本発明の実施形態を、以下に図面に従って説明する。以下の図を通して、特に断らない限り、同一の符号は同一の対象を指す。本発明の実施形態は、本発明の好適な態様を説明するためのものであり、本発明の範囲をここで示すものに限定する意図はないことを理解されたい。
本発明において使用する語について、以下に説明する。
本発明の実施形態において、「ソーシャルメディア」とは、インターネット上で、ユーザが情報を発信し、形成していくメディアをいう。ソーシャルメディアは例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、動画若しくは静止画投稿共有サイト、ブログ、掲示板、FAQサイト、又は口コミサイトでありうるがこれらに限定されるものでない。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は例えば、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、Foursquare(登録商標)又はLINE(登録商標)である。動画若しくは静止画投稿共有サイトは例えば、Instagram(登録商標)である。
本発明の実施形態において、「コンテンツ」とは、メッセージ、静止画(例えば、写真、イラスト)、動画、音声、位置情報、URL、若しくは友達の情報、又はそれらの組み合わせをいう。
メッセージは例えば、テキスト形式、HTML形式、又はその他の任意の形式でありうる。メッセージは任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする語が含まれる可能性がありうる。
写真は例えば、JPEG形式、PNG形式、GIF形式、BMP形式、TIFF形式、又はその他の任意の形式の写真データとして格納されうる。写真は任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする背景(例えば、建物、風景、地名、文字)が含まれている可能性がありうる。また、写真データは任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする地理的情報(例えば、GPS情報)が埋め込まれている可能性がありうる。
動画は例えば、MPEG形式、MP4形式、AVI形式、MOV形式、ASF形式、又はその他の任意の形式の動画データとして格納されうる。動画は任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする背景(例えば、建築物、風景、地名、文字)又は音声が含まれている可能性がありうる。また、動画データは任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする地理的情報(例えば、GPS情報)が埋め込まれている可能性がありうる。
音声は例えば、WAV形式、AIFF形式、BWF形式、又はその他の任意の形式でありうる。音声は任意的に、場所の特定を可能にしたり又は示唆したりする音(例えば、地名の発話、アナウンス)が含まれている可能性がありうる。
位置情報は例えば、Wi−Fi、GPS、若しくは携帯電話基地局(3G,4G)、又はそれらの組み合わせから得られるデータでありうる。
URLは例えば、位置情報URL、電子装置の現在位置を地図上で示すURL、又は居場所に関連付けられた情報を示すURLでありうる。位置情報URLは、位置情報をhttp(URL)として表現するためのフォーマットであり、例えばモバイルオフィス推進協議会(MOPA)位置情報URLでありうる。電子装置の現在位置を地図上で示すURLは例えば、例えば携帯電話番号により特定される位置情報を示すURLでありうる。居場所に関連付けられた情報を示すURLは例えば、例えば飲食店や商業施設のURLでありうる。
友達の情報は例えば、友達リストに載っているデータでありうる。
図1A及び図1Bは、本発明の実施態様に従う又は本発明の実施態様において使用されうるクライアント装置(電子装置)の一例を示した図である。
図1Aは、本発明の実施態様に従う又は本発明の実施態様において使用されうる電子装置(例えば、ノートブック、ウルトラブック)の一例を示した図である。
電子装置(101)は、1又は複数のCPU(102)とメイン・メモリ(103)とを備えており、これらはバス(104)に接続されている。CPU(102)は好ましくは、32ビット又は64ビットのアーキテクチャに基づくものである。当該CPU(102)は例えば、インテル社のCore(商標) iシリーズ、Core(商標) 2シリーズ、Atom(商標)シリーズ、Xeon(登録商標)シリーズ、Pentium(登録商標)シリーズ若しくはCeleron(登録商標)シリーズ、AMD(Advanced Micro Devices)社のAシリーズ、Phenom(商標)シリーズ、Athlon(商標)シリーズ、Turion(登録商標)シリーズ若しくはSempron(商標)、又は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションのPower(商標)シリーズでありうる。
バス(104)には、ディスプレイ・コントローラ(105)を介して、ディスプレイ(106)、例えば液晶ディスプレイ(LCD)が接続されうる。また、液晶ディスプレイ(LCD)は例えば、タッチパネル・ディスプレイ又はフローティング・タッチ・ディスプレイであてもよい。ディスプレイ(106)は、電子装置(101)上で動作中のソフトウェア(例えば、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム又は当該電子装置(101)上で動作中の任意の各種電子装置用プログラム(例えば、任意の各種コンピュータ・プログラム)が稼働することによって表示されるオブジェクトを、適当なグラフィック・インタフェースで表示するために使用されうる。また、ディスプレイ(106)は例えば、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿するためのアプリケーション、例えばウェブ・ブラウザ・アプリケーションの画面を出力しうる。
バス(104)には任意的に、例えばSATA又はIDEコントローラ(107)を介して、ディスク(108)、例えばハードディスク又はソリッド・ステート・ドライブ(SSD)が接続されうる。
バス(104)には任意的に、例えばSATA又はIDEコントローラ(107)を介して、ドライブ(109)、例えばCD、DVD又はBDドライブが接続されうる。
バス(104)には、周辺装置コントローラ(110)を介して、例えばキーボード・マウス・コントローラ又はUSBバスを介して、任意的に、キーボード(111)及びマウス(112)が接続されうる。
ディスク(108)には、オペレーティング・システム、例えばWindows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Android(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)及びJ2EEなどのJava(登録商標)処理環境、Java(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)仮想マシン(VM)、Java(登録商標)実行時(JIT)コンパイラを提供するプログラム、本発明の実施態様に従うコンピュータ・プログラム、及びその他のプログラム、並びにデータが、メイン・メモリ(103)にロード可能なように記憶されうる。
ディスク(108)は、電子装置(101)内に内蔵されていてもよく、当該電子装置(101)がアクセス可能なようにケーブルを介して接続されていてもよく、又は、当該電子装置(101)がアクセス可能なように有線又は無線ネットワークを介して接続されていてもよい。
ドライブ(109)は、必要に応じて、CD−ROM、DVD−ROM又はBDからプログラム、例えばオペレーティング・システム、アプリケーション又は本発明の実施態様に従う電子装置用プログラムをディスク(108)にインストールするために使用されうる。
通信インタフェース(114)は、例えばイーサネット(登録商標)・プロトコルに従う。通信インタフェース(114)は、通信コントローラ(113)を介してバス(104)に接続され、電子装置(101)を通信回線(115)に有線又は無線接続する役割を担い、電子装置(101)のオペレーティング・システムの通信機能のTCP/IP通信プロトコルに対して、ネットワーク・インタフェース層を提供する。なお、通信回線は例えば、無線LAN接続規格に基づく無線LAN環境、IEEE802.11a/b/g/nなどのWi-Fi無線LAN環境、又は携帯電話網環境(例えば、3G、LTE、又は4G環境)でありうる。
図1Bは、本発明の実施態様に従う又は本発明の実施態様において使用されうる電子装置(例えば、スマートフォン、ファブレット、タブレット端末、電子書籍リーダー、携帯電話、又はナビゲーション装置(例えば、携帯型ナビゲーション装置)でありうる)の一例を示した図である。
図1Bに示す電子装置(121)のCPU(122)、メイン・メモリ(123)、バス(124)、ディスプレイ・コントローラ(125)、ディスプレイ(126)、SSD(128)、通信コントローラ(133)、通信インタフェース(134)及び通信回線(135)はそれぞれ、図1Aに示す電子装置(101)のCPU(102)、メイン・メモリ(103)、バス(104)、ディスプレイ・コントローラ(105)、ディスプレイ(106)、ディスク(108)、通信コントローラ(113)、通信インタフェース(114)及び通信回線(115)に対応しうる。
電子装置(121)がスマートフォン、ファブレット、タブレット端末、電子書籍リーダー、携帯電話又はナビゲーション装置等の場合、CPU(122)は例えば、タブレット端末、スマートフォン、電子書籍リーダー、又は携帯電話用の各種CPU、又はアップル社(登録商標)のAシリーズでありうる。
SSD(128)ディスクには例えば、スマートフォン、ファブレット、タブレット端末、電子書籍リーダー、携帯電話又はナビゲーション装置用のOS(例えば、Android(登録商標)、FireOS、Windows(登録商標)若しくはWindows(登録商標)PhoneOS、又はiOS)、及びJ2EEなどのJava(登録商標)処理環境、Java(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)仮想マシン(VM)、Java(登録商標)実行時(JIT)コンパイラを提供するプログラム、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム、及びその他のプログラム、並びにデータが、メイン・メモリ(123)にロード可能なように記憶されうる。
キーボード実現部(130)は、アプリの一つとして、ディスプレイ(126)上にソフトウェアキーボードを表示しうる。
以下において、電子装置(121)と示す場合には、図1Bに示す電子装置(121)の代わりに、図1Aに示す電子装置(101)であってもよいことを理解されたい。
図2は、本発明の実施態様に従う又は本発明の実施態様において使用されうるサーバ・コンピュータ(例えば、サーバ機能を備えているコンピュータ)の一例を示した図である。
サーバ・コンピュータ(201)は例えば、ワークステーション、ラックマウント型サーバ、ブレード型サーバ、ミッドレンジ、メインフレームなどの汎用コンピュータ装置として構成されうる。
サーバ・コンピュータ(201)は、1又は複数のCPU(202)とメイン・メモリ(203)とを備えており、これらはバス(204)に接続されている。CPU(202)は好ましくは、32ビット又は64ビットのアーキテクチャに基づくものである。当該CPU(202)は例えば、インテル社のXeon(登録商標)シリーズ、Core(商標) iシリーズ、Core(商標) 2シリーズ、Pentium(登録商標)シリーズ、Celeron(登録商標)シリーズ若しくはAtom(商標)シリーズ、AMD(Advanced Micro Devices)社のOpteron(商標)シリーズ、Aシリーズ、Phenom(商標)シリーズ、Athlon(商標)シリーズ、Turion(登録商標)シリーズ若しくはSempron(商標)、又は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションのPower(商標)シリーズでありうる。
図2に示すサーバ・コンピュータ(201)のメイン・メモリ(203)、バス(204)、ディスプレイ・コントローラ(205)、ディスプレイ(206)、SATA又はIDEコントローラ(207)、ディスク(208)、ドライブ(209)、周辺装置コントローラ(210)、キーボード(211)、マウス(212)、通信コントローラ(213)、通信インタフェース(214)及び通信回線(215)はそれぞれ、図1Aに示す電子装置(101)のメイン・メモリ(103)、バス(104)、ディスプレイ・コントローラ(105)、ディスプレイ(106)、SATA又はIDEコントローラ(107)、ディスク(108)、ドライブ(109)、周辺装置コントローラ(110)、キーボード(111)、マウス(112)、通信コントローラ(113)、通信インタフェース(114)及び通信回線(115)に対応しうる。
また、サーバ・コンピュータ(201)は、仮想化ソフトウェア(例えば、VMWare(登録商標)、Hyper−V(登録商標)、Xen(登録商標))のハイパーバイザ(仮想化モニタ又は仮想化OSとも呼ばれる)上で、同一の又は異なるOS(例えば、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標))をゲストOSとした1又は複数の仮想マシンを稼働させることが可能である。
図3〜図8それぞれは、本発明の実施態様に従い、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例を示す。
図3は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、電子装置(121)が判断する態様を示す。
ユーザ(301)は、電子装置(121)(例えば、スマートフォン)を携帯しているとする。ユーザ(301)は、当該ユーザ(301)の自宅又は自宅付近(例えば、ユーザ(301)が徒歩で5分以内に自宅に到着する距離)に電子装置(121)がいない場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの投稿を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。
ユーザ(301)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いてタワー建築物の静止画像を撮影した。そして、ユーザ(301)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ311)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)の例えばGPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれかにあるかを判断する。電子装置(121)は、当該電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿された静止画像を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ312)。従って、ユーザ(301)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(301)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶した静止画像に、ユーザ(301)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて記憶する。
ユーザ(301)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ313)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれであるかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれでもないことに応じて、上記保留(ステップ312)を継続する。
ユーザ(301)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(301)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサッカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(301)は、メッセージ「サッカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ314)。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画が投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージ及び動画を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれかにあるかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿されたメッセージ及び動画のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージ及び動画を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ315)。従って、ユーザ(301)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(301)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージ及び動画に、ユーザ(301)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて記憶する。
ユーザ(301)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ316)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ312及び315)を継続する。
ユーザ(301)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(301)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ317)。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージを公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿されたメッセージのソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージを電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ318)。従って、ユーザ(301)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(301)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージに、ユーザ(301)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて記憶する。
ユーザ(301)は、地点Cから自宅に移動中である(ステップ319)。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ312、315及び318)を継続する。
ユーザ(301)は、自宅に到着した。ユーザ(301)は、自宅に帰宅することに応じて、当該電子装置(121)を充電の為に、クレードルにおいた(ステップ320)。
電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅であることを検出した。クレードルには近距離無線通信(NFC)タグが備え付けられており、電子装置(121)は、当該NFCタグを検出することに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅であることを検出しうる。代替的には、電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得しうるようにしうる。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(301)の自宅であること(すなわち、ユーザ(301)が自宅に居ること)に応じて、上記保留(ステップ312、315及び318)していたコンテンツ全てを公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ321)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記保留(ステップ312、315及び318)していたコンテンツ全てを受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、受信したコンテンツ全てをソーシャルメディアに即時公開する(ステップ322)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した各コンテンツがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時をそれぞれ、各コンテンツそれぞれに関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、及び、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ323)。従って、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(301)による投稿時刻順に公開される。
このように、ユーザ(301)が自宅に帰宅したことに応じて、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が公開されることから、その時間帯にユーザ(301)が不在であることが第三者に知られず、従って空き巣などの犯罪行為を防ぐことが可能になる。また、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(301)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図4は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、サーバ・コンピュータ(201)が判断する態様を示す。
ユーザ(401)は、電子装置(121)(例えば、タブレット端末)を携帯しているとする。ユーザ(401)は、当該ユーザ(401)の自宅又は自宅付近(例えば、電子装置(121)がユーザ(401)の自宅の又は自宅のあるマンションのLANのアクセスポイントを認識する範囲にある距離である)に電子装置(121)がいない場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの公開を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。
ユーザ(401)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いてタワー建築物の静止画像を撮影した。そして、ユーザ(401)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ411)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像にユーザ(401)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられた静止画像を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ411)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記静止画像を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信した静止画像をソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該投稿された静止画像をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ412)。従って、ユーザ(401)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(401)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
ユーザ(401)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ413)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ412)を継続する。
ユーザ(401)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(401)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサーカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(401)は、メッセージ「サーカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ414)。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画が投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージ及び動画にユーザ(401)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージ及び動画を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ414)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージ及び動画を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージ及び動画をソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該受信したメッセージ及び動画のソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該受信したメッセージ及び動画をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ415)。従って、ユーザ(401)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(401)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
ユーザ(401)は、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ416)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ412及び415)を継続する。
ユーザ(401)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(401)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ417)。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージにユーザ(401)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージを公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ417)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージを受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージをソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該受信したメッセージのソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該受信したメッセージをサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ418)。従って、ユーザ(401)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(401)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
ユーザ(401)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ419)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ412、415及び418)を継続する。
ユーザ(401)は、自宅に到着した(ステップ420)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータから所定間隔で取得している。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅であること(すなわち、ユーザ(401)が帰宅したこと)を検出する。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(401)の自宅であること(すなわち、ユーザ(401)が自宅に居ること)に応じて、上記保留(412、415及び418)していたコンテンツ全てを公開する(ステップ421)。サーバ・コンピュータ(201)は、各コンテンツがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時をそれぞれ、各コンテンツそれぞれに関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、及び、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ422)。従って、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(401)による投稿時刻順に公開される。
このように、ユーザ(401)が自宅に帰宅したことに応じて、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が公開されることから、その時間帯にユーザ(401)が不在であることが第三者に知られず、従って空き巣などの犯罪行為を防ぐことが可能になる。また、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(401)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図5は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、電子装置(121)が、ユーザ(501)が現在位置から離れるまでの時間をユーザ(501)のスケジュールから読み取り、またユーザ(501)が自宅に到着するまでの時間を予測して判断する態様を示す。
ユーザ(501)は、電子装置(121)(例えば、スマートフォン)を携帯しているとする。ユーザ(501)は、当該ユーザの自宅又は自宅付近(例えば、自宅から半径300m以内の距離である)に電子装置(121)がいない場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの投稿を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。
ユーザ(501)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いてタワー建築物の静止画像を撮影した。そして、ユーザ(501)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ511)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)の例えばGPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿された静止画像を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ512)。従って、ユーザ(501)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(501)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶した静止画像に、ユーザ(501)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて記憶する。
また、電子装置(121)は、電子装置(121)内に格納されたスケジュール管理アプリから、ユーザ(501)の2014年9月1日のスケジュールを読み取る。そして、電子装置(121)は、ユーザ(501)が、この後にサッカーの試合を観戦しに行く予定になっていることを知る。従って、電子装置(121)は、早くともサーカーの試合終了時間である21:00まで、上記保留(ステップ512)を継続する必要があることを知る。従って、ユーザ(501)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(501)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
また、電子装置(121)は、早くともサーカーの試合終了時間である21:00まで、電子装置(121)の現在位置情報に基づいて、静止画像を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する処理を中断するようにしうる。
ユーザ(501)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ515)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ512)を継続する。代替的には、電子装置(121)は、サーカーの観戦終了時間まで、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかの判断を中止しうる。
ユーザ(501)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(501)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサーカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(501)は、メッセージ「サーカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ516)。
電子装置(121)は、ユーザ(501)のスケジュール管理アプリから、サッカーの試合終了時間が21:00であることを知っている。従って、電子装置(121)は、早くともサーカーの観戦終了時間である21:00まで、当該投稿されたメッセージ及び動画のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージ及び動画を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ517)。従って、ユーザ(501)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(501)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージ及び動画に、ユーザ(501)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて記憶する。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画のアップロードの一時保留(ステップ517)とともに、上記静止画像のアップロードの一時保留(ステップ512)もまた継続する。
ユーザ(501)は、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ521)。電子装置(121)は任意的に、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ512及び517)を継続する。なお、電子装置(121)は、サーカーの観戦終了時間である21:00まで電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかの判断を中断してもよい。
ユーザ(501)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(501)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ522)。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージを公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿されたメッセージのソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージを電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ523)。従って、ユーザ(501)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(501)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージに、ユーザ(501)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて記憶する。
また、電子装置(121)は、上記取得した位置情報に基づいて、現在位置が東京駅であることを知る。そこで、電子装置(121)は、電子時刻表を例えばネットワーク経由で読み出して、自宅の最寄り駅まで例えば最短で到着するのに必要な時間を計算する。そして、電子装置(121)は、当該計算した時間と、当該最寄り駅から自宅までの平均徒歩時間とを合計し、ユーザ(501)が東京駅から自宅に到着するまでの時間を予測する。
電子装置(121)は、ステップ512でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留した静止画像の投稿について、2014年9月1日17時30分に、既に経過した時間(4時間)及び上記予測した時間の合計時間(α)を加算し、当該加算した時刻(17時30分+α)に上記静止画像の投稿をするように予定する。
同様に、電子装置(121)は、ステップ517でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留したメッセージ及び動画の投稿について、2014年9月1日18時30分に、既に経過した時間(3時間)及び上記予測した時間の合計時間(β)を加算し、当該加算した時刻(18時30分+β)に上記メッセージ及び動画の投稿をするように予定する。
同様に、電子装置(121)は、ステップ523でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留したメッセージの投稿について、2014年9月1日21時30分に、上記予測した時間(lang=EN-US >γ)を加算し、当該加算した時刻(21時30分+γ)に上記メッセージの投稿をするように予定する。
ユーザ(501)は、地点Cから自宅に移動中である(ステップ527)。
電子装置(121)は、ユーザ(501)が帰宅する前に、17時30分+αの時刻が経過したことに応じて、ステップ512で一時保留した静止画像をサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ513)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信した静止画像をソーシャルメディアに即時公開する(ステップ514)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信した静止画像がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該静止画像に関連付けられた投稿日時(17時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ515)。
同様に、電子装置(121)は、ユーザ(501)が帰宅する前に、18時30分+βの時刻が経過したことに応じて、ステップ517で一時保留したメッセージ及び動画をサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ518)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージ及び動画をソーシャルメディアに即時公開する(ステップ519)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージ及び動画がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージ及び動画に関連付けられた投稿日時(18時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ520)。
同様に、電子装置(121)は、ユーザ(501)が帰宅する前に、21時30分+γの時刻が経過したことに応じて、ステップ523で一時保留したメッセージをサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ524)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージをソーシャルメディアに即時公開する(ステップ525)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージに関連付けられた投稿日時(21時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ526)。
ユーザ(501)は、自宅のマンションに到着した。ユーザ(501)は、自宅のマンションに帰宅することに応じて、当該電子装置(121)をマンションの入り口に設けられている開錠の為の玄関錠(シリンダーICロック)にかざした(ステップ528)。
電子装置(121)は、上記玄関錠と通信し、開錠されたことに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅であることを検出した。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(501)の自宅であること(すなわち、ユーザ(501)が自宅に居ること)に応じて、上記保留(ステップ512、517及び523)の一部又は全部がまだ継続中である場合には、17時30分+α、18時30分+β及び21時30分+γの各時刻になるのを待つこと無しに(すなわち、α、β及びγの各時間が経過するのを待つこと無しに)、当該保留が継続中であるコンテンツ全てを公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ529)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記保留(ステップ512、517及び523)していたコンテンツ全てを受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したコンテンツ全てをソーシャルメディアに即時公開する(ステップ514、519及び525)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した各コンテンツがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時をそれぞれ、各コンテンツそれぞれに関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、上記メッセージ「サッカー観戦中なう。」及び動画が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、及び、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ515、520及び526)。従って、上記静止画像、上記メッセージ「サッカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(501)による投稿時刻順に公開される。
このように、ユーザ(501)が自宅又は自宅付近に到着する時刻を予測し、当該予測した時刻が経過することに応じて、又は、ユーザ(501)が自宅に帰宅したことに応じて、のいずれか早い方に合わせて、上記静止画像、上記メッセージ「サッカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が公開されることから、その時間帯にユーザ(501)が不在であることが第三者に知られず、従って空き巣などの犯罪行為を防ぐことが可能になる。また、上記静止画像、上記メッセージ「サッカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(501)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図6は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、サーバ・コンピュータ(201)が、ユーザ(601)が現在位置から離れるまでの時間をユーザ(601)のスケジュールから読み取り、またユーザ(601)が自宅に到着するまでの時間を予測して判断する態様を示す。
ユーザ(601)は、電子装置(121)(例えば、タブレット端末)を携帯しているとする。ユーザ(601)は、当該ユーザ(601)の自宅又は自宅付近(例えば、電子装置(121)がユーザ(601)の自宅の又は自宅のあるマンションのLANのアクセスポイントに接続可能な範囲である)に電子装置(121)がいない場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの公開を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。
ユーザ(601)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いてタワー建築物の静止画像を撮影した。そして、ユーザ(601)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ611)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像にユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられた静止画像を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ611)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記静止画像を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信した静止画像をソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該投稿された静止画像をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ612)。当該記憶した静止画像には、ユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分が関連付けられている。従って、ユーザ(601)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(601)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
また、サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)に関連付けられたユーザ(601)のスケジュール管理データが格納されたサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から、ユーザ(601)の2014年9月1日のスケジュールを読み取る。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、ユーザ(601)が、この後にサッカーの試合を観戦しに行く予定になっていることを知る。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、早くともサーカーの試合終了時間である21:00まで、上記保留(ステップ612)を継続する必要があることを知る。従って、ユーザ(601)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(601)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
また、サーバ・コンピュータ(201)は、早くともサーカーの試合終了時間である21:00まで、電子装置(121)の現在位置情報に基づいて、静止画像を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する処理を中断するようにしうる。
ユーザ(601)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ613)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ612)を継続する。代替的には、サーバ・コンピュータ(201)は、サーカーの観戦終了時間まで、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかの判断を中止しうる。
ユーザ(601)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(601)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサーカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(601)は、メッセージ「サーカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ614)。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画が投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージ及び動画に、ユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージ及び動画を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ614)。
サーバ・コンピュータ(201)は、ユーザ(601)のスケジュール管理データから、サッカーの試合終了時間が21:00であることを知っている。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、早くともサーカーの観戦終了時間である21:00まで、当該投稿されたメッセージ及び動画のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージ及び動画をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ615)。当該記憶したメッセージ及び動画には、ユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分が関連付けられている。従って、ユーザ(601)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(601)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
サーバ・コンピュータ(201)は、上記メッセージ及び動画のアップロードの一時保留(ステップ615)とともに、上記静止画像のアップロードの一時保留(ステップ612)もまた継続する。
ユーザ(601)は、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ616)。サーバ・コンピュータ(201)は任意的に、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、上記保留(ステップ612及び615)を継続する。なお、サーバ・コンピュータ(201)は、サッカーの観戦終了時間である21:00まで電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかの判断を中断してもよい。
ユーザ(601)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(601)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ617)。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージにユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージを公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ617)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージを受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージをソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれかに在るかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅及び自宅付近のいずれにもないことに応じて、当該受信したメッセージのソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該受信したメッセージをサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ618)。当該記憶したメッセージには、ユーザ(601)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分が関連付けられている。従って、ユーザ(601)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(601)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
また、サーバ・コンピュータ(201)は、上記取得した位置情報に基づいて、現在位置が東京駅であることを知る。そこで、サーバ・コンピュータ(201)は、電子時刻表を例えばネットワーク経由で読み出して、ユーザ(601)の自宅の最寄り駅まで例えば最短で到着するのに必要な時間を計算する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該計算した時間と、当該最寄り駅から自宅までの平均徒歩時間とを合計し、ユーザ(601)が東京駅から自宅に到着するまでの時間を予測する。
サーバ・コンピュータ(201)は、ステップ612でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留した静止画像の投稿について、2014年9月1日17時30分に、既に経過した時間(4時間)及び上記予測した時間の合計時間(T1)を加算し、当該加算した時刻(17時30分+T1)に上記静止画像の投稿をするように予定する。
同様に、サーバ・コンピュータ(201)は、ステップ615でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留したメッセージ及び動画の投稿について、2014年9月1日18時30分に、既に経過した時間(3時間)及び上記予測した時間の合計時間(T2)を加算し、当該加算した時刻(18時30分+T2)に上記メッセージ及び動画の投稿をするように予定する。
同様に、サーバ・コンピュータ(201)は、ステップ618でサーバ・コンピュータ(201)への送信を保留したメッセージの投稿について、2014年9月1日21時30分に、上記予測した時間(T3)を加算し、当該加算した時刻(21時30分+T3)に上記メッセージの投稿をするように予定する。
ユーザ(601)は、地点Cから自宅に移動中である(ステップ619)。
サーバ・コンピュータ(201)は、ユーザ(601)が帰宅する前に、17時30分+T1の時刻が経過したことに応じて、ステップ612で一時保留した静止画像を公開する(ステップ620)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該公開した静止画像がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該静止画像に関連付けられた投稿日時(17時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ621)。
同様に、サーバ・コンピュータ(201)は、ユーザ(601)が帰宅する前に、18時30分+T2の時刻が経過したことに応じて、ステップ615で一時保留したメッセージ及び動画を公開する(ステップ622)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該公開したメッセージ及び動画がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージ及び動画に関連付けられた投稿日時(18時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ623)。
同様に、サーバ・コンピュータ(201)は、ユーザ(601)が帰宅する前に、21時30分+T3の時刻が経過したことに応じて、ステップ618で一時保留したメッセージを公開する(ステップ624)。サーバ・コンピュータ(201)は、当該公開したメッセージがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージに関連付けられた投稿日時(21時30分)を用いて全てのユーザに対して公開する(ステップ625)。
ユーザ(601)は、自宅のマンションに到着した。ユーザ(601)は、自宅のマンションに帰宅することに応じて、当該電子装置(121)をマンションの入り口に設けられている開錠の為の玄関錠(シリンダーICロック)にかざした(ステップ626)。
電子装置(121)は、上記玄関錠と通信し、開錠されたことに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅であることを検出した。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅であること(すなわち、ユーザ(601)が自宅に居ること)に応じて、ユーザ(601)が自宅に到着したことをサーバ・コンピュータ(201)に通知する(ステップ627)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)からの上記通知によりユーザ(601)が自宅に到着したことを知る。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(601)の自宅であること(すなわち、ユーザ(601)が自宅に居ること)に応じて、上記保留(ステップ612、615及び618)の一部又は全部がまだ継続中である場合には、17時30分+T1、18時30分+T2及び21時30分+T3の各時刻になるのを待つこと無しに(すなわち、T1、T2及びT3の各時間が経過するのを待つこと無しに)、当該保留が継続中であるコンテンツ全てを公開する(ステップ620、622及び624)。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開し、及び、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ621、623及び625)。従って、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザによる投稿時刻順に公開される。
このように、ユーザ(601)が自宅又は自宅付近に到着する時刻を予測し、当該予測した時刻が経過することに応じて、又は、ユーザ(601)が自宅に帰宅したことに応じて、のいずれか早い方に合わせて、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」が公開されることから、その時間帯にユーザ(601)が不在であることが第三者に知られず、従って空き巣などの犯罪行為を防ぐことが可能になる。また、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(601)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図7は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、電子装置(121)が、ユーザ(701)が当該ユーザ(701)により指定された場所から離れたことに応じて判断する態様を示す。
ユーザ(701)は有名人であり、ブログにレストランでの食事風景を投稿することによって話題を集めている。
ユーザ(701)は、電子装置(121)(例えば、スマートフォン)を携帯しているとする。ユーザ(701)は、所定の公共の場所又は当該公共の場所付近(例えば、当該公共の場所の周囲1km以内の距離である)に電子装置(121)がある場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの投稿を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。上記所定の公共の場所は例えば、レストラン、ショッピング・モール、競技場(例えば、サーカー場、又は野球場)であるとする。
ユーザ(701)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いて、レストランで注文したラーメンの静止画像を撮影した。そして、ユーザ(701)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ711)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)の例えばGPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が、所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がレストランであることに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿された静止画像を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ712)。従って、ユーザ(701)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(701)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶した静止画像に、ユーザ(701)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて記憶する。
ユーザ(701)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ713)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかであることに応じて、上記保留(ステップ712)を継続する。
一方、電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれでもないことに応じて、上記保留(ステップ712)を解除し、当該保留していた静止画像を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ714)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記静止画像を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した静止画像をソーシャルメディアに即時公開する(ステップ715)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した静止画像がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該静止画像に関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ716)。
ユーザ(701)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(701)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサーカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(701)は、メッセージ「サーカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ717)。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画が投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージ及び動画を公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得する。電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあることに応じて、当該投稿されたメッセージ及び動画のソーシャルメディアへのアップロードを一時保留し、当該投稿されたメッセージ及び動画を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ718)。従って、ユーザ(701)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(701)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージ及び動画に、ユーザ(701)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて記憶する。
ユーザ(701)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ719)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかに在るかを判断する。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかであることに応じて、上記保留(ステップ718)を継続する。
一方、電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれでもないことに応じて、上記保留(ステップ718)を解除し、当該保留していた静止画像を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ720)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記静止画像を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した静止画像をソーシャルメディアに即時公開する(ステップ721)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信した静止画像がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該静止画像に関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ722)。
ユーザ(701)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(701)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ723)。この際、ユーザ(701)は、「友人に即時公開する」というオプションを選択したとする。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージを公開するためにソーシャルメディアにアップロードしてよいかを判断する。
電子装置(121)は、当該投稿は「友人に即時公開する」というオプションが付されていることに応じて、上記投稿されたメッセージに「友人にのみ即時公開する」という情報を付して、当該メッセージをサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ724)。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージを受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は「友人にのみ即時公開する」という制限を付して、上記受信したメッセージをソーシャルメディアに即時公開する(ステップ725)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信したメッセージがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージに関連付けられた投稿日時を用いて、ユーザ(701)によって指定された友人にのみ公開する。また、サーバ・コンピュータ(201)は、上記メッセージが2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ725)。
また、電子装置(121)は、当該投稿は「友人に即時公開する」というオプションが付されていることに応じて、当該投稿されたメッセージが「友人に即時公開する」というオプションが付されているという情報を電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)内に記憶する(ステップ727)。電子装置(121)は、当該記憶したメッセージに、ユーザ(701)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて記憶する。
従って、ユーザ(701)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(701)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上で全てのユーザにリアルタイムに公開されず、ユーザ(701)によって指定された友人にのみリアルタイムに公開される。
ユーザ(701)は、地点Cから自宅に移動中である(ステップ728)。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、電子装置(121)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかであることに応じて、上記投稿されたメッセージが「友人に即時公開する」というオプションが付されているという情報の維持(ステップ727)を継続する。
ユーザ(701)は、自宅に到着した。ユーザ(701)は、自宅に帰宅することに応じて、当該電子装置(121)を充電の為に、クレードルにおいた(ステップ729)。
電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(701)の自宅であることを検出した。クレードルには近距離無線通信(NFC)タグが備え付けられており、電子装置(121)は、当該NFCタグを検出することに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(701)の自宅であることを検出しうる。代替的には、電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得しうるようにしうる。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(701)の自宅であること(すなわち、ユーザ(701)が自宅に居ること)に応じて、公開が友人のみに制限されていた(ステップ725)メッセージを全てのユーザに公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)に、当該メッセージを全てのユーザに公開する為の命令を通知する(ステップ730)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記通知を受信する。サーバ・コンピュータ(201)は、公開が友人のみに制限されていた(ステップ725)メッセージを全てのユーザに公開するように設定を変更する(ステップ731)。従って、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、全てのユーザに対してソーシャルメディア上で公開される。
このように、ユーザ(701)が所定の場所又はその付近に居ることに応じて、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画が公開されないことから、その場にいることが知られず、従って当該ユーザ(701)のいる場所に第三者が押し掛けてしまうということを防ぐことが可能になる。また、ユーザ(701)が所定の場所又はその付近に居ることに応じて、コンテンツの公開を特定のユーザに限定し、一方、ユーザ(701)が所定の場所又はその付近から離れることに応じて、コンテンツの公開の設定を全てのユーザに自動的に変更できることから、ソーシャルメディアの目的の一つである不特定多数の人々へ情報発信をするという役割を果たすことが可能になる。さらに、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(701)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図8は、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する一例であり、投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを、サーバ・コンピュータ(201)が、ユーザ(801)が当該ユーザ(801)により指定された場所から離れたことに応じて判断する態様を示す。
ユーザ(801)は有名人であり、ブログにレストランでの食事風景を投稿することによって話題を集めている。
ユーザ(801)は、電子装置(121)(例えば、タブレット端末)を携帯しているとする。ユーザ(801)は、所定の公共の場所又は当該公共の場所付近(例えば、当該公共の場所から徒歩で15分以内の距離である)に電子装置(121)がある場合には、コンテンツのソーシャルメディアへの投稿を一時保留するトリガー・オプションを選択しているとする。上記所定の公共の場所は例えば、レストラン、ショッピング・モール、サーカー場、又は野球場であるとする。
ユーザ(801)は、地点Aにおいて、電子装置(121)のカメラ機能を用いて、レストランで注文したラーメンの静止画像を撮影した。そして、ユーザ(801)は、当該撮影した静止画像を電子装置(121)からソーシャルメディアに2014年9月1日17時30分に投稿した(ステップ811)。当該投稿は、電子装置(121)の画面上に表示される投稿ボタンを押すことによって行われる(以下、同じである)。
電子装置(121)は、上記静止画像が投稿されたことを検出することに応じて、当該静止画像にユーザ(801)による投稿時刻である2014年9月1日17時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられた静止画像を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ811)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記静止画像を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信した静止画像をソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあることに応じて、当該投稿された静止画像のソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該投稿された静止画像をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ812)。従って、ユーザ(801)が投稿した上記静止画像は、ユーザ(801)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
ユーザ(801)は、地点Aから地点Bに移動中である(ステップ813)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあることに応じて、上記保留(ステップ812)を継続する。
一方、サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれでもないことに応じて、上記保留(ステップ812)を解除し、当該保留していた静止画像を即時公開する(ステップ814)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記保留していた静止画像がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該静止画像に関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記静止画像が2014年9月1日17時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ815)。
ユーザ(801)は、地点Aから地点Bに移動した。ユーザ(801)は、地点Bにおいて、電子装置(121)のビデオ機能を用いてサーカーのゴールの瞬間を動画で撮影した。そして、ユーザ(801)は、メッセージ「サーカー観戦中なう。」を入力し、当該メッセージとともに上記動画をソーシャルメディアに2014年9月1日18時30分に投稿した(ステップ816)。
電子装置(121)は、上記メッセージ及び動画が投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージ及び動画にユーザ(801)による投稿時刻である2014年9月1日18時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージ及び動画を公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ816)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージ及び動画を受信する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージ及び動画をソーシャルメディアに公開してよいかを判断する為に、電子装置(121)の現在位置を電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)から取得する。サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあることに応じて、当該投稿されたメッセージ及び動画のソーシャルメディアへの公開を一時保留し、当該投稿されたメッセージ及び動画をサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ817)。従って、ユーザ(801)が投稿した上記メッセージ及び動画は、ユーザ(801)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上でリアルタイムに公開されない。
ユーザ(801)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動中である(ステップ818)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を上記電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集している上記サーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあることに応じて、上記保留(ステップ817)を継続する。
一方、サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれでもないことに応じて、上記保留(ステップ817)を解除し、当該保留していたメッセージ及び動画を即時公開する(ステップ819)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記保留していたメッセージ及び動画がサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージ及び動画に関連付けられた投稿日時を用いて全てのユーザに対して公開する。従って、サーバ・コンピュータ(201)は、上記メッセージ及び動画が2014年9月1日18時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ820)。
ユーザ(801)は、サッカーの試合の観戦が終了し、地点Bから地点Cに移動した。ユーザ(801)は、地点Cにおいて、メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」を入力し、当該メッセージをソーシャルメディアに2014年9月1日21時30分に投稿した(ステップ821)。この際、ユーザ(801)は、「友人に即時公開する」というオプションを選択したとする。
電子装置(121)は、上記メッセージが投稿されたことを検出することに応じて、当該メッセージにユーザ(801)による投稿時刻である2014年9月1日21時30分を関連付けて、当該投稿時間が関連付けられたメッセージを公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ821)。また、電子装置(121)は、上記メッセージに「友人にのみ即時公開する」という情報を付して、当該メッセージをサーバ・コンピュータ(201)にアップロードする(ステップ821)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記メッセージを受信する。そしてサーバ・コンピュータ(201)は、当該受信したメッセージをソーシャルメディアに公開してよいかを判断する。
サーバ・コンピュータ(201)は、当該投稿は「友人に即時公開する」というオプションが付されていることに応じて、「友人にのみ即時公開する」という制限を付して、上記受信したメッセージをソーシャルメディアに即時公開する(ステップ823)。サーバ・コンピュータ(201)は、上記受信したメッセージがサーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時を、当該メッセージに関連付けられた投稿日時を用いて、ユーザ(801)によって指定された友人にのみ公開する。また、サーバ・コンピュータ(201)は、上記メッセージが2014年9月1日21時30分に投稿されたものとして投稿日時を公開する(ステップ824)。
また、サーバ・コンピュータ(201)は、当該投稿は「友人に即時公開する」というオプションが付されていることに応じて、当該メッセージをサーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)内に記憶する(ステップ822)。
従って、ユーザ(801)が投稿した上記メッセージは、ユーザ(801)による上記投稿に応じてソーシャルメディア上で全てのユーザにリアルタイムに公開されず、ユーザ(801)によって指定された友人にのみリアルタイムに公開される。
ユーザ(801)は、地点Cから自宅に移動中である(ステップ825)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して例えば所定間隔で取得する。そして、サーバ・コンピュータ(201)は、当該取得した位置情報に基づいて、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近のいずれかにあるかを判断する。サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)の現在位置が所定の公共場所及び所定の公共場所付近であることに応じて、上記保留(ステップ822)を継続する。
ユーザ(801)は、自宅に到着した。ユーザ(801)は、自宅に帰宅することに応じて、当該電子装置(121)を充電の為に、クレードルにおいた(ステップ826)。
電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(801)の自宅であることを検出した。クレードルには近距離無線通信(NFC)タグが備え付けられており、電子装置(121)は、当該NFCタグを検出することに応じて、電子装置(121)の現在位置がユーザ(801)の自宅であることを検出しうる。代替的には、電子装置(121)は、クレードルに置かれることに応じて、電子装置(121)の現在位置を例えば上記GPS機能を使用して取得しうるようにしうる。
電子装置(121)は、電子装置(121)の現在位置がユーザ(801)の自宅であること(すなわち、ユーザ(801)が自宅に居ること)に応じて、公開が友人のみに制限されていた(ステップ823)メッセージを全てのユーザに公開するためにソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)に、当該メッセージを全てのユーザに公開する為の命令を通知する(ステップ827)。
サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から上記通知を受信する。サーバ・コンピュータ(201)は、公開が友人のみに制限されていた(ステップ823)メッセージを全てのユーザに公開するように設定を変更する(ステップ828)。従って、上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、全てのユーザに対してソーシャルメディア上で公開される。
このように、ユーザ(801)が所定の場所又はその付近に居ることに応じて、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画が公開されないことから、その場にいることが知られず、従って当該ユーザ(801)のいる場所に第三者が押し掛けてしまうということを防ぐことが可能になる。また、ユーザ(801)が所定の場所又はその付近に居ることに応じて、コンテンツの公開を特定のユーザに限定し、一方、ユーザ(801)が所定の場所又はその付近から離れることに応じて、コンテンツの公開の設定を全てのユーザに自動的に変更できることから、ソーシャルメディアの目的の一つである不特定多数の人々へ情報発信をするという役割を果たすことが可能になる。さらに、上記静止画像、上記メッセージ「サーカー観戦中なう。」及び動画、並びに上記メッセージ「今、東京駅に到着したよ。」は、ソーシャルメディア上でユーザ(801)による投稿時刻順に公開されることから、各コンテンツの投稿時刻が前後することがない。
図9A及び図9Bはそれぞれ、本発明の実施態様に従いソーシャルメディアへコンテンツを投稿し、公開する処理の為のフローチャートを示す。
図9Aは、電子装置側で公開可能かを判断する場合のフローチャートを示す。
ステップ901において、電子装置(121)は、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿する処理を開始する。
ステップ902において、電子装置(121)は、ソーシャルメディアへ投稿するコンテンツの入力を受け取り、且つ、当該入力の終了に応じて、ユーザによって投稿ボタンが押されたことを検出する。電子装置(121)は、投稿ボタンが押されたことによって、ユーザによるソーシャルメディアへのコンテンツの投稿があったことを検出する。電子装置(121)は、投稿ボタンが押された日時(すなわち、コンテンツの投稿日時)を、サーバ・コンピュータ側で公開された時に表示される投稿日時とするように設定しうる。
下記ステップ903〜905は任意のステップである。従って、電子装置(121)は、ステップ903〜905の処理を実行すること無しに、ステップ902からステップ906に処理を直接進めてもよい。
ステップ903において、電子装置(121)は、上記検出したコンテンツが撮影日時を示す情報を含むかを判断しうる。当該撮影日時を示す情報を含むコンテンツは例えば、写真又は動画でありうる。電子装置(121)は、上記検出したコンテンツが撮影日時を示す情報を含むことに応じて、処理をステップ904に進める。一方、電子装置(121)は、上記検出したコンテンツが撮影日時を示す情報を含まないことに応じて、処理をステップ906に進める。
ステップ904において、電子装置(121)は、上記検出したコンテンツが撮影日時を示す情報を含むことに応じて、当該撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするかをユーザに問い合わせる。電子装置(121)は、ユーザが当該撮影日時を投稿日時と指定することに応じて、処理をステップ905に進める。一方、電子装置(121)は、ユーザが当該撮影日時を投稿日時と指定しないことに応じて、処理をステップ906に進める。
ステップ905において、電子装置(121)は、ユーザが当該撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするという指示に応じて、上記コンテンツの上記ユーザによる投稿日時を上記撮影日時に変更する。
ステップ906において、電子装置(121)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。トリガーにより公開がされる公開オプションとは、コンテンツの即時公開が可能でない場合において当該公開を行うためのトリガーを満たすことにより公開がされるコンテンツであることを示すための情報である。電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていることに応じて、処理をステップ907に進める。一方、電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていないことに応じて、処理をステップ910に進める。
ステップ907において、電子装置(121)は、上記公開オプションが設定されていることに応じて、電子装置(121)のクライアント・アプリケーションは、ソーシャルメディアの投稿を管理するサーバ・コンピュータ(201)に上記コンテンツを送信せずに、当該コンテンツを当該電子装置(121)のメモリ(123)又は記憶媒体(128)(いずれも、バッファとして作用する)内に記憶し、上記送信を一時保留する。電子装置(121)は、上記コンテンツにステップ902においてユーザが投稿ボタンを押した投稿日時を関連付けて、当該コンテンツをメモリ(123)又は記憶媒体(128)に保存する。
ステップ908において、電子装置(121)は、上記送信を一時保留したコンテンツをサーバ・コンピュータ(201)に送信するためのトリガーを満たすかを判定する。
電子装置(121)は例えば、下記(1)〜(9)に示す各事象をトリガーとし、当該事象を満たすことによってコンテンツの公開が可能であると判断しうる。
(1)トリガー1:ユーザが当該ユーザにより指定された場所又は当該指定された場所付近に到着したこと。上記指定された場所は例えば、ユーザの自宅又はユーザの事務所(特には、小規模な事務所若しくは個人事務所)でありうる。ユーザにより指定された場所に到着したこととは例えば、所定の場所がユーザの自宅の場合には、ユーザが自宅に到着したことであり、所定の場所がユーザの事務所(例えば、ユーザが経営する事務所又はユーザが所属する事務所)の場合には、ユーザが事務所に帰社したことである。当該トリガーは、ユーザが指定された場所に不在であることにより生じうる空き巣などの被害に遭遇するリスクを軽減することを可能にすることを目的とするものでありうる。
(2)トリガー2:ユーザが当該ユーザにより指定された場所又は当該指定された場所付近から離れたこと。上記指定された場所は例えば、公共の場所でありうる。当該公共の場所は例えば、レストラン、ショッピング・モール、競技場(例えば、サーカー場、又は野球場)であるがこれらに限定されるものでない。当該トリガーは、当該コンテンツを読んだ第三者が当該ユーザのいた場所に押し掛けてしまったとしても、当該ユーザはその場所に既に居ないことから混乱が生じることを防ぐことを可能にすることを目的とするものでありうる。
(3)トリガー3:ユーザが、当該ユーザにより指定された場所又は当該指定された場所付近に不在であること。上記トリガー1で述べた同じ目的を達成するものでありうる。
(4)トリガー4:ユーザが現在位置から当該ユーザにより指定された場所に到着するまでの時間を予測し、当該予測した時間が経過したこと。上記トリガー1で述べた同じ目的を達成するものでありうる。
(5)トリガー5:ユーザが現在位置から離れるまでの時間を電子スケジュールから読み取り、当該時間が経過したこと。上記トリガー2で述べた同じ目的を達成するものでありうる。
(6)トリガー6:ユーザが現在位置から離れるまでの時間を予測し、当該予測した時間が経過したこと。上記トリガー2で述べた同じ目的を達成するものでありうる。
(7)トリガー7:一定時間が経過すること。上記トリガー1で述べた又は上記トリガー2で述べた同じ目的を達成するものである。一定時間とは例えば、上記トリガー1で述べた同じ目的を達成する場合には、指定された場所又は当該指定された場所付近に到着するまでの平均時間としうる。一定時間とは例えば、上記トリガー2で述べたと同じ目的を達成する場合には、指定された場所又は当該指定された場所から十分に離れるまでの時間でありうる。
(8)トリガー8:ユーザ以外の関係者が当該ユーザにより指定された場所又は当該指定された場所付近に到着したこと。上記トリガー1で述べた同じ目的を達成するものでありうる。ユーザ以外の関係者とは例えば、所定の場所がユーザの自宅の場合には当該ユーザの家族(特には、例えば成人男性)であり、所定の場所がユーザの事務所(例えば、ユーザが経営する事務所又はユーザが所属する事務所)の場合には当該事務所の社員でありうる。
(9)トリガー9:ユーザ以外の関係者が当該ユーザにより指定された場所に居ること。上記トリガー1で述べた同じ目的を達成するものでありうる。ユーザ以外の関係者とは上記した通りである。
また、ステップ908において、電子装置(121)は、上記トリガーを満たすか判断する上で電子装置(121)の現在位置の情報が必要な場合には、位置情報取得手法を使用して、電子装置(121)の現在位置を取得する。電子装置(121)は、位置情報取得手法として例えば、GPSにより位置情報を取得する手法、Wi−Fiなどのアクセスポイントにより位置情報を取得する方法、若しくは携帯電話基地局により位置情報を取得する方法(セルID方式ともいう)、又はそれらの組み合わせを任意に使用しうる。
また、ステップ908において、電子装置(121)は、上記トリガーを満たすか判断する上でユーザのスケジュール・データが必要な場合には、ユーザのスケジュールを、例えば電子スケジュール、例えばスケジュール管理アプリ、又は予定表ソフトから読み取りうる。当該電子スケジュールのデータは、電子装置(121)内にあってもよく、又は、電子装置(121)がアクセス可能なネットワーク記憶媒体若しくは当該電子スケジュールのデータを管理するサーバ・コンピュータ内にあってもよい。
ステップ908において、電子装置(121)は、当該トリガーを満たすことに応じて、処理をステップ909に進める。一方、電子装置(121)は、当該トリガーを満たさないことに応じて、ステップ908の判断ステップを、上記トリガーを満たすまで繰り返す。
また、ステップ908において、電子装置(121)は任意的に、投稿されたコンテンツの即時公開が上記ソーシャルメディアのユーザの一部に対して可能であるかを判断し、投稿されたコンテンツの即時公開が上記ユーザの上記一部に対して可能であることに応じて、上記投稿されたコンテンツに上記ユーザの上記一部に対して即時公開を許す情報を付して上記サーバ・コンピュータ(201)に送信しうる。当該即時公開を許す情報は例えば、フラグ又はタグでありうる。
ステップ909において、電子装置(121)は、上記トリガーを満たすことに応じて、上記コンテンツとともに、当該コンテンツがユーザにより投稿された投稿日時(ステップ907で一時保留しているために、送信日時とはずれることになる)を送信日時としてサーバ・コンピュータ(201)に送信する。
ステップ910において、電子装置(121)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されていないことに応じて、電子装置(121)のクライアント・アプリケーションは、上記コンテンツとともに、送信日時(当該コンテンツがユーザにより投稿された投稿日時と同じであるかほぼ同じである)を、サーバ・コンピュータ(201)に即時に送信する。
ステップ911において、電子装置(121)は、上記コンテンツを投稿する処理を終了する。
ステップ921において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記コンテンツを公開する処理を開始する。
ステップ922において、サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から送信されたコンテンツと当該コンテンツの送信日時とを受信する。当該コンテンツが上記ステップ909において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、上記送信日時はコンテンツがユーザにより投稿された投稿日時である。当該コンテンツが上記ステップ910において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、上記送信日時は、電子装置(121)が当該コンテンツを送信した送信日時である。
ステップ923において、サーバ・コンピュータ(201)は、ステップ922でコンテンツを受信することに応じて、電子装置(121)から送信されたコンテンツをソーシャルメディアに即時に公開する。当該コンテンツがサーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時は、当該コンテンツが上記ステップ909において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、ユーザにより投稿された投稿日時である(従って、サーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時として使用される送信日時は、電子装置(121)がコンテンツをサーバ・コンピュータ(201)に実際に送信した送信日時よりも前の日時である)。また、当該コンテンツがサーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時は、当該コンテンツが上記ステップ910において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、電子装置(121)により当該コンテンツが実際に送信された送信日時である(従って、サーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時は、電子装置(121)がコンテンツをサーバ・コンピュータ(201)に実際に送信した送信日時と同じであるかほぼ同じである)。
また、ステップ923において、サーバ・コンピュータ(201)は任意的に、ステップ922で受信したコンテンツに、ソーシャルメディアのユーザの一部に対して即時公開を許す情報が付されている場合には、当該コンテンツの即時公開を上記ユーザの一部に対してのみ許すようにし、当該コンテンツを即時公開しうる。
ステップ924において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記コンテンツを公開する処理を終了する。
図9Bは、サーバ・コンピュータ側で公開可能かを判断する場合のフローチャートを示す。
ステップ931において、電子装置(121)は、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿する処理を開始する。
ステップ932〜935の各処理は、図9Aに示すステップ902〜905の各処理と同じである。従って、ステップ932〜935それぞれについての内容は、図9Aに示すステップ902〜905それぞれについての上記説明を参照されたい。
ステップ936において、電子装置(121)は、コンテンツの即時公開が可能でない場合において当該公開を行うためのトリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていることに応じて、処理をステップ937に進める。一方、電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていないことに応じて、処理をステップ938に進める。
ステップ937において、電子装置(121)は、上記公開オプションが設定されていることに応じて、上記コンテンツとともに、当該コンテンツがユーザにより投稿された投稿日時を送信日時としてサーバ・コンピュータ(201)に即時に送信する。また、電子装置(121)は、上記コンテンツとともに、当該コンテンツにはトリガーにより公開がされる公開オプションがある旨の情報をサーバ・コンピュータ(201)に送信する。
また、ステップ937において、電子装置(121)は任意的に、投稿されたコンテンツの即時公開がソーシャルメディアのユーザの一部に対して可能であるかを判断し、投稿されたコンテンツの即時公開が上記ユーザの一部に対して可能であることに応じて、上記投稿されたコンテンツに上記ユーザの一部に対して即時公開を許す情報を付して上記サーバ・コンピュータ(201)に送信しうる。当該即時公開を許す情報は例えば、フラグ又はタグでありうる。
ステップ938において、電子装置(121)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されていないことに応じて、上記コンテンツとともに、送信日時(当該コンテンツがユーザにより投稿された投稿日時と同じであるかほぼ同じである)を、サーバ・コンピュータ(201)に即時に送信する。
ステップ939において、電子装置(121)は、上記コンテンツを投稿する処理を終了する。
ステップ941において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記コンテンツを公開する処理を開始する。
ステップ942において、サーバ・コンピュータ(201)は、電子装置(121)から送信されたコンテンツと当該コンテンツの送信日時とを受信する。また、当該コンテンツが上記ステップ937において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、サーバ・コンピュータ(201)は、上記コンテンツとともに、ステップ937で送信された情報、すなわち当該コンテンツにはトリガーにより公開がされる公開オプションがある旨の情報を受信する。上記受信したコンテンツが上記ステップ937において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、上記送信日時はコンテンツがユーザにより投稿された投稿日時である。上記受信したコンテンツが上記ステップ938において電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、上記送信日時は、電子装置(121)が当該コンテンツを送信した送信日時である。
ステップ943において、サーバ・コンピュータ(201)は、コンテンツの即時公開が可能でない場合において当該公開を行うためのトリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていることに応じて、処理をステップ944に進める。一方、電子装置(121)は、当該公開オプションが設定されていないことに応じて、処理をステップ946に進める。
ステップ944において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記公開オプションが設定されていることに応じて、サーバ・コンピュータ(201)のサーバ・アプリケーションは、上記コンテンツを即時公開せずに、当該コンテンツを当該サーバ・コンピュータ(201)のメモリ(203)又は記憶媒体(208)(いずれも、バッファとして作用する)内に記憶し、上記公開を一時保留する。
ステップ945において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記公開を一時保留したコンテンツを公開するためのトリガーを満たすかを判定する。
サーバ・コンピュータ(201)は例えば、図9Aのステップ908において示した(1)〜(9)に示す各事象をトリガーとし、当該事象を満たすことによってコンテンツの公開が可能であると判断しうる。
また、ステップ945において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記トリガーを満たすかを判断する上で電子装置(121)の現在位置の情報が必要な場合には、当該電子装置(121)の現在位置を、電子装置(121)又は電子装置(121)の現在位置を収集しているサーバ・コンピュータから例えば所定間隔で取得する。
また、ステップ945において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記トリガーを満たすかを判断する上でユーザのスケジュール・データが必要な場合には、ユーザのスケジュールを、当該ユーザに関連付けられた例えば電子スケジュール、例えばスケジュール管理アプリ、又は予定表ソフトから読み取りうる。当該電子スケジュールのデータは、電子装置(121)内にあってもよく、又は、電子装置(121)がアクセス可能なネットワーク記憶媒体若しくは当該電子スケジュールのデータを管理するサーバ・コンピュータ(サーバ・コンピュータ(201)と同じものであっても異なるものであってもよい)内にあってもよい。
ステップ945において、サーバ・コンピュータ(201)は、当該トリガーを満たすことに応じて、処理をステップ946に進める。一方、サーバ・コンピュータ(201)は、当該トリガーを満たさないことに応じて、ステップ945の判断ステップを、上記トリガーを満たすまで繰り返す。
ステップ946において、サーバ・コンピュータ(201)は、送信日時をユーザによる投稿日時としてコンテンツをソーシャルメディアに即時に公開する。当該コンテンツがサーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時は、当該コンテンツが上記ステップ937を経由して電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、ユーザにより投稿された投稿日時である(従って、サーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時として使用される送信日時は、電子装置(121)がコンテンツをサーバ・コンピュータ(201)に実際に送信した送信日時よりも前の日時である)。また、当該コンテンツがサーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時は、当該コンテンツが上記ステップ938を経由して電子装置(121)から送信されたコンテンツである場合には、電子装置(121)により当該コンテンツが実際に送信された送信日時である(従って、サーバ・コンピュータ(201)側で公開された時に表示される投稿日時として使用される送信日時は、電子装置(121)がコンテンツをサーバ・コンピュータ(201)に実際に送信した送信日時と同じであるかほぼ同じである)。
また、ステップ946において、サーバ・コンピュータ(201)は任意的に、ステップ942で受信したコンテンツに、ソーシャルメディアのユーザの一部に対して即時公開を許す情報が付されている場合には、当該コンテンツの即時公開を上記ユーザの一部に対してのみ許すようにし、当該コンテンツを即時公開しうる。
ステップ947において、サーバ・コンピュータ(201)は、上記コンテンツを公開する処理を終了する。
図10は、図1A又は図1Bに従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の第3の態様に従う又は本発明の第1の態様において使用されうる電子装置(1001)、並びに、図2に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の第3の態様及び第1の態様それぞれにおいて使用されうるサーバ・コンピュータ(1011)の各機能ブロック図の一例を示した図である。
電子装置(1001)は、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿する処理を実行し、例えば図1Aに示す電子装置(101)又は図1Bに示す電子装置(121)でありうる。
電子装置(1001)は、コンテンツ投稿検出手段(1021)、撮影日時判断手段(1022)、投稿日時設定手段(1023)、トリガー・オプション検出手段(1024)、バッファ手段(1025)、コンテンツ公開判断手段(1026)、位置情報取得手段(1027)、及びコンテンツ送信手段(1028)を備えている。
コンテンツ投稿検出手段(1021)は、ユーザによるソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を検出する。
また、コンテンツ投稿検出手段(1021)は、図9Aに記載のステップ902を実行しうる。
撮影日時判断手段(1022)は、コンテンツ投稿検出手段(1021)が検出したコンテンツ(例えば、写真又は動画)が撮影日時を示す情報を含むか判断する。
また、撮影日時判断手段(1022)は、図9Aに記載のステップ903を実行しうる。
投稿日時設定手段(1023)は、コンテンツ投稿検出手段(1021)が検出したコンテンツが上記撮影日時を示す情報を含むことに応じて、上記撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするかを上記ユーザに問い合わせる。また、投稿日時設定手段(1023)は、ユーザが上記撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするという指示に応じて、上記コンテンツの上記ユーザによる投稿日時を上記撮影日時に変更する。
また、投稿日時設定手段(1023)は、図9Aに記載のステップ904及び905を実行しうる。
トリガー・オプション検出手段(1024)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。
また、トリガー・オプション検出手段(1024)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されていることに応じて、コンテンツをバッファ手段(1025)内に記憶し、上記コンテンツの送信を一時保留する。
また、トリガー・オプション検出手段(1024)は、図9Aに記載のステップ906及び907を実行しうる。
バッファ手段(1025)は、コンテンツ投稿検出手段(1021)が検出したコンテンツの即時公開が可能でないことに応じて、当該コンテンツを一時的に格納する。バッファ手段(1025)は例えば、電子装置(1001)のメモリ又は記憶媒体でありうる。
また、バッファ手段(1025)は、図9Aに記載のステップ907において用いられる。
コンテンツ公開判断手段(1026)は、トリガー・オプション検出手段(1024)が、コンテンツにトリガー・オプションが設定されていることを検出することに応じて、上記投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを判断する。
また、コンテンツ公開判断手段(1026)は、例えば図9Aのステップ908の説明において示す上記(1)〜(9)に示す各事象をトリガーとし、当該事象を満たすことによってコンテンツの公開が可能であると判断する。
また、コンテンツ公開判断手段(1026)は、上記投稿されたコンテンツの公開が可能でないことに応じて、上記投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを繰り返し判断しうる。当該繰り返しは、所定間隔で、又は、何らかのトリガーで実行されうる。当該トリガーは例えば、新たなコンテンツの投稿が行われたこと、電子装置(1001)と通信中の基地局が変更になったこと、ユーザによる特定のアクションが行われたことでありうる。
また、コンテンツ公開判断手段(1026)は、位置情報取得手段(1027)から電子装置(1001)の位置情報を取得しうる。
また、コンテンツ公開判断手段(1026)は、図9Aに記載のステップ908を実行しうる。
位置情報取得手段(1027)は、電子装置(1001)の現在位置を取得する。位置情報取得手法は、図9Aのステップ908の説明において示したとおりである。
また、位置情報取得手段(1027)は、図9Aに記載のステップ908において、電子装置(1001)の現在位置を取得するために用いられる。
コンテンツ送信手段(1028)は、コンテンツ公開判断手段(1026)が、投稿されたコンテンツの公開が可能であるとの判断をしたことに応じて、当該投稿されたコンテンツをサーバ・コンピュータに送信する。コンテンツ送信手段(1028)は、トリガーを満たすことに応じて、上記コンテンツとともに、当該コンテンツがユーザにより投稿された投稿日時(ステップ907で一時保留しているために、送信日時とはずれることになる)を送信日時としてサーバ・コンピュータ(1011)に送信する。
また、コンテンツ送信手段(1028)は、上記投稿されたコンテンツとともに、当該投稿されたコンテンツがユーザによって投稿された日時を送信しうる。
また、コンテンツ送信手段(1028)は、図9Aに記載のステップ909及び910を実行しうる。
サーバ・コンピュータ(1011)は、ソーシャルメディアへコンテンツを公開する処理を実行し、例えば図2に示すサーバ・コンピュータ(201)でありうる。
サーバ・コンピュータ(1011)は、コンテンツ受信手段(1031)及びコンテンツ公開手段(1032)を備えている。
コンテンツ受信手段(1031)は、電子装置(1001)のコンテンツ送信手段(1028)から送信されたコンテンツと当該コンテンツの送信日時とを受信する。
また、コンテンツ受信手段(1031)は、図9Aに記載のステップ922を実行しうる。
コンテンツ公開手段(1032)は、コンテンツ受信手段(1031)が受信したコンテンツをソーシャルメディアに即時に公開する。
また、コンテンツ公開手段(1032)は、図9Aに記載のステップ923を実行しうる。
図11は、図1A又は図1Bに従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の第2の態様若しくは第4の態様において使用されうる電子装置(1101)、並びに、図2に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の第4の態様に従う又は本発明の第2の態様において使用されうるサーバ・コンピュータ(1111)の各機能ブロック図の一例を示した図である。
電子装置(1101)は、ソーシャルメディアへコンテンツを投稿する処理を実行し、例えば図1Aに示す電子装置(101)又は図1Bに示す電子装置(121)でありうる。
電子装置(1101)は、コンテンツ投稿検出手段(1121)、撮影日時判断手段(1122)、投稿日時設定手段(1123)、トリガー・オプション検出手段(1124)、コンテンツ送信手段(1125)、及び位置情報取得手段(1126)を備えている。
コンテンツ投稿検出手段(1121)は、ユーザによるソーシャルメディアへのコンテンツの投稿を検出する。
また、コンテンツ投稿検出手段(1121)は、図9Bに記載のステップ932を実行しうる。
撮影日時判断手段(1122)は、コンテンツ投稿検出手段(1121)が検出したコンテンツ(例えば、写真又は動画)が撮影日時を示す情報を含むか判断する。
また、撮影日時判断手段(1122)は、図9Bに記載のステップ933を実行しうる。
投稿日時設定手段(1123)は、コンテンツ投稿検出手段(1121)が検出したコンテンツが上記撮影日時を示す情報を含むことに応じて、上記撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするかを上記ユーザに問い合わせる。また、投稿日時設定手段(1123)は、ユーザが上記撮影日時を上記コンテンツの投稿日時とするという指示に応じて、上記コンテンツの上記ユーザによる投稿日時を上記撮影日時に変更する。
また、投稿日時設定手段(1123)は、図9Bに記載のステップ934を実行しうる。
トリガー・オプション検出手段(1124)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。
また、トリガー・オプション検出手段(1124)は、図9Bに記載のステップ936を実行しうる。
コンテンツ送信手段(1125)は、投稿されたコンテンツをサーバ・コンピュータに送信する。
また、コンテンツ送信手段(1125)は、図9Bに記載のステップ937及び938を実行しうる。
位置情報取得手段(1126)は、サーバ・コンピュータ(1111)からの現在位置の提供を求める要求に応じて、又は、所定の間隔で、電子装置(1101)の現在位置を取得する。位置情報取得手法は、図9Aのステップ908の説明において示したとおりである。
また、位置情報取得手段(1126)で取得された位置情報は、サーバ・コンピュータ(1111)のコンテンツ公開判断手段(1133)で使用されうる。
サーバ・コンピュータ(1111)は、ソーシャルメディアへコンテンツを公開する処理を実行し、例えば図2に示すサーバ・コンピュータ(201)でありうる。
サーバ・コンピュータ(1111)は、コンテンツ受信手段(1131)、トリガー・オプション受信及び検出手段(1132)、コンテンツ公開判断手段(1133)、バッファ手段(1134)、及びコンテンツ公開手段(1135)を備えている。
コンテンツ受信手段(1131)は、ユーザにより投稿されたコンテンツを電子装置(1101)のコンテンツ送信手段(1125)から受信する。
また、コンテンツ受信手段(1131)は、上記投稿されたコンテンツとともに、当該投稿されたコンテンツがユーザによって投稿された投稿日時を受信する。
また、コンテンツ受信手段(1131)は、図9Bに記載のステップ942を実行しうる。
トリガー・オプション受信及び検出手段(1132)は、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツに、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されているかを判断する。
また、トリガー・オプション受信及び検出手段(1132)は、トリガーにより公開がされる公開オプションが設定されていることに応じて、コンテンツをバッファ手段(1134)内に記憶し、上記コンテンツの公開を一時保留する。
また、トリガー・オプション受信及び検出手段(1132)は、図9Bに記載のステップ943及び944を実行しうる。
バッファ手段(1134)は、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツの即時公開が可能でないことに応じて、当該受信したコンテンツを一時的に格納する。バッファ手段(1025)は例えば、サーバ・コンピュータ(1111)のメモリ又は記憶媒体でありうる。
また、バッファ手段(1134)は、図9Bに記載のステップ944において用いられる。
コンテンツ公開判断手段(1133)は、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツの公開が可能であるかを判断する。
また、コンテンツ公開判断手段(1133)は、例えば図9Bのステップ945の説明において示す上記(1)〜(9)に示す各事象をトリガーとし、当該事象を満たすことによってコンテンツの公開が可能であると判断する。
また、コンテンツ公開判断手段(1133)は、上記受信したコンテンツの公開が可能でないことに応じて、上記投稿されたコンテンツの公開が可能であるかを繰り返し判断しうる。当該繰り返しは、所定間隔で、又は、何らかのトリガーで実行されうる。当該トリガーは例えば、電子装置(1101)から新たなコンテンツの投稿を受信したこと、電子装置(1101)と通信中の基地局が変更になったこと、ユーザによる特定のアクションを受信したことでありうる。
また、コンテンツ公開判断手段(1133)は、電子装置(1101)の位置情報を、電子装置(1101)の位置情報取得手段(1126)から受信し又は電子装置(1101)の現在位置を収集している他のサーバ・コンピュータから取得しうる。
また、コンテンツ公開判断手段(1133)は、図9Bに記載のステップ945を実行しうる。
コンテンツ公開手段(1135)は、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツの公開が可能になったことに応じて、当該受信したコンテンツを公開する。
また、コンテンツ公開手段(1135)は、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツが当該コンテンツの撮影日時を示す情報を含む場合に、コンテンツ受信手段(1131)が受信したコンテンツがサーバ・コンピュータ(1111)で公開された時に表示される投稿日時を当該撮影日時に設定する。
また、コンテンツ公開手段(1135)は、図9Bに記載のステップ946を実行しうる。