JP5969439B2 - 支持治具 - Google Patents

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Description

本発明は、地面に立設された棒を支持する支持治具に関するものである。
例えば旗台など、棒状の部材(以下、「支持対象」とも言う。)を地面からほぼ垂直に立てることがある。このとき、自然界では風などにより不平衡の力が支持対象にかかるため、その力が大きくなると支持対象が倒れてしまう可能性がある。これを防止するため、支持対象に対して、その軸線の両側に棒やケーブル(以下、「支線」とも言う。)を連結し、この支線を引っ張ることにより、支持対象を支持することが行われている(非特許文献1)。
ステイ、建築情報.net、インターネット、<http://www.kentikulink.net/architectjiten/ag20/ag20_2072.html>
しかしながら、上述したように支持対象の両側に連結された支線を引っ張ることにより支持対象を支持する場合、棒やケーブルの劣化、これらの敷設状況の変化など、何らかの理由によって複数の支線にかかる力に差が生じると、支持対象には一方向に引っ張られる力が働くため、支持対象が倒れることがあった。また、そのような力が繰り返し長期間に渡ってかかると、金属疲労やコンクリートの亀裂発生により支持対象が劣化することがあった。
そこで、本発明は、支持対象の倒壊や劣化を防ぐことができる支持治具を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係る支持治具は、立設された棒状の支持対象を一対の支線により前記支持対象の軸線の両側から支持する支持構造に用いられる支持治具であって、一端が一方の支線の端部に固定され、他端が前記支持対象に固定された第1の弾性部材と、一端が他方の支線の端部に固定され、他端が前記支持対象に固定された第2の弾性部材と、一端が前記一方の支線の端部に固定され、他端が前記他方の支線の端部に固定された第3の弾性部材とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1〜第3の弾性部材が弾性変形することにより支持対象にかかる力が軽減されるので、支持対象の倒壊や劣化を防ぐことができる。
図1は、本発明に係る支持治具の構成を模式的に示す図である。 図2は、本発明に係る支持治具による動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る支持治具は、地面に立設された支持対象1を支持するものである。この支持対象1は、鉄筋コンクリート構造物、コンクリート構造物、鉄柱など、棒状の部材からなる。
本実施の形態に係る支持治具は、支持対象1から離間した地面に立設された棒状の第1の支柱2と、支持対象1および第1の支柱2から離間した地面に立設された棒状の第2の支柱3と、一端が支持対象1に固定され、他端が第1の支柱2に固定された第1の支線4と、一端が支持対象1に固定され、他端が第2の支柱3に固定された第2の支線5と、一端が第1の支線4に固定され、他端が第2の支線5に固定された第1の弾性部材6および第2の弾性部材7とを備えている。
第1の支柱2および第2の支柱3は、鉄筋コンクリート構造物、コンクリート構造物、鉄柱など、棒状の部材からなる。本実施の形態において、支持対象1と、第1の支柱2および第2の支柱3とは、第1の支柱2、支持対象1、第2の支柱3の順に直線上に立設されている。
第1の支線4は、一端が第1の固定部材41により支持対象1に固定された第1の支持対象側支線4aと、一端が第2の固定部材42により第1の支柱2に固定された第1の支柱側支線4bと、第1の支持対象側支線4aの他端と第2の支柱側支線4bの他端とを接続する第1の接続部材4cとから構成される。
また、第2の支線5は、一端が第1の固定部材41により支持対象1に固定された第2の支持対象側支線5aと、一端が第3の固定部材43により第2の支柱3に固定された第2の支柱側支線5bと、第2の支持対象側支線5aの他端と第2の支柱側支線5bの他端とを接続する第2の接続部材5cとから構成される。
ここで、第1の支持対象側支線4aおよび第2の支持対象側支線5aは、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7の伸縮に対応して伸縮できる弾性体から構成されている。例えば、コイルばねや棒状または線状の金属部材からなる。
第1の支柱側支線4bおよび第2の支柱側支線5bは、棒状または線状の部材からなる。このような第1の支柱側支線4bおよび第2の支柱側支線5bは、剛性が高い材料からなることが望ましい。
第1の接続部材4c、第2の接続部材5cは、ボルトやナットからなる締結機構や溶接による接合箇所である。
第1〜第3の固定部材41〜43は、ボルトやナットからなる締結機構や溶接による接合箇所である。このような第1〜第3の固定部材41〜43を設ける位置は、適宜自由に設定することができるが、地面から離間した位置が望ましく、支持対象1の重心よりも上方がより望ましい。
このような第1の支線4および第2の支線5は、地面と離間し、かつ、地面に対して略平行な状態とされている。そして、第1の支線4が第1の支柱2に向かって、第2の支線5が第2の支柱3に向かって引っ張る力を加えることにより、支持対象1が地面に対して垂直な方向に立設するように支持している。
第1の弾性部材6および第2の弾性部材7は、コイルバネ、板ばねなどの弾性体から構成される。ここで、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7の弾性係数は、支持対象1の弾性係数の10倍程度を有することが望ましい。
このような第1の弾性部材6および第2の弾性部材7の一端は、第1の接続部材4cに接続されて、第1の支線4に固定されている。また、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7の他端は、第2の接続部材5cに接続されて、第2の支線5に固定されている。本実施の形態において、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7は、第1の支線4および第2の支線5に対して、線対称に配設されている。
次に、図1,図2を参照して、本実施の形態に係る支持治具による支持対象1の支持動作について説明する。
例えば、棒やケーブルの劣化、これらの敷設状況の変化などによって、第1の支線4がが支持対象1を引っ張る力よりも、第2の支線5が支持対象1を引っ張る力の方が強くなったとする。
この状態になると、第2の支柱側支線5bが第2の支柱3の方に引っ張られるので、第2の接続部材5cを介して第2の支柱側支線5bに接続された第2の支持部材側支線5aも第2の支柱3の方に引っ張られる。このとき、第2の接続部材5cに接続されている第1の弾性部材6および第2の弾性部材7も第2の支柱3の方に引っ張られる。すると、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7は、弾性変形して伸張するので、第2の支柱側支線5bを第2の支柱3の方に引っ張る力を軽減する。これにより、第2の支持対象側支線5aを第2の支柱3の方に引っ張る力も軽減されるので、支持対象1を第2の支柱3方に引っ張る力も軽減され、結果として、支持対象1の倒壊や劣化を防ぐことができる。
なお、第2の支持対象側支線5aも弾性変形して伸張するので、これによっても、第2の支柱側支線5bを第2の支柱3の方に引っ張る力が軽減される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7が弾性変形することにより支持対象1にかかる力が軽減されるので、支持対象1の倒壊や劣化を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、支持対象1を地面に立設した場合を例に説明したが、支持対象1を立設する場所は地面に限定されず、例えば住宅の床や船体など、適宜自由に設定することができる。
また、本実施の形態では、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7という2つの弾性部材を設ける場合を例に説明したが、設ける弾性部材の数量は2つの限定されず、例えば1つまたは3つ以上など適宜自由に設定することができる。特に、本実施の形態のように、第1の支線4や第2の支線5に対して線対称に弾性部材を設けることにより、それらの支線に係る力を均等に軽減することができる。
まだ、第1の弾性部材6および第2の弾性部材7の弾性強度は等しいことが望ましいが、必ずしも等しい必要はなく、支持対象1の弾性強度と同等またはそれ以上であればよい。
本発明は、棒状の部材を立設する各種構造体に適用することができる。
1…支持対象、2…第1の支柱、3…第2の支柱、4…第1の支線、4a…第1の支持対象側支線、4b…第1の支柱側支線、4c…第1の接続部材、5…第2の支線、5a…第2の支持対象側支線、5b…第2の支柱側支線、5c…第2の接続部材、6…第1の弾性部材、7…第2の弾性部材、41…第1の固定部材、42…第2の固定部材、43…第3の固定部材。

Claims (1)

  1. 立設された棒状の支持対象を一対の支線により前記支持対象の軸線の両側から支持する支持構造に用いられる支持治具であって、
    一端が一方の支線の端部に固定され、他端が前記支持対象に固定された第1の弾性部材と、
    一端が他方の支線の端部に固定され、他端が前記支持対象に固定された第2の弾性部材と、
    一端が前記一方の支線の端部に固定され、他端が前記他方の支線の端部に固定された第3の弾性部材と
    を備えることを特徴とする支持治具。
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