JP5985923B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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本発明は加熱調理装置に関し、特に航空機内、鉄道車両内あるいは長距離バス車内等、乗物内で、乗客に炊きたての米飯や加熱された副食の温かい食事を提供するサービスを可能とすることができる加熱調理装置に関する。
従来、弁当箱の一種としてジャータイプのものが知られており、これは、米飯や副食を保温状態とするものであり、また、その場で米飯を炊き副食も温める加熱調理器具のものも知られているが、これは商用電源としての100Vのコンセントから加熱のための電力を得るものであるため、コンセントの無い場所では使用することができなかった。
また、従来の炊飯ができるタイプの加熱調理装置では、炊飯に伴う蒸気が外部へ噴出し、蒸気が液化した水滴が周囲に付着するため、火傷事故の原因ともなり、さらには、炊飯による臭気が周囲に及び環境的にも良好とはいえなかった。
出願人は、本願発明について、先行する技術文献を調査したが、格別に本願と関連し、類似すると思われる文献は発見できなかった。
本願発明が解決しようとする問題点は、従来の炊飯を可能とした加熱調理装置にあっては商用電源を必要としているため、コンセントの無い場所では使用が不可能となってしまう点であり、また、蒸気が噴き出すことによって、水滴も生じ、それに起因して火傷等の事故を生じてしまう虞を有しているという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る加熱調理装置は、着脱もしくは開閉を自在とした蓋体を有する本体ケースにバッテリーを装備し、かつ、伝熱材で成形され、複数室に区分された加熱ボックスを内蔵し、その複数室のうち一つは炊飯釜がセットされ、他室には副食加熱用の鍋がセットされており、前記した炊飯釜のヒーターは前記バッテリーと電気的に接続されるとともに、加熱用の鍋の底面に配される熱プレートには、前記加熱ボックスから炊飯の余熱が伝熱されることとした加熱調理装置であって、前記した本体ケースと蓋体、加熱ボックスと上部カバーの間には各々蒸気漏れを防止し、位置ずれを防止するためのパッキン材が介在されていることとし、前記した本体ケースの上面には杓子入れパートが形成されていることとし、前記した本体ケースには、非加熱の副食パックの収容部が形成されていることとし、前記した止水栓及びパッキンは各々シリコンで成形されている加熱調理装置において、前記した加熱ボックスには、炊飯釜及び加熱用の鍋を蓋ごと覆う上部カバーが着脱もしくは開閉自在に備えられ、かつ、その加熱ボックスは各壁体が中空構造とされ、上面に蒸気が液化した水滴落下孔を複数形成し、水滴を加熱ボックスの底部分に集積させる構造としてあることを特徴としている。
また、本発明に係る加熱調理装置は、前記した加熱ボックスの下方寄りには水抜き用の透孔が穿設され、その透孔は本体ケースの外側から止水栓によって開閉自在とされていることを特徴としている。
そして、本発明に係る加熱調理装置は、前記した本体ケースには、非加熱の副食パックの収容部が形成されていることを特徴とし、前記した止水栓及びパッキンは各々シリコンで成形されていることを特徴としている。
本発明に係る加熱調理装置は上記のように構成されている。本体ケースにバッテリーを装備していることによって、コンセントの無い場所であっても自由に本装置を使用し、炊飯や副食の加温をすることが可能となり、過剰な蒸気以外は副食の加熱用として利用できるほか、加熱ボックスの底部へ水滴として集積することができ、エネルギーの節減ができるとともに、火傷事故を防止でき、炊飯に伴う臭気も抑えることができる。
本発明を実施した加熱調理装置の縦断面図である。 蓋体を外した状態の平面図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図中1は本体ケースを示しており、この本体ケース1の上面開口には着脱自在な蓋体2が設けられている。この本体ケース1の外壁体及び仕切壁体3の各上面と蓋体2との間には位置ずれを防止し、また、蒸気の外部漏れを防止するためのシリコン製のパッキン4、4‥が介在されている。
また、この本体ケース1の下方一隅には仕切壁体3でバッテリー5の装備スペースが形成され、その装備スペースに充電式とされたバッテリー5が取り外し自在に装備されている。このバッテリー5は充電式のため、取り外して別の場所で充電をすることができる。
さらに、本体ケース1内には外壁体と仕切壁体3によって加熱ボックス6の収納スペースが形成され、そのスペース内に金属製伝熱材で形成され、壁体内を中空とした加熱ボックス6が内蔵されている。この加熱ボックス6には着脱自在な蓋体7が設けられており、この蓋体7の外表面は、前記蓋体2の裏面と気密に接触する形状となっているもので、この蓋体7も中空とされている。7a、7aは、蓋体2に垂設されるか、後述する蓋体9b、10bに立設される支柱で、蓋体7の透孔に嵌合されて、蓋体2と蓋体9b、10bを安定させる。
前記した加熱ボックス6は間仕切壁8によって二室に仕切られており、一方の室には炊飯釜9がセットされている。この炊飯釜9は底面にヒーター9aが備えられており、このヒーター9aが前記したバッテリー5と図示しない回線で電気的に接続される。このセット状態は炊飯釜9の開口縁を室内の掛合部に掛け吊りとしたもので、この掛合部には位置ずれ防止と蒸気漏れ防止用のシリコン製のパッキン4a、4a‥が設けられている。
また、加熱ボックス6の他方の室には底面に熱プレート10aを設けた鍋体10が炊飯釜9と同様の掛け吊りでセットされており、この掛合部には炊飯釜9の場合と同様に同趣旨でシリコン製のパッキン4b、4bが設けられている。
前記した炊飯釜9及び鍋体10にも各々蓋体9b、10bが設けられており、この各々の蓋体9b、10bの外表面は蓋体7の裏面にフィットする形状とされており、炊飯釜9の蓋体9bには蒸気の吹出し口9c、9cが設けられ、中空とされた蓋体7内を流通していくものとされている。
さらに、加熱ボックス6とその蓋体7は側壁及び間仕切壁8で中空部分が連通しており、加熱ボックス6の上面に複数形成された水滴落下口11、11‥から蒸気が液化した水滴が通り、加熱ボックス6の底部6dに溜められるものとなっている。
また、加熱ボックス6の一部側面には水抜き用の透孔12が穿設されており、この透孔12は本体ケース1の外面と連通され、シリコン製の止水栓13が嵌め付けられている。13aはこの止水栓13の保持用の紐を示している。加熱ボックス6の底部6dに溜まった水滴はこの止水栓13を外し、外部へ廃棄することができる。
加えて、本体ケース1には仕切壁体3で仕切られたバッテリー5の装備スペースの上方に非加熱用副食の収容ケース14がセットされ、この収容ケース14は蓋付きのもので、この蓋の形状は蓋体2の裏面凹部とフィットするものとなっている。
そして、図中15は杓子16の収容スペースであり、炊飯釜9で炊いた米飯を別途用意される茶碗や皿に盛るための便宜を図っている。尚、図中17、17‥は滑り止めを兼ねた据脚である。
本実施例に係る加熱調理装置は上記のように構成されている。ここで、この機能を説明すると、ヒーター9aで加熱された炊飯釜9で米飯を炊いた際に出る蒸気は、伝熱体で形成されている加熱ボックス6を伝い、鍋体10、特にその熱プレート10aを余熱として加熱する。即ち、鍋体10は下方から熱プレート10aで加熱し、上方は蓋体7からの蒸気熱で加熱するため、内部圧力が増加し、沸点を上昇させる圧力鍋方式となるため、より良く内部の副食に加温し、炊きたての米飯と共に温かい副食を食すことができる。また、収容ケース14には非加熱のサラダや漬物が収容されることとなる。
本実施例に係る加熱調理装置は上記のように構成されており、本実施例では加熱用の副食室を1つとしてあるが、これは複数とすることもでき、本体ケースの形状も矩形に限らず、任意に好みの形状とすることも可能であり、バッテリーの装備位置も自在に変更できる。
1 本体ケース
2 蓋体
3 仕切壁体
4 パッキン
4a パッキン
5 バッテリー
6 加熱ボックス
6d 底部
7 蓋体
8 間仕切壁
9 炊飯釜
9a ヒーター
9b 蓋体
9c 吹出し孔
10 鍋体
10a 熱プレート
10b 蓋体
11 水滴落下口
12 透孔
13 止水栓
13a 紐体
14 収容ボックス
15 杓子の収容スペース
16 杓子
17 据脚

Claims (2)

  1. 着脱もしくは開閉を自在とした蓋体を有する本体ケースにバッテリーを装備し、かつ、伝熱材で成形され、複数室に区分された加熱ボックスを内蔵し、その複数室のうち一つは炊飯釜がセットされ、他室には副食加熱用の鍋がセットされており、前記した炊飯釜のヒーターは前記バッテリーと電気的に接続されるとともに、加熱用の鍋の底面に配される熱プレートには、前記加熱ボックスから炊飯の余熱が伝熱されることとした加熱調理装置であって、前記した本体ケースと蓋体、加熱ボックスと上部カバーの間には各々蒸気漏れを防止し、位置ずれを防止するためのパッキン材が介在されていることとし、前記した本体ケースの上面には杓子入れパートが形成されていることとし、前記した本体ケースには、非加熱の副食パックの収容部が形成されていることとし、前記した止水栓及びパッキンは各々シリコンで成形されている加熱調理装置において、前記した加熱ボックスには、炊飯釜及び加熱用の鍋を蓋ごと覆う上部カバーが着脱もしくは開閉自在に備えられ、かつ、その加熱ボックスは各壁体が中空構造とされ、上面に蒸気が液化した水滴落下孔を複数形成し、水滴を加熱ボックスの底部分に集積させる構造としてあることを特徴とする加熱調理装置。
  2. 前記した加熱ボックスの下方寄りには水抜き用の透孔が穿設され、その透孔は本体ケースの外側から止水栓によって開閉自在とされていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理装置。
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