JP5977657B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
このような不正球を用いた不正行為を防止すべく、従来においては、発射通路の出口部分に設けられた戻り弁の先端部に不正球の糸状部材と係合しリフティング動作を不可能とする係合部を設けた構成や、風車の回転軸に切欠が設けられた壁部を設け、糸状部材を巻き取る構成や、センターケースの不正球が転動する面に、傾斜面に延設された突起を有する複数の溝を設けた構成を備えたパチンコ機が提案されている。
また、他の構成として、飾り装置が、遊技盤に配設された演出表示装置の周囲を囲むように設けられ、入賞部品が飾り装置の右側部の下方に設けられ、複数の抵抗子の誘導部が、飾り装置における演出表示装置の右側部に対応する壁部と、演出表示装置の右下部に対応する壁部とがなす角部において誘導流路側に露出するように設けられた構成とした。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
また、発射制御装置400には、ハンドル8に設けられた人体検知に係るタッチスイッチ302や停止スイッチ303からの信号が払出制御装置300を経由して入力され、タッチスイッチ302がON状態であることを条件にハンドル8の回動操作が有効化される。有効化されたハンドル8を右側に回動することにより、発射装置に装填される球は発射装置から発射され、内ガイドレール27及び外ガイドレール28により区画される発射領域29を通過し、外ガイドレール28及び後述のセンター飾り装置40によって区画される遊技領域30内を流下する。
遊技領域30に発射された遊技球が、第1始動入賞部品61又は第2始動入賞部品62内に取り込まれ、検知センサーSW1又はSW2によって検知されると、当該検知センサーSW1又はSW2の検知信号は、主制御装置100側に入力される。主制御装置100側では当該検知信号の入力に基づいて、例えば0〜65536までの値を取り得るカウンタから1つの乱数を取得するとともに、当該取得した乱数と、当該乱数に対応する当否結果(「当り」又は「外れ」)が規定された所定のテーブルとを参照し、特別遊技の実行の可否に関する抽選処理(特図当否抽選)を実行する。そして、主制御装置100は、当該特図当否抽選の結果(当否結果)が「当り」である場合においては、前述の第1特別図柄表示装置35A、及び第2特別図柄表示装置35Bにおける特別図柄の変動表示制御を開始させるとともに、所定の変動時間経過後に、特別図柄を当否結果が「当り」であることを示す態様で停止表示させる。
払出制御装置300側では、賞球払出しコマンドに含まれる賞球数に係る情報に基づいて賞球払出装置300Aを駆動制御し、遊技者に対して各入賞手段の種類に応じた個数の賞球を払出させる。以下、特に本発明と関連の深いセンター飾り装置40について説明する。
上記枠状のセンター飾り装置40は、大きく分けて表示画面50Aの上方に位置する上側飾り部品40A、表示画面50Aの左側方に位置する左側飾り部品40B、表示画面50Aの右側方に位置する右側飾り部品40C、左側飾り部品40Bと連続するように遊技盤20の中央方向に下傾斜しつつ延在する左下側飾り部品40D、右側飾り部品40Cと連続するように遊技盤20の中央方向に下傾斜しつつ延在する右下側飾り部品40E、及び、左下側飾り部品40D、右下側飾り部品40Eの端部同士を接続し、表示画面50Aの下方において左右方向に延在する下側飾り部品40Fによって分割可能に構成されている。
また、右側飾り部品40Cの右側には、外ガイドレール28との間に遊技球の直径よりも僅かに広い右側流路R1が形成されており、遊技領域30の中心部よりも右側に打ち出された遊技球は、当該右側流路R1を通って下方に流下することとなる。なお、右側流路R1の寸法は、一個の遊技球が流下可能である一方、2個の遊技球が並列した状態で流下することができない寸法に設定されており、当該右側流路R1に到達した遊技球は、1つずつ下方に位置する第2特別可変入賞装置65B又は一般入賞部品67に向けて誘導されることとなる。
また、略直角に屈曲しつつ延在する右下側飾り部品40Eの角部Qには、右側流路R1を経由して、当該右側流路R1の下方に配設された一般入賞部品67や第2特別図柄表示装置35Bに入賞しようとする不正球による不正行為を阻止するための後述の不正遊技防止機構45が設けられている。
以下、図4乃至図7を参照し、右側流路R1の一部を形成するとともに、内部に不正遊技防止機構45を備えた右下側飾り部品40Eの構造について説明する。
より詳細には、貫通孔94;95と取り付けボス85B、及びトルク調整用ボス86とを互いに対応するように位置決めし、台座87上に複数の抵抗子90を載置する。次に、ベース部材70の複数の受容部75A〜75Dと、カバー部材80の複数の取り付けボス85A〜85Dとを互いに向い合せて位置決めし、前後方向に嵌合させる。次に、ベース部材70の後方側から調整貫通孔76に対して止めねじXを挿入し、当該調整貫通孔76に対向するトルク調整用ボス86の先端部に螺入する。この時、止めねじXの締め付けトルクにより、複数の抵抗子90間に生じる間隙を調節することが可能であり、止めねじXを緩めれば糸状部材を収容できる間隙は増加し、止めねじXを強く締めれば間隙は減少する。当該締め付けトルクの調整により、不正球を用いた不正遊技に用いられる糸状部材の太さに対応することが可能となる。
つまり、本実施形態に係る不正遊技防止機構45は、右側流路R1に面する右下側飾り部品40Eの角部Qにおいて、右側流路R1側に露出する誘導部92を備えた複数の抵抗子90により構成される。そして、例えば糸状部材L1と接続された不正球Tが、右側流路R1を流下し、右側に配設された一般入賞部品67に入賞しようとした場合、当該不正球Tに続く糸状部材L1は、複数の抵抗子90によって捕捉され、リフティング動作が不可能とされる。以下、図6を参照して、抵抗子90の具体的な構造について説明する。
抵抗子90の前後に形成される抵抗部91の表面には、粗面加工装置を用いて粗面加工が施してあり、その摩擦係数は、誘導部92の表面に比べて高く設定される。また、抵抗部91には、前後方向に貫通する貫通孔94;95が開設されており、当該貫通孔94;95内には、前述の取り付けボス85B及びトルク調整用ボス96が挿通される。
遊技者の発射操作により、不正球Tが右側飾り部品40C及び右下側飾り部品40Eの右側に形成された右側流路R1を流下した場合、当該不正球Tは、右下側飾り部品40Eの直下に設けられたクランク状の遊技球誘導部Kに沿って遊技盤20の中央方向(左側)に転動し、遊技球誘導部Kの左端部下方に設けられた一般入賞部品67方向へ流下する。そして、不正球Tが上記位置に到達したことを見計らって、不正遊技者は、不正球を一般入賞部品67に入賞させようとすべく糸状部材L1を上下に引っ張り(リフティング操作)、不正球Tが一般入賞部品67の周囲に稙設された遊技釘をかいくぐるように操作する。
ところが、このような操作がなされた場合、図7に示すように不正球Tに繋がれた後続の糸状部材L1は、球の重さと不正遊技者に引っ張られる張力により右下側飾り部品40Eの角部Q側に引き寄せられ、右下側飾り部品40Eの角部Qに接触した糸状部材L2は、複数の抵抗子90A〜90Cのうちのいずれかの誘導部92により右下側飾り部品40Eの内部、換言すれば抵抗部91側に引き込まれるように誘導される。そして、抵抗部91側に誘導された糸状部材L2は、前後方向に対向する複数の抵抗子90(同図では抵抗子90A;90B)における抵抗部91;91間に挟まった状態となり、抵抗部91;91間に挟まった糸状部材L2は、粗面加工された表面との摩擦により、不正遊技者が糸状部材を引っ張ってリフティング操作をしようとしても容易に動くことができない。これにより、不正球を繰り返し一般入賞部品67に入賞させる不正遊技を確実に防止できるとともに、一度抵抗部91;91間に挟まった糸状部材L2を容易に回収することができないため、不正がなされた証拠として糸状部材L2や当該糸状部材L2に繋がれた不正球Tを保全することが可能となる。
40C 右側飾り部品,40E 右下側飾り部品,45 不正遊技防止機構,
50 センター飾り装置,50A 表示画面,65A 第1特別入賞装置,
65B 第2特別入賞装置,67 一般入賞部品,70 ベース部材,
76 調整貫通孔,80 カバー部材,90 抵抗子,91 抵抗部,92 誘導部,
100 主制御装置,500 演出表示装置,
L1;L2 糸状部材,P1;P2 露出部,R1 右側流路,T 不正球。
Claims (2)
- 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、
前記遊技盤に配置された飾り装置と、
前記遊技領域における前記飾り装置の下方に配置された入賞部品と、
前記遊技領域における飾り装置の一側部に形成され、遊技球を前記入賞部品に向けて流下させる誘導流路と、
を備えた遊技機であって、
前記飾り装置内に、粗面加工により形成された抵抗部と、前記抵抗部の端部から厚みが漸次減少する誘導部とを有する複数の抵抗子を積層した状態で、前記誘導部が前記誘導流路側に露出するように設けたことを特徴とする遊技機。 - 前記飾り装置が、前記遊技盤に配設された演出表示装置の周囲を囲むように設けられ、
前記入賞部品が前記飾り装置の右側部の下方に設けられ、
前記複数の抵抗子の誘導部が、前記飾り装置における前記演出表示装置の右側部に対応する壁部と、前記演出表示装置の右下部に対応する壁部とがなす角部において前記誘導流路側に露出するように設けられたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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