JP5970979B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、道路区間を学習するナビゲーション装置に関する。
従来、経路案内やPOI等の案内量の適切化を図るために、ユーザが認知している道路を学習する技術が開示されている。例えば、特許文献1ではユーザが認知している道路として、ユーザが実際に走行した道路区間を学習するようにしている。
また、その他に道路区間を学習する方法として、例えば、特許文献2に開示された技術では、ユーザが実際に走行した道路だけでなく、その道路を含む地図の区画単位(メッシュ領域)を学習対象として学習するようにしている。
特開平11−201770号公報 特開2003−254771号公報
しかしながら、従来技術による学習方法では、次のような点で不十分と言わざるを得ない。
例えば特許文献1に記載された技術では、走行した道路区間のみを学習するのであるが、それ以外の道路区間については学習対象外となるため、学習する道路範囲が狭くなってしまう。
また特許文献2に記載された技術のように、メッシュ領域に含まれる道路区間をも学習するようにしたのであれば、実際にユーザが認知していない(認知できないような)全く未知の道路が含まれてしまう虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが実際走行した道路区間だけではなく、ユーザが認知している又は認知できる蓋然性の高い道路区間をも学習することが可能なナビゲーションシステムを提供することにある。
上記目的を達成するためになされたナビゲーション装置は、移動道路特定手段(10a)と、連続性判断手段(10b)と、延長道路設定手段(10c)とを備えている。
このとき、移動道路特定手段が、車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する。連続性判断手段は、移動道路特定手段にて特定された移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する。そして、延長道路設定手段によって、連続性判断手段にて連続性が有ると判断された道路が延長道路として設定される。
つまり、本発明では、実際に走行した移動道路との連続性の有無を判断して延長道路を設定するのである。これにより、ユーザが実際走行した道路区間だけではなく、ユーザが認知している又は認知できる蓋然性の高い道路区間をも学習することができる。
ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 移動履歴記憶処理を示すフローチャートである。 移動履歴情報を示す説明図である。 第1実施形態の延長道路設定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の延長道路設定処理を具体的に示す説明図である。 案内量の適正化を図る領域の区分を示す説明図である。 第2実施形態の延長道路設定処理の前半部分を示すフローチャートである。 第2実施形態の延長道路設定処理の後半部分を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すナビゲーション装置は、車両に搭載され、制御装置10を中心に構成されている。制御装置10は、いわゆるコンピュータシステムとして構成され、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスラインを有している。
制御装置10には、地磁気センサ11、ジャイロスコープ12、距離センサ13、GPS受信機14、地図データ入力部15、操作スイッチ群16、速度センサ17、Gセンサ18、外部メモリ19、表示装置20、音声コントローラ21、リモコンセンサ22、カメラ23、及び、スキャナ24が接続されている。
地磁気センサ11は、地磁気によって車両の方位を検出する構成である。また、ジャイロスコープ12は、車両に加えられる回転運動の角速度に応じた検出信号を出力する。さらにまた、距離センサ13は、車両の走行距離を出力する。また、GPS受信機14は、GPS(Global Positioning System )用の人工衛星からの送信信号を受信し、車両の位置座標や高度を検出する。かかる構成により、制御装置10は、車両の現在地、方位、速度などを算出可能となっている。なお、GPS受信機14からの出力信号に基づいて現在位置を求める方式は、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
また、地図データ入力部15は、制御装置10へ地図データを入力するための構成である。地図データは、DVD−ROM15aに記憶されており、地図データ入力部15を介して制御装置10へ入力される。もちろん、DVD−ROM15a以外に、HDDやCD−ROMなどを用いてもよい。地図データには、道路データ、描画データ、マップマッチング用データ、経路案内用データなどが含まれる。
操作スイッチ群16は、ユーザからの各種指示を入力するための構成であり、物理的な押しボタンスイッチなどとして具現化される。あるいは、表示装置20と一体に構成されたタッチパネルとして具現化してもよい。
速度センサ17は、車両の速度を検出するための構成である。また、Gセンサ18は、車両の加速度を検出するための構成である。外部メモリ19は、例えばHDDなどとして具現化される。本実施形態では、この外部メモリ19に、移動履歴が記憶される。
表示装置20は、地図や各種情報の表示を行うための構成である。具体的には、液晶などのディスプレイ装置を用いて構成されている。表示装置20は、地図画像の表示をはじめ、案内経路の表示、車両の現在地の表示、その他の案内情報等の表示に用いられる。
音声コントローラ21は音声をコントロールするための構成であり、案内音声を出力するスピーカ26が接続されている。これにより、表示装置20と共にユーザへの情報提供が行われる。また、音声認識装置27が接続されており、マイク28を介して入力され音声認識装置27にて音声認識された音声信号が入力される。これにより、ユーザからの各種指示が音声によって入力可能となっている。
リモコンセンサ22は、リモートコントロール端末(リモコン)29からの信号を受信し、制御装置10へ当該信号を送出する。これにより、ユーザからの各種指示が遠隔操作によって入力可能となっている。
カメラ23は、CCDカメラなどで構成され、車両の周辺映像を取得するための構成である。また、スキャナ24は、車両周辺をスキャンするための構成である。さらにまた、送受信機25は、外部のセンタ30とデータ通信を行うための構成である。
外部メモリ19に移動履歴が記憶されることは上述した。そこで、移動履歴記憶処理を、図2のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、車両の走行中に繰り返し実行されるものである。
最初のS100では、車両の現在位置を取得する。この処理は、図1の地磁気センサ11、ジャイロスコープ12、距離センサ13、及び、GPS受信機14などを用いて、車両の現在位置を取得するものである。
続くS110では、現在位置のリンクを特定する。この処理は、S100にて取得された現在位置に対応するリンクIDを特定するものである。なお、単にリンク取得やリンク特定という場合は、リンクIDでの取得や特定を意味する。以下でも同様である。
次のS120では、移動履歴があるか否かを判断する。この処理は、外部メモリ19に記憶される移動履歴情報に基づくものであり、一度走行したことのあるリンクについては移動履歴情報として「1:実績あり」が記憶される。移動履歴情報として「1:実績あり」が記憶されている場合、ここで肯定判断される。ここで移動履歴があると判断された場合(S120:YES)、以降の処理を実行せず、移動履歴記憶処理を終了する。一方、移動実績がないと判断された場合(S120:NO)、S130へ移行する。
S130では、移動履歴情報を記憶する。この処理は、S110にて取得されるリンクに対し、移動履歴情報としての「1:実績あり」を記憶するものである。
続くS140では、リンクを記憶する。この処理は、S130にて移動履歴情報としての「1:実績あり」を新たに記憶したリンクを記憶するものであり、新たに走行したリンクが記憶されることになる。
このような移動履歴記憶処理により、図3に示すような移動履歴情報がリンクに対応して記憶される。実際に走行したリンクL1,L2,L3には「1:実績あり」が記憶され、まだ走行したことのないリンクLnは、「0:実績なし」となっている。また、「1:実績あり」とされたリンクに関連するリンクLmは、「2:延長道路」とされる。
そこで次に、延長道路設定処理を、図4のフローチャートに基づいて説明する。この延長道路設定処理は、イグニッション(IG)スイッチがオンとなったタイミングで実行される。もちろん、処理実行タイミングは、これに限定されない。
最初のS200では、リンクを取得する。この処理は、図2中のS140にて記憶された複数のリンクのうちの一つを取得するものである。
続くS210では、リンク端点に接続するリンクを取得する。この処理は、S200にて取得したリンクを基に、このリンクの端点に接続するリンクの一つを取得するものである。
次のS220では、接続点での案内が必要か否かを判断する。この処理は、基になるリンクとS210にて取得したリンクとの接続点で案内が必要であるか否かを判断するものである。一般的に、2つのリンクが道なりになっている場合は案内不要とされて、否定判断がなされる。ただし、分岐数が多い交差点など、変則的な交差点であって専用の案内データを有する交差点(以下「難交差点」という)については、道なりであっても案内必要とされて、肯定判断がなされる。ここで案内必要と判断された場合(S220:YES)、S270へ移行する。一方、案内不要と判断された場合(S220:NO)、S230へ移行する。
S230では、道路名称を取得する。この処理は、S200にて取得したリンクとS210にて取得したリンクの道路名称を取得するものである。
続くS240では、道路名称が一致するか否かを判断する。例えば日本国内の道路で言えば、「国道」、「県道」などの道路種別と「1号」、「10号」などの番号との両方が一致するか否かを判断するという具合である。ここで道路名称が一致していると判断された場合(S240:YES)、S250にて延長道路を設定し、S260にて当該延長道路のリンク端点に接続するリンクを取得して、その後、S220からの処理を繰り返す。S250の処理により、該当するリンクに対応して移動履歴情報としての「2:延長道路」が記憶されることになる。一方、道路名称が一致していないと判断された場合(S240:NO)、S270へ移行する。なお、道路名称が存在しない場合は一致とみなすこととする。
S270では、他の接続リンクがあるか否かを判断する。この処理は、S200にて取得したリンクに接続する他のリンクがあるか否かを判断するものである。ここで他の接続リンクがあると判断された場合(S270:YES)、S210からの処理を繰り返す。これにより、S200にて取得されたリンクに接続する別のリンクが取得される。一方、他の接続リンクがないと判断された場合(S270:NO)、S280へ移行する。
S280では、未処理のリンクがあるか否かを判断する。この処理は、図2中のS140で記憶されたリンクの中に未処理のリンクがあるか否かを判断するものである。ここで未処理のリンクがあると判断された場合(S280:YES)、S200からの処理を繰り返す。一方、未処理のリンクがないと判断された場合(S280:NO)、延長道路設定処理を終了する。
ここで延長道路設定処理について、具体的な説明を加える。
図5(a)に実線で示すように、実際に走行したリンクをリンクL1,L2,L3とする。このとき、リンクL1,L2,L3に対し移動履歴情報「1:実績あり」が記憶される(図2中のS130)。また、リンクL1,L2,L3が新たに走行したリンクとして記憶される(S140)。
延長道路設定処理では、接続点で案内が必要か否かを判断し(図4中のS220)、案内が不要と判断された場合(S220:NO)、例えば道なりである場合に、道路名称を取得し(S230)道路名称が一致している場合に(S240:YES)、延長道路を設定する(S250)。そして延長道路に接続するリンクについて同様の処理を行う(S260)。したがって、図5(a)では、破線で示すように、リンクL1に道なりであって道路名称が一致することを条件に、延長道路E11,E12,E13,・・・が設定される。また、リンクL2に道なりであって道路名称が一致することを条件に、延長道路E21,E22,・・・が設定される。さらにまた、リンクL3に道なりであって道路名称が一致することを条件に、延長道路E31,E32,E33,・・・が設定される。
具体的には、図5(b)に示すように、移動実績のあるリンクL4が取得され(図4中のS200)、リンク端点T4に接続するリンクL5,L6,L7のいずれかが取得される(S210)。リンクL6,L7のいずれかが取得された場合、道なりでないため案内が必要と判断されて(S220:YES)、別のリンクが新たに取得される。リンクL5が取得された場合、道なりであるため案内不要と判断されて(S220:NO)、リンクL5の道路名称が取得され(S230)、道路名称がリンクL4と一致している場合(S240:YES)、破線で示すようにリンクL5が延長道路として設定される(S250)。このときは、さらに延長道路とされたリンクL5の端点T5に接続するリンクL8,L9,L10のいずれかが取得され(S260)、同様の処理が行われる。
ここでリンクL8が延長道路として設定された場合、リンクL8の端点T8に接続するリンクL11,L12,L13,L14,L15,L16の何れかが取得される(S260)。ここでいずれのリンクL11〜L16についても案内が必要であると判断された場合(S220:YES)、又は、案内が不要であっても道路名称が一致していないと判断された場合(S240:NO)、リンクL4を基にした延長道路の設定を終了する。
なお、案内が必要であると判断される場合には、道なりであっても難交差点であるために専用の案内データを当該交差点が有している場合が含まれる。例えば図5(b)に示すようにリンクL11がリンクL8と道なりに接続していても、端点T8に接続するリンクが多数あり(L11〜L16)、道なり道路の判断に迷いが発生する可能性が懸念される場合に、端点T8に専用の案内データが準備されている場合がこれに該当する。
次に、延長道路が設定された後の案内量の適正化を説明する。
例えば、図6に示すように、実際に走行したリンク(実線で示したリンク)では、通常時の案内を中止し、延長道路のリンク(破線で示したリンク)では、通常時の案内を間引きするようにして案内量を減少させることが考えられる。具体的には、「500m先、○○交差点を△△方面右方向です」という通常時の音声案内がある場合、延長道路のリンクでは、「500m先、右方向です」という具合に案内量を減少させる。なお、実際に走行したリンクと延長道路のリンクとで同一の処理を行うようにしてもよい。いずれのリンクでも案内を中止してもよいし、いずれのリンクでも案内量を減少させるようにしてもよい。このようにすれば、認知しているリンク、あるいは、認知できる蓋然性が高いリンクについて、通常時と同様の案内が行われることによる煩わしさを軽減することができる。
また例えば、延長道路を含めた移動履歴情報から検索アルゴリズム等を工夫することが考えられる。
図6に示すように、実際に走行したリンク(実線で示したリンク)に沿った領域を領域Aとし、延長道路のリンク(破線で示したリンク)に沿った領域を領域Bとする。また、領域Aで囲まれた閉領域を領域A’とし、領域Bで囲まれた又は領域Bと領域Aとで囲まれた閉領域を領域B’とする。さらにまた、それ以外の領域を領域Cとする。
このような領域A,A’,B,B’,Cで、絞り込みやソートの条件といった検索アルゴリズムを切り換えることが考えられる。また、提供する情報を切り換えることが考えられる。
具体的には、レストランを検索する場合、領域Aでは、ほとんどの店舗についてユーザが既に認知している可能性が高い。そのため、新規性、期間限定性などを重視した情報提供を行うことが考えられる。例えば、新しくできた店舗の情報、リニューアルされた店舗の情報、過去に行ったことがある店舗の本日のメニューや季節メニュー、割引クーポンなどの情報を検索して提供するという具合である。
領域A’及び領域Bは、領域Aと比較して、店舗の認知可能性は低い。ただし、領域Cと比較して土地勘がありアクセスが容易であるという点から、将来的に領域Aへの昇格(ユーザーの行動範囲の拡大)が期待できる領域である。そのため、再利用性の高い情報を重視した情報提供を行うことが考えられる。例えば、新たなお気に入りの店舗となる可能性が高いユーザの嗜好に合う店舗と店舗ごとの人気メニュー等の情報を検索し提供するという具合である。
領域B’、領域Cでは、ほとんどの店舗について認知している可能性は低い。また、領域A’、領域Bのような再利用性の期待値も低い。そのため、希少性を考慮した旅先や非日常ならではの情報を重視して情報提供を行うことが考えられる。例えば、ユーザの嗜好よりも、名物や有名店、人気店の情報を検索して提供するという具合である。また例えば、旅先であるということから、普段より価格設定が少し高めの店を検索対象としてもよい。また、希少性とは逆に、知らない場所でよくわからないといった不安の軽減を考慮した日常性の情報を重視して情報提供を行うことが考えられる。例えば、普段良く行く店舗の系列店などの情報を検索して提供するという具合である。
次に、本実施形態のナビゲーション装置が発揮する効果を説明する。
本実施形態では、制御装置10が、移動道路特定手段10aと、連続性判断手段10bと、延長道路設定手段10cとを備えている。
このとき、移動道路特定手段10aが、車両の現在位置を取得することで(図2中のS100)実際に車両が走行した移動道路を特定する(S110)。連続性判断手段10bは、移動道路特定手段10aにて特定された移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する(図4中のS220,S240)。そして、延長道路設定手段10cによって、連続性判断手段10bにて連続性が有ると判断された道路が延長道路として設定される(S250)。
つまり、ここでは、実際に走行した移動道路との連続性の有無を判断して延長道路を設定するのである。これにより、ユーザが実際走行した道路区間だけではなく、ユーザが認知している又は認知できる蓋然性の高い道路区間をも学習することができる。
また、本実施形態では、延長道路を設定した後(図4中のS250)、当該延長道路のリンク端点に接続するリンクを取得して(S260)、同様に連続性の有無を判断し(S220,S240)、さらなる延長道路を設定する(S250)。すなわち、連続性判断手段10bは、移動道路とは反対側の延長道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断し、延長道路設定手段10cは、連続性判断手段10bにて連続性が有ると判断された道路を、さらなる延長道路として設定する。これにより、延長道路に接続する道路が延長道路として設定されることになり、ユーザが認知している蓋然性の高い道路区間を学習することができる。なお、S260において、延長道路のリンク端点に接続するリンクを取得する回数を制限してもよい。リンクを取得する回数は、1回でも良いし、1以上の回数であっても良い。また、リンクを取得する回数を、移動道路(或いは延長道路)の道路種別、道路幅、車線数に応じて設定するようにしてもよい。例えば、道路幅の場合は、道路幅が大きいほど回数を大きく設定したり、車線数の場合には、車線数が多いほど回数を大きくしたりすると良い。
このとき、連続性の有無は、リンクの接続点で案内が必要か否かで判断され(図4中のS220)、案内が不要である場合に(S220:NO)連続性が有るものとされる。すなわち、連続性判断手段10bは、端点における案内が不要である場合に、連続性が有ると判断する。これにより、基本的に道なりとなっている道路が延長道路とされるため、適切な延長道路を設定することができる。
また、連続性の有無は、道路名称が一致しているか否かで判断され(図4中のS240)、道路名称が一致している場合に(S240:YES)連続性が有るものとされる。すなわち、連続性判断手段10bは、端点において接続される両道路の名称が少なくとも部分的に一致している場合に、連続性があると判断する。これにより、道路名称が同一の道路が延長道路とされるため、適切な延長道路を設定することができる。
さらにまた、本実施形態では、実際に走行したリンクを「1:実績あり」として、延長道路のリンクを「2:延長道路」として記憶する(図3参照)。すなわち、延長道路設定手段10cは、延長道路を移動道路と区別可能に設定する。これにより、移動道路と延長道路とで案内量を変更することができる。
なお、本第1実施形態では、図4中のS220にて、案内が不要である場合に(S220:NO)連続性が有るものとされ、更に、道路名称が一致している場合に(S240:YES)連続性が有るとしたものを延長道路として設定するようにしたが、S220の処理を省略し、S220の処理の代わりに、S230とS240の処理を行っても良い。この場合には、道路名称が一致している場合には、S250に進み、延長道路を設定するようにし、道路名称が一致しない場合には、S270に進むようにすると良い。
[第2実施形態]
第2実施形態では、上記実施形態の延長道路設定処理が異なっている。そこで、延長道路設定処理について、図7及び図8に基づき説明する。この延長道路設定処理は、上記実施形態と同様、IGスイッチがオンとなったタイミングで実行される。もちろん、処理実行タイミングは、これに限定されない。なお、上記実施形態の延長道路設定処理に追加されるステップがあるため、それらのステップを中心に説明する。
最初のS200でリンクを取得した後、続くS300にて、道路種別、道路幅、車線数を取得する。この処理は、S200にて取得したリンクの道路規模に関する情報を取得するものである。
次のS310では、S300にて取得した道路種別、道路幅、及び、車線数に基づいて、最大接続数Nを決定する。また、ここでは、変数nを初期化して「1」とする。最大接続数Nは、基になるリンクから、接続点で案内が必要であると判断された場合に、どこまで延長道路を設定するかを示すものである。
S400では、道路名称を取得する。この処理は、図4中のS230と同様のものである。
続くS410では、道路名称が一致するか否かを判断する。この処理は、図4中のS240と同様のものである。ここで道路名称が一致していると判断された場合(S410:YES)、S420へ移行する。一方、道路名称が一致していないと判断された場合(S410:NO)、図8中のS470へ移行する。なお、道路名称が存在しない場合は一致とみなすこととする。
S420では、接続点で案内が必要か否かを判断する。この処理は、図4中のS220と同様のものである。ここで案内必要と判断された場合(S420:YES)、図8中のS430へ移行する。一方、案内不要と判断された場合(S420:NO)、図8中のS450へ移行する。
S430では、変数nをインクリメントする。続くS440では、変数nが最大接続数Nよりも大きいか否かを判断する。ここでn>Nである場合(S440:YES)、S470へ移行する。一方、n≦Nである場合(S440:NO)、S450へ移行する。
S450では、延長道路を設定し、S460にて当該延長道路のリンク端点に接続するリンクを取得して、その後、S400からの処理を繰り返す。S450及びS460の処理は、図4中のS250及びS260と同様のものである。
S470では、図4中のS270と同様、他の接続リンクがあるか否かを判断する。この処理は、S200にて取得したリンクに接続する他のリンクがあるか否かを判断するものである。ここで他の接続リンクがあると判断された場合(S470:YES)、図7中のS210からの処理を繰り返す。一方、他の接続リンクがないと判断された場合(S470:NO)、S480へ移行する。
S480では、図4中のS280と同様、未処理のリンクがあるか否かを判断する。この処理は、ここで未処理のリンクがあると判断された場合(S480:YES)、図7中のS200からの処理を繰り返す。一方、未処理のリンクがないと判断された場合(S480:NO)、延長道路設定処理を終了する。
この延長道路設定処理は、道路名称は一致しているが接続点で案内が必要と判断された場合に(図7中のS410:YES,S420:YES)、最大接続数Nを越えないうちは(図8中のS440:NO)、当該リンクを延長道路として設定しようとするものである(S450)。このとき、最大接続数Nは、基になるリンクの道路種別、道路幅、車線数によって決定される(S300,S310)。
次に、本実施形態のナビゲーション装置が発揮する効果を説明する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
特に本実施形態では、最大接続数Nを決定し(図7中のS310)、最大接続数Nを越えないうちは(図8中のS440:NO)、案内が必要な場合であっても、延長道路を設定する(S450)。すなわち、延長道路設定手段10cは、連続性判断手段10bの判断と共に最大接続数を用いて、さらなる延長道路を設定する。つまり、例えば道なりでない道路であっても、すなわち、右左折などが必要な道路であっても、認知できる蓋然性が高い道路が延長道路として設定されるのである。これにより、適切な延長道路の設定が実現される。
ここで最大接続数Nは、移動道路の道路種別、道路幅、及び、車線数に基づいて設定される(図7中のS300,S310)。すなわち、延長道路設定手段10cは、移動道路の規模に応じて、最大接続数を設定する。これにより、最大接続数が適切に決定されるため、適切な範囲で延長道路が設定される。
[他の実施形態]
(イ)上記実施形態では、図2に示した移動履歴記憶処理において、S100にて取得された現在位置に対応するリンクを特定していた(S110)。これに対し、反対車線が別のリンクとなっている二条線に対応させるよう、現在位置に対応するリンクと共に、反対車線に対応するリンクを特定するようにしてもよい。すなわち、移動道路特定手段10aは、移動道路が二条線の一方である場合、他方の道路も移動道路として特定するようにしてもよい。このようにすれば、地図データ中の二条線に関しても、同様に延長道路を設定することができる。
(ロ)上記実施形態の延長道路設定処理では、道路名称の一致を判断している(図4中のS240,図7中のS410)。このとき、日本国内の道路では、「国道」、「県道」などの道路種別と「1号」、「10号」などの番号との両方が一致するか否かを判断することは既に述べた。
これに対し、海外の道路では、道路名称が付されているのが一般的であるため、当該道路名称の一致を判断することが考えられる。また、道路名称の部分的な一致を判断することも考えられる。すなわち、連続性判断手段10bは、端点で接続する道路の名称が少なくとも部分的に一致している場合に、連続性があると判断することとしてもよい。このようにすれば、道路名称の一致を柔軟に判断することができる。
例えば、「固有名詞部分」を判断することとしてもよい。すなわち、道路の名称に固有名詞部分が含まれることを前提として、連続性判断手段10bは、固有名詞部分が一致している場合に、連続性があると判断することとしてもよい。固有名詞部分の一致を判断することで、道路名称の一致を柔軟に判断することができる。
具体的に、北米及び欧州では、道路名称が、

[Prefix]+[Body]+[Street Type ]+[Suffix]

の形式で構成されている。ここで固有名詞部分は、[Body]に該当する。したがって、この[Body]の部分が一致している場合に、道路名称が一致していると判断するようにしてもよい。
なお、[Prefix]、[Street Type ]、[Suffix]は必ずしも存在するとは限らない。
例えば、「W MAIN ROAD」は、[Prefix]+[Body]+[Street Type ]で構成されている。また例えば、「5TH AVE SE」は、[Body]+[Street Type ]+[Suffix]で構成されている。さらにまた例えば、「CA-10」は、[Body]のみで構成されている。
また、文字列の一致判定については、表記揺れを考慮したものとしてもよい。すなわち、連続性判断手段10bは、道路の名称の一致判定に、表記揺れを考慮することとしてもよい。例えば、「1st」と「First」とを同じ文字列として扱うという具合である。また例えば、「W」と「West」とを同じ文字列として、「ST」と「Street」とを同じ文字列として扱うという具合である。このようにすれば、道路名称の一致判断を、より柔軟に行うことができる。
なお、実際の事例では、[Prefix]は異なるが[Body]が一致するものとして、「W 5th St」と「E 5th St」がある。
また、実際の事例では、北米や欧州の他、中国の環状線のように、方角や位置を示す名称部分と固有名詞部分が存在する場合がある。例えば「北○○西路」、「北○○中路」、「西○○南路」というように固有名詞部分「○○」が存在するという具合である。
(ハ)上記第1実施形態では、案内が必要か否かを判断して延長道路として設定するか否かの条件としていた(図4中のS220)。ここでは、道なりのリンクが延長道路としての候補となっていた。
これに対し、道なりではあっても、格上の道路と交差するような場合に、延長道路設定を終了するようにしてもよい。すなわち、連続性判断手段10bは、端点で接続する道路の規模に応じて、連続性の有無を判断することとしてもよい。例えば、図5(b)において、リンクL5に対してリンクL8が道なりにつながっていても、リンクL9,L10で示される道路がリンクL5よりも格上の道路である場合に、リンクL8を延長道路として設定しないことが考えられる。格上か否かは、例えば道路種別、道路幅、及び、車線数のうち少なくとも一つに基づいて判断することが考えられる。このようにすれば、連続性の判断が、より適切なものとなる。
(ニ)上記実施形態では、図3に示したように、実際に走行したリンクを「1:実績あり」とし、延長道路として設定されたリンクを「2:延長道路」として区別していた。これに対し、延長道路として設定されたリンクも「1:実績あり」として記憶してもよい。
反対に、実際に走行したリンクからの距離に相関した係数を設けて延長道路を区別してもよい。すなわち、延長道路設定手段10cは、移動道路との距離に相関した係数により、延長道路を区分して設定することとしてもよい。例えば、実際に走行したリンクからの距離が大きくなるほど「3:延長道路」→「4:延長道路」→「5:延長道路」として記憶することが考えられる。このようにすれば、同じ延長道路であっても、案内量を変えることができる。
また、このように段階的に延長道路を区別する他、上述した距離に相関した係数を乗じて同一リンクの延長道路であっても、連続的に案内量を変えるようにしてもよい。
(ホ)上記実施形態では、図2に示した移動履歴記憶処理において、移動履歴がないと判断された場合に(S120:NO)、移動履歴情報を記憶し(S130)、該当するリンクを記憶していた(S140)。
これに対し、図2中に破線で示すように、移動履歴がある場合にも(S120:YES)、移動履歴情報を更新し(S150)、当該更新したリンクを記憶するようにしてもよい(S160)。このとき、移動履歴情報の更新とは、実際に走行したリンクの走行回数の更新を意味する。この場合、走行回数に基づき延長道路を設定することが考えられる。すなわち、移動道路特定手段10aは、移動道路を特定すると共に、当該移動道路の走行回数を特定し、延長道路設定手段10cは、走行回数に基づき、延長道路の設定回数を決定することとしてもよい。例えば図4及び図7において、延長道路の設定(S250,S450)の上限回数を走行回数に基づいて設定することが考えられる。また例えば図7において、走行回数をも考慮して最大接続数Nを決定することが考えられる(S310)。あるいは、上記(ニ)に示したように延長道路を区別する際、走行回数に相関する係数を設けて区別するようにしてもよい。すなわち、延長道路設定手段10cは、走行回数に相関した係数により、延長道路を区分して設定することとしてもよい。
このように走行回数を考慮して連続性の有無を判断したり、走行回数に相関した係数により延長道路を区分したりすることで、適切な延長道路を設定することができる。
(へ)上記実施形態では、実際に走行した道路を「1:実績あり」として、一律に記憶していた。
これに対し、実際に走行した道路が「探索された経路上の道路」であるか否かによって、区別して記憶するようにしてもよい。すなわち、移動道路特定手段10aは、移動道路を特定すると共に、当該移動道路が探索された経路上の道路であるか否かを特定し、延長道路設定手段10cは、探索された経路上の道路であるか否かに基づき、延長道路の設定回数を決定することとしてもよい。このとき、上記(ホ)と同様、例えば図4及び図7において、延長道路の設定(S250,S450)の上限回数を「探索された経路上の道路」であるか否かによって設定することが考えられる。また例えば図7において、「探索された経路上の道路」であるか否かをも考慮して最大接続数Nを決定することが考えられる(S310)。また、延長道路設定手段10cは、探索された経路上の道路であるか否かに基づき、延長道路を区分して設定するようにしてもよい。このようにすれば、同じ延長道路であっても、案内量を変えることができる。
(ト)上記実施形態では、連続性の判断にいずれも道路名称を利用している(図4中のS240,図7中のS410)。これに対し、例えば道路規模が同程度であること等を連続性の判断に用いるようにしてもよい。また例えば、移動道路と同じ方位か否か、すなわち右左折のプロセスが必要ないか否か、を連続性の判断に用いるようにしてもよい。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、技術的範囲を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
10…制御装置、10a…移動道路特定手段、10b…連続性判断手段、10c…延長道路設定手段、11…地磁気センサ、12…ジャイロスコープ、13…距離センサ、14…GPS受信機、15…地図データ入力部、16…操作スイッチ群、17…速度センサ、18…Gセンサ、19…外部メモリ、20…表示装置、21…音声コントローラ、22…リモコンセンサ、23…カメラ、24…スキャナ、25…送受信機、26…スピーカ、27…音声認識装置、28…マイク、29…リモートコントロール端末、30…センタ

Claims (25)

  1. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    前記移動道路及び前記延長道路を蓄積して記録する道路記録手段(S140、S250)と、
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置において、
    前記連続性判断手段は、前記移動道路とは反対側の前記延長道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断し(S210〜S240,S330)、
    前記延長道路設定手段は、前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を、さらなる延長道路として設定すること(S250,S340)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1又は2に記載のナビゲーション装置において、
    前記連続性判断手段は、前記端点における案内が不要である場合に、前記連続性が有ると判断すること(S220:NO)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記連続性判断手段は、前記端点で接続する道路の規模に応じて、前記連続性の有無を判断すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記連続性判断手段は、前記端点で接続する道路の名称が少なくとも部分的に一致している場合に、前記連続性があると判断すること(S240:YES)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項5に記載のナビゲーション装置において、
    前記連続性判断手段は、前記道路の名称の一致判定に、表記揺れを考慮すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項5又は6に記載のナビゲーション装置において、
    前記道路の名称には、固有名詞部分が含まれており、
    前記連続性判断手段は、前記固有名詞部分が一致している場合に、前記連続性があると判断すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路が二条線の一方である場合、他方の道路も前記移動道路として特定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  9. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路が二条線の一方である場合、他方の道路も前記移動道路として特定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記延長道路を前記移動道路と区別可能に設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  11. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記延長道路設定手段は、前記延長道路を前記移動道路と区別可能に設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記移動道路との距離に相関した係数により、前記延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  13. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記延長道路設定手段は、前記移動道路との距離に相関した係数により、前記延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記連続性判断手段による前記連続性の判断と共に最大接続数を用いて、さらなる延長道路として設定すること(S310,S430,S440)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  15. 請求項14に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記移動道路の規模に応じて、前記最大接続数を設定すること(S300,S310)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  16. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記延長道路設定手段は、前記連続性判断手段による前記連続性の判断と共に最大接続数を用いて、さらなる延長道路として設定すること(S310,S430,S440)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  17. 請求項16に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記移動道路の規模に応じて、前記最大接続数を設定すること(S300,S310)
    を特徴とするナビゲーション装置。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路を特定すると共に、当該移動道路の走行回数を特定し、
    前記延長道路設定手段は、前記走行回数に基づき、前記延長道路の設定回数を決定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  19. 請求項18に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記走行回数に相関した係数により、前記延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  20. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路を特定すると共に、当該移動道路の走行回数を特定し、
    前記延長道路設定手段は、前記走行回数に基づき、前記延長道路の設定回数を決定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  21. 請求項20に記載のナビゲーション装置において、
    前記延長道路設定手段は、前記走行回数に相関した係数により、前記延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  22. 請求項1〜21のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路を特定すると共に、当該移動道路が探索された経路上の道路であるか否かを特定し、
    前記延長道路設定手段は、前記探索された経路上の道路であるか否かに基づき、前記延長道路の設定回数を決定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  23. 請求項22に記載のナビゲーション装置において、
    延長道路設定手段は、前記探索された経路上の道路であるか否かに基づき、延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  24. 車両の現在位置を取得することで実際に車両が走行した移動道路を特定する移動道路特定手段(10a)と、
    前記移動道路特定手段にて特定された前記移動道路の端点に接続する道路の連続性の有無を判断する連続性判断手段(10b)と、
    前記連続性判断手段にて前記連続性が有ると判断された道路を延長道路として設定する延長道路設定手段(10c)と、
    を備え
    前記移動道路特定手段は、前記移動道路を特定すると共に、当該移動道路が探索された経路上の道路であるか否かを特定し、
    前記延長道路設定手段は、前記探索された経路上の道路であるか否かに基づき、前記延長道路の設定回数を決定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  25. 請求項24に記載のナビゲーション装置において、
    延長道路設定手段は、前記探索された経路上の道路であるか否かに基づき、延長道路を区分して設定すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
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