JP5995176B2 - 振止め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棒材加工機、又は、棒材を送り矢で押すことによって棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機に使用される振止め装置に関わり、詳細には、棒材又は送り矢のための振止め装置に関する。
棒材を棒材供給機から棒材加工機に給送して棒材を加工するシステムが知られている。棒材加工機に給送された棒材は、棒材加工機の主軸の貫通孔を通り、棒材の先端部分が、主軸のチャックに保持される。主軸を回転させることにより、棒材の先端部分を棒材加工機の加工部(例えば、バイト)で加工することができる。棒材の先端部分の加工によって形成された加工品を切断した後、棒材を加工部に向かって給送して、次の加工品を形成、切断する。
長い棒材の先端部分を加工するとき、棒材の残り部分は、主軸の貫通孔を通って棒材供給機まで延びている。主軸を回転させるとき、棒材供給機まで延びる棒材が振れることを防止するために、棒材加工機及び/又は棒材供給機は、振止め装置を有している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された振止め装置では、回転する棒材を挟むように配置される挟持部品によって、棒材及び送り矢の振れを規制する。挟持部品は、例えば、V字形の溝を有する部品又は棒材の軸線と平行な軸線を中心に回転するローラである。
特開2004−142018号公報
棒材の断面が円形である場合、棒材が回転するとき、上記挟持部品と棒材との間の隙間は変化しない。しかしながら、棒材の断面が四角形や六角形等の多角形である場合、挟持部材の間隔を、棒材の断面の最大径にストッパによって合わせるため、棒材が回転するとき、上記挟持部品と棒材との間の隙間が変化する。従って、棒材の振れを十分に規制することができないことがあった。
また、棒材に連結されている送り矢の振れを規制する要望もある。
そこで、本発明は、棒材の断面形状に関わらず棒材の振れを規制することができる振止め装置を提供することを第1の目的とする。また、本発明は、棒材に連結された送り矢の振れを規制することができる振止め装置を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明による振止め装置は、棒材加工機、又は、棒材を送り矢で押すことによって棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機に使用される、棒材のための振止め装置であって、棒材の回転軸線と同軸に配置され且つ回転軸線を中心に回転可能に棒材加工機又は棒材供給機に支持される筒状要素と、棒材から離れた第1の位置と棒材を回転軸線上に保持するように棒材に当接する第2の位置との間を移動可能な複数の当接部と、当接部に結合され、当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるように筒状要素に移動可能に支持された移動要素と、棒材加工機又は棒材供給機に支持され、移動要素に相対回転可能に結合され、当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるために移動要素を筒状要素に対して移動させる駆動要素と、を有し、当接部が第2の位置にあるとき、当接部、移動要素及び筒状要素は棒材の回転によって回転可能であり、駆動要素は回転しないことを特徴としている。
このように構成された振止め装置では、筒状要素に支持された移動要素を移動させることによって、当接部が第2の位置に移動して棒材に当接し、棒材を回転軸線上に保持する。一方、移動要素を移動させる駆動要素は、移動要素に対して相対回転可能である。従って、当接部、移動要素、及び筒状要素は、棒材を回転軸線上に保持しながら棒材と共に回転可能であり、棒材加工機又は棒材供給機に支持された駆動要素は、回転しない。すなわち、当接部と棒材の間の回転方向の相対移動は生じない。その結果、棒材の断面が円形の場合だけでなく、断面が多角形の場合においても、棒材の振れを規制することが可能である。また、当接部と棒材の間に相対回転がないので、回転中、棒材を当接部によって強い力で保持することが可能である。なお、この振止め装置を送り矢に使用してもよい。
上記第2の目的を達成するために、本発明による振止め装置は、棒材加工機、又は、棒材を送り矢で押すことによって棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機に使用される、送り矢のための振止め装置であって、棒材の回転軸線と同軸に配置され且つ回転軸線を中心に回転可能に棒材加工機又は棒材供給機に支持される筒状要素と、送り矢から離れた第1の位置と送り矢を回転軸線上に保持するように送り矢に当接する第2の位置との間を移動可能な複数の当接部と、当接部に結合され、当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるように筒状要素に移動可能に支持された移動要素と、棒材加工機又は棒材供給機に支持され、移動要素に相対回転可能に結合され、当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるために移動要素を筒状要素に対して移動させる駆動要素と、を有することを特徴としている。
本発明による振止め装置において、好ましくは、当接部はローラによって構成され、更に好ましくは、ローラの回転軸線は、棒材及び送り矢が回転軸線の方向に移動するときに棒材又は送り矢に当接しているローラが回転するように配置される。この場合、回転している棒材又は回転しない送り矢を把持しながら、棒材及び送り矢の回転軸線の方向の移動を可能にするので、例えば、棒材加工機が主軸移動型であるときに有利である。
この振止め装置において、更に好ましくは、棒材加工機の主軸のチャックが棒材を把持するとき、ローラは棒材又は送り矢に当接したままである。
このように構成された振止め装置では、例えば、主軸のチャックが棒材を解放した後、棒材を送り、引き続いてチャックが棒材を把持するとき、棒材又は送り矢がローラに当接したままであるので、棒材又は送り矢が垂れ下がらずに回転軸線上に維持された状態にある。したがって、棒材又は送り矢の振れを効果的に規制することができる。
本発明による振止め装置において、更に好ましくは、駆動要素は、エアシリンダと、エアシリンダに供給されるエア圧力を調整するレギュレータを有し、レギュレータによって調整された圧力に応じた力で、当接部が棒材又は送り矢を把持する。
本発明による振止め装置において、好ましくは、移動要素は、筒状要素に枢動可能に支持された枢動要素を有し、更に好ましくは、移動要素は、枢動要素を枢動させるように筒状要素に摺動可能に支持された摺動要素を有し、更に好ましくは、摺動要素は、筒状要素に対して回転軸線の方向に摺動可能である。また、摺動要素を有する形態において、好ましくは、駆動要素は、ベアリングを介して摺動要素に結合される。また、本発明による振止め装置において、好ましくは、当接部は、移動要素と筒状要素の間に設けられたばねによって、第1の位置に付勢される。
本発明による振止め装置により、棒材の断面形状に関わらず、棒材の振れを規制することができる。また、本発明による振止め装置により、棒材に連結された送り矢の振れを規制することができる。
棒材加工機及び棒材供給機を示す図である。 本発明による振止め装置の正面断面図である。 本発明による振止め装置の右側面断面図である。 本発明による振止め装置の平面図である。 本発明による振止め装置の正面断面図である。
図面を参照して、本発明による振止め装置の実施形態を説明する。
図1に示す棒材加工システム1は、棒材Bを加工する棒材加工機10(例えば、NC旋盤)と、棒材加工機10の上流側(後側とも言う)に配置され、棒材Bをその長手方向軸線B1と一致する給送軸線21に沿って棒材加工機10に給送する棒材供給機20を有している。
棒材加工機10は、概略的には、回転軸線11を中心に回転する主軸12と、加工部13(例えば、バイト)を有し、主軸12は、回転軸線11に沿った貫通孔14と、貫通孔14に通された棒材Bの前端部分Bbの近傍を解放可能に把持するチャック15(たとえば、コレットチャック)を有している。主軸12に把持された棒材Bを回転させながら、主軸12を移動させたり(主軸移動型)加工部13を移動させたり(主軸固定型)することによって、棒材Bを加工部13によって切削することが可能である。棒材Bが長い場合、主軸12のチャック15に把持された棒材Bは、貫通孔14を通って上流側の棒材供給機20の中まで延びている。
棒材供給機20は、棒材Bを1本ずつ材料棚(図示せず)から、給送軸線21に沿って配置されたガイドレール(図示せず)に取出して、棒材Bの後端部分Baを送り矢22で押すことによって、棒材Bをガイドレール(図示せず)に沿って棒材加工機10に給送する装置である。その構造は、従来技術のものでよく、その詳しい説明を省略する。
棒材加工システム1は、主軸12によって回転させられる棒材Bの振れを規制する振止め装置30を有している。振止め装置30は、例えば、主軸12の上流側に且つその近くに配置される。振止め装置30は、棒材加工機10に支持されていてもよいし、棒材供給機20に支持されていてもよい。
図2及び図3に示すように、振止め装置30は、棒材加工機10又は棒材供給機20に固定されるフレーム40と、棒材Bの回転軸線11と同軸に配置され且つ回転軸線11を中心に回転可能にフレーム40に支持された筒状要素42を有している。筒状要素42は、ベアリング43を介してフレーム40に支持されている。筒状要素42は、棒材Bの径よりも大きい内径を有している。
振止め装置30は、更に、複数の当接部50を有している。各当接部50は、棒材Bから離れた第1の位置50aと、棒材Bを回転軸線11上に保持するように棒材Bに当接する第2の位置50bとの間を移動可能である。本実施形態では、当接部50は、ローラ52によって構成され、3つのローラ52が棒材Bの周方向に等間隔に設けられている。また、ローラ52の回転軸線53は、棒材Bが回転軸線11の方向Aに移動するときに棒材が当接しているローラ52が回転するように配置されている。
振止め装置30は、更に、当接部50(ローラ52)に結合された移動要素60を有している。移動要素60は、ローラ52を第1の位置50aから第2の位置50bに移動させるように筒状要素42に移動可能に支持されている。本実施形態では、移動要素60は、筒状要素42に枢動可能に支持された枢動要素である当接アーム62と、当接アーム62を枢動させるように筒状要素42に摺動可能に支持された摺動要素である内側リング63を有している。
当接アーム62は、筒状要素42に設けられた軸44を中心に枢動可能であり、筒状要素42に設けられた孔45を貫通している。軸44は、回転軸線11に対して垂直に延びている。また、当接アーム62は、ローラ52が回転可能に取付けられた第1の端部64と、その反対側の第2の端部65を有している。ローラ52は、当接アーム62と筒状要素42の間に設けられたばね66によって、第1の位置50a付勢されていることが好ましい。
内側リング63は、筒状要素42に対して回転軸線11の方向Aに摺動可能であり、周方向には移動しない。また、内側リング63は、当接アーム62の第2の端部64に係合している。
振止め装置30は、更に、フレーム40に支持された駆動要素70を有している。本実施形態では、駆動要素70は、フレーム40に取付けられたエアシリンダ72と、エアシリンダのロッド72aに取付けられたスライドカム73と、内側リング63にベアリング74を介して結合された外側リング75を有している。ベアリング74により、駆動要素70は、内側リング63に対して相対回転可能に結合されている。駆動要素70は、さらに、エアシリンダ72に供給されるエア圧力を調整するレギュレータ72bを有するのがよい。
外側リング75は、半径方向外向きに延びるピン76を有し、フレーム40は、回転軸線11の方向に延びるように設けられた溝77を有している。ピン76は、溝77に嵌合し且つ溝77に沿って摺動可能である。スライドカム73は、外側リング75とフレーム40の間に位置し、ピン76に係合可能な傾斜面73aを有している。傾斜面73aは、エアシリンダ72のロッド72aが伸張したときにピン76を上流側から下流側に押すように配置されている。かくして、エアシリンダ72、スライドカム73及び外側リング75は、当接部50を第1の位置50aから第2の位置50bに移動させるために、内側リング63を筒状要素42に対して摺動させ、それにより、当接アーム62を筒状要素42に対して枢動させる。
次に、本発明による振止め装置の作動を説明する。
図5に示すように、棒材Bを棒材供給機から棒材加工機に給送するとき、ローラ52は第1の位置50aにある。棒材Bを主軸12のチャック15で把持したら、図2に示すように、ローラ52を第2の位置50bに移動させ、棒材Bを回転軸線11上に保持する。
具体的には、エアシリンダ72を作動させることにより、ロッド72aを伸張させ、スライドカム73を移動させる。スライドカム73の傾斜面73により、外側リング75に取付けられているピン76を下流側に向かって押す。外側リング75は、ベアリング74を介して内側リング63に結合されているので、内側リング63は、筒状要素42に沿って下流方向に移動する。それにより、内側リング63に係合している3つの当接アーム62の第2の端部65を下流側に向かって押し、当接アーム62を、ばね66に抗して枢動させる。その結果、3つのローラ52を第1の位置50aから第2の位置50bに移動させ、それらを棒材Bに当接させ、棒材Bを回転軸線11上に保持する。ローラ52は、レギュレータ72bによって調整された圧力に応じた力で、棒材Bを把持する。
ローラ52が第2の位置50bにある状態で主軸12を回転させると、棒材Bが回転し、それにより、ローラ52、当接アーム62、内側リング63が棒材Bと共に回転可能である。これに対して、外側リング75、スライドカム73、エアシリンダ72、及びフレーム40は回転しない。
ローラ52を第2の位置50bから第1の位置50aに移動させるとき、エアシリンダ72を作動させ、ロッド72aを引込めると、スライドカム73が、ローラ52を第1の位置50aから第2の位置50bに移動させるときと逆方向に移動する。当接アーム62は、ばね66の力によって枢動し、外側リング75及び内側リング63を上流側に向かって移動させると共に、ローラ52を第2の位置50bから第1の位置50aに移動させる。
棒材Bは、エアシリンダ72によって生じる力の大きさに応じて、ローラ52によってしっかりと保持されながら回転するので、棒材Bの振れが規制される。それにより、棒材Bの加工精度が高められる。棒材Bとローラ52との間に回転方向の相対移動がないので、棒材Bの断面が円形である場合だけでなく、それが四角形や六角形等の多角形であっても、円形の場合と同様に棒材Bの振れが規制される。また、棒材Bとローラ52との間に相対回転がないので、従来の振止め装置に設けられていたストッパを設ける必要はなく、回転中、棒材Bをローラ52で強い力で保持することが可能である。
また、ローラ52の回転軸線53が、棒材Bが回転軸線11の方向Aに移動するときにローラ52が回転するように配置されているので、棒材Bの加工のために棒材Bが回転しながら回転軸線11の方向Aに移動している間も、棒材Bとローラ52との間の抵抗を生じさせることなしに、棒材Bの振れを規制することができる。
変形例として、ローラ52を第2の位置50bに移動させた状態で、棒材Bを棒材供給機20から棒材加工機10に給送し、その後、棒材Bを主軸12のチャック15で把持することによって、棒材Bを回転軸線11上に保持してもよい。例えば、棒材Bが長い場合、最初にチャック15で棒材Bの前端部分Bbを把持すると、棒材Bが回転軸線11に対して斜めになった状態でチャック15に把持されることがある。ローラ52を第2の位置50bに移動させた状態で棒材Bをチャック15で把持すれば、棒材Bが回転軸線11に一致した状態でチャック15に把持されることが確保される。その結果、棒材Bの振れを効果的に規制することが可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本発明による振止め装置の実施形態において、当接部50が棒材Bに当接した状態で、当接部50及び筒状要素42が棒材Bと一緒に回転すれば、移動要素60及び駆動要素70の形態は任意である。移動要素及び駆動要素の形態は、下記の変形例に応じて任意に設計され得る。
例えば、上記実施形態では、移動要素60の一部は、筒状要素42に枢動可能に支持された当接アーム62であるが、筒状要素42に対して半径方向に移動又は摺動するように支持された要素であってもよい。また、上記実施形態では、当接アーム62は、回転軸線11に対して垂直に延びる軸44を中心に枢動可能であるが、それと異なる方向に延びる軸を中心に枢動可能であってもよい。例えば、当接アーム62は、回転軸線11の方向に延びる軸を中心に枢動可能であってもよい。
また、上記実施形態では、移動要素60の一部は、軸線方向11に摺動可能に筒状要素42に支持された内側リング63であるが、筒状要素42に対して回転方向に移動可能な要素であってもよい。
また、上記実施形態では、移動要素60は、2つの要素(当接アーム62及び内側リング63)を有していたが、1つの要素で構成されてもよいし、3つ以上の要素で構成されてもよい。
また、上記実施形態では、駆動要素70は、ベアリング74を介して移動要素60に結合されていたが、駆動要素70と移動要素60が相対回転可能に且つ摺動可能に連結されてもよい。
また、上記実施形態では、当接部50はローラ52であるが、棒材Bに当接して摺動する要素であってもよい。この要素は、移動要素60と一体に構成されてもよいし、別に構成されてもよい。また、上記実施形態では、ローラ52は、回転軸線11の方向Aに移動する棒材Bに沿って回転するように配置されたが(第1の配置)、ローラ52の回転軸線53と棒材Bの回転軸線11が平行になるように配置されてもよい(第2の配置)。ローラ52の第2の配置は、棒材Bによって移動要素60及び筒状要素42を回転させる力が比較的小さいとき(例えば、棒材Bの外径が細いとき)に有利である。また、第1の配置のローラ52を有する当接アーム62と、第2の配置のローラ52を有する当接アーム62を準備し、当接アーム62が筒状要素42に対して取外し可能であり、当接アーム62が交換できるようになっているのがよい。上記実形態では、3つの当接部50が設けられたが、2つの当接部が設けられてもよいし、4つ以上の当接部が設けられてもよい。
また、上記実施形態では、振止め装置30は、棒材供給機10支持されているが、棒材加工機20に支持されてもよい。
また、振止め装置30は、回転する棒材Bの振れを規制するだけでなく、棒材Bの後側の端部に連結され且つ棒材Bを棒材加工機10に向かって押す送り矢22の振れを規制してもよい。また、レギュレータ72bによって、シリンダ52に作用するエア圧力を変化させ、棒材Bを把持する圧力と、送り矢22を把持する圧力を調整してもよい。
10 棒材加工機
11 回転軸線
20 棒材供給機
22 送り矢
30 振止め装置
42 筒状要素
50 当接部
50a 第1の位置
50b 第2の位置
52 ローラ
60 移動要素
62 当接アーム(枢動要素)
63 内側リング(摺動要素)
66 ばね
70 駆動要素
72 エアシリンダ
72b レギュレータ
73 スライドカム
74 ベアリング
75 外側リング
76 ピン
77 溝
A 回転軸線の方向
B 棒材

Claims (11)

  1. 棒材加工機、又は、棒材を送り矢で押すことによって棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機に使用される、棒材のための振止め装置であって、
    棒材の回転軸線と同軸に配置され且つ前記回転軸線を中心に回転可能に棒材加工機又は棒材供給機に支持される筒状要素と、
    棒材から離れた第1の位置と棒材を前記回転軸線上に保持するように棒材に当接する第2の位置との間を移動可能な複数の当接部と、
    前記当接部に結合され、前記当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるように前記筒状要素に移動可能に支持された移動要素と、
    前記棒材加工機又は棒材供給機に支持され、前記移動要素に相対回転可能に結合され、前記当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるために前記移動要素を前記筒状要素に対して移動させる駆動要素と、を有し、
    前記当接部が第2の位置にあるとき、前記当接部、前記移動要素及び前記筒状要素は棒材の回転によって回転可能であり、前記駆動要素は回転しないことを特徴とする振止め装置。
  2. 棒材加工機、又は、棒材を送り矢で押すことによって棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機に使用される、送り矢ための振止め装置であって、
    棒材の回転軸線と同軸に配置され且つ前記回転軸線を中心に回転可能に棒材加工機又は棒材供給機に支持される筒状要素と、
    送り矢から離れた第1の位置と送り矢を前記回転軸線上に保持するように送り矢に当接する第2の位置との間を移動可能な複数の当接部と、
    前記当接部に結合され、前記当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるように前記筒状要素に移動可能に支持された移動要素と、
    前記棒材加工機又は棒材供給機に支持され、前記移動要素に相対回転可能に結合され、前記当接部を第1の位置から第2の位置に移動させるために前記移動要素を前記筒状要素に対して移動させる駆動要素と、を有することを特徴とする振止め装置。
  3. 前記当接部は、ローラによって構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の振止め装置。
  4. 前記ローラの回転軸線は、棒材及び前記送り矢が前記回転軸線の方向に移動するときに棒材又は前記送り矢に当接している前記ローラが回転するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の振止め装置。
  5. 前記棒材加工機の主軸のチャックが棒材を把持するとき、前記ローラは棒材又は前記送り矢に当接したままであることを特徴とする請求項4に記載の振止め装置。
  6. 前記駆動要素は、エアシリンダと、前記エアシリンダに供給されるエア圧力を調整するレギュレータを有し、前記レギュレータによって調整された圧力に応じた力で、前記当接部が棒材又は前記送り矢を把持することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の振止め装置。
  7. 前記移動要素は、前記筒状要素に枢動可能に支持された枢動要素を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の振止め装置。
  8. 前記移動要素は、前記枢動要素を枢動させるように前記筒状要素に摺動可能に支持された摺動要素を有することを特徴とする請求項7に記載の振止め装置。
  9. 前記摺動要素は、前記筒状要素に対して前記回転軸線の方向に摺動可能であることを特徴とする請求項8に記載の振止め装置。
  10. 前記駆動要素は、ベアリングを介して前記摺動要素に結合されることを特徴とする請求項8又は9に記載の振止め装置。
  11. 前記当接部は、前記移動要素と前記筒状要素の間に設けられたばねによって、第1の位置に付勢されることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の振止め装置。
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