このように弾性フィルム30の溶融固化物30mを接着剤として第1シート層20A及び第2シート層20Bを接合すると、剥離強度が高いものとなり、高い通気性と高い剥離強度とを両立できるようになる。
図1及び図4にも示されるように、外装体20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、且つ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、前後押さえシート50,60が設けられていても良い。図示形態について更に詳細に説明すると、前押さえシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後押さえシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。前後押さえシート50,60の股間側の縁部に幅方向の全体にわたり(中央部のみでも良い)若干の非接着部分を設けると、接着剤がはみ出ないだけでなく、この部分を表面シートから若干浮かせて防漏壁として機能させることができる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。
・「目付け」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を相対湿度10〜25%、温度50℃を超えない環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から米坪板(200mm×250mm、±2mm)を使用し、200mm×250mm(±2mm)の寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、20倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES−G5 ハンディ圧縮計測プログラム)を用い、荷重:10gf/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・試験や測定における環境条件についての記載が無い場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度20±5℃、相対湿度65%以下)の試験室又は装置内で行うものとする。
Claims (7)
- 前身頃及び後身頃を個別又は一体的に構成する外装体と、前身頃から後身頃にわたるように外装体の内側に設けられた、吸収体とを備え、
前身頃の外装体の両側縁部と後身頃の外装体の両側縁部とが接合されてサイドシール部が形成されることにより、ウエスト開口及び左右一対の脚開口が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記前身頃及び後身頃の少なくとも一方における外装体は、胴周り領域に幅方向に連続する伸縮領域を有しており、
少なくとも前記伸縮領域は、不織布からなる第1シート層と、不織布からなる第2シート層との間に弾性フィルムが積層されてなるとともに、前記弾性フィルムが前記伸縮領域の伸縮方向に伸長された状態で、前記第1シート層及び第2シート層が、前記伸縮方向及びこれと直交する方向にそれぞれ間隔を空けて配列された多数の接合部で、前記弾性フィルムに形成された貫通孔を通じて接合されており、
前記伸縮領域は、幅方向中間の領域である中間伸縮域と、この中間伸縮域の幅方向一方側及び他方側の領域である第1伸縮域及び第2伸縮域とを有しており、
前記弾性フィルムは、前記第1伸縮域における前記サイドシール部から前記中間伸縮域を経て第2伸縮域の前記サイドシール部まで延在する帯状体であり、
第1伸縮域及び第2伸縮域では、前記中間伸縮域に向かって斜め下向きとなる方向に前記弾性フィルムが伸長された状態で、前記第1シート層及び第2シート層の前記多数の接合部で接合がなされている、
ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記中間伸縮域は前記吸収体の幅方向範囲と同じか又は狭い幅方向領域であり、前記中間伸縮域では幅方向に前記弾性フィルムが伸長された状態で前記第1シート層及び第2シート層の接合がなされている、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記前身頃における外装体は前記伸縮領域を有しており、この前身頃における伸縮領域では、前記第1伸縮域及び第2伸縮域における前記接合部の面積率が、前記中間伸縮域における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記後身頃における外装体は前記伸縮領域を有しており、この後身頃における伸縮領域では、前記中間伸縮域における前記接合部の面積率が、前記第1伸縮域及び第2伸縮域における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
- 前記中間伸縮域の股間側の部分と前記吸収体とが重なる部分を有するとともに、この重なる部分で前記外装体と前記内装体とが接合されており、
前記中間伸縮域の股間側の部分における前記接合部の面積率が、前記中間伸縮域のウエスト側の部分における前記接合部の面積率よりも低い、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記伸縮領域における前記接合部の面積は0.14〜3.5mm2であり、
自然長状態における前記貫通孔の開口の面積は、前記接合部の面積の1〜1.5倍であり、
前記伸縮領域における前記接合部の面積率は1.8〜22.5%である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。 - 前記弾性フィルムは、前記第1伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔が拡大するように前記サイドシール部から前記中間伸縮域に向かって斜め下向きに延在し、前記中間伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔を空けた状態で幅方向に沿って延在し、かつ前記第2伸縮域では前記ウエスト開口の縁に対する間隔が縮小するように前記中間伸縮域側の端部から前記サイドシール部に向かって斜め上向きに延在しており、
前記弾性フィルムと前記ウエスト開口の縁との間に、ウエスト部弾性部材が幅方向に沿って伸長した状態で設けられている、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
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JP4934835B2 (ja) * | 2007-04-10 | 2012-05-23 | 株式会社瑞光 | 積層伸縮シートの製造方法 |
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2015
- 2015-03-27 JP JP2015067325A patent/JP5999790B1/ja active Active
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2016
- 2016-03-25 WO PCT/JP2016/059623 patent/WO2016158749A1/ja active Application Filing
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JP2007061335A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Daio Paper Corp | トランクス型おむつ |
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