JP5986006B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、病院や介護施設等で患者或いは被介護者が看護師或いは介護者を呼び出すためのナースコールシステムに関する。
ナースコールシステムは、ベッド毎に看護師を呼び出すための呼出ボタンを具備したナースコール子機を備えているが、呼出ボタンは壁面に設置されたプレート子機に接続線により接続されてベッド上等に配置されるため、ベッド移動や患者の起き上がり動作等で接続線が引っ張られて断線が発生したり、コネクタ部を破損する場合があった。
そのため、呼出ボタンを無線化した構成が提案されている。例えば特許文献1には、壁面に設置されたプレート子機から呼出ボタンに対してポーリング呼出を一定周期で実施し、この応答信号から呼出ボタンの押下操作を認識するよう構成されたナースコール子機が開示されている。
特開2006−95038号公報
上記特許文献1のナースコール子機は、呼出ボタンを無線化したことでベッドの移動等における呼出ボタンの断線やコネクタの破損を防ぐことができ、利便性を向上させることが出来る。
しかしながら、呼出ボタンを無線化することで、プレート子機とのペアリング作業が必要となり、手動で設定する面倒な作業が発生した。そのため、ベッド移動に合わせて呼出ボタンも移動する場合には、移動先のプレート子機との新規ペアリング操作が必要となるし、移動前に使用していたプレート子機とのペアリングを解除する作業も必要であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ベッドと共に無線化した呼出ボタンを移動しても、新たな設定作業が発生することがないナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出して通話するためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されてナースコール子機からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、ナースコール子機とナースコール親機との間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムであって、
ナースコール子機は、呼出信号を無線発信する無線呼出ボタンと、ベッド近傍に固定設置されて呼出信号を受信する受信部を備えて受信した呼出信号をナースコール親機へ有線送信するための受信装置とを有し、無線呼出ボタンは、自身のID情報を定期的に発信するID信号生成部を有する一方、受信装置は複数の無線呼出ボタンから受信したID情報の電波強度を計測する電波計測部と、計測した電波強度情報を比較して受信電波の最も強い1台の無線呼出ボタンを受信対象として選択する呼出ボタン選択部と、自身のID情報及び受信対象に選択した無線呼出ボタンのID情報とその受信電波強度情報とをペアリング情報として制御機へ送信する子機情報送信部とを有し、更に制御機は、各受信装置から受信したペアリング情報を登録する子機情報記憶部と、無線呼出ボタンと受信装置とのペアリングの可否を判断するペアリング判断手段とを有し、ペアリング判断手段は、受信したペアリング情報から無線呼出ボタンの重複するペアリングの発生を監視し、重複するペアリングが発生したら受信電波強度の最も強いペアリングを優先して登録し、他のペアリングを不可としてペアリングを解消させるキャンセル信号を受信装置に送信する一方、ペアリング情報の無線呼出ボタンに重複がないと判断したら認証信号を対応する受信装置に送信し、無線呼出ボタン或いは受信装置は、認証信号を受けてペアリング認証を通知する認証表示部を有することを特徴とする。
この構成によれば、無線呼出ボタンが自身のID信号を定期的に発信し、受信装置がそれを受信するため、無線呼出ボタンが操作されなくても受信対象の無線呼出ボタンの状態を受信装置が認識できる。そして、受信電波強度情報を基に受信対象の無線呼出ボタンを選択するため、ベッド移動等で無線呼出ボタンも移動したら電波強度の低下からそれを認識できるし、新たに強い電波の無線呼出ボタンを認識したら自動で受信対象を変更するよう制御でき、無線呼出ボタンと受信装置とのペアリングを別途設定する作業を無くすことができる。
また、1台の無線呼出ボタンに対して複数の受信装置がペアリングする事態を防止できる。よって、応答時に無線呼出ボタンから離れたナースコール子機が通話路を形成するような事態を防止でき、個々の無線呼出ボタンを良好に動作させることができる。
更に、無線呼出ボタンが正常に動作することを表示部により認識できるため、ベッド移動等で無線呼出ボタンと受信装置とのペアリングが変更されても、認証表示部のペアリング認証通知動作により不安を抱くことなく無線呼出ボタンを使用できる。
請求項の発明は、請求項に記載の構成において、子機情報送信部は、選択した無線呼出ボタンのID情報が受信できなくなったら、選択解除信号を制御機に送信し、制御機は、選択解除信号を受けて、登録されているペアリング情報を削除することを特徴とする。
この構成によれば、無線呼出ボタンをベッド移動等で受信装置から遠ざけるとペアリングを自動解消するため、使用しないプレート子機が発生しても別途解消操作が必要ないし、新たなペアリング設定時に比較が不要となる。
請求項の発明は、請求項に記載の構成において、ペアリング判断手段は、受信装置から選択解除信号を受けてペアリング情報を削除した後、一定時間が経過しても新たなペアリング情報が送信されなければ、当該受信装置に対して無線呼出ボタン異常の発生を通知する警告信号を送信し、受信装置は、警告信号を受けて無線呼出ボタン異常の発生を報音或いは表示により通知する異常発生通知部を有することを特徴とする。
この構成によれば、無線呼出ボタンに電池切れや故障が発生したらそれを通報するため、看護師等は容易にそれを認識できシステムの信頼性が向上する。
請求項の発明は、請求項2又は3に記載の構成において、ペアリング判断手段は、記憶したペアリング情報が変更され、それまで登録していた無線呼出ボタンのIDが何れの受信装置にも選択されていない場合には、直前まで無線呼出ボタンがペアリングされていた受信装置に対して無線呼出ボタンが不明になったことを通知する不明発生信号を送信する一方、受信装置は、不明発生信号を受けて不明になった無線呼出ボタンの発生を報音或いは表示により通知する不明通知部を有することを特徴とする。
この構成によれば、不明になった無線呼出ボタンが発生したら、それを通知するため、無線呼出ボタンを管理し易い。
本発明によれば、無線呼出ボタンが自身のID信号を定期的に発信し、受信装置がそれを受信するため、無線呼出ボタンが操作されなくても受信対象の無線呼出ボタンの状態を受信装置が把握できる。そして、受信電波強度情報を基に受信対象の無線呼出ボタンを選択するため、ベッド移動等で無線呼出ボタンも移動したら電波強度の低下からそれを認識できるし、新たに強い電波の無線呼出ボタンを認識したら自動で受信対象を変更するよう制御でき、無線呼出ボタンと受信装置とのペアリングを別途設定する作業を無くすことができる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 無線呼出ボタンの回路ブロック図である。 受信装置の回路ブロック図である。 制御機の回路ブロック図である。 無線呼出ボタンを登録する流れを示すフローチャートである。 無線呼出ボタンの発信電波と受信装置が受信する電波強度の関係を示す説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、病院に設置した場合を示している。図1において、1はベッド毎に配置されて患者が看護師を呼び出すための無線呼出ボタン、2は無線呼出ボタン1が発信する電波を受信する受信装置、3は個々のベッド近傍の壁面に設置されて受信装置2を接続するプレート子機、4は病室の出入口に設置されて呼出発生を表示するための廊下灯、5はナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機、6はプレート子機3とナースコール親機5との間の通信を制御する制御機であり、無線呼出ボタン1と受信装置2とプレート子機3とで看護師を呼び出して通話するためのナースコール子機7が構成されている。
受信装置2はプレート子機3に接続され、個々のプレート子機3は病室毎に伝送線L1により廊下灯4に接続されている。廊下灯4は、廊下灯幹線L2により制御機6に接続され、制御機6は親機幹線L3によりナースコール親機5に接続されている。
無線呼出ボタン1は図2の回路ブロック図に示すよう構成され、呼出信号等を発信するアンテナ11、発信信号を生成して変調等実施する無線部12、呼出信号を発生させるボタン部13、電池を備えた電源部14、電源の状態等を表示する表示部15、無線呼出ボタン全体を制御する呼出ボタンCPU16等を備えている。ボタン部13が患者等の操作者により押下されると、呼出ボタンCPU16の制御により無線部12から呼出信号が出力されてアンテナ11を介して発信される。また、呼出ボタンCPU16の制御により、一定時間間隔で無線部12から自身のID情報が出力され、アンテナ11を介して発信される。
受信装置2は図3の回路ブロック図に示すように構成され、無線呼出ボタン1から発信される呼出信号等を受信するアンテナ21、受信信号の復調処理、及び電波強度(RSSI値)の演算を実施する受信部22、異常発生等をLEDの発光により通知する表示部23、選択した無線呼出ボタン1のID情報を記憶するID記憶部24、有線接続されているプレート子機3と通信するためのインターフェース(受信装置IF)25、プレート子機3から電力の供給を受けて受信装置2の駆動電圧を生成する電源部26、受信部22から出力される電波強度情報を受けて複数の無線呼出ボタン1のID情報から受信対象とする1台の無線呼出ボタン1を選択制御すると共に受信装置全体を制御する受信装置CPU27等を備えている。
プレート子機3は、従来の有線式呼出ボタンを接続するコンセント3aを有し、このコンセントに受信装置2が接続される。そして、呼び出しを受けて応答する看護師と患者が通話するためのマイク3b及びスピーカ3c(図1に示す)を備えている。
廊下灯4は、ナースコール子機7からの呼出発生を表示する表示灯4a、患者氏名等を表示する患者情報表示部4bを備えている。また、ナースコール親機5は、呼出発生を報音する報音部5a、応答するためのハンドセット5b等を備えた第1親機51と、患者の詳細情報の表示や、看護師チームの設定等の各種設定を行うためのパーソナルコンピュータから成る第2親機52とで構成されている。
制御機6は図4の回路ブロック図に示すよう構成され、後述するペアリング情報等を記憶する子機情報記憶部61、患者情報および看護師情報等を記憶する患者・看護師情報記憶部62、ナースコール子機7とナースコール親機5との間の通信及び制御機6全体を制御する制御機CPU63、廊下灯4及びナースコール親機5と通信する制御機IF64等を備えている。
上記の如く構成されたナースコールシステムの動作を次に説明する。但し、無線呼出ボタン1を押下操作して看護師を呼び出し、ナースコール親機5から看護師が応答して通話が行われる動作は従来と同様であるため説明を省略し、受信装置2が受信対象の無線呼出ボタン1を選択するペアリング制御動作を説明する。このペアリングが成されると無線呼出ボタン1による呼出操作が可能となる。
無線呼出ボタン1は、呼出ボタンCPU16の制御により定期的(例えば、5秒間隔)に自身のID情報を発信しており、受信装置2がこのID情報を受信して、受信したID信号の電波強度が所定の条件を満たした無線呼出ボタン1を受信対象に設定する。こうして設定された受信対象の情報であるペアリング情報は、制御機6に登録される。
具体的に、図5のフローチャートに基づいて説明する。先ず、制御機6の子機情報記憶部61には受信対象個々の受信装置2のペアリング情報が記憶されている。例えば、IDとしてxが記憶され、合わせて電波強度情報であるRSSI値X[dBm]が記憶されているとする(S1)。
その後、受信装置2は引き続き無線呼出ボタン1が定期的に発信するID情報を受信し、受信したID情報及び受信部22が計測した電波強度情報を受信装置CPU27に出力する(S2)。受信装置CPU27は、所定の一定期間(例えば30秒)が経過したら(S3でYes)、その間に受信した複数の無線呼出ボタン1から発信されたID情報x1,x2,x3,・・・の電波強度情報X1,X2,X3,・・[dBm]を比較して受信電波強度が最大値を示したIDを選択し(S4)、そのID情報をID記憶部24に記憶させて受信対象の無線呼出ボタン1として登録する(S5)。また、選択したID情報及び自身のID(受信装置番号)と電波強度情報とから成るペアリング情報を制御機6に送信する(S6)。
受信装置2から送出されたペアリング情報は、プレート子機3、廊下灯4を介して制御機6に送信され、制御機CPU63の制御により子機情報記憶部61に登録されているペアリング情報(ID情報及びRSSI値)が更新される(S7)。
図6は無線呼出ボタン1の発信電波と受信装置2が受信する電波強度の関係を示す説明図であり、病室に4つのベッド(図示せず)が配置された場合を示している。個々のベッドには無線呼出ボタン1、受信装置2、プレート子機3が配置され、4台の無線呼出ボタン1(1a〜1d)のIDを「001」〜「004」、対応する4台の受信装置2を第1〜第4受信装置2a〜2dとして説明する。
そして、第1受信装置2a前に配置されたベッド上にID「001」の無線呼出ボタン1aが配置され、第2受信装置2b前に配置されたベッド上にID「002」の無線呼出ボタン1bが配置され、第3受信装置2c前に配置されたベッド上にID「003」の無線呼出ボタン1cが配置され、第4受信装置2d前に配置されたベッド上にID「004」の無線呼出ボタン1dが配置されているとする。尚、第1受信装置2aと少なくとも第2受信装置2bとは隣接して配置、即ち対応するベッド同士は隣接して配置されているとする。
この場合、図6に示すように、第1受信装置2aが受信する電波強度は、ID「001」の無線呼出ボタン1aが発信するID信号が−70[dBm]であり、隣のID「002」の無線呼出ボタン1bが発信するID信号は−85dBmである。一方、第2受信装置2bが受信する電波強度は、ID「001」の無線呼出ボタン1aが発信するID信号の電波強度が−80[dBm]であり、ID「002」の無線呼出ボタン1bが受信するID信号は−75[dBm]である。尚、第3及び第4受信装置2c,2dが受信するID「001」或いはID「002」の無線呼出ボタン1a,1bの受信電波強度は、例えば−90[dBm]と非常に小さい。
従って、第1受信装置2aにはID「001」の無線呼出ボタン1aからの電波が最も強く受信され、第2受信装置2bにはID「002」の無線呼出ボタン1bからの電波が最も強く受信される。この結果、第1受信装置2aにはID「001」の無線呼出ボタン1aが受信対象として登録され、第2受信装置2bにはID「002」の無線呼出ボタン1bが受信対象として登録される。
そして、ID「003」、「004」の無線呼出ボタン1c,1dは同様にそれぞれ最も近い第3受信装置2c、第4受信装置2dにおいて選択され、それぞれ登録される(詳述せず)。
受信装置2は、一定時間毎に上記登録動作を継続して実施し、電波強度が変化して登録するIDが変更されたら、制御機6に変更されたペアリング情報を送信する。制御機6はこのペアリング情報により子機情報記憶部61に保存する情報を書き換えて登録を更新する。
但し、制御機CPU63は、無線呼出ボタン1が新規で登録された際、或いは登録が変更された際には、無線呼出ボタン1と受信装置2とのペアリングに重複がないか子機情報記憶部61のペアリング情報を読み取って判断し、重複がある場合は受信電波の最も強いペアリングを優先して登録し、弱い方のペアリングを解消させる。解消させる際はキャンセル信号を対応する受信装置2に送信し、重複がなければ認証信号を受信装置2に送信する。
キャンセル信号を受信した受信装置2は、受信装置CPU27が表示部23の点灯を制御して例えば赤色LEDの点灯等の所定のペアリング解消表示を実施させる。一方、認証信号を受信した受信装置2は、受信装置CPU27が表示部23の点灯を制御して例えば青色LEDの点灯等の所定の認証表示を実施させる。
このように、無線呼出ボタン1が自身のID信号を定期的に発信し、受信装置2がそれを受信するため、無線呼出ボタン1が操作されなくても受信対象の無線呼出ボタン1の状態を受信装置2が認識できる。そして、受信電波強度情報を基に受信対象の無線呼出ボタン1を選択するため、ベッド移動等で無線呼出ボタン1も移動したら電波強度の低下からそれを認識できるし、新たに強い電波の無線呼出ボタン1を認識したら自動で受信対象を変更するよう制御でき、無線呼出ボタン1と受信装置2とのペアリングを別途設定する作業を無くすことができる。
更に、重複するペアリングが発生したら、制御機6が受信電波強度の最も強いペアリングのみ残して他のペアリングを不可とするため、1台の無線呼出ボタン1に対して複数の受信装置2がペアリングする事態を防止できる。よって、応答時に無線呼出ボタン1から離れたナースコール子機7が通話路を形成するような事態を防止でき、個々の無線呼出ボタン1を良好に動作させることができる。
また、無線呼出ボタン1が正常に動作することを表示部23により認識できるため、ベッド移動等で無線呼出ボタン1と受信装置2とのペアリングが変更されても、認証表示部のペアリング認証通知動作により正常に動作することを認識でき、安心して無線呼出ボタン1を使用できる。更に、ペアリングが解消された場合、或いは認証されなかった場合も通知されるためナースコール子機7側で状況を把握し易い。
また、受信装置2が所定の一定期間に受信したID情報の電波が、設定した閾値より弱く、或いは受信するID信号が無い状況が発生したら、ID記憶部24に登録されたID情報をブランクにすると共に、ID情報と電波強度情報をブランクにしたペアリング情報を制御機6に送信する。このペアリング情報を受信した制御機6は、制御機CPU63が選択解除信号と認識して子機情報記憶部61に記憶されているID情報、受信装置番号及び電波強度情報を削除して登録を抹消する。
このような場合、制御機CPU63が引き続きこの状態を監視し、一定時間が経過しても新たな無線呼出ボタン1が登録されなければ、受信装置2に対して警告信号を送信する。警告信号を受信した受信装置2は、受信装置CPU27が表示部23を点滅等の所定の異常発生表示を実施させて警告し、無線呼出ボタン1に異常が発生したことを通知する。
このように、無線呼出ボタン1をベッド移動等で受信装置2から遠ざけるとペアリングを自動解消するため、使用しないプレート子機3が発生しても別途解消操作が必要ないし、新たなペアリング設定時に比較が不要となる。また、定期的なID信号の受信が無くなることを通知するため、無線呼出ボタン1に電池切れや故障が発生したらそれを通報でき、看護師等は容易にそれを認識できるためシステムの信頼性が向上する。
更に、制御機CPU63は、登録した無線呼出ボタン1が変更された場合、それまで登録していた無線呼出ボタン1のIDを所定時間監視し、所定時間が経過しても何れの受信装置2にもペアリングされない場合には、直前までペアリングしていた受信装置2に対して不明発生信号を送信する。不明発生信号を受信した受信装置2は、受信装置CPU27が表示部23のLEDを上記ペアリング解消表示や異常発生表示とは異なる所定の点滅等の発光動作を実施させて不明な無線呼出ボタン1が発生したことを通知する。
この結果、不明になった無線呼出ボタン1が発生したらそれを通知するため、無線呼出ボタン1を管理し易い。
尚、上記実施形態では、受信装置2の表示部23はLEDの発光により通知する構成としたが、ブザーを内蔵させて異常発生を警報音により通知しても良いし、メッセージを表示するLCD等を設けて文字により異常内容を表示させても良い。
また、制御機6が受信装置2にペアリング認証の通知を実施したら、受信装置2の表示部23がそれを表示しているが、受信装置2から無線呼出ボタン1に更に通知して無線呼出ボタン1の表示部15の表示で通知しても良い。
更に、受信装置2はプレート子機3から電源の供給を受けているが、独立させて商用電源から電力の供給を受けても良いし、無線呼出ボタン1と同様に電池により駆動させても良い。
また、病院に適用したナースコールシステムを説明したが、上記ナースコールシステムは介護施設に対しても適用でき、この場合無線呼出ボタンは非介護者が介護者を呼び出す際に使用される。
1・・無線呼出ボタン、2・・受信装置、3・・プレート子機、4・・廊下灯、5・・ナースコール親機、6・・制御機、7・・ナースコール子機、12・・無線部(ID信号生成部)、13・・ボタン部、16・・呼出ボタンCPU、22・・受信部(電波計測部)、23・・表示部(認証表示部、異常発生通知部、不明通知部)、27・・受信装置CPU(呼出ボタン選択部、子機情報送信部)、61・・子機情報記憶部、63・・制御機CPU(ペアリング判断手段)。

Claims (4)

  1. ベッド毎に設置されて患者が看護師を呼び出して通話するためのナースコール子機と、ナースステーションに設置されて前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、前記ナースコール子機とナースコール親機との間の通信を制御する制御機とを有するナースコールシステムであって、
    前記ナースコール子機は、呼出信号を無線発信する無線呼出ボタンと、ベッド近傍に固定設置されて前記呼出信号を受信する受信部を備えて受信した呼出信号を前記ナースコール親機へ有線送信するための受信装置とを有し、
    前記無線呼出ボタンは、自身のID情報を定期的に発信するID信号生成部を有する一方、
    前記受信装置は複数の前記無線呼出ボタンから受信した前記ID情報の電波強度を計測する電波計測部と、計測した電波強度情報を比較して受信電波の最も強い1台の無線呼出ボタンを受信対象として選択する呼出ボタン選択部と、
    自身のID情報及び受信対象に選択した前記無線呼出ボタンのID情報とその受信電波強度情報とをペアリング情報として前記制御機へ送信する子機情報送信部とを有し、
    更に前記制御機は、各受信装置から受信した前記ペアリング情報を登録する子機情報記憶部と、前記無線呼出ボタンと前記受信装置とのペアリングの可否を判断するペアリング判断手段とを有し、
    前記ペアリング判断手段は、受信した前記ペアリング情報から無線呼出ボタンの重複するペアリングの発生を監視し、重複するペアリングが発生したら受信電波強度の最も強いペアリングを優先して登録し、他のペアリングを不可としてペアリングを解消させるキャンセル信号を前記受信装置に送信する一方、
    前記ペアリング情報の無線呼出ボタンに重複がないと判断したら認証信号を対応する前記受信装置に送信し、
    前記無線呼出ボタン或いは前記受信装置は、前記認証信号を受けてペアリング認証を通知する認証表示部を有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記子機情報送信部は、選択した前記無線呼出ボタンのID情報が受信できなくなったら、選択解除信号を前記制御機に送信し、
    前記制御機は、前記選択解除信号を受けて、登録されているペアリング情報を削除することを特徴とする請求項記載のナースコールシステム。
  3. 前記ペアリング判断手段は、前記受信装置から前記選択解除信号を受けてペアリング情報を削除した後、一定時間が経過しても新たなペアリング情報が送信されなければ、当該受信装置に対して無線呼出ボタン異常の発生を通知する警告信号を送信し、
    前記受信装置は、前記警告信号を受けて無線呼出ボタン異常の発生を報音或いは表示により通知する異常発生通知部を有することを特徴とする請求項記載のナースコールシステム。
  4. 前記ペアリング判断手段は、記憶したペアリング情報が変更され、それまで登録していた前記無線呼出ボタンのIDが何れの前記受信装置にも選択されていない場合には、直前まで前記無線呼出ボタンがペアリングされていた前記受信装置に対して前記無線呼出ボタンが不明になったことを通知する不明発生信号を送信する一方、
    前記受信装置は、前記不明発生信号を受けて不明になった前記無線呼出ボタンの発生を報音或いは表示により通知する不明通知部を有することを特徴とする請求項2又は3記載のナースコールシステム。
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