JP5996817B1 - インクカートリッジの再生産方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ユーザは、インク残量を監視しながら印刷ジョブを送信しているため、インク容器内のインク残量と通信タグに記録されているインク残量が相違すると、印刷ジョブ中にインク残量が無い状態に陥り、印刷処理が中断してしまうという問題がある。
さらに、カートリッジ情報には、インク残量情報や空情報のようなインクに関する情報の他、印刷装置との互換性情報やユーザサービスに関する情報等の多岐にわたり記憶されているため、正確な情報が記憶されていないと、ユーザに対して安定した機能・性能を提供することができないという問題がある。
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容される前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と、
本体裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、前記印刷装置との間で近距離無線通信を行う通信タグが貼着される領域であって前記係合孔と隣り合う位置に形成される貼着領域と、前記貼着領域内における前記嵌合リブの角部から外れた位置に形成され棒状部材を挿入して前記通信タグを剥がすためのタグ剥がし孔と、を有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される係合部と、
を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら前記一部分を摘んで引っ張ることで前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とする、インクカートリッジの再生産方法である。
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容される前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部を有するインク供給部と、
長方形状をなす本体の裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、弦部と円弧部からなり前記係合孔と横方向に隣り合う位置において前記弦部が短辺側における嵌合リブの基端と接した状態で形成される前記通信タグの貼着領域と、前記貼着領域の円弧部の各端部を結んで形成される仮想円VCの中心Oを原点として前記中心Oを通る前記係合部の長辺と平行であって前記係合リブに接近する向きを正の向きとする仮想線Xと前記中心Oを前記仮想線Xと直交する方向に通る仮想線Yを座標軸とした直交座標系で区画したときの第一象限及び第四象限にある前記貼着領域内の領域である形成領域Ea内に形成されるタグ剥がし孔と、を有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される係合部と、
を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら前記一部分を摘んで引っ張ることで前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とする、インクカートリッジの再生産方法である。
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
容器内部と外部を連通させる供給口部を有するインク供給部が設けられ、前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
長方形状をなす本体の裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、前記本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、前記嵌合リブと前記係合リブとの間に貼着される通信タグで覆われる位置であって前記通信タグの重心Gを通って長辺側の嵌合リブと直角をなす仮想垂線PLで区切られた前記係合リブ側の領域である形成領域Ee内に少なくとも一部が形成されるタグ剥がし孔とを有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される長方形状の係合部と、を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記形成領域Eeに形成された前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら、前記一部分を摘んで引っ張ることにより前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とする、インクカートリッジの再生産方法である。
また、本発明に係る第6の態様は、第1〜第5の何れかの態様に係るインクカートリッジの再生産方法において、さらに、前記交換用通信タグを設けた前記係合部が取り付けられた前記インク容器を、交換用外装体に装填する工程を含むことを特徴とする、インクカートリッジの再生産方法である。
また、第2の態様に係るインクカートリッジの再生産方法によれば、係合部の嵌合リブから外れ、さらに通信タグの重心から外れた位置にタグ剥がし孔が形成されているため、通信タグを除去する際は、タグ剥がし孔に棒状部材を差し込むことで、係合部の角部や嵌合リブから離れた領域で通信タグの一部を浮き上がらせることができるため、作業者は、棒状部材で剥がして浮き上がった部分に指が差し入れやすく、浮き上がった部分を容易に摘むことができる。
また、第3の態様に係るインクカートリッジの再生産方法によれば、インクカートリッジの係合部には、貼着領域Dの円弧部の各端部を結んで形成される仮想円VCの中心Oを原点とする仮想線X、Yを座標軸とした直交座標系における第一象限及び第四象限内にある貼着領域D内の領域を形成領域Eaとし、この形成領域Ea内にタグ剥がし孔が形成されているため、タグ剥がし孔が通信タグの中心から外れ、且つタグ剥がし孔に棒状部材を挿入して通信タグを剥がしたときに、作業者の指が差し入れやすい係合部の角部から外れた箇所が浮き上がるため、容易に摘んで剥がすことができる。
図1(a)〜(c)の何れかに示すように、本形態に係るインクカートリッジ1が装填される印刷装置100は、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから異なる色のインクを吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルト上の印刷用紙上に複数の画像を互いに重なり合うように形成するインクジェット方式のラインカラープリンタを例に説明する。
次に、本発明に係るインクカートリッジ1の構成について説明する。
図3(a)又は(b)に示すように、インクカートリッジ1は、印刷装置100に対する水平方向である着脱方向Aに沿って着脱される略直方体形状をなす細長の筐体である。インクカートリッジ1は、所定のインクが充填される熱可塑性フィルム11からなるインク容器10と、インク容器10が挿入される外箱である外装体20と、インク容器10の長手方向における一方の端部に設けられ印刷装置100のカートリッジ取付機構130と係合する係合部30とで構成されている。
インク容器10は、インクが封入される袋体である。本実施形態では、長方形状の熱可塑性フィルム11を2枚重ね、長手方向の一端に後述するインク供給部13を介在させた状態で、その周囲を熱溶着により接合して形成されている。インク容器10は、外装体20の開口部から挿入し、インク供給部13が組み付けられた係合部30を開口部に嵌合することでインクカートリッジ1として製作される。
外装体20は、紙製(例えば、段ボール)のシート部材に設定された折り辺を折り曲げて糊代部分を貼り合わせることにより、長手方向における一端が開口され、他端が閉止された、有底の中空直方体をなす箱状に組み立てられる。
よって、ユーザは、指で切り込み23を外装体20の内方に押し込み、破断した部分を摘んでラベル31と外装体20とを引き剥がすことで、ラベル31が破断した外装体20の一部と一緒に剥がせるため、分別作業を簡易的に行うことができる。
係合部30は、樹脂又は金属などの硬質材料で形成され、ホルダ部131との突当面30aが装填方向A1に向けられ、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填した際に、ホルダ部131と係合される着脱機構として機能する。また、係合部30は、外装体20の開口部と嵌合するため、該開口部の寸法と略同等の大きさで成形されている。
具体的には、取付検知センサは、投受光センサのような光学センサであり、受光が遮断されることにより、その遮蔽物の存在を検知する。遮蔽凸部33は、取り付け時に取付検知センサに接近され、センサの受光を遮断することにより、その取り付けが検出される。
条件1:突当面30a側から棒状部材で通信タグ36を剥がして浮き上がらせたときに、浮かせた部分が容易に摘める位置となるように形成すること。
条件2:通信タグ36は、その裏面全体が貼着領域Dに比較的強固に接着されているため、棒状部材で通信タグ36を剥がして浮き上がらせたときに、棒状部材を挿したときに大きな力が加わらずタグ自体を損傷させない位置とすること。
形態例1で規定するタグ剥がし孔37の形成領域Eaは、図6(a)に示すように、仮想線X、Yで区画された仮想円VCの上記4象限のうち、第一象限及び第四象限にある貼着領域D内の領域である。
形態例2で規定するタグ剥がし孔37の形成領域Ebは、図6(b)に示すように、形態例1の形成領域Eaを前提とする。形態例2では、まず仮想円VCの中心Oと係合孔35の周端を結ぶ仮想線を2本引き、この2本の仮想線のうち、中心Oから第一象限側の円周を通過する仮想線をL1、中心Oから第四象限側の円周を通過する仮想線をL2とする。そして、第一象限にある形成領域Eaのうち仮想線L1と仮想線Yとの間の領域と、第四象限にある形成領域Eaのうち仮想線L2と仮想線Yとの間の領域を、形態例2の形成領域とする。タグ剥がし孔37は、孔自体が形態例2で規定された形成領域Eb内に形成されることになる。
形態例3で規定するタグ剥がし孔37の形成領域Ecは、図6(c)に示すように、形態例2の形成領域Ebを前提とする。形態例3の形成領域Ecは、仮想円VCの同心円である仮想円VC1を、仮想円VCの半径rの半分となる半径raで形成し、第一象限及び第四象限にある形成領域Ebのうち、仮想円VC1に円周に孔中心を配置した領域及び仮想円VC1よりも外側の領域である。よって、形態例3で規定される形成領域Ecの大きさは、タグ剥がし孔37の径によって規定されることになる。
形態例4で規定するタグ剥がし孔37の形成領域Edは、図6(d)に示すように、形態例3の形成領域Ecを前提とする。まず、形成領域Ecの第一象限側が等分割(2等分)されるように、中心Oから仮想円VCにおける第一象限側の円周に向けて仮想線L3を引く。また、形成領域Ecの第四象限側が等分割(2等分)されるように、中心Oから仮想円VCにおける第四象限側の円周に向けて仮想線L4を引く。そして、第一象限側の形成領域Ecにおける仮想線L3と仮想線L1で区切られた側の領域と、第四象限側の形成領域Ecにおける仮想線L4と仮想線L2で区切られた側の領域及び仮想線L3と仮想線L4上に孔中心を配置した領域を、形成領域Edとする。よって、形態例4で規定される形成領域Edは、タグ剥がし孔37の径によって規定されることになる。
以下の比較評価では、図7(a)に示すように、従来品のタグ剥がし孔の形成位置を「比較例」とし、上述した形態例1で規定した形成領域Ea内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例1」とし、形態例2で規定した形成領域Eb内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例2」とし、形態例3で規定した形成領域Ec内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例3」とし、形態例4で規定した形成領域Ed内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例4」とする。そして、通信タグ36の剥がしやすさを示す度合いとして「剥離度」と「摘み度」による評価を行った。
なお、剥離度を評価した際の基準値とした「15N」は、棒状部材(ドライバー)を突き刺した際に、この値を超えてくると剥がした余力で棒状部材が大きく突き出され、通信タグ36が破損してしまう値である。
つまり、本発明のように、タグ剥がし孔37が上述した形態例1〜4で規定された形成領域Ea〜Edの何れかの領域内に形成されていれば、従来品よりも通信タグ36の剥離が容易に行えることが証明された。
よって、この実施形態において、図8(a)に示すような矩形状の通信タグ36であれば、その貼着領域Dは該タグと同形の矩形をなす。また、図8(b)に示すような円形の通信タグ36であれば、その貼着領域Dは該タグと同形の円形をなすことになる。なお、図8(a)、(b)に示す通信タグ36の形状や大きさは一例であり、形状や大きさは任意に設計可能である。
形態例5で規定される形成領域Eeは、図8(a)に示すように、例えば矩形状の通信タグ36の貼着領域Dに対し、通信タグ36の重心Gを通って係合部30の長辺側に設けられた嵌合リブ34と直角をなす仮想垂線PLを引く。そして、仮想垂線PLで区切られた貼着領域Dのうち、係合リブ35a側の領域を形成領域Eeとする。また、図8(a)に示すように、タグ剥がし孔37は、少なくとも一部が重心Gの位置よりも係合リブ35a寄りの位置にされていればよいため、仮想垂線PLで区切られた領域よりも孔の略全体の大きさ分だけ短辺側の嵌合リブ34側に広がって形成される。
つまり、形成領域Eeは、通信タグ36の形状や貼着位置、タグ剥がし孔37の径によって、形成領域Ee大きさや位置が規定されることになる。
形態例6で規定される形成領域Efは、形態例5で規定される形成領域Eeを前提とする。形態例6の形成領域Efは、図8(b)に示すように、まず係合部30における短辺側の嵌合リブ34と長辺側の嵌合リブ34とが交わる角部であって通信タグ36が貼着される側の角部と、係合孔35の中心O1とを結ぶ仮想線L5、L6を引く。そして、形成領域Eeにおける仮想線L5、L6で区切られた領域を形成領域Efとする。また、図8(b)に示すように、タグ剥がし孔37は、少なくとも一部が重心Gの位置よりも係合リブ35a寄りの位置にされていればよいため、仮想垂線PLで区切られた領域よりも孔の略全体の大きさ分だけ短辺側の嵌合リブ34側に広がって形成される。
つまり、形成領域Efは、通信タグ36の形状や貼着位置、タグ剥がし孔37の径によって、形成領域Ee大きさや位置が規定されることになる。
以下の比較評価では、図9(a)、図10(a)に示すように、従来品のタグ剥がし孔の形成位置を「比較例」とし、上述した形態例5で規定した形成領域Ee内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例A」とし、形態例6で規定した形成領域Ef内に形成したタグ剥がし孔37の位置を「実施例B」とし、通信タグ36の剥がしやすさを示す度合いとして「剥離度」と「摘み度」による評価を行った。また、本実施例における通信タグ36の形状は矩形状とし、「剥離度」及び「摘み度」は、上述した[3.実施例]で示した評価基準と同様とした。
つまり、本発明のように、タグ剥がし孔37が上述した形態例5、6で規定された形成領域Ee、Efの何れかの領域内に孔の一部が形成されていれば、従来品よりも通信タグ36の剥離が容易に行えることが証明された。
つまり、本発明のように、タグ剥がし孔37が上述した形態例5、6で規定された形成領域Ee、Efの何れかの領域内に孔の一部が形成されていれば、従来品よりも通信タグ36の剥離が容易に行えることが証明された。
次に、上述した構成を備えたインクカートリッジ1の再生産時における処理工程について説明する。
本発明に係るインクカートリッジ1の再生産方法では、インク容器10にインクを補給するインク補給装置200を用いてインクを所定量補給する。
本発明に係るインクカートリッジ1の再生産時の処理工程としては、まず、作業者が印刷装置100からインクカートリッジ1を回収し、回収したインクカートリッジ1の外装体20を分解してインク容器10を取り出す。
タグ剥がし孔37は、上述した形態例1〜6で規定される形成領域Ea〜Efの何れかの領域内で通信タグ36と被るように形成されているため、作業者は、このタグ剥がし孔37に突当面30a側から棒状部材を差し入れることで、係合部30に貼着された通信タグ36の一部を剥がし浮かせ、剥がして浮き上がった部分を摘んで剥離(除去)することができる。
この嵌合動作により、インク供給部13に設けられた中栓15の栓部15aが付勢手段16の付勢力に抗して押圧されるため、栓部15aが開口14aから離隔して供給口部14が開放されるため、インクの供給が可能となる。
10…インク容器
11…熱可塑性フィルム
12…終端部
13…インク供給部
14…供給口部(14a…開口、14b…突起部)
15…中栓(15a…栓部、15b…軸部、15c…係合受け部、15d…Oリング) 16…付勢手段
17…保護部材
18…供給部側ジョイント部
20…外装体
21…凹部
22…仕切部材
23…切り込み
30…係合部(30a…突当面)
31…ラベル
32…嵌合部
33…遮蔽凸部
34…嵌合リブ
35…係合孔(35a…係合リブ)
36…通信タグ(36a…記憶手段)
37…タグ剥がし孔
100…印刷装置(100a…装置本体)
110…制御部
120…設定操作部
130…カートリッジ着脱機構
131…ホルダ部
140…上面装置
150…無線通信部
160…制御部
200…インク補給装置
201…供給部
202…インクタンク
203…送液ポンプ
204…吸引ポンプ
205…切替部
A…着脱方向(A1…装填方向、A2…離脱方向)
B…インク流出方向
D…貼着領域(Da…弦部、Db…円弧部)
Ea〜Ef…タグ剥がし孔の形成領域
L1〜L6、X、Y…仮想線
PL…仮想垂線
VC、VC1…仮想円
r、ra…仮想円の半径
O…仮想円の中心
O1…係合孔の中心
R1…補給用インク経路
R2…排液用インク経路
Claims (6)
- インク容器に規定量が充填されるインクに関するインク情報を含むカートリッジ情報が書き込まれた通信タグを有し、
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容される前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と、
本体裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、前記印刷装置との間で近距離無線通信を行う通信タグが貼着される領域であって前記係合孔と隣り合う位置に形成される貼着領域と、前記貼着領域内における前記嵌合リブの角部から外れた位置に形成され棒状部材を挿入して前記通信タグを剥がすためのタグ剥がし孔と、を有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される係合部と、
を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら前記一部分を摘んで引っ張ることで前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とするインクカートリッジの再生産方法。 - 前記タグ剥がし孔は、さらに前記係合部に貼着される前記通信タグの重心から外れた位置に形成されることを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジの再生産方法。
- インク容器に規定量が充填されるインクに関するインク情報を含むカートリッジ情報が書き込まれた通信タグを有し、
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容される前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部を有するインク供給部と、
長方形状をなす本体の裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、弦部と円弧部からなり前記係合孔と横方向に隣り合う位置において前記弦部が短辺側における嵌合リブの基端と接した状態で形成される前記通信タグの貼着領域と、前記貼着領域の円弧部の各端部を結んで形成される仮想円VCの中心Oを原点として前記中心Oを通る前記係合部の長辺と平行であって前記係合リブに接近する向きを正の向きとする仮想線Xと前記中心Oを前記仮想線Xと直交する方向に通る仮想線Yを座標軸とした直交座標系で区画したときの第一象限及び第四象限にある前記貼着領域内の領域である形成領域Ea内に形成されるタグ剥がし孔と、を有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される係合部と、
を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら前記一部分を摘んで引っ張ることで前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とするインクカートリッジの再生産方法。 - インク容器に規定量が充填されるインクに関するインク情報を含むカートリッジ情報が書き込まれた通信タグを有し、
前記カートリッジ情報を読み取って前記インク容器内のインクを供給する機能を備えた印刷装置に取り付けられるインクカートリッジの再生産方法であって、
前記インクカートリッジは、
開口を有する箱状の外装体と、
容器内部と外部を連通させる供給口部を有するインク供給部が設けられ、前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
長方形状をなす本体の裏面側の周縁に形成される嵌合リブと、前記本体の略中央部分に形成され前記供給口部と係合する係合孔と、前記係合孔の周縁に前記嵌合リブと同方向に立設される係合リブと、前記嵌合リブと前記係合リブとの間に貼着される通信タグで覆われる位置であって前記通信タグの重心Gを通って長辺側の嵌合リブと直角をなす仮想垂線PLで区切られた前記係合リブ側の領域である形成領域Ee内に少なくとも一部が形成されるタグ剥がし孔とを有し、前記インク容器を前記外装体に収容したときに該外装体の開口に嵌合される長方形状の係合部と、を備え、
前記規定量より少ない残量のインクを有する前記インク容器に、所定量のインクを注入する工程と、
前記形成領域Eeに形成された前記タグ剥がし孔に棒状部材を差し込んで貼着された前記通信タグの一部分を浮かしながら、前記一部分を摘んで引っ張ることにより前記通信タグを前記係合部から除去する工程と、
再生産されるインクカートリッジに対応するカートリッジ情報が書き込まれた交換用通信タグを、対応するインクカートリッジの所定箇所に配置する工程と、
を有することを特徴とするインクカートリッジの再生産方法。 - 前記交換用通信タグは、前記交換用通信タグの少なくとも一部の領域に調節部材を介在させて前記タグ剥がし孔と対向する位置に配置することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクカートリッジの再生産方法。
- さらに、前記交換用通信タグを設けた前記係合部が取り付けられた前記インク容器を、交換用外装体に装填する工程を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のインクカートリッジの再生産方法。
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