JP5988670B2 - データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ処理装置、データ処理方法、及びプログラムに関するものである。
従来から、データ処理装置、例えばファクシミリ装置(ファクス)を使用した受発注業務が行われている。仲介業者では案件/お客様ごとに、各メーカからファクス受信した見積書を1文書で管理するユースケースが存在する。
そして、仲介業者は、案/お客様との交渉結果に応じて、各メーカヘ見積書をファクスで返信する。ファクス送信の技術としては、スキャンした原稿データのページ属性が同一のページをまとめてファクス送信する技術が存在する(特許文献1)。また、異なる形式の文書を1つにまとめてファクス送信する技術が存在する(特許文献2)。
特開平8−242318号公報 特開2011−19197号公報
しかしながら、特許文献1の方法においては、複数原稿のファクス送信時に同一のページ属性の原稿データをまとめて送信する事ができるようになるが、前述したユースケースである各メーカから受信した原稿データを1つの文書にまとめて管理する技術に関しては記載がない。
特許文献2の方法においては、ファクス送信時に異なる形式の文書ファイルを1つの文書ファイルにまとめる事が可能になるが、まとめた文書ファイルを異なる宛先へ振り分けて返信する技術に関しては記載がない。
よって、前述した本件が解決したいユースケースでは、1つにまとめて管理した文書を、各メーカにファクス返信する場合に、各メーカに返信する部分をその都度指定しなければならず、手間のかかる作業となっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、異なるあて先から受信した文書を1文書にまとめて管理して、且つまとめた文書を送信元のあて先へ自動的に振り分けながらファクス送信できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。
結合すべき複数の文書情報を受け付ける受付手段と、当該受け付けた複数の文書情報それぞれについて各文書情報の送信先情報と関連付けた状態で、当該複数の文書情報を結合した結合文書を作成する作成手段と、前記作成手段で作成した前記結合文書を管理する管理手段と、前記管理手段で管理されている前記結合文書の送信指示を行う指示手段と、前記指示手段により前記結合文書の送信指示が為された場合、前記結合文書に結合されている複数の文書情報を、各文書情報に関連付けられている送信先情報毎に送信先を振り分けて送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、異なるあて先から受信した文書を1文書にまとめて管理して、且つまとめた文書を送信元のあて先へ自動的に振り分けながらファクス送信できる。
データ処理システムの構成を示す図である。 図1に示したデータ処理装置のハードウェア構成を示す図である。 画像処理装置内のハードウェア構成を説明するブロック図である。 データ処理装置のソフトウェア構成を説明するブロック図である。 図4に示した文書管理UI部が表示する文書管理UIの一例を示す図である。 図4に示した文書管理部が管理している文書データの属性情報を示す図である。 データ処理装置で扱う結合文書のデータ構造を示す図である。 文書構造データを示す図である。 ジョブ処理で表する結合文書UIの一例を示す図である。 データ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 データ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 データ処理装置のUI画面例を示す図である。 データ処理装置のソフトウエア構成を説明するブロック図である。 データ処理装置のUI画面例を示す図である。 データ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 データ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 データ処理装置のUI画面例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を含むデータ処理システムの構成を示す図である。本例は、データ処理装置と印刷やファクス送受信機能処理を実行可能な画像処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムであり、かつ、画像処理装置が公衆回線を介して他のファクス装置と通信可能なシステムである。なお、本実施形態に示すデータ処理装置は、文書情報を送受信するデータ処理装置を例とする。
図1において、100−1及び100−2はデータ処理装置であって、画像処理装置102に対して印刷およびファクス送信(以後、印刷とファクスを区別しない場合は、出力処理と記述する)を指示するユーザが使用するコンピュータである。102は複合機であって、プリンタ機能のほか、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、ファイル送信機能等を備える。
なお、データ処理装置100−1及びデータ処理装置100−2には、所定のオペレーティングシステム(OS)がインストールされ、かつ、特定の機能処理を実行する各種のアプリケーションもインストールされている。
ここで、特定の機能処理とは、文書処理、表計算処理、プレゼンテーション処理、画像処理、図形処理等が含まれ、各アプリケーションはそれぞれ独自のデータ構造(ファイル構造)を備える。さらに、OSは、各ファイルの識別子を参照して対応するアプリケーションに印刷指示(以後、OSや後述する結合アプリケーションの処理として、「印刷」と記述した場合には、補足しない限りファクス送信も同様である旨が含まれるものとする)を行える構成となっている。
また、本実施形態を示すデータ処理装置100−1及び100−2には、デスクトップ上の様々な機能を結合して管理する結合アプリケーションがインストールされている。
ここで、結合アプリケーションは、印刷やファクス業務を改善する機能処理、情報を結合管理する機能、印刷コストを削減する機能、紙の電子化業務を改善する機能、電子文書による承認業務のための機能、社内の情報を共有する機能を備えている。
印刷やファクス業務を改善する機能処理には、フォーマットの異なるアプリケーションデータをまとめて一括して出力処理を画像処理装置に指示する機能処理が含まれている。
本実施形態では、上記フォーマットの異なるアプリケーションデータをまとめて一括して出力処理の実現手段として、結合される文書情報のファイル形式(データ構造)がPDF(Portable Document Format)文書の例を示すが、結合管理可能な文書であれば、ファイル形式がPDF文書に限定されるものではない。また、各アプリケーションも特定のアプリケーションに限定されるものではない。
104は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)であって、LAN104を介して上記装置は情報の相互通信を行っている。105は公衆回線であって、画像処理装置102とファクス装置106とがこの公衆回線105を介してファクスデータの送受信を行っている。106は外部に設置されているファクス装置(FAX装置)であり、画像処理装置102から送信されたファクスデータを受信する。
また、本実施形態に示す画像処理装置は、LAN104を介して受信したインターネットファクスデータを同じくIP−FAX107、108に転送可能に構成されている。ここで、インターネットファクス(iFAX)とは電子メールプロトコルに従って電子メールに添付されたファクス形式の画像データを送受信するものである(T.37/T.38プロトコル)。電子メールプロトコルとしては送信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、受信プロトコルとしてSMTP、POP3(Post Office Protocol(Ver.3))を用いる。
ここで、T.38プロトコルとは、ファックス信号をIPファクス・パケットへエンコードし、そしてその信号を、IPネットワークを通して受け手側のゲートウエイへ送る。そして、受け手側のゲートウエイは、IPファクス・パケットをファックス信号へデコードし、反対側のファクシミリ装置にPSTNコールをする機能を提供するプロトコルである。
図2は、図1に示したデータ処理装置100−1及び100−2のハードウェア構成を示す図である。
図2において、データ処理装置100−1及び100−2には、ユーザによる操作入力を受信する入力デバイスであるキーボード205とポインティングデバイス206が設けられている。さらに、データ処理装置200は、ユーザに視覚的な出力情報フィードバックを与える表示部202を備える。なお、表示部202には、後述するUI画面を表示して、ユーザから分割ファクス送信確認指示や、章の情報入力を受け付けたり、警告情報をユーザに通知したりする。
さらに、データ処理装置100−1及び100−2には、本実施形態における各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスとして、RAM203,HDD207,ROM204,CD−ROM208が設けられる。さらに、外部機器との通信を行うインタフェースデバイスI/O209を備え、プログラム実行を行うCPU201を備える。
なお、周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。データ処理装置100−1及び100−2は、この外部機器接続I/Fを介して画像処理装置102と接続しても良い。
図3は、図1に示した画像処理装置内のハードウェア構成を説明するブロック図である。なお、本例は、スキャナ機能と、プリンタ機能と、そしてファクス機能を有する複合機(MFP(Multi Function Peripheral))の例を示す。
図3において、301はI/Oで、ネットワーク(LAN)104などの通信媒介を介してデータ処理装置100−1、100−2と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。
このI/O 301を通して、画像処理装置102は、デバイスIDやスキャンイメージをデータ処理装置100に渡す。またデータ処理装置100−1、100−2より、各種の制御コマンドを受けて処理を行う。
I/F制御部302は、画像処理装置102に搭載されているスキャナやプリンタやまたはファクスなどの処理系に関してデバイスIDを発行する制御をおこなっている。RAM303は、一次記憶装置で、I/O301で取得した制御コマンドなどの外部データや、スキャナエンジン313で読み取られたイメージを格納するに使用される。さらに、RAM303は、プリンタコントローラ310で展開されたプリンタエンジン306に渡される前にイメージの格納などに使用される。
RAM303の割り当て管理はRAM制御部304が行っている。画像データ調歩回路305は、プリンタコントローラ310やスキャナエンジン313によって取り込まれたRAM制御部304に展開されたイメージをプリンタエンジン306の回転にあわせて出力する装置である。
プリンタエンジン306は紙などの出力メディアにイメージを現像する装置である。メインコントローラ308は、エンジンI/F307によりプリンタエンジン306の各種制御を行う。
また、メインコントローラ308は、制御の要のモジュールであり、スキャナコントローラ309やプリンタコントローラ310やファクスコントローラ311にI/O301経由でデータ処理装置100−1,100−2より受け取る制御言語の適切な振り分け処理を行う。さらに、メインコントローラ308は、それぞれのコントローラやユーザインタフェース312からの指示を受けてプリンタエンジン306やスキャナエンジン313の制御を行う。
メインコントローラ308と各種コントローラの間の制御インタフェースを統一することにより、一つの周辺機器に複数種類の制御コマンドを処理可能な拡張ボードが搭載可能になる。また現在搭載されている拡張コントローラのデバイスIDを各コントローラより取得し管理するのもメインコントローラ308の役割である。
スキャナコントローラ309はデータ処理装置100−1,100−2より受けたスキャン制御コマンドをメインコントローラ308が解釈可能な内部実行命令に分解する。またスキャナエンジン313で読み取ったイメージをスキャン制御コマンドに変更する。
プリンタコントローラ310はデータ処理装置100−1,100−2より受けたページ記述言語をメインコントローラ308が解釈可能なページ記述言語の展開イメージなどを含む内部実行命令に分解する。展開イメージはプリンタエンジンまで運ばれ、用紙などの出力メディアに印刷される。
ファクスコントローラ311は、データ処理装置100−1,100−2より受けたファクス制御言語をイメージに展開し公衆回線105、又はインターネット109を介して他のファクス装置106又はIP−FAX107,108へ転送する。ユーザインタフェースは、メインコントローラ308の各種設定や、スキャナ機能やプリンタ機能や、そしてファクス機能を直接画像処理装置102で実行する際に、ユーザによる指示の入出力手段として使用される。
スキャナエンジン313はメインコントローラ308の指示により光学装置を用いて印刷されたイメージを読み取り、電気信号に変換してメインコントローラ308に受け渡す。
図4は、図1に示したデータ処理装置100のソフトウェア構成を説明するブロック図である。
図4において、401は結合アプリケーションを示す。結合アプリケーションは本発明の各種処理を実行するためのユーザインタフェースを備え、ユーザからの要求を受け付けて、各種機能の実行を統括的に管理している。結合アプリケーション401は、データ処理装置100−1のHDD207にインストールされ、RAM203にロードされCPU201により実行される。後述するフローチャートの各処理ステップは、補足が無い限り結合アプリケーション401が実行することとする。
なお、結合アプリケーションは文書管理UI部402、文書管理部403、電話番号属性設定部404、結合文書UI部405、結合文書作成部406、結合文書送信部407、送信先判断部408、電話番号解析部409等から構成されている。なお、文書管理UI部402は、図5で示すユーザインタフェースの構築やユーザからの各種入力操作を受け付けて処理を行う。なお、文書管理部403は、各種形式の文書データの管理と、各文書データの属性情報の管理を行う。また、結合文書UI部405は、図9で示すユーザインタフェースの構築やユーザからの各種入力操作を受け付けて処理を行う。
結合文書送信部407は、結合文書をプリンタドライバ410もしくはファクスドライバ411に送信する処理を実行する。送信先判断部408は、結合文書の送信時に送信先がプリンタドライバかファクスドライバか否かを判断する処理を実行する。
409は電話番号解析部で、前述した文書データの属性情報(図6)の電話番号と.章属性の電話番号情報(図8に示す電話番号情報803、804)を解析する処理を実行する。410はプリンタドライバ、411はファクスドライバを示す。それぞれHDD207にシステムアプリケーションとしてインストールされ、通信可能な画像処理装置に印刷ジョブを送信する。結合アプリケーションは、結合文書UI部より結合文書の本文データをプリンタドライバもしくはファクスドライバに送信処理する。なお、本実施形態において、電話番号情報803、804を送信先情報として抽出することで、後述する結合すべき文書の処理を行う際に参照される。
図5は、図4に示した文書管理UI部402が表示部202に表示する文書管理UIの一例を示す図である。
図5において、501はウインドウを示す。502はフォルダツリーを示す。503はフォルダ名(bbb)を示す。504はファイルビューで、フォルダツリー502で指定されたフォルダ内に格納されている文書ファイル群を表示する。
505は文書ファイルを表すファイルアイコンを示す。506は文書ファイル名を示す。文書管理部403で管理される文書ファイルは、ファクス受信文書だけでなく一般的なファイルシステムで管理される文書ファイルでも構わない。
507は文書管理UIの処理を実行するためのツールボタン群を示す。508は結合文書作成ボタンで、ファイルアイコン505を選択した後、結合文書作成ボタン508を押すと、ファイルアイコンに対応する文書データを結合した結合文書の作成を行う。作成した結合文書は文書管理部403で管理される。509は電話番号設定ボタンを示す。前述した自動設定でなくても、ファイルアイコン505を選択して電話番号設定ボタンを押すと、ファイルアイコンに対応する文書データの電話番号属性が設定可能である。電話番号属性設定部は、図6で示す文書データの属性情報の1つである電話番号の設定を行う。
図6は、図4に示した文書管理部403が管理している文書データの属性情報の―例を示す図である。
図6において、属性情報は、文書名(Name)、ファイルパス(<FilePath>)、ファイルサイズ(<Size>)や作成日(<CreateDate>)、ファクス受信した際の送信元の電話番号(FaxNumber)を含んでいる。ファクス受注業務に特化したシステムで受信したファクス文書の場合は、自動的に送信元の電話番号が電話番号属性設定部404により文書データの電話番号属性に設定されている。
図7は、本実施形態を示すデータ処理装置で扱う結合文書のデータ構造を示す図である。
図7において、701はヘッダで、後述するデータが紐付けされて管理される。702は結合文書の本文データで、複数の文書ファイルを結合して管理したデータである。複数の文書ファイルを結合した本文データ702に変換する方法は特許文献2で公知技術である。703はオリジナルデータで、結合文書の作成元の文書データある。そのため、オリジナルデータは複数文書で構成されて構わない。
704は文書構造データで、本文データ702のドキュメント、章、ページの情報や、章の属性情報を管理する。
図8は、図7に示した文書構造データ704の詳細を示す図である。
図8において、結合文書の本文データは、ドキュメント801、章802、ページ805の構成を持つ。ドキュメントは本文データ全体を示す。ページは本文データの1ページに対応する。章は1ページ以上のージを持ち、ドキュメントに1つ以上存在する。章には章属性が存在し、各章に電話番号情報803、804を持つ事が可能である。また、章属性の<IncludePages>は、その章に属するページIDを示している。
図9は、本実施形態を示すデータ処理で表する結合文書UIの一例を示す図である。なお、本UIは、結合文書UIは文書管理部403から結合文書のオープン処理を受けると、指示を受けた結合文書をオープンし結合文書UIとして表示する。
図9において、901はウインドウを示す。902は結合文書の文書名を示す。903は結合文書の章を示す。904は結合文書のページを示す。902〜904は図8で示した文書構造と対応している。
905は結合文書の本文データのサムネイル表示を示す。906は送信先ドライバ選択コントロールを示す。送信先ドライバ選択コントロール906は、HDD207にインストールされたプリンタドライバ410とファクスドライバ411の一覧を選択肢として表示し、ユーザからの指示に応じて送信先ドライバを決定する。
907は送信ボタンを示す。送信ボタン907はユーザからの指示に応じて送信先ドライバヘ結合文書の本文データの送信処理を行う。
図10は、本実施形態を示すデータ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、結合文書作成処理例を示す。以下、図9の結合文書UIを用いて各処理ステップについて説明する。各ステップは、CPU201がRAM203にロードする制御プログラム(図4に示したモジュール)を実行することで実現される。以下、各モジュールを制御主体として説明する。
S1001で、結合元文書を受付る。結合元文書の受付には、結合元文書から新規に結合文書を作成するパターン(以後、新規作成パターン)と、作成済みの結合文書に結合元文書を追加するパターン(以後、追加パターン)がある。
具体的には、ユーザが前述した図5に示した文書管理UIでファイルアイコン505を選択して、結合文書作成ボタン508を実行するパターンが新規作成パターンの一例である。
一方、結合文書UIからファイル追加メニュー等を実行して、文書管理部403が管理する文書ファイルを指定するパターンが追加パターンの一例である。
ここで、新規作成パターンでは、文書管理UI部402がユーザからの新規作成指示に応答して、結合文書作成部406に結合元文書の属性情報(図6)を与える処理となる。追加パターンでは、結合文書UI部405がユーザからの追加指示に応答して、文書管理部403から結合元文書の属性情報を取得し、結合文書作成部406に渡す処理となる。
次に、S1002で、電話番号解析部409が結合元文書の属性情報に電話番号が存在するか否かを判断する。具体的には、電話番号解析部409が結合文書作成部406から結合元文書の属性情報を取得し、電話番号属性が存在するか否かを解析する。
詳細には、図6で示した属性情報の<FaxNumber>のタグが存在するか否かで判断する。電話番号解析部409は、<FaxNumber>タグが存在すると電話番号解析部409が判断した場合は、S1003へ進む。
一方、<FaxNumber>タグが存在しないと電話番号解析部409が判断した場合、S1011へ進む。
S1003は、電話番号解析部409が前述した<FaxNumber>タグの属性値を取得する。
図6の例では、<FaxNumber>タグに囲まれた“1234567890"が属性値として取得される。S1004は、電話番号解析部409がS1003で取得した属性値が電話番号か否かを判断する。なお、電話番号には「0」から「9」までの数値および一部の記号とアルファベットが使用可能である。ここで、電話番号解析部409は、取得した属性値が、ASCII文字コードの「0x20」から「0x7e」までのコード範囲に含まれるか否かで判断を行う。
また、電話番号解析部409は、属性値のバイト長が、規定バイト数(仮に45バイトとする)よりも長いか否かの判断も行う。属性値が全て前記文字コードの範囲に収まり、且つ規定バイト数以内の場合は、電話番号であると電話番号解析部409が判断して、S1005へ進む。
一方、属性値のうち1文字でも文字コードの範囲から外れているものが存在すると電話番号解析部409が判断した場合は、電話番号ではないと判断して、S1011へ進む。
ここで、電話番号の判断基準は、前述した文字コードの範囲で行わなければいけないわけではない、システムの特性に合わせて文字コードの範囲を広げる(もしくは狭める)ことを行って構わない。
また、規定バイト数に関しても同様に、システムの特性に合わせて変更して構わない。 S1005では、結合文書作成部406が結合文書の章属性の電話番号情報を取得する。具体的には、結合文書作成部406は、図8に示した章属性の電話番号情報803、804の値を取得する。電話番号情報803の例では“1234587890"がChapter1の章属性の電話番号情報の値として取得される。
複数の章が存在する場合は、全ての章に対して取得を行う。前述した新規作成パターンの場合は図8で示す文書構造データが存在しないため、本処理ステップはスキップする。 S1006では、電話番号解析部409は、結合元文書の電話番号が新規電話番号か否かを判断する。具体的には、電話番号解析部409は、S1003で取得した結合元文書の電話番号と、S1005で取得した結合文書の章属性の電話番号を比較する。そして、電話番号解析部409は、結合文書の各章の章属性の電話番号と結合元文書の電話番号が一致しないと判断した場合、新規電話番号と判断してS1007に進む。
一方、電話番号解析部409は、結合文書の章の章属性の電話番号と結合元文書の電話番号が一致すると判断した場合は、既存の電話番号と判断してS1010へ進む。
その際に電話番号解析部409は、電話番号が一致した章の章属性タグの<ID>を結合文書作成部406に伝える。新規作成パターンの場合、結合文書の章属性が存在しないため、自ずとS1007に進む事になる。S1007は結合文書に新規章を作成する処理ステップである。結合文書作成部406は、結合元文書用に新規章を結合文書に作成する。
結合文書作成部406は、図8で示す文書構造データに新規で<Chapter>タグを作成し、<Chapter>の要素として章属性のタグ(<ID>、<Name>、<IncludePages>、<FaxNumber>など)を作成する。新規作成パターンの場合、図8で示す文書構造データ自体を新規作成した上で、前述の処理を実行する。S1008では、S1007で、新規に作成した章に結合元文書を挿入する。結合文書作成部406は、結合元文書を結合文書の本文データに結合する。
そして、結合文書作成部406は、本文データ内の結合元文書の部分のページ番号を、S1007で作成した章属性のタグ<IncludePages>に格納する。作成した章および挿入した結合元文書は、結合文書UI部405によって、結合文書UI(903、904、905)に表示される。
S1009では、結合文書作成部406がS1007で、新規に作成した章の章属性の電話番号情報に結合元文書の電話番号を格納する。具体的には、結合文書作成部406は、S1007で作成した章の章属性の電話番号情報(<FaxNumber>タグ)に、S1003で取得した結合元文書の電話番号を格納する。
S1010では、結合文書作成部406が結合文書の既存の章に結合元文書を挿入する。具体的には、結合文書作成部406は、S1006で電話番号解析部409から取得した章の章属性タグの<ID>で示される章に結合元文書を挿入する。さらに、結合文書作成部406は、結合元文書を結合文書の本文データに結合する。そして、結合文書作成部406は、本文データ内の結合元文書の部分のページ番号を、S1006で電話番号解析部409から取得した章の章属性タグの<ID>で示される章の章属性タグ<IncludePages>に格納する。挿入した結合元文書は、結合文書UI部405によって結合文書UI(903、904、905)に表示される。
一方、S1011では、章属性が送信先情報でないと判断された場合なので、結合文書作成部406が結合文書に新規章を作成して、S1012で、結合文書作成部406がS1011で新規に作成した章に結合文書を挿入して、本処理を終了する。以上が、結合文書作成処理のフローの説明となる。
本処理により、異なる電話番号を持つ結合元文書を自動的に電話番号ごとに章分割した結合文書が作成可能になる。本フローチャートでは、1つの結合元文書を結合文書に結合する処理であるが、同時に複数の結合元文書を結合処理する事も可能である。その場合は、前述した処理ステップを1結合元文書ごとに実行することで実現可能である。
図11は、本実施形態を示すデータ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、データ処理装置による結合文書送信処理例である。以下、図9の結合文書UIを用いて各処理ステップについて説明する。各ステップは、CPU201がRAM203にロードする制御プログラム(図4に示したモジュール)を実行することで実現される。以下、各モジュールを制御主体として説明する。以下、本実施形態において、1つの文書情報に対して送信指示された場合、図8に示す章に対応づけられた送信先情報毎に送信先を振り分けて各章の文書情報を送信する処理を詳述する。
S1101では、結合文書UI部405が結合文書の送信処理を受け付ける。具体的には、結合文書UI部405は、ユーザからの送信指示に応答して結合文書の送信処理を受け付ける。結合文書UI部405は、結合文書の送信処理を受け付けると、結合文書送信部407に結合文書の送信処理を依頼する。ユーザがポインティングデバイス206で図9の送信ボタン907を押す操作が、結合文書の送信指示の一例である。
S1102では、送信先判断部408が結合文書の送信先がファクスドライバか否かを判断する。具体的には、送信先判断部408は、結合文書UI部405で送信先として指定されている送信先ドライバの情報を取得する。
そして、送信先判断部408は取得した送信先ドライバがプリンタドライバかファクスドライバか否かを判断する。ここで、送信先ドライバがファクスドライバであると送信先判断部408が判断した場合は、S1103へ進む。一方、送信先ドライバがファクスドライバではないと送信先判断部408が判断した場合は、S1109へ進み、章と送信の結果を表示して、本処理は終了する。S1103では、結合文書送信部407が結合文書の章属性を取得する。
具体的には、結合文書送信部407は、図8に示した各章に対応付けられた結合文書の章属性の電話番号情報803,804を取得する。次に、S1104では、結合文書UI部405は、S1103で取得した章属性の電話番号情報を図12に示すUI画面を用いてユーザに表示する。なお、本処理ステップは省略可能である。
図12は、本実施形態を示すデータ処理装置のユーザインタフェース画面例を示す図である。本例は、章属性の電話番号情報をユーザに表示する分割ファクス送信確認のためのUIの一例を示している。
図12において、1201はダイアログウインドウを示す。1202は章番号(章属性の<ID>タグ)と、それに対応する電話番号情報を表示するリストボックスを示す。1203は章番号列を示す。1204は電話番号情報列を示す。1205は送信有無列を示す。
なお、上記S1103において、電話番号情報が取得できなかった章は「送信しない」にセットされる。本UIで各章がどの電話番号にファクス送信されるのかユーザが確認できる。本UIでキャンセルボタン1206が指示することで送信処理のキャンセルが行われた場合は、本フローチャートの処理は終了となる。なお、OKボタン1207を指示すると、本画面表示が消える。
また、本UIの送信有無列1205で電話番号情報が取得できて「送信する」となった章を、ユーザが任意に「送信しない」に変更可能にしても良い。その場合、「送信しない」と指定した章は後続する処理ステップで送信対象外の章となる。なお、S1105〜S1108は各章ごとに処理が行われる。処理する順序は先頭の章から順でも任意の順でも構わない。
次に、S1105では、電話番号解析部409が送信対象の章の章属性に電話番号情報が存在するか否かを判別する第1の判別処理を行う。
具体的には、電話番号解析部409は、送信対象の章の章属性に電話番号情報が存在するか、否かを判別する。ここで、電話番号解析部409は、図8で示す章属性の電話番号情報803、804のタグが存在しなければ電話番号情報なしと判別する。また、図8で示す章属性の電話番号情報のタグが存在しても、電話番号情報の値が電話番号と判別できないと電話番号解析部409が判断した場合は、電話番号情報なしと判別する。
例えば図8に示した電話番号情報804で示されるような値が空の時、電話番号解析部409は、電話番号情報なしと判断する。電話番号情報の判断方法はS1004で前述した方法と同様で良い。
次に、S1106では、結合文書送信部407が送信対象の章に属するページを別文書として生成する。具体的には、結合文書送信部407は送信対象の章の章属性<IncludePages>に含まれるページを本文データから抜き出して別の文書データとして生成する。なお、結合文書送信部407が生成した文書データは、結合文書送信処理中に一時的にRAM203上に作成され、送信処理終了後には削除される。
次に、S1107では、結合文書送信部407が生成した文書データをファクス送信する。具体的には、結合文書送信部407は、S1106で生成した文書データを、送信対象の章の章属性の電話番号へファクスドライバ411を用いてファクス送信する。
そして、S1108では、結合文書送信部407が結合文書のすべての章について送信処理が終了したか否かを判断する。
具体的には、結合文書送信部407は、結合文書の全ての章について送信処理が終了したと判断した場合は、S1109へ進む。一方、結合文書送信部407は未処理の章が存在すると判断した場合は、S1105へ進み処理を繰り返す。
そして、S1109では、結合文書送信部407は、S1105〜S1108の送信結果をユーザに表示する。なお、本処理ステップは省略可能である。
結合文書送信部407は、S1107のファクス送信処理において送信エラーになった場合に、結合文書UI部405へ警告表示を指示する。以上が、結合文書送信処理のフローの説明となる。
これにより、結合文書のファクス送信において、自動的に電話番号ごとに本文データを分割して振り分けてファクス送信が可能になる。
本実施形態によれば、結合文書作成処理および結合文書送信処理により、異なる宛先からファクス送信される文書を1文書に結合して管理して、結合した文書を元の異なる宛先にファクス返信する作業が大幅に効率化される。また、電話番号属性が存在しない章はファクス送信から除外されるので、不用意に関係ないデータを送信することを防ぐことができるようになる。
なお、図6、図8で示した属性情報や文書構造データは、本明細書中はxml形式を一例として示したが、同様な情報が保持可能であれば別の形式でもかまわない。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を実現するための最良の形態について図面を用いて説明する。
システム構成、PCハードウェア構成、画像形成装置のハード構成に関しては第1実施形態と同様のため説明は省略する。
図13は、本実施形態を示すデータ処理装置のソフトウエア構成を説明するブロック図である。なお、図中の401〜411は、第1実施形態と同様であるため説明は省略する。以下、本実施形態の結合アプリケーションのコンポーネントについて説明する。
図13において、1301は結合文書編集部で、結合文書の本文データの章、ページを移動、削除などの編集処理を実行する。
図14は、図1に示したデータ処理装置の表示部202に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、章属性設定UI例である。
図14において、1401は章属性設定UIのウインドウを示す。1402は電話番号情報入カコントロールを示す。1403はキャンセルボタンを示す。1404はOKボタンを示す。
図15は、本実施形態を示すデータ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、結合文書の章属性変更処理例である。各ステップは、CPU201がRAM203にロードする制御プログラム(図4に示したモジュール)を実行することで実現される。以下、各モジュールを制御主体として説明する。
S1501では、結合文書UI部405が結合文書の章属性の変更を受け付ける。具体的には、結合文書UI部405はユーザが図9の章903をポインティングデバイス206で選択して、章属性変更メニューを実行する操作に基づく指示に応答して章属性の変更を受け付ける。
そして、S1502では、結合文書UI部405が章属性設定UIを表示する。具体的には、結合文書UI部405は、S1501の章属性の変更受付に応答して、章属性設定UIを表示部202に表示する。
なお、結合文書編集部1301は、章属性設定UIの表示の際に、結合文書UI部405から選択対象の章属性<ID>タグ情報(図8)を受け取り、章属性の<ID>タグ情報に対応する電話番号情報(<FaxNumber>)を取得する。そして、結合文書編集部1301は、取得した電話番号情報を電話番号情報入カコントロール1402にセットする。この処理により、既に電話番号情報が設定されている章が選択対象の場合、電話番号情報入カコントロールに電話番号がセットされた状態で、章属性設UIが表示される。
S1503では、結合文書UI部405が電話番号情報の変更を行う。具体的には、結合文書UI部405は、ユーザからの電話番号情報変更指示に応答して結合文書編集部1301に、選択対象の章の電話番号情報の変更を依頼する。
ユーザからの指示方法の一例としては、図14に示した電話番号情報入カコントロール1402にキーボード205を用いて入力を行い、Enterキーを押下する操作である。結合文書UI部405から電話番号情報変更処理の指示を受けると、結合文書編集部1301は、選択対象の章の章属性の電話番号情報(<FaxNumber>)の値を、電話番号情報入カコントロール1402の値へ変更する。
S1504では、電話番号解析部409がS1503で変更した電話番号情報が結合文書内で既存か否かを判別する第2の判別処理を行う。具体的には、電話番号解析部409は、S1503で変更した電話番号情報と、結合文書の各章属性の電話番号情報を比較する。そして、電話番号解析部409は、結合文書の章の章属性の電話番号と、変更した電話番号が一致したと判断した場合は、既存の電話番号と判別してS1505へ進む。
また、電話番号解析部409は、電話番号が一致した章の章属性タグの<ID>を結合文書編集部1301に通知する。
一方、電話番号解析部409は、結合文書の各章の章属性の電話番号と、変更した電話番号が一致しないと判別した場合は、新規電話番号と判断して、本処理を終了する。
S1505では、結合文書編集部1301が章の結合処理を実行する。具体的には、結合文書編集部1301は、S1504で電話番号解析部409より取得した章の属性タグ<ID>で示される章の<IncludePages>へ、選択対象の章の章属性タグ<IncludePages>のページ情報を追加する。
そして、結合文書編集部1301は選択対象の章(<Chapter>タグ)を削除する。以上が、章属性変更処理のフローの説明となる。
これにより、結合文書を作成した後でも章の電話番号情報の変更可能になる。さらに変更後に同じ電話番号が存在すれば自動的に章の結合が行われるため、同じ送信元の文書をまとめて管理する事が可能になる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を実現するための最良の形態について図面を用いて説明する。
システム構威、PCハードウェア構成、画像形成装置のハード構成に関しては第1実施形態と同様のため説明は省略する。また、ソフトウェア構成は、第2実施形態と同様のため説明は省略する。
図16は、本実施形態を示すデータ処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、結合文書のページ移動処理例である。各ステップは、CPU201がRAM203にロードする制御プログラム(図4に示したモジュール)を実行することで実現される。以下、各モジュールを制御主体として説明する。
S1601では、結合文書UI部405が結合文書のページ移動を受け付ける。具体的には、結合文書UI部405がユーザからの指示に応答してページ移動を受け付ける。ユーザの指示方法の一例としては、表示部202に表示される図9のページ904をポインティングデバイス206で選択して、別のページ位置までドラッグしてドロップする操作である。結合文書UI部405は移働元ページのページ<ID>と移動先のページ<ID>を結合文書編集部1301に渡す。
S1602では、結合文書編集部1301が移動元および移動先の章の章属性を取得する。具体的には、結合文書編集部1301は章の章属性(<IncludePages>)を検索し、S1601で結合文書UI部405から取得した移動元ページのページ<ID>が含まれる章を特定する。そして、結合文書編集部1301は、特定した章の章属性の電話番号情報(<FaxNumber>)を取得する。さらに、結合文書編集部1301は章の章属性(<IncludePages>)を検索し、S1601で結合文書UI部405から取得した移動先ページのページ<ID>が含まれる章を特定する。
そして、結合文書編集部1301は、特定した章の章属性の電話番号情報(<FaxNumber>)を取得する。
S1603では、電話番号解析部409が移動元と移動先の電話番号情報が異なるか否かを判別する第3の判別処理を行う。具体的には、電話番号解析部409は、S1602で取得した移動元の電話番号情報と移動先の電話番号情報を比較し一致するか否かを判別する。ここで、電話番号が異なると電話番号解析部409が判別した場合は、S1604へ進む。
一方、電話番号が一致すると電話番号解析部409が判別した場合は、S1606へ進む。
S1604では、電話番号解析部409が異なる電話番号情報の章へ移動することを制限させるため、ユーザにその旨をアイコン等を用いて警告する。具体的には、結合文書編集部1301は、電話番号解析部409から電話番号が異なる判断を受信すると、異なる電話番号情報間のページ移動と判断し、結合文書UI部405へ警告表示を指示する。結合文書UI部405は、警告表示指示を受信すると、図17で示すような警告メッセージを表示部202上に表示する。
S1605では、結合文書UI部405がページ移動を実行するか否かを判断する。具体的には、結合文書UI部405がS1604で表示した図17の警告メッセージでユーザがボタン1701を指示したと判断した場合は、ページ移動を実行すると判断して、S1606へ進む。
一方、図17の警告メッセージ画面において、ユーザがページ移動させないことを示すボタン1702を指示した場合は、結合文書UI部405がページ移動を実行しないと判断し、本フローチャートの処理は終了となる。
S1606では、結合文書編集部1301がページ移動を行う。具体的には、結合文書編集部1301は、移動元のページ<ID>と、移動先の章の章属性(<IncludePages>)に追加する。
以上が、結合文書のページ移動処理のフローの説明である。この処理により、電話番号情報が異なる章に不用意にページ移動が行われる事を防ぐ事が可能になる。本フローチャートでは警告表示を行い、ユーザの指示に応じてページ移動を可能にしたが、システムの特性に合わせて移動を不可能にしても良い。
本願では、上述したように送信先情報(電話番号情報)が含まれていると判断した場合、文書情報から抽出される異なる送信先情報(電話番号情報)に対応付けた章を作成し、これにより結合文書の操作性を向上させた。しかしながら、章に限る必要はなく、送信先情報単位で文書が識別できれば良く、例えば、異なる送信先情報に対応つけたグループを作成しても良い。
なお、上記実施形態において、結合文書に対して送信指示がされた場合に、章属性に送信先情報が設定されている各ページを送信する場合について説明した。しかしながら、各章の最新ページ、あるいはユーザが選択した任意のページ、あるいはページ指定されたページ等を抽出して振り分け送信するように構成してもよい。また、送信履歴においても、各章毎ではなく、振り分け送信した履歴を管理してレポート印刷できるように構成してもよい。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
100−1,100−2 データ処理装置
102 画像処理装置
106 ファクス装置
401 結合アプリケーション

Claims (10)

  1. 結合すべき複数の文書情報を受け付ける受付手段と、
    当該受け付けた複数の文書情報それぞれについて各文書情報の送信先情報と関連付けた状態で、当該複数の文書情報を結合した結合文書を作成する作成手段と、
    前記作成手段で作成した前記結合文書を管理する管理手段と、
    前記管理手段で管理されている前記結合文書の送信指示を行う指示手段と、
    前記指示手段により前記結合文書の送信指示が為された場合、前記結合文書に結合されている複数の文書情報を、各文書情報に関連付けられている送信先情報毎に送信先を振り分けて送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 結合すべき複数の文書情報を受け付ける受付手段と、
    当該受け付けた複数の文書情報それぞれについて各文書情報の送信先情報と関連付けた状態で、当該複数の文書情報を結合した結合文書を作成する作成手段と、
    前記作成手段で作成した前記結合文書を管理する管理手段と、
    を備え、
    前記作成手段は、前記送信先情報それぞれに対応する章を前記結合文書内に作成し、前記複数の文書情報それぞれを、各文書情報の送信先情報に対応する章に挿入することにより、前記結合文書を作成することを特徴とするータ処理装置。
  3. 前記作成手段は、同一の送信先情報に関連付けるべき文書情報を、当該同一の送信先情報に対応する1つの章に挿入することにより、前記結合文書を作成することを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 前記送信先情報は、前記受付手段で受け付けた複数の文書情報それぞれの属性情報に設定されている情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記文書情報をファクス受信したときのファクス送信元の番号が、前記文書情報の属性情報として設定されることを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
  6. 前記結合文書内の章の1つに対応づけられている送信先情報を編集する編集手段と、
    前記編集手段により前記送信先情報が編集された場合、当該編集された送信先情報が、前記結合文書内の他の章に対応づけられている送信先情報に一致するかどうかを判別する判別手段と、
    前記編集された送信先情報が前記他の章に対応づけられている送信先情報に一致すると前記判別手段で判別した場合、前記編集された章の文書情報を当該送信先情報が一致する章に結合する結合手段と、
    を有することを特徴とすることを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  7. 前記結合文書内のページの移動を指示する移動指示手段と、
    いずれかの文書情報のページが他の章への移動が指示された場合、移動先の章に設定された前記送信先情報に一致するかどうかを判別する第2の判別手段と、
    前記移動先の章に設定された前記送信先情報に一致しないと判別した場合、指示された文書情報が指示された章への移動が制限されている状態であることを警告する警告手段と、
    を有することを特徴とする請求項記載のデータ処理装置。
  8. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載のデータ処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 結合すべき複数の文書情報を受け付ける受付工程と、
    当該受け付けた複数の文書情報それぞれについて各文書情報の送信先情報と関連付けた状態で、当該複数の文書情報を結合した結合文書を作成する作成工程と、
    前記作成工程で作成した前記結合文書を管理する管理工程と、
    前記管理工程で管理されている前記結合文書の送信指示を行う指示工程と、
    前記指示工程により前記結合文書の送信指示が為された場合、前記結合文書に結合されている複数の文書情報を、各文書情報に関連付けられている送信先情報毎に送信先を振り分けて送信する送信工程と、
    を備えることを特徴とするデータ処理方法
  10. 結合すべき複数の文書情報を受け付ける受付工程と、
    当該受け付けた複数の文書情報それぞれについて各文書情報の送信先情報と関連付けた状態で、当該複数の文書情報を結合した結合文書を作成する作成工程と、
    前記作成工程で作成した前記結合文書を管理する管理工程と、
    を備え、
    前記作成工程では、前記送信先情報それぞれに対応する章を前記結合文書内に作成し、前記複数の文書情報それぞれを、各文書情報の送信先情報に対応する章に挿入することにより、前記結合文書を作成することを特徴とするデータ処理方法。
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