JP5969939B2 - データセンタの空調制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機等の冷却設備を制御する空調制御装置に係り、サーバ装置等の情報処理装置とその冷却を行う冷却設備から成る情報処理システムが設置されるデータセンタの冷却設備を制御する空調制御装置に関する。
爆発的に増加するサーバ装置等の情報処理装置の発熱を冷却するため、冷却設備が消費する電力である冷却電力も増加しており、情報処理装置の消費電力と冷却電力をあわせた総合的な電力の削減が課題となっている。
データセンタの省電力化に向けて、情報処理装置、冷却設備、運用管理において、それぞれに省電力化の取り組みが行われている。
情報処理装置では、低電力デバイスによる消費電力当たりの性能の向上や、作業負荷に応じた動作ステートの切り替えによる省電力機能の採用が進められている。
冷却設備では、設置された空調機自身の運転効率向上や給排気口の気流設計の最適化、さらに局所冷却や液冷の導入が行われている。
運用管理では、稼動情報監視、ジョブスケジューリング、さらに仮想化による装置群の運用効率改善やコンソリデーションなどが行われている。
空調機等の冷却設備は、一般に情報処理装置群の全最大定格電力に基づいて設計されているが、実際の運用時にはすべての情報処理装置が使用されるわけではなく、また使用される情報処理装置の負荷も常に最大負荷になるわけではない。
今後、データセンタの運用管理技術の進歩によって、仮想化技術を用いて省電力化のために情報処理装置のコンソリデーションがさらに活用されることが予想される。
そのような状況において、データセンタの省電力化を図るためには、冷却設備に対する情報処理装置群の電力分布の偏在化や時間変動を考慮して、冷却設備の総電力を削減する対策が有効である。
これに関し、情報処理装置及び冷却設備を有する情報処理システムの運用管理方法として以下の方法が知られている。
第1に、並列計算機に対してジョブスケジューリングを行う管理サーバにおいて、計算機の温度センサ情報に基づいて温度の低い計算機へ新規ジョブを投入し、温度の高い計算機から温度の低い計算機へジョブを移動させ、高温による並列計算機の障害や性能低下を防ぐ方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、ジョブの移動前後で各々の計算機と、計算機毎に備わっている冷却装置の消費電力を温度情報に基づいて見積もることにより、移動の可否が判断される。
第2に、複数のコンピュータの管理システムにおいて、コンピュータの温度分布と稼動情報に基づき過熱コンピュータと非過熱コンピュータ(過疎コンピュータ)を抽出し、過熱コンピュータから非過熱コンピュータへソフトウェアを移動させ、省電力化を図る方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、対象コンピュータを抽出した上でソフトウェアの移動前後のコンピュータの消費電力と空調機器の消費電力の変動を比較し、移動可否が判断される。なお、コンピュータの消費電力は稼動情報から、空調機器の消費電力は温度分布から、温度分布は温度センサや温度履歴や稼動情報から求められる。
第3に、データセンタに在る複数のサーバに対して作業負荷を割り当てる方法において、リクエストされた作業負荷のプロファイルを履歴プロファイルと比較し、サーバと空調機器の消費電力が最低となる履歴に従ってリクエストされた作業負荷をサーバへ割り当て、適合する履歴が無ければランダムに割り当てる方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。この方法では、履歴プロファイルに、サーバの位置、クラス、稼動情報、入気温、排気温、作業負荷のタイプ、サーバと空調機器の消費電力が含まれる。サーバと空調機器の消費電力は、サーバの入排気温と比熱と風量から求められ、または電力計により測定される。
第4に、データセンタに在る複数のサーバに対して電力を配分する方法において、理想的なアナログ的な温度分布すなわち電力分布に近づくように地理的位置が近接したサーバ間またはラック間で電力予算の貸し借りを行ない、その予算配分に基づいてサーバの離散化した電力ステートを指定し、ホットスポットやコールドスポットによるサーバの障害を防ぐ方法が知られている(例えば、特許文献4参照)。この方法では、各サーバに対する理想電力を示す熱乗数は、各サーバの排気温度と平均的サーバの基準排気温度と空調機器の給気温度から求められる。
第5に、空調機について情報処理装置に関する空調機動作係数を計算し、情報処理装置について装置関連消費電力式を作成する方法が知られている(例えば、特許文献5参照)。この方法では、情報処理装置の装置関連消費電力式を元にした省電力性評価指標を用いて、計算機室全体の省電力化を実現するよう作業負荷の割当が決定される。この方法では、作業負荷の割当結果に基づき、情報処理装置の作業負荷を制御し、空調機動作係数および情報処理装置の消費電力(測定値)により、空調機の消費電力を計算し、空調機の出力が制御される。
特開2004−126968号公報 特開2007−179437号公報 米国特許出願公開第2006/0259621号明細書 米国特許出願公開第2006/0259793号明細書 特開2011−34578号公報
特許文献1に示されるような方法では、並列計算機のうち温度の低い計算機へジョブを割り当てているが、それが省電力になるとは限らない。また、ジョブの移動前後で計算機の消費電力を見積もっているため、移動元と移動先に関わる電力が下がるものの、並列計算機全体に対しては局所的な省電力化に過ぎない。すなわち、データセンタ(計算機室)の総合的な省電力化を実現することができない。
特許文献2に示されるような方法では、ソフトウェアの移動前後でコンピュータの消費電力と空調機器の消費電力の変動を比較しているが、比較対象が抽出された過熱コンピュータと非加熱コンピュータに限られており、コンピュータ群と空調設備をあわせた総電力を考慮しているわけではない。すなわち、データセンタ(計算機室)の総合的な省電力化を実現することはできない。
特許文献3に示されるような方法では、サーバと空調機器の消費電力が最低となる履歴プロファイルに基づいて作業負荷をサーバに割り当てている。そのため、履歴プロファイルがある場合には、サーバ群と空調機器をあわせた総電力を低減出来るが、履歴プロファイルがない場合は、サーバ群と空調機器をあわせた総電力を低減できない。履歴プロファイルの蓄積には時間がかかるため、データセンタ(計算機室)の総合的な省電力化の実現までに長時間を要する。つまり、データセンタ(計算機室)の総合的な省電力化を素早く実現することはできない。
特許文献4に示されるような方法では、理想的な温度分布に近づくように近接したサーバ間で電力予算を貸し借りするが、サーバ群全体の合計電力が削減されるわけではない。すなわち、データセンタ(計算機室)の総合的な省電力化を実現することはできない。
特許文献5に示されるような方法では、情報処理装置への作業負荷割当の最適化により、計算機室の省電力化を実現できる。この方法では、省電力性評価指標を計算するために、非常に多くの計算時間が必要である。そのため、この方法を実施するにはこの計算を行うためのサーバを用意しなければならず、簡単な構成でデータセンタ(計算機室)の総合的な省電力化を実現することはできない。
本発明の目的は、簡単な構成でデータセンタの総合的な省電力化を実現できる空調制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、i(i=1〜N)番目の装置の位置を示す位置情報と前記i番目の装置の内部を流れる空気の流量Q(i)に基づいてj番目(j=1〜N)の装置のみの発熱量の変化により前記j番目の装置の吐出口における空気の温度がΔT out (j)だけ変化したとき、前記流量Q(i)に占めるj番目の装置の吐出口からi番目の装置の吸入口へ流れる空気の流量q(i,j)の割合に応じて、i番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)をシミュレーションにより計算する入気温度差分計算部と、前記ΔTin(i)を前記ΔTout(j)で除した値であって、前記流量Q(i)に占める前記流量q(i,j)の割合を示す温度感度a(i,j)を計算する温度感度計算部と、j番目の装置の吐出口における空気の温度Tout(j)と計算された温度感度a(i,j)とに基づいてi番目の装置の吸入口における空気の温度Tin(i)を計算する入気温度計算部と、前記Tin(i)の最大値Mを決定する最大値決定部と、最大値Mが所定の閾値を超えないように、空調機の温度を制御する空調機制御部と、負荷の高い装置の負荷を負荷の低い装置に割り当てる負荷割当部と、を備えるようにしたものである。
本発明によれば、簡単な構成でデータセンタの総合的な省電力化を実現できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態である空調制御装置を含むデータセンタの構成図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置を含むデータセンタに設置される情報処理装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置によって空調が制御される計算機室における空気の流れを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置によって空調が制御される計算機室におけるサーマルネットワークを示す模式図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置の機能を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態である空調制御装置を含むデータセンタに設置される情報処理装置の構成図である。 本発明の第2の実施形態である空調制御装置の機能を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態である空調制御装置の機能を説明するための図である。
〔第1の実施形態〕
以下、図1〜図7を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の構成及び動作を説明する。空調制御装置300は、データセンタ400の空調機200を制御する装置である。
最初に、図1を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400の全体構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400の構成図である。
データセンタ400は、6台の情報処理装置100(100〜100)、2台の空調機200(200〜200)、1台の空調制御装置300を備える。なお、各装置の台数はこれらに限定されない。
本実施形態では、情報処理装置100〜100、空調機200〜200は計算機室Rの内部に配置される。一方、空調制御装置300は、データセンタ400に設けられた任意の部屋に配置されるが、計算機室Rの内部に配置されてもよい。
情報処理装置100は、複数のIT機器を内蔵したIT機器ラックから構成される。なお、情報処理装置100は、1台の一般的なサーバ装置であってもよい。情報処理装置100の構成の詳細については、図2を用いて後述する。
空調機200は、空調制御装置300からの指令に基づいて、吐出する空気の温度を変更する。
具体的には、空調制御装置200は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部201を備える。制御部201は、空調制御装置300からの情報である空調機設定風量、設定冷凍能力(設定吐出温度)に基づいて、空調風量や温度などが設定された値になるように制御管理する。
また、制御部201は、現在の空調機200の運転状態である送風量や吸入と吐出の温度、空調機コンプレッサの消費電力等の値またはこれらの値を代表する量(例えば、送風ファン回転数などの量)を、通信ネットワークNWを介して空調制御装置300へ送信する。
本実施形態では、データセンタ400の床が二重構造になっている。空調機200の底部から吐出された空気は、床下空間Uを通り、さらに床面の通風口Hを通って、情報処理装置100の吸気面(IT機器ラックの前面)へ流れ込む。
吸気面から吸入された空気が情報処理装置100の内部を通過する段階で、内蔵されたIT機器から生じる熱がその空気へ伝達される。
具体的には、IT機器内には冷却用の内蔵ファンが設けられており、そのファンが情報処理装置100の吸気面から空気を吸い込み、この空気が情報処理装置100の内部に搭載されたIT機器(発熱体)と熱交換する。熱交換された空気は、情報処理装置100の排気面から排出される。
空調制御装置300は、吐出空気の温度(空調機の設定温度)を指示する指令を空調機200へ送信する。空調制御装置300の構成の詳細については、図3を用いて後述する。
情報処理装置100、空調機200、空調制御装置300は、通信ネットワークNWを介して相互に接続される。
次に、図2を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400に設置される情報処理装置100の構成を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400に設置される情報処理装置100の構成図である。
情報処理装置100は、IT機器ラック100R、複数のIT機器101を備える。IT機器101は、例えば、ブレードサーバ、ストレージ、ルータ等である。IT機器101は、ITラック100Rの内部に設けられた棚に配置される。
IT機器101は、内部を流れる空気の流量(風量)Q(i)を代表する量(例えば、ファン回転数)を測定するセンサSを備える。センサSによって測定された値は空調制御装置300に送信され、記憶される。
次に、図3を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の構成を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の構成図である。
空調制御装置300は、CPU304、主記憶装置305、ネットワークI/F306、グラフィックI/F307、入出力I/F308、補助記憶装置I/F309を備える。これらの装置は、バス311に接続される。
CPU304は、制御部として、空調制御装置300の各部を制御し、所定の運用管理の各モジュール(プログラム)を主記憶装置305にロードして実行する。
主記憶装置305は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリから構成される。主記憶装置305には、CPU304が実行するプログラム、参照するデータがロードされる。
ネットワークI/F306は、通信ネットワークNWと接続するためのインタフェースである。
グラフィックI/F307は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置301を接続するためのインタフェースである。
入出力I/F308は、入出力装置を接続するためのインタフェースである。図3の例では、入出力I/Fに、キーボード302とポインティングデバイスとしてのマウス303が接続されている。
補助記憶装置I/F309は、HDD(Hard Disk Drive)310などの補助記憶装置を接続するためのインタフェースである。
補助記憶装置310は、大容量のHDD(Hard Disk Drive)などから構成される。補助記憶装置310には、運用管理のためのプログラム310aとデータベース310bが格納されている。
次に、図4を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300によって空調が制御される計算機室Rにおける空気の流れを説明する。図4は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300によって空調が制御される計算機室Rにおける空気の流れを説明するための図である。なお、図4において、図1と同一部分には同一符号を付す。
空調機200(200〜200)は、計算機室Rの空気を回収する吸込口200F(200F〜200F)と、回収した空気を冷却して計算機室Rへ吐出する吐出口200B(200B〜200B)を備える。
図4では、空調機200の吸入口200F及び吐出口200Bは矢印で模式的に表される。同様に、後述する情報処理装置100の吸入口100F及び吐出口100Bも模式的に表される。
情報処理装置100(100〜100)は、空気を吸入する吸入口100F(100F〜100F)と、内蔵されたIT機器101によって温められた空気を計算機室Rに吐出する吐出口100B(100B〜100B)を備える。これにより、情報処理装置100は、IT機器101が発生した熱を計算機室Rへ放熱することができる。
ここで、情報処理装置100は、キャッピングダクト(IT機器ラック101の背面から吐出する空気を誘導するように空気通路を形成する薄板状の四辺形状からなるもの)、キャッピングカーテン等の静的制御部を吐出口100Bが配置される部分に備えてもよい。また、情報処理装置100は、ルーバ、多孔板等の動的制御部を吐出口100Bが配置される部分に備えていてもよい。動的制御部は、空調制御装置300によって制御される。
次に、図5を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300によって空調が制御される計算機室RにおけるサーマルネットワークTNWを説明する。図5は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300によって空調が制御される計算機室RにおけるサーマルネットワークTNWを示す模式図である。なお、図5において、図4と同一部分には同一符号を付す。
図5では、情報処理装置100の吐出口100B〜100B及び空調機200の吐出口200B〜200Bと、情報処理装置100の吸込口100F〜100F及び空調機200の吸込口200F〜200Fを節点として、各機器の吐出口から吸込口への接続を連結要素として表している。なお、図5において、実線の矢印は熱エネルギーの流れを表している。
なお、図5では、説明を簡単にするため、情報処理装置100には、1台のIT機器101のみが内蔵されているものとする。
IT機器101〜101は、発熱要素として、それぞれの消費電力に応じた熱量を発生する。
空調機200は、設定された一定の温度の空気を吐出する要素として、その冷凍能力に応じて吸込口200Fから吸入した空気の温度を下げ、吐出口200Bから吐出する。
ここで、情報処理装置100〜100、空調機200〜200をこの順にi番目の装置と呼ぶ。この番号付けにおいて、情報処理装置100と空調機200の区別はない。図5の例では、1番目の装置から8番目の装置が存在することになる。
j番目の装置の吐出口からi番目の装置の吸入口へ向かう連結要素をL(i,j)で表す。例えば、図5では、情報処理装置100の吐出口100Bから情報処理装置100の吸入口100Fへ向かう連結要素は、L(3,5)で表される。図5では、連結要素L(i,j)は、8×8=64個ある。
連結要素L(i,j)の持つ特性は、空気の流量と温度感度で決定される。ここで、j番目の装置の吐出口からi番目の装置の吸入口へ流れる空気の流量をq(i,j)と表す。
また、j番目の装置の吐出口における空気の温度がΔTout(j)だけ変化したときに、i番目の装置の吸入口における空気の温度がΔTin(i)だけ変化すると仮定する。この場合、連結要素L(i,j)の温度感度a(i,j)は、次の式(1)で定義される。
Figure 0005969939
つまり、温度感度a(i,j)は、j番目の装置の吐出口における空気の温度が単位温度(例えば、1℃)上昇した場合における、i番目の装置の吸入口における空気の温度の増分(差分)を示す。また、式(1)から次の式(2)が導かれる。
Figure 0005969939
式(2)により、温度感度a(i,j)と、j番目の装置の吐出口における空気の温度Tout(j)から、i番目の装置の吸入口における空気の温度Tin(i)が求められる。
一方、i番目の装置の内部を流れる空気の流量(風量)Q(i)は次の式(3)で定義される。
Figure 0005969939
ところで、データセンタ400の計算機室Rでは、空調機200により冷気が送風され、空気の強制対流が生じる。この場合、熱量のバランスを考慮すると、次の式(4)が成立する。
Figure 0005969939
式(2)、(4)から次の式が導かれる。
Figure 0005969939
式(5)は、インデックスjについての恒等式となることから、次の式(6)が成立する。
Figure 0005969939
式(6)から次の式(7)が導かれる。
Figure 0005969939
温度感度a(i,j)は、i番目の装置の内部を流れる空気の流量Q(i)に対する、j番目の装置の吐出口からi番目の装置の吸入口へ流れる空気の流量q(i,j)の割合を示す。つまり、温度感度a(i,j)は、流量配分比を表す。
各装置間の流量q(i,j)を直接計測する方法はない。しかし、温度感度a(i,j)は式(1)から算出できるので、式(6)により流量q(i,j)を算出することができる。
次に、図6を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の機能を説明する。図6は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の機能を説明するための図である。
空調制御装置300のCPU304は、入気温度差分計算部304a、温度感度計算部304b、入気温度計算部304c、最大値決定部304d、空調機制御部304eを備える。
入気温度差分計算部304aは、DB310bに記憶された各装置の位置情報p(i)と流量Q(i)とに基づいて、i番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)を計算し、ΔTin(i)を温度感度計算部304bに供給する。
温度感度計算部304bは、i番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)に基づいて、温度感度a(i,j)を計算し、a(i,j)を入気温度計算部304cに供給する。
入気温度計算部304cは、温度感度a(i,j)に基づいて、i番目の装置の吸入口における空気の温度(入気温度)Tin(i)を算出し、Tin(i)を最大値決定部304dに供給する。
最大値決定部304dは、入気温度Tin(i)の最大値Mを決定し、その最大値Mを空調制御部304dに供給する。
空調制御部304eは、入気温度Tin(i)の最大値Mに基づいて、空調機20の設定温度を制御する制御信号(指令)を空調機200に送信する。
これらの機能部304a〜304eの詳細については、図7を用いて後述する。
次に、図7を用いて、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の動作を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置300の動作を示すフローチャートである。
まず、入気温度差分計算部304aは、インデックスj=1に対し、3次元気流シミュレーション(気流解析)を実行する(ステップ10)。
具体的には、入気温度差分計算部304aは、i番目の装置の位置情報p(i)及びその内部を流れる空気の流量Q(i)を境界条件として、一般的な解析ソフトを用いて3次元気流シミュレーションを実行する。
ここで、各装置の位置情報p(i)は、キーボード302等によって入力され、DB310bに記憶されている。また、各装置の内部を流れる空気の流量Q(i)は、各装置から通信ネットワークNWを介して空調制御装置300に送信され、DB310bに記憶されている。入気温度差分計算部304aは、各機器の位置情報p(i)及び流量Q(i)をDB310bから読み出して、境界条件として利用する。
入気温度差分計算部304aは、j番目の装置にのみ単位発熱を与える。(ステップ20)。
具体的には、入気温度差分計算部304aは、j番目の装置の吐出口における空気の温度がTout(j)、その変化量ΔTout(j)がδij*Tunitとなるように境界条件を設定する。δijはクロネッカーのデルタを示し、Tunitは単位温度(例えば、1℃)を示す。
次に、入気温度差分計算部304は、インデックスi=1に対し、3次元温度シミュレーション(伝熱解析)を実行する(ステップS30)。
具体的には、入気温度差分計算部304aは、ステップS10で設定した流量Q(i)と、ステップS20で設定したj番目の装置の吐出口における空気の温度の変化量ΔTout(j)に基づいて、i番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)を計算する。
温度感度計算部304bは、式(1)に基づいて、ステップS30の3次元温度シミュレーションで得られたi番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)と、境界条件として与えられたΔTout(j)=δij*Tunit=Tunit(i=jの場合)とから、温度感度a(i,j)を計算する(ステップS40)。温度感度計算部304bは、計算によって得られた温度感度a(i,j)をDB310bに記憶する。
温度感度計算部304bは、インデックスiが装置数Nより小さいか否か判断する(ステップS50)。温度感度計算部304bは、インデックスiが装置数Nより小さいと判断した場合(ステップS50;Yes)、インデックスiをインクリメント(+1)し、ステップS40に処理を戻す。
一方、温度感度計算部304bは、インデックスiが装置数N以上であると判断した場合(ステップS50;No)、インデックスjをインクリメント(+1)する(ステップS60)。
入気温度計算部304cは、インデックスjが装置数Nより小さいか否か判断する(ステップS70)。入気温度計算部304cは、インデックスjが装置数Nより小さいと判断した場合(ステップS70;Yes)、ステップS20に処理を戻す。
一方、入気温度計算部304cは、インデックスjが装置数N以上であると判断した場合(ステップS70;No)、式(2)に基づいて、ステップS40で得られた温度感度a(i,j)と、境界条件として与えた温度Tout(j)から、i番目の装置の吸入口における空気の温度Tin(i)を計算する(ステップS80)。
最大値決定部304dは、すべての入気温度Tin(i)(i=1〜N)のうちから、最大値Mを決定する(ステップS90)。
空調機制御部304eは、入気温度Tin(i)の最大値Mが所定の閾値を超えないように、空調機200の設定温度を制御する(ステップS100)。
例えば、空調機制御部304eは、入気温度Tin(i)の最大値Mが情報処理装置100の動作許容温度(例えば、15〜35℃)の最大値(35℃)を超えないように、空調機200の設定温度を制御する。
以上説明したように、本実施形態によれば、簡単な構成でデータセンタの総合的な省電力化を実現できる。
(変形例)
i番目の装置の内部を流れる空気の流量Q(i)は、ファンに供給する電力を変えることにより、段階的に変更することができるようにしてもよい。なお、ファンに供給される電力は、空調制御装置300によって制御される。
例えば、1番目の装置における流量Q(1)の値を1に設定し、2番目の装置における流量Q(2)の値を2に設定し、・・・、N番目の装置における流量Q(N)の値をk(定数)に設定する。
この場合、図7を用いて説明した一連の手順を、流量Q(i)の全ての組合せに対して実施し、a(i,j)をQ(i)の関数として求めておけば入気温度の予測ができる。
ただし、流量Q(i)の組合せの全てについて上記のような解析を行わなくてもよい。流量Q(i)の組合せの代表的なものについてa(i,j)を求め、そのほかの組合せについては適当な内挿あるいは外挿関数を用いて求めることでほとんどの場合は予測可能である。Q(i)の変化に対する流量q(i,j)の変化は十分に線形的だからである。
逆に、このような線形の関係が成り立たない流量Q(i)の組合せは、温度が常に上昇し続ける熱溜りが発生しているので、実際には実施してはならない条件である。
〔第2の実施形態〕
次に、図8〜図9を用いて、本発明の第2の実施形態である空調制御装置300の動作を説明する。本発明の第2の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400の全体構成は図1に示したものと同じである。
最初に、図8を用いて、本発明の第2の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400に設置される情報処理装置100の構成を説明する。図8は、本発明の第2の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400に設置される情報処理装置100の構成図である。図8では、図面を見やすくするため、1台のIT機器101のみを表示している。
IT機器ラック100Rの前面には、吸入する空気の温度を測定するセンサSが設置される。また、IT機器ラック100Rの背面には、吐出する空気の温度を測定するセンサSが設置される。センサS及びSで測定された温度は、それぞれ、TSin(i)、TSout(i)として、T空調制御装置300へ送信され、DB310bに記憶される。
なお、センサS及びSの位置は、図2に示す位置に限定されない。また、センサS及びSの代わりに、計算機室Rの天井に配置された赤外線カメラを利用してもよい。
また、IT機器101には、自身の消費電力を測定するセンサSが設置されている。センサSで測定された消費電力P(i)は、空調制御装置300へ送信され、DB310bに記憶される。
次に、図9を用いて、本発明の第2の実施形態である空調制御装置300の機能を説明する。図9は、本発明の第2の実施形態である空調制御装置300の機能を説明するための図である。なお、図9において、図6と同一部分には同一符号を付す。
図9では、図6と比較して、相関係数計算部304f、流量計算部304g、修正部304hを備える点が異なる。
相関係数計算部304fは、式(2)に基づいて、各装置の吸入口における空気の測定温度TSin(i)と各装置の吐出口における空気の測定温度TSout(j)の相関係数として温度感度astat(i,j)を統計的に計算し、計算によって得られた温度感度astat(i,j)を流量計算部304gに供給する。
流量計算部304gは、各装置の流量Q(i)を次の式(8)に基づいて計算する。
Figure 0005969939
は質量流量であり、γは空気の比熱である。
流量計算部304gは、計算によって得られた流量Q(i)と相関係数計算部304fから供給された温度感度astat(i,j)から、流量Q(i)の関数としての温度感度astat(i,j,Q)を求める。これにより、運転するほど入気温度の予測精度を高めることができるようになる。
流量計算部304gは、温度感度astat(i,j,Q)を修正部304hに供給する。
修正部304hは、各装置の流量Q(i)に対して温度感度計算部304bによって計算された温度感度a(i,j)と、流量計算部304gによって求められた温度感度astat(i,j,Q)を比較し、これらの差分が所定の閾値以上の場合、DB310bに記憶された温度感度a(i,j)をastat(i,j,Q)に更新する。
以上説明したように、本実施形態によれば、実際の運転状態に追従するように、温度感度a(i,j)を自動的に修正することができる。
(変形例)
上記第2の実施形態において、流量計算部304gはなくてもよい。この場合、相関係数計算部304fは、計算によって得られた温度感度astat(i,j)を修正部304hに供給する。修正部304hは、DB310に記憶された温度感度a(i,j)と相関係数計算部から供給された温度感度astat(i,j)の差分が所定の閾値以上の場合、DB310に記憶された前記a(i,j)を前記astat(i,j)に更新する。
また、相関係数計算部304f及び流量計算部304gは、温度センサS及びSでそれぞれ測定された温度Tin(i)、Tout(i)のうちの一方と電力センサSで測定された消費電力P(i)とから他方の温度を計算し、利用してもよい。
〔第3の実施形態〕
次に、図10を用いて、本発明の第3の実施形態である空調制御装置300の動作を説明する。なお、本発明の第3の実施形態である空調制御装置300を含むデータセンタ400の全体構成は図1に示したものと同じである。
図10は、本発明の第3の実施形態である空調制御装置300の機能を説明するための図である。
図10では、図9と比較して、負荷割当部304iを備える点が異なる。負荷割当部304iは、各装置の吸入口における空気の測定温度TSin(i)と各装置の吐出口における空気の測定温度TSout(j)の差分ΔTSに基づいて負荷の高い装置(ΔTSの大きい装置)の負荷(プロセス)を負荷の低い装置(ΔTSの小さい装置)に割り当てる。なお、負荷割当部304iは、消費電力P(i)の高い装置から低い装置へ負荷を割り当ててもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、空調機200や情報処理装置100の負荷を個別に変化させ、そのときの各装置の入気温度を計測することで温度変化の差分からa(i,j)を求めることができる。また、微少量の温度変化から最適な運転状態を探査し、そのような運転状態に自動的に調整していくことができる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、空調制御装置300は、各IT機器101と空調機200からネットワークNWを介して送られてくる温度、風量、消費電力等に関する情報を管理するセンサ情報管理機能部、各IT機器101の現在の負荷の情報と将来の予定されている負荷の情報を取得し管理する負荷情報管理機能部、負荷情報管理機能部の管理している情報を使って予定負荷に対して各IT機器101の負荷の適切な割り当て状態を選び出し設定する機能部、空調機200の風量、温度等の適切な運転条件を選び出し設定する機能部、各装置に割り当てる作業負荷を決定する作業負荷割当部、各装置の作業負荷を制御する作業負荷制御部を備えるようにしてもよい。
これらの機能部は、一つの空調制御装置300内に配置されていても良いし、複数の装置に分散して配置されていても良い。
各装置の吸気温度の情報等に基づいて、各装置の空調感度が既に得られており、変更する必要がない場合は、各サーバの吸気温度に関する情報を管理するセンサ情報管理機能部を省略しても良い。
100…情報処理装置
100R…IT機器ラック
101…IT機器
200…空調機
300…空調制御装置
301…表示装置(LCD)
302…キーボード
303…マウス
304…CPU(制御部)
304a…入気温度差分計算部
304b…温度感度計算部
304c…入気温度計算部
304d…最大値決定部
304e…空調機制御部
304f…相関係数計算部
304g…流量計算部
304h…修正部
304i…負荷割当部
305…主記憶装置(RAM)
306…ネットワークI/F
307…グラフィックI/F
308…入出力I/F
309…補助記憶装置I/F
310…補助記憶装置(HDD)
310a…プログラム
310b…データベース
311…バス
400…データセンタ

Claims (4)

  1. i(i=1〜N)番目の装置の位置を示す位置情報と前記i番目の装置の内部を流れる空気の流量Q(i)に基づいてj番目(j=1〜N)の装置のみの発熱量の変化により前記j番目の装置の吐出口における空気の温度がΔT out (j)だけ変化したとき、前記流量Q(i)に占めるj番目の装置の吐出口からi番目の装置の吸入口へ流れる空気の流量q(i,j)の割合に応じて、i番目の装置の吸入口における空気の温度の変化量ΔTin(i)をシミュレーションにより計算する入気温度差分計算部と、
    前記ΔTin(i)を前記ΔTout(j)で除した値であって、前記流量Q(i)に占める前記流量q(i,j)の割合を示す温度感度a(i,j)を計算する温度感度計算部と、
    j番目の装置の吐出口における空気の温度Tout(j)と計算された温度感度a(i,j)とに基づいてi番目の装置の吸入口における空気の温度Tin(i)を計算する入気温度計算部と、
    前記Tin(i)の最大値Mを決定する最大値決定部と、
    最大値Mが所定の閾値を超えないように、空調機の温度を制御する空調機制御部と、
    負荷の高い装置の負荷を負荷の低い装置に割り当てる負荷割当部と、
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
  2. 請求項1に記載の空調制御装置であって、
    前記i番目の装置の吸入口における空気の測定温度TSin(i)と前記j番目の装置の吐出口における空気の測定温度TSout(j)の相関係数として温度感度astat(i,j)を統計的に計算する相関係数計算部
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
  3. 請求項2に記載の空調制御装置であって、
    前記a(i,j)と前記astat(i,j)の差分が所定の閾値以上の場合、記憶装置に記憶された前記a(i,j)を前記astat(i,j)に更新する修正部
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
  4. 請求項2に記載の空調制御装置であって、
    質量流量と空気の比熱に基づいて、前記i番目の装置の内部を流れる空気の流量Q(i)を計算し、前記流量Q(i)と前記astat(i,j)に基づいて、流量Q(i)の関数としての温度感度astat(i,j,Q)を求める流量計算部と、
    前記a(i,j)と前記astat(i,j,Q)の差分が所定の閾値以上の場合、記憶装置に記憶された前記a(i,j)を前記astat(i,j,Q)に更新する修正部と
    を備えることを特徴とする空調制御装置。
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