JP5978163B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、双方のハウジング部間を嵌合して端子間を電気的に接続するコネクタ装置に関する。
例えば、エンジンに装着されるコネクタ装置が従来より種々提案されている(特許文献1参照)。かかるコネクタ装置の一従来例が図18に示されている。図18に示すように、コネクタ装置50は、エンジンのシリンダヘッド70に装着され、内蔵された燃料圧センサ素子(図示せず)の出力を取り出すためのものである。コネクタ装置50は、ワイヤハーネス側コネクタ51とセンサ側コネクタ60とを備えている。
ワイヤハーネス側コネクタ51は、ハウジング部52を有する。このハウジング部52の一端側の内部には第1端子53が配置され、他端側の内部には外部端子54が配置されている。第1端子53と外部端子54間は、ハウジング部52内に収容された電線Wで接続されている。ハウジング部52は、外部端子54を内蔵するコネクタ嵌合部52aを有し、このコネクタ嵌合部52aには、外部コネクタ(図示せず)が嵌合される。
センサ側コネクタ60は、内部にセンサ素子(図示せず)が配置されたセンサ本体部61と、このセンサ本体部61に固定され、第2端子62が内部に配置されたハウジング部63とを有する。センサ本体部61の外周には、ネジ部61aが形成されている。センサ本体部61をシリンダヘッド70のネジ孔70aに螺入することによって、センサ側コネクタ60がシリンダヘッド70に装着されている。
上記構成において、シリンダヘッド70にセンサ側コネクタ60を装着し、その後、シリンダヘッド70上にヘッドカバー71が装着される。このヘッドカバー71の孔71aよりワイヤハーネス側コネクタ51を挿入してセンサ側コネクタ60に嵌合される。
しかし、センサ側コネクタ60は、シリンダヘッド70のネジ孔70aにネジ締結されるため、センサ側コネクタ60のハウジング部63の回転位置(向き)が一定ではなく、その上、ワイヤハーネス側コネクタ51の嵌合に際して、センサ側コネクタ60のハウジング部63がヘッドカバー71の孔71aの奥に位置する。従って、センサ側コネクタ60のハウジング部63を明確に目視で認識できず、ワイヤハーネス側コネクタ51のハウジング部52をセンサ側コネクタ60のハウジング部63に対し、正規の嵌合回転位置に位置合わせするのが困難であり、嵌合作業性が悪い。
そこで、本出願人は、嵌合作業性が良いコネクタ装置を提案した。このコネクタ装置は、第1端子を配置した第1ハウジング部を有する第1コネクタと、第2端子を配置した第2ハウジング部を有する第2コネクタとを備え、双方の前記ハウジング部を嵌合し、嵌合完了位置では前記第1端子と前記第2端子間を接続するものであって、第1コネクタは、第1ハウジング部に回転自在に取り付けされた第3コネクタを有し、第3コネクタは、第3端子を配置した第3ハウジング部を有し、第1端子と第3端子間が電線で接続されていると共に、第1ハウジング部には誘導リブ部を設け、第2ハウジング部には、第1端子及び第2端子が接触開始する前の位置までに、双方のハウジング部が正規の嵌合回転位置となるよう誘導リブ部をガイドする回転方向誘導部を設けた。
上記構成では、第2ハウジング部の回転位置が分からなくても簡単に第1ハウジング部と第2ハウジング部間の嵌合作業ができる。そして、第1端子と第3端子間は電線で接続されているため、回転接点等による接点接続に較べて電気的接続の信頼性向上、部品点数の削減化等を図ることができる。
米国特許2010/0003841A1号公報
ところで、前述したコネクタ装置にあっては、ワイヤハーネス側の第1コネクタをセンサ側の第2コネクタより嵌合を解除すると、第1コネクタ内の電線は捻れた状態のままとなる。又、再度のコネクタ嵌合によって電線に過度の捻れが発生する場合もある。電線の捻れは、電線へのストレス等となり好ましくない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、コネクタ嵌合動作が可能で、且つ、コネクタ離脱状態では電線の捻れを極力防止できるコネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1端子を配置した第1ハウジング部を有する第1コネクタと、第2端子を配置した第2ハウジング部を有する第2コネクタとを備え、前記第1コネクタは、前記第1ハウジング部に回転自在に設けられた第3ハウジング部を有し、前記第3ハウジング部には第3端子を配置した外部コネクタ嵌合部が設けられ、第3端子と前記第1端子間が電線で接続され、前記第1ハウジング部が前記第2ハウジング部との嵌合向きが異なる場合に前記第1ハウジング部が前記第3ハウジング部に対して回転して第2ハウジング部に嵌合し、コネクタ嵌合完了状態では前記第1端子と前記第2端子間が接続されるコネクタ装置であって、前記第1ハウジング部は、前記第3ハウジング部に対し嵌合前位置と嵌合完了位置の間で軸方向に移動自在で、且つ、嵌合前位置側に付勢手段で付勢され、コネクタ嵌合解除時に、前記第1ハウジング部が前記付勢手段の付勢力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、前記第1ハウジング部の回転位置を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段が設けられたことを特徴とするコネクタ装置である。
嵌合前位置では、前記第3ハウジング部に対する前記第1ハウジング部の回転を阻止する回転阻止手段が設けられることが好ましい。
回転位置復帰手段は、前記第1ハウジング部側と前記第3ハウジング部のいずれか一方に設けられたガイドレールと、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記ガイドレールにガイドされるガイドピンとを有するものを含む。
前記第1ハウジング部には、内筒体が回転自在に取り付けされ、前記第3ハウジング部は、前記内筒体を介して前記第1ハウジング部に回転自在に取り付けされ、前記回転位置復帰手段は、前記第3ハウジング部と前記内筒体のいずれか一方に設けられた第1ガイドレールと、他方に設けられ、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記第1ガイドレールにガイドされる第2ガイドピンと、前記内筒体と前記第1ハウジング部のいずれか一方に設けられた第2ガイドレールと、他方に設けられ、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記第2ガイドレールにガイドされる第3ガイドピンとを有するものを含む。
前記内筒体には、上下対称位置に前記第1ガイドレール若しくは前記第2ガイドピンの一方と、前記第2ガイドレール若しくは前記第3ガイドピンのいずれか一方とがそれぞれ設けられたものを含む。
前記第1及び前記第2ハウジング部のいずれか一方には、誘導リブを設け、他方には、前記第1端子及び前記第2端子が接触開始する前の位置までに、前記誘導リブがいずれの回転位置に位置する場合でも前記第1及び前記第2ハウジング部が正規の嵌合回転位置となるよう前記誘導リブをガイドする回転方向誘導部を設けることにより、前記第1ハウジング部が前記第2ハウジング部との嵌合向きが異なる場合に回転して第2ハウジング部に嵌合するようにしたを含む。
本発明によれば、コネクタ嵌合時には、第1ハウジング部が第2ハウジング部からの押圧力を受けると、第1ハウジングが付勢手段の付勢力に抗して嵌合前位置から嵌合完了位置側に軸方向に移動し、第1ハウジング部と第2ハウジング部との嵌合向きが異なる場合に第1ハウジング部は第3ハウジング部に対して回転して正規の嵌合回転位置に向き、第2ハウジング部に嵌合する。又、コネクタ嵌合解除時には、第2ハウジング部から第1ハウジング部への押圧力が解除されると、第1ハウジング部が付勢手段の付勢力によって嵌合完了位置から嵌合前位置に軸方向に移動し、この移動過程で初期位置復帰手段によって第1ハウジング部の回転方向が初期回転位置に戻る。従って、コネクタ嵌合動作が可能で、且つ、コネクタの離脱状態では電線の捻れを極力防止できる。
本発明の第1実施形態を示し、コネクタ装置の嵌合前の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、コネクタ装置の嵌合完了状態の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、コネクタ装置の分解正面図である。 本発明の第1実施形態を示し、コネクタ装置の要部分解斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、第3ハウジングの外筒体内に収容された第1ハウジングを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は図5のD1部を内面から見た斜視図、(b)は図5のD2の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)はコネクタ嵌合過程における第1ロック部の移動軌跡を示す図、(b)はコネクタ嵌合過程における第2ロック部の移動軌跡を示す図、(c)は(a)のA1−A1線断面図、(d)は(b)のB1−B1線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)はコネクタ嵌合解除過程における第1ロック部の移動軌跡を示す図、(b)はコネクタ嵌合解除過程における第2ロック部の移動軌跡を示す図、(c)は(a)のA2−A2線断面図、(d)は(b)のB2−B2線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、コネクタ装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)はコネクタ装置の嵌合前状態の斜視図、(b)はコネクタ装置の嵌合完了状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、コネクタ装置の分解正面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は外筒体の斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は内筒体の斜視図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は嵌合前位置における第1〜第3ガイドピンの位置を示す図、(b)は嵌合完了位置における第1〜第3ガイドピンの位置を示す図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は図14(b)のE−E線断面図、(b)は嵌合完了位置における第2ガイドピンの位置を示す要部斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は図14(b)のF−F線断面図、(b)は嵌合完了位置における第3ガイドピンの位置を示す要部斜視図である。 本発明の第2実施形態の内筒体の変形例に係る内筒体の斜視図である。 従来例のコネクタ装置の嵌合前の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8は本発明の第1実施形態を示す。図1〜図4に示すように、コネクタ装置Aは、燃焼圧力センサを内蔵し、例えばエンジンヘッドに装着される。コネクタ装置Aは、第1コネクタであるワイヤハーネス側コネクタ1と、第2コネクタであるセンサ側コネクタ30とを備えている。
ワイヤハーネス側コネクタ1は、第1端子(図示せず)を内蔵した第1ハウジング部2と、第1ハウジング部2に回転自在に支持された第3ハウジング部10とを有する。第1ハウジング部2の上部には、嵌合ピン2aと嵌合溝13aの嵌合によって内筒体5が同軸上に固定されている。
第3ハウジング部10は、第3端子(図示せず)を内蔵した外部コネクタ嵌合部11と取付用フランジ部12と外筒体13とを有する。外部コネクタ嵌合部11と取付用フランジ部12と外筒体13は、一体部材である。第3端子と第1端子は、外筒体13内に配策された電線Wによって接続されている。電線Wは、捻れることができる余長を持って配策されている。外部コネクタ嵌合部11は、第1ハウジング部2の嵌合方向に対しほぼ垂直方向を嵌合方向とする。外部コネクタ嵌合部11には、車体側ワイヤハーネスの外部コネクタ(図示せず)が嵌合される。外筒体13は、上方部が小径で下方部が大径に形成されている。
図5に示すように、外筒体13の内部には、第1ハウジング部2と内筒体5が軸方向に移動自在で、且つ、軸回りに回転自在に収容されている。第1ハウジング部2と内筒体5は、一体に回転する。第1ハウジング部2の下方部は、外筒体13の下端より露出している。第1ハウジング部2と内筒体5は、外筒体13内に収容された付勢手段であるバネ14のバネ力によって嵌合前位置側に付勢されているが、外筒体13に対する軸方向の移動範囲と回転可能位置が下記する構成によって規制されている。以下、その構成を説明する。
図5及び図6に詳しく示すように、外筒体13には、内面より突出する第1ガイドピン15と第2ガイドピン16が設けられている。第1ガイドピン15と第2ガイドピン16は、互いに180度近い回転位置に配置されている。第1ガイドピン15と第2ガイドピン16は、内側からの押圧力を受けると、スリットsによる弾性変位によって内面より外側に退出できる。
図7及び図8に詳しく示すように、内筒体5には、上方位置より下方位置に向かって順に、円周方向の全周に亘って配置されたガイドレール20と、軸方向に沿って配置された第1垂直規制壁21と、円周方向に配置された第1水平規制壁22と、軸方向に沿って配置された第2垂直規制壁23と、円周方向に沿って配置された第2水平規制壁24と、軸方向に沿って配置された第3垂直規制壁25と、円周方向の全周に亘って配置された第3水平規制壁26と、軸方向に沿って配置された第4垂直規制壁27と、円周方向の全周に亘って配置された第4水平規制壁28とが設けられている。
内筒体5の嵌合前位置では、図7(a)、(b)に示すように、第1ガイドピン15がガイドレール20の最上方位置の面に、第2ガイドピン16が第2水平規制壁24にそれぞれ当接し、バネ14のバネ力を受けている。これにより、第1ハウジング部2は、コネクタ嵌合前(コネクタ嵌合解除)の状態では、外筒体13の下方より脱落しないようになっている。
内筒体5のコネクタ嵌合完了位置では、図8(a)、(b)に示すように、第1ガイドピン15が第2水平規制壁24に、第2ガイドピン16が第4水平規制壁28にそれぞれ当接し、センサ側コネクタ30からの押圧力を受ける。これにより、第1ハウジング部2は、コネクタ嵌合状態では、外筒体13の内部にこれ以上入り込まないようになっている。
第1垂直規制壁21と第3垂直規制壁25は、内筒体5の嵌合前位置とコネクタ嵌合完了位置側の回転開始位置に対応する範囲に設定されている。
第1ガイドピン15は、内筒体5の嵌合前位置から回転開始位置の範囲では、第1垂直規制壁21の一方側(図7(a)では左側)に位置する。第1垂直規制壁21は、その一方側の側面が垂直面に形成され、内筒体5の一方側の回転を阻止する(図7(a)、(c)参照)。第2ガイドピン16は、内筒体5の嵌合前位置から回転許容位置の範囲では、第3垂直規制壁25の他方側(図7(b)では右側)に位置する。第3垂直規制壁25は、その他方側の側面が垂直面に形成され、内筒体5の他方側の回転を阻止する(図7(b)、(d)参照)。つまり、第1ガイドピン15及び第1垂直規制壁21と、第2ガイドピン16及び第3垂直規制壁25とは、嵌合前位置と回転開始位置の間で第1ハウジング部2の回転を阻止する回転阻止手段を構成している。
ガイドレール20は、第1ガイドピン15の初期回転位置で最も高く、初期回転位置より回転角度を増すに従って徐々に高さを低くする円周状の段差面である。これにより、コネクタ嵌合解除時に、バネ14のバネ力によって第1ハウジング部2がコネクタ嵌合完了位置から嵌合前位置に戻る際に第1ガイドピン15がガイドレール20にガイドされて初期回転位置に戻る。従って、第1ガイドピン15とガイドレール20は、第1ハウジング部2がバネ14のバネ力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、第1ハウジング部2の回転位置を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段を構成している。
第1垂直規制壁21及び第1水平規制壁22は、第1ガイドピン15の嵌合完了位置から嵌合前位置への移動に際して第1ガイドピン15が突き当たる面がテーパ面に形成されている。これにより、第1ガイドピン15が弾性変位によって乗り越えて移動できるようになっている。第2垂直規制壁23及び第3垂直規制壁25は、第2ガイドピン16の嵌合完了位置から嵌合前位置への移動に際して第2ガイドピン16が突き当たる面がテーパ面に形成されている。これにより、第2ガイドピン16が弾性変位によって乗り越えて移動できるようになっている。
第1ハウジング部2の下端側の外周には、回転方向誘導部である誘導レール面6が形成されている。誘導レール面6は、下記する第2ハウジング部31に対する適正な嵌合回転位置が最も高く、嵌合回転位置より徐々に回転角度が増すに従って徐々に低くなる円周状のレール面である。誘導レール面6は、第1端子と第2端子間が接触を開始する前までに、下記する誘導リブ32を適正な嵌合回転位置までガイドする。
第1ハウジング部2の外周には、誘導レール面6の最も高い位置で開口し、垂直に上方に延びるストレートなガイド溝7が形成されている。
センサ側コネクタ30は、第2ハウジング部31を有する。第2ハウジング部31は、その下端側にセンサ素子を内蔵している。第2ハウジング部31の下端部の外周には、ネジ部(図示せず)が形成されている。このネジ部をシリンダヘッド(図示せず)のネジ孔に螺入することによって、センサ側コネクタ30がシリンダヘッドに装着される。第2ハウジング部31は、円筒形状であり、上面が開口している。第2ハウジング部31内には、上面に臨むように第2端子(図示せず)が配置されている。第2端子は、センサ素子からの出力を取り出すためのものである。
第2ハウジング部31の内面には、誘導リブ32が突設されている。誘導リブ32の先端が誘導レール面6に当接すると、第1端子と第2端子間が接触を開始する前の嵌合位置までに、誘導リブ32が誘導レール面6の最上高さの位置まで移動するよう第1ハウジング部2が回転し、第1ハウジング部2と第2ハウジング部31が正規の嵌合回転位置に移動する。その後、誘導リブ32がガイド溝7に入り込んで第1端子と第2端子間の接触を開始し、誘導リブ32がガイド溝7の奥まで入り込む嵌合完了位置では、第1端子と第2端子が適正な接触状態となる。
上記構成において、図1に示すように、シリンダヘッド(図示せず)にセンサ側コネクタ30を装着し、その後、シリンダヘッド上にヘッドカバー33が装着される。ヘッドカバー33には、センサ側コネクタ30の装着位置に孔33aが形成され、この孔33aよりワイヤハーネス側コネクタ1を嵌合する。
ここで、ワイヤハーネス側コネクタ1は、その第1ハウジング部2が嵌合前位置に位置する。嵌合前位置では、図7(a)、(b)に示すように、第1ガイドピン15が第1垂直規制壁21に、第2ガイドピン16が第3垂直規制壁25にそれぞれ当接し、第1ハウジング部2と第3ハウジング部10間の正逆回転が阻止されている。これにより、嵌合作業前において、電線Wに捻れが発生するのを防止できる。
次に、ワイヤハーネス側コネクタ1の嵌合作業を説明する。外部コネクタ嵌合部11の向き(回転位置)を所望の向きとし、ワイヤハーネス側コネクタ1をヘッドカバー33の孔33aを経てセンサ側コネクタ30の第2ハウジング部31内に挿入する。すると、第1ハウジング部2を第2ハウジング部31に正規の嵌合回転位置で挿入した場合を除き、第1ハウジング部2の誘導レール面6の任意の箇所に第2ハウジング部31の誘導リブ32が当接する。
この状態より更に嵌合を進めると、第1ハウジング部2が誘導リブ32からの反力を受ける。第1ハウジング部2及び内筒体5は、回転阻止手段によって回転ができず、軸方向の移動のみが許容されているため、第3ハウジング部10に対し第1ハウジング部2及び内筒体5がバネ14のバネ力に抗して嵌合完了位置側に移動する。第1ハウジング部2が回転開始位置まで移動する(第1ガイドピン15及び第2ガイドピンが図7(a)、(b)のA点からB点まで移動する)と、第1ハウジング部2が回転可能となる。すると、第1ハウジング部2は、誘導レール面6と誘導リブ32のガイドによって回転し、第1ハウジング部2は、誘導リブ32が誘導レール面6の最上方位置に位置する回転位置となる(第1ガイドピン15及び第2ガイドピンが図7(a)、(b)のB点からC点まで移動する)。これにより、第1ハウジング部2と第2ハウジング部31は、正規の嵌合回転位置となる。
その後、更に第1ハウジング部2の嵌合を進めると、誘導リブ32がストレートなガイド溝7に入り、図2に示すように、第1ハウジング部2が第2ハウジング部31に嵌合される完了位置まで挿入される(第1ガイドピン15及び第2ガイドピンが図7(a)、(b)のC点からD点まで移動する)。誘導リブ32がストレートなガイド溝7を進む過程で、第1端子と第2端子が接続を開始し、嵌合完了位置では適正な接続位置となる。これで完了する。
また、第1ハウジング部2を第2ハウジング部31に正規の嵌合回転位置の状態で嵌合を開始した場合には、誘導リブ32が誘導レール面6を摺動することなくストレートなガイド溝7に直接入り、嵌合完了位置まで挿入される。この嵌合過程で、第1ハウジング部2を軸方向の上方に押圧する外力が作用し、第1ハウジング部2と第3ハウジング部10間の位置が嵌合完了位置に移動する。これにより、第3ハウジング部10が第1ハウジング部2、ひいては第2ハウジング部31に対して回転可能となる。
外部コネクタ嵌合部11の開口向きを調整する必要がある場合には、第3ハウジング部10を回転して調整する。
コネクタ嵌合を解除するには、第3ハウジング部10をセンサ側コネクタ30より離間させる方向に外力を作用させる。すると、第1ハウジング部2への第2ハウジング部31からの押圧力が徐々に解除され、バネ14のバネ力によって第1ハウジング部2が嵌合完了位置から嵌合前位置に戻る。第1ガイドピン15は初期回転位置以外の位置に位置する場合、この戻り過程でガイドレール20の最上方位置以外に当接し、ガイドレール20にガイドされて嵌合前位置に戻る。つまり、第1ハウジング部2は、初期回転位置へと回転しながら嵌合前位置に戻る(第1ガイドピン15及び第2ガイドピンが図8(a)、(b)のE点からG点まで移動する)。
以上説明したように、第1ハウジング部2が第2ハウジング部31との嵌合向きが異なる場合に第1ハウジング部2が第3ハウジング部10に対して回転して第2ハウジング部31に嵌合し、コネクタ嵌合完了状態では第1端子と第2端子間が接続されるコネクタ装置Aであって、第1ハウジング部2は、第3ハウジング部10に対し嵌合前位置と嵌合完了位置の間で軸方向に移動自在で、且つ、嵌合前位置側にバネ14で付勢され、コネクタ嵌合解除時に、第1ハウジング部2がバネのバネ力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、第1ハウジング部2の回転位置を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段が設けられている。従って、コネクタ嵌合動作が可能であり、しかも、コネクタ装置Aの嵌合を離脱すると電線Wが捻れのない状態に戻るため、電線Wの捻れを極力防止できる。
嵌合前位置では、第3ハウジング部10に対する第1ハウジング部2の回転を阻止する回転阻止手段が設けられている。従って、コネクタ嵌合解除状態(コネクタ嵌合前状態)で、第1ハウジング部2に回転力が作用しても第1ハウジング部2が第3ハウジング部10に対して回転しないため、電線Wの捻れを確実に防止できる。この実施形態では、嵌合前位置と回転開始位置間で第1ハウジング部2の回転を阻止するため、ワイヤハーネス側コネクタ1が嵌合前状態にあって、第1ハウジング部2を第3ハウジング部10内に押し込みながら回転させようとしても回転しない。従って、電線Wの捻れを更に確実に防止できる。
回転位置復帰手段は、第1ハウジング部2の内筒体5に設けたガイドレール20と、第3ハウジング部10の外筒体13に設けられ、第1ハウジング部2の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動でガイドレール20にガイドされる第1ガイドピン15とによって構成されている。従って、第1ハウジング部2側と第3ハウジング部10側にガイドレール20と第1ガイドピン15をそれぞれ設ければ良いため、回転位置復帰手段を簡単に構成できる。第1ハウジング部側に第1ガイドピン15を、第3ハウジング部10側にガイドレール20を設けても良い。
(第2実施形態)
図9〜図16は本発明の第2実施形態を示す。図9〜図11に示すように、コネクタ装置Bは、燃焼圧力センサを内蔵し、例えばエンジンヘッドに装着される。コネクタ装置Bは、第1コネクタであるワイヤハーネス側コネクタ1と、第2コネクタであるセンサ側コネクタ30とを備えている。
ワイヤハーネス側コネクタ1は、第1端子(図示せず)を内蔵した第1ハウジング部2と、前記第1ハウジング部2に回転自在に設けられた第3ハウジング部10とを有する。第1ハウジング部2の上部には、一部オーバーラップした状態で内筒体5が同軸上に回転自在に設けられている。
第3ハウジング部10は、第3端子(図示せず)を内蔵した外部コネクタ嵌合部11と取付用フランジ部12と、取付用フランジ部12の下部に連結された外筒体13とを有する。外部コネクタ嵌合部11と取付用フランジ部12と外筒体13は、第1実施形態と異なり、二部材である。第3端子と第1端子は、外筒体13内に配策された電線Wによって接続されている。電線Wは、捻れることができる余長を持って配策されている。外部コネクタ嵌合部11は、第1ハウジング部2の嵌合方向に対しほぼ垂直方向を嵌合方向とする。外部コネクタ嵌合部11には、車体側ワイヤハーネスの外部コネクタ(図示せず)が嵌合される。
図11等に示すように、外筒体13の内部には、内筒体5及び第1ハウジング部2が収容されている。内筒体5は、外筒体13に対し軸方向に移動自在で、且つ、軸回りに回転自在である。第1ハウジング部2は、内筒体5に対して軸方向に移動自在で、且つ、軸回りに回転自在である。つまり、内筒体5と第1ハウジング部2は、独立して回転できる。第1ハウジング部2の下方部は、外筒体13の下端より露出している。第1ハウジング部2は、外筒体13内に収容された付勢手段であるバネ14のバネ力によって嵌合前位置側に付勢されているが、外筒体13に対する内筒体5及び第1ハウジング部2の軸方向の移動範囲と回転可能位置は、下記する構成によって規制されている。以下、その構成を説明する。
図12に詳しく示すように、外筒体13には、内面より突出する第1ガイドピン15と第2ガイドピン16が設けられている。第1ガイドピン15と第2ガイドピン16は、軸方向にシフトした位置であるが、同じ回転位置に配置されている。第1ガイドピン15と第2ガイドピン16は、内側からの押圧力を受けると、スリットsによる弾性変位によって内面より外側に退出できる。
図11及び図14に詳しく示すように、内筒体5には、上方位置より下方位置に向かって順に、円周方向の全域に亘って形成され、初期回転位置に対応する位置では上方に縦溝34aが開口された係止溝34と、円周方向の全域に亘って形成されたリング状の水平規制壁35と、円周方向の全域に亘って形成された回転許容周面36と、円周方向の180度回転領域に亘って配置された第1回転許容凹部37と、この第1回転許容凹部37の上方の段差面で形成された第1ガイドレール37aと、第1回転許容凹部37の下方の段差面で形成されたストッパ面37bとが設けられている。
内筒体5の嵌合前位置では、図14(a)に示すように、第1ガイドピン15が係止溝34に係止され、第2ガイドピン16が第1ガイドレール37aの最上方位置にそれぞれ当接し、バネ14のバネ力を受けている。これにより、内筒体5は、コネクタ嵌合前(コネクタ嵌合解除)の状態では、外筒体13の下方より脱落しないようになっている。
内筒体5のコネクタ嵌合完了位置では、図14(b)に示すように、第2ガイドピン16がストッパ面37bに当接し、センサ側コネクタ30からの押圧力を受ける。これにより、内筒体5は、コネクタ嵌合状態では、外筒体13の内部にこれ以上入り込まないようになっている。
第1ガイドピン15は、内筒体5の嵌合前位置では、係止溝34に入り込み、内筒体5の第3ハウジング部10に対する両方向の回転を阻止する。つまり、第1ガイドピン15と係止溝34は、嵌合前位置で内筒体5の第3ハウジング部10に対する回転を阻止する。
第1ガイドレール37aは、第1ガイドピン15の初期回転位置で最も高く、初期回転位置より回転角度を増すに従って徐々に高さを低くするほぼ円周上の段差面である。第1回転許容凹部37及び第1ガイドレール37aは、初期位置を中心として左右各90度の回転角範囲の円周面に設定されている。コネクタ嵌合解除時に、バネ14のバネ力によって第1ハウジング部2がコネクタ嵌合完了位置から嵌合前位置に戻る際に第1ガイドピン15が第1ガイドレール37aにガイドされて初期回転位置に戻る。従って、第1ガイドピン15と第1ガイドレール37aは、内筒体5がバネ14のバネ力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、内筒体5の回転位置を初期回転位置に戻す。
水平規制壁35は、第1ガイドピン15の嵌合前位置から嵌合完了位置、及び、その逆の嵌合完了位置から嵌合前位置への移動に際して第1ガイドピン15が突き当たる面がそれぞれテーパ面に形成されている。これにより、第1ガイドピン15が水平規制壁35を弾性変位によって乗り越えて移動できるようになっている。
図13に詳しく示すように、第1ハウジング部2には、内面より突出する第3ガイドピン38が設けられている。第3ガイドピン38は、内側からの押圧力を受けると、弾性変位によって内面より外側に退出できる。
図14に詳しく示すように、第1ハウジング部2には、円周方向の180度回転領域に亘って配置された第2回転許容凹部39と、この第2回転許容凹部39の上方の段差面で形成された第2ガイドレール39aと、第2回転許容凹部39の下方の段差面で形成されたストッパ面39bと、第2回転許容凹部39の上方側が一段高く形成された係止段面39cとが設けられている。
第1ハウジング部2の嵌合前位置では、図14(a)に示すように、第3ガイドピン38が第2ガイドレール39aの最上方位置にそれぞれ当接し、バネ14のバネ力を受けている。これにより、第1ハウジング部2は、コネクタ嵌合前(コネクタ嵌合解除)の状態では、外筒体13の下方より脱落しないようになっている。
第1ハウジング部2のコネクタ嵌合完了位置では、図14(b)に示すように、第3ガイドピン38がストッパ面39bに当接し、センサ側コネクタ30からの押圧力を受けている。これにより、第1ハウジング部2は、コネクタ嵌合状態では、外筒体13の内部にこれ以上入り込まないようになっている。
第3ガイドピン38は、第1ハウジング部2の嵌合前位置では、第2ガイドレール39aに当接した状態で一段高い係止段部39c上に位置し、第1ハウジング部2の第3ハウジング部10に対する両方向の回転を阻止する。第2ガイドピン16は、スリットsによって外側に弾性変位し、この弾性変位の復帰力によって係止段面39cを強い力で圧接することにより両方向の回転を阻止する。つまり、第3ガイドピン38と係止段面39cは、嵌合前位置で第1ハウジング部2の内筒体5に対する回転を阻止する。以上より、上記した第1ガイドピン15及び係止溝34と、第3ガイドピン38と係止段面39cは、嵌合前位置での第3ハウジング部10に対する第1ハウジング部2の回転を阻止する回転阻止手段を構成している。
第2ガイドレール39aは、第3ガイドピン38の初期回転位置で最も高く、初期回転位置より回転角度を増すに従って徐々に高さを低くする円周状の段差面である。第2回転許容凹部39及び第2ガイドレール39aは、初期位置を中心として左右各90度の回転角範囲の円周面に設定されている。コネクタ嵌合解除時に、バネ14のバネ力によって第1ハウジング部2がコネクタ嵌合完了位置から嵌合前位置に戻る際に第3ガイドピン38が第2ガイドレール39aにガイドされて初期回転位置に戻る。従って、第3ガイドピン38と第2ガイドレール39aは、第1ハウジング部2がバネ14のバネ力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、第1ハウジング部2の回転位置を初期回転位置に戻す。以上より、上記した第1ガイドピン15及び第1ガイドレール37aと、第3ガイドピン38及び第2ガイドレール39aとは、第1ハウジング部2と内筒体5を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段を構成している。
第1ハウジング部2の下端側の外周には、回転方向誘導部である誘導レール面6が形成されている。誘導レール面6は、下記する第2ハウジング部31に対する適正な嵌合回転位置が最も高く、嵌合回転位置より徐々に回転角度が増すに従って徐々に低くなる円周状のレール面である。誘導レール面6は、第1端子と第2端子間が接触を開始する前までに、下記する誘導リブ32を適正な嵌合回転位置までガイドする。
第1ハウジング部2の外周には、誘導レール面6の最も高い位置で開口し、垂直に上方に延びるストレートなガイド溝7が形成されている。
センサ側コネクタ30は、第2ハウジング部31を有する。第2ハウジング部31は、その下端側にセンサ素子を内蔵している。第2ハウジング部31の下端部の外周には、ネジ部(図示せず)が形成されている。このネジ部をシリンダヘッド(図示せず)のネジ孔に螺入することによって、センサ側コネクタ30がシリンダヘッドに装着される。第2ハウジング部31は、円筒形状であり、上面が開口している。第2ハウジング部31内に第2端子(図示せず)が配置されている。第2端子は、センサ素子からの出力を取り出すためのものである。
第2ハウジング部31の内面には、誘導リブ32が突設されている。誘導リブ32の先端が誘導レール面6に当接すると、第1端子と第2端子間が接触を開始する前の嵌合位置までに、誘導リブ32が誘導レール面6の最上高さの位置まで移動するよう第1ハウジング部2が回転し、第1ハウジング部2と第2ハウジング部31が正規の嵌合回転位置に移動する。その後、誘導リブ32がガイド溝7に入り込んで第1端子と第2端子間の接触を開始し、誘導リブ32がガイド溝7の奥まで入り込む嵌合完了位置では、第1端子と第2端子が適正な接触状態となる。
上記構成において、図10(a)に示すように、シリンダヘッド(図示せず)にセンサ側コネクタ30を装着し、その後、シリンダヘッド上にヘッドカバー33が装着される。ヘッドカバー33には、センサ側コネクタ30の装着位置に孔33aが形成され、この孔33aよりワイヤハーネス側コネクタ1を嵌合する。
ここで、ワイヤハーネス側コネクタ1は、その第1ハウジング部2が嵌合前位置に位置する。嵌合前位置では、図14(a)に示すように、第1ガイドピン15が係止溝34に入り込み、第3ガイドピン38が係止段面39cに位置し、第1ハウジング部2と第3ハウジング部10間の正逆回転が阻止されている。これにより、嵌合作業前において、電線Wに捻れが発生するのを防止できる。
次に、ワイヤハーネス側コネクタ1の嵌合作業を説明する。外部コネクタ嵌合部11の向き(回転位置)を所望の向きとし、ワイヤハーネス側コネクタ1をヘッドカバー33の孔33aを経てセンサ側コネクタ30の第2ハウジング部31内に挿入する。すると、第1ハウジング部2を第2ハウジング部31に正規の嵌合回転位置で挿入した場合を除き、第1ハウジング部2の誘導レール面6の任意の箇所に第2ハウジング部31の誘導リブ32が当接する。
この状態より更に嵌合を進めると、誘導リブ32からの反力によって第1ハウジング部2に上方への押圧力が作用し、第3ハウジング部10に対し第1ハウジング部2がバネ14のバネ力に抗して嵌合完了位置側に移動する。これにより、第1ガイドピン15は、水平規制壁35を乗り越えて回転許容周面36に入り込む。第2ガイドピン16は、第1回転許容凹部37内の第1ガイドレール37aから離間した位置に位置する。又、第3ガイドピン38は、第2回転許容凹部39の係止段面39cから降りた位置に位置する。これにより、第1ハウジング部2は内筒体5に対して、内筒体5は第3ハウジング部10にそれぞれ回転可能となる。すると、第1ハウジング部2は、誘導レール面6と誘導リブ32のガイドによって回転し、第1ハウジング部2は、誘導リブ32が誘導レール面6の最上方位置に位置する回転位置となる。これにより、第1ハウジング部2と第2ハウジング部31は、正規の嵌合回転位置となる。
その後、更に第1ハウジング部2の嵌合を進めると、誘導リブ32がストレートなガイド溝7に入り、図10(b)に示すように、第1ハウジング部2が第2ハウジング部31に嵌合される完了位置まで挿入される。誘導リブ32がストレートなガイド溝7を進む過程で、第1端子と第2端子が接続を開始し、嵌合完了位置では適正な接続位置となる。これで完了する。
また、第1ハウジング部2を第2ハウジング部31に正規の嵌合回転位置の状態で嵌合を開始した場合には、誘導リブ32が誘導レール面6を摺動することなくストレートなガイド溝7に直接入り、嵌合完了位置まで挿入される。この嵌合過程で、第1ハウジング部2を軸方向の上方に押圧する外力が作用し、第1ハウジング部2と第3ハウジング部10間の位置が嵌合完了位置に移動する。これにより、第3ハウジング部10が第1ハウジング部2、ひいては第2ハウジング部31に対して回転可能となる。
外部コネクタ嵌合部11の開口向きを調整する必要がある場合には、第3ハウジング部10を回転して調整する。
コネクタ嵌合を解除するには、第3ハウジング部10をセンサ側コネクタ30より離間させる方向に外力を作用させる。すると、第1ハウジング部2への第2ハウジング部31からの押圧力が徐々に解除され、バネ14のバネ力によって第1ハウジング部2が嵌合完了位置から嵌合前位置に戻る。第1ガイドピン15は、この戻り過程で水平規制壁35を乗り越えて係止溝34の高さ位置に戻る。第2ガイドピン16は、初期回転位置以外の位置に位置する場合、この戻り過程で第1ガイドレール37aの最上方位置以外に当接し、内筒体5は第1ガイドレール37aにガイドされて嵌合前位置に戻る。第3ガイドピン38は、初期回転位置以外の位置に位置する場合、この戻り過程で第2ガイドレール39aの最上方位置以外に当接し、第1ハウジング部2は第2ガイドレール39aにガイドされて嵌合前位置に戻る。つまり、第1ハウジング部2及び内筒体5は、初期回転位置へと回転しながら共に嵌合前位置に戻る。
以上説明したように、第1ハウジング部2が第2ハウジング部31との嵌合向きが異なる場合に第1ハウジング部2が第3ハウジング部10に対して回転して第2ハウジング部31に嵌合し、コネクタ嵌合完了状態では第1端子と第2端子間が接続されるコネクタ装置Bであって、第1ハウジング部2は、第3ハウジング部10に対し嵌合前位置と嵌合完了位置の間で軸方向に移動自在で、且つ、嵌合前位置側にバネ14で付勢され、コネクタ嵌合解除時に、第1ハウジング部2がバネのバネ力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、第1ハウジング部2の回転位置を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段が設けられている。従って、コネクタ嵌合動作が可能であり、しかも、コネクタ装置Aの嵌合を離脱すると電線Wが捻れのない状態に戻るため、電線Wの捻れを極力防止できる。
嵌合前位置では、第3ハウジング部10に対する第1ハウジング部2の回転を阻止する回転阻止手段が設けられている。従って、コネクタ嵌合解除状態(コネクタ嵌合前状態)で、第1ハウジング部2に回転力が作用しても第1ハウジング部2が第3ハウジング部10に対して回転しないため、電線Wの捻れを確実に防止できる。
回転位置復帰手段は、第3ハウジング部10に第2ガイドピン16を設け、内筒体5に第1ガイドレール37aを設けると共に、内筒体5に第3ガイドピン38を設け、第1ハウジング部2に第2ガイドレール39aを設けた。従って、第3ハウジング部10に対して第1ハウジング部2と内筒体5がそれぞれ回転するため、第3ハウジング部10に対する回転範囲を第1ハウジング部2と内筒体5に分担できるため、第1ハウジング部2と内筒体5の各回転範囲を小さくできる。従って、第3ハウジング部10に対して第1ハウジング部2の必要な回転範囲が左右各方向で180度である場合、第3ハウジング部10と内筒体5の間と、内筒体5と第1ハウジング部2との間においてそれぞれ左右各方向で90度の回転範囲に第1ガイドレール37a及び第2ガイドレール39aを形成すれば良い。第3ハウジング部10に第1ガイドレール37aを設け、内筒体5に第2ガイドピン16を設けても良い。内筒体5に第2ガイドレール39aを設け、第1ハウジング部2に第3ガイドピン38を設けても良い。
(第2実施形態の変形例)
図17は、第2実施形態の内筒体5Aの変形例を示す。この変形例の内筒体5Aには、上下対称位置に第1回転許容凹部37、第1ガイドレール37a及びストッパ面37bと、第3ガイドピン38とが設けられている。
変形例の内筒体5Aを使用すれば、内筒体5Aを上下どちらの方向でも組み付けでき、組み付け作業性が良い。
尚、第3ハウジング部10に第1ガイドレール37aが設けられる場合には、内筒体5Aの上下対称位置に第2ガイドピン16をそれぞれ設ける。第1ハウジング部2に第3ガイドピン38が設けられる場合には、内筒体5Aの上下対称位置に第2ガイドレール39aをそれぞれ設ける。
(各実施形態の変形例等)
前記第1及び第2実施形態では、ワイヤハーネス側コネクタ1の第1ハウジング部2に誘導レール面6を設け、センサ側コネクタ30の第2ハウジング部31に誘導リブ32を設けたが、逆に、ワイヤハーネス側コネクタ1の第1ハウジング部2に誘導リブ32を設け、センサ側コネクタ30の第2ハウジング部31に誘導レール面6を設けても良い。
前記第1及び第2実施形態では、コネクタ装置A,Bは、燃焼圧センサ素子(図示せず)を一体として有し、エンジンのシリンダヘッドに装着されるものであるが、本発明はこれに限定されない。本発明のコネクタ装置は、例えばセンサ素子の有無を問わず適用できるし、センサ素子以外の部品を一体として有するものでも適用できることはもちろんである。本発明のコネクタ装置は、相手側のハウジング部が目視で明確に分からなく場合に有効であるが、相手側のハウジング部が目視できる場合でも利用可能である。つまり、相手側ハウジング部の向き(回転位置)を配慮することなく嵌合作業を容易に行うことができる。
A,B コネクタ装置
W 電線
1 ワイヤハーネス側コネクタ(第1コネクタ)
2 第1ハウジング部
5,5A 内筒体
6 誘導レール面(回転方向誘導部)
10 第3ハウジング部
11 外部コネクタ嵌合部
14 バネ(付勢手段)
15 第1ガイドピン(回転阻止手段,回転位置復帰手段)
16 第2ガイドピン(回転阻止手段,回転位置復帰手段)
20 ガイドレール(回転位置復帰手段)
21 第1垂直規制壁(回転阻止手段)
25 第3垂直規制壁(回転阻止手段)
30 センサ側コネクタ(第2コネクタ)
31 第2ハウジング部
32 誘導リブ
37a 第1ガイドレール(回転位置復帰手段)
38 第3ガイドピン(回転位置復帰手段)
39a 第2ガイドレール(回転位置復帰手段)

Claims (6)

  1. 第1端子を配置した第1ハウジング部を有する第1コネクタと、第2端子を配置した第2ハウジング部を有する第2コネクタとを備え、前記第1コネクタは、前記第1ハウジング部に回転自在に設けられた第3ハウジング部を有し、前記第3ハウジング部には第3端子を配置した外部コネクタ嵌合部が設けられ、第3端子と前記第1端子間が電線で接続され、
    前記第1ハウジング部が前記第2ハウジング部との嵌合向きが異なる場合に前記第1ハウジング部が前記第3ハウジング部に対して回転して第2ハウジング部に嵌合し、コネクタ嵌合完了状態では前記第1端子と前記第2端子間が接続されるコネクタ装置であって、
    前記第1ハウジング部は、前記第3ハウジング部に対し嵌合前位置と嵌合完了位置の間で軸方向に移動自在で、且つ、嵌合前位置側に付勢手段で付勢され、
    コネクタ嵌合解除時に、前記第1ハウジング部が前記付勢手段の付勢力で嵌合完了位置から嵌合前位置に移動する過程で、前記第1ハウジング部の回転位置を初期回転位置に戻す回転位置復帰手段が設けられたことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    嵌合前位置では、前記第3ハウジング部に対する前記第1ハウジング部の回転を阻止する回転阻止手段が設けられたことを特徴とするコネクタ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタ装置であって、
    回転位置復帰手段は、前記第1ハウジング部側と前記第3ハウジング部のいずれか一方に設けられたガイドレールと、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記ガイドレールにガイドされるガイドピンとを有することを特徴とするコネクタ装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載のコネクタ装置であって、
    前記第1ハウジング部には、内筒体が回転自在に取り付けされ、
    前記第3ハウジング部は、前記内筒体を介して前記第1ハウジング部に回転自在に取り付けされ、
    前記回転位置復帰手段は、前記第3ハウジング部と前記内筒体のいずれか一方に設けられた第1ガイドレールと、他方に設けられ、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記第1ガイドレールにガイドされる第2ガイドピンと、前記内筒体と前記第1ハウジング部のいずれか一方に設けられた第2ガイドレールと、他方に設けられ、前記第1ハウジング部の嵌合完了位置から嵌合前位置までの軸方向の移動で前記第2ガイドレールにガイドされる第3ガイドピンとを有することを特徴とするコネクタ装置。
  5. 請求項4に記載のコネクタ装置であって、
    前記内筒体には、上下対称位置に前記第1ガイドレール若しくは前記第2ガイドピンの一方と、前記第2ガイドレール若しくは前記第3ガイドピンのいずれか一方とがそれぞれ設けられたことを特徴とするコネクタ装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコネクタ装置であって、
    前記第1及び前記第2ハウジング部のいずれか一方には、誘導リブを設け、他方には、前記第1端子及び前記第2端子が接触開始する前の位置までに、前記誘導リブがいずれの回転位置に位置する場合でも前記第1及び前記第2ハウジング部が正規の嵌合回転位置となるよう前記誘導リブをガイドする回転方向誘導部を設けることにより、前記第1ハウジング部が前記第2ハウジング部との嵌合向きが異なる場合に回転して第2ハウジング部に嵌合するようにしたことを特徴とするコネクタ装置。
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