JP5968265B2 - 角速度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、角速度センサに関する。
近年、角速度センサは、人工衛星、ミサイル、無人航空機などの軍需用を始め、エアバッグ(Air Bag)、ESC(Electronic Stability Control)、車両用ブラックボックス(Black Box)などの車両用、カムコーダの手振れ防止用、携帯電話やゲーム機のモーションセンシング用、ナビゲーション用など、様々な用途に用いられている。
このような角速度センサは、角速度を測定するために、通常、メンブレイン(Membrane)などの弾性基板に質量体を接着した構成を採用している。上記の構成により、角速度センサは、質量体に印加されるコリオリ力を測定して角速度を算出する。
角速度センサを用いて角速度を測定する方式を具体的に説明すると、以下のとおりである。まず、角速度は、コリオリ力(Coriolis Force)「F=2mΩ×v」式によって求めることができる。ここで、「F」は質量体に作用するコリオリ力、「m」は質量体の質量、「Ω」は測定しようとする角速度、「v」は質量体の運動速度である。このうち、質量体の運動速度(v)と質量体の質量(m)は、既に認知している値であるため、質量体に作用するコリオリ力(F)を検知することで角速度(Ω)を求めることができる。
一方、従来技術による角速度センサは、特許文献1に開示されたように、質量体を駆動させたり、質量体の変位を検知するために、メンブレイン(ダイアフラム)の上部に圧電体を備える。このような角速度センサで角速度を測定するためには、駆動モードの共振周波数と検知モードの共振周波数とをほぼ一致させることが好ましい。しかし、形状/応力/物性などによる微細な製作誤差により、駆動モードと検知モードとの間に非常に大きい干渉が発生する。従って、角速度信号より遥かに大きなノイズ(Noise)信号が出力されるため、角速度信号の回路増幅が制限され、角速度センサの感度が低下するという問題点が発生する。
米国特許出願公開2011/0146404号明細書
本発明は上述の従来技術の問題点を解決するためのものであって、本発明の一側面は、二つのフレームを備えて質量体の駆動変位と検知変位を個別的に発生させて、特定方向に対してのみ質量体が運動できるように可撓部を形成することにより、駆動モードと検知モードとの間の干渉を除去し、製作誤差による影響を低減させることができる角速度センサを提供することをその目的とする。
本発明の実施例による角速度センサは、質量体と、前記質量体と離隔されるように前記質量体の外側に備えられた第1フレームと、X軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結する第1可撓部と、Y軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結する第2可撓部と、前記第1フレームと離隔されるように前記第1フレームの外側に備えられた第2フレームと、X軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第3可撓部と、Y軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第4可撓部と、を含み、前記第1可撓部はY軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、前記第2可撓部はZ軸方向の厚さがX軸方向の幅より大きく、前記第3可撓部はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きく、前記第4可撓部はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きいことを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記質量体は、前記第1フレームに対してY軸を基準に回転することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第1フレームは、前記第2フレームに対してX軸を基準に回転することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部には曲げ応力が発生し、前記第2可撓部には捻り応力が発生することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第3可撓部には捻り応力が発生し、前記第4可撓部には曲げ応力が発生することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、Z軸方向を基準に前記質量体の重心より上側に備えられることを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、Y軸方向を基準に前記質量体の重心に対応する位置に備えられることを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第3可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第4可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部に備えられ、前記質量体の変位を検知する検知手段をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記検知手段は、前記質量体がY軸を基準に回転する際に発生する変位を検知することを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第4可撓部に備えられ、前記第1フレームを駆動させる駆動手段をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記駆動手段は、前記第1フレームをX軸を基準に回転するように駆動させることを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記質量部の重心が、前記第1可撓部及び第4可撓部よりも、Z軸方向を基準として下方に位置していることを特徴とする。
また、本発明の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部及び第4可撓部が、Z軸方向を基準にして、前記質量体、前記第1フレーム、前記第2可撓部及び前記第3可撓部の上端の位置に配置されている。
また、本発明の他の実施例による角速度センサは、質量体と、前記質量体と離隔されるように前記質量体の外側に備えられた第1フレームと、前記質量体と前記第1フレームとを連結する第1可撓部と、前記質量体と前記第1フレームとを連結する第2可撓部と、前記第1フレームと離隔されるように前記第1フレームの外側に備えられた第2フレームと、前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第3可撓部と、前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第4可撓部と、を含み、前記第1可撓部及び第4可撓部はビームであり、前記第2可撓部は前記質量体の変異を制限するヒンジであり、前記第3可撓部は前記第1フレームの変異を制限するヒンジであることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部と第3可撓部は互いに直交する方向に配置されることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部と第2可撓部は互いに直交する方向に配置され、前記第3可撓部と第4可撓部は互いに直交する方向に配置されることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、第1可撓部は、X軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結し、第2可撓部は、Y軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結し、第3可撓部は、X軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結し、第4可撓部は、Y軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結し、前記第1可撓部はY軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、前記第2可撓部はZ軸方向の厚さがX軸方向の幅より大きく、前記第3可撓部はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きく、前記第4可撓部はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きいことを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記質量体は、前記第1フレームに対してY軸を基準に回転することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1フレームは、前記第2フレームに対してX軸を基準に回転することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部には曲げ応力が発生し、前記第2可撓部には捻り応力が発生することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第3可撓部には捻り応力が発生し、前記第4可撓部には曲げ応力が発生することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、Z軸方向を基準に前記質量体の重心より上側に備えられることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、Y軸方向を基準に前記質量体の重心に対応する位置に備えられることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第2可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第3可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第4可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部に備えられ、前記質量体の変位を検知する検知手段をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記検知手段は、前記質量体がY軸を基準に回転する際に発生する変位を検知することを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第4可撓部に備えられ、前記第1フレームを駆動させる駆動手段をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記駆動手段は、前記第1フレームをX軸を基準に回転するように駆動させることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記質量体の重心が、前記第1可撓部及び第4可撓部よりも、Z軸方向を基準として下方に位置していることを特徴とする。
また、本発明の他の実施例による角速度センサにおいて、前記第1可撓部及び第4可撓部が、Z軸方向を基準にして、前記質量体、前記第1フレーム、前記第2可撓部及び前記第3可撓部の上端の位置に配置されていることを特徴とする。
本発明によると、二つのフレームを備えて質量体の駆動変位と検知変位を個別的に発生させて、特定方向に対してのみ質量体が運動できるように可撓部を形成する。従って、駆動モードと検知モードとの間の干渉を除去して回路増幅比の上昇による感度の向上を実現することができ、製作誤差による影響を低減させて、収率を向上させることができる。
本発明の実施例による角速度センサの斜視図である。 図1に図示された角速度センサの平面図である。 図2に図示されたA−A´線に沿った角速度センサの断面図である。 図2に図示されたB−B´線に沿った角速度センサの断面図である。 本発明の実施例による角速度センサの変形例を図示した斜視図である。 図2に図示された質量体の運動可能な方向を図示した平面図である。 図3に図示された質量体の運動可能な方向を図示した断面図である。 図3に図示された質量体が第1フレームに対してY軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。 図3に図示された質量体が第1フレームに対してY軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。 図2に図示された第1フレームの運動可能な方向を図示した平面図である。 図4に図示された第1フレームの運動可能な方向を図示した断面図である。 図4に図示された第1フレームが第2フレームに対してX軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。 図4に図示された第1フレームが第2フレームに対してX軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。 本実施例による角速度センサが角速度を測定する過程を図示した断面図である。 本実施例による角速度センサが角速度を測定する過程を図示した断面図である。 本実施例による角速度センサが角速度を測定する過程を図示した断面図である。 本実施例による角速度センサが角速度を測定する過程を図示した断面図である。 本発明の実施例による角速度センサの他の変形例を図示した斜視図である。
本発明の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付図面に係る以下の詳細な説明及び好ましい実施例によってさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際し、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面に示されても、できるだけ同一の番号を付けるようにしていることに留意しなければならない。また、「一面」、「他面」、「第1」、「第2」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために用いられるものであり、構成要素が前記用語によって限定されるものではない。以下、本発明を説明するにあたり、本発明の要旨を不明瞭にする可能性がある係る公知技術についての詳細な説明は省略する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例による角速度センサの斜視図であり、図2は、図1に図示された角速度センサの平面図であり、図3は、図2に図示されたA−A´線に沿った角速度センサの断面図であり、図4は、図2に図示されたB−B´線に沿った角速度センサの断面図であり、図5は、本発明の実施例による角速度センサの変形例を図示した斜視図である。
図1から図4に図示されたように、本実施例による角速度センサ100は、質量体110と、質量体110と離隔されるように質量体110の外側に備えられた第1フレーム120と、X軸方向に質量体110と第1フレーム120とを連結する第1可撓部130と、Y軸方向に質量体110と第1フレーム120とを連結する第2可撓部140と、第1フレーム120と離隔されるように第1フレーム120の外側に備えられた第2フレーム150と、X軸方向に第1フレーム120と第2フレーム150とを連結する第3可撓部160と、Y軸方向に第1フレーム120と第2フレーム150とを連結する第4可撓部170と、を含む構成である。
ここで、第1可撓部130は、Y軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きく、第2可撓部140は、Z軸方向の厚さtがX軸方向の幅wより大きい。また、第3可撓部160は、Z軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きく、第4可撓部170は、X軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きい。
前記質量体110は、コリオリ力によって変位されるものであり、第1可撓部130及び第2可撓部140を介して第1フレーム120に連結される。ここで、質量体110は、コリオリ力が作用する際に、第1可撓部130の曲げと第2可撓部140の捻りによって第1フレーム120を基準に変位される。この際、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に回転されるが、これについての具体的な説明は後述する。一方、質量体110は、四角柱状に図示されているが、これに限定されるものではない。例えば、図5に図示されたように、質量体110は、円柱状に形成することもでき、その他にも、ファン(Fan)の形状など、当業界に公知された全ての形状に形成することができる。尚、第1可撓部と第4可撓部は、図1〜図4より明らかなように、その形状と質量体及びフレームとの有機的な結合によって、曲げ運動を発生させるビームである。また、第2可撓部と第3可撓部は、図1〜図4より明らかなように、その形状と質量体及びフレームとの有機的な結合によって、「特定方向の変位を発生させるように制限された」捻りを生じさせるヒンジである。
前記第1フレーム120は、第1可撓部130及び第2可撓部140を支持して、質量体110を変位することができる空間を確保する役割をし、質量体110が変位される際に基準となる。ここで、第1フレーム120は、質量体110と離隔されるように質量体110の外側に備える。この際、第1フレーム120は、中心に四角柱状の空洞が形成された四角柱状に形成することができるが、これに限定されるものではない。
例えば、図5に図示されたように、第1フレーム120は、中心に円柱状の空洞が形成された円柱状に形成することもできる。一方、第1フレーム120は、第3可撓部160及び第4可撓部170を介して第2フレーム150に連結させる。ここで、第1フレーム120は、駆動手段190によって駆動する際に、第3可撓部160の捻りと第4可撓部170の曲げによって第2フレーム150を基準に変位する。この際、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準に回転するが、これについての具体的な説明は後述する。
前記第1、2可撓部130、140は、第1フレーム120を基準に質量体110が変位されるように、第1フレーム120と質量体110とを連結する役割をするものであり、第1可撓部130と第2可撓部140は、互いに垂直に形成される。即ち、第1可撓部130は、X軸方向に質量体110と第1フレーム120とを連結し、第2可撓部140は、Y軸方向に質量体110と第1フレーム120とを連結する。この際、第1可撓部130と第2可撓部140は、それぞれ、質量体110と第1フレーム120を両方で連結することができる。但し、図14に図示されたように、第1可撓部130と第2可撓部140は、それぞれ必要に応じて、質量体110と第1フレーム120を一方でのみ連結することもできる。
一方、図2から図4に図示されたように、第1可撓部130は、Y軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きく、第2可撓部140は、Z軸方向の厚さtがX軸方向の幅wより大きい。このような第1可撓部130及び第2可撓部140の特性により、質量体110は、第1フレーム120を基準に特定方向にのみ運動することができる。
図6は、図2に図示された質量体の運動可能な方向を図示した平面図であり、図7は、図3に図示された質量体の運動可能な方向を図示した断面図であって、これを参照して質量体110の運動可能な方向について説明する。
まず、第2可撓部140のZ軸方向の厚さtがX軸方向の幅wより大きいため、質量体110は、第1フレーム120に対してX軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限されるが、Y軸を基準に相対的に自由に回転することができる(図7参照)。
具体的には、第2可撓部140がY軸を基準に回転する際の剛性に比べX軸を基準に回転する際の剛性が大きいほど、質量体110は、Y軸を基準に自由に回転することができる反面、X軸を基準に回転することが制限される。これと同様に、第2可撓部140がY軸を基準に回転する際の剛性に比べZ軸方向に並進する際の剛性が大きいほど、質量体110は、Y軸を基準に自由に回転することができる反面、Z軸方向に並進することが制限される。従って、第2可撓部140の(X軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(Y軸を基準に回転する際の剛性)値が増加するほど、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に自由に回転する反面、X軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
図2及び図3を参照して、第2可撓部140のZ軸方向の厚さt、Y軸方向の長さL及びX軸方向の幅wと方向毎の剛性との関係をまとめると、次のようになる。
(1)第2可撓部140のX軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性∝ w×t /L
(2)第2可撓部140のY軸を基準に回転する際の剛性∝ w ×t/L
前記二つの式によると、第2可撓部140の(X軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(Y軸を基準に回転する際の剛性)値は、(t/(w))に比例する。ところが、本実施例による第2可撓部140は、Z軸方向の厚さtがX軸方向の幅wより大きいため(t/(w))が大きく、従って、第2可撓部140の(X軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(Y軸を基準に回転する際の剛性)値が増加される。このような第2可撓部140の特性により、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に自由に回転する反面、X軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
一方、第1可撓部130は、長さ方向(X軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110が第1フレーム120に対してZ軸を基準に回転したりX軸方向に並進することを制限することができる(図6参照)。また、第2可撓部140は、長さ方向(Y軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110が第1フレーム120に対してY軸方向に並進することを制限することができる(図6参照)。
結局、上述した第1可撓部130及び第2可撓部140の特性により、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に回転することができるが、X軸またはZ軸を基準に回転したりZ軸、Y軸またはX軸方向に並進することが制限される。即ち、質量体110の運動可能な方向をまとめると、下記の表1のようになる。
Figure 0005968265
このように、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に回転することができる反面、その他の方向に運動することが制限されるため、質量体110の変位を所望の方向(Y軸を基準に回転)の力に対してのみ発生させることができる。
一方、図8A及び図8Bは、図3に図示された質量体が第1フレームに対してY軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。
図8A及び図8Bに図示されたように、質量体110が第1フレーム120に対してY軸を回転軸Rとして回転するため、第1可撓部130には、圧縮応力と引張応力が組み合わされた曲げ応力が発生し、第2可撓部140には、Y軸を基準に捻り応力が発生する。この際、質量体110にトルク(torque)を発生させるために、第2可撓部140は、Z軸方向を基準に質量体110の重心Cより上側に備えることができる。また、図2に図示されたように、質量体110がY軸を基準に正確に回転するように、第2可撓部140は、Y軸方向を基準に質量体110の重心Cに対応する位置に備えることができる。
前記第2フレーム150は、第3可撓部160及び第4可撓部170を支持して、第1フレーム120を変位することができる空間を確保する機能を有し、第1フレーム120を変位する際の基準となる。ここで、第2フレーム150は、第1フレーム120と離隔されるように第1フレーム120の外側に備える。この際、第2フレーム150は、中心に四角柱状の空洞が形成された四角柱状に形成することができるが、これに限定されるものではない。例えば、図5に図示されたように、第2フレーム150は、中心に円柱状の空洞が形成された四角柱状に形成することができる。
前記第3、4可撓部160、170は、第2フレーム150を基準に第1フレーム120を変位することができるように、第2フレーム150と第1フレーム120とを連結する役割をするものであり、第3可撓部160と第4可撓部170は、互いに垂直に形成される。即ち、第3可撓部160は、X軸方向に第1フレーム120と第2フレーム150とを連結し、第4可撓部170は、Y軸方向に第1フレーム120と第2フレーム150とを連結する。この際、第3可撓部160と第4可撓部170は、それぞれ、第1フレーム120と第2フレーム150を両方で連結することができる。但し、図14に図示されたように、第3可撓部160と第4可撓部170は、それぞれ、必要に応じて、第1フレーム120と第2フレーム150を一方でのみ連結することもできる。
一方、図2から図4に図示されたように、第3可撓部160は、Z軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きく、第4可撓部170は、X軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きい。このような第3可撓部160及び第4可撓部170の特性により、第1フレーム120は、第2フレーム150を基準に特定方向にのみ運動することができる。
図9は、図2に図示された第1フレームの運動可能な方向を図示した平面図であり、図10は、図4に図示された第1フレームの運動可能な方向を図示した断面図であって、これを参照して第1フレーム120の運動可能な方向について説明する。
まず、第3可撓部160のZ軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きいため、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してY軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される反面、X軸を基準に相対的に自由に回転することができる(図10参照)。
具体的には、第3可撓部160がX軸を基準に回転する際の剛性に比べY軸を基準に回転する際の剛性が大きいほど、第1フレーム120は、X軸を基準に自由に回転することができる反面、Y軸を基準に回転することが制限される。これと同様に、第3可撓部160がX軸を基準に回転する際の剛性に比べZ軸方向に並進する際の剛性が大きいほど、第1フレーム120は、X軸を基準に自由に回転することができる反面、Z軸方向に並進することが制限される。従って、第3可撓部160の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値が増加するほど、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準に自由に回転する反面、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
図2から図4を参照して、第3可撓部160のZ軸方向の厚さt、X軸方向の長さL及びY軸方向の幅wと方向毎の剛性との関係をまとめると、次のようになる。
(1)第3可撓部160のY軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性∝ w×t /L
(2)第3可撓部160のX軸を基準に回転する際の剛性∝ w ×t/L
前記二つの式によると、第3可撓部160の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値は、(t/(w))に比例する。ところが、本実施例による第3可撓部160は、Z軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きいため(t/(w))が大きく、従って、第3可撓部160の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値は増加される。このような第3可撓部160の特性により、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準に自由に回転する反面、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
一方、第4可撓部170は、長さ方向(Y軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、第1フレーム120が第2フレーム150に対してZ軸を基準に回転したりY軸方向に並進することを制限することができる(図9参照)。また、第3可撓部160は、長さ方向(X軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、第1フレーム120が第2フレーム150に対してX軸方向に並進することを制限することができる(図9参照)。
結局、上述した第3可撓部160及び第4可撓部170の特性により、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準に回転することができるが、Y軸またはZ軸を基準に回転したりZ軸、Y軸またはX軸方向に並進することが制限される。即ち、第1フレーム120の運動可能な方向をまとめると、下記の表2のようになる。
Figure 0005968265
このように、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準に回転することができる反面、その他の方向に運動することが制限されるため、第1フレーム120の変位を所望の方向(X軸を基準に回転)の力に対してのみ発生させることができる。
一方、図11A及び図11Bは、図4に図示された第1フレームが第2フレームに対してX軸を基準に回転する過程を図示した断面図である。
図11A及び図11Bに図示されたように、第1フレーム120が第2フレーム150に対してX軸を基準に回転するため、第3可撓部160には、X軸を基準に捻り応力が発生し、第4可撓部170には、圧縮応力と引張応力が組み合わされた曲げ応力が発生する。
さらに、図2に図示されたように、XY平面を基準として、第1可撓部130が相対的に広い反面、第2可撓部140が相対的に狭いため、第1可撓部130には、質量体110の変位を検知する検知手段180を備えることができる。ここで、検知手段180は、Y軸を基準に回転する質量体110の変位を検知することができる。この際、検知手段180は、特に限定されるものではないが、圧電方式、ピエゾ抵抗方式、静電容量方式、光学方式などを用いて形成することができる。
また、XY平面を基準として、第4可撓部170は相対的に広い反面、第3可撓部160は相対的に狭いため、第4可撓部170には、第1フレーム120を駆動させる駆動手段190を備えることができる。ここで、駆動手段190は、第1フレーム120をX軸を基準に回転するように駆動させることができる。この際、駆動手段190は、特に限定されるものではないが、圧電方式、静電容量方式などを用いて形成することができる。
一方、上述の構造的特性を利用して、本実施例による角速度センサ100は、角速度を測定することができる。
図12から図13は、本実施例による角速度センサが角速度を測定する過程を図示した断面図であり、これを参照して、角速度を測定する過程について説明する。
まず、図12A及び図12Bに図示されたように、駆動手段190を用いて第1フレーム120を第2フレーム150に対してX軸を基準に回転させる(駆動モード)。ここで、質量体110は、第1フレーム120とともにX軸を基準に回転されながら振動し、振動によって質量体110には、Y軸方向に速度Vが発生する。この際、Z軸を基準とする角速度Ωが質量体110に印加されると、X軸方向にコリオリ力Fが発生する。
このようなコリオリ力Fにより、図13A及び図13Bに図示されたように、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準に回転しながら変位され、検知手段180が質量体110の変位を検知する(検知モード)。質量体110の変位を検知することにより、コリオリ力Fを算出することができ、前記コリオリ力Fを利用してZ軸を基準とする角速度Ωを測定することができる。
一方、上述した第1可撓部130及び第2可撓部140の特性により、質量体110は、第1フレーム120に対してY軸を基準にのみ回転することができる。従って、図12A及び図12Bに図示されたように、駆動手段190を用いて第1フレーム120を第2フレーム150に対してX軸を基準に回転させても、質量体110は、第1フレーム120に対してX軸を基準に回転されない。また、上述した第3可撓部160及び第4可撓部170の特性により、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してX軸を基準にのみ回転することができる。
従って、図13A及び図13Bに図示されたように、検知手段180を用いて質量体110の変位を検知する際に、X軸方向のコリオリ力Fが作用しても、第1フレーム120は、第2フレーム150に対してY軸を基準に回転せず、質量体110のみが第1フレーム120に対してY軸方向に回転する。このように、本実施例による角速度センサ100は、第1フレーム120及び第2フレーム150を備えて質量体110の駆動変位と検知変位を個別的に発生させて、特定方向に対してのみ質量体110と第1フレーム120が運動できるように、第1、2、3、4可撓部130、140、160、170を形成する。従って、駆動モードと検知モードとの間の干渉を除去して回路増幅比の上昇による感度の向上を実現することができ、製作誤差による影響を低減させて、収率を向上させることができる効果がある。
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明はこれに限定されず、該当分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想内にての変形や改良が可能であることは明白であろう。特に、本発明は、「X軸」、「Y軸」及び「Z軸」を基準として説明したが、これは説明の便宜のために定義したものに過ぎないため、本発明の権利範囲がこれに制限されるものではない。
本発明の単純な変形乃至変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は添付の特許請求の範囲により明確になるであろう。
本発明は、角速度センサに適用可能である。
100 角速度センサ
110 質量体
120 第1フレーム
130 第1可撓部
140 第2可撓部
150 第2フレーム
160 第3可撓部
170 第4可撓部
180 検知手段
190 駆動手段
C 質量体の重心
第1可撓部の厚さ
第1可撓部の幅
第2可撓部の厚さ
第2可撓部の長さ
第2可撓部の幅
R 回転軸
第3可撓部の厚さ
第3可撓部の幅
第3可撓部の長さ
第4可撓部の厚さ
第4可撓部の幅

Claims (20)

  1. 質量体と、
    前記質量体と離隔されるように前記質量体の外側に備えられた第1フレームと、
    前記質量体と前記第1フレームとを連結する第1可撓部と、
    前記質量体と前記第1フレームとを連結する第2可撓部と、
    前記第1フレームと離隔されるように前記第1フレームの外側に備えられた第2フレームと、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第3可撓部と、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する第4可撓部と、を含み、
    前記第1可撓部はY軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、
    前記第2可撓部はZ軸方向の厚さがX軸方向の幅より大きく、
    前記第3可撓部はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きく、
    前記第4可撓部はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、
    前記第1可撓部及び第4可撓部はビームであり、
    前記第2可撓部は、前記質量体がY軸を中心に回転するようにし、前記質量体のX軸基準の回転とZ軸方向の変位を制限するヒンジであり、
    前記第3可撓部は、前記第1フレームがX軸を中心に回転するようにし、前記第1フレームのY軸基準の回転とZ軸方向の変位を制限するヒンジであることを特徴とする角速度センサ。
  2. 前記第2可撓部と第3可撓部は互いに直交する方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ。
  3. 前記第1可撓部と第2可撓部は互いに直交する方向に配置され、
    前記第3可撓部と第4可撓部は互いに直交する方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ。
  4. 前記第1可撓部は、X軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結し、
    前記第2可撓部は、Y軸方向に前記質量体と前記第1フレームとを連結し、
    前記第3可撓部は、X軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結し、
    前記第4可撓部は、Y軸方向に前記第1フレームと前記第2フレームとを連結することを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ。
  5. 前記質量体は、前記第1フレームに対してY軸を基準に回転することを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
  6. 前記第1フレームは、前記第2フレームに対してX軸を基準に回転することを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
  7. 前記第1可撓部には曲げ応力が発生し、前記第2可撓部には捻り応力が発生することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  8. 前記第3可撓部には捻り応力が発生し、前記第4可撓部には曲げ応力が発生することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  9. 前記第2可撓部は、Z軸方向を基準に前記質量体の重心より上側に備えられることを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
  10. 前記第2可撓部は、Y軸方向を基準に前記質量体の重心に対応する位置に備えられることを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
  11. 前記第1可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  12. 前記第2可撓部は、前記質量体と前記第1フレームを両方または一方で連結することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  13. 前記第3可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  14. 前記第4可撓部は、前記第1フレームと前記第2フレームを両方または一方で連結することを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  15. 前記第1可撓部に備えられ、前記質量体の変位を検知する検知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  16. 前記検知手段は、前記質量体がY軸を基準に回転する際に発生する変位を検知することを特徴とする請求項15に記載の角速度センサ。
  17. 前記第4可撓部に備えられ、前記第1フレームを駆動させる駆動手段をさらに含むことを特徴とする請求項1又は4に記載の角速度センサ。
  18. 前記駆動手段は、前記第1フレームをX軸を基準に回転するように駆動させることを特徴とする請求項17に記載の角速度センサ。
  19. 前記質量体の重心が、前記第1可撓部及び第4可撓部よりも、Z軸方向を基準として下方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
  20. 前記第1可撓部及び第4可撓部が、Z軸方向を基準にして、前記質量体、前記第1フレーム、前記第2可撓部及び前記第3可撓部の上端の位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の角速度センサ。
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