JP5974747B2 - 転倒検知装置及び転倒検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、転倒検知装置及び転倒検知システムに関する。
精密機器などの物品を梱包して輸送する場合、その輸送過程での荷扱いにより梱包体を転倒させると、その衝撃により物品が破損する可能性がある。そこで、梱包体に転倒検知装置を配置し、梱包体の転倒の有無を検知することが行われている(例えば、特許文献1,2を参照)。
しかしながら、特許文献1、2では、転倒発生の有無が目視で認識可能な構造のため、転倒が発生するとその事実を隠す目的で壊されたり、取り去られたりすることがあった。
一方、検知部の配置及び転倒発生の有無をリーダで読み込む構造も考えられる。これによれば、目視では転倒の発生を認識できない。しかし、リーダで読み込む際に発生する磁力線を検出することで検知部の配置状態及び転倒発生の有無が認識可能であり、これによっても転倒が発生したと認識された場合には壊されたり、取り去られたりすることがあった。
上記課題に鑑み、本発明の目的とするところは、転倒を検知し、検知した転倒をパターンとして表示可能な転倒検知装置及び転倒検知システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、
4つ以上の表示窓を有するハウジングと、
前記ハウジングの第1の位置に取り付けられ、前後方向の転倒に応じて移動する第1の検知部材を第1の表示部に表示する前後検知部と、
前記ハウジングの第2の位置に取り付けられ、左右方向の転倒に応じて移動する第2の検知部材を第2の表示部に表示する左右検知部と、を有し、
前記ハウジングの、前記第1及び第2の位置が外観上認識されない位置に前記前後検知部及び前記左右検知部を収納し、前記第1及び第2の表示部の少なくとも一部を前記4つ以上の表示窓にパターン表示することを特徴とする転倒検知装置が提供される。
本発明によれば、転倒を検知し、検知した転倒をパターン化して表示することができる。
一実施形態に係る転倒検知装置及びA−A線で切断した断面図。 一実施形態に係る前後検知部の分解斜視図。 一実施形態に係る前後検知部の下ケースを示す平面図。 一実施形態に係る前後検知部の上ケースを示す斜視図 図3のB−B線で切断した断面斜視図。 図3のC−C線で切断した断面斜視図。 一実施形態に係る左右検知部の分解図。 一実施形態に係るハウジングの表示窓数とパターン数とを説明するための図。 一実施形態に係るハウジングの表示窓数とパターン数とを説明するための図。 一実施形態に係る転倒検知システムの全体構成図。 一実施形態に係るサーバの機能構成図。 一実施形態に係るパターン判定を説明するための図。 一実施形態に係る転倒検知処理を示すフローチャート。 一実施形態に係る転倒検知処理を示すフローチャート。 一実施形態の変形例に係る転倒検知処理を示すフローチャート。 一実施形態の変形例に係る転倒検知処理を示すフローチャート。 一実施形態に係る転倒検知システムのトラッキングを示した画面例。 一実施形態に係る転倒検知システムの利用例。
以下、本発明の好適な実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[転倒検知装置]
ます、本発明の一実施形態に係る転倒検知装置について、図1を参照しながら説明する。図1(a)は、一実施形態に係る転倒検知装置の全体構成図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線で切断した断面図である。
転倒検知装置1は、ハウジング10、前後検知部200、左右検知部300、及びIDタグ400を有する。ハウジング10は、蓋部100と底部110とを有する。ハウジング10は、蓋部100と底部110とを勘合することにより、中空の略矩形部材として形成される。ハウジング10は、蓋部100と底部110の両ケースが簡単には外れない構造であって、転倒検知結果が外部から目視できないように形成されていれば、一部が開口していてもよい。例えば、ハウジング10の下側や上側や背面側が開いていて、その開口部からIDタグ400を挿入し、ハウジング10内に取り付けるようにしてもよい。蓋部100及び底部110は、外部から転倒検知結果や内部構造が目視できないように不透明なプラスチック等から形成されてもよい。
蓋部100には、4つの表示窓100a〜100dを有している。表示窓100a〜100dは、蓋部100を貫通した貫通口であってもよく、該貫通口を透明の部材で閉塞した構成であってもよい。表示窓100a〜100dの形状は、円形に限られず、後述する前後検知部200及び左右検知部300にそれぞれ設けられた表示部を表示可能な形状であればよい。また、表示窓の個数は、4つ以上であればよい。本実施形態では、表示窓の横方向の間隔は、前後検知部200及び左右検知部300にそれぞれ設けられた表示部の間隔と同一である。しかしながら、これに限らず、表示窓は、前記それぞれ設けられた表示部の表示位置に応じた間隔でハウジング10に設けられていればよい。
図1(b)に示したように、底部110には、複数の凹部110aが形成されている。前後検知部200の底部に設けられた2つ以上の凸部200aを複数の凹部110aに嵌め合わせることにより、前後検知部200を転倒検知装置1の内部に固定する。また、左右検知部300に設けられた2つ以上の凸部300aを複数の凹部110aに嵌め合わせることにより、左右検知部300を転倒検知装置1の内部に固定する。
前後検知部200は、ハウジング10の第1の位置に取り付けられ、ハウジング10の前後方向の転倒を検知する。図1(a)に示した前後検知部200の取り付け位置は、第1の位置の一例である。
左右検知部300は、ハウジング10の第2の位置に取り付けられ、ハウジング10の左右方向の転倒を検知する。図1(a)に示した左右検知部300の取り付け位置は、第2の位置の一例である。
IDタグ400は、ハウジング10に装着されている。本実施形態では、IDタグ400は、ハウジング10の蓋部100の裏側に装着されているが、ハウジング10のいずれの位置に取り付けられてもよい。ただし、破損防止のために転倒検知装置1の内部に装着されることが好ましい。
IDタグ400は、転倒検知装置1のセンサーIDを保持する。IDタグ400は、後述するパターンを表示する転倒検知装置1の識別情報を保持する保持部の一例である。保持部の例としては、RFID(Radio Frequency Identification)、NFC(Near Field Communication)が挙げられる。IDタグ400に保存されたセンサーIDは、無線通信によりサーバに送信可能である。これにより、サーバは、センサーIDを取得することができる。
保持部の他例としては、バーコードやQRコード(登録商標)等のコード情報を持つ貼付部材が挙げられる。この場合、バーコードやQRコードにコード化されたセンサーIDを保持する。コード化されたセンサーIDは、画像情報として読み取られ、無線通信によりサーバに送信可能である。これにより、サーバは、センサーIDを取得することができる。なお、入力ミスを防ぐため、センサーIDは、バーコード及びRFIDの両方で検知できるようにすることが好ましい。つまり、保持部は、IDタグ及びコード情報を持つ貼付部材の少なくともいずれかであってもよい。
[前後検知部]
次に、本発明の一実施形態に係る前後検知部200について、図2〜図6を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る前後検知部200の分解斜視図である。図3は、本実施形態に係る前後検知部200の下ケースを示す平面図である。図4は、本実施形態に係る前後検知部200の上ケースを示す斜視図である。図5は、図3のB−B線で切断した断面斜視図である。図6は、図3のC−C線で切断した断面斜視図である。
図2に示したように、前後検知装置200は、上ケース210と下ケース250とを嵌め合せて構成された第1のケースを有している。第1のケースの内部には、第1の検知部材に相当する錘201が配置されている。錘201はアルミニウム製のタブレット型部材であり着色することができる。前後検知装置200は、上ケース210と下ケース250との間に、衝撃によって錘201が移動する上ケース側移動経路203(図3参照、第1の移動経路に相当)及び下ケース側移動経路205(第2の移動経路に相当)が形成されている。錘201は、前後検知装置200が立設状態、つまり図2中の矢印D方向を下側にして立てた状態から上ケース210側に転倒したとき、図3に示した初期位置202から上ケース側移動経路203を経て表示位置である上ケース側衝撃検知位置204に移動する。そして、前後検知装置200を立設状態に戻したとき錘配置部274と対向する上ケース210の表示部212から観察できるようになっている。なお、上ケース側移動経路203は、上ケース側衝撃検知位置204に向けて錘201の移動方向を円弧形状に折り返す折返経路203aと、錘201を初期位置202から折返経路203aまで案内する直線経路203bと、錘201を折返経路203aから上ケース側衝撃検知位置204まで案内する直線経路203cとから構成されている。
同様に、錘201は、前後検知装置200が立設状態から下ケース250側に転倒したとき下ケース側移動経路205を経て下ケース側衝撃検知位置206に移動し、前後検知装置200を立設状態に戻したとき錘配置部275と対向する上ケース210の表示部211から観察できるようになっている。
以上から、錘201が表示部212に現れているとき、前後検知装置200は、上ケース210側に転倒したことを表示し、錘201が表示部211に現れているとき、前後検知装置200は下ケース250側に転倒したことを表示する。錘201が表示部221に現れているとき、前後検知装置200は前後へ転倒していないことを表示する。表示部221,211,212は、第1又は第2の移動経路を用いた第1の錘の移動の有無を表示する第1の表示部に相当する。
また、下ケース側移動経路205は、下ケース側衝撃検知位置206に向けて錘201の移動方向を円弧形状に折り返す折返経路205aと、錘201を初期位置202から前記折返経路705aまで案内する直線経路205bと、錘201を折返経路705aから下ケース側衝撃検知位置206まで案内する直線経路205cとから構成されている。更に、この例では上ケース側移動経路203の直線経路203bと、下ケース側移動経路205の直線経路205bとは平面投影面で重なっている。
図4に示した上ケース210は、板状の底板217の周囲に外壁218が立設形成されて構成されている。また底板217には表示部211,212が形成されている。上ケース210の裏面には、上ケース側移動経路203の一部を構成する移動経路規制部である立壁部213,214が立設形成されている。また、立壁部213,214の内側には、錘201を案内する複数のレール215,216が立設形成されている。上ケース側移動経路203は、立壁部213,214と共に上ケース210の湾曲した外壁218で囲われ、下ケース250に形成されている。ここで、折返経路203aは、立壁部213の湾曲形成された先端部213aと外壁218の円弧部218aとの間に、直線経路203bは立壁部213,214の間に形成されている。
更に、上ケース210の底板217には、下ケース250側に向け陥没する凹部221が形成されている。凹部221は、下ケース250の錘201の初期位置202に対応する下ケース250の凸部273に対向する位置に配置されており、初期位置202に配置された錘201を上ケース210及び下ケース250の間で面方向に安定して配置可能な程度の間隔を設けるよう設定されている。上ケース210には、下ケース250との係止用穴222が設けられている。レール215,216の先端部には扇状の錘規制案内部220が形成されている。錘規制案内部220は、錘201を直線経路203bから折返経路203aに円滑に案内すると共に、一端折返経路203aに入った錘の直線経路203bへの逆行を防止している。
次に、下ケース250について説明する。下ケース250は、有色合成樹脂製の部材から形成されている。底板251の周囲に外壁252が立設されている。底板251には、下ケース側移動経路205を構成する移動経路規制部である立壁部253,254が立設形成されている。また、立壁部253,254の内側には、錘201を案内する複数のレール255,256が立設形成されている。下ケース側移動経路205は、立壁部253,254と共に下ケース250の外壁252中の湾曲した円弧部252aで囲われている。折返経路205aは、立壁部253の湾曲形成された先端部253aと外壁252の円弧部252aとの間に、直線経路205bは壁部253,254の間に形成されている。更に、底板251には、上ケース210側に向け突出し、錘201の初期位置202となる凸部273が形成されている。係止突起278は、上ケース210の係止用穴222に嵌合する。
図3のB−B線にて切断した図5と、図3のC−C線にて切断した図6を参照しながら説明を続ける。折返経路203a(図3参照)の外周側に相当する側に配置されたレール215の高さ寸法を折返経路203aの内周側に相当する側のレール216の高さ寸法より大きく設定している。また、折返経路203aの内周側の立壁部214に錘201が接触した状態でレール215,216の先端が錘201に接触可能に設定されている。また、折返経路205aの外周側に相当する側に配置されたレール255の高さ寸法を折返経路205aの内周側に相当する側のレール256の高さ寸法より大きく設定している。折返経路205aの内周側の立壁部254に錘201が接触した状態でレール255,256の先端が錘201に接触可能に設定されている。
これにより、上ケース側移動経路203及び下ケース側移動経路205中で錘201を移動させるに際して錘201に傾斜を与え、錘201の円滑な移動を可能とするとともに、錘201を傾斜させることで転倒検知装置200の薄型化を図っている。
また、レール255,256の先端部には扇状の錘規制案内部270が形成されている。錘規制案内部270は、レール255,256側の端縁270a(図3参照)が、レール255,256の先端と同一高さに形成されている。一方、錘規制案内部270のレール255,256側と反対側の端縁270b(図3参照)は底板251との間に内側に向け減少する段差が形成されており、端縁270aと端縁270bとの間には内側に向け高さが減少し立壁部254の頂部254aに接する個所では底板251との段差がなくなる傾斜部270cが形成されている。これにより、錘規制案内部270は、錘201を直線経路205bから折返経路205aに円滑に案内すると共に、一端折返経路205aに入った錘の直線経路205bへの逆行を防止している。
錘配置部274には、一端配置された錘が直線経路203cに戻るのを規制する錘移動規制突起276を錘の移動方向と交差する方向に配置している。錘移動規制突起276は、直線経路203c側には傾斜部を形成して錘201が上ケース側衝撃検知位置204側へ容易に移動できるものとしている一方、錘配置部274側の面を垂直面として、一旦上ケース側衝撃検知位置204に配置された錘が直線経路203cに戻らないようにしている。
錘配置部275の下ケース側移動経路205の直線経路205c側には、傾斜レール271,272が配置されている。この傾斜レール271,272は、下ケース側移動経路205の直線経路205cを移動してきた錘201を案内して錘配置部275上に配置させるものである。また、傾斜レール271,272の錘配置部275側の先端部(図2参照)は、錘配置部275より僅かに突出するように構成され、一旦下ケース側移動経路205に配置された錘が直線経路205cに戻らないようにしている。
係る構成によれば、前後検知部200を上ケース210側(前側)に転倒した場合、錘201は、初期位置202から、上ケース側移動経路203の直線経路203bに沿って上ケース210のレール215,216に接触して案内される。その際、錘201は傾きながらレール215,216上を移動し、錘規制案内部220を超えて停止する。次に、前後検知装置200を元の姿勢に戻すと、錘201は、錘規制案内部220の端縁に案内されながら折返経路203aを移動し、下ケース250の錘配置部274に収容され、上ケース側衝撃検知位置204に配置される。これにより、表示部212から移動後の錘201を目視できるようになる。
また、前後検知部200を下ケース250側(後ろ側)に転倒した場合、錘201は、初期位置202から、下ケース側移動経路205の直線経路205bに沿ってレール255,256に接触して案内される。その際、錘201は傾きながらレール215,256上を移動し、錘規制案内部270を超えて停止する。次に、前後検知部200を元の姿勢に戻すと、錘201は、錘規制案内部270の端縁に案内されながら折返経路205aを移動し、更に傾斜レール271,272に案内され、下ケース250の錘配置部275に収容され、下ケース側衝撃検知位置206に配置され。これにより、表示部211から移動後の錘201を目視できるようになる。
これによれば、前後探知部200の前側への転倒、後ろ側への転倒のいずれの場合でも、錘201は前後検知部200内で相対的に上方へ移動して表示部221から表示部211又は表示部221から表示部212の位置まで移動するので、前後検知部200の前後方向への転倒を確実に検知することができる。
[左右検知部]
次に、本発明の一実施形態に係る左右検知部300について、図7を参照しながら説明する。図7は、左右検知部300を示す分解斜視図である。本実施形態に係る左右検知部300は、後ケース301及び後ケース301の前側面を覆う前ケース401からなる第2のケースを有する。第2のケース内には、左右検知部300の左右方向の転倒により位置が変わる錘510(第2の検知部材に相当)を有している。
後ケース301は合成樹脂製の部材であり、底板303と底板303の周縁に立設された立設縁部305とを有している。後ケース301には錘510の両側に錘510が移動する湾曲した右側移動経路310及び左側移動経路330が設けられている。
右側移動経路310及び左側移動経路330の端部には、底板303に立設されたリブ部材336,337により、右側錘保持部334及び左側錘保持部335が形成されている。
初期位置では、錘510は、右側板状部材306及び左側板状部材307により保持されている。右側板状部材306及び左側板状部材307は、折返部313,323で右側板状部材315及び左側板状部材325と連結した一部材としてそれぞれ形成されている。右側板状部材315及び左側板状部材325は、具体的にはステンレス鋼からなる1枚の弾性薄板を湾曲させて形成してもよい。これにより、右側移動経路310及び左側移動経路330の内周側が画定される。
底板303には、右側移動経路310及び左側移動経路330に沿って右側錘案内レール363,364及び左側錘案内レール365,366が形成されている。これらの錘案内レールは底板303と一体に形成され、錘510との接触抵抗を軽減するため、錘510との接触側を断面弧状として形成される。右側錘案内レール363,364及び左側錘案内レール365,366には、錘510の戻りを防止する図示しない逆戻防止突起が形成されている。
底板303には、錘510の跳ね上がり防止用の停止板391が設けられている。立設縁部305のうち右側移動経路310及び左側移動経路330に隣接する部分には錘510の跳ね上がりによる移動を防止する複数の突起部321,322が形成されている。止板391の上部には、立設縁部305とともに右側移動経路310及び左側移動経路330の外周側を画定する板状部材327が設けられている。
次に、前ケース401について説明する。前ケース401は、合成樹脂性の部材であり、後ケース301の前側全面を覆う板部材410の周縁に位置決定用の突起部420が形成されている。
前ケース401には、錘510の位置を表示する表示部411,412,413が設けられている。表示部411,412,413は、錘510の左右の移動経路310,330のいずれかを移動することにより左右方向の転倒の有無及び転倒方向を表示する第2の表示部に相当する。具体的には、錘510は、左右検知部300の左右方向の傾斜により、右側移動経路310及び左側移動経路330を移動し右側錘保持部334及び左側錘保持部335に保持される。よって、錘510が表示部412に表示されていれば、左右方向の転倒はないことを示し、表示部411に表示されていれば、左方向の転倒が発生したことを示し、表示部413に表示されていれば、右方向の転倒が発生したことを示す。
板部材410の後ケース301側には、右側移動経路310及び左側移動経路330に対応してそれぞれ一列の右側錘案内レール453、左側錘案内レール454が形成されている。各錘案内レール453,454は板部材410と一体に形成され、錘510との接触抵抗を軽減するため錘510との接触側を断面弧状として形成される。また、錘案内レール453,454には図示しない錘510の逆戻防止突起が形成されていて、逆戻防止突起は後ケース301に形成された逆戻防止突起の設置位置に対応して配置される。
落下も転倒もしていない初期状態では、図7に示すように、錘510は跳ね上がり防止用の停止板391の下部で保持されている。右方向への転倒があると、錘510は、右側板状部材306をガイドとして、右側移動経路310を経て右側錘保持部334に落下して保持される。一方、左方向への転倒があると、錘510は、左側板状部材307をガイドとして、左側移動経路330を経て左側錘保持部335に落下して保持される。
係る構成によれば、左右探知部300の右側への転倒、左側への転倒のいずれの場合でも、錘501は左右探知部300内で相対的に上方へ移動して表示部412から表示部413又は表示部412から表示部411の位置まで移動するので、左右探知部300の左右方向への転倒を確実に検知することができる。
[表示のパターン化]
前述したように、ハウジング10は、前記第1及び第2の位置が目視できないように前後検知部200及び左右検知部300の全体を覆って外観から目視できない状態にする。また、本実施形態では、ハウジング10には4つの表示窓が形成され、4つの表示窓は、前後検知部200に設けられた表示部221、211,212及び左右検知部300に設けられた表示部411,412,413をパターン化して表示する。このパターン化について図8を参照しながら具体的に説明する。
図8の上図では、ハウジング10に設けられた表示窓のうち2つの表示窓100a、100bに前後検知部200の表示部のうちの右の2つ(表示部212,221)または左の2つ(表示部221,211)の位置が一致するように前後検知部200をハウジング内に固定する。図8の上図に示した位置Pa、Pbはいずれも前後検知部200が固定されている第1の位置の一例を示す。
図8の上図では、ハウジング10に設けられた2つの表示窓100c、100dに左右検知部300の表示部のうちの右の2つ(表示部412,413)または左の2つ(表示部412,411)が一致するように左右検知部300をハウジング内に固定する。図8の上図に示した位置Pc、Pdはいずれも左右検知部300が固定されている第2の位置の一例を示す。よって、図8の上図に示したように、ハウジング10の上部に前後検知部200を配置し、下部に左右検知部300を配置した場合、表示窓100a、100b、100c、100dから目視可能な転倒表示は、前後検知部200及び左右検知部300が取り付けられる第1及び第2の位置の次の4つの位置の組み合わせ(Pa、Pc)、(Pa、Pd)、(Pb、Pc)、(Pb、Pd)により4つのパターンで表示可能となる。
同様にして、図8の下図では、ハウジング10に設けられた表示窓100a、100bに左右検知部300の表示部のうちの右の2つまたは左の2つの表示部が一致するように左右検知部300をハウジング内に固定する。図8の下図に示した位置Pc'、Pd'はいずれも左右検知部300が固定されている第2の位置の一例を示す。
また、表示窓100c、100dに前後検知部200の表示部のうちの右の2つまたは左の2つの表示部が一致するように前後検知部200をハウジング内に固定する。図8の下図に示した位置Pa'、Pb'はいずれも前後検知部200が固定されている第1の位置の一例を示す。よって、図8の下図に示したように、ハウジング10の上部に左右検知部300を配置し、下部に前後検知部200を配置した場合、表示窓100a、100b、100c、100dから目視可能な転倒表示は、前後検知部200及び左右検知部300の次の4つの配置の組み合わせ(Pa'、Pc')、(Pa'、Pd')、(Pb'、Pc')、(Pb'、Pd')により4つのパターンで表示可能となる。
以上から、ハウジング10に表示窓が4つ存在する場合には、前後検知部200及び左右検知部300の表示部の状態を合計8パターンの表示方法で表示可能となる。なお、図8では説明の便宜上、ハウジング10内の前後検知部200及び左右検知部300を実線または破線で示したが、実際には前後検知部200及び左右検知部300はハウジング10で覆われ、前後検知部200及び左右検知部300の取り付け位置を外観から目視することはできない。
以上の表示パターンの個数は、ハウジング19に設ける表示窓の個数を増やすほど増える。例えば、図9に示したように、ハウジング19に表示窓を20個設けた場合、前後検知部200及び左右検知部300の表示部の状態を合計108パターンの表示方法で表示可能となる。
本実施形態に係る転倒検知装置1では、前後検知部200が取り付けられる第1の位置及び左右検知部300が取り付けられる第2の位置は可変であり、4つ以上の表示窓により表示されるパターンは、第1及び第2の位置の少なくともいずれかを変えることにより変化させることができる。このように、本実施形態に係る転倒検知装置1によれば、転倒を検知し、転倒の有無及び転倒方向を外部から認識困難なパターン化して表示することができる。これによれば、表示窓から表示されるパターンから転倒発生の有無を判別できないため、転倒発生により転倒検知装置1が壊されたり、取り去られたりすることを回避できる。
なお、図9には保存部の一例として、UHF帯のRFIDタグ400a、HF帯のRFIDタグ(NFC)400b、及びバーコード400cが示されている。例えば、フィルムシート型RFIDタグは、送受信回路、ID番号発生回路などを備えた回路部であるICチップと送受信用のアンテナとを2枚のラミネートフィルムで挟んだ構造を有し、以下で説明する転倒検知システムにおいて端末機器との無線通信が可能である。
[転倒検知システム]
本実施形態に係る転倒検知システムでは、上記転倒検知装置1と携帯電話とが無線通信することにより、上記IDタグ内に記憶された転倒検知装置を識別するセンサーIDを携帯電話で読み取る。読み取られたセンサーIDは、携帯電話で撮像した表示窓のパターン画像とともにサーバに送信される。バーコード等のコード情報のラベルが貼られている場合には、バーコードを携帯電話で撮り、携帯電話で撮像した表示窓の画像とともにサーバに送信する。サーバでは、バーコードの画像から転倒検知装置1のセンサーIDを取得し、表示窓の画像解析により得られるパターン情報と、センサーIDにより識別される転倒検知装置1に関連付けて予め登録された初期パターン情報とを照合し、転倒の有無及び転倒方向を判断する。本実施形態に係る転倒検知システム2は、転倒検知装置1を製品に取り付けて配送することにより、製品の転倒を検知する。また、端末機器の一例として携帯電話を例に挙げて説明するが、端末機器は、画像読み取り機能と通信機能を有していれば、どんな電子機器を用いてもよい。
図10に転倒検知システム2の全体構成を示したように、センサー生産工程では、管理者が、転倒検知装置1を識別するセンサーID及び表示窓の初期パターン情報をRFIDタグに登録する。センサーIDは、転倒検知装置を識別する識別情報に相当する。初期パターン情報は、出荷時の初期状態においてセンサーIDで識別される転倒検知装置1の表示窓から表示されるパターン情報の初期値である。ここでの表示窓のパターン情報は、錘201及び錘510の初期位置から形成される。センサーIDは、IDタグに登録され、出荷時の表示窓のパターン情報は、携帯電話を介してサーバSVに送信され、センサーIDと関連付けられてサーバSVに登録される。
ここでは、製品の一例としてMFP(複写機)を一例に挙げて説明する。ただし、転倒検知装置1を取り付ける製品は何ら限定されることなく、どんな製品に取り付けても構わない。MFP生産工程では、MFPを識別する製品IDを登録する。製品IDは、携帯電話を介してサーバSVに送信され、センサーIDと関連付けられてサーバSVに登録される。
センサー生産工程で完成した転倒検知装置1を、MFPを梱包した搬送用箱に取り付ける。転倒検知装置1のハウジング10の裏面には図示しない粘着シールが設けられ、粘着シールにより転倒検知装置1を搬送用箱に貼り付け、出荷する。
このようにして、工場出荷時、管理者は、センサーIDと製品IDと初期パターン情報を対応させて、MFP生産工程又はセンサー生産工程に設置されたPCからネットワーク500を介してサーバSVに送る。ただし、IDタグにセンサーIDに関連付けて、製品IDや初期パターン情報を対応させて保存した場合には、必ずしもサーバSVにこれらの情報を送信しなくてもよい。
出荷後、製品を顧客の指定場所に設置するまでの間、1又は複数場所で製品を入出庫する場合がある。例えば、図10では、地点Paで倉庫にMFPを入出庫する際、入荷時及び出荷時において、地点Paの管理者は、携帯電話Taのカメラ機能を利用して転倒検知装置1の表示窓を含む画像を撮り、ネットワーク500を介してサーバSVに送る。
同様に、地点Pbで販売会社に製品を入出庫する際、入荷時及び出荷時において、地点Pbの管理者は、携帯電話Tbのカメラ機能を利用して転倒検知装置1の画像を撮り、ネットワーク500を介してサーバSVに送る。その後、製品が顧客の指定場所に設置される。指定場所へ製品を設置時において、設置場所の管理者は、携帯電話Tcのカメラ機能を利用して転倒検知装置1の画像を撮り、ネットワーク500を介してサーバSVに送る。
サーバSVは、各携帯電話Ta,Tb,Tcから送信された転倒検知装置1の画像を受信し、その画像を画像処理してパターン情報を得、予め登録された初期パターン情報と比較することにより転倒発生の有無及び転倒方向を判定する。このようにして、本実施形態に係る転倒検知システム2によれば、転倒検知装置1を、外観上転倒発生の有無を判別できない構造とし、転倒発生の有無をサーバSV側で判定可能としたため、転倒発生によりMFPの配送過程で転倒検知装置1が壊されたり、取り去られたりすることを回避できる。なお、地点Pa、Pbのルートを経てMFPが設置された後、搬送用箱に貼り付けられた転倒検知装置1は回収され、センサー生産工程で再利用してもよい。
[サーバの機能構成]
次に、転倒発生の判定を行うサーバSVの機能について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係るサーバSVの機能構成図である。サーバSVは、受信部705、登録部710、画像処理部715及び判定部720を有する。
携帯電話は、転倒検知装置1の表示窓のすべてを包含する画像とセンサーIDとを取り込み、取り込んだ画像とセンサーIDとをサーバSVに送信する。携帯電話は、センサーIDを転倒検知装置1に取り付けられたIDタグ及びコード情報の少なくともいずれかから読み取り、表示窓の撮像画像とともにサーバSVに送信する。
上記送信時、表示窓の撮像画像は暗号化してサーバSVに送信することが好ましい。センサーIDも同様に、RFID等に暗号化して記憶しておき、第三者に容易に読み取られても解読できないようにすることが好ましい。
受信部705は、携帯電話から送信された画像とセンサーIDとを受信する。登録部710は、製品に取り付けた転倒検知装置1の識別情報と前記製品に取り付けた転倒検知装置1のパターン情報とを関連付けて予め登録する。画像処理部715は、受信した画像を画像処理する。
判定部720は、登録部710に登録されたセンサーIDのうち、前記受信したセンサーIDに対応するセンサーIDに関連付けて記憶された初期パターン情報と前記受信した画像から認識されるパターン情報とを照合し、転倒の有無及び方向を判定する。
判定部720によるパターン判定の具体例を、図12を参照しながら説明する。センサー生産工程で、前後検知部200及び左右検知部300の配置が決定すると(つまり、第1の位置及び第2の位置が決まると)、自動的に初期パターンが決まる。前後検知部200及び左右検知部300の配置が異なるパターン1、パターン2では、異なる初期パターンとなる。
センサー生産工程の管理者は、IDタグにセンサーIDを登録する。また、管理者のPCからサーバSVにセンサーIDと初期パターン情報とを送信する。サーバSVは、受信した初期パターン情報をセンサーIDに関連付けて登録する。このとき、センサーIDにより識別される転倒検知装置1が取り付けられた製品IDについても、センサーIDに関連付けて登録してもよい。
転倒検知装置1を取り付けた製品を出荷後、地点Pa,Pb及び最終設置地点にて携帯電話Ta,Tb、Tcを使用して転倒検知装置1の表示窓の画像が撮られ、サーバSVに送信される。
判定部720は、受信した画像内のバーコードから取得したセンサーID又は受信したセンサーIDに関連付けて予め登録された初期パターン情報と前記受信した画像を画像処理することにより認識されるパターン情報とを照合し、パターンが一致すれば転倒は発生していないと判定し、パターンが一致しなければ転倒が発生したと判定する。
また、判定部720は、一致していないパターンの位置から左右のいずれかの転倒であるか、前後のいずれかの転倒であるかを判定する。つまり、判定部720は、登録部710に登録された初期パターン情報から、前後検知部200の配置を示す第1の位置及び左右検知部300の配置を示す及び第2の位置を識別する。判定部720は、第1の位置、第2の位置及び一致していないパターンの位置に基づき、錘201又は錘510の移動の有無及び移動方向を判定し、転倒が前後又は左右のいずれかを判定する。
更に、判定部720は、登録部710に登録された製品IDに基づき、前記転倒があったと判定された転倒検知装置1が取り付けられた製品を判定することができる。
[転倒検知処理]
次に、本実施形態に係る転倒検知処理について、図13及び図14を参照しながら説明する。図13は、本実施形態に係る転倒検知処理(携帯電話側処理)を示すフローチャートである。図13は携帯電話Ta,Tb,Tcのいずれにおいても実行可能であるが、特に、携帯電話Ta又は携帯電話Tbで実行されることが好ましい。図14は、本実施形態に係る転倒検知処理(サーバ側処理)を示すフローチャートである。
図13の携帯電話側処理において、携帯電話を起動し、携帯電話の読取機能をオンする(S101)。近距離無線通信を確立し、IDタグからの情報を受信可能か判定し(S102)、受信するまでS101,S102の処理を繰り返す。受信後、携帯電話は、受信したデータを解析し(S103)、センサーIDを認識し(S104)、接続サーバSVを認識する(S105)。
認識されたセンサーIDが、本システムの対象センサーでない判定された場合(S106)、携帯電話の表示画面に「認識できないIDタグです」と表示し(S107)、次のセンサーを読み込むか判定し(S116)、読み込まないと判定された場合には本処理を終了する。ステップS116にて、読み込むと判定された場合にはステップ101に戻る。
ステップS106にて本システムの対象センサーであると判定された場合、ステップS108に進み、携帯電話の表示画面に「センサーの表示窓を撮影してください」が表示される。管理者は、携帯電話を用いて転倒検知装置1の表示窓を撮影する。携帯電話は、写真枠を認識し(S109)、枠内に表示窓の全体が入っているかを判定する(S110)。全体が入っていない場合、再度ステップS108〜S110の処理を繰り返す。
全体が入っている場合(S110)、携帯電話は、サーバSVに接続し(S111),センサーIDを含むデータパケットと撮像した画像(写真)とをサーバSVに送信する(S112)。
図14のサーバ側処理に進み、サーバSVは、データパケットと画像(写真)とを受信する(S201)。次に、サーバSVは、登録部710により登録されているセンターIDと、パケット内のセンサーIDとを照合し、パケット内のセンサーIDに対応するセンサーIDを検索する(S202)。
サーバSVは、受信した画像(写真)を画像処理し(S203)、前後検知部200の錘201の位置及び左右検知部300の錘510の位置を取得し、錘201及び錘510から形成されるパターン情報を得る(S204)。
サーバSVは、ステップS202の検索結果に基づき、パケット内のセンサーIDに対応するセンサーIDに関連付けて登録された初期パターン情報と前記受信した画像から識別されるパターン情報とを照合する(S205)。サーバSVは、パターンが一致すれば転倒は発生していないと判定し、パターンが一致しなければ転倒が発生したと判定する(S205)。サーバSVは、パターンの不一致に基づき、転倒発生の方向も判定可能である。
サーバSVは、転倒発生の有無及び方向を示す状態コード、画像を受け取った時間、画像の送信元の端末ID(携帯電話ID)、端末GPS情報、センサーステータス、写真画像を所望のデータベースDBに記録する(S206)。サーバSVは、携帯電話にパターン認識の成功、状態コード、サーバSVの処理時間を送信する(S207)。
図13の携帯電話側処理に戻り、携帯電話は、サーバSVからデータパケットを受信する(S113)。データパケットには、画像認識結果(OK or NG)、画像品質結果(OK or NG)が含まれる。
画像認識がOKかどうかの判定の結果(S114)、画像認識がNGの場合、ステップS108に戻り、ステップS108〜S114の処理を繰り返す。画像認識がOKの場合、ステップS115に進み、携帯電話の画面に処理結果を表示する。例えば、画面には、「転倒発生なし」や「右に転倒発生」や「前に転倒発生」等の処理結果が表示される。次のセンサーの読み込みがなければ、本処理を終了する(S116)。
[転倒検知処理の変形例]
次に、本実施形態の変形例に係る転倒検知処理について、図15及び図16を参照しながら説明する。図15は、本実施形態の変形例に係る転倒検知処理(携帯電話側処理)を示すフローチャートである。図15は携帯電話Ta,Tb,Tcのいずれにおいても実行可能であるが、特に、携帯電話Tcで実行されることが好ましい。図16は、サーバSVで実行される処理である。
本変形例では、ステップS115の処理結果の表示において、携帯電話側で必要であればテキスト入力が行われる点が上記実施形態で説明した転倒検知処理と異なる。よって、この相違点を中心に説明し、上記実施形態で説明した転倒検知処理と重複する説明は省略する。
図15の携帯電話側処理が開始されると、携帯電話は、ステップS101〜S114の処理を実行し、サーバSVは、ステップ201〜S207の処理を実行する。
携帯電話は、ステップS115にて、処理結果を表示するとともに、携帯電話からサーバへ通知すべきことの入力を促す。例えば、画面には、「転倒発生なし」や「右に転倒発生」や「前に転倒発生」等の処理結果が表示されるとともに、「その他、外観の不具合等ありましたら記録をお願いします」等の注意喚起のメッセージが表示され、サーバSVへ通知すべき情報の入力が促される。これに応じて、テキストの入力があった場合(S117)、携帯電話からサーバSVへテキストの通知が行われる(S118)。
これに応じて、図16のサーバ側処理では、受信部705は、通知されたテキストを受信する(S208)。例えば、携帯電話Tcからは、「箱がつぶれています」、「製品が壊れています」、「サーバから転倒が発生しているとの処理結果を受信しましたが、外観では製品の損傷はないようです」等が通知される。
サーバSVは、通知されたテキストから転倒状況を把握することができる。特に、最終設置場所の携帯電話Tcから通知される情報は製品の最終状態が示されるため利用価値が高い。
以上、本実施形態及び変形例に係る転倒検知システム2によれば、外観上、転倒発生の有無を判別できない転倒検知装置1を利用して転倒を検出するため、転倒が発生した場合であっても転倒検知装置1が壊されたり、取り去られたりすることを回避できる。また、転倒検知装置1だけでは転倒の記録やトレースが手作業になってしまう一方、本実施形態及び変形例に係る転倒検知システム2によれば、転倒検知装置1に表示されるパターン情報の認識及び転倒発生の判定を自動処理するため、記録ミスや記録漏れを防止し、作業コストの削減を図ることができる。
特に、変形例に係る転倒検知システム2によれば、携帯電話から画像を撮影した地点での製品の状態が通知される。これにより、サーバSVは、現場情報に基づき、転倒判定後の製品の交換や損傷責任の判断に利用することができる。
なお、IDタグを転倒検知装置1に取り付けた場合には、IDタグにセンサーID,製品IDを記憶させることができる。また、登録したセンサーID,製品IDをIDタグに蓄積することも可能である。一方、バーコードを転倒検知装置1に貼り付けた場合、コード情報としてセンサーIDのみ記憶することができる。よって、バーコードやQRコードを利用する場合、サーバ側で製品IDを管理する必要がある。
[システム利用例]
本実施形態及び変形例に係る転倒検知システム2では、以下のデータをセンサー(IDタグ)、携帯電話Ta,Tb,Tc、サーバSVにそれぞれ格納し、本転倒検知システム2に利用してもよい。
<センサー格納データ>
・センサーID
・パターン情報(センサーパターン番号)
・処理ステータス(位置)
・転倒発生の有無
・転倒発生のステータス番号
・転倒発生の日時
・輸送品(製品)コード
・輸送品(製品)情報
・荷主(送り元)番号
・荷預かり番号
・お客様活用番号
<携帯電話Ta,Tb,Tc格納データ>
・端末機器のGPS情報
・端末機器の時間情報
・端末機器の温度情報
・端末機器のオペレータ情報
<サーバSV格納データ>
・センサーID
・パターン情報(センサーパターン番号)
・処理ステータス(位置)
・転倒発生の有無
・転倒発生のステータス番号
・転倒発生の日時
・輸送品(製品)コード
・輸送品(製品)情報
・お客様活用番号
・端末機器のGPS情報
・端末機器の時間情報
・端末機器の温度情報
・端末機器のオペレータ情報
・端末機器のユーザID、パスワード情報
図17は、本実施形態に係る転倒検知システムのトラッキングを示した画面の一例である。センサー、携帯電話Ta,Tb,Tc、サーバSVにそれぞれ格納されたデータを用いて、転倒検知システム2は、各製品のトラッキング情報を提供できる。
この画面を利用するためには、携帯電話の管理者は、携帯電話の画面に表示された本システム用アイコンをクリックする。そうすると、ユーザIDとパスワードPWの入力画面が表示される。ユーザIDとパスワードPWは、予めサーバSVに登録されている。認証が成立したら、管理者は、本実施形態に係る転倒検知システムのトラッキング画面の利用を許可される。
携帯電話等の端末機器は、認証成立後、トラッキング画面の表示されたデータを利用して、製品の経路情報をサーバSVに送信してもよい。その場合、受信部705は、端末機器から前記製品の経路情報を受信し、判定部720は、前記経路情報に基づき転倒検知装置1の転倒の発生場所を判定することができる。
また、端末機器は、認証成立後、前記端末機器から前記製品の状態を示す情報をサーバSVに送信してもよい。その場合、受信部705は、端末機器から前記製品の状態を示す情報を受信し、判定部720は、前記製品の状態を示す情報に基づき転倒検知装置1の転倒状態を判定することができる。
図18は、本実施形態に係る転倒検知システム2の利用例である。転倒検知システム2では、サーバSVで転倒発生の判定及びデータ保存を集中管理するため、例えば、判定結果を生産・物流システム管理会社に送り、生産・物流システム管理会社の物流管理に利用させることも可能である。転倒により製品が破損等した場合の課金システム等との組み合わせも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る転倒検知装置及び本発明に係る転倒検知システムの好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明に係る転倒検知装置及び本発明に係る転倒検知システムの技術的範囲に属する。
なお、本発明に係るサーバ及び端末機器には、図示しないCPUが内蔵されている。CPUにより実行される各機能を実現するためのプログラムは、図示しないコンピュータに備えられた図示しないROMあるいはHDD等の記憶手段に予め格納されてもよい。前記プログラムは、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録されてもよい。サーバSVの機能は、これらのメモリに記録されたプログラムをCPUに実行させることにより実現され得る。さらに、前記プログラムは、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードすることもできる。
1:転倒検知装置、2:転倒検知システム、10:ハウジング、100a〜100d:表示窓、200:前後検知部、201:錘、203:上ケース側移動経路、205:下ケース側移動経路、210:上ケース、211,212,221:表示部、250:下ケース、300:左右検知部、301:後ケース、310:右側移動経路、330:左側移動経路、400:IDタグ、401:前ケース、705:受信部、710:登録部、715:画像処理部、720:判定部
特開2011−7771号公報 特開2011−237351号公報

Claims (10)

  1. 4つ以上の表示窓を有するハウジングと、
    前記ハウジングの第1の位置に取り付けられ、前後方向の転倒に応じて移動する第1の検知部材を第1の表示部に表示する前後検知部と、
    前記ハウジングの第2の位置に取り付けられ、左右方向の転倒に応じて移動する第2の検知部材を第2の表示部に表示する左右検知部と、を有し、
    前記ハウジングの、前記第1及び第2の位置が外観上認識されない位置に前記前後検知部及び前記左右検知部を収納し、前記第1及び第2の表示部の少なくとも一部を前記4つ以上の表示窓にパターン表示することを特徴とする転倒検知装置。
  2. 前記転倒検知装置は、
    前記パターンを表示する前記転倒検知装置の識別情報を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の転倒検知装置。
  3. 前記第1及び第2の位置は可変であり、
    前記4つ以上の表示窓により表示されるパターンは、前記第1及び第2の位置の少なくともいずれかを変えることにより変化することを特徴とする請求項1又は2に記載の転倒検知装置。
  4. 前記4つ以上の表示窓は、前記第1及び第2の表示部の表示位置に応じた間隔で前記ハウジングに形成されていることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか一項に記載の転倒検知装置。
  5. 端末機器とサーバとを有し、製品の転倒を検知する転倒検知システムであって、
    前記製品には、前記請求項1〜4のいずれか一項に記載の転倒検知装置が取り付けられ、
    前記端末機器は、前記転倒検知装置の前記4つ以上の表示窓を包含する画像と前記転倒検知装置の識別情報とを取り込み、前記取り込んだ画像と前記転倒検知装置の識別情報とを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記端末機器から送信された前記画像と前記転倒検知装置の識別情報とを受信する受信部と、
    転倒検知装置の識別情報と該転倒検知装置の初期パターン情報とを関連付けて予め登録する登録部と、
    前記登録部に登録された転倒検知装置の識別情報のうち、受信した前記転倒検知装置の識別情報に対応する識別情報に関連付けられた初期パターン情報と前記画像から識別されるパターン情報とを照合し、転倒の有無を判定する判定部と、
    を有することを特徴とする転倒検知システム。
  6. 前記判定部は、前記登録部に登録された初期パターン情報から前記第1及び第2の位置を識別し、前記第1及び第2の位置に基づき前記転倒方向を判定することを特徴とする請求項5に記載の転倒検知システム。
  7. 前記登録部は、前記転倒検知装置が取り付けられた製品の識別情報を前記転倒検知装置の識別情報に関連付けて保持し、
    前記判定部は、前記登録部に登録された製品の識別情報に基づき、前記転倒が発生したと判定された転倒検知装置が取り付けられた製品を判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の転倒検知システム。
  8. 前記端末機器は、前記製品の経路情報を送信し、
    前記受信部は、前記端末機器から送信された前記製品の経路情報を受信し、
    前記判定部は、前記経路情報に基づき前記転倒検知装置の転倒の発生場所を判定することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の転倒検知システム。
  9. 前記端末機器は、前記製品の状態を示す情報を送信し、
    前記受信部は、前記端末機器から送信された前記製品の状態を示す情報を受信し、
    前記判定部は、前記製品の状態を示す情報に基づき前記転倒検知装置の転倒状態を判定することを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の転倒検知システム。
  10. 前記端末機器は、前記画像を暗号化して送信し、
    前記受信部は、前記端末機器から送信された、暗号化された前記画像を受信し、
    前記登録部は、受信した前記転倒検知装置の識別情報を暗号化して登録することを特徴とする請求項5〜9のいずれか一項に記載の転倒検知システム。
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