JP5974557B2 - 連動システム、ホスト機器、周辺装置、及び通信設定方法 - Google Patents

連動システム、ホスト機器、周辺装置、及び通信設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク接続されるホスト機器と周辺装置と、それらの連動システム、及び通信設定方法に関する。
コンピュータ装置とプリンターなどの周辺装置とが、USB接続等のような1対1の接続形態で接続されると、コンピュータ装置に周辺装置が接続された際に、その接続された周辺装置を認識し、コンピュータ装置上で周辺装置を動作させる為のソフトウェア(以下、デバイスドライバー)が自動的に導入(以下、インストール)される。いわゆる、プラグアンドプレイ(以下、PnP)である。
さらにこの接続形態をネットワーク全体にまで拡張して、周辺装置を認識するユニバーサルプラグアンドプレイ(以下、UPnP)技術が存在する。これによりコンピュータ装置と周辺装置は、ネットワーク接続のような多対多の接続形態においても、接続された周辺装置用のデバイスドライバーの自動インストールが可能となる。
ただし、ネットワーク内に複数の同一機種の周辺装置が接続されていた場合、その周辺装置を識別する為に、接続されている周辺装置に割り当てられたIPアドレスのような、個体を識別可能な情報を認識している必要があるが、ネットワーク管理者以外の利用者においては、ネットワーク内の周辺装置とIPアドレスの関係を認識するには、ネットワーク管理者へ問い合わせを行ったり、周辺装置の設定を確認するなどの手間が発生する。そこで、ネットワーク上で通信可能なプリンターを検索して、検索されたプリンターを画面に一覧表示してその中から選択させるものが提案されている(特許文献1)。
特開2001−117834号公報
ネットワーク接続の周辺装置に対して、コンピュータにデバイスドライバーをインストールする場合には、対応する周辺装置のIPアドレスを入力して出力ポートを設定する必要がある。
そして、デバイスドライバーへの出力ポートの設定が自動で行われるシステムにおいても、複数の同一機種の周辺装置がネットワーク上に存在する場合、自動で設定された出力ポートの設定が、所望する周辺装置に対するものなのか認識するには、IPアドレスと周辺装置の関係を理解している必要があり、直感的には理解できない。
本願発明は、前記課題に鑑み、インストール時に、周辺装置のIPアドレスを知らなくても希望する周辺装置との間の通信設定できる連動システム、ホスト機器、周辺装置、及び通信設定方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本実施形態に係る連動システムは、周辺装置とホスト機器がネットワークを介して接続される連動システムにおいて、前記周辺装置は、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを使用者により指定入力される入力手段と、前記入力手段により指定入力された際に、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、当該周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報をブロードキャスト送信する送信手段と、を備え、前記ホスト機器は、前記周辺装置から送信された前記連動対象通知情報を検知する検知手段と、前記検知手段により検知した前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に、前記周辺装置と通信接続するための接続情報を設定する通信設定手段と、を備えるものである。
前記目的を達成するために、本実施形態に係るホスト機器は、周辺装置にネットワークを介して接続されるホスト機器において、前記ネットワーク上にブロードキャスト送信された連動対象通知情報であって、ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、前記周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報の送信を検知する検知手段と、前記検知手段により検知した前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に、前記周辺装置と通信接続するための接続情報を設定する通信設定手段と、を備えるものである。
前記目的を達成するために、本実施形態に係る周辺装置は、ネットワークに接続された周辺装置おいて、前記ネットワークに接続されたホスト機器と連動して動作させるべく使用者により指定入力される入力手段と、前記入力手段により指定入力された際に、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、当該周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報をブロードキャスト送信する送信手段と、を備えるものである。
前記目的を達成するために、本実施形態に係る通信設定方法は、周辺装置にネットワークを介して接続されるホスト機器に、該周辺装置と通信接続するための接続情報を設定させる通信設定方法において、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す前記周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報を前記周辺装置からブロードキャスト送信させ、前記ホスト機器に、前記周辺装置からの前記連動対象通知情報の送信を検知させ、前記検知された前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に前記接続情報を設定させるものである。
本発明によれば、インストール時に、周辺装置のIPアドレスを知らなくても希望する周辺装置との間の通信設定できる連動システム、ホスト機器、周辺装置、及び通信設定方法を提供することができる。
本実施形態における周辺装置とコンピュータにより構成されるネットワークの構成図である。 コンピュータ10の主要な要素を示すブロック図である。 プリンター20の主要な要素を示すブロック図である。 プリンタードライバーをインストールする処理手順を説明するためのフローチャートである。 コンピュータ10の表示部15に表示されるタッチを要求する為のメッセージの一例である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態における周辺装置(以下プリンターと呼ぶ)とホスト機器(以下コンピュータと呼ぶ)により構成されるネットワークの構成図である。コンピュータ10とプリンター20が、ネットワークとしてLAN(Local Area Network)40により接続される。プリンター20として、複数のプリンター,例えば4台のプリンター20a〜20dがLAN上に接続されている。コンピュータ10は、いずれのプリンターも所定の設定を実行すれば利用可能となる。なお、LANは、無線LAN、有線LANのいずれでもかまわない。
図2は、コンピュータ10の主要な要素を示すブロック図である。コンピュータ10は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、操作入力部14、表示部15及びネットワークIF16を有する。CPU11、メモリ12、ハードディスク13、操作入力部14、表示部15及びネットワークIF16は、図示なき内部のバスラインで接続されている。
CPU11は、ハードディスク13から所定のプログラムを読み込み、そのプログラムに従ってコンピュータ10全体を制御する制御部である。メモリ12は、高速のRAMで構成され、演算用のワーキングエリアあるいはGUI用の画像や印刷データを一時的に記憶するバッファーメモリである。ハードディスク13は、プログラムやアプリケーションソフトあるいは各種データを記憶するものである。アプリケーションソフトには、プリンター制御ソフト(プリンタードライバー)や、プリンター制御ソフトをインストールするためのインストーラプログラム(セットアッププログラムとも呼ばれる、以下インストーラと称す)が含まれる。
プリンタードライバーは、プリンターを制御するプログラムである。プリンタードライバーはアプリケーション(API)設定部、印刷本実行部、印刷仮実行部、及びUI部等で構成され、API設定部に設定されたアプリケーションプログラムに従って、印刷データの作成を行う。また、印刷本実行部はAPI設定部で作成された印刷データをプリンター20に対応した中間コードに変換し、ネットワークIF16を介して、プリンター20に送信する。
操作入力部14は、キーボードやマウスに対してなされるユーザーから操作指示を受けて、その指示に応じた指令をCPU11に通知するものである。表示部15は、LCD等の表示手段を有し、各アプリケーションソフトに基づく画像、例えば印刷時のプレビュー画面やインストール時に入力指示操作に対応した設定画面を表示するものである。
ネットワークIF16は、コンピュータ10とそのネットワーク上に接続された機器間で、データやステータス情報の送受信を実行・管理するものである。ネットワークIF16は、プリンタードライバーにより作成された印刷データをLAN40を介してプリンター20に送信する。
また、CPU11は、SNMPマネージャ112とインストーラ114を機能部として有する。CPU11が、ハードディスク13から所定のプログラムを読み込み実行することで、SNMPマネージャ112とインストーラ114の機能が実現される。
SNMPマネージャ112とは、TCP/IPのネットワーク管理プロトコルであるSNMP(Simple Network Management)に準拠した管理マネージャである。SNMPとは、TCP/IPネットワークにおいて、ルータやコンピュータ、端末など、ネットワークに接続された通信機器をネットワーク経由で監視・制御するためのネットワーク管理プロトコルである。制御の対象となる機器はMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っており、管理を行う機器は対象機器のMIBに基づいて適切な設定を行う。
SNMPマネージャ112は、SNMPTRAPという監視手段を使って、障害、あるいはジョブの開始、終了など同一のLAN40に接続されたLAN40対応のプリンターの状態監視をLAN40を介して行う。SNMPトラップ (SNMPTRAP) とは、SNMPを使ったネットワーク管理で,管理対象となる端末から管理サーバーに届けられる状況通知用のレポートである。
図3は、プリンター20の主要な要素を示すブロック図である。プリンター20は、CPU21、メモリ22、ハードディスク23、操作入力部24、表示部25、ネットワークIF26及びICカード読み取り部27を有する。CPU21、メモリ22、ハードディスク23、操作入力部24、表示部25、ネットワークIF26及びICカード読み取り部27は、図示なき内部のバスラインで接続されている。
CPU21は、ハードディスク23から所定のプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに従って、プリンター20全体を制御するものである。また、CPU21は、コンピュータ10からLAN40を経由して送信された印刷データからビットマップ等の画像データを作成する。
メモリ22は、高速のRAMで構成され、画像データを作成するためのワーキングエリア、あるいはコンピュータ10から送信された印刷データを一時的に蓄積するメモリとして使用される。ハードディスク23は、プリンター20のシステムプログラムを記憶し、CPU21は、このプログラムに従って処理を実行する。
操作入力部24は、プリンター20に設けられたタッチパネルあるいはボタンやキーへの操作により、プリンター20に対するユーザーからの指示を受け付け、その内容をCPU21に通知するものである。指示内容としては、コンピュータ10への各種指示あるいは電源ON/OFFやリセット等である。指示内容には、後述するインストール時にユーザーがプリンターを指定することも含まれる。
表示部25は、例えばLCD単独あるいはタッチパネル付のLCDからなる表示手段を有し、操作入力部24に対応する操作画面や、プリンター20の状態(紙の残量等)、あるいは印刷中には印刷の進行状況を表示する。
ネットワークIF26は、LAN40を介してコンピュータ10とデータの送受信を行い、印刷データを受信したり、コンピュータ10に情報を送信する。
ICカード読み取り部27は、可搬型記憶媒体の1つであるICカードの情報を読み取り、読み取った情報をCPU21に通知するものである。ICカードの情報としては、例えば、使用するユーザーに関する識別情報である。ICカード読み取り部27は、プリンター20のボディ表面にカードリーダ部を備え、カードリーダに操作者によりICカードがタッチあるいはかざされた(以下タッチ等と略記)ことを検知して、ICカードの情報を読み取り、読み取った情報をCPU21に通知する。カードリーダの方式は、接触式でなく非接触式でもかまわない。なお、可搬型記憶媒体には、ICカード以外に、携帯電話機やUSBメモリが含まれる。そして、本発明においては、操作入力部24とICカード読み取り部27は、いずれもプリンタードライバーをコンピュータ10側にインストールする際に、利用対象プリンターであることを示す情報を上記コンピュータ10に通知送信するための操作入力手段なので、操作入力部24とICカード読み取り部27を、(連動対象)通知操作部とも呼ぶ。
プリンター20は、ネットワーク上でSNMPエージェントに相当する。プリンター20においては、SNMPトラップの通知情報として、障害通知、ジョブの開始/終了などが事前に登録される。CPU21は、登録されている通知情報に指定された状態が発生した時に、ネットワークIF26より状態通知情報としてSNMPトラップをネットワークに接続された機器に対してブロードキャストする。
そして、SNMPトラップの通知情報の1つとして、ICカード読み取り部27にICカードがタッチ等され、ICカードの情報が入力されたことが連動対象通知情報として含まれる。これにより、いずれかのプリンター20のICカード読み取り部27に、ユーザーによりICカードがタッチ等されると、このプリンター20からネットワークに対してSNMPトラップが出力される。
そして、CPU21は、送信されるSNMP TRAPパケット(連動対象通知情報)に、当該プリンター20を特定するエージェントアドレス情報を含める。コンピュータ10では、SNMPマネージャ112がSNMPトラップの情報を解析して、ICカードがタッチ等された機器情報(IPアドレス)を取得することができ、プリンター20を特定することができる。なお、SNMPマネージャ112は、SNMPトラップの解析からプリンター20で発生したイベントの情報(通知情報)を取得するので、情報取得部として機能する。
そして、インストーラ114は、インストール時の所定期間中にICカードがタッチされたプリンター20を監視する。インストーラ114は、ユーザーによりICカードがタッチ等されたプリンター20が検出されたら、そのプリンター20をドライバーの対象となる周辺装置として選択し、そのプリンター20に出力ポートを設定する。
なお、ICカードの情報は、特殊な情報である必要はなく、Mifare(MIkron FARE-collection SYSTEM)のUID(Unique Identification)やFeliCa(登録商標)のIDmなどカードを識別する為の固有ID番号の情報を利用すればよい。
また、プリンター20を特定するための入力としては、ICカードのタッチ等による入力には限られない。プリンター20の通知操作部(操作入力部24とICカード読み取り部27)に対して利用対象プリンターであることを示す情報をコンピュータ10に通知送信するための予め定められた特定の操作(連動対象通知操作)入力がなされればよいので、ICカードに限らず、オペレーションパネル上のボタン、バーコードリーダー、タッチパネル等、つまり、操作入力部24への特定の入力であればよい。例えば、プリンターのタッチパネル上で特定のアイコンがタッチされた場合に、インストーラ114は、そのプリンターを出力ポートに設定するようにしておいてもよい。
つまり、コンピュータ10で、プリンター20で何らか特定の入力(連動対象通知操作)がされたことのイベント情報(連動対象通知情報)を受けた場合に、そのプリンター20をドライバーの対象とすることに予めしておけば、ICカードを使用しなくても、ネットワーク上で、プリンター20を特定することは可能だからである。コンピュータ10のSNMPマネージャ112が、予め定めた特定のイベント(連動対象通知操作)の情報に関するSNMPトラップが受信されるのを待っていればよいからである。
なお、プリンター20を選択するICカードを、特定のICカードに制限するようにしてもよい。つまり、検出されたICカードの識別番号を参照して、タッチされたICカードが、インストール作業している特定の者に一致する場合にのみ、インストーラ114は、そのICカードのタッチ等操作をインストール用のプリンターの指定であると、認めるようにしてもよい。インストール処理している期間に、他の者が別なプリンター20にICカードでアクセスする可能性もあるからである。
次に、プリンタードライバーのインストール時の処理を説明する。図4は、プリンタードライバーをインストールする処理手順を説明するためのフローチャートである。ユーザーの操作指示により、コンピュータ10は、ハードディスク13からインストーラプログラム(インストーラ)を読みだして、インストーラを起動する(ステップS10)。CPU11がインストーラ114として機能する。ハードディスク13内に、或いは、コンピュータ10の利用者が所有するセットアップ用の記憶メディア等に、予め利用可能なプリンタードライバーが用意されておりこれを利用する。もし、用意されているプリンタードライバーと利用したいプリンターとがマッチしない場合には、インターネット上から、適切なプリンタードライバーをダウンロードしてコンピュータにインストールすることによって、対応させることも出来る。
インストーラ114は、上記予め用意されているプリンタードライバーのサポートするプリンターモデルを検索する(ステップS12)。即ち、インストーラ114は、ネットワークIF16に接続されている機器を検索し、SNMPやテルネット(TELNET)、ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル(HTTP)などのプロトコルを用いて、LAN40に接続されているプリンター20の機種を特定する。また、コンピュータ10は、検索されて候補となるプリンター20のリストをコンピュータ10の表示部15に表示する。
コンピュータ10は、ユーザーにICカードのタッチを要求する為のメッセージを表示する(ステップS14)。図5は、コンピュータ10の表示部15に表示されるタッチを要求する為のメッセージの一例である。コンピュータ10は、ユーザーへプリンタードライバーの出力ポートを決定する為に、ICカード読み取り部27を備えるプリンター20へICカードをタッチするよう要求するメッセージ(図5)をコンピュータ10の表示部15に表示する。次の操作内容を指示することで、初心者でも迷うことがなくなる。コンピュータ10のSNMPマネージャ112は、ステップS14のメッセージの表示後、インストーラ114にて導入を行おうとしているプリンタードライバーの対応機種(SNMPエージェント)に対して、SNMPによる監視を開始する。
コンピュータ10は、ICカードのタッチ操作を検出したかを判断する(ステップS16)。ユーザーは、図4のメッセージに従い、希望するプリンター20の前に行き、そのプリンター20のICカード読み取り部27に自分のICカードをタッチする(連動対象通知操作を行う)。ICカード読み取り部27にユーザーによりICカードがタッチされたプリンター20は、ネットワークIF26を通じて、ICカードがタッチ(連動対象通知操作)されたというイベントを示すSNMPトラップをネットワークであるLAN40に送信する。SNMPトラップはLAN40に接続された各機器にブロードキャストされる。
SNMPマネージャ112は、ネットワークIF16にて、送信されたSNMPトラップを受信する。SNMPマネージャ112は、SNMPトラップのパケットの内容を解析する。SNMPマネージャ112は、ICカードのタッチ操作(連動対象通知操作)がなされたというイベントをSNMPトラップの内容に検出すると、ICカードのタッチ操作が検出されたと判断し(ステップS16YES)、ステップS18に進む。なお、ここで、使用されたICカードの識別番号を確認して、自分のICカードの識別番号と一致する場合にのみ、ステップS18に進むようにしてもよい。
なお、コンピュータ10は、ICカードのタッチ操作を検出されるまで(ステップS16NO)、ステップS16で一定期間待機するが、一定期間過ぎたら、エラーとして所定のエラー処理を実行するようにしてもよい。
SNMPマネージャ112は、受信したSNMPトラップのパケットを解析して、送信元であるICカードのタッチ操作(連動対象通知操作)がなされたプリンターのIPアドレスを特定する(ステップS18)。
インストーラ114は、解析された送信元のIPアドレスを特定する。そして、インストーラ114は、プリンタードライバーの出力ポートをそのIPアドレスに設定する(ステップS20)。その後、所定の処理を行って、インストーラ114は、プリンタードライバーのインストールを完了する(ステップS22)。プリンタードライバーのインストールが完了した後、コンピュータ10は、インストーラ114を終了させる(ステップS24)。
以上により、LAN上に複数の同一機種プリンターが接続されているような環境のコンピュータに対して、プリンタードライバーをインストールする際、同一機種プリンターの個体を識別するIPアドレスのような情報をユーザーが関知する必要がなくなる。そして、ネットワーク管理者以外のユーザーでも、所望のプリンターに対するプリンタードライバーのインストールを直感的に行うことができる。また、SNMPトラップという既存の情報を利用するので、新たなプロトコルの開発も不要である。そして、SNMPトラップのパケットにIPアドレスを含めるので、解析も容易である。また、ICカードのタッチを入力にすることで、操作も覚えやすい。
なお、プリンター20は、印刷機能のみを備えた機器に限るものではなく、ファクシミリ装置やファクシミリ通信機能、コピー機能、ファクシミリ通信機能、データ通信機能、無線通信機能等の各種機能を備えた複合装置(MFP)等であってもよい。
また、使用するプリンターを指定するために使用するICカードは、予めユーザーの認証されたカードであるのが望ましいが、これに限るものではなく、任意のICカードがタッチされた場合でもよい。また、ICカード以外でも、通知操作部へ事前に登録された特定の入力であればよく、ICカードが搭載されていないプリンターにも適用可能である。
また、ICカードは、ユーザの認証にも利用されるので、操作入力部の特定のキー入力と組み合わせてICカードを翳す操作を連動対象通知操作と定義しても良い。更に、ICカードを利用するのではなく、連動対象通知操作のための専用のキーを設ける方式であっても良い。
また、SNMPマネージャ112やインストーラ114の機能は、プログラムを読み込んだCPU11により実行される機能であるので、そのプログラムもSNMPマネージャ112やインストーラ114機能を構成するものである。さらに、SNMPマネージャ112やインストーラ114の機能は、CPU11によるソフトウェア機能に限定されるものではなく、一部あるいは全部をハードウェアで実現してもよい。
更に、上記実施形態の説明では、ホストコンピュータとプリンターとの関係でドライバーをインストールする手順を示したが、特にプリンターに限定されるものではなく、MFP(複合機)、ファクシミリ装置、通信機器、投影装置、映像装置など、ドライバーを上位装置にインストールして利用する従動の周辺装置とからなるシステム機器において、本発明の方式が適用出来るものである。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
本発明はいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下、本件特許出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
付記1
周辺装置とホスト機器がネットワークを介して接続される連動システムにおいて、
上記周辺装置は、
上記ホスト機器と連動して動作する周辺機器であることを示す連動対象通知情報を発信させる通知操作部と、
該通知操作部の操作に応じて、上記連動対象通知情報を上記ネットワーク上に発信する発信部と、
を備え、
上記ホスト機器は、
上記連動対象通知情報が上記ネットワーク上に発信されるのを監視待機する監視部と、
上記監視部が上記連動対象通知情報を検知すると該連動対象通知情報を取得する取得部と、
取得した上記連動対象通知情報に含まれる上記連動対象通知情報を発信した上記周辺機器を特定する情報に基づいて上記発信した周辺機器へ上記ホスト機器が情報出力する出力ポートを設定するインストーラと、
を備えることを特徴とする連動システム。
付記2
上記取得部は、
上記ネットワークに接続された周辺装置の状態監視をSNMPトラップに基づき行うSNMPマネージャを有し、
SNMPエージェントである上記周辺装置は、上記連動対象通知情報を上記SNMPトラップとして出力し、
上記SNMPマネージャは、いずれの周辺装置において連動対象通知情報の発信がなされたか上記SNMPトラップにより識別する
ことを特徴とする付記1に記載の連動システム。
付記3
上記周辺装置は、上記SNMPトラップのパケットに当該周辺装置のIPアドレスを含める
ことを特徴とする付記2に記載の連動システム。
付記4
上記インストーラは、上記SNMPトラップのパケットに含まれるエージェントアドレス情報から当該アドレスに対して、上記SNMPで機器情報を取得する。
ことを特徴とする付記2に記載の連動システム。
付記5
上記周辺装置は、上記通知操作部として可搬型記録媒体の情報を読み取る読取り部を備え、
上記読取り部による可搬型記録媒体の情報の読取りに応じて上記連動対象通知情報の発信を行う
ことを特徴とする付記1に記載の連動システム。
付記6
上記ホスト機器は、表示部を備え、
上記ホスト機器は、インストールを希望する周辺装置における連動対象通知情報の発信操作を要求するメッセージを上記表示部に表示する
ことを特徴とする付記1に記載の連動システム。
付記7
前記連動対象通知情報は上記ネットワーク上にブロードキャスト送信されることを特徴とする付記1、2、5及び6のいずれか1つに記載の連動システム。
付記8
周辺装置にネットワークを介して接続され、当該周辺装置にデータを出力するホスト機器において、
上記ホスト機器は、
上記ホスト機器と連動して動作する周辺機器であることを示す連動対象通知情報が上記周辺装置から上記ネットワーク上に発信されるのを監視待機する監視部と、
上記監視部が上記連動対象通知情報を検知すると該連動対象通知情報を取得する取得部と、
取得した上記連動対象通知情報に含まれ上記連動対象通知情報を発信した上記周辺機器を特定する情報に基づいて、上記発信した周辺機器へ上記ホスト機器が情報出力する出力ポートを設定するインストーラと、
を備えることを特徴とするホスト機器。
付記9
上記取得部は、ネットワークに接続された周辺装置の状態監視をSNMPトラップに基づき行うSNMPマネージャを有し、
上記SNMPマネージャは、SNMPエージェントである上記周辺装置から出力される上記連動対象通知情報が含まれる上記SNMPトラップにより、いずれの周辺装置において連動対象通知情報の発信がなされたか識別する
ことを特徴とする付記8に記載のホスト機器。
付記10
周辺装置にネットワークを介して接続され、当該周辺装置にデータを出力するホスト機器に当該周辺装置を制御するドライバーをインストールするインストール方法において、
上記ホスト機器と連動して動作する周辺機器であることを示す連動対象通知情報を上記周辺装置から上記ネットワーク上に発信させ、
上記ホスト機器に、
上記連動対象通知情報が上記ネットワーク上に発信されるのを監視待機させ、
上記監視部が上記連動対象通知情報を検知すると該連動対象通知情報を取得させ、
取得した上記連動対象通知情報に含まれる上記連動対象通知情報を発信した上記周辺機器を特定する情報に基づいて上記発信した周辺機器へ上記ホスト機器がデータ出力する出力ポートをインストールさせることを特徴とするインストール方法。
10 コンピュータ
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
14 操作入力部
15 表示部
16 ネットワークIF
20 プリンター
21 CPU
22 メモリ
23 ハードディスク
24 操作入力部
25 表示部
26 ネットワークIF
27 ICカード読み取り部
40 LAN
112 SNMPマネージャ
114 インストーラ

Claims (6)

  1. 周辺装置とホスト機器がネットワークを介して接続される連動システムにおいて、
    前記周辺装置は、
    前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを使用者により指定入力される入力手段と、
    前記入力手段により指定入力された際に、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、当該周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報をブロードキャスト送信する送信手段と、を備え、
    前記ホスト機器は、
    前記周辺装置から送信された前記連動対象通知情報を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に、前記周辺装置と通信接続するための接続情報を設定する通信設定手段と、を備える、
    ことを特徴とする連動システム。
  2. 前記ホスト機器は、前記ネットワークに接続された機器の状態監視をSNMPトラップに基づき行うSNMPマネージャを有し、
    前記周辺装置は、SNMPエージェントであって、前記連動対象通知情報を前記SNMPトラップに含めて送信し、
    前記SNMPマネージャは、前記連動対象通知情報を送信した周辺装置を前記SNMPトラップに基づいて識別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の連動システム。
  3. 前記ホスト機器は、更に、前記ネットワークに接続されたいづれの機器と連動して動作させるのかを指定するように報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の連動システム。
  4. 周辺装置にネットワークを介して接続されるホスト機器において、
    前記ネットワーク上にブロードキャスト送信された連動対象通知情報であって、ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、前記周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報の送信を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に、前記周辺装置と通信接続するための接続情報を設定する通信設定手段と、を備える、
    ことを特徴とするホスト機器。
  5. ネットワークに接続された周辺装置おいて、
    前記ネットワークに接続されたホスト機器と連動して動作させるべく使用者により指定入力される入力手段と、
    前記入力手段により指定入力された際に、前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す、当該周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報をブロードキャスト送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする周辺装置。
  6. 周辺装置にネットワークを介して接続されるホスト機器に、該周辺装置と通信接続するための接続情報を設定させる通信設定方法において、
    前記ホスト機器と連動して動作する機器であることを示す前記周辺装置のネットワークアドレスを含む連動対象通知情報を前記周辺装置からブロードキャスト送信させ、
    前記ホスト機器に、
    前記周辺装置からの前記連動対象通知情報の送信を検知させ、
    前記検知された前記連動対象通知情報に基づいて前記周辺装置との連動が可能であると認識される場合に前記接続情報を設定させる、
    ことを特徴とする通信設定方法。
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