JP5990036B2 - 遊技機、及び立体表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ等の遊技機、立体表示装置、及びこの立体表示装置を備えた遊技機に関する。
従来のパチンコ等の遊技機は、遊技球が移動する遊技面に液晶ディスプレイ等の表示装置が設けられ、この表示装置で入賞動作や確立変動等の際の演出画像が表示される。また、このような表示装置に立体表示可能な液晶パネルを用いたものも提案されている(特許文献1)。特許文献1の図1において、立体表示可能な画像表示装置8は、遊技面を形成する遊技盤6のほぼ中央に設けられている。
特開2007−54091号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機は画像表示装置8により立体表示が可能であるものの、遊技機の正面部全体に対する画像表示装置8の表示面の大きさが比較的小さく、画像表示装置8自体が遊技者に与える視覚効果としては十分なものとはなっていなかった。
さらに、特許文献1の遊技機では、その図1に示すように画像表示装置8の表示面は、平坦であって奥行きがないため、立体感に欠けるものとなっていた。
そこで、本発明は、遊技機の正面部全体に対応して十分な大きさの表示面を備える遊技機を提供することを目的とする。さらに、本発明は、表示面自体に奥行きを有する立体表示装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、遊技機の正面部全体に対応して十分な大きさの表示面を備える遊技機を作製すると共に、表示面に奥行きを備える立体表示装置を作製し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
(1)は、表示面を備える表示装置と、前記表示面の少なくとも一部を覆うと共に遊技面を構成する透明板と、前記表示面及び前記遊技面を覆う透明な正面部とからなる遊技機であって、前記表示装置の前記表示面が前記正面部に対応する大きさである、遊技機である。(2)は、(1)に記載の遊技機において、前記表示装置の前記表示面が前記正面部とほぼ同じ大きさである、遊技機である。(3)は、(1)又は(2)に記載の遊技機において、前記表示装置が、視差により立体視可能な立体画像を表示する立体表示装置である、遊技機である。(4)は、(1)から(3)のいずれか1項に記載の遊技機において、前記表示装置の前記表示面が、奥行きを有する、遊技機である。(5)は、(1)から(4)のいずれか1項に記載の遊技機において、前記表示装置が、1つまたは複数の表示ユニットから構成される、遊技機である。
(6)立体表示装置であって、視差により立体視可能な立体画像を表示する第1立体表示部と、前記第1立体表示部の外側に設けられると共に視差により立体視可能な立体画像を表示する第2立体表示部と、前記立体画像の表示を制御する制御部とを備える、立体表示装置である。(7)は、(6)に記載の立体表示装置において、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面が、奥行きを有する、立体表示装置である。(8)は、(6)又は(7)に記載の立体表示装置において、前記第2立体表示部が、前記第1立体表示部を取り囲むように配置される、立体表示装置である。(9)は、(6)から(8)のいずれか1項に記載の立体表示装置において、前記第2立体表示部の表示面が、前記第1立体表示部の表示面に対して傾斜して配置される、立体表示装置である。(10)は、(6)から(9)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記第2立体表示部が複数の第2表示ユニットから構成される、立体表示装置である。(11)は、(6)から(10)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の一方から他方に前記立体画像を移動して表示する、立体表示装置である。
(12)は、(6)から(11)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部と前記第2立体表示部とをまたがって前記立体画像を表示する、立体表示装置である。(13)は、(6)から(12)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、視差により立体視可能な立体画像を表示する第3立体表示部をさらに備え、当該第3立体表示部が、前記第2立体表示部の外側に設けられる、立体表示装置である。(14)は、(13)に記載の立体表示装置において、前記第3体表示部が、前記第2立体表示部を取り囲むように設けられる、立体表示装置である。(15)は、(13)又は(14)に記載の立体表示装置において、前記第3立体表示部の表示面が、前記第1立体表示部の表示面に対して傾斜して配置される、立体表示装置である。(16)は、(13)から(15)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記第3立体表示部が複数の第3表示ユニットから構成される、立体表示装置である。(17)は、(13)から(16)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部と前記第2立体表示部との間を、又は前記第2立体表示部と前記第3立体表示部との間を、またがって前記立体画像を表示する、立体表示装置である。
(18)は、(6)から(17)のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記立体画像を、回転、拡大、縮小、移動のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを実行して表示する、立体表示装置である。(19)は、(6)から(18)のいずれか一項に記載の立体表示装置を備える、遊技機である。(20)は、(19)に記載の遊技機において、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面を覆うと共に遊技面を構成する透明板と、透明な窓部を有し前記透明板を覆う正面部とを備える、遊技機である。
(21)は、(13)から(17)のいずれか一項に記載の立体表示装置を備える遊技機において、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面を覆うと共に遊技面を構成する透明板と、透明な窓部を有し前記透明板を覆う正面部とを備え、前記第3立体表示部が前記遊技面を取り囲むように設けられる、遊技機である。(22)は、(21)に記載の遊技機において、前記第3立体表示部が、前記正面部及び前記透明板の間に設けられる、遊技機である。(23)は、(21)又は(22)に記載の遊技機において、前記正面部が透明材料から形成される、遊技機である。(24)は、(19)から(23)のいずれか1項に記載の遊技機において、前記第1立体表示部、及び前記第2立体表示部が、全体として前記遊技面に対応した大きさの表示面を構成する、遊技機である。(25)は、(21)から(23)のいずれか1項に記載の遊技機において、前記第1立体表示部、前記第2立体表示部、及び前記第3立体表示部が、全体として前記正面部に対応した大きさの表示面を構成する、遊技機である。
本発明により遊技機の正面部に対して十分な大きさの表示面を備えた遊技機が提供される。本発明の遊技機は、遊技機の正面全体で画像による演出を行うことができ、興趣を高めることができる。
また、本発明により、表示面に奥行きを備える立体表示装置が提供される。本発明の立体表示装置は奥行きを備えることにより、表示される画像の立体感を高めて表示できるため、遊技に際して高い臨場感を与え興趣を高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る遊技機の正面図である。 図1の遊技機の分解斜視図である。 図1の遊技機の分解側面図である。 図1の遊技機のブロック図である。 図1の遊技機による立体画像の表示例を示す概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る立体表示装置の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る立体表示装置の変形例の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る遊技機の正面図である。 図8の遊技機の分解斜視図である。 図8の遊技機の分解側面図である。 図8の遊技機のブロック図である。 図8の遊技機による立体画像の表示例を示す概念図である。 本発明の第3の実施形態に係る第3立体表示部の正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る遊技機の正面図である。 図14の遊技機の分解斜視図である。 図14の遊技機の分解側面図である。 図14の遊技機のブロック図である。 図14の遊技機による立体画像の表示例を示す概念図である。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一部分は同一符号を付して説明を省略する。なお、各実施形態では、全面表示装置又は立体表示装置をパチンコ機等の遊技機に適用したものを説明するが、本発明はパチンコ機には限定されない。例えば、本発明は、メダルゲーム機、競馬ゲーム機、サッカーゲーム機等、比較的大きな遊技面(遊技盤面)を有するゲーム機等にも適用できる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る遊技機を図1から図5を用いて説明する。図1に破線で示すように、遊技機100は、その正面部に対応する表示面を有する全面表示装置3Aを備える。図2及び図3に示すように、遊技機100は、本体1と、本体1に取り付けられる全面表示装置3Aと、全面表示装置3Aの表示面3A1側に取り付けられる透明板5と、透明板5及び全面表示装置3Aを覆い全体が透明な正面扉(正面部)7とから構成される。透明板5には複数の釘や入賞口が設けられる。透明板5や正面扉7を形成する透明材料としては、好ましくは、無機ガラス、又はポリカーボネート若しくはポリメタクリル酸メチル等の有機ガラスを用いることができる。正面扉7と透明板5との間には遊技球が移動する遊技面が形成される。
図2に示すように、全面表示装置3Aは平板状であり、長方形状の表示面3A1を有する。ここで、「前記表示装置の前記表示面が前記正面部に対応する大きさである」という記載の意味を説明する。この記載は、遊技機100(正面扉7)の正面の面積に対して、全面表示装置3Aの表示面3A1の面積が所定の範囲にあることを意味する。この所定の範囲としては、遊技機100の正面の面積に対して全面表示装置3Aの表示面3A1の面積が、好ましくは70から100%であるか、より好ましくは80から100%であるか、さらに好ましくは90から100%である。また、「前記表示装置の前記表示面が前記正面とほぼ同じ大きさである」とは、遊技機100の正面の面積に対して全面表示装置3Aの表示面3A1の面積が、好ましくは90から100%であるか、より好ましくは95から100%であることを意味する。
また、全面表示装置3Aは、通常の液晶表示装置とすることもでき、視差により立体表示可能な立体表示装置とすることもできる。立体表示装置としては、好ましくは左右の眼の視差により立体視可能なディスプレイを用いることができる。また、このようなディスプレイに適用可能な立体表示方式としては、例えば、3Dメガネが不要でありスイッチ液晶層を用いて左右の眼に異なる光が届くようにする視差バリア方式、3Dメガネを用いて時分割で右眼用画像と左眼用画像を交互に表示するフレームシーケンシャル方式、3Dメガネが不要でありレンチキュラシートにより左右両眼に異なる角度の画像を与えるインテグラルイメージング方式、のいずれか一つを用いることができる。さらに、ディスプレイとしては、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、フレキシブル有機ELディスプレイ、といった薄型ディスプレイを用いることができる。さらにまた、全面表示装置3Aは、1枚のディスプレイ(表示ユニット)から構成することもでき、複数枚のディスプレイから構成することもできる。全面表示装置3Aは、フレキシブル有機ELディスプレイを湾曲させて奥行き又は凹形状を形成するか、複数の薄型ディスプレイ(表示ユニット)を、後述する図6又は図7のように接続して奥行き又は凹形状を形成することもできる。
次に、遊技機100の制御ブロック図を図4に示して説明する。CPU等の制御部9には、全面表示装置3Aの動作を制御する表示装置駆動回路11と、RAMやROMを備える記憶部14と、遊技面の入賞口に設けられる入賞口センサ15と、遊技球を射出するハンドルの操作を検出するハンドルセンサ17と、ハンドルセンサ17で検出された操作信号に応じて遊技球を射出する遊技球射出部19とが接続される。
次に、遊技機100による画像表示動作を図5を用いて説明する。遊技球の入賞や遊技時間の経過等の所定の条件が達成されると、3DCGのオブジェクト12aから12jが、遊技機100の全面表示装置3A上を移動しつつ立体的に表示される。オブジェクトとしては、例えば、数字、文字、自動車、又は恐竜若しくは魚といった動物等の任意の立体画像を用いることができる。さらに、制御部の演算により、オブジェクトに対して回転、拡大、縮小、移動のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを実行して、全面表示装置3Aにオブジェクトを表示することができる。
(立体表示装置の概要)
本発明の第2及び第3の実施形態に用いる立体表示装置は、ダイヤモンドカットを内側から見たような角度で複数の表示ユニット(例えば3D液晶パネル)を組み合わせて、これら全体で表示面に奥行きを作るというものである(図6、図7、図13)。また、この立体表示装置に表示される画像は、各表示ユニットの表示をリンクして動作する。さらに、この立体表示装置を備える遊技機の正面扉の枠側に、同様に奥行きを備える立体表示装置を配置して、遊技機全体に立体感とより大きな奥行き感を形成する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る立体表示装置3Bを、図6の正面図に示して説明する。立体表示装置3Bは、全体として凹形状であり、矩形状の第1立体表示部31と、第1立体表示部31の外周を取り囲むように配置される第2立体表示部32とから構成される。第1立体表示部31は、第1表示ユニット31aから構成され、第2立体表示部32は、8個の第2表示ユニット32a〜32hから構成される。
図6において、第2立体表示部32の第2表示ユニット32a〜32hの各表示面は、第1立体表示部31の第1表示ユニット31aの表示面に対して、それぞれ傾斜して配置される。第2表示ユニット32a、32c、32e、32gは台形状であり、第2表示ユニット32b、32d、32f、32hは三角形状である。第1表示ユニット31a及び第2表示ユニット32a〜32hは、好ましくは上述の立体視可能なディスプレイを用いることができるが、これに限定されず、例えば、立体視可能でない通常の薄型ディスプレイを用いて奥行きを形成してもいい。
第2の実施形態の変形例に係る立体表示装置3Cを、図7の正面図に示して説明する。図7の立体表示装置3Cは、図6の第2表示ユニット32bに換えて、三角形状の2つの第2サブ表示ユニット32b1及び32b2を備える。同様に、立体表示装置3Cは、図6の第2表示ユニット32dに換えて、三角形状の2つの第2サブ表示ユニット32d1及び32d2を備え、図6の第2表示ユニット32fに換えて、三角形状の2つの第2サブ表示ユニット32f1及び32f2を備え、図6の第2表示ユニット32hに換えて、三角形状の2つの第2サブ表示ユニット32h1及び32h2を、それぞれ備える。各第2サブ表示ユニットも、好ましくは上述の立体視可能なディスプレイを用いることができるが、これに限定されず、例えば、立体視可能でない通常の薄型ディスプレイを用いて奥行きを形成してもいい。なお、図6の立体表示装置3Bや、図7の立体表示装置3Cは、複数の表示ユニットから構成して奥行きを形成したが、湾曲可能な1枚の表示ユニット、例えば1枚のフレキシブル有機ELディスプレイを用いて奥行き又は凹形状を形成することもできる。
次に、立体表示装置3B又は3Cを遊技機200に組み込んだ状態を図8から図10を用いて説明する。遊技機200は、正面扉7の内側に図6に示した立体表示装置3B又は図7に示した立体表示装置3Cのいずれか1つを備える。立体表示装置3Bと立体表示装置3Cとは互いに交換可能であるため、図8から図10において、立体表示装置を「3B(3C)」又は「3C(3B)」との符号で図示する。
図9及び図10に示すように、遊技機200は、本体1と、本体1に収容される立体表示装置3B又は3Cと、立体表示装置3B又は3Cの表示面側に取り付けられ遊技面となる透明板5と、透明板5を覆う正面扉7とから構成される。透明板5には複数の釘や入賞口が設けられる。正面扉7には、立体表示装置3B又は3Cの表示面の全体を可視可能とするために、前記透明材料からなる透明窓7aを設けることができる。
次に、遊技機200の制御ブロック図を図11に示して説明する。制御部9には、第1表示ユニット31aの動作を制御する第1表示ユニット駆動回路11aと、第2表示ユニット32xの動作を制御する第2表示ユニット駆動回路22xとが接続される。なお、図11に示す第2表示ユニット32xは1つのみ記載したが、図6の第2表示ユニット32aから32h、又は図7の第2表示ユニット32aから32h2、のそれぞれに対応して複数設けられる。同様に、図11の表示ユニット駆動回路22xは1つのみ記載したが、図6の第2表示ユニット32aから32h、又は図7の第2表示ユニット32aから32h2の、それぞれ毎に対応して複数設けられる。
次に、遊技機200による画像表示動作を図12を用いて説明する。遊技球の入賞や遊技時間の経過等の所定の条件が達成されると、遊技機200の立体表示装置3C(3B)上に、3DCGのオブジェクト12a、12b、12cが、第1表示ユニット31及び第2表示ユニット32の間を移動しつつ立体的に表示される。オブジェクトとしては、例えば、数字、文字、自動車、又は恐竜若しくは魚といった動物等の任意の立体画像を用いることができる。さらに、制御部の演算により、オブジェクトに対して回転、拡大、縮小、移動のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを実行して、第1立体表示部31及び/又は第2立体表示部32にオブジェクトを表示することができる。
第2の実施形態では、立体表示装置3B又は3Cが物理的又は空間的に奥行きを有するため、立体表示装置に表示される画像の立体感が強調されて興趣を高めることができる。また、第2の実施形態では、立体表示装置を遊技面背後の全体に対応して設けたため、遊技面全体に重ねて立体画像による演出を行うことができ、さらに興趣を高めることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る立体表示装置は、第2の実施形態の第1立体表示部31及び第2立体表示部32に加えて、図13に示す第3立体表示部33を備える。図13の第3立体表示部33は、中央に遊技面を表示するための開口部33wを備え、開口部33wを取り囲むように、12個の第3表示ユニット33aから33lを備える。第3表示ユニット33aから33lは、それぞれ透明板5及び/又は第1立体表示部31の表示面に対して傾斜して配置される。
次に、第3立体表示部33を遊技機300に組み込んだ状態を図14から図16を用いて説明する。図14に示すように、遊技機300は、正面扉7の内側に破線で示す第3立体表示部33を備える。図15及び図16に示すように、遊技機300は、正面扉7と透明板5との間に第3立体表示部33を備える。正面扉7は、全体が上述の透明材料から構成され、第3表示ユニット33に表示される立体画像を透過して表示する。
次に、遊技機300の制御ブロック図を図17に示して説明する。制御部9には、第3表示ユニット33xの動作を制御する第3表示ユニット駆動回路23xが接続される。なお、図17に示す第3表示ユニット33xは1つのみ記載したが、図13の第3立体表示ユニット33aから33lのそれぞれに対応して複数設けられる。また、図17の第3表示ユニット駆動回路23xは1つのみ記載したが、図13の第3立体表示ユニット33aから33lのそれぞれに対応して複数設けられる。
次に、遊技機300による画像表示動作を図18を用いて説明する。遊技球の入賞や遊技時間の経過等の所定の条件が達成されると、第1立体表示部31、第2立体表示部32、第3立体表示部33の、いずれか一つ又は任意の組み合わせの上に、3DCGのオブジェクト12a、12b、12c、12dから12jが立体的に表示され、これらのオブジェクトは、各表示ユニットの間を移動して表示される。このようなオブジェクトとしては、例えば、数字、文字、自動車、又は恐竜若しくは魚といった動物等の任意の立体画像を用いることができる。
第3の実施形態では、第1立体表示部31及び第2立体表示部32から構成されて物理的又は空間的に奥行きを有する立体表示装置3B又は3Cの外側に、物理的又は空間的に奥行きを有する第3立体表示装置33をさらに備えたため、表示される画像の立体感がより強調され興趣を高めることができる。また、第3の実施形態では、第1立体表示部31、第2立体表示部32、及び第3立体表示部33が、全体として遊技機20の正面部全体に対応した表示面を構成するため、より大きな立体画像による演出を行うことができ、さらに興趣を高めることができる。
1 本体
3A 全面表示装置
3B 立体表示装置
3C 立体表示装置
5 透明板
7 正面扉
9 制御部
11 表示装置駆動回路
11a 表示ユニット駆動回路
31 第1立体表示部
31a 第1表示ユニット
32 第2立体表示部
32a〜h 第2表示ユニット
33 第3立体表示部
33a〜l 第3表示ユニット
100 遊技機
200 遊技機
300 遊技機

Claims (23)

  1. 表示面を備える表示装置と、前記表示面の少なくとも一部を覆うと共に遊技面を構成す
    る透明板と、前記表示面及び前記遊技面を覆う透明な正面部とからなる遊技機であって、
    前記表示装置の前記表示面が前記正面部に対応する大きさであり、
    前記表示装置が、視差により立体視可能な立体画像を表示する第1立体表示部と、前記第1立体表示部の外側に設けられると共に視差により立体視可能な立体画像を表示する第2立体表示部とを備え、前記第2立体表示部が、前記第1立体表部の外周全体を連続的に取り囲むように配置されることにより、前記表示装置が全体として凹形状となる、遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、前記表示装置の前記表示面が前記正面部とほぼ同じ大きさである、遊技機。
  3. 請求項1または2に記載の遊技機において、前記表示装置の前記表示面が、奥行きを有する、遊技機。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の遊技機において、前記表示装置が、1つまたは複数の表示ユニットから構成される、遊技機。
  5. 立体表示装置であって、
    視差により立体視可能な立体画像を表示する第1立体表示部と、
    前記第1立体表示部の外側に設けられると共に視差により立体視可能な立体画像を表示する第2立体表示部と、
    前記立体画像の表示を制御する制御部とを備え
    前記第2立体表示部が、前記第1立体表部の外周全体を連続的に取り囲むように配置されることにより、前記立体表示装置が全体として凹形状となる、立体表示装置。
  6. 請求項に記載の立体表示装置において、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面が、奥行きを有する、立体表示装置。
  7. 請求項5または6に記載の立体表示装置において、前記第2立体表示部の表示面が、前記第1立体表示部の表示面に対して傾斜して配置される、立体表示装置。
  8. 請求項5から7のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記第2立体表示部が複数の第2表示ユニットから構成される、立体表示装置。
  9. 請求項5から8のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の一方から他方に前記立体画像を移動して表示する、立体表示装置。
  10. 請求項5から9のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部と前記第2立体表示部とをまたがって前記立体画像を表示する、立体表示装置。
  11. 請求項5から10のいずれか一項に記載の立体表示装置において、視差により立体視可能な立体画像を表示する第3立体表示部をさらに備え、当該第3立体表示部が、前記第2立体表示部の外側に設けられる、立体表示装置。
  12. 請求項11に記載の立体表示装置において、前記第3体表示部が、前記第2立体表示部を取り囲むように設けられる、立体表示装置。
  13. 請求項11又は12に記載の立体表示装置において、前記第3立体表示部の表示面が、前記第1立体表示部の表示面に対して傾斜して配置される、立体表示装置。
  14. 請求項11から13のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記第3立体表示部が複数の第3表示ユニットから構成される、立体表示装置。
  15. 請求項11から14のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記第1立体表示部と前記第2立体表示部との間を、又は前記第2立体表示部と前記第3立体表示部との間を、またがって前記立体画像を表示する、立体表示装置。
  16. 請求項5から15のいずれか一項に記載の立体表示装置において、前記制御部が、前記立体画像を、回転、拡大、縮小、移動のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを実行して表示する、立体表示装置。
  17. 請求項5から16のいずれか一項に記載の立体表示装置を備える、遊技機。
  18. 請求項17に記載の遊技機において、
    前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面を覆うと共に遊技面を構成する透明板と、
    透明な窓部を有し前記透明板を覆う正面部とを備える、遊技機。
  19. 請求項11から15のいずれか一項に記載の立体表示装置を備える遊技機において、
    前記第1立体表示部及び前記第2立体表示部の表示面を覆うと共に遊技面を構成する透明板と、
    透明な窓部を有し前記透明板を覆う正面部とを備え、
    前記第3立体表示部が前記遊技面を取り囲むように設けられる、遊技機。
  20. 請求項19に記載の遊技機において、前記第3立体表示部が、前記正面部及び前記透明板の間に設けられる、遊技機。
  21. 請求項19又は20に記載の遊技機において、前記正面部が透明材料から形成される、遊技機。
  22. 請求項17から21のいずれか1項に記載の遊技機において、前記第1立体表示部、及び前記第2立体表示部が、全体として前記遊技面に対応した大きさの表示面を構成する、
    遊技機。
  23. 請求項19から21のいずれか1項に記載の遊技機において、前記第1立体表示部、前記第2立体表示部、及び前記第3立体表示部が、全体として前記正面部に対応した大きさの表示面を構成する、遊技機。
JP2012106950A 2012-05-08 2012-05-08 遊技機、及び立体表示装置 Expired - Fee Related JP5990036B2 (ja)

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