JP5976634B2 - 電源装置及び電源装置を備える車両 - Google Patents

電源装置及び電源装置を備える車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5976634B2
JP5976634B2 JP2013507700A JP2013507700A JP5976634B2 JP 5976634 B2 JP5976634 B2 JP 5976634B2 JP 2013507700 A JP2013507700 A JP 2013507700A JP 2013507700 A JP2013507700 A JP 2013507700A JP 5976634 B2 JP5976634 B2 JP 5976634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply device
metal
bus bar
tab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013507700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012133592A1 (ja
Inventor
由知 西原
由知 西原
計美 大倉
計美 大倉
渡邉 剛
剛 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Publication of JPWO2012133592A1 publication Critical patent/JPWO2012133592A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5976634B2 publication Critical patent/JP5976634B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • H01M10/48Accumulators combined with arrangements for measuring, testing or indicating the condition of cells, e.g. the level or density of the electrolyte
    • H01M10/482Accumulators combined with arrangements for measuring, testing or indicating the condition of cells, e.g. the level or density of the electrolyte for several batteries or cells simultaneously or sequentially
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/42Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
    • H01M10/48Accumulators combined with arrangements for measuring, testing or indicating the condition of cells, e.g. the level or density of the electrolyte
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/502Interconnectors for connecting terminals of adjacent batteries; Interconnectors for connecting cells outside a battery casing
    • H01M50/503Interconnectors for connecting terminals of adjacent batteries; Interconnectors for connecting cells outside a battery casing characterised by the shape of the interconnectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/502Interconnectors for connecting terminals of adjacent batteries; Interconnectors for connecting cells outside a battery casing
    • H01M50/521Interconnectors for connecting terminals of adjacent batteries; Interconnectors for connecting cells outside a battery casing characterised by the material
    • H01M50/522Inorganic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/569Constructional details of current conducting connections for detecting conditions inside cells or batteries, e.g. details of voltage sensing terminals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、複数の電池セルを金属プレートで接続している電源装置及び電源装置を備える車両に関し、特にハイブリッド車、燃料電池自動車、電気自動車、電動オートバイ等の電動車両を駆動するモータの電源用、あるいは家庭用、工場用の蓄電用途等に使用される大電流用の電源装置に最適な電源装置及び電源装置を備える車両に関する。
電源装置は、多数の電池セルを直列に接続して出力電圧を高く、また並列に接続して充放電電流を大きくできる。したがって、自動車を走行させるモータの電源に使用される大電流、大出力用の電源装置は、複数の電池セルを直列に接続して出力電圧を高くしている。この種の用途に使用される電源装置は、大きな電流で充放電されるので、複数の電池セルを電気抵抗の小さい金属プレートで接続している。(特許文献1参照)
特開平5−343105号公報 特開2011−060623号公報
複数の電池セルを積層してこれらを直列及び並列に接続して電源装置を構成する場合、各電池セルの電極端子同士を、金属プレートで構成したバスバーで接続する。例えば電池セルに、外装缶が角型の角型電池セルを用いる場合、これを積層した電池積層体では、細長い短冊状のバスバーを用いて、隣接する電池セルの電極端子同士を接続する。図29に示す電池積層体の例では、電池セル1を3並5直に接続して、バスバーBBで連結している。
一方で、電源装置の異常を監視するため、電源装置全体の出力電圧のみならず、各電池セルや複数の電池セルを接続したブロック単位で電圧を検出することが行われている。例えば、リチウムイオン二次電池の電池セルを積層した電源装置においては、各電池セルの電圧を検出するために、バスバー毎に電圧検出線を接続している。
しかしながら、このようなバスバーを利用した電圧検出においては、バスバー自体の持つ抵抗によって、測定誤差が生じることを本発明者らは見出した。すなわち、従来バスバーは抵抗率の小さい銅製やアルミニウム製であり、その抵抗値は微々たるものであって無視できるレベルと考えられていたところ、電圧検出タブをバスバーと固定する位置が異なることによって、個々のセル電圧に加算されるバスバーの抵抗成分による電圧降下も異なることを本発明者らは実験により見出した。
ここで抵抗値は長さに比例するため、バスバーが細長い場合は、長さ方向の位置に応じてバスバーの抵抗値も異なる。特に、並列接続される電池セル数が多くなるほど、バスバーが長くなる。また一方で、近年の電源装置の高出力化、大容量化に伴い、使用する電池セルの数は多くなる傾向にあるところ、いずれか一の電池セルに異常が発生すると、他の電池セルにも影響が及ぶ可能性があるため、多くの電池セルを使用する場合は特に、各電池セルの監視が安全性の確保の面から重要となる。よって、正確に電池セルの状態を把握するために、より正確な電圧検出が求められているところである。
その一方で、金属製のバスバーを同一の材質で構成すると、腐食が生じるという問題がある。例えば特許文献1の電源装置では、図30に示すように、バスバーを構成する金属プレート32の両端を電池セル31の電極端子にナットで固定している。すなわち、金属プレート32の貫通孔に電極端子を挿入し、電極端子の雄ネジにナットをねじ込んで金属プレート32を電極端子に固定している。この構造の電源装置は、正負の電極端子を異種金属とする電池セル31にあっては、金属プレート32と正負の電極端子との接触面を同じ金属にできない。たとえば、正負の電極端子を銅とアルミニウムとからなる異種金属とするリチウムイオン二次電池にあっては、金属プレートを銅板とすると、アルミニウムの電極端子との接触面が異種金属となる。金属プレートと電極端子の接触面を異種金属とする電源装置は、異種金属の接触面で電食による腐食が発生して、長期間にわたって安定して密着できない欠点がある。電食は異種金属の間に電流が流れ、この電流が金属を電気分解して腐食させることで発生する。
そこで、図31に示すように、異種金属を張り合わせたクラッド材でバスバーを構成することが提案されている。例えば、銅板とアルミニウム板を組み合わせたクラッド材でバスバーを構成し、アルミニウム板を正極に、銅板を負極に、それぞれ接触させて導通させることができる(特許文献2参照)。
しかしながら、このような異種金属を組み合わせたクラッド材のバスバーで電圧検出を行う場合は、特に細長いバスバーを利用する場合、バスバーに電圧検出用の端子(電圧検出タブ)を設ける位置によって、検出される抵抗値にバスバー自体の抵抗値が異なってしまうという問題があった。特にクラッド材を構成する材質の違いによっても導電率すなわち抵抗値が異なるため、一層誤差が複雑となる。例えばアルミニウムの導電率は銅の約60%程度であるため、同じ形状でも抵抗値が異なってしまう。さらに加えて、銅製の電圧検出タブを用いる場合、アルミニウムと銅を用いたクラッド材のバスバーに、電圧検出タブを固定するためにレーザ溶接を行うと、材質同士の相性から、アルミニウム側でなく銅側で接続する必要が生じる。このため、電圧検出タブの取付け位置がクラッド材の中間でなく、銅側にずれることから、各電極端子と電圧検出タブとのインピーダンスが異なってしまう問題が生じる。
本発明は、従来のこのような問題点を解決するためになされたものである。本発明の主な目的は、電池セルの電圧検出に際して誤差を抑制して正確な電圧検出が行えるようにした電源装置及び電源装置を備える車両を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面に係る電源装置によれば、電極端子を有する電池セルを複数積層してなる電池積層体と、隣接する電池セルの、電極端子同士を接続するための、一方向に延長されたバスバーと、前記バスバーと電気的に接続される電圧検出線と、前記バスバーと前記電圧検出線との間を電気的に接続する複数の電圧検出タブとを備え、前記バスバーは、第一金属と、該第一金属と異なる第二金属で構成されたクラッド材で構成され、前記バスバーはさらに、前記第一金属に設けられた、前記電極端子を固定する位置を規定する第一端子固定部と、前記第二金属に設けられた、前記電極端子を固定する位置を規定する第二端子固定部と、前記第一金属に設けられた、前記電圧検出タブを固定する位置を規定するタブ固定部と、を有してなる電源装置であって、前記第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスと略等しくすることができる。これにより、異種金属で構成されたクラッド材をバスバーに利用しても、各電圧検出タブで検出される、電池セルの電圧値の誤差を抑制でき、正確なセル電圧の検出が可能となる。
また第2の側面に係る電源装置によれば、前記第一金属の導電率を、前記第二金属の導電率よりも高くできる。
さらに第3の側面に係る電源装置によれば、前記第一端子固定部とタブ固定部との間の距離を、前記タブ固定部と第二端子固定部との間の距離よりも長くすることができる。これにより、第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスに近づけることができ、導電率差に起因する抵抗値の相違を補償できる。
さらにまた第4の側面に係る電源装置によれば、前記第一金属を、前記第二金属よりも薄くすることができる。これにより、第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスに近づけることができ、導電率差に起因する抵抗値の相違を補償できる。
さらにまた第5の側面に係る電源装置によれば、前記第一金属を、第一端子固定部とタブ固定部との間で、部分的に幅を狭く形成することができる。これにより、第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスに近づけることができ、導電率差に起因する抵抗値の相違を補償できる。
さらにまた第6の側面に係る電源装置によれば、前記第二金属の幅を、前記第一金属の幅よりも広く形成することができる。これにより、第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスに近づけることができ、導電率差に起因する抵抗値の相違を補償できる。
さらにまた第7の側面に係る電源装置によれば、前記第一金属が、2以上の第一端子固定部を有しており、前記第二金属が、2以上の第二端子固定部を有しており、前記第一金属における第一端子固定部同士の間のインピーダンスが、前記第二金属における第二端子固定部同士の間のインピーダンスと、ほぼ等しくすることができる。これにより、バスバーで2個以上の電池セルを並列に接続する態様においても、バスバーによる抵抗値の差を低減して、より正確なセル電圧の検出が可能となる。
さらにまた第8の側面に係る電源装置によれば、前記複数の第一端子固定部の内、第二金属と最も近接した第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記複数の第二端子固定部の内、第一金属と最も近接した第二端子固定部と前記タブ固定部との間のインピーダンスと略等しくすることができる。これにより、異種金属で構成されたクラッド材をバスバーに利用しても、各電圧検出タブで検出される、電池セルの電圧値の誤差を抑制でき、正確なセル電圧の検出が可能となる。
さらにまた第9の側面に係る電源装置によれば、前記バスバーを構成する第一金属と、前記電圧検出タブとを、同じ材質の金属で構成できる。これにより、バスバーと電圧検出タブとを、レーザ溶接などにより固定し易くできる。
さらにまた第10の側面に係る電源装置によれば、前記バスバーを構成する第一金属が銅であり、第二金属がアルミニウムであり、前記電圧検出タブを銅製とできる。
さらにまた第11の側面に係る電源装置によれば、電極端子を有する電池セルを複数積層してなる電池積層体と、隣接する電池セルの、電極端子同士を接続するための、一方向に延長されたバスバーと、前記バスバーと電気的に接続される電圧検出線と、前記バスバーと前記電圧検出線との間を電気的に接続する複数の電圧検出タブと、を備え、前記バスバーが、隣接する一方の電池セルの電極端子を固定する位置を規定する第一端子固定部と、隣接する他方の電池セルの電極端子を固定する位置を規定する第二端子固定部と、前記第一端子固定部及び第一端子固定部の間に配置され、前記電圧検出タブを固定する位置を規定するタブ固定部と、を有してなる電源装置であって、前記第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスと略等しくすることができる。これにより、各電圧検出タブで検出される、電池セルの電圧値の誤差を抑制でき、正確なセル電圧の検出が可能となる。
さらにまた第12の側面に係る電源装置によれば、前記電圧検出タブを、前記バスバーとレーザ溶接することができる。
さらにまた第13の側面に係る電源装置によれば、前記電圧検出タブを、前記フレキシブル基板とリフローで接合することができる。
さらにまた第14の側面に係る電源装置によれば、前記電圧検出線を、各バスバーと電気的に接続される検出線を複数纏めた、一方向に延長されたフレキシブル基板で構成できる。これにより、複数本の検出線を纏めて扱いやすくできる。
さらにまた第15の側面に係る電源装置によれば、前記バスバーは、前記電池セルの積層方向と略平行な姿勢に配置されており、前記フレキシブル基板は、前記バスバーと略平行な姿勢に配置されており、前記電圧検出タブは、前記バスバーと前記フレキシブル基板との間を橋渡すようにして接続できる。これにより、フレキシブル基板とバスバーとを接続する電圧検出タブを短くでき、構成を簡素化できる利点が得られる。
さらにまた第16の側面に係る電源装置によれば、前記電池セルを、外形を角型とする角形電池セルとできる。これにより、角型電池セルを積層した電池積層体において、体積高率を向上させることができ、バスバーを効率よく配置できる。
さらにまた第17の側面に係る電源装置を備える車両には、上記電源装置を利用できる。
本発明の一実施例に係る電源装置の斜視図である。 図1に示す電源装置の分解斜視図である。 図1に示す電源装置の電池セルと絶縁スペーサの積層構造を示す分解斜視図である。 電池セル10個をバスバーを用いて2並5直に接続した電池積層体を示す模式平面図である。 電圧検出タブの固定位置をバスバーの中央とした例を示す模式平面図である。 セル電圧の計算方法示す模式平面図である。 クラッド材のバスバーに電圧検出タブを固定する部位を示す拡大斜視図である。 クラッド材のバスバーでセル電圧の計算方法を示す模式平面図である。 図8の等価回路を示す回路図である。 バスバーの模式平面図である。 実施の形態に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式側面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 2並列接続用のバスバーを用いた電池積層体を示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 変形例に係るバスバーを示す模式平面図である。 5並列接続用のバスバーを用いた電池積層体を示す模式平面図である。 図22の等価回路を示す回路図である。 図23の等価回路を示す回路図である。 冷媒冷却を用いた電源装置を示す模式斜視図である。 エンジンとモータで走行するハイブリッド車に電源装置を搭載する例を示すブロック図である。 モータのみで走行する電気自動車に電源装置を搭載する例を示すブロック図である。 蓄電用の電源装置に適用する例を示すブロック図である。従来例 電池セルを3並5直に接続した電池積層体を示す模式平面図である。 従来のバッテリモジュールを示す模式平面図である。 クラッド材で構成したバスバーを示す模式斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置及びこれを備える車両を例示するものであって、本発明は電源装置及びこれを備える車両を以下のものに特定しない。また、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
図1〜図2に、本発明の実施例1に係る電源装置として、主としてハイブリッド車や電気自動車などの電動車両に搭載されて、車両の走行モータに電力を供給して、車両を走行させる電源に使用される電源装置100の斜視図を示す。この図に示す電源装置100は、電極端子2を有する角形電池セル1を複数積層してなる電池積層体と、隣接する電池セル1の、電極端子2同士を接続するための、一方向に延長されたバスバーBBと、バスバーBBと電気的に接続される電圧検出線20と、バスバーBBと電圧検出線20との間を電気的に接続する複数の電圧検出タブTBとを備える。
電池積層体は、複数の電池セル1を互いに絶縁して積層状態に固定している。電池セル1は角形電池セルである。さらに、電池セル1は、リチウムイオン電池からなる角形電池セルである。ただし、本発明の電源装置は、電池セルを角形電池セルには特定せず、円筒形の電池セルも利用できる。またリチウムイオン二次電池にも特定せず、たとえばニッケル水素電池なども使用できる。角形電池セル1は、図3に示すように、正負の電極板を積層している電極体を外装缶11に収納して電解液を充填して、開口部を封口板12で気密に密閉したものである。図の外装缶11は、底を閉塞する四角い筒状に成形したもので、上方の開口部を封口板12で気密に閉塞している。また、電池セル1同士の間に、必要に応じて絶縁性のスペーサ4が介在させることで、これらの間を絶縁できる。
外装缶11は、アルミニウムなどの金属板を深絞り加工したもので、表面が導電性を有する。積層される電池セル1は薄い角形に成形される。封口板12は外装缶11と同じ金属であるアルミニウムなどの金属板で製作される。封口板12は、正負の電極端子2を両端部に、絶縁材13を介して固定している。正負の電極端子2は内蔵する正負の電極板に接続される。リチウムイオン二次電池は、外装缶11を電極に接続しない。ただ、外装缶11は電解液を介して電極板に接続されることから、正負の電極板の中間電位となる。ただし、電池セルは、一方の電極端子をリード線で外装缶に接続することもできる。この電池セルは、外装缶に接続される電極端子を絶縁することなく封口板に固定できる。
電源装置100は、複数の電池セル1を積層して直方体のブロック状の電池積層体としている。電池セル1は、電極端子2を設けている面、図にあっては封口板12を同一平面となるように積層してブロック状としている。図1〜図2の電源装置100は、ブロックの上面に電極端子2を配設している。電源装置100は、封口板12の両端部にある正負の電極端子2が左右逆となる状態で積層している。この電源装置100は、図に示すように、ブロックの両側で隣接する電極端子2をバスバーBBで連結して、電池セル1を直列に接続している。バスバーBBは、その両端部を正負の電極端子2に接続して、電池セル1を直列に接続する。図の電源装置100は、電池セル1を直列に接続して出力電圧を高くしているが、本発明の電源装置は、電池セルを直列と並列に接続して、出力電圧と出力電流を大きくすることもできる。
電極端子2は、絶縁材13を介して封口板12に固定されて、その先端部を筒状としている。筒状の電極端子2は、カシメ加工によって先端にカシメリングを設けることができる。ただし、本発明の電源装置は、必ずしも電極端子をカシメ加工してカシメリングを設ける構造とはしない。電極端子の上端面に、バスバーを溶接して固定することができるからである。この電極端子は、円柱状とし、あるいは多角柱状とし、あるいは上端面の外側に突出するようにリングを設けた形状として、上端面にバスバーを溶接して接続する。
電池セル1は、正負の電極端子2を同じ金属でなくて、異なる金属としている。リチウムイオン電池は、正極2Aをアルミニウム、負極2Bを銅とする。バスバーBBは、その両端部を異なる金属として、電極端子2に同じ金属を接続している。銅とアルミニウムを電極端子2とする電池セル1に接続されるバスバーBBは、第二金属3Bをアルミニウム板、第一金属3Aを銅板として、第二金属3Bと第一金属3Aとを密着状態に接合している。
(バスバーBB)
バスバーBBは、均質な金属板とする他、第一金属3Aと、この第一金属3Aと異なる第二金属3Bで構成されたクラッド材とすることもできる。バスバーBBには、電圧検出タブTBを固定して、セル電圧を検出している。ここでバスバーBBを構成する第一金属3Aと電圧検出タブTBとは、同じ材質の金属で構成することが好ましい。バスバーBBと電圧検出タブTBとを同じ材質とすることで、レーザ溶接などにより固定し易くできる。
このようなバスバーBBを利用した電圧検出においては、バスバーBB自体の持つ抵抗、すなわちインピーダンスによって、測定誤差が生じる。例えば図4に示す電池セル10個をバスバーBBを用いて2並5直に接続した電池積層体を考える。ここでは2個の電池セルが並列接続された1組の組電池セルKC1〜5のセル電圧を、各バスバーBBに電圧検出タブTB1〜6を接続して、タブ検出電圧の差分から検出する。この場合、電圧検出タブTBをバスバーBBに接続する位置によって、セル電圧値に加算されるバスバーBBの抵抗成分による電圧降下分が変化することが判明した。特に、バスバーBBと電圧検出タブTBとをレーザ溶接する場合は、バスバーBB自体が上述の通り銅製であるため、同一金属である銅同士の溶接とすることが、異種金属間合金の生成を避けて安定的な強度を得るためにも好ましい。この結果、バスバーBBと電圧検出タブTBとの接合位置は、バスバーBBの中央とならず、第1金属3A側にずれた位置となる傾向にある。
図4の例では、このような中央からずれた固定位置を分かり易く示すため、電圧検出タブTB1〜6の固定位置を誇張して図示している。また、電圧検出タブTB2を接続したバスバーBB2の、電圧検出タブTB1の固定位置と組電池セルKC1の電極端子2の固定位置との間の抵抗値を、C[Ω]とする。なお、電圧検出タブTB2はバスバーBB2において組電池セルKC2の電極端子2の位置で固定されており、このため組電池セルKC2の電極端子2の固定位置と電圧検出タブTBの固定位置との間におけるバスバーBB2の抵抗値は、ほぼ0となる。同様に、電圧検出タブTB3を接続したバスバーBB3の、電圧検出タブTBと組電池セルKC2との間の抵抗値を0、電圧検出タブTBと組電池セルKC3との間の抵抗値をAとする。また電圧検出タブTB4を接続したバスバーBB4の、組電池セルKC3と電圧検出タブTBとの間の抵抗値をD、電圧検出タブTBと組電池セルKC4との間の抵抗値を0とし、さらに電圧検出タブTB5を接続したバスバーBB5の、電圧検出タブTBと組電池セルKC4との間の抵抗値を0、電圧検出タブTBと組電池セルKC5との間の抵抗値をBとする。
この図において、組電池セルKC1のセル電圧は、本来的には電圧検出タブTB1と電圧検出タブTB2との間に発生するタブ検出電圧で表されるべきところ、タブ検出電圧の実測値は、組電池セルKC1のセル電圧に、C[Ω]×電流の電圧分が加算された値となっている。一方、組電池セルKC2のセル電圧は、電圧検出タブTB2と電圧検出タブTB3との間に発生するタブ検出電圧とほぼ等しくなる。また組電池セルKC3のセル電圧は、電圧検出タブTB3と電圧検出タブTB4との間のタブ検出電圧から、A+D[Ω]×電流の電圧分が加算された値となる。さらに組電池セルKC4のセル電圧は、電圧検出タブTB4と電圧検出タブTB5との間に発生するタブ検出電圧とほぼ等しく、最後に組電池セルKC5のセル電圧は、電圧検出タブTB5と電圧検出タブTB6との間のタブ検出電圧から、B[Ω]×電流の電圧分が加算された値となる。このように、各組電池セルKCのセル電圧は、単純に電圧検出タブTBで実測されたタブ検出電圧でなく、誤差を含んだ値となるため、複雑な計算を経て補正しないと、正確な電圧値を検出できない。
以上のようなバスバーへの電圧検出タブTBの取付位置に起因する電圧検出誤差の問題は、バスバーにクラッド材を用いた例に限られず、同一の金属で構成されたバスバーにおいても生じる。同一素材のバスバーを用いる場合は、図5に示すように、電圧検出タブTBの固定位置を、バスバーの中央、すなわち電圧検出タブTBから、各電極端子2までの距離を一定にすることで、バランスが保たれ、バスバーの抵抗成分による電圧の加算が均等化されて、真のセル電圧の算出を容易にできる。しかしながら、上述の通りクラッド材のバスバーを用いた構成においては、電圧検出タブTBから電極端子2までの距離を等しくしても、材質の相違から抵抗値が異なるため、このような単純な配置位置の調整では対応できないという問題があった。
そこで本実施例においては、このような誤差の計算を容易にするため、バスバーの構造自体を工夫して、インピーダンスを一致させるように調整している。
(バスバーが均質の場合のセル電圧の計算方法)
バスバーのインピーダンスを調整するために、セル電圧の計算方法を図6に基づいて説明する。この例では、バスバーBBを用いて電池セルを10個、図4と同じく2並5直に接続した電池積層体を考える。また、図5と同じく、組電池セルKC6〜10同士の間にそれぞれ電圧検出タブTBを位置させている。さらにここではバスバーBBを均質な素材で構成されたものとし、そのインピーダンスを定数と考える。またインピーダンスの温度変化、経年変化は考慮していない。さらに電池セルの電極端子2は、各電池セルの厚さ方向においてほぼ中心に配置されているものとする。
図6において、2個の電池セルが並列接続された組電池セルKC6で使用されている電池セルを、それぞれ電池セルa、電池セルbとする。また電圧検出タブTB7を接続したバスバーBB7の、電圧検出タブTB6の固定位置と電池セルaの電極端子2の固定位置との間の抵抗値をE[Ω]、同じく電圧検出タブTB7の固定位置と電池セルbの電極端子2の固定位置との間の抵抗値をF[Ω]とし、一方電圧検出タブTB8を接続したバスバーBB8の、電圧検出タブTB8の固定位置と電池セルaの電極端子2の固定位置との間の抵抗値をG[Ω]、同じく電圧検出タブTB8の固定位置と電池セルbの電極端子2の固定位置との間の抵抗値をH[Ω]とする。ここで電池セルaの電圧は、
電池セルaの電圧=(組電池セルKC6の電圧)−{(E+G)×電流}となる。同じく電池セルbの電圧は、
電池セルbの電圧=(組電池セルKC6の電圧)−{(F+H)×電流}となる。またバスバーBBのインピーダンスは、E+G[Ω]≒F+H[Ω]となるため、バスバーBBのインピーダンスを定数と考えれば、電池セルaと電池セルbのセル電圧が演算できる。
(クラッド材)
上述の通り、バスバーには、単一の金属のみならず、異なる金属を接合したクラッド材が利用できる。ここでクラッド材で構成されたバスバーに、電圧検出タブTBを固定する様子を、図7の拡大斜視図に示す。
(電圧検出線20)
この例では、電圧検出線20がフレキシブル基板で構成されている。フレキシブル基板は、各バスバーBBと電気的に接続される検出線を複数纏めた紐状であり、薄くて嵩張らないため車載用の電源装置など、スペースが限られた位置への配置に適している。また、リフローで半田付けすることにより固定できることも、実装面において有利となる。このフレキシブル基板は、一方向に延長されたストリップ状に形成され、また電圧検出タブTBと電気接続するための半田付け片を中間に複数設けている。
フレキシブル基板は、電池セルの積層方向とほぼ平行な姿勢に配置される。またバスバーBBも、電池セルの積層方向とほぼ平行な姿勢に配置されている。このため、電圧検出タブTBは、バスバーBBとフレキシブル基板の半田付け片との間を橋渡すようにして接続できる。これにより、フレキシブル基板とバスバーBBとを接続する電圧検出タブTBを短くできる利点が得られる。また、予めタブにリフローできるように、フレキシブル基板の半田付け片は、タブと近接する位置に突出するように予め設計される。このようにして、電圧検出タブTBはフレキシブル基板とリフローで半田付けされ、一方バスバーBBとはレーザ溶接される。このため電圧検出タブTBは、材質を銅製とし、また表面を錫でめっきしている。
(バスバーにクラッド材を使用した場合のセル電圧の計算方法)
次に、バスバーとしてクラッド材を用いた場合の、セル電圧の計算方法を図8に基づいて説明する。ここでは、3個の電池セルを直列に接続した電池積層体を図示している。クラッド材のバスバーBBは、第一金属3Aと第二金属3Bで構成される。第二金属3Bは、第一金属3Aよりも熱伝導率の低い金属とする。ここでは、第一金属3Aを銅製とし、第二金属3Bをアルミニウム製としている。また各バスバーBBには、電圧検出タブTBを固定して、セル電圧を検出している。ここで電圧検出タブTBは、銅製とし、表面を錫でめっきしている。よって、電圧検出タブTBは、同じ材質であるバスバーBBとレーザ溶接で確実に固定できる。その一方で、電圧検出タブTBと電圧検出線20との間では半田のリフローで固定可能としている。
このため各バスバーBBには、電極端子2を固定する位置を規定する一以上の端子固定部と、電圧検出タブTBを固定する位置を規定するタブ固定部3tとを設けている。ここでは、第一金属3Aには第一端子固定部3aとタブ固定部3tが、第二金属3Bには第二端子固定部3bが、それぞれ設けられている。図8の構成において、バスバーBB13〜16の各々における第一端子固定部3aとタブ固定部3tとの間のインピーダンスをZb、またタブ固定部3tと第二端子固定部3bとの間のインピーダンスをZaとすると、図8の等価回路は図9のように表現できる。ここで第一端子固定部3aとタブ固定部3tとの間のインピーダンスと、タブ固定部3tと第二端子固定部3bとの間のインピーダンスとを等しくできれば、すなわち図10に示すバスバーBBにおいてZa=Zbとなるように設定できれば、セル電圧の補正が容易となる。
具体的には、第一金属3Aと第二金属3Bの平面視における幅を調整してインピーダンスを一致させる。例えば図11に示すように、第一金属3Aの幅を小さくしインピーダンスを上げ、第二金属3Bと同等にする。または第二金属3Bの幅を大きくし、第二金属3Bのインピーダンスを下げて第一金属3Aと同等にする。この際、第一金属3Aと第二金属3Bとの境界は、図11に示すように階段状とする他、図12に示すように幅を徐々に変化させることで、段差部分でのハーネスの引っ掛かりなどを回避できる。幅の変化は、図12に示すように直線状とする他、湾曲させてもよい。
あるいは、図13に示すように、第一金属3Aと第二金属3Bの厚さを調整してインピーダンスを一致させることもできる。例えば図13に示すように、第一金属3Aの厚さを薄くしてインピーダンスを上げ、第二金属3Bと同等にする。または第二金属3Bの厚さを厚くして第二金属3Bのインピーダンスを下げて第一金属3Aと同等にしてもよい。またこの構成においても図12と同様、厚さの変化は階段状に限られず、徐々に変化させることもできる。
さらには、図14に示すように、第一金属3Aにおいて第一端子固定部3aとタブ固定部3tとの間にスリットや括れを設けて幅を部分的に狭くすることでも、同様にインピーダンスを上げる効果が得られる。この構成では、スリットや括れの深さを調整して、インピーダンスを微調整できる利点が得られる。あるいは、図15に示すようにバスバーBBを蛇行させることでも、同様にインピーダンスを上げる効果が得られる。
また、バスバーBBの外形を変化させることなく、図16に示すように第一金属3Aと第二金属3Bの境界位置を変化させ、これによってタブ固定部3tの位置を調整可能とすることでも、同様にインピーダンスを調整できる。この構成では、バスバーBBの形状を従来と同じに維持できるので、バスバーBBの固定作業等を従来と同じくして作業効率の低下を回避できる。これらの構造は、単独で利用する他、複数の構造を組み合わせることも可能であることはいうまでもない。
(並列接続)
以上は、電池セルを直列接続するバスバーでセル電圧を検出する例を説明したが、電池セルを並列接続するバスバーにおいても、本発明を適用できる。このような例を、図17に基づいて説明する。ここでは、電池セルを2並列で3組を直列に接続した電池積層体を示している。各バスバーBBは、第一金属3Aに2つの端子固定部とタブ固定部3tを、第二金属3Bには2つの第二端子固定部3bを有している。図17の構成において、第一端子固定部3a同士の間のインピーダンスをZc、タブ固定部3tに近い側の第一端子固定部3aとタブ固定部3tとの間のインピーダンスをZd、また第二端子固定部3b同士の間のインピーダンスをZf、タブ固定部3tに近い側の第二端子固定部3bとタブ固定部3tとの間のインピーダンスをZeとする。ここで合成インピーダンスZc+Zd=Ze+Zfとなるように設定できれば、セル電圧の補正が容易となる。言い換えると、図18に示すバスバーBBにおいて、Zd=Zeとなるように設定することが好ましい。さらにこれに加えてZc=Zfとすることができれば、定数が3個から2個となり、セル電圧の補正演算が一層容易となる。これを実現するためには、上記と同様に、例えば図19に示すように第一金属3Aの幅を第二金属3Bよりも狭くし、または第二金属3Bの幅を第一金属3Aよりも広くし、あるいはこれに加えて図20に示すように変化分をなだらかにする。また、第一金属3Aの厚さを第二金属3Bよりも薄くすることや、部分的に幅を狭くすること、蛇行させた形状とすることなども同様である。また、図21に示すように、第一金属3Aと第二金属3Bの境界位置を、第二金属3B側に移動させて、さらにタブ固定部3tを第二金属3B側に移動させることも可能であることは上記と同様である。
以上のようにして、異種金属で構成されたクラッド材をバスバーに利用しても、各電圧検出タブTBで検出される、電池セルの電圧値の誤差を抑制でき、正確なセル電圧の検出が可能となる。
なお以上の例では、電池セルのセル電圧を検出する例を説明したが、本発明はセル電圧に限られず、複数の電池セルの組み合わせで構成される電池積層体の電圧等、バスバーを用いて電圧を検出する用途において利用できる。
(5並)
上記は電池セルを2並列とした場合を説明した。ただ、本発明は並列数を2並列に限定せず、3並列以上とすることもできる。例えば、図22に示すように電池セル1を5並列に接続する場合を考える。ここで、バスバーBBの抵抗成分をRBとすると、5個の組電池セルのセル電圧を測定するために、各バスバーBBにそれぞれ電圧検出タブを固定したタブ固定部で検出されるセル電圧は、図23のような回路で表現できる。ここで、電流の分流は電池セル1個とバスバーBBの抵抗RB4個分となる。よって、図23は図24のような回路でも表現できる。ここで、4RBの抵抗値を固定値とすれば、セル固定部で検出したセル電圧の測定値に基づいて、真のセル電圧の近似値を演算することが可能となる。
以上の例では、バスバーにクラッド材を用いた構成を説明したが、バスバーはクラッド材に限定されず、同一素材の金属板を用いたバスバーにおいても、同様に本発明を適用できる。すなわち、図5に示すようにバスバーBB上において、仮に電圧検出タブTBを組電池セルKCの中間に配置することができれば、バスバーBBの電圧上昇分が均等化されるので、セル電圧の正確な検出が容易になる。しかしながら現実には、常に組電池セルの中間に電圧検出タブを配置できるとは限らず、また特に多数の電池セルを並列に接続するバスバーにおいては、電圧検出タブと電極端子とが近いものと遠いものが存在するため、抵抗の差が生じ得る。よってこのような場合において、位置毎の抵抗の差を低減するために、上述したバスバーの形状を適宜利用できる。
(冷媒による冷却方式)
なお、上記の例では電池セルの冷却を、電池セル同士の隙間に冷却空気を送風して冷却する空冷方式を採用しているが、これに限られず、冷媒を用いた冷却方式も利用できる。例えば、図25に示す電源装置200は、複数の電池セル1を接続した電池積層体10と、電池積層体10に熱結合されて電池1を冷却する冷却通路6と、冷却通路6に冷却媒体を供給する冷却機構7と、電池積層体10に接続してなる電子回路を内蔵する電子部品ケース5とを備え、冷却機構7から冷却通路6に供給される冷却媒体が電池積層体10を冷却する。冷却媒体で冷却される電池積層体10は、冷却通路6の往路側に熱結合してなる過冷却側電池10Aと、冷却通路6の復路側に熱結合してなる加温側電池10Bに区画している。組電池は、電子部品ケース5を電池積層体10に熱結合状態で配置すると共に、電子部品ケース5を加温側電池10Bよりも過冷却側電池10Aに接近して配設している。
以上の電源装置は、車載用の電源として利用できる。電源装置を搭載する車両としては、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、あるいはモータのみで走行する電気自動車等の電動車両が利用でき、これらの車両の電源として使用される。
(ハイブリッド車用電源装置)
図26に、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッド車に電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両HVは、車両HVを走行させるエンジン96及び走行用のモータ93と、モータ93に電力を供給する電源装置100と、電源装置100の電池を充電する発電機94とを備えている。電源装置100は、DC/ACインバータ95を介してモータ93と発電機94に接続している。車両HVは、電源装置100の電池を充放電しながらモータ93とエンジン96の両方で走行する。モータ93は、エンジン効率の悪い領域、例えば加速時や低速走行時に駆動されて車両を走行させる。モータ93は、電源装置100から電力が供給されて駆動する。発電機94は、エンジン96で駆動され、あるいは車両にブレーキをかけるときの回生制動で駆動されて、電源装置100の電池を充電する。
(電気自動車用電源装置)
また図27に、モータのみで走行する電気自動車に電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両EVは、車両EVを走行させる走行用のモータ93と、このモータ93に電力を供給する電源装置100と、この電源装置100の電池を充電する発電機94とを備えている。モータ93は、電源装置100から電力が供給されて駆動する。発電機94は、車両EVを回生制動する時のエネルギーで駆動されて、電源装置100の電池を充電する。
(蓄電用電源装置)
さらに、この電源装置は、移動体用の動力源としてのみならず、載置型の蓄電用設備としても利用できる。例えば家庭用、工場用の電源として、太陽光や深夜電力等で充電し、必要時に放電する電源システム、あるいは日中の太陽光を充電して夜間に放電する街路灯用の電源や、停電時に駆動する信号機用のバックアップ電源等にも利用できる。このような例を図28に示す。この図に示す電源装置100は、複数の電池パック81をユニット状に接続して電池ユニット82を構成している。各電池パック81は、複数の電池セルが直列及び/又は並列に接続されている。各電池パック81は、電源コントローラ84により制御される。この電源装置100は、電池ユニット82を充電用電源CPで充電した後、負荷LDを駆動する。このため電源装置100は、充電モードと放電モードを備える。負荷LDと充電用電源CPはそれぞれ、放電スイッチDS及び充電スイッチCSを介して電源装置100と接続されている。放電スイッチDS及び充電スイッチCSのON/OFFは、電源装置100の電源コントローラ84によって切り替えられる。充電モードにおいては、電源コントローラ84は充電スイッチCSをONに、放電スイッチDSをOFFに切り替えて、充電用電源CPから電源装置100への充電を許可する。また充電が完了し満充電になると、あるいは所定値以上の容量が充電された状態で負荷LDからの要求に応じて、電源コントローラ84は充電スイッチCSをOFFに、放電スイッチDSをONにして放電モードに切り替え、電源装置100から負荷LDへの放電を許可する。また、必要に応じて、充電スイッチCSをONに、放電スイッチDSをONにして、負荷LDの電力供給と、電源装置100への充電を同時に行うこともできる。
電源装置100で駆動される負荷LDは、放電スイッチDSを介して電源装置100と接続されている。電源装置100の放電モードにおいては、電源コントローラ84が放電スイッチDSをONに切り替えて、負荷LDに接続し、電源装置100からの電力で負荷LDを駆動する。放電スイッチDSはFET等のスイッチング素子が利用できる。放電スイッチDSのON/OFFは、電源装置100の電源コントローラ84によって制御される。また電源コントローラ84は、外部機器と通信するための通信インターフェースを備えている。図28の例では、UARTやRS−232C等の既存の通信プロトコルに従い、ホスト機器HTと接続されている。また必要に応じて、電源システムに対してユーザが操作を行うためのユーザインターフェースを設けることもできる。
各電池パック81は、信号端子と電源端子を備える。信号端子は、パック入出力端子DIと、パック異常出力端子DAと、パック接続端子DOとを含む。パック入出力端子DIは、他のパック電池や電源コントローラ84からの信号を入出力するための端子であり、パック接続端子DOは子パックである他のパック電池に対して信号を入出力するための端子である。またパック異常出力端子DAは、パック電池の異常を外部に出力するための端子である。さらに電源端子は、電池パック81同士を直列、並列に接続するための端子である。
さらにこの電源装置100は、電池ユニット82の均等化のための均等化モードを備える。電池ユニット82は並列接続スイッチ85を介して出力ラインOLに接続されて互いに並列に接続されている。このため電源コントローラ84に制御される均等化回路86を備えている。均等化回路86によって、複数の電池ユニット82間の電池残存容量のばらつきを抑制される。
本発明に係る電源装置及びこれを備える車両は、EV走行モードとHEV走行モードとを切り替え可能なプラグイン式ハイブリッド電気自動車やハイブリッド式電気自動車、電気自動車等の電源装置として好適に利用できる。またコンピュータサーバのラックに搭載可能なバックアップ電源装置、携帯電話等の無線基地局用のバックアップ電源装置、家庭内用、工場用の蓄電用電源、街路灯の電源等、太陽電池と組み合わせた蓄電装置、信号機等のバックアップ電源用等の用途にも適宜利用できる。
100、200…電源装置
1…電池セル
2…電極端子;2A…正極;2B…負極
3A…第一金属;3B…第二金属
3a…第一端子固定部;3b…第二端子固定部;3t…タブ固定部
4…スペーサ
5…電子部品ケース
6…冷却通路
7…冷却機構
10…電池積層体;10A…過冷却側電池;10B…加温側電池
11…外装缶
12…封口板
13…絶縁材
20…電圧検出線
31…電池セル;32…金属プレート
81…電池パック
82…電池ユニット
84…電源コントローラ
85…並列接続スイッチ
86…均等化回路
93…モータ
94…発電機
95…DC/ACインバータ
96…エンジン
KC1〜KC10…組電池セル;BB、BB1〜BB16…バスバー
TB、TB1〜TB16…電圧検出タブ
EV、HV…車両
LD…負荷;CP…充電用電源;DS…放電スイッチ;CS…充電スイッチ
OL…出力ライン;HT…ホスト機器
DI…パック入出力端子;DA…パック異常出力端子;DO…パック接続端子

Claims (17)

  1. 電極端子を有する電池セルを複数積層してなる電池積層体と、
    隣接する電池セルの、電極端子同士を接続するための、一方向に延長されたバスバーと、
    前記バスバーと電気的に接続される電圧検出線と、
    前記バスバーと前記電圧検出線との間を電気的に接続する複数の電圧検出タブと、
    を備え、
    前記バスバーは、第一金属と、該第一金属と異なる第二金属で構成されたクラッド材で構成され、
    前記バスバーはさらに、
    前記第一金属に設けられた、前記電極端子を固定する位置を規定する第一端子固定部と、
    前記第二金属に設けられた、前記電極端子を固定する位置を規定する第二端子固定部と、
    前記第一金属に設けられた、前記電圧検出タブを固定する位置を規定するタブ固定部と、
    を有してなる電源装置であって、
    前記第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスと略等しくしてなることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記第一金属の導電率が、前記第二金属の導電率よりも高いことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項2に記載の電源装置であって、
    前記第一端子固定部とタブ固定部との間の距離を、前記タブ固定部と第二端子固定部との間の距離よりも長くしてなることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項2又は3に記載の電源装置であって、
    前記第一金属を、前記第二金属よりも薄くしてなることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項2から4のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記第一金属を、第一端子固定部とタブ固定部との間で、部分的に幅を狭く形成してなることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項2から5のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記第二金属の幅を、前記第一金属の幅よりも広く形成してなることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項2から6のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記第一金属が、2以上の第一端子固定部を有しており、
    前記第二金属が、2以上の第二端子固定部を有しており、
    前記第一金属における第一端子固定部同士の間のインピーダンスが、前記第二金属における第二端子固定部同士の間のインピーダンスと、ほぼ等しくしてなることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項7に記載の電源装置であって、
    前記複数の第一端子固定部の内、第二金属と最も近接した第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記複数の第二端子固定部の内、第一金属と最も近接した第二端子固定部と前記タブ固定部との間のインピーダンスと略等しくしてなることを特徴とする電源装置。
  9. 請求項2から8のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記バスバーを構成する第一金属と、前記電圧検出タブとが、同じ材質の金属で構成されてなることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項9に記載の電源装置であって、
    前記バスバーを構成する第一金属が銅であり、第二金属がアルミニウムであり、
    前記電圧検出タブが銅製であることを特徴とする電源装置。
  11. 電極端子を有する電池セルを複数積層してなる電池積層体と、
    隣接する電池セルの、電極端子同士を接続するための、一方向に延長されたバスバーと、
    前記バスバーと電気的に接続される電圧検出線と、
    前記バスバーと前記電圧検出線との間を電気的に接続する複数の電圧検出タブと、
    を備え、
    前記バスバーが、
    隣接する一方の電池セルの電極端子を固定する位置を規定する第一端子固定部と、
    隣接する他方の電池セルの電極端子を固定する位置を規定する第二端子固定部と、
    前記第一端子固定部及び第一端子固定部の間に配置され、前記電圧検出タブを固定する位置を規定するタブ固定部と、
    を有してなる電源装置であって、
    前記タブ固定部は、前記タブ固定部から前記第一端子固定部までの距離と、前記タブ固定部から前記第二端子固定部までの距離が異なる位置に設けられており、
    前記バスバーは、前記第一端子固定部とタブ固定部との間のインピーダンスを、前記タブ固定部と第二端子固定部との間のインピーダンスと略等しくしてなるように、前記第一端子固定部から前記第二端子固定部までの間に形成されるインピーダンス調整部を含んでいることを特徴とする電源装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記電圧検出タブが、前記バスバーとレーザ溶接されてなることを特徴とする電源装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記電圧検出線が、各バスバーと電気的に接続される検出線を複数纏めた、一方向に延長されたフレキシブル基板で構成されてなることを特徴とする電源装置。
  14. 請求項13に記載の電源装置であって、
    前記電圧検出タブが、前記フレキシブル基板とリフローで接合されてなることを特徴とする電源装置。
  15. 請求項13に記載の電源装置であって、
    前記バスバーは、前記電池セルの積層方向と略平行な姿勢に配置されており、
    前記フレキシブル基板は、前記バスバーと略平行な姿勢に配置されており、
    前記電圧検出タブは、前記バスバーと前記フレキシブル基板との間を橋渡すようにして接続してなることを特徴とする電源装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記電池セルが、外形を角型とする角形電池セルであることを特徴とする電源装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一に記載の電源装置を搭載してなる車両。
JP2013507700A 2011-03-29 2012-03-28 電源装置及び電源装置を備える車両 Active JP5976634B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011073732 2011-03-29
JP2011073732 2011-03-29
PCT/JP2012/058260 WO2012133592A1 (ja) 2011-03-29 2012-03-28 電源装置及び電源装置を備える車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012133592A1 JPWO2012133592A1 (ja) 2014-07-28
JP5976634B2 true JP5976634B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=46931299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013507700A Active JP5976634B2 (ja) 2011-03-29 2012-03-28 電源装置及び電源装置を備える車両

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9831535B2 (ja)
JP (1) JP5976634B2 (ja)
WO (1) WO2012133592A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180078776A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 주식회사 유라코퍼레이션 배터리 전압 측정을 위한 버스바 어셈블리의 연결 구조
US10884063B2 (en) 2016-11-02 2021-01-05 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery management system

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6257889B2 (ja) 2012-10-23 2018-01-10 日本メクトロン株式会社 バスバー付きフレキシブルプリント配線板およびその製造方法、並びにバッテリシステム
DE102013019468B4 (de) * 2013-11-19 2022-07-07 Audi Ag Batterie mit einer Mehrzahl von Batteriezellen
JP6301480B2 (ja) * 2013-12-31 2018-03-28 ビーワイディー カンパニー リミテッド 信号収集アセンブリおよび該信号収集アセンブリを備えるパワーバッテリモジュール
JP6260356B2 (ja) * 2014-03-07 2018-01-17 株式会社豊田自動織機 電池拘束治具
JP6314602B2 (ja) * 2014-03-28 2018-04-25 株式会社Gsユアサ 組電池およびスペーサ構造体
JP6394063B2 (ja) * 2014-05-22 2018-09-26 株式会社村田製作所 組電池、蓄電装置、蓄電システム、電子機器、電動車両および電力システム
JP6426945B2 (ja) 2014-08-27 2018-11-21 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP6365437B2 (ja) * 2015-06-24 2018-08-01 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュールおよび蓄電モジュール
JP6590212B2 (ja) * 2015-07-17 2019-10-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール、及び蓄電モジュール
WO2017014049A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール、及び蓄電モジュール
US10547042B2 (en) * 2016-10-14 2020-01-28 Tiveni Mergeco, Inc. Hybrid contact plate arrangement configured to establish electrical bonds to battery cells in a battery module
JP6572263B2 (ja) * 2017-06-07 2019-09-04 矢崎総業株式会社 バスバモジュール及び電池パック
JP7055613B2 (ja) * 2017-10-04 2022-04-18 矢崎総業株式会社 組電池
CN116247384A (zh) * 2017-12-19 2023-06-09 松下知识产权经营株式会社 电池层叠体
US11677124B2 (en) 2018-06-26 2023-06-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Battery system, and electric vehicle and electric storage device including battery system
JP2020113524A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 Smk株式会社 バスバーおよびバスバーの製造方法
GB2590465B (en) * 2019-12-19 2023-04-12 Dyson Technology Ltd Battery pack
US11742552B1 (en) * 2020-01-03 2023-08-29 Wisk Aero Llc Hybrid battery interconnects
JP2024082078A (ja) * 2022-12-07 2024-06-19 矢崎総業株式会社 バスバー構造

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000077056A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sony Corp 電源装置及び引き出し導線の接続方法
JP2002358945A (ja) * 2000-11-15 2002-12-13 Ngk Insulators Ltd リチウム二次単電池の接続構造体
JP2003045409A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Yazaki Corp 電源装置
WO2010087472A1 (ja) * 2009-02-02 2010-08-05 株式会社Gsユアサ 端子間接続導体、組電池、及び組電池の製造方法
JP2010225449A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Autonetworks Technologies Ltd 接続ユニット
WO2010113455A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 三洋電機株式会社 電池モジュール、バッテリシステムおよび電動車両
JP2011040332A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Yazaki Corp バスバ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3242153B2 (ja) 1992-06-08 2001-12-25 本田技研工業株式会社 バッテリモジュールの温度調節用構造体
US6844110B2 (en) 2000-05-24 2005-01-18 Ngk Insulators, Ltd. Lithium secondary cell and assembly thereof
JP5528746B2 (ja) * 2009-09-11 2014-06-25 三洋電機株式会社 組電池
JP5550291B2 (ja) * 2009-09-17 2014-07-16 矢崎総業株式会社 電線配索体、バスバモジュール、及び、電源装置
JP5508923B2 (ja) * 2010-04-09 2014-06-04 日立ビークルエナジー株式会社 蓄電モジュール

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000077056A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Sony Corp 電源装置及び引き出し導線の接続方法
JP2002358945A (ja) * 2000-11-15 2002-12-13 Ngk Insulators Ltd リチウム二次単電池の接続構造体
JP2003045409A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Yazaki Corp 電源装置
WO2010087472A1 (ja) * 2009-02-02 2010-08-05 株式会社Gsユアサ 端子間接続導体、組電池、及び組電池の製造方法
JP2010225449A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Autonetworks Technologies Ltd 接続ユニット
WO2010113455A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 三洋電機株式会社 電池モジュール、バッテリシステムおよび電動車両
JP2011040332A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Yazaki Corp バスバ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10884063B2 (en) 2016-11-02 2021-01-05 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery management system
KR20180078776A (ko) * 2016-12-30 2018-07-10 주식회사 유라코퍼레이션 배터리 전압 측정을 위한 버스바 어셈블리의 연결 구조
KR101902290B1 (ko) * 2016-12-30 2018-09-28 주식회사 유라코퍼레이션 배터리 전압 측정을 위한 버스바 어셈블리의 연결 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2012133592A1 (ja) 2014-07-28
WO2012133592A1 (ja) 2012-10-04
US9831535B2 (en) 2017-11-28
US20140017532A1 (en) 2014-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5976634B2 (ja) 電源装置及び電源装置を備える車両
JP7495961B2 (ja) バッテリ構造、相互接続、検知、およびバランシングのためのシステムおよび方法
KR101217564B1 (ko) 전압 검출 어셈블리 및 이를 포함하는 전지모듈
JP5646046B2 (ja) 蓄電モジュール
KR101276186B1 (ko) 전압 센싱 어셈블리 및 이를 포함하는 전지모듈
WO2015107583A1 (ja) 電源装置
KR101051483B1 (ko) 전지모듈의 전극단자 접속부재
US9196887B2 (en) Assembled battery wiring member and assembled battery module
WO2014024430A1 (ja) 電池パック及びこれを備える電動車両並びに蓄電装置
CN104737328A (zh) 电源装置以及具备电源装置的电动车辆及蓄电装置、电源装置的制造方法
WO2014024448A1 (ja) 電池パック及びこれを備える電動車両並びに蓄電装置
US20130078487A1 (en) Battery module having sensing member with novel structure
JP2011049155A (ja) バッテリシステムおよびそれを備えた電動車両
KR20120016350A (ko) 전지모듈 및 이를 포함하는 전지팩
WO2013080136A1 (en) A battery module
WO2011108680A1 (ja) 薄形電池モジュール及びこれを用いた組電池
US11349180B2 (en) Battery pack
JP2012217276A (ja) 電源装置及びこれを備える車両
JP2020513661A (ja) バッテリーモジュール
WO2014024435A1 (ja) 電源装置及びこれを備える電動車両並びに蓄電装置
EP3101714A1 (en) Battery module having voltage sensing member having receptacle structure
CN113614996B (zh) 电源装置、具备电源装置的电动车辆和蓄电装置
JP5822410B2 (ja) 安定した測定ユニットを備えたバッテリーパック
KR20170050442A (ko) 전지 팩

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5976634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150