JP5989113B2 - 1つまたは複数のチェッカーボードパターンの画像を用いた自動カメラキャリブレーションの方法および装置 - Google Patents

1つまたは複数のチェッカーボードパターンの画像を用いた自動カメラキャリブレーションの方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5989113B2
JP5989113B2 JP2014522786A JP2014522786A JP5989113B2 JP 5989113 B2 JP5989113 B2 JP 5989113B2 JP 2014522786 A JP2014522786 A JP 2014522786A JP 2014522786 A JP2014522786 A JP 2014522786A JP 5989113 B2 JP5989113 B2 JP 5989113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
calibration
camera
distortion
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014522786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014529389A (ja
Inventor
ペドロ デ アルメイダ バレット ジョアン
ペドロ デ アルメイダ バレット ジョアン
ファルカォン パイバ フェルナンデス ガブリエル
ファルカォン パイバ フェルナンデス ガブリエル
ジョルジ メロテイセイラ ルイ
ジョルジ メロテイセイラ ルイ
Original Assignee
ウニベルシダデ デ コインブラ
ウニベルシダデ デ コインブラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウニベルシダデ デ コインブラ, ウニベルシダデ デ コインブラ filed Critical ウニベルシダデ デ コインブラ
Publication of JP2014529389A publication Critical patent/JP2014529389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5989113B2 publication Critical patent/JP5989113B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/002Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for television cameras
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/80Analysis of captured images to determine intrinsic or extrinsic camera parameters, i.e. camera calibration
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00057Operational features of endoscopes provided with means for testing or calibration
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30204Marker
    • G06T2207/30208Marker matrix
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/555Constructional details for picking-up images in sites, inaccessible due to their dimensions or hazardous conditions, e.g. endoscopes or borescopes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、キャリブレーションを行い、レンズスコープの対称軸の周りの回転を決定し、それに応じて投影モデルを更新し、最良の画像品質のために並列処理を用いてリアルタイムで画像の放射歪曲を補正する、高性能な方法、モデル、および装置に関する。
光学機器は、通常、所与の対象物と幾何学的に一貫性を有する画像であって、3次元における各点が画像内の1点に投影された画像を生成する必要がある。画像は、通常、いくつかの所定のイメージングモデルに従って形成され、本発明の場合には、ピンホールモデルを想定した所定のイメージングモデルに従って形成されている。実用光学系が理想挙動から逸脱すると、結果として得られる画像に収差が導入されてしまう。ここで、収差とはレンズ歪みであり、それは、カラー撮像装置およびグレースケール撮像装置の両方に存在している。その性質は、主に画素の半径方向の幾何学的な変位であり、樽型効果または糸巻き型効果をもたらす。レンズ歪みは、多くの比較的単純な画像解析作業において悩みの種となっている。レンズ歪みは、実像で行われる測定の精度を広範囲にわたって低下させ、通常の遠近投影カメラにおける画素が半径方向に沿って大きく変位することがあり得る。さらに、奥行き表現を変化させることにより視覚的にも影響を及ぼす。
レンズ歪みを解決するための1つの既知の方法は、カメラシステムの完全なキャリブレーションに関連している。完全なカメラキャリブレーションとは、本質的には、カメラの内部パラメータおよび外部パラメータを取得することを意味する[8]。多くのアプリケーションでは、あるキャリブレーション対象に関する内部カメラパラメータおよび相対的配向を完全に補足する必要はない。非測定アプリケーションは、歪みが必ずしもカメラの内部パラメータおよび外部パラメータ全体を推定することなく決定されている点で異なっている。
1960年代に、写真測量の領域に従事していたDuane C. Brownは、直線は直線として撮像されなければならないという自明の理に基づいて、レンズ歪みを判断する方法を提案した。この技術は、(Brown, 1971)で発表され、(Fryer and Brown, 1986)で拡張され、「プラムライン(plumb line)」法として知られるようになった。包括的な歴史的見直しが、Clarke and Fryer(1998)においてなされた。この技術は、マシンビジョン業界で採用され、簡易版のプラムライン法が提示され、例えば、Prescott and McLean(1997b)(また特許としては、Prescott and McLean (1997a) XP000683415)、Haneishi et al. (1995a)(また特許としてはHaneishi et al. (1995b) XP000527216)、Poulo and Gorman (1999) US6002525、およびAsari et al. (1999)は、すべて、共線点からなる画像を用いて歪みを補正する類似した公理について記載している。これらの方法は、歪みを推定するだけなので、非計測キャリブレーションと呼ばれることもある。
「プラムライン」に基づくキャリブレーションに内在する問題は、最適化/探索が、(未知の)直線パラメータおよび(これもまた未知の)歪みのパラメータの両方に関して実行されなければならないことである。別の手法が、例えば、Devernay and Faugeras (2001)、Tzu-Hung (2003)、およびBing (1999) EP0895189において採用され、この手法では、歪んだ線分にぴたりと合う線を最小化するために、歪みパラメータを反復的に調整する。客観的誤差と歪みパラメータの間には、十分に検証された数学的関係が存在せず、したがって、分析導関数(analytical derivatives)が全く利用できない。これらは、収束の遅延という結果をもたらし、Swaminathan and Nayar (2000)のような特別な手段が取られない限り、歪み程度の上昇に対して不安定になる可能性がある。Swaminathan and Nayar (2000)は、この非計測手法において通常の歪みのない空間ではなく、歪みのある空間の目的関数を構築した。
別の手法が、Ahmed and Farag (2001)に示唆されており、ここでは、検出された線の曲率を使用して、歪み微分方程式のパラメータを推定する。しかし、シミュレーションの結果は、ノイズ存在下で酷いパフォーマンスを示し、また一方で実際の結果は、量的な評価を欠いていた。
より標準的な歪みをキャリブレーションする方法は、カメラの外部および内部パラメータの同時推定を伴う。Tsaiの方法(Tsai, 1987)は、反復的数値最適化スキームを介して、1つの歪みパラメータと焦点距離などの複数の内部パラメータとを、制御点の集合の3次元位置を所与として、同時に推定することを含んでいる。この手法の欠点は、既知の3次元制御点を必要とし、その見返りとしては、単純同然の歪みプロファイルに対して比較的低い精度しか提供されないことである。この原理のアルゴリズムの変形は、Weng et al.(1992)などの数名の著者によって提案されている。Wei and Ma (1994)は、レンズ歪みに対してより適切なモデルを使用している。これらの方法もまた、既知の3D制御点を必要とする。
歪み補正後の画像のレンダリングが、Heikkila and Silven (1997)で調査されている。Heikkila (2000)は、3D制御点か、または2D制御点からなる複数の画像集合を必要とする類似技術について記載している。また、複数の2D制御点の集合に基づく別の方法が、Zhang (1998, 2000)およびSturm and Maybank (1999)において提案されている。この技術は、交互線形最小二乗法を通して歪みに対処し、その後、歪みは全ての推定パラメータを含む数値最小化で反復的に調整される。これらの技術の相対的複雑性は、レンズ歪みが含まれることで増加する。
一方で、内部パラメータおよび外部パラメータを完全に補足するのではなく、歪みの除去だけが必要となる場合も多い。例えば、実像における多視点幾何の推定であって、特にレンズの歪みを調節するための技術が開発されている。Zhang (1996)は、歪みパラメータと基本行列とを同時に推定する可能性について調査している。その結果、これは、ノイズが低くかつ歪みが高ければ可能であると結論付けている。Fitzgibbon (2001)(特許としては、Fitzgibbon (2003) GB2380887)、Micusik and Pajdla (2003)、およびBarreto and Daniilidis (2004)が、歪みに対する別のモデルを使用しており、結果として多項式固有値問題(polynomial Eigen value problem)や、より信頼性の高い歪みおよび幾何の推定に至っている。Stein (1997)は、逆の手法を取り、歪みパラメータを推定するための客観的誤差として基本行列の推定における誤差を使用した。
別の歪みキャリブレーションの方法では、歪みのないシーンを選択するために制御点の対応は破棄される。その後、これらのシーンがカメラシステムによって結像され、その上に画像アライメント処理が実施され、歪みが補正される。Lucchese and Mitra (2003)は、歪んだ画像を基準画像に(強度に関して)一致するまでワープ処理する技術について記載している。粗いフィルタを使用して位置合わせを見出す同様の技術が、Tamaki (2002)(特許としては、Tamaki et al. (2002) US2002057345)に記載されている一方で、Sawhney and Kumar (1999)(特許としては、Kumar et al. (1998) WO9821690)は、歪みのない基準画像を必要としない位置合わせ方法について記載している。代わりに、複数の画像が、例えば、いくつかの異なるビューから得られるパノラマ画像などのモザイク画像の生成のために位置合わせされ、歪みが同時に推定される。これらの技術は、Tamaki (2002)において20分と引用されたように、非常に高い演算オーバーヘッドを有する。
非計測キャリブレーション方法の最後の分類は、歪みによって誘発された周波数領域における高次相関に基づいている。Farid and Popescu (2001)が、ある技術について記載しているが、その性能は通常のカメラキャリブレーション手法と比較して悪く、また画像内容に若干依存しているようである。Yu (2004)は、さらに別の歪みモデルを用いてこの手法を発展させ、ソース画像が通常のキャリブレーション対象である場合に、通常のカメラキャリブレーションを用いて達成される精度接近について報告している。最後に、湾曲したCCDアレイを製造する手段が、Gary (2003) US2003141433によって示唆されている。 レンズ歪みプロファイルが、アレイにおいて線分列毎にコピーされ、こうして結果として得られた画像は歪みがないとされている。
[1] D. Kirk and W.-m. Hwu, Programming Massively Parallel Processors: A Hands-on Approach. Morgan Kaufmann, 2010. [2] T. Yamaguchi, M. Nakamoto, Y. Sato, Y. Nakajima, K. Konishi, M. Hashizume, T. Nishii, N. Sugano, H. Yoshikawa, K. Yonenobu, and S. Tamura, "Camera Model and Calibration Procedure for Oblique-Viewing Endoscope," in MICCAI, 2003, pp. 373-381. [3] C. Wu, B. Jaramaz, and S. G. Narasimhan, "A Full Geometric and Photometric Calibration Method for Oblique-viewing Endoscope," International Journal of Computer Aided Surgery, vol. 15, pp. 19-31, 2010. [4] N. Fukuda, Y. Chen, M. Nakamoto, and T, "A scope cylinder rotation tracking method for oblique-viewing endoscopes without attached sensing device," Software Engineering and Data Mining, no. 1, pp. 684-687, 2010. [5] J. Barreto, J. Santos, P. Menezes, and F. Fonseca, "Ray-based Calibration of Rigid Medical Endoscopes," in OMNIVIS, 2008. [6] B. Chapman, G. Jost, and R. Van Der Pass, Using OpenMP: Portable Shared Memory Parallel Programming (Scientific Computation and Engineering Series).The MIT Press, 2008. [7] L. Velho, A. C. Frery, and J. Gomes, Image Processing for Computer Graphics and Vision. Springer Publishing Company, Incorporated, 2008. [8] R. I. Hartley and A. Zisserman, Multiple View Geometry in Computer Vision, 2nd ed. Cambridge University Press, ISBN: 0521540518, 2004. [9] W. Smith, N. Vakil, and S. Maislin, "Correction of Distortion in Endoscope Images," IEEE Transactions on Medical Imaging, vol. 11,no. 1, pp. 117-122, Jan 1992. [10] K. VijayanAsari, S. Kumar, and D. Radhakrishnan, "A new approach for nonlinear distortion correction in endoscopic images based on least squares estimation," IEEE Transactions on Medical Imaging, vol. 18,no. 4, pp. 345-354, 1999. [11] J. Helferty, C. Zhang, G. McLennan, and W. Higgins, "Videoendoscopic distortion correction and its application to virtual guidance of endoscopy," IEEE Transactions on Medical Imaging, vol. 20, no. 7, pp.605-617, 2001. [12] S. M. Bozic, Digital and Kalman Filtering. London: Edward Arnold, 1979. [13] J. P. Barreto, "A unifying geometric representation for central projection systems," Comput. Vis. Image Underst., vol. 103, no. 3, pp. 208-217, 2006. [14] A. Fitzgibbon, "Simultaneous linear estimation of multiple view geometry and lens distortion," in CVPR, vol. 1, 2001, pp.I-125-I-132 vol.1. [15] T. Stehle, M. Hennes, S. Gross, A. Behrens, J. Wulff, and T. Aach, "Dynamic Distortion Correction for Endoscopy Systems with Exchangeable Optics," in Bildverarbeitungfur die Medizin 2009. Berlin: Springer, 2009, 142-146. [16] J.-Y. Bouguet. Camera Calibration Toolbox for Matlab. [Online]. Available: http://www.vision.caltech.edu/bouguetj/calib doc/index.html#ref [17] Z. Zhang, "Flexible camera calibration by viewing a plane from unknown orientations," in ICCV, 1999, pp. 666-673. [18] R. Shahidi, M. Bax, C. Maurer, J. Johnson, E. Wilkinson, B. Wang,J. West, M. Citardi, K. Manwaring, and R. Khadem, "Implementation, calibration and accuracy testing of an image-enhanced endoscopy system,"IEEE Transactions on Medical Imaging, vol. 21, no. 12, pp. 1524-1535, Jan 2002. [19] C. Wengert, M. Reeff, P. Cattin, and G. Sz’ekely, "Fully automatic endoscope calibration for intraoperative use," in Bildverarbeitungfur die Medizin 2006, 2006, pp. 419-423. [20] J. Mallon and P. F. Whelan, "Which pattern? Biasing aspects of planar calibration patterns and detection methods," Pattern Recognition Letters, vol. 28, no. 8, pp. 921-930, Jan 2007. [21] J. Barreto, J. Roquette, P. Sturm, and F. Fonseca, "Automatic Camera Calibration Applied to Medical Endoscopy," in BMVC, 2009. [22] S. D. Buck, F. Maes, A. D’Hoore, and P. Suetens, "Evaluation of a novel calibration technique for optically tracked oblique laparoscopes," Proceedings of the 10th international conference on Medical image computing and computer-assisted intervention-Volume Part I, pp. 467-474, 2007. [23] A. Fitzgibbon, M. Pilu, and R. Fisher, "Direct least square fitting of ellipses," IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 21, no. 5, pp. 476-480, May 1999. [24] M. A. Fischler and R. C. Bolles, "Random Sample Consensus: A Paradigm for Model Fitting with Applications to Image Analysis and Automated Cartography," Commun. ACM, vol. 24, no. 6, pp. 381-395, 1981.
本明細書において提供される解決手段は、概して医療および産業において通常使用されるカメラなどの光学素子の完全な幾何学的キャリブレーションと、その後のリアルタイムでの遠近補正画像のレンダリングに基づく。キャリブレーションは、当該入射光の3次元方向に各画素を割り当てる好適な写像関数のパラメータの決定の上に成り立つ。このような解決手段の実用的な実装は非常に簡単であり、容易に取得可能なキャリブレーション対象の画像表示を1つだけ取得するためのカメラであって、特別設計されたキャリブレーション装置の内部に組み立てることができるカメラと、演算プラットフォームの並列実行機能を使用してリアルタイムで動作する、コンピュータにより実装された処理パイプラインと、が必要となる。本発明は、コンピュータ媒体に実装され、プロセッサによって実行されるとすべての方法ステップを実行するコンピュータプログラムについても言及している。
以降の説明、添付の図面、および特許請求の範囲から本発明のより完全な理解が得られるだろう。
添付の図面は、本発明のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれて本出願の一部を構成し、本発明の実施の形態を説明し、明細書と共に本発明の原理を説明する働きをする。
CCDカメラ(a)にボアスコープを組み合わせた硬性医療用内視鏡である。本システムは、アクセスが困難または制限されている人体体腔の視覚化を可能にし、外科手術および診断の両方に広く使用され、(b)は、30°斜視関節鏡によって取得された膝関節の内部の画像である。 平面チェッカーボードパターンからなる1つの画像からの内視鏡カメラのキャリブレーションを示す図である。(a)のキャリブレーション画像は、(b)に示された構成を使用して、制約のない方法(カメラと平面との間の相対的位置姿勢については何も仮定しない)で取得される。図示された構成は、照明条件を制御するアクリルボックスで構成されている。平面グリッドは背面照明され、ユーザーが操作しなくても画像四隅のロバストかつ正確な検出が可能になっている。 カメラをキャリブレーションして画像/動画の放射歪曲を補正するために提案された本システムの別のモジュールを示す模式図である。左側は内視鏡レンズをCCDカメラに接続した後に一度だけ実行される初期化手順に関し、この手順では、図2の構成を用いて1つのキャリブレーション画像の取得が必要となる。右側は内視鏡ビデオストリーム内の放射歪曲を補正するために、各フレーム時刻iで実行される処理パイプラインを示している。 境界輪郭の追跡を示す図である。模式図は、左から右に、時刻rで取得された元のフレーム、アフィン変換Sを用いたワープ処理画像、デカルト座標から球面座標への変更によって得られた極画像に関する。破線の重なり(overlay)表示は前回の境界推定に関し、×は現在の輪郭における検出点である。Sは、Ωi−1を単位円内に写像する。網掛け領域は、極歪曲(polar distortion)を受ける画像領域であって、探索が実行される領域である。 (a)は、レンズが完全に回転する場合の主点のプロットc、三角マークp、境界中心wを示す図であり、(b)および(c)は、内視鏡カメラの内部行列を更新するために考慮されるモデルおよび仮定を示す図である。レンズは、平面I’上に仮想画像を投影し、それはCCDカメラによってI内へ結像される。レンズの相対回転は、光軸に平行かつ平面IおよびI’に直交する軸lの周囲となる。cは、主点を表し、qは、誘発された画像回転の中心である。 三角マークが正確に検出された場合(a)とマークの情報が全くない場合(b)との画像回転中心qの算出を示す図である。 角度変位αの関数としての再投影のRMS誤差を示す図である。青線は、回転補正が全くない場合の誤差を表している(値は、画像四隅のRMS変位である)。赤線は、我々のモデル(式11)を用いた場合の再投影誤差を示している。α=0のとき、プロットされた値はSICキャリブレーションの再投影誤差である。 レンズプローブ回転を伴う内視鏡動画像列の放射歪曲補正を示す図である。元のフレームとワープ処理後のフレームとが、それぞれ上列と下列に示され、(a)は、初期キャリブレーションが実行される基準位置(a=0)を示している。(b)は、レンズ回転運動の補正なし(左)と補正あり(右)の歪曲結果を比較している。(c)と(d)は、シーンを知覚する上でのRD補正の利点を説明する例である。中央画像領域の寸法を維持するというオプションがあるため、ワープ処理後のフレームは大きくなっている。 異なる出力画像解像度に対するフレームごとの実行時間を示すグラフである。入力画像は、1600×1200画素の解像度を有し、出力画像は、可変矩形サイズを有する。右側にある表は、単純なCPU解決手段に対して最適化されたハイブリッドCPU+GPU手法を用いて達成された加速を示している。 ハイブリッドCPU+GPU演算装置の具体的ケースに対する放射歪曲補正アルゴリズムステップを示す図である。緑色の点線ブロックは、割り当てられた装置メモリを表している。CPUで演算される紫色のブロック以外は、すべての処理がGPUで行われる。 SICとBouguetキャリブレーションツールボックス(Bouguet calibration toolbox)との間のキャリブレーションパラメータ比較を示す表である。 異なる画像解像度に対して最適化されたハイブリッドCPU+GPU解決手段を実行する全システムを用いて達成されたミリ秒単位での実行時間および1秒あたりのフレーム数(fps)を示す表である。 1つの画像(ソフトウェアスクリーンショット)からのキャリブレーションを示す図である。 キャリブレーションボックスの模式図である。(1)−外部からの光の入射を避けるために不透明な防水素材を使用して構築されたボックスの上部隔室と、(2)−レンズプローブへのアクセスを可能にするための開口部と、(3)−外部からの光の入射を最小化する不透明材料膜と、(4)−画像取得装置と、(5)拡散光源が取り付けられた、ボックスの下部隔室と、(6)−下部隔室と上部隔室との間のセパレータと、(7)−セパレータの上に置かれた透明または半透明の材料からなる既知のパターンを有する平面グリッドと、を示している。
キャリブレーションと、レンズ回転の場合の投影パラメータのオンライン更新と、リアルタイムでの放射歪曲補正と、のための完全な解決手段を提案する。上記解決手段は、図3の模式図に示されたモジュールとブロックおよび図14の装置を含み、オペレータは、図2の構成を用いてチェッカーボードパターンからなる1つの画像を取得することによって解決手段を開始する。
本明細書において提示されたシステムは、標準的なCCDカメラに搭載されたボロスコープレンズプローブを主として採用した医学的内視鏡検査のために元々作られた。だが、我々の解決手段は、正確な幾何学的キャリブレーションとリアルタイム画像補正の恩恵を享受することができる、著しい放射歪曲を有するカメラを使用する他の応用領域へ拡張することが可能である。これらの領域の例としては、多くの場合、魚眼レンズ、広角レンズ、小型レンズ、または低品質の光学素子を備えたカメラによって取得された画像/動画に基づく、監視、工業検査、自動車、ロボットナビゲーションなどが含まれる。
本特許出願に開示された装置は、既知のパターンからなる1つの画像を取得するために使用されるキャリブレーションボックス(図14)によって構成される。取得された画像は、新規キャリブレーションアルゴリズム(図13)への入力として使用され、それによって、リアルタイムかつレンズ回転に影響されない画像歪み補正を行うために必要なカメラパラメータが提供される。
キャリブレーション画像は、外部(図14)からの光の入射を避けるために不透明な材料を使用して構築されたボックスを使用して取得される。ボックスは、レンズプローブ(図14−3)へのアクセスを与えるための1つ以上の開口部を有し、各開口部は外側(図14−2)からの光の入射を最小限に抑えるゴム膜によって囲まれている。ボックスは、透明または半透明の材料のセパレータ(図14−6)によって2つの隔室に分割されている。透明または半透明の材料で作られた既知のパターン(図14−7)を用いた平面グリッドが、上部隔室(図14−1)内でセパレータの上面に配置される。平面グリッドの背面照明を拡散させる光源が、下部隔室(図14−5)内に配置される。上部隔室には、目視検査を実施する平均値をより良く再現するために流体を充填することができる。本装置は、中央処理装置(CPU)および画像取得用のカメラに接続されたグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)などの逐次処理および並列処理の機能をもつ演算装置を備えている。可視化およびユーザーコマンドの入力のためには、演算装置に接続されたディスプレイおよびインターフェース装置も必要である。
自動カメラキャリブレーション、レンズ回転の場合の投影パラメータのオンライン更新、および並列処理を使用したリアルタイム画像修正/補正の方法をまとめると以下のようになる。キャリブレーションフレーム内の四隅が検出され、カメラの内部パラメータKと放射歪曲ξの両方が、ユーザーが操作なしで推定される。この簡単な初期化ステップの後、各取得画像に対して図3の右側の処理パイプラインが実行される。各フレーム時刻iにおいて、境界輪郭Ωだけでなく三角マークPの位置も検出する。検出結果は推定フィルタの入力として使用され、推定フィルタは、キャリブレーションフレームにおける境界Ωおよびマーカー位置pを所与として、カメラヘッドに対するレンズプローブの可能性のある動きに起因する相対画像回転を推定する。この2次元回転は、新しい適応投影モデルに基づくカメラキャリブレーションの更新の入力として機能する角度αiおよび固定点qiによってパラメータ化される。最後に、現在の幾何学的キャリブレーションKi,ξを使用して入力フレームをワープ処理して、放射歪曲を補正する。この処理パイプラインは、画像ワーピングや境界検出などの計算集約的なタスクとともにリアルタイムで実行され、GPUの並列実行機能を使用して効率的に実行される。
A.チェッカーボードパターンからなる1つまたは複数の画像の取得
ユーザーの操作は、図14に詳しく説明された図2(b)のキャリブレーションボックスを用いた1つまたは複数のキャリブレーション画像の取得に限られている。チェッカーボード面に対するカメラの位置姿勢は任意であり、図14のボックスは、画像四隅の自動検出のための照明条件を制御するために作られている。取得された画像は、図2(a)と似ている。
B.キャリブレーション画像におけるグリッド角の検出と画像−平面対応関係の確立
直線に曲がりがあるために、強度の放射歪曲のある画像内で四隅を位置づけることには多くの問題が生じうることに注意しなければならない。
フレーム取得後の処理は以下の通りである。
1)歪みがあまり顕著でない中央画像領域における少なくとも12の角の位置を特定する
この操作は、標準的画像処理技術を使用したヒューリスティックアルゴリズムによって実行される。画像の角xとグリッド点gとの間の矛盾のない対応関係は、チェッカーボードパターンの四角を数えることによって達成される。
2)画像−平面対応関係は、平面グリッド座標における点を画像座標における点へ写像する関数を推定するために使用され、これがDLTのような手法(セクションBの式7)を用いた推定値

となる。
3)チェッカーボードパターンは、画像周縁において角の仮定を生成する射影変換(homography)を用いて画像平面上に投影される。これらの仮定は、標準的な画像角ファインダを適用することで確認され、精緻化される。
4)ステップ2)および3)は、確立された対応関係が満たされたと考えられるまで繰り返される。
C.少なくとも1つのキャリブレーション画像における画像−平面の対応関係を用いたカメラ内部パラメータの決定
図3の初期化手順の目的は、レンズプローブが基準位置Ω,pにあるときの内部キャリブレーション行列Kと、放射歪曲ξとを決定することである。カメラキャリブレーションは、文献に何百回も言及されるようなよく研究されるテーマである。最も広く使用されているソフトウェアは、おそらく、平面グリッドの少なくとも3つの画像から汎用カメラをキャリブレーションするZhangの方法[17]を実行するBouguetツールボックス[16]である。残念ながら、Bouguetツールボックスは、本提案のアプリケーションの使いやすさ要件を満たしていない。実際には、正確な結果を達成するための入力画像の数は3をはるかに上回り、RDを有する画像内のグリッド角の検出には、かなりのユーザー操作が必要となる。本方法は、少なくとも1画像で機能する。
数名の著者が医療用内視鏡の内部キャリブレーションの具体的な問題について言及している[9]〜[11]、[18]、[19]。しかし、これらの方法では、ORでの使用には非実用的であるか、あるいは、キャリブレーション点の自動検出を可能にするために円形の点パターンを用いるために結果の精度が損なわれる[20]。
ボアスコープを搭載したカメラは、複雑な光学配置を有する複合型システムである。投影は中央にあり[5]、画像歪みはいわゆる分割モデルによってうまく記述される[21]、[14]、[13]。
Barreto et al.は、上述の投影モデルの後続のカメラは、任意の位置で取得された1つの平面チェッカーボードパターンの画像からキャリブレーションされることが可能であることを示している[21]。gを平面同次座標において表現されたチェッカーボードの1点とすると、xは画像平面における対応点であり、Hは、平面とカメラとの間の相対的位置姿勢の射影変換符号化である[8]。チェッカーボード平面上の点gは、次の関数を介して画像に写像される。

ここで、Γξは、画像の放射歪曲を考慮した非線形投射関数であり[21]、Kは、次のような構造を持つ内部パラメータの行列である。


ここで、f、a、s、は、それぞれ焦点距離、アスペクト比、およびスキューを表し、また、c=(cx,cyTは、画像主点の非同次座標である。

を、二次ベロネーゼマップにしたがって、点gとxとの持ち上げ表現に対応する次元6を有する同次ベクトルとする[13]。以下のことが証明される。


ここで、

は、6×6の行列である。各画像−平面対応関係が、持ち上げ射影変換に対して3つの線形制約を課すため、

行列は直接線形変換(DLT)のような手法を用いて、少なくとも12点の対応から推定することができる。

を所与とすると、カメラ固有値K、歪みパラメータξ、および元の射影変換Hは、簡単に因数分解することができる。この初期カメラキャリブレーションは、さらに標準的な反復非線形最適化を用いて、精緻化することができる。
D.円形領域とフレーム領域との間の境界輪郭検出
円形領域とフレーム領域とを分離して画像の輪郭を見つけることは、有意義な映像内容の境界を定めるためだけ(図1(b)参照)でなく、カメラヘッドに対するレンズプローブの回転を推測するためにも重要である。連続するフレームにまたがって境界輪郭と三角マークとを追跡する本提案の手法は、Fukuda et al.[4]およびStehle et al.[15]による研究に関連している。前者は、従来の画像処理技術を用いて三角マークを抽出することにより、斜視型内視鏡のレンズの回転を推測する。この方法は、円形領域の位置が操作中に変化しないことを前提としているが、それは一般的にありえないことであり、したがって推測がリアルタイムで実行できるかどうかは不明である。Stehle et al.は、半径方向において検出されたエッジ点に円錐曲線を合わせることによって複数のフレームにまたがる境界輪郭を追跡することを提案している。我々のアルゴリズムとの主な違いは、我々は、極画像をレンダリングするためにハイブリッドシリアル+パラレルの実装を使用し、水平線に沿って探索を行うということにある。この方式により、低い演算コストでロバスト性と正確性を両立させることができる。
レンズプローブがカメラに対して移動するので、輪郭位置は複数のフレームにまたがって変化し、そのため初期オフライン推定の使用は不可能となる。境界検出は各フレーム時刻で実行される必要があり、それは選択されたアルゴリズムの計算複雑性に制約を課すことになる。いくつかの問題があるために円形領域をセグメント化するための単純な手法の使用が不可能になっている。光は、多くの場合、フレーム領域へ広がる。円形画像は、撮像されたシーンおよび照明条件に応じて暗い領域を有することができる。多くの場合、ハイライト、鏡面度、および彩度があり、これらはセグメント化の能力に影響を与える。
決定対象の曲線は、常に、自由度(DOF)5を有する楕円Ωであると仮定するのが妥当である[8]。したがって、我々は、ロバスト性と準決定的ランタイムを達成する前に、この形状を用いて複数のフレームにわたって境界を追跡することを提案する。図4(a)に示されるように、Ωi−1を、フレーム時刻i−1での曲線推定値とする。現在のフレームiの境界輪郭は、次のように更新される。
1)部分的または全体的に最後の境界推定値を含む元の画像(図4(b))中のリング領域の画定。
2)前回の境界推定値が中央の垂直線内へ写像された新しい縞状画像(図4(c))のレンダリング。
その中心が原点にある単位円内に任意の楕円を写像するアフィン変換が常に存在することは周知である[8]。このような変換Sは次式で与えられる。

ここで、rは、Ωi−1の短軸と長軸との間の比率であり、φは、長軸と水平方向との間の角度であり、(wi-1,x,wi-1,y)は、円錐中心Wi−1の非同次座標である。変換Sは、図4(b)の中間結果を生成するために使用され、極画像(図4(c))は、デカルト座標から球面座標への変更を適用することによって得られる。
3)縞状画像における境界点を複数の画像処理技術を使用して検出。
図4(c)の縞状画像内のエッジ点は、(ラプラシアン・ガウシアンなどの)1次元エッジフィルタを適用し、遷移を見つけるために右から左に水平線を走査することによって検出される。
4)球面座標x=(ρ,θ)で表現されるエッジ点は、式1の関数Fによって、元の像点に写像される。

現在の円錐境界Ωiは、ロバスト円錐フィッティング[23]を用いて、また起こり得る外れ値の悪影響を避けるためにRANSAC[24]を用いて、最終的に推定される。
5)1)〜4)のステップは、境界輪郭推定値が収束するまで繰り返される。
円形画像の境界輪郭を推定するために提示されたステップは、演算装置の並列処理機能を用いて加速される。
E.レンズが回転運動をするときのレンズプローブのカメラに対する角度変位の推定
セクションDに記載された方法が正確に収束したのち、境界輪郭は極画像(図4(c))の中央の垂直線内に写像され、わずかに右にずれている補助垂直線を走査することによって三角マークのロバスト検出が可能になり、最大強度を有する画素位置を選択する。三角マークの位置は、各フレームでキャリブレーション位置に対する現在の角度変位を推測する確立フィルタへ供給される。
F.キャリブレーションとレンズプローブの角度変位に基づく現在のフレームの投影モデルの更新
レンズとカメラヘッドとの間の相対運動は、キャリブレーションパラメータの変化を引き起こし、それによって歪みを補正するための定数モデルの使用が困難になる[5]。この問題の解決策を提案する研究はいくつかあるものの[2]〜[4]、[15]、[22]、それらのほとんどは、レンズの回転を決定するために追加の器具類を必要とするという欠点を有する[2]、[3]、[22]。画像情報にのみ基づいて相対運動を推定する少数の方法には、ロバスト性がないか[4]、あるいはカメラのパラメータ一式を更新することが不可能である[15]。このセクションでは、実験によって、また光学配置の概念的理解によって、斜視型内視鏡用の、同時駆動される新しい内部カメラモデルを提案する。プローブは、画像平面に直交するが光軸と必ずしも一致しない軸を中心に回転するものとする。カメラモデルを更新するために必要なレンズ回転のパラメータは、境界輪郭と三角マークの画像情報を入力として受信するロバストなEKFによって推定される。我々の動的キャリブレーション方式は、[15]に対して、2つの重要な利点がある。つまり、(i)投影モデル全体が、RD輪郭曲線だけではなく、レンズ回転の関数として更新されることと、(ii)レンズの回転は、三角マークがない場合でも推定することができることである(図1(b)参照)。シーンの3次元点の再投影における説得力のある実験結果によって本手法の有効性が確認される。
カメラモデルにおけるレンズとカメラヘッドとの間の相対回転の影響を評価するために、我々は、レンズプローブを完全に1回転させながら、10個のキャリブレーション画像を取得した。セクションCの方法論を用いて角度位置毎にカメラキャリブレーションを推定し、境界Ωと三角マークの両方をセクションDおよびEに説明されたように配置した。図5(a)は、主点c、境界中心w、レンズマークpの結果をプロットしたものである。これらの3つのパラメータは、ほぼ完全な同心軌跡を記述しているため、画像平面に直交する軸を中心とする回転を使用して、レンズ回転のカメラ固有値に対する影響をモデル化するのが合理的と思われる。この考えは、既にWu et al.[3]によって進められているが、そこでは、軸が常に主点を通過すると考えており、これは、我々の実験で示されたように、一般的には、適用できない前提である。
図5(b)、(c)の方式は、カメラ固有値におけるレンズ回転の影響を記述するための本提案のモデルの考えを提示することを目的としている。ボアスコープレンズが、遠端に配置された平面I’上に仮想画像を投影すると仮定する。I’は、カメラ接眼部を通して直接見ることによって観察できる画像として考えることができる。Kは、この仮想投影の内部行列であり、c’は、光軸が平面と交わる点の位置である。次に、カメラヘッドは、CCD面IがI’と完全に平行でありかつ光軸と直交するように接眼レンズに接続されていると仮定する。Iへの投影は、固有値Kを有し、主点cは、c’の画像である。そのため、Kが内部行列推定値


であるとき、

と因数分解できる。
ここで、fは、ボアスコープレンズの焦点距離であり、また、fは、メートル単位を画素に変換するカメラヘッドの焦点距離である。
次に、レンズプローブが、軸lを中心に角度αだけ回転している場合を考える(図5(c))。lは、仮想平面I’に直交すると仮定されるが、必ずしもレンズ軸と一致してはいない。この場合、点c’は、偏角αを有する円の弧を描き、また、IとI’は平行なので、同じことがその画像cでも発生する。カメラヘッドおよび回転後のボアスコープによって形成される複合光学系の内部行列は、


となる。

ここで、Rα,q’は、点q’を中心とするαだけの平面回転であり、ここで軸lは、I’と交差している。
q’の位置は、回転によって不変であることが明らかであり、同じことが画像q〜Khq’にも言える。Kの具体的構造を考慮して、式8を以下のように書き直すことが可能である。
我々は、レンズプローブの回転に対応しており、図8(a)の観察結果と一致する内視鏡カメラの投影モデルを導出した。初期化手順では、任意の基準位置(α=0)でカメラキャリブレーションK,ξを推定する。あるフレーム時刻iにおいて、内部パラメータ行列は、

となる。
ここで、αiは、レンズの相対的角度変位であり、qiは、回転中に固定されたままの像点である。放射歪曲がレンズの特性であるため、パラメータξは、カメラヘッドに対する相対運動の影響を受けない。したがって、式2より、カメラ座標フレームにおいて表される一般の3次元点Xは、

において結像されることになる。
各フレーム時刻における内部パラメータ行列の更新には、相対的角度変位αiと画像回転中心qiを知ることが必要となる。次に、これらのパラメータがどのようにして境界輪郭Ωの位置と三角マークpとから推測できるかについて説明する。
およびwを、それぞれ現在の基準フレームにおける境界輪郭ΩおよびΩの中心とする。同様に、pおよびpは、その2つの画像における三角マークの位置である。w,wとp,pの両方が、推定対象であるパラメータをもつ平面回転Rαi,qiによって関連付けられると仮定する。この状況は図6(a)に図示されており、回転中心qiは、w,wおよびp,pによって定義される線分の二等分線の交点でなければならないことがわかる。qがわかれば、回転角度αの推定は自明である。三角マークが未知であるとき(存在しないか、または検出できない場合)には、常に、qiの推定には少なくとも3つの識別可能な境界輪郭(図6(b))が必要となる。
制約のある状況を回避して、wおよびpの測定の誤差に対するロバスト性を向上させるために、回転パラメータを推定する確率EKF[12]を使用する。状態の遷移は、運動および定常回転中心のための一定速度モデルを前提としている。
式は、状態変数

において線形である。

Tは、フレーム取得間隔δtに依存しており、


となる。

αおよびqにおいて、計測式は非線形


となり、
三角マークの検出に失敗したときにはいつでも最後の2式は破棄される。
本提案のモデルは、複数の異なる角度αで取得されたチェッカーボードパターンの画像上にグリッドの角を再投影することによって有効性が証明された。SICキャリブレーション[21]を基準位置(α=0)に対して実行して、行列K0と、RDパラメータξと、グリッド点の3次元座標との決定が可能になった。次に、キャリブレーションパターンに対する相対的位置姿勢を維持するために、レンズプローブを動かさずにカメラヘッドを注意深く回転させた。画像回転中心qおよび角度変位αが、図6の幾何学的形状を用いてフレーム毎に推定された。最後に、式11を用いて3次元のグリッド点をフレーム上に投影し、実際の画像の角位置との誤差距離を測定した。図7は、複数の異なる角度変位αの再投影誤差のRMSをプロットしている。値は2画素から5画素の間で変化しているが、規則的な挙動(systematic behavior)は観察されない。[2]と[3]は内部および外部キャリブレーションの両方を考慮して追加の計測を採用しているが、我々は内部パラメータのみに焦点を当てた。直接比較はできないが、我々の再投影誤差が、[3]より小さく、また画像中心に近い点のみを考慮した[2]と同等であることは言及する価値がある。以上のことから、またすべての憶測に反して、実験結果は、本提案のモデルの有効性を明らかに証明した。
G.画像ワーピングを介した放射歪曲リアルタイム補正
このセクションでは、視覚化システムの最終的な出力である正確な遠近画像のレンダリングについて説明する。[7]で指摘されているように、特定の変換による画像の効率的なワーピングは、逆写像法(inverse mapping method)を用いて行われるべきである。
したがって、所望の歪みのない画像内の点yを、元の歪曲したフレーム内の点xへ写像する関数Fを導出しなければならない。式11から、

が得られる。

は、歪みのない画像の特定の特徴(例えば、中心、解像度)を特定し、R_αi,q”は、ワーピング結果を元の向きに戻すように回転させ、q”は、回転中心qの逆投影

である。
中央領域内のオブジェクトの縮尺を維持するために、画像周辺部を拡大して、歪みのない中央領域の大きさを保つ。これは、セクションDの境界輪郭の半径からワープ処理された画像の大きさuを計算することにより行われる。rdを原点と点Ki−1との間の距離(歪曲した半径)とする。所望の画像サイズuは、u=fru
によって与えられ、ここでfはカメラの焦点距離であり、rは歪みのない半径である。したがって、行列Kは、

でなければならず、ワープ処理された画像は、画像回転中心qを写像した軌跡である。図8は、内視鏡動画像列のうちいくつかのフレームのRD補正結果を示している。これらの例は、シーンの認知における改善と、画像形状の補正の間にレンズプローブ回転を考慮することの重要性(図8(b))とをはっきりと示している。
補正された画像のレンダリングには、高性能計算リソースによるリアルタイムのデータ処理が必要となる。並列処理装置で(この場合はGPUにおいて)RDを補正するために、我々のアルゴリズムのいくつかの部分を並列化することを提案する。
4つの手法、すなわち、
(i)CPUベースの単純で純粋な解決手段と、
(ii)x86ファミリの従来の汎用市販マルチコアCPUなどの共有メモリアーキテクチャに使用することができるOpenMP2directives[6]を用いた仮想CPUバージョンと、
(iii)最適化されていないハイブリッドCPU+GPUバージョンと、
(iv)最適化されたCPU+GPU複合バージョンと、を比較することによって、我々のハイブリッドシリアル+パラレル解決手段の効果を評価する。
完全なランニングシステムの実験構成は、2.40GHzのインテルCoreTM2 QuadVIII(登録商標)のCPUと、4ギガバイトのRAMと、GeForce 8800 GTXのGPUとを搭載したワークステーションからなる。GPUは、各々が1.35GHzで動作する128個のストリームプロセッサ(SP)と、合計で768メガバイトのビデオRAMとを有する。ソースコードは、GCCバージョン4.3.4にコンパイルされ、CUDAバージョン3.4が使用された。
図9は、上述の複数の解決手段によって達成された(1つのフレームを処理するのに必要となる)実行時間を比較している。GPUがCPUよりもどれだけ速いかの測定である加速表(speedup table)には、単純なCPUと最適化されたハイブリッドCPU+GPUとの間の実行時間の対比が示されている。
図9に提示された比較は、CPUがGPUほど効率的に大きなワーピング操作(アルゴリズムの中で最も時間のかかるタスク)を処理することができないことを示している。表は、3000×3000画素以上の出力サイズをもつ画像の場合、GPUが実行を加速するだけではなく、キャッシュミスペナルティの増加によりCPUの性能が低下することを示している。
図10は、放射歪曲補正アルゴリズムのシリアル+パラレルハイブリッド実行ステップと、CPUおよびGPUで実行するハイブリッドプログラムの開発において採用された実装方式の詳細を示している。GPUでのアルゴリズムの並列化は、主に3つのステップに分かれている。
(i)画像変換:画像は、RGBチャンネルに分割され、グレースケール変換が実行される。
(ii)境界推定:グレースケール画像は、並列処理ユニットメモリにバインドされ、輪郭強調カーネルを伴う球面座標への写像(式1)が起動される。
(iii)放射歪曲補正:画像変換段階からの3つの画像チャンネルが、並列演算処理ユニットのメモリにバインドされ、RD補正カーネルが起動される。
CPUで計算される中間ステップ(図10においては分離されている)がある。極画像の各ラインは、楕円がフィッティングされた輪郭点を求めて走査される。楕円のパラメータがセクションFで説明されたEKFに供給され、キャリブレーションパラメータが更新されて、歪み補正カーネルに引数として渡される。このステップは、関係するプロセスのシリアル特性のため、GPUではなくCPUで実装されている。
最適化されたハイブリッドCPU+GPU解決手段は、調停(coalescence)として知られる、スレッドのグループ毎に1つのメモリアクセスの実行を可能にするデータプリアライメントに基づいている[1]。そうではなく、GPUによって処理されるデータがアライメントされていない場合には、調停されたアクセスが行われず、各スレッドのグループに対していくつかのメモリトランザクションが発生し、実行中のカーネルの性能を大幅に低下させる。
画像のアルファチャンネルは使用されていないが、完全に調停したアクセスを実行するためには、メモリレイアウト要件を満たすことが必要である。転送対象のデータ量の増大により、転送時間で10.6%の損失が取り込まれるが、一方で達成された調停によりカーネルの実行時間は66.1%低減する。要するに、調停の実装によって、最適化されていないハイブリッドCPU+GPUの実装と比較して、演算時間が38.7%節約される。
図12の表は、150フレーム動画像列の処理中に、図10の各ステップにかかる時間を示している(時間は、解像度毎に処理されるすべてのフレームの平均時間の値を表している)。画像変換(I.C.)時間には、ホストから装置のグーバルメモリへの入力画像転送時間も含まれる。境界推定(B.E.)時間には、CPUで実行される、輪郭点の抽出、楕円フィッティング、およびEKF推定の各処理も考慮されている。ここで留意すべきは、入力画像の球面空間と輪郭強調フィルタとへの写像は、両方ともGPUで計算され、表IIに示された境界推定演算時間のうちの1〜3ミリ秒を費やすことである。放射歪曲補正(R.D.C.)時間には、装置のグローバルメモリからホストへの転送時間も考慮されている。

Claims (13)

  1. (i)外部からの光の入射を避けるために不透明な材料で作られたボックス(1)と、レンズスコープへのアクセスを可能にするための1つまたは複数の開口部(2)であって、各開口部は、外部からの光の入射を最小化するゴム膜(3)によって囲まれており、前記ボックスは、透明または半透明の材料からなるセパレータ(6)によって上部隔室と下部隔室の2つの隔室に分割され、前記上部隔室は、目視検査を実施するための平均値をより良く再現するための流体で満たされることが可能であり、
    (ii)前記上部隔室内であって前記セパレータの上に配置された透明または半透明の材料からなる既知のパターンを有する平面グリッド(7)と、
    (iii)前記ボックスの前記下部隔室(5)に取り付けられた、前記平面グリッドの背面照明拡散のための光源と、
    (iv)逐次処理機能および並列処理機能をもつ演算装置と、
    (v)前記演算装置に接続されたディスプレイ装置と、
    (vi)前記演算装置に接続された、ユーザーコマンドを入力するためのインターフェース装置と、
    を備える装置。
  2. カメラによって観察される平面チェッカーボードパターンであって、この平面チェッカーボードパターンは、2つの連続する斜め方向の白い四角の中心にある識別可能な特徴を最終的に含むことができ、前記2つの四角は、それらの間にある前記グリッド角を特定する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置であって、前記平面パターンを観察するための複数の可能な入射点を含むことができ、これらの入射点は、レンズプローブのタイプによって、また前記平面パターンを異なる視点から見るために、複数の形状およびサイズ有することができる、請求項1に記載の装置。
  4. 自動カメラキャリブレーションと、可能なレンズプローブ回転に応じた投影モデル更新と、リアルタイム画像歪み補正とのための方法であって、リアルタイム画像歪み補正は、
    (i)キャリブレーションボックスを用いて、チェッカーボードパターンからなる1つまたは複数の画像を取得し、
    (ii)取得されたキャリブレーション画像におけるグリッド角を検出して、画像−平面間対応を確立し、
    (iii)少なくとも1つのキャリブレーション画像における前記画像−平面間対応を用いて、焦点距離、主点、スキュー、アスペクト比、およびレンズ歪みのカメラ内部パラメータを決定し、
    (iv)画像/動画を連続的に取得し、
    (v)各フレーム時刻において、円形領域とフレーム領域との間の境界輪郭と、三角マークの画像座標とを検出し、
    (vi)(v)の結果を用いて、カメラヘッドに対する前記レンズプローブの角度変位をロバストに決定し、
    (vii)(iii)の初期カメラキャリブレーションと、(vi)の相対回転情報とを所与として、新しい投影モデルを利用して内部キャリブレーション情報を更新し、
    (viii)(vii)で更新されたカメラキャリブレーションを用いて放射歪曲を補正するリアルタイム画像修正を実行する、
    操作を実行する、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記操作(ii)は、前記チェッカーボードパターンを有する前記平面における角点と、前記キャリブレーション画像における角点との間の対応を自動的に確立する操作からなり、前記ステップ(ii)は、
    a.複数の画像処理技術を用いて、中央画像領域内の角またはシード点を検出し、
    b.グリッド面内の前記角またはシード点の座標を推測し、
    c.平面グリッド座標内の複数の点を、前記カメラ内部パラメータと、レンズ歪みと、前記グリッド面と前記カメラとの間の相対的位置姿勢とを用いて、画像座標内の複数の点に写像する関数を決定し、
    d.(c)で決定された前記関数を用いて前記平面グリッド角を前記画像内に投影し、
    e.投影された平面グリッド角の周囲の局所的探索を通して前記画像内の新しい角の位置を特定し、
    f.確立された角対応の数が十分であると考えられるまで、ステップ(c)から(e)を繰り返すステップをさらに含む方法。
  6. 請求項4に記載の方法であって、前記操作(iii)は、請求項で確立された角対応を用いて1つのキャリブレーション画像から前記カメラ内部パラメータおよびレンズ歪みを推定するステップからなり、前記操作(iii)は、
    a.前記平面グリッド内の持ち上げ点座標を前記画像平面内の持ち上げ点座標内へ写像する関数を計算するステップと、
    b.焦点距離、主点、アスペクト比、スキュー、歪みパラメータ、およびグリッド面とカメラとの間の相対位置姿勢、回転、および並進を決定するために、(a)の前記写像関数を分解するステップと、
    を含む方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、さらに反復非線形最適化ステップであって、
    a.前記推定パラメータの精緻化と、
    b.異なるキャリブレーション画像によって提供された前記推定値の統合と、
    c.請求項5および6に記載された方法の計算で想定されたモデル関数とは異なるモデル関数を用いた放射歪曲の推定と、
    の目的のうち1つまたは複数を達成する反復非線形最適化ステップによって補完される方法。
  8. 請求項4に記載の方法であって、前記操作(v)は、円形画像(CI)の前記境界輪郭を教示なくリアルタイムで追跡するステップと、前記三角マークを検出するステップとからなり、前記操作(v)は、
    a.前記CI境界の最後の推定値を部分的または全体的に含む前記元の画像におけるリング領域を定義するステップと、
    b.前記前回の境界推定値が中央の垂直線内に写像された新しい縞状画像をレンダリングするステップと、
    c.画像処理技術を用いて前記縞状画像内の境界点を検出するステップと、
    d.前記検出された点を前記元の画像へ写像して、ロバスト推定を用いて円錐曲線のフィッティングを行うステップと、
    e.前記境界輪郭推定値が収束するまでステップ(a)から(d)を繰り返すステップと、
    f.前記縞状画像内でわずかに右にずれている補助垂直線を走査することによって、前記三角マークをロバスト検出して、最大強度を有する画素位置を選択し、その画素位置を前記元の画像へ写像するステップと、
    を含む方法。
  9. 請求項4に記載の方法であって、前記レンズプローブが回転運動する場合のレンズ位置に関する角度変位の推定における前記操作(vi)は
    .前記境界輪郭および前記三角マークを検出するステップと、
    b.現在の角度変位を推測する確率フィルタへ(a)の情報を供給するステップであって、相対回転は、画像情報だけを用いて決定される、ステップと、
    を含む方法。
  10. 請求項4に記載の方法であって、前記操作(vii)は、前記レンズプローブが回転運動するとき、初期基準位置におけるカメラ内部キャリブレーションと、初期基準位置に対する前記レンズプローブの現在の角度変位とを所与として、焦点距離、主点、アスペクト比、スキュー、歪みパラメータを含む現在のフレームの内部キャリブレーションおよび投影モデルを推測するステップからなる、方法
  11. 請求項4に記載の方法であって、前記操作(viii)は、並列処理に基づく画像ワーピングを通じて前記放射歪曲をリアルタイム補正するステップと、従来の演算処理装置システムを利用するステップとからなり、前記方法は、
    a.ホスト演算装置から並列処理装置へデータを移動するステップと、
    b.前記並列処理装置の画像を処理するステップと、
    c.最終処理画像を前記ホスト演算装置に戻すステップと、
    d.結果を可視化するステップと、
    を含む方法。
  12. コンピュータ媒体に実装され、プロセッサによって実行される請求項4〜11のいずれかに記載の方法ステップを実行するコンピュータプログラム。
  13. 請求項8,11のいずれかに記載の方法であって、前記並列処理装置の並列演算機能を用いて加速される、方法。
JP2014522786A 2011-07-25 2012-07-25 1つまたは複数のチェッカーボードパターンの画像を用いた自動カメラキャリブレーションの方法および装置 Active JP5989113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PT10583211 2011-07-25
PT105832 2011-07-25
PCT/PT2012/000030 WO2013015699A1 (en) 2011-07-25 2012-07-25 Method and apparatus for automatic camera calibration using one or more images of a checkerboard pattern

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014529389A JP2014529389A (ja) 2014-11-06
JP5989113B2 true JP5989113B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=47018440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014522786A Active JP5989113B2 (ja) 2011-07-25 2012-07-25 1つまたは複数のチェッカーボードパターンの画像を用いた自動カメラキャリブレーションの方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9438897B2 (ja)
EP (1) EP2742484B1 (ja)
JP (1) JP5989113B2 (ja)
CN (1) CN103827917B (ja)
PT (1) PT2742484T (ja)
WO (1) WO2013015699A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220121655A (ko) * 2021-02-25 2022-09-01 배철환 공칭 검사용 텔레센트릭 광학 시스템

Families Citing this family (95)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014054958A2 (en) 2012-10-05 2014-04-10 Universidade De Coimbra Method for aligning and tracking point regions in images with radial distortion that outputs motion model parameters, distortion calibration, and variation in zoom
EP2907298B1 (en) * 2012-10-11 2019-09-18 LG Electronics Inc. Image processing device and image processing method
US9319666B1 (en) * 2013-06-03 2016-04-19 The Mathworks, Inc. Detecting control points for camera calibration
CA2819956C (en) * 2013-07-02 2022-07-12 Guy Martin High accuracy camera modelling and calibration method
WO2015029024A1 (en) 2013-08-26 2015-03-05 Inuitive Ltd. Method and system for correcting image distortion
US9282326B2 (en) * 2013-10-28 2016-03-08 The Regents Of The University Of Michigan Interactive camera calibration tool
EP3063495A4 (en) 2013-10-31 2017-08-09 3M Innovative Properties Company Multiscale uniformity analysis of a material
KR101586249B1 (ko) * 2013-12-24 2016-01-18 (주)에프엑스기어 광 시야각 영상 처리 장치 및 방법
CN105094458B (zh) * 2014-07-11 2018-01-05 华中师范大学 一种电子白板定位方法及***
EP2983131A1 (en) * 2014-08-06 2016-02-10 Thomson Licensing Method and device for camera calibration
US10980494B2 (en) 2014-10-20 2021-04-20 The University Of North Carolina At Chapel Hill Systems and related methods for stationary digital chest tomosynthesis (s-DCT) imaging
EP3200148B1 (en) * 2014-10-31 2019-08-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Image processing method and device
JP6519144B2 (ja) * 2014-11-06 2019-05-29 ソニー株式会社 内視鏡システム、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
CN105791655A (zh) * 2014-12-19 2016-07-20 宁波舜宇光电信息有限公司 一种计算摄像模组的镜头畸变的方法
JP6682767B2 (ja) 2015-03-23 2020-04-15 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよびシステム
USRE49930E1 (en) 2015-03-26 2024-04-23 Universidade De Coimbra Methods and systems for computer-aided surgery using intra-operative video acquired by a free moving camera
EP3284252B1 (en) 2015-04-13 2021-07-21 Universidade De Coimbra Methods and systems for camera characterization in terms of response function, color, and vignetting under non-uniform illumination
CN105105698A (zh) * 2015-07-10 2015-12-02 中国科学院深圳先进技术研究院 内窥镜校准***及方法
CN105096324B (zh) 2015-07-31 2017-11-28 深圳市大疆创新科技有限公司 一种摄像装置标定方法及摄像装置
US20170053405A1 (en) * 2015-08-21 2017-02-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for calibration of a medical imaging system
US10176554B2 (en) * 2015-10-05 2019-01-08 Google Llc Camera calibration using synthetic images
US10835199B2 (en) * 2016-02-01 2020-11-17 The University Of North Carolina At Chapel Hill Optical geometry calibration devices, systems, and related methods for three dimensional x-ray imaging
CN105666274B (zh) * 2016-02-03 2018-03-09 华中科技大学 一种基于视觉控制的餐盘磨边方法
US11044390B2 (en) * 2016-02-10 2021-06-22 Karl Storz Imaging, Inc. Imaging system for identifying a boundary between active and inactive portions of a digital image
US9792674B2 (en) * 2016-03-10 2017-10-17 Netflix, Inc. Perspective correction for curved display screens
US9965870B2 (en) * 2016-03-29 2018-05-08 Institut National D'optique Camera calibration method using a calibration target
WO2017168986A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ソニー株式会社 制御装置、内視鏡撮像装置、制御方法、プログラムおよび内視鏡システム
CN106993126B (zh) * 2016-05-11 2023-04-07 深圳市圆周率软件科技有限责任公司 一种将镜头图像展开为全景图像的方法及装置
US10339662B2 (en) 2016-05-23 2019-07-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Registering cameras with virtual fiducials
US10027954B2 (en) 2016-05-23 2018-07-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Registering cameras in a multi-camera imager
US10326979B2 (en) 2016-05-23 2019-06-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Imaging system comprising real-time image registration
EP3264360A1 (en) * 2016-06-28 2018-01-03 Dassault Systèmes Dynamical camera calibration
EP3264359A1 (en) * 2016-06-28 2018-01-03 Dassault Systèmes A computer-implemented method of calibrating a camera
CN106327478A (zh) * 2016-08-31 2017-01-11 北京的卢深视科技有限公司 一种鱼眼全景图像合成处理方法及装置
WO2018044694A1 (en) * 2016-09-02 2018-03-08 Gopro, Inc. Continuous slanted edge focus measurements system
EP3513382B1 (en) 2016-09-14 2020-09-02 Fraunhofer Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung E.V. Pattern detection
EP3338969A3 (en) * 2016-12-22 2018-07-25 Seiko Epson Corporation Control apparatus, robot and robot system
CN106791817B (zh) * 2016-12-27 2019-03-15 歌尔股份有限公司 待组装镜头与影像传感器的组装方法
WO2018170181A1 (en) 2017-03-14 2018-09-20 Universidade De Coimbra Systems and methods for 3d registration of curves and surfaces using local differential information
GB2560948B (en) * 2017-03-29 2020-12-30 Imagination Tech Ltd Camera Calibration
CN107071279A (zh) * 2017-04-01 2017-08-18 深圳市圆周率软件科技有限责任公司 一种全景图像画面稳定的方法及***
CN107063709A (zh) * 2017-04-05 2017-08-18 东风柳州汽车有限公司 汽车视觉测量***标定室
CN107330941A (zh) * 2017-05-24 2017-11-07 西安应用光学研究所 大视场相机近场标校的精密靶标***及方法
US11344180B2 (en) * 2017-06-15 2022-05-31 Children's National Medical Center System, apparatus, and method for calibrating oblique-viewing rigid endoscope
US10089753B1 (en) * 2017-07-05 2018-10-02 Almotive Kft. Method, system and computer-readable medium for camera calibration
JP6996901B2 (ja) * 2017-08-17 2022-01-17 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 内視鏡システム
US10722102B2 (en) 2017-09-05 2020-07-28 Arthrex, Inc. Endoscope field stop encoding system and method
US10825152B2 (en) 2017-09-14 2020-11-03 Canon U.S.A., Inc. Distortion measurement and correction for spectrally encoded endoscopy
US10432912B2 (en) 2017-09-29 2019-10-01 Waymo Llc Target, method, and system for camera calibration
CN107808400B (zh) * 2017-10-24 2021-11-26 上海交通大学 一种摄像机标定***及其标定方法
US10852731B1 (en) * 2017-12-28 2020-12-01 Waymo Llc Method and system for calibrating a plurality of detection systems in a vehicle
US10477186B2 (en) * 2018-01-17 2019-11-12 Nextvr Inc. Methods and apparatus for calibrating and/or adjusting the arrangement of cameras in a camera pair
CN108305294B (zh) * 2018-01-19 2021-06-15 长春希达电子技术有限公司 一种带网格目标的相机图像曲面精确标定方法
CN108709566B (zh) * 2018-04-10 2023-06-16 浙江大学 数字近景摄影测量参数测定与可靠性检验的装置及方法
EP3561773B1 (en) * 2018-04-26 2022-03-02 Continental Automotive GmbH Online evaluation for camera intrinsic parameters
CN108489395B (zh) * 2018-04-27 2019-03-22 中国农业大学 视觉测量***结构参数标定和仿射坐标系构建方法与***
CN108830906B (zh) * 2018-05-31 2023-10-24 福州大学 一种基于虚拟双目视觉原理的摄像机参数自动标定方法
US10269141B1 (en) 2018-06-04 2019-04-23 Waymo Llc Multistage camera calibration
CN108938086A (zh) * 2018-06-08 2018-12-07 艾瑞迈迪医疗科技(北京)有限公司 内窥镜畸变矫正方法及手术导航设备
CN110827356A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 广东若铂智能机器人有限公司 一种基于机器臂的相机快速标定方法
US11857151B2 (en) * 2018-09-12 2024-01-02 Steris Instrument Management Services, Inc. Systems and methods for standalone endoscopic objective image analysis
CN111047649B (zh) * 2018-10-15 2024-07-12 华东交通大学 一种基于最优偏振角的相机高精度标定方法
WO2020107196A1 (zh) * 2018-11-27 2020-06-04 深圳市大疆创新科技有限公司 一种对拍摄装置的拍摄质量评测方法、装置及终端设备
US10735716B2 (en) * 2018-12-04 2020-08-04 Ford Global Technologies, Llc Vehicle sensor calibration
CN111354047B (zh) * 2018-12-20 2023-11-07 精锐视觉智能科技(上海)有限公司 一种基于计算机视觉的摄像模组定位方法及***
US11042034B2 (en) 2018-12-27 2021-06-22 Facebook Technologies, Llc Head mounted display calibration using portable docking station with calibration target
US20200234467A1 (en) * 2019-01-18 2020-07-23 Nec Laboratories America, Inc. Camera self-calibration network
US11681030B2 (en) 2019-03-05 2023-06-20 Waymo Llc Range calibration of light detectors
WO2020181511A1 (zh) * 2019-03-12 2020-09-17 深圳市大疆创新科技有限公司 测试拍摄稳定性的方法、校准装置和校准***
CN109978959B (zh) * 2019-03-29 2021-06-29 北京经纬恒润科技股份有限公司 一种摄像头径向畸变修正参数标定方法、装置及***
US10623727B1 (en) 2019-04-16 2020-04-14 Waymo Llc Calibration systems usable for distortion characterization in cameras
US10964058B2 (en) * 2019-06-21 2021-03-30 Nortek Security & Control Llc Camera auto-calibration system
US11277544B2 (en) 2019-08-07 2022-03-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Camera-specific distortion correction
AU2020362216A1 (en) 2019-10-07 2022-04-14 S&N Orion Prime, S.A. Systems and methods for characterization of an endoscope and automatic calibration of an endoscopic camera system
US11747453B1 (en) 2019-11-04 2023-09-05 Waymo Llc Calibration system for light detection and ranging (lidar) devices
CN111179184B (zh) * 2019-11-29 2021-05-04 广东工业大学 基于随机抽样一致性的鱼眼图像有效区域提取方法
US11448497B2 (en) * 2019-12-18 2022-09-20 The Boeing Company Systems and methods of determining image scaling
CN113012053B (zh) * 2019-12-20 2022-05-27 北京航空航天大学 一种集成成像桌面3d显示的360°视差图像校正方法
CN111197984A (zh) * 2020-01-15 2020-05-26 重庆邮电大学 一种基于环境约束下的视觉-惯性运动估计方法
CN111862051B (zh) * 2020-02-04 2021-06-01 牧今科技 执行自动相机校准的方法和***
US11508088B2 (en) 2020-02-04 2022-11-22 Mujin, Inc. Method and system for performing automatic camera calibration
CN113655678B (zh) * 2020-04-29 2023-05-26 西门子(深圳)磁共振有限公司 医学影像***中3d相机的安装引导方法和装置
CN115516513A (zh) * 2020-05-06 2022-12-23 奇跃公司 基于卷积的相机和显示器校准
CN114730064A (zh) * 2020-07-15 2022-07-08 核心光电有限公司 扫描折叠相机的视点像差校正
CN112184662B (zh) * 2020-09-27 2023-12-15 成都数之联科技股份有限公司 应用于无人机图像拼接中的相机外参数初始方法及***
CN112415010B (zh) * 2020-09-30 2024-06-04 成都中信华瑞科技有限公司 一种成像检测方法及***
US11663704B2 (en) 2021-04-28 2023-05-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Distortion correction via modified analytical projection
US11928834B2 (en) 2021-05-24 2024-03-12 Stryker Corporation Systems and methods for generating three-dimensional measurements using endoscopic video data
CN113450398B (zh) * 2021-08-31 2021-11-19 北京柏惠维康科技有限公司 标定物中的标记物的匹配方法、装置、设备及可读介质
CN113516721B (zh) * 2021-09-13 2021-11-12 中科慧远视觉技术(北京)有限公司 一种基于多相机的测量方法、装置及存储介质
US11812146B2 (en) * 2021-12-02 2023-11-07 Fotonation Limited Method and system for camera motion blur reduction
US11887513B2 (en) * 2022-02-02 2024-01-30 Google Llc Case for smartglasses with calibration capabilities
US11937970B2 (en) 2022-05-05 2024-03-26 GE Precision Healthcare LLC System and method for calibrating a camera feature detection system of an x-ray system
CN115690226B (zh) * 2022-10-27 2024-02-13 合肥中科君达视界技术股份有限公司 一种基于Scheimpflug定律的大视场3D轮廓测量仪标定方法
CN117146647B (zh) * 2023-10-31 2023-12-22 南通蓬盛机械有限公司 一种光学瞄准镜的速调校准方法及***

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6173087B1 (en) 1996-11-13 2001-01-09 Sarnoff Corporation Multi-view image registration with application to mosaicing and lens distortion correction
US6101288A (en) 1997-07-28 2000-08-08 Digital Equipment Corporation Method for recovering radial distortion parameters from a single camera image
US6002525A (en) 1998-07-06 1999-12-14 Intel Corporation Correcting lens distortion
US7366562B2 (en) * 2003-10-17 2008-04-29 Medtronic Navigation, Inc. Method and apparatus for surgical navigation
JP3429280B2 (ja) 2000-09-05 2003-07-22 理化学研究所 画像のレンズ歪みの補正方法
GB2380887A (en) 2001-10-13 2003-04-16 Isis Innovation Lens distortion correction using correspondence points within images which are constrained to lie on the same epipolar curve
US20030141433A1 (en) 2002-01-31 2003-07-31 Gordon Gary B. Solid state image sensor array for correcting curvilinear distortion of a camera lens system and method for fabricating the image sensor array
US7429999B2 (en) * 2004-05-24 2008-09-30 CENTRE DE RECHERCHE INDUSTRIELLE DU QUéBEC Camera calibrating apparatus and method
JP4496354B2 (ja) * 2004-06-18 2010-07-07 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 カメラ校正のための透過型校正器具とその校正法
JP3779308B2 (ja) * 2004-07-21 2006-05-24 独立行政法人科学技術振興機構 カメラ校正システム及び三次元計測システム
JP4631048B2 (ja) * 2005-02-14 2011-02-16 国立大学法人岩手大学 撮像装置及び撮像系パラメータの校正方法
CN100534378C (zh) * 2006-09-21 2009-09-02 上海华富数控设备有限公司 医用内窥镜本体三维定位***和方法
US7892165B2 (en) * 2006-10-23 2011-02-22 Hoya Corporation Camera calibration for endoscope navigation system
US8405711B2 (en) * 2007-01-09 2013-03-26 Capso Vision, Inc. Methods to compensate manufacturing variations and design imperfections in a capsule camera
US8223193B2 (en) * 2009-03-31 2012-07-17 Intuitive Surgical Operations, Inc. Targets, fixtures, and workflows for calibrating an endoscopic camera
CN101632570B (zh) * 2009-08-03 2012-06-13 深圳先进技术研究院 医用内窥镜标定方法
WO2014054958A2 (en) 2012-10-05 2014-04-10 Universidade De Coimbra Method for aligning and tracking point regions in images with radial distortion that outputs motion model parameters, distortion calibration, and variation in zoom

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220121655A (ko) * 2021-02-25 2022-09-01 배철환 공칭 검사용 텔레센트릭 광학 시스템
KR102481722B1 (ko) * 2021-02-25 2022-12-26 배철환 공칭 검사용 텔레센트릭 광학 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US20140285676A1 (en) 2014-09-25
EP2742484A1 (en) 2014-06-18
CN103827917B (zh) 2017-06-09
PT2742484T (pt) 2017-01-02
CN103827917A (zh) 2014-05-28
EP2742484B1 (en) 2016-08-31
US9438897B2 (en) 2016-09-06
JP2014529389A (ja) 2014-11-06
WO2013015699A1 (en) 2013-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5989113B2 (ja) 1つまたは複数のチェッカーボードパターンの画像を用いた自動カメラキャリブレーションの方法および装置
Melo et al. A new solution for camera calibration and real-time image distortion correction in medical endoscopy–initial technical evaluation
Schmalz et al. An endoscopic 3D scanner based on structured light
JP2015128242A (ja) 画像投影装置及びそのキャリブレーション方法
WO2013038656A1 (ja) 投影像自動補正システム、投影像自動補正方法およびプログラム
US10776937B2 (en) Image processing apparatus and image processing method for setting measuring point to calculate three-dimensional coordinates of subject image with high reliability
JP2012088114A (ja) 光学情報処理装置、光学情報処理方法、光学情報処理システム、光学情報処理プログラム
JP6899894B2 (ja) パターン検出
US10319105B2 (en) Method and system for calibrating an image acquisition device and corresponding computer program product
Shim et al. Time-of-flight sensor and color camera calibration for multi-view acquisition
JP6615486B2 (ja) カメラキャリブレーション装置、方法及びプログラム
Zhu et al. Robust plane-based calibration of multiple non-overlapping cameras
CN114022547A (zh) 一种内窥镜图像检测方法、装置、设备及存储介质
CN110136048A (zh) 一种图像配准方法及***、存储介质及终端
Lin et al. Tissue surface reconstruction aided by local normal information using a self-calibrated endoscopic structured light system
US20230070281A1 (en) Methods and systems of generating camera models for camera calibration
WO2016194179A1 (ja) 撮像装置、内視鏡装置及び撮像方法
Rosebrock et al. Generic camera calibration and modeling using spline surfaces
JP2018044942A (ja) カメラパラメータ算出装置、カメラパラメータ算出方法、プログラム、及び記録媒体
JP4548228B2 (ja) 画像データ作成方法
JP2018088228A (ja) 交点検出装置、カメラ校正システム、交点検出方法、カメラ校正方法、プログラムおよび記録媒体
JP6529345B2 (ja) 画像合成装置及び画像合成方法
Stehle et al. Dynamic distortion correction for endoscopy systems with exchangeable optics
US20220412727A1 (en) Shape reconstruction method and image measurement device
PirahanSiah et al. Pattern image significance for camera calibration

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5989113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250