JP5964730B2 - 中空柱状物の補強用の型枠及び補強材 - Google Patents

中空柱状物の補強用の型枠及び補強材 Download PDF

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本発明は、例えば電柱等の中空柱状物の補強を行う際に使用する補強用の型枠及びこの型枠を用いた補強材に関する。
従来、電柱や土管のような中空柱状物を補強する場合に、例えば特許文献1に記載されるように、内部に袋体を設置して、袋体内部にセメント等の流動性固化材を充填するものがある。この特許文献1に記載の補強方法では、電柱の地上部分と地中部分の境界付近の内部に袋体を設置し、袋体の内部に流動性固化材を注入する。
特開2006−316403号
しかしながら、上記のような従来の補強方法では、電柱の中空部分内部にモルタル等の流動性固化材を充填して中実にするため、電柱の全体の重量が重くなってしまう。また、例えば電柱の上方部分のみを補強したい場合に上方部分のみに流動性固化材を充填すると、電柱の重量が偏ってしまい、電柱全体のバランスが悪くなり、効果的な補強ができない。
本発明の目的は、中空柱状物を重くすることなく中空柱状物を効果的に補強することができる補強用の型枠及びこの型枠を用いた中空柱状物の補強材を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の中空柱状物の補強用の型枠は、外側フィルム及び内側フィルムを有し、内部に空気を充填可能な袋状且つ筒状の型枠本体と、型枠本体の内側に接続され、中空柱状物に充填される充填材を搬送するための充填パイプと、を備え、型枠本体には、外側フィルム及び内側フィルムが互いに結合した結合部が、型枠本体の軸線方向に沿って形成され、充填パイプの外周面は、結合部で型枠本体に接合され、充填パイプと結合部には、充填パイプ及び結合部を貫通する貫通孔が形成されている、ことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、中空柱状物内に型枠を配置し、型枠本体内に空気を注入して膨張させることにより筒状の空間を確保する。その後、充填パイプを通して充填材を中空柱状物内に充填することにより、中空柱状物の補強を行う。本発明では、筒状に膨張可能な型枠本体を中空柱状物内に配置するので、中空柱状物に充填材が筒状に充填される。したがって、中空柱状物の補強部分の重量の軽量化を図ることができ、効果的な補強が可能となる。
従来、充填パイプは充填材の中に埋め込まれる場合が多かったため、充填パイプの体積分だけ充填材が充填されず、当該箇所の充填材の強度の低下を招く可能性があった。本発明では、充填パイプが充填材内に埋め込まれないため、所定の厚みの補強層が形成され、充填パイプによる補強層の強度低下が防止される。
更に、本発明では、充填パイプの外周面が、外側フィルムと内側フィルムが互いに結合された結合部で型枠本体に接続されているので、結合部を貫通して充填孔を形成することが可能となる。したがって、充填孔の形成位置の自由度が高くなり、また、複数の充填孔を形成することも可能となるため、充填材の詰まりが防止され、充填材の充填圧の低減が図られ、充填パイプの破損が防止される。
本発明において、好ましくは、型枠本体の外側フィルムの外周には、半径方向に伸びるブレードが形成されている。
このように構成された本発明においては、型枠本体を空気で膨張させると、ブレードが中空柱状物の内壁に押し当てられ、型枠が中空柱状物内の所定の位置で保持される。したがって、別途特別な支持具を必要としないため、型枠の設置作業が簡略化する。
また、上記の目的を達成するために、本発明の中空柱状物の補強材は、前述の型枠と、少なくとも型枠本体を囲むように配置されるとともに、内部に充填材を充填可能な補強材料と、を備えた、ことを特徴としている。
このように構成された本発明においては、補強材を中空柱状物内に配置し、型枠本体内に空気を充填して型枠本体を膨張させ、その後補強材料内に充填材を充填すると、補強材料が膨張しながら中空柱状物の内壁に密着して固定される。補強材料の内部に型枠本体が設けられているため、補強材料内の充填材は、筒状に形成される。したがって、中空柱状物の補強部分の軽量化が図られる。また、充填材と中空柱状物内壁との間に補強材料が配置されるので、中空柱状物の補強強度が向上する。
本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠を示す全体斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠の型枠本体の展開図である。 図1のII-II線に沿った横断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠の設置方法を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠の、膨張した状態を示す横断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠の設置方法を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠を示す部分断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠の設置方法を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、第2実施形態以降では、第1実施形態と同様の構成には、図面に第1実施形態と同一符号を付し、その説明を簡略化または省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかる中空柱状物の補強用の型枠について説明する。本実施形態では、中空柱状物として電柱を採用し、電柱の補強用の型枠及びこの型枠を用いた電柱の補強方法について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電柱の補強用の型枠1の全体斜視図である。この図1に示すように、型枠1は、筒状且つ袋状の型枠本体2と、型枠本体2に接続され型枠本体2の外側にセメント、グラウト、スラリー等の粘性流体等の充填材を電柱内に搬送し且つ電柱内に放出するための充填パイプ4と、型枠本体2を電柱内の所定位置で保持するための保持具6と、を備える。
図2は、本発明の第1実施形態にかかる型枠本体2の展開図である。型枠本体2は、筒状の外側に位置する矩形状の外側フィルム8と、外側フィルム8の内側に位置する矩形状の内側フィルム10とを有し、これらの外側フィルム8及び内側フィルム10の外縁が互いに接着、溶着等によって接合された袋状に形成されている。図2に示される袋状の型枠本体2の展開状態において、矩形状の幅方向両端には、外側フィルム8及び内側フィルム10が互いに結合された接合代である結合部12,14が形成されている。型枠本体2は、この図2に示される展開状態の型枠本体2の、結合部12,14を互いに重ね合わせて結合することによって、筒状に形成されている。型枠本体2の展開状態において下端の幅方向略中央には、内部からの空気の流出を防止する逆止弁16が取り付けられている。
図3は、図1のII−II線に沿った型枠1の横断面図である。この図3及び図1に示すように、充填パイプ4は、型枠本体2の軸線Xの方向に沿って配置されており、重ね合わされ互いに接合された結合部12,14の内側に充填パイプ4の外面が接着、溶着等により接合されている。充填パイプ4と結合部12,14が互いに接合された領域には、軸線Xの方向に沿って等間隔に、充填パイプ4及び結合部12,14を貫通する充填孔(貫通孔)18が複数個形成されている。
また、充填パイプには、結合部12,14を貫通して、ホースを接続するための接続管20が設けられている。
図1に示すように、保持具6は、型枠本体2の外側フィルム8の外周に取り付けられる環状のブラケット22と、ブラケット22から等間隔に、放射状に(半径方向に)伸びる複数個のブレード24とを有する。ブレード24の半径方向の寸法Lは、補強する電柱の内側に充填する充填材の厚みに相当する寸法に設定されている。
次に、このような構造の型枠1を用いて電柱100を補強する方法について説明する。
図4乃至図6は、本発明の第1実施形態にかかる型枠1の設置方法を示す。まず、図4に示すように、電柱100の側面に作業孔102を形成する。型枠1の逆止弁16に、空気を供給する装置(図示せず)を接続するための空気用ホース104を接続し、型枠1を電柱100の内部に挿入する。
なお、本実施形態では、作業孔102は、作業が容易に行えるように地面Gから所定の高さの位置に形成され、型枠1は、作業孔102の上方及び下方にわたって配置される。また本実施形態では、電柱100内部の底から位置決めされた型枠1の上端まで補強するものとする。
型枠1を電柱100内に位置決めした状態で、空気用ホース104から型枠本体2内部に空気を供給して、型枠本体2を膨張させる。この時、型枠本体2は、図5に示すように、内側フィルム10が筒状の中心に向かって膨張し、断面略円形となる。充填パイプ4は、空気圧により膨張した内側フィルム10に押され、結合部12,14と内側フィルム10との間に挟まれ固定される。
型枠本体2が筒状に膨張するにつれ、保持具6のブレード24が外側に移動し、ブレード24の先端が電柱100の内壁に接触して押し付けられる。これにより、型枠1が電柱100内で保持される。型枠本体2を膨張させた後、逆止弁16と空気用ホース104との接続を解除し、空気用ホース104を電柱100内から取り除く。
次に、図6に示すように、作業孔102を通して接続管20に充填材供給装置(図示せず)を充填用ホース106を介して接続する。充填材108を充填用ホース106から供給すると、充填材108は、充填パイプ4の内部を通って、複数の充填孔18から電柱100内部に流出する。充填材108は、電柱100内部の型枠1の外側に流出し、電柱100内部の底部から型枠1の上端まで充填される。なお、このとき、作業孔102は電柱100の内側から蓋110等で塞いでおく。
充填材108の充填後、充填用ホース106を取り外し、作業孔102を塞いで、電柱100の補強を終了する。
このように構成された本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
型枠1が筒状且つ袋状に形成されているので、その充填材108を充填することにより、電柱100内を筒状に補強することができる。したがって、電柱100の補強部分の軽量化を図ることができ、より確実な補強効果が得られる。特に、電柱100の補強部分が電柱100の上部である場合には、電柱100の重量のバランスを崩すことなく補強を行うことができる。
充填パイプ4が型枠本体2の内側に配置されているので、充填材108内に充填パイプ4が埋め込まれることがない。したがって、充填パイプ4が充填材108内に配置されることによる補強強度の低下を防止することができる。
充填パイプ4の外周面が結合部12,14に接合しているので、型枠本体2の内部に貫通することなく、充填孔18を形成することができる。出願人が過去に開発した型枠として、袋状の型枠本体に充填パイプを貫通させたものがあるが、このような構造の場合には、充填孔は、充填パイプの、型枠本体の外側に突出した部分にしか形成することができない。
これに対して、本実施形態の型枠1では、結合部12,14に充填孔18を形成することができるので、充填孔18を型枠本体2の軸線X方向に沿って複数個設けることができる。このように、結合部12,14に充填パイプ4を接合することにより、充填孔18の形成位置の自由度を高めることができる。また、充填孔18を軸線Xの方向に複数個設けることにより、従来の充填パイプの構造に比べて、充填材108の充填圧を低減することができ、充填パイプ4の破損を防止することができる。
型枠本体2にブレード24を有する保持具6を設けたので、型枠本体2をブレード24によって電柱100内の所定の位置に位置決めすることができる。したがって、型枠1の仮固定のための装置等が不要となり、作業工程を簡略化することができる。また、ブレード24が型枠1を保持するように型枠本体2を膨張させるので、型枠本体2を電柱100の内壁から所定距離Lとなるように膨張させることができる。したがって、充填材108を所定の厚み(つまり所定距離Lの分の厚み)で充填することができるから、安定した補強強度を確保することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態にかかる電柱の補強用の型枠について説明する。本実施形態では、第1実施形態に係る型枠1と同様の型枠を、電柱の補強材の一部として使用する。
図7は、本発明の第2実施形態にかかる電柱の補強材30を示す。この図7に示すように、補強材30は、第1実施形態と同様の構造の型枠40と、型枠1の外側に配置された補強材料32とを有する。
型枠40は、第1実施形態に係る型枠1の保持具6がない他は、第1実施形態に係る型枠1と同じ構造である。したがって、型枠40は、型枠本体42と、型枠本体42に連結された充填パイプ44と、充填パイプ44及び型枠本体42の結合部43を貫通する複数の充填孔46と、型枠本体42の下端に設けられた逆止弁48と、を有する。
補強材料32は、経糸と緯糸を編み込んだ布状材料であり、高強度、高弾性率繊維(引張強度が2000MPa以上、引張弾性率が50GPa以上)や、合成繊維等の繊維材料またはこれらの混紡材料が使用できる。補強材料32は、水分は通すが、補強材30内部に充填される材料は通さない大きさの編目を有するように編まれている。補強材料32は、経糸が軸線Xの方向に沿って配置されるように設けられている。
補強材料32は、筒状に形成され、その上端及び下端が、型枠40の充填パイプ44の周りに固定されている。したがって、補強材料32は、充填パイプ4の上下端を除いて型枠1を囲んでいる。補強材料32と充填パイプ44との間は、充填材の漏れが防止されている。また、型枠40の充填パイプ44には、補強材料32を貫通する接続パイプ50が設けられている。補強材料32と接続パイプ50との間は、充填材の漏れが防止されている。
型枠本体42の下端の逆止弁48には、空気を供給するための空気用ホース34の一端が接続され、この空気用ホース34の他端は、充填パイプ44と補強材料32の間を通って外部に露出している。
このような構造の補強材30を用いて電柱200を補強する方法について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態にかかる補強材30を使用した電柱100の補強方法を示す図である。まず、電柱200の適当な位置に作業孔202を形成する。また、第1実施形態にかかる型枠1と同様に、補強材30の充填パイプ44の上下端に設置用パイプ204を接続する。また、空気用ホース34にホースを介して空気供給装置を接続しておく。そして、作業孔202から、補強材30が接続された設置用パイプ204を挿入して、設置用パイプ204を電柱200の内部に立てかけることにより、補強材30を所定位置に配置する。
次に、空気供給装置から空気用ホース34を介して型枠本体42内に空気を供給し、型枠本体42を膨張させる。型枠本体42の膨張後、空気用ホース34に接続されていたホースを取り外し、今度は接続パイプ50に充填材供給装置(図示せず)を接続する。充填材供給装置から充填材208を供給すると、充填材208は充填パイプ44を通って充填孔46から補強材料32内に流出する。充填材208の流入により、補強材料32は膨張し、その外面が電柱200の内壁に密着し、固定される。充填材208中に含まれる水分は、補強材料32を通って浸みだし、補強材30の外部に排出される。
充填材108の充填後、作業孔202を塞いで、電柱200の補強作業は終了する。
以上のような第2実施形態にかかる補強材30によれば、以下のような効果が得られる。
補強材30が補強材料32を有しているので、補強材料32に充填材208を充填することにより、補強材料32を膨張させて補強を行う。したがって充填材208による補強の他、補強材料32による補強も行われるので、補強強度を向上させることができる。
また、補強材料32内に充填材208を充填するので、例えば電柱200の上部の一部分も補強することができる。
補強材料32は、水分は通すが充填材208は通さない編目で形成されているので、充填材208を充填するに従い、水分のみが補強材料32の外側に浸みだしてくる。通常、セメントやグラウト等の充填材は、流動性を確保するために水を混ぜる必要がある。一方、充填材の水分量が多いと緻密な構造とならないため、混ぜた水をある程度排出する必要がある。本実施形態では、充填工程において補強材料32を通して充填材の水分が補強材30の外側に排出されるので、充填材を緻密な構造とすることができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、以下のような態様であってもよい。
前述の実施形態では、作業孔の上側及び下側にわたって型枠が配置されたが、例えば電柱の上部のみを補強する場合など、作業孔の上方または下方に型枠が配置されてもよい。その場合には、充填材の充填及び硬化後、型枠を剥がして抜き取ることが可能である。
結合部は、前述の実施形態では、外側フィルムと内側フィルムを袋状に形成する際の接合代を利用したが、これに限らず、例えば筒状の外側フィルムと内側フィルムの上端及び下端を接合して型枠本体を形成し、任意の位置で外側フィルム及び内側フィルムを互いに接合することによって結合部を形成してもよい。
設置用パイプを電柱内部に立てかけることによって型枠または補強材を電柱内の所定の位置に設置する方法に限らず、例えば型枠または補強材の上端にバルーンを取り付け、電柱内でバルーンを膨張させることによって型枠または補強材を所定の位置に保持するようにしてもよい。
本発明の型枠及び補強材は、電柱に限らず、例えば高架橋の柱、橋脚の構造物等、中空となっており補強を必要とする中空柱状物に適用することができる。
前述の第2実施形態において、補強材料は充填パイプの上下端を除いて型枠を囲んでいたが、これに限らず例えば型枠全体を囲んでもよく、要するに、補強材料は、少なくとも型枠本体を囲んでいればよい。
1,40 型枠
2,42 型枠本体
4,44 充填パイプ
6 保持具
12,14,46 結合部
16,48 逆止弁
18 充填孔(貫通孔)
24 ブレード
30 補強材
32 補強材料
100,200 電柱

Claims (3)

  1. 中空柱状物の補強用の型枠であって、
    外側フィルム及び内側フィルムを有し、内部に空気を充填可能な袋状且つ筒状の型枠本体と、
    前記型枠本体の内側に接続され、中空柱状物に充填される充填材を搬送するための充填パイプと、を備え、
    前記型枠本体には、前記外側フィルム及び前記内側フィルムが互いに結合した結合部が、前記型枠本体の軸線方向に沿って形成され、
    前記充填パイプの外周面は、前記結合部で前記型枠本体に接続され、
    前記充填パイプと前記結合部には、前記充填パイプ及び前記結合部を貫通する貫通孔が形成されている、
    ことを特徴とする中空柱状物の補強用の型枠。
  2. 前記型枠本体の前記外側フィルムの外周には、半径方向に伸びるブレードが形成されている、
    請求項1に記載の型枠。
  3. 請求項1または2に記載の型枠と、
    前記充填パイプの上下端を除いて前記型枠を囲むように配置されるとともに、内部に充填材を充填可能な補強材料と、を備えた、
    ことを特徴とする中空柱状物の補強材。
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