JP5967853B2 - 受信装置および遅延プロファイル生成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置および遅延プロファイル生成方法に関するものである。
マラソン中継等に用いられるFPU(Field Pickup Unit)等では、移動中継車で撮影した映像に対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の変調処理を行い、電波として送出する。送出された電波は、ビルや山などの高所に設置された受信基地で受信され、復調処理を施された後、映像信号を再生する。
このような移動伝送では伝搬路の特性が時々刻々変動し、受信アンテナに到達する受信信号の振幅、位相は大きく変動する。また、時間的に最も早い時間に到達する直接波(先行波)のレベルよりも遅延時間を伴った反射波のレベルの方が大きくなる場合も存在する。さらには、OFDMのガードインターバル期間を超える遅延時間の反射波が到達することもある。
この様に、移動伝送の伝搬路環境は厳しい条件であり、そのような環境下であっても受信装置では安定した同期処理が必要となる。
図3(a)は2波のマルチパス環境で反射波レベルの方が大きい場合の遅延プロファイルを示している。受信部では、受信信号に有効シンボル長の時間窓を設け(以降ではこの時間窓をFFT窓と称する)、FFT窓内の信号に対してOFDM復調を実施する。OFDM方式では正しいタイミングにFFT窓を設けていれば、ガードインターバル期間内の反射波に対してはシンボル間干渉が生じることがない。
図3(b)は先行波に同期したタイミングにFFT窓を設けており、図3(c)は反射波に同期したタイミングにFFT窓を設けている場合を示している。図3(b)に示すように、先行波にFFT窓を同期させた場合、FFT窓内に隣接シンボルが混入することはなくシンボル間干渉も発生しない。一方、図3(c)のように反射波に同期したタイミングにFFT窓を設けた場合には、斜線で示した隣接シンボルの成分によりシンボル間干渉が発生し、符号誤り率の低下に繋がってしまう。
このように、反射波の遅延時間がガードインターバル期間内に収まっている場合には先行波に同期したタイミングにFFT窓を設けた方が良く、ガードインターバルを有効に利用することができる。
また、ガードインターバルを超える反射波が存在する環境であっても、反射波のレベルが小さい場合であれば、先行波に同期したタイミングにFFT窓を設けた方がシンボル間干渉を最小限に抑えることができる。
なお、従来からOFDM方式の受信装置において、特別なテスト信号を用いずに、通常の情報符号を受信しながら、OFDM信号が有するガードインターバルを越える期間の遅延プロファイルを観測できるようにする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システムとして、日本国の社団法人電波産業会が策定したARIB STD−B33(非特許文献1)が知られる。
特許第3719707号公報
テレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システム、ARIB STD−B33、社団法人電波産業会、インターネット<URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/6-STD-B33v1_1-E1.pdf>
前述したように、ガードインターバル長を超える遅延時間の反射波が存在し、尚且つそのレベルが非常に大きい場合を除いては、一般的に先行波に同期したタイミングにFFT窓を設けた方がシンボル間干渉を最小にすることができる。そのため、反射波のレベルが大きく、先行波のレベルが小さい環境であっても、先行波の位置を安定的に算出することが必要となる。
レベルの小さい先行波を検出する遅延プロファイルの算出方式としては、パイロット時間信号と受信信号との相互相関を算出する方式やチャネル推定結果を時間領域に変換する方式等が挙げられる。
FPUで用いられているARIB STD−B33において遅延検波ではなく直交検波を用いる場合、送信信号には周波数軸上の一定間隔(8キャリア毎)に2値位相変調(BPSK)されたパイロットキャリアが挿入される(図4)。このパイロット信号の変調は、周波数方向には所定の生成多項式でランダム化されているが、時間方向には一定である。つまりパイロット信号は受信側で既知の信号であるため、予めパイロットキャリア信号のみを時間領域に変換した1シンボル時間分の信号をROM(Read Only Memory)テーブルなどにリファレンス信号として保持し、受信信号とこのリファレンス信号をスライディング相関することにより、この遅延プロファイルを得ることができる。
しかし、この方式で観測できる反射波の遅延時間は、パイロットキャリアの挿入間隔の逆数で示された時間に限定されてしまう。この時間を超えると、その反射波は折り返し成分(イメージ成分)として現れ、長遅延反射波が負時間の先行波として観測されてしまい、正しい先行波位置が分からなくなるという課題が存在する。
図5は上記方式を用いて算出した遅延プロファイルの結果を示している。0サンプル時間に先行波が存在し、50、100、200サンプル時間に反射波が存在する条件としている。図中の遅延プロファイルの上に付した星印(☆)は本来観測されるべき遅延プロファイルを示している。しかし、ARIB STD−B33のパイロットキャリア間隔は8サブキャリアであるため、有効シンボル長の1/8以上の遅延時間の反射波は、イメージ成分(星印以外の印)として折り返して観測されてしまう。このような遅延プロファイルでは、例えば図5の−28サンプルの位置に存在する四角印の遅延プロファイルはイメージ成分であるか、あるいはレベルの小さな先行波であるかの判別をつけることが困難であり、正しい先行波を識別できなくなる。
本発明の一側面は、所定のサブキャリア間隔に挿入されるパイロットキャリアを時間領域に変換した信号と、該信号のシンボル後半のガードインターバル長の信号と、当該信号を有効シンボルの前方に巡回付加した信号がシンボル遷移点を中心に逆位相になるようにパイロットキャリアを配置した変調信号を受信する受信装置であって、予め算出しておいたシンボル遷移点のパイロットキャリアを時間領域に変換した信号と受信信号を相互相関演算する手段と、相互相関演算した結果をシンボル方向に平均化を行うことにより遅延プロファイル信号を生成する手段を、具備したことを特徴とする。
本発明の他の側面は、上述に記載の受信装置であって、前記遅延プロファイル信号に対して時間的に最も早く到達した先行波の位置を検出する手段と、受信信号に対して先行波位置に基づき有効シンボル期間長の時間窓を設け、時間窓内の信号に基づきOFDM復調する手段を具備したことを特徴とする。
本発明の他の側面に係る遅延プロファイル信号生成方法は、所定のサブキャリア間隔に挿入されるパイロットキャリアを時間領域の信号に変換するステップと、前記信号のシンボル後半のガードインターバル長の信号と、当該信号を有効シンボルの前方に巡回付加した信号がシンボル遷移点を中心に逆位相になるようにパイロットキャリアを配置した変調信号を受信するステップと、予め算出しておいたシンボル遷移点のパイロットキャリアを時間領域に変換した信号と受信信号を相互相関演算するステップと、相互相関演算した結果をシンボル方向に平均化を行うことにより遅延プロファイル信号を生成するステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、遅延プロファイルを算出するためのプリアンブル等を伝送しなくとも、パイロットキャリア信号を用いた相関演算を行うことにより、ガードインターバルを超える遅延波も観測することができる遅延プロファイルを生成することができる。
また、遅延プロファイルから算出した先行波タイミングに基づいてFFT窓を設けるだけで、長遅延パスによるシンボル間干渉が生じにくい受信装置を容易に実現できる。
本発明の一実施例であるOFDM受信機のブロック図 本発明の実施例1である相関演算部を説明するためのブロック図 FFT窓位置とシンボル間干渉の関係を説明するための図 ARIB STD−B33のサブキャリア配置を説明するための図 従来技術による遅延プロファイルを説明するための図 パイロットキャリア位置=4の時の相関処理を説明するための模式図 パイロットキャリア位置=12の時の相関処理を説明するための模式図 本発明の一実施例である最大ピーク値に基づくしきい値算出方法を説明するための図 本発明の一実施例である雑音レベルに基づくしきい値算出方法を説明するための図 遅延プロファイルに生じている***成分を説明する図 相関成分と***成分を説明するための図 本発明の実施例2に基づき算出した遅延プロファイルを説明するための図 本発明の実施例3である相関演算部を説明するためのブロック図
図1は、本発明の実施形態に係るOFDM受信機のブロック図である。
図1において、受信アンテナ11と、受信高周波部12を経由してベースバンド信号に変換された受信信号はA/D変換器(Analogue to Digital converter)1でアナログ信号からデジタル信号に変換される。A/D変換器1のサンプリングはVCO(Voltage Controlled Oscillator)4から供給されるクロックのタイミングで行われる。このVCO4のクロック周波数は同期制御部3により送信機のクロック周波数に同期するように制御されるが、その制御方法については後述する。
A/D変換器1からのデジタル信号は相関演算部2とFFT(Fast Fourier Transform)演算部5に供給される。FFT演算部5では同期制御部3からのタイミング信号TWINに基づいて受信信号に有効シンボル長のFFT窓を設け、FFT窓内の信号に対して高速フーリエ変換を行うことで、周波数領域の信号に変換する。ここで、同期制御部3からのタイミング信号TWINは隣接シンボルとの干渉が生じないようなタイミングであることが望ましく、このタイミング制御方法に関しても後述する。
FFT演算部5の出力信号はOFDM復調部6に入力され、OFDM復調部6ではパイロットキャリアに基づいた等化処理などを行った後、復調処理することで情報符号を再生する。
前述したように、シンボル干渉が生じないようなタイミングにFFT窓を設けることはOFDM伝送を行う上で非常に重要であり、本発明は遅延プロファイルを高精度に算出し、算出した遅延プロファイルに基づいてこのタイミング制御を行うことを特徴としている。
最初に、遅延プロファイルを算出する相関演算部2の動作原理について説明し、その後、相関演算部2の構成について説明する。
図6は、周波数位置=4のパイロットキャリアに注目して相関処理を説明する模式図である。
図7は、周波数位置=12のパイロットキャリアに注目して相関処理を説明する模式図である。
パイロットキャリアは、周波数軸上でデータキャリア等の他のキャリアの間に一定間隔に挿入されており、ARIB STD−B33で規格化されているパイロットキャリア(Continual Pilot)の周波数位置は式(1)で定められている。
Figure 0005967853
ここで、サブキャリア位置は直流を0として、帯域全体では−428〜+428の周波数位置にサブキャリアが配置されているものとする。式(1)のパイロットキャリア配置ではkの範囲はk=−53〜+53である。最も直流に近いパイロットキャリアはk=0,−1の時であり、その時の周波数位置は±4である。
図6では2つのOFDMシンボルを図示しており、破線矢印で示したタイミングがシンボルの遷移点である。各OFDMシンボルは、1024サンプルの有効シンボルに128サンプルのガードインターバル(GD)が付加された信号をOFDMシンボルとしている。GDは、有効シンボルの後端のGD長に相当する部分からコピーされ、その有効シンボルの前に付加されたものである。一般にはGD長は、予期される遅延分散に応じて、有効シンボル長の1/4、1/8、1/16等から選ばれうる。
周波数位置が4のパイロットキャリアの時間信号は1有効シンボル期間当たり、4周期を有する。図6において、中心の斜線で囲んだ部分の信号に着目すると、その前半、後半でパイロットキャリア時間信号の位相がシンボル遷移点を中心に逆相関係となっている。この領域で囲まれた部分の信号をリファレンス信号(ref(t))として、リファレンス信号(ref(t))と受信信号(r(t))のスライディング相互相関を演算すると、シンボル遷移点でタイミングが一致した時のみ有相関となり、それ以外のタイミングでは信号の前半、後半が逆相関係になっているため、相関値は打ち消し合って0となる。
同様に、パイロット位置が12(式(1)においてk=1)の場合の模式図を図7に示す。この場合であっても、シンボル遷移タイミングにおいてリファレンス信号の前半、後半が逆相関係であるため、タイミングが一致する場合のみ有相関となる。
更に、これ以上の高い周波数のパイロットに関しても同様の結果であり、これら複数のパイロットキャリアを合成し、広帯域化することで、相関結果は急峻なピークを有するようになる。
このように、他の部分とは相関のない特異な部分信号で相関演算を行うことで、シンボル遷移タイミングのみを検出することが可能であり、前述したようなガードインターバルを超える遅延時間の反射波が存在していても、折り返しによるイメージ成分が生じることがなく、ガードインターバル外の反射波も観測することが可能となる。
上記ではARIB STD−B33のパイロット配置に関する説明を行ったが、このパイロットキャリア配置以外の一般性について説明する。パイロットキャリアは等間隔(dはパイロットキャリアのサブキャリア間隔)に配置されているものとし、式(1)に相当するパイロットキャリア配置を式(2)に示す。
Figure 0005967853
最も直流に近いパイロット位置はk=0,−1の場合に±αであり、上記逆相条件を満足するためのガードインターバル長TGIは式(3)である。
Figure 0005967853
ここで、Tは有効シンボル長を示している。
式(3)の条件はパイロット時間信号の周期の半分がガードインターバルと一致することにより、上記逆相関係を確保することができるためである。
上記のARIB STD−B33では式(3)において、α=4であり、ガードインターバル長も有効シンボル長の1/8の期間であるため、式(3)の条件を満たしている。
以上説明したように、式(3)を満足するようなパイロットキャリア配置がなされているOFDM信号であれば、シンボル遷移点前後のパイロット時間信号を予め算出してリファレンス信号(ref(t))として用意しておき、リファレンス信号(ref(t))と受信信号(r(t))をスライディング相関演算することにより、ガードインターバル外の遅延プロファイルも観測することが可能となる。
図2は、本発明の実施例1である相関演算部を説明するためのブロック図である。
A/D変換器1からの受信信号(r(t))はシフトレジスタ21に入力される。シフトレジスタ21ではサンプル毎に入力データをシフトさせ、シフトレジスタ21のシフト長はリファレンス信号(ref(t))と同じ長さである。シフトレジスタ21の出力信号は複素乗算器22に入力される。複素乗算器22のもう一方の入力端子にはパイロット時間信号生成部23からのリファレンス信号(ref(t))が接続される。パイロット時間信号生成部23では、前述したようにシンボル遷移タイミング前後期間のパイロット時間信号を予め算出しておき、リファレンス信号(ref(t))としてROM(Read Only Memory)等の記憶素子にその信号を記憶させておく。
複素乗算部22では受信信号(r(t))とパイロット時間信号生成部23からのリファレンス信号(ref(t))を複素乗算する。ここで扱う信号は実部と虚部で構成される複素数であり、複素乗算部22では入力信号のどちらか一方を複素共役に変換した後、それらを複素乗算する。
複素乗算器22の出力信号は積分器24に入力され、積分器24では入力信号を全て加算演算することで相関演算が実施される。
積分器24の出力信号である相関演算結果はパイロットキャリア信号の相関成分にデータキャリアの相関成分が重畳されている結果となっている。OFDM信号は図4に示したようにパイロットキャリア信号とデータキャリア信号から構成されているため、受信信号は式(4)で表わされる。
Figure 0005967853
ここで、cp(t)はパイロットキャリアを時間領域に変換した信号であり、data(t)はデータキャリア信号を時間領域に変換した信号である。また、式(4)において、伝搬路の特性は1とし、雑音も混入されていないものとしている。
パイロット時間信号生成部23からのリファレンス信号(ref(t))はパイロット信号成分のみであるため、式(4)におけるパイロットキャリア成分(cp(t))とは相関性を有するが、データキャリア成分(data(t))とは無相関の関係である。そのため、データキャリアの相関成分は雑音として観測されることになる。
コヒーレント平均部25ではこのデータキャリア成分を抑圧するため、積分器24の相関結果をシンボル方向に平均化することで、データキャリア成分を低減させ、パイロットキャリア成分を抽出する。具体的にはコヒーレント平均部25は、自身の過去の出力を1OFDMシンボルの時間だけ保持し、現在の入力と最古の(つまり1OFDMシンボルの時間前の)出力とを重み付き平均して、新たな出力とする。
コヒーレント平均部25の平均回数に関しては、移動体の速度や周波数帯から決定されるドップラー周波数に基づいて設定する。移動伝送では先行波や反射波の振幅、位相は時々刻々変動するため、積分器24の相関結果の振幅はレイリー分布やライス分布などの確率分布で変動することが知られている。また、位相も同様に変動し、その確率密度は一様に分布する。このように、移動伝送では遅延プロファイルの主波や反射波の位相の確率分布は一様であるため、コヒーレント平均部25の平均回数を多くすると、平均処理により相殺されて相関レベルは小さくなってしまう。従って、コヒーレント平均部25では、この位相変動が少ない期間での平均化を行うことが望ましい。
コヒーレント平均部25で平均化された遅延プロファイル信号はレベル変換部26に入力され、レベル変換部26では複素信号を絶対値化(電力化)する。絶対値化された信号は小さなレベルの信号を強調するような対数変換や、平方根変換などの振幅値の変換を行う。
レベル変換部26の出力はインコヒーレント平均部27に入力され、再度S/N(Signal to Noise ratio)の向上を図る。コヒーレント平均部25と異なり、平均化前に存在する雑音レベル自体を低減することはできないが、そのばらつきを抑えることができるため、更なるS/Nの向上が期待できる。
以上の処理により、相関演算部2ではガードインターバルを超える遅延時間の信号も観測可能な遅延プロファイルを算出することができる。
相関演算部2で算出された遅延プロファイル信号は同期制御部3に入力される。同期制御部3では、遅延プロファイル信号に対して雑音と信号を識別するためのしきい値を設け、しきい値を超えて尚且つ時間的に最も先行した信号を先行波として認識する。
図8は、本発明の一実施例である最大ピーク値に基づくしきい値算出方法を説明するための図である。
図9は、本発明の一実施例である雑音レベルに基づくしきい値算出方法を説明するための図である。
例えば、図8に示すように、設けるしきい値は、遅延プロファイル信号の中で最も大きなレベルをMとすると、しきい値はβM(ただし、0<β<1)となるような値に設定する。
あるいは、図9に示すように遅延プロファイルの雑音レベルをNとするとγN(γ>1)とすることで、雑音レベルを上回る信号を有効な信号として認識する。
このように遅延プロファイルに対してしきい値判定を行うことで算出した先行波位置は、その位置が常に一定になるようにVCO4の周波数をPLL(Phase Lock Loop)制御することで、送信側のクロックに同期させ、尚且つシンボル遷移タイミングも高精度に同期することができる。
同期制御部3では、このようにしてシンボル遷移タイミングを算出し、シンボル遷移タイミング(先行波タイミング)に対して所定期間遅延したタイミングをFFT窓タイミングTWINとしてFFT演算部5に供給する。この時設ける所定期間としてはガードインターバル長とすることが理想的であり、このタイミングでFFT窓を設けることでガードインターバルを有効に利用し、尚且つシンボル間干渉が生じることがなくなる。
以上説明した本発明の実施例1により、遅延プロファイルを高精度に算出し、遅延プロファイルから算出した先行波タイミングに基づいてFFT窓を設けることで、シンボル間干渉が生じることがない受信機とすることができる。
(実施例2) 次に、本発明の実施例2について説明する。
図10は、遅延プロファイルに生じている***成分を説明する図である。
実施例1に記載したARIB STD−B33のパラメータで相関演算を行った結果を図10に示す。
伝搬路のモデルは4波のマルチパス環境で遅延時間をそれぞれ0、50、100、200[サンプル]とし、それらの相対レベルを−17、0、−10、−17[dB]としている。図10から分かるように、遅延プロファイルのフロアが***しているため、レベルの小さい成分はこの***成分に埋没してしまい検出することができない。図10の例では遅延時間が0サンプル、レベルが−17dBの先行波を検出することができない。
この***成分はパイロットキャリアのランダム性に依存し、固定パターンであるため、コヒーレント平均部24で平均回数を多くしても軽減することはできない。
上記の***による問題を解決するため、本発明の実施例2はこの***成分を除去した遅延プロファイルを提供することを特徴としている。
実施例1で算出したリファレンス信号(ref(t))と受信信号(r(t))と相関演算を行うことによりこの***成分が生じるが、受信信号(r(t))と相関演算した結果がこの***成分となるような信号を予め算出し、当該信号をリファレンス信号(ref(t))から減算し、減算結果を新たなリファレンス信号(refsub(t))とすることにより、相関演算結果の***成分を除去することができる。
以下に***成分を低減する新たなリファレンス信号(refsub(t))を生成する手順について説明する。
パイロット時間信号をcp(t)すると、リファレンス信号(ref(t))との相関信号(d(τ))は、式(5)で表わされる。
Figure 0005967853
ここで、*は複素共役数であることを示している。
図11に示すように、相関信号(d(τ))の***成分をe(τ)とすると、e(τ)の成分のうちで−δ<τ<+δの時は求めたい相関ピーク成分であり、***成分でないためe(τ)=0とし、それ以外の期間では***成分であるためd(τ)と同値とする。
Figure 0005967853
***成分(e(τ))を式(6)のように定義すれば、***のある相関信号(d(τ))から***成分(e(τ))を減算することで、***成分が除去された急峻な遅延プロファイルを得ることができる。
そこで、パイロット時間信号(cp(t))と何らかの信号x(t)の相関演算を行った結果が***成分(e(τ))であるとすると、式(7)となる。
Figure 0005967853
この信号x(t)を予め算出しておき、式(8)に示すようにリファレンス信号(ref(t))からx(t)を減算した信号を新たなリファレンス信号(refsub(t))としてパイロット時間信号生成部22に記憶させることにより、***成分を低減する。
Figure 0005967853
次にx(t)を導出する手段について説明する。式(7)を展開すると、式(9)となる。
Figure 0005967853
更に、τ=GI−α〜GI+αについて表わすと、式(10)となる。
Figure 0005967853
この式(10)を行列を用いて表現する。
Figure 0005967853
である。
式(11)において求めたい信号はベクトルxであるため、式(11)を解くと、式(12)となる。
Figure 0005967853
***信号ベクトルeもパイロット時間信号行列Cも既知であるため、式(11)を解くことは可能である。式(12)により算出した信号xを、予めシンボル遷移タイミング前後のリファレンス信号ref(t)から減算した後、相関演算を行うことで、***を除去することができる(式(13))。
Figure 0005967853
上記に示した実施例2の手順に基づいて算出した遅延プロファイルの一例を図12に示す。伝搬路の条件は図10と同様である。実施例1に基づき算出した図10に示す遅延プロファイルでは検出することができなかった先行波を実施例2では検出することができる。
上記遅延プロファイルの***成分はパイロットキャリアのランダム性に依存するため、元々***成分が生じないようなパターンのパイロットキャリア信号であれば、本発明の実施例2を適用する必要はない。
以上説明したように、本例では、パイロットキャリア信号のランダム性により生じる***成分を除去するような信号x(t)を予め算出し、実施例1で算出したリファレンス信号(ref(t))からx(t)を減算した信号を新たなリファレンス信号(refsub(t))とすることで、当該***成分を除去する。この方法によれば、リファレンス信号に合成されるパイロットキャリアの中に、シンボル境界において位相が反転しないようなパイロットキャリアが一部含まれていても、正常に遅延プロファイルを得ることができる。
次に本発明の実施例3について図13を用いて説明する。
図13の構成は図2の構成において、シフトレジスタ21の前段にシンボル平均部31を設け、コヒーレント平均部25を省いた構成であり、図2と同一の符号を記した処理に関しては図2と同一の処理であるため、説明を省略する。
受信信号はシンボル平均部31に入力され、シンボル平均部ではOFDMシンボル方向にコヒーレント平均する。シンボル平均部31は図2のコヒーレント平均部25と同等の効果を有しており、全体の演算量を削減する効果を有している。
複素乗算部22、パイロット時間信号生成部23、積分器24にて実施される相関演算処理とコヒーレント平均部25によるコヒーレント平均処理はそれぞれ線形処理であるため、その処理順序を入れ替えても差し支えない。このように、シンボル平均部31はコヒーレント平均部25と同等の効果を有している。
相関演算処理はその処理量が多いため、実施例1で説明したように毎サンプル相関演算を行うためには膨大な演算量が必要となる。しかし、シンボル平均部31で予めN(Nは整数)シンボルの平均演算を行うことにより、相関演算はNシンボルに1回実施すれば良く、相関演算に要する演算規模を1/Nに削減することが可能となる。
以上説明した各実施例では、各パイロットキャリアの変調が複数シンボルに亘って一定であることを想定したが、受信側で既知であればシンボル毎に変化するものでもよい。その場合、パイロット時間信号生成部23は各シンボル毎に、先行波が到達する前に当該シンボル用のリファレンス信号を生成し直す。ただしこの方法は実施例3には適用できない。
また、パイロットキャリアはシンボルの境界において位相が不連続的に遷移するものに限定されない。例えば送信側において、隣接するシンボルの各端部をRaised Cosine等の関数で減衰させながら合成するような、Windowingが施されていたとしても、受信装置は、Windowingを伴わないリファレンス信号をそのまま使用して、同様の効果を得ることができる。もし窓関数が既知であれば、それに対応するリファレンス信号を用意すればなお良い。
本発明は、複数のシンボルに亘って同じ周波数位置にパイロットトーンが挿入され、ガードインターバル(サイクリック・プリフィックスとも呼ぶ)が付加されたOFDMシンボルを受信する装置に広く利用できる。特にそのパイロットトーンを、遅延プロファイルを算出したり伝搬路推定したりする目的で使用する受信装置や、プリアンブル用のシンボルを使用できない放送或いは通信システムに好適である。
1:A/D変換器、2:相関演算部、3:同期制御部、4:VCO、5:FFT部、6:OFDM復調部、11:受信アンテナ、12:受信高周波部、21:シフトレジスタ、22:複素乗算器、23:パイロット時間信号生成部、24:積分器、25:コヒーレント平均部、26:レベル変換部、27:インコヒーレント平均部、31:シンボル平均部。

Claims (4)

  1. 所定の規則で複数のサブキャリア位置パイロットキャリアが挿入された変調信号を受信する受信装置において、
    前記変調信号は、前記パイロットキャリアを時間領域に変換したパイロット時間信号に 関して、該信号のシンボル後端のガードインターバル長の信号と、当該ガードインターバ ル長の信号を有効シンボルの前方に巡回付加した信号が、隣接シンボルとの遷移点を中心 に逆位相になるように前記パイロットキャリアが配置され、
    予め算出しておいた、前記シンボル遷移点の前後所定時間における前記パイロット時間 信号に基づく基準信号と受信信号相互相関演算する手段と、
    前記相互相関演算した結果をシンボル方向に平均化を行うことにより遅延プロファイル信号を生成する手段を、
    具備したことを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記遅延プロファイル信号に対して時間的に最も早く到達した先行波の位置を検出する手段と、
    前記受信信号に対して前記先行波位置に基づき有効シンボル期間長の時間窓を設け、時間窓内の信号に基づきOFDM復調する手段を、更に備え、
    前記パイロットキャリアは周波数方向に等間隔に配置され、前記パイロットキャリアの 変調は、時間方向に一定であり、
    前記前後所定時間は、前記シンボル遷移点を中心とする、ガードインターバル長の2倍 に相当する時間である
    とを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、前記基準信号として、前記パイロット時間信号そ のものを前記基準信号に用いたときの前記パイロット時間信号と前記基準信号との相関信 号の内の、求めたい相関ピーク以外の***成分を時間領域で表現した列ベクトルである隆 起信号ベクトルと、パイロット時間信号行列の逆行列との積を、前記パイロット時間信号 から減算した信号を用いることを特徴とする受信装置。
  4. 所定の規則で複数のサブキャリア位置にパイロットキャリアが挿入された周波数多重変 調信号を用いた遅延プロファイル信号生成方法であって、
    前記パイロットキャリアを時間領域に変換したパイロット時間信号に関して、シンボル後端のガードインターバル長の信号と、当該ガードインターバル長の信号を有効シンボルの前方に巡回付加した信号がシンボル遷移点を中心に逆位相になるように前記パイロットキャリア配置及び前記ガードインターバル長が設定された前記周波数多重変調信号を受信するステップと、
    予め算出しておいた、前記シンボル遷移点の前後所定時間における前記パイロット時間 に基づく基準信号受信信号相互相関演算するステップと、
    前記相互相関演算した結果をシンボル方向に平均化を行うことにより遅延プロファイル信号を生成するステップを、
    有することを特徴とする遅延プロファイル信号生成方法。
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