JP5975396B2 - 機器管理システム、それに用いられる管理装置および機器 - Google Patents

機器管理システム、それに用いられる管理装置および機器 Download PDF

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Description

本発明は、機器を管理する機能を持つ管理装置を備えた機器管理システム、それに用いられる管理装置および機器に関する。
従来から、複数の管理装置と、管理装置により管理される家電製品やコンピュータ等の機器(エージェント)とからなる機器管理システム(管理システム)が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
ところで、この種の機器管理システムにおいては、異なるベンダの管理装置が用いられることがあり、このような場合に、異なるベンダの管理装置間でも通信可能となる相互接続用の標準プロトコルが用いられる。ただし、相互接続用の標準プロトコルはベンダ間で合意した約束事であるから、このような標準プロトコルを利用した通信からは最大公約数的なデータしか得られず、ベンダ独自のデータ形式や通信方式にまで完全に対応することはできない。
そこで、特許文献1では、第1の管理装置−機器間の通信プロトコルと、第2の管理装置−機器間の通信プロトコルとが異なっている場合でも、第1の管理装置−第2管理装置間で管理情報を送受信できるように、第1の管理装置が通信プロトコルの変換を行う。具体的には、第1の管理装置は、第2の管理装置との通信プロトコルを決定するように、試験用コマンドを第2の管理装置に送信し、第2の管理装置から正常な応答があればその通信プロトコルを使用することを決定する。このように、第1の管理装置は、第2の管理装置−機器間の通信プロトコルを割り出した後に、この通信プロトコルを自身の使用する通信プロトコルの形式に変換することで第2の管理装置と管理情報の送受信を行う。
特開平11−234277号公報
ところで、近年では、機器にWebサーバとしての機能を付加することにより、Webブラウザ機能を有する汎用のコンピュータ等を管理装置として使用できるようにした機器管理システムが提供されている。しかし、特許文献1に記載の構成では、第1の管理装置は、異なる通信プロトコル間でコマンドや伝送方式などを変換するための変換形式を予め複数記憶し、且つこの変換形式に従って通信プロトコルの変換を行うプロトコル変換部を有している。すなわち、第1の管理装置にてプロトコル変換を行うためには、第1の管理装置に変換形式を記憶した記憶部やプロトコル変換部が必要であるから、Webブラウザ機能を有する汎用のコンピュータ等をそのまま第1の管理装置として使用することはできない。
また、管理装置ではなく機器でプロトコル変換を行わせることも考えられるが、そうすると、プロトコル変換の分だけ機器側の処理負荷が大きくなり、限られたリソースを持つ組み込み機器などでは対応できない可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、管理装置でプロトコル変換を行いながらも、汎用のコンピュータ等を管理装置として使用可能な機器管理システム、それに用いられる管理装置および機器を提供することを目的とする。
本発明の機器管理システムは、管理装置と、前記管理装置との間で第1のプロトコルで通信する第1の機器と、前記第1のプロトコルとは異なる第2のプロトコルで通信する第2の機器とを備え、前記第1の機器は、プロトコル変換用の関数群からなる変換モジュールと、前記変換モジュールを用いて前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとの間でプロトコル変換を行うための変換情報を記憶した記憶部とを有し、前記管理装置は、前記第1の機器から前記変換モジュールおよび前記変換情報を取得する取得部と、前記第2の機器との通信時に、前記変換情報に従い前記変換モジュールを用いて、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとの間でプロトコル変換を行うように機能する処理部とを有し、前記変換モジュールを取得するためのスクリプトを含むファイルを前記第2の機器が保持しており、前記管理装置は、前記ファイルを前記第2の機器から読み込み、前記ファイル内の前記スクリプトに従って、前記取得部にて前記第1の機器から前記変換モジュールを取得することを特徴とする。
この機器管理システムにおいて、前記第1の機器および前記第2の機器は、Webページを提供するWebサーバとしての機能を有しており、前記管理装置は、前記第1の機器および前記第2の機器から提供されるWebページを表示するWebブラウザとしての機能を有することが望ましい。
この機器管理システムにおいて、前記第1の機器は、前記第2の機器と直接通信するための通信路を構築するトンネル機能を有し、前記管理装置は、前記トンネル機能にて構築される通信路を用いて、前記第1の機器を経由して前記第2の機器と通信するように構成されていることがより望ましい。
また、本発明の管理装置は、前記機器管理システムにおいて前記管理装置として用いられることを特徴とする。
また、本発明の機器は、前記機器管理システムにおいて前記第1の機器または前記第2の機器として用いられることを特徴とする。
本発明の構成によれば、第1の機器と第2の機器との一方は、変換モジュールと、変換情報を記憶した記憶部とを有し、管理装置は、変換モジュールおよび変換情報を取得する取得部と、処理部とを有し、処理部が、第2の機器との通信時にプロトコル変換を行うように機能する。したがって、本発明は、管理装置でプロトコル変換を行いながらも、汎用のコンピュータ等を管理装置として使用可能であるという利点がある。
実施形態1に係る機器管理システムを示すシステム構成図である。 実施形態1に係る機器管理システムの動作の説明図である。 実施形態1に係る機器管理システムの動作の説明図である。 実施形態1に係る機器管理システムの動作の説明図である。 実施形態1に係る機器管理システムの他の構成例の動作の説明図である。 実施形態1に係る機器管理システムの他の構成例の動作の説明図である。 実施形態2に係る機器管理システムの動作の説明図である。
(実施形態1)
本実施形態の機器管理システムは、図1に示すように、共通の伝送路3に接続された第1の管理装置11と、第1の管理装置11との間で第1のプロトコルで通信する第1の機器21とを備えている。さらに、本実施形態では、機器管理システムは、第1のプロトコルとは異なる第2のプロトコルに対応した第2の機器22と、第2の機器22との間で第2のプロトコルで通信する第2の管理装置12とを備えている。言い換えれば、第1の管理装置11と第1のプロトコルで直接通信可能な機器が第1の機器21であり、第1の管理装置11と第1のプロトコルで通信することができない機器が第2の機器22である。
以下、第1の管理装置11のことを単に「管理装置1」ともいい、第1の機器21と第2の機器22とを特に区別しない場合には単に「機器2」という。なお、図1の例では、管理装置と機器2とは2台ずつ設けられているが、管理装置および機器2の台数をこの例に限定する趣旨ではない。
機器2は、被制御対象の端末4と接続されており、これらの端末4と共に、たとえばオフィスビルのような建物内の空間において種々のサブシステムを構築するサブシステムユニットである。つまり、各機器2にはそれぞれ複数台の端末4が接続されており、各機器2は、それら複数台の端末4を集中監視制御するサブシステムユニットを構築する。ここで、機器2は限られたリソースを持つ組み込み機器である。
より具体的には、機器2は、たとえば各種センサなどの監視端末、および照明機器や空調機器などの動作を制御する制御端末が端末4として接続されており、これらの端末4と共に照明制御システムや空調制御システムなどのサブシステムを構築する。したがって、各サブシステムにおいては、機器2が複数台の端末4を集中的に監視および制御することが可能である。
ここで、第1の機器21および第2の機器22は、Webページを提供するWebサーバとしての機能を有している。機器2は、サブシステム内の電力消費量や動作状況、センサ出力などの様々な情報を、Webページとして提供する。
なお、機器2は、それ自身がたとえば各種センサなどの監視端末、および照明機器や空調機器などの動作を制御する制御端末であってもよい。図1の例では、第2の機器22にのみ端末4が接続されており、第1の機器21には端末4は接続されていない。
管理装置1は、Webブラウザの機能が搭載された汎用のパーソナルコンピュータからなり、これにより、建物内の各所に散在する複数のサブシステムを上位レベルで連携、連動することで全体最適化が可能な通信ネットワークを構築する。管理装置1は、第1の機器21および第2の機器22から提供されるWebページをWebブラウザにより表示する。ここで、本実施形態の機器管理システムは、オープンプロトコルに準拠しており、管理装置1は、様々なベンダの機器2と通信可能に構成されている。つまり、管理装置1は、建物内の複数のサブシステムを相互に接続することで建物全体の監視と制御を可能とする。ただし、管理装置1は、Webブラウザの機能を有する汎用のコンピュータ等であればよいので、パーソナルコンピュータに限らない。
なお、管理装置1は、イーサネット(登録商標)に準拠した伝送路3により機器2と有線接続されていてもよいし、機器2との間で無線通信する構成であってもよい。また、管理装置1は、インターネットなどの公衆網を介して、機器2と通信する構成であってもよい。第2の管理装置12も、基本的な構成は第1の管理装置11と同様である。
ところで、相互接続用の標準プロトコルはベンダ間で合意した約束事であるから、このような標準プロトコルを利用した通信からは最大公約数的なデータしか得られず、ベンダ独自のデータ形式や通信方式にまで完全に対応することはできない。たとえば、機器2がサブシステム内の電力消費量を系統別に管理している場合でも、ベンダの異なる管理装置1は、標準プロトコルを利用した通信でサブシステム全体の電力消費量を表示することはできても、系統別の電力消費量までは表示できないことがある。
そこで、本実施形態では、管理装置1は、プロトコル変換を行って異なるプロトコルの機器2とも通信を行うことによって、ベンダ独自のデータ形式や通信方式にまで対応するように構成されている。以下では、第1の機器21から収集した電力消費量をグラフ化して表示する機能を有する管理装置1が、本来、この機能に対応していない第2の機器22から収集した電力消費量についてもグラフ化して表示する場合を例として説明する。つまり、以下に例示する管理装置1は、第2の機器22から収集した電力消費量についても、第1の機器21から収集した電力消費量と同じように扱うことができ、両方の電力消費量を1つのグラフ内に並べて表示する。
具体的には、図1に示すように、第1の機器21は、プロトコル変換用の関数群からなる変換モジュール211と、変換モジュールを用いて第1のプロトコル−第2のプロトコル間でプロトコル変換を行うための変換情報を記憶した記憶部212とを有している。また、管理装置1は、CPU(Central Processing Unit)を主構成とする処理部111と、第1の機器21から変換モジュール211および変換情報を取得する取得部112とを有している。
変換モジュール211は、少なくとも第1のプロトコル−第2のプロトコル間でのプロトコル変換に必要な関数群からなり、第1の機器21に予め設定されている。
記憶部212は、通信先となる第2の機器22のアドレスおよび第2の機器22との通信方式が定められた情報を変換情報として予め記憶している。ここでいう変換情報は、通信先の識別情報(たとえばIPアドレスや品番)とデータ変換方法とを対にした情報である。データ変換方法とは、第2の機器22が持つ情報(電力消費量など)を、その表現(独自プロトコルの電文、CSVファイル、HTML(Hyper Text Markup Language)中の文字列)を解釈して抽出し、第1のプロトコルに変換する方法を意味している。本実施形態では、変換情報は少なくとも第1のプロトコル−第2のプロトコル間でのプロトコル変換の手順および必要なパラメータを含むプログラムである。
ここで、記憶部212は、通信先として複数種類の機器2に対応できるように、それぞれ異なる種類の第2のプロトコルに対応した複数の変換情報を記憶していてもよい。この場合、いずれの変換情報を使用するかは、管理装置1の操作によりユーザが任意に選択すればよい。また、第1の機器21が、ソフトウェアのアップデートなどに対応した機器であれば、記憶部212に記憶されている変換情報は、第1の機器21のソフトウェアのアップデートに併せて更新されてもよい。
処理部111は、第2の機器22との通信時に、変換情報に従い変換モジュール211を用いて、第1のプロトコル−第2のプロトコル間でプロトコル変換を行うように機能する。つまり、管理装置1は、第1の機器21から取得部112にて変換モジュール211および変換情報を取得し、この変換情報を処理部111にて実行することにより、処理部111が変換モジュール211を用いてプロトコル変換の処理を実施する。
さらに、本実施形態では、第2の機器22は、第1の機器21のHTMLファイルである「proxy.html」を保持している。このHTMLファイルには、変換モジュール211を取得部112に取得させるためのスクリプトが含まれている。
また、管理装置1は、Webブラウザの標準の機能として、メインのWebページである親ページ(メインページ)内に、任意のサイズのインラインフレーム(iframe)を表示する機能を有している。親ページ内の処理とインラインフレーム内の処理とは互いに独立しており、以下では、管理装置1の処理部111のうち、親ページ10内の処理を担う部分を基本処理部とし、インラインフレーム内の処理を担う部分を応用処理部とする。
次に、本実施形態の機器管理システムの動作について図2〜4を参照して説明する。なお、図2では第2の管理装置12の図示を省略しており、「10」が管理装置1の親ページ、「101」がインラインフレームを表している。
まず、管理装置1は、Webブラウザにより親ページ10上で第1の機器21の監視画面にログインする。それから、管理装置1は、取得部112にて第1の機器21から変換情報を取得する(図2のS1)。このとき、第1の機器21は、記憶部212内の変換情報をHTML形式にして管理装置1に送信する。管理装置1は、変換情報を受信すると、この変換情報に従って図3に示す処理を実行する。
すなわち、管理装置1は、図3に示すように第1の機器21との通信時には(S11:Yes)、第1のプロトコルでHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを行い、第1の機器21からの応答を待つ(S12)。第1の機器21から電力消費量の応答があれば、管理装置1は、その内容に従って第1の機器21の電力消費量をグラフ化した第1の機器21の監視画面を生成し、画面表示を更新して第1の機器21の電力消費量を親ページ10にグラフ表示する(S13)。
一方、第2の機器22との通信時には(S11:No)、管理装置1は、親ページ10中にサイズ0(ゼロ)のインラインフレーム101を生成する(S14)。なお、図2ではインラインフレーム101内の処理を明確にするためにある程度の大きさを持つインラインフレーム101を図示しているが、実際にサイズ0のインラインフレーム101は管理装置1の画面上には表示されない。ただし、応用処理部は、親ページ10のバックグラウンドで、基本処理部とは別にインラインフレーム101内の処理を継続することになる。
そして、管理装置1は、応用処理部にて第2の機器22からHTMLファイル(proxy.html)を読み込み(図2のS2)、リクエストに必要な情報をこのHTMLファイルに送信し、インラインフレーム101からの応答を待つ(S15)。
インラインフレーム101内での処理S15について詳しく述べると、管理装置1は、まずHTMLファイル内に埋め込まれているスクリプトタグに従って、第1の機器21から変換モジュール211をインラインフレーム101内に読み込む(図2のS3)。これにより、管理装置1は、変換モジュール(transform.js)211に定義されている処理をインラインフレーム101内で応用処理部にて実行する。図4は、変換モジュール211に定義されている処理を表している。
すなわち、管理装置1は、応用処理部にて変換モジュール211を読み込むと、第1の機器21の監視画面(親ページ10)からのリクエストを待つ(図4のS151)。リクエストがあると(S151:Yes)、管理装置1は、応用処理部から第2の機器22に対して第2のプロトコルでのHTTPリクエストを行い、第2の機器22からの応答を待つ(S152)。ここで、リクエスト元になるHTMLファイルは第2の機器22に配置されたファイルであるから、管理装置1は第2の機器22に対して自由にHTTPリクエストを行うことができる。
第2の機器22から電力消費量の応答があれば、管理装置1は、インラインフレーム101内で応用処理部にて応答の電文(第2のプロトコル)を第1のプロトコルに変換する(S153)。管理装置1は、第1のプロトコル形式に変換された第2の機器22からの応答を、親ページ10を表示している基本処理部に出力する(S154)。これにより、管理装置1は、画面表示を更新することにより、基本処理部にて第1の機器21と第2の機器22との両方の電力消費量を親ページ10に並べてグラフ表示することができる(図3のS13)。
なお、管理装置1は、第1の機器21に配置されている変換モジュール211の全部を第1の機器21から読み込んでもよいし、一部のみを第1の機器21から読み込んでもよい。一部のみを読み込む場合、管理装置1は、第1のプロトコル−第2のプロトコル間でのプロトコル変換に必要な分の変換モジュール211を変換情報から判断し、その分の変換モジュール211を選択的に読み込む。
ここにおいて、上述したように親ページ10からインラインフレーム101へのリクエスト送信時(S151)や、インラインフレーム101から親ページ10への第2の機器22の応答の出力時(S154)には、異なるページ間でのデータの授受が必要になる。言い換えれば、基本処理部と応用処理部とが異なるドメインと通信している際に、基本処理部と応用処理部との間でデータを授受する必要がある。そのためには、Webブラウザにおけるクロスドメイン通信の技術が前提となるので、この点について簡単に説明する。
すなわち、一般的に、Webブラウザは、異なるドメイン(プロトコル、ホスト、ポートのいずれかが自ホストと異なる通信相手)に対して、JavaScript(登録商標)による通信ができない制約がある。そのため、本実施形態では、この制約を回避して異なるドメインと通信する方法が必要であるので、一例としてwindow.name方式とPostMessage方式とのいずれかを採用する。PostMessage方式に対応したWebブラウザではPostMessage方式を使い、対応していないWebブラウザではwindow.name方式を使う。
以下に、window.name方式の動作を、管理装置1がホストAの機器のWebページからホストBの機器のデータを取得して処理する場合を例に説明する。この場合、管理装置1は、ホストAのWebページにサイズ0(ゼロ)のインラインフレーム(iframe)を生成し、インラインフレームの「window.name」にホストBへのリクエスト用のパラメータを設定する。それから、管理装置1は、インラインフレームの「href」を設定する。これにより、インラインフレームにホストBの「proxy.html」が読み込まれる。「href」に設定するURLのハッシュタグには、ホストBの応答取得後に遷移するホストA上のURL(「return_URL」)を記載する。「return_URL」は、ホストA上のURLであればよく、画像ファイルのURLなどでもよい。
それ以降、管理装置1は、インラインフレームの「href」が「return_URL」になるまで、定期的にポーリングして確認する。インラインフレームの「href」が「return_URL」になれば、管理装置1は、「window.name」に設定されたホストBからの応答を取得する。
一方で、管理装置1は、ホストBのページ(「proxy.html」)での処理として、まず「window.name」からホストBへのリクエストに必要なパラメータを取得する。それから、管理装置1は、ホストBにHTTPリクエストを行い、ホストBからの応答を取得し、その応答を「window.name」に設定する。そして、管理装置1は、自ページ(インラインフレーム)の「href」を「return_URL」に変更する(ページ遷移)。
なお、クロスドメイン通信を可能とする技術としては、上記の例に限らず、たとえばWebブラウザの設定変更によりクロスドメイン通信を許可する方法などもある。また、最初からクロスドメイン通信可能な環境では、HTMLファイル(proxy.html)が第2の機器22でなく第1の機器21に配置されていたとしても、管理装置1は、このHTMLファイルから第2の機器22のデータにアクセスできる。
以上説明した本実施形態の機器管理システムによれば、管理装置1は、第2の機器22との通信時に、処理部111が、変換情報に従い変換モジュール211を用いて、第1のプロトコル−第2のプロトコル間でプロトコル変換を行うように構成されている。要するに、プロトコル変換は機器2ではなく管理装置1で行われるので、機器2がたとえば限られたリソースを持つ組み込み機器である場合にも、十分対応できるという利点がある。さらに、充実した開発環境(HTML、JavaScript(登録商標)等)やライブラリを活用できるので、各種の変換モジュール211は短期間、低コストで開発できる。
また、プロトコル変換に必要な変換モジュール211および変換情報を記憶した記憶部212は第1の機器21が有しており、管理装置1は、第1の機器21から変換モジュール211および変換情報を取得する取得部112を有している。したがって、管理装置1は、元々、プロトコル変換を行うための変換情報を記憶した記憶部や変換モジュールを有している必要はなく、第1の機器21から取得した変換情報に従って変換モジュール211を用いてプロトコル変換を行う処理部111があればよい。すなわち、本実施形態の機器管理システムは、管理装置1にてプロトコル変換を行いながらも、Webブラウザ機能を有する汎用のコンピュータ等を管理装置1として使用することができる。
要するに、本実施形態に係る機器管理システムによれば、管理装置1でプロトコル変換を行いながらも、汎用のコンピュータ等を管理装置1として使用可能であるという利点がある。
また、本実施形態では、変換モジュール211および記憶部212を第1の機器21が有しているので、管理装置1は、特別な処理を必要とすることなく、変換モジュール211および変換情報を取得することができる。
さらにまた、管理装置1は、第2の機器22から取得したHTMLファイル(proxy.html)に従って、第1の機器21から変換モジュール211を取得するので、変換モジュール211をインラインフレーム内で動作させることができる。つまり、第1の機器21に対応したHTMLファイルが第2の機器22に予め配置されていれば、管理装置1は、基本処理部とは別の応用処理部にて変換モジュール211を読み込んで変換モジュール211を動作させることができる。
したがって、管理装置1は、メインである第1の機器21の監視画面(親ページ)においては、第2のプロトコルを意識することなく、第2の機器22を第1の機器21と同じように扱うことできる。しかも、変換モジュール211にバグがあった場合でも、管理装置1は、メインである第1の機器21の監視画面の表示動作については継続することができる。なお、この構成に限らず、管理装置1は、変換モジュール211および変換情報を、親ページとインラインフレームとの少なくとも一方に読み込むことで、プロトコル変換を行うことが可能である。すなわち、管理装置1は、変換モジュール211および変換情報を、親ページとインラインフレームとの一方にまとめて読み込んでもよいし、親ページに変換モジュール211、インラインフレームに変換情報を読み込んでもよい。
ところで、本実施形態の他の構成例として、図5に示すように、第1の機器21は、第2の機器22と直接通信するための通信路を構築(トンネリング)するトンネル機能213を有していてもよい。この構成では、管理装置1は、トンネル機能213にて構築される通信路を用いて、第1の機器21を経由して第2の機器22と通信するように構成されている。そのため、第2の機器22が管理装置1のWebブラウザではアクセスできないHTTP通信以外のプロトコルを採用しているような場合でも、管理装置1は第2の機器22からの応答を取得することができる。なお、図5では第2の管理装置12の図示を省略しており、「10」が管理装置1の親ページ、「101」がインラインフレームを表している。
具体的に説明すると、図5の構成では、管理装置1は、第1の機器21から変換情報を取得し、この変換情報に従って第1の機器21から変換モジュール211を取得する。このとき、管理装置1は、上述の例と同様に、変換モジュール211をインラインフレーム101内に読み込み、変換モジュール211の処理をインラインフレーム101内で応用処理部にて実行する。図6は、変換モジュール211の処理を表している。
すなわち、管理装置1は、変換モジュール211を読み込むと、トンネル機能213の形式に変換された第2の機器22に対するリクエスト電文を作成する(図6のS21)。そして、管理装置1は、作成されたリクエスト電文を、第1の機器21のトンネル機能213に送信し、応答を待つ(S22)。リクエスト電文は、第1の機器21のトンネル機能213を経由して第2の機器22に送信され、これに対する第2の機器22からの応答も、第1の機器21のトンネル機能213を経由して管理装置1に送信される。
管理装置1は、トンネル機能213から応答があれば、応用処理部にて応答の電文(第2のプロトコル)を第1のプロトコルに変換する(S23)。管理装置1は、第1のプロトコル形式に変換された第2の機器22からの応答を、第1の機器21の監視画面(親ページ10)を表示している基本処理部に出力する(S24)。これにより、管理装置1は、画面表示を更新することにより、基本処理部にて第1の機器21と第2の機器22との両方の電力消費量を親ページ10に並べてグラフ表示することができる。
なお、管理装置1−トンネル機能213間の通信プロトコル(第3のプロトコル)について簡単に説明する。一例として、基本フォーマットは「〔コマンド〕:〔IPアドレス〕:〔ポート番号〕:〔電文〕」となる。ここで、〔コマンド〕、〔IPアドレス〕、〔ポート番号〕はASCII文字列、〔電文〕は16進数表記に変換後の文字列(ASCII文字列)である。使用されるコマンドとしては、指定されたIPアドレスのポート番号にTCPで接続し、〔電文〕で指定された電文を第2の機器22に送信する「send」、第2の機器22からの応答を管理装置1に返信する「received」がある。「received」コマンドにおいては、〔IPアドレス〕、〔ポート番号〕は「send」コマンドと同じ〔IPアドレス〕、〔ポート番号〕が指定される。また、第2の機器22からの応答は16進数表記のASCII文字列に変換されている。
以上説明した図5の構成によれば、第2の機器22で用いられる第2のプロトコルは電文がテキスト、転送プロトコルがHTTPに限定されることなく、たとえばバイナリ電文を扱い且つ転送プロトコルがHTTP以外のプロトコルであっても対応できる。これにより、管理装置1は、modbus/TCP等のHTTP以外のIP通信であっても、第1の通信プロトコルとの間でプロトコル変換可能になる。
なお、上記実施形態においては、管理装置1は、第1の機器21との通信処理と、第2の機器22との通信処理とを互いに独立した処理とするために、インラインフレームを使用している。つまり、管理装置1は、第1の機器21との通信処理を基本処理部にて親ページ内で行い、第2の機器22との通信処理を応用処理部にてインラインフレーム内で行っている。ただし、管理装置1は、第1の機器21との通信処理と、第2の機器22との通信処理とを互いに独立して実行できればよく、インラインフレーム以外の方法を使用する構成であってもよい。
(実施形態2)
本実施形態の機器管理システムは、図7に示すように変換モジュール221および記憶部222を第2の機器22が有している点で実施形態1の機器管理システムと相違する。また、本実施形態では、第2の機器22は、後述する画面書換モジュール(rewrite.js)223を有している。以下、実施形態1と同様の構成については共通の符号を付して適宜説明を省略する。
次に、本実施形態の機器管理システムの動作について図7を参照して説明する。なお、図7では第2の管理装置12の図示を省略しており、「10」が管理装置1の親ページ、「101」がインラインフレームを表している。
まず、管理装置1は、Webブラウザにより親ページ10上で第1の機器21の監視画面にログインする(図7のS31)。それから、管理装置1の親ページ10上で、ユーザがブックマークレットを実行する。ここで、ブックマークレットは、第2の機器22から画面書換モジュール223を取得し(S32)、画面書換モジュール223を動作させるように記述されたスクリプトである。
管理装置1は、画面書換モジュール223を実行することにより、親ページ10中にインラインフレーム101を生成し、このインラインフレーム101に第2の機器22の監視画面を読み込む。このとき、管理装置1は、取得部112にて第2の機器22から変換情報を取得する(S33)。そして、管理装置1は、インラインフレーム101のサイズを最大化し、さらに最前面に設定することで、インラインフレーム101にて第1の機器21の監視画面(親ページ10)を覆い隠す。
なお、図7では親ページ10内の処理を明確にするために親ページ10内の一部にインラインフレーム101を図示しているが、実際には親ページ10はインラインフレーム101で覆われるため管理装置1の画面上には表示されない。ただし、基本処理部は、インラインフレーム101のバックグラウンドで、応用処理部とは別に親ページ10内の処理を継続することになる。
さらに、管理装置1は、親ページ10内にスクリプトタグを生成して変換モジュール221を読み込み(S34)、変換モジュール221を親ページ10に登録する。これにより、管理装置1は、変換モジュール(transform.js)221に定義されている処理を親ページ10内で基本処理部にて実行する。変換モジュール221に定義されている処理は、実施形態1で図4を用いて説明した処理と基本的に同様である。
すなわち、管理装置1は、基本処理部にて変換モジュール221を読み込むと、第2の機器22の監視画面(インラインフレーム101)からのリクエストを待つ。リクエストがあると、管理装置1は、基本処理部から第1の機器21に対して第1のプロトコルでのHTTPリクエストを行い、第1の機器21からの応答を待つ。
第1の機器21から電力消費量の応答があれば、管理装置1は、親ページ10内で基本処理部にて応答の電文(第1のプロトコル)を第2のプロトコルに変換する。管理装置1は、第2のプロトコル形式に変換された第1の機器21からの応答を、インラインフレーム101を表示している応用処理部に出力する。これにより、管理装置1は、画面表示を更新することにより、応用処理部にて第1の機器21と第2の機器22との両方の電力消費量をインラインフレーム101に並べてグラフ表示することができる。
以上説明した本実施形態の機器管理システムによれば、第1の機器21が独自の認証方式を採用しており、またその動作仕様が不明である場合や、他の機器(第2の機器22)のHTMLファイルが第1の機器21に設定されていない場合にも対応することができる。すなわち、これらの場合でも、管理装置1は、第1の機器21だけでなくプロトコルの異なる第2の機器22についても統合管理することができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
1 管理装置
111 処理部
112 取得部
21 第1の機器
22 第2の機器
211 変換モジュール
212 記憶部
213 トンネル機能
221 変換モジュール
222 記憶部

Claims (5)

  1. 管理装置と、前記管理装置との間で第1のプロトコルで通信する第1の機器と、前記第1のプロトコルとは異なる第2のプロトコルで通信する第2の機器とを備え、
    前記第1の機器は
    プロトコル変換用の関数群からなる変換モジュールと、
    前記変換モジュールを用いて前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとの間でプロトコル変換を行うための変換情報を記憶した記憶部とを有し、
    前記管理装置は、
    前記第1の機器から前記変換モジュールおよび前記変換情報を取得する取得部と、
    前記第2の機器との通信時に、前記変換情報に従い前記変換モジュールを用いて、前記第1のプロトコルと前記第2のプロトコルとの間でプロトコル変換を行うように機能する処理部とを有し、
    前記変換モジュールを取得するためのスクリプトを含むファイルを前記第2の機器が保持しており、
    前記管理装置は、前記ファイルを前記第2の機器から読み込み、前記ファイル内の前記スクリプトに従って、前記取得部にて前記第1の機器から前記変換モジュールを取得する
    ことを特徴とする機器管理システム。
  2. 前記第1の機器および前記第2の機器は、Webページを提供するWebサーバとしての機能を有しており、
    前記管理装置は、前記第1の機器および前記第2の機器から提供されるWebページを表示するWebブラウザとしての機能を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記第1の機器は、前記第2の機器と直接通信するための通信路を構築するトンネル機能を有し、
    前記管理装置は、前記トンネル機能にて構築される通信路を用いて、前記第1の機器を経由して前記第2の機器と通信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の機器管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器管理システムにおいて前記管理装置として用いられる
    ことを特徴とする管理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の機器管理システムにおいて前記第1の機器または前記第2の機器として用いられる
    ことを特徴とする機器。
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