JP5962059B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、電波式の無線リモコンで操作される室内機と、他の機器とのペアリングに関する。
従来、空気調和機で行われるペアリングは図7に示す方法で行われていた。
図7において、家屋の1階にはサービスボタン92が備えられた室内機91と、この室内機91を操作する電波式の無線リモコン93とが設置されている。
無線リモコン93には表示部94とキー入力部95とが備えられており、温度設定や風量・風向などの指示を室内機91に対して行うようになっている。ただし、電波式の無線リモコン93の場合、赤外線リモコンに比較して広範囲に指示が可能なため、誤って意図しない室内機を操作してしまうおそれがある。このため、室内機91と無線リモコン93との間だけで指示の伝達を可能にするため、ペアリングと呼ばれる処理を行う。
通常、このペアリングでは、自身の機器に備えられているユニークな識別子を互いの機器で認識する処理を行い、ペアリング完了以降は、この相手以外の識別子を持つ機器からの通信を無視するようにしている。
例えば、図7において、無線リモコン93は#123の識別子を、また、室内機91は#456の識別子を持っていた場合、ユーザーが操作した特定操作により、無線リモコン93側からペアリング要求データを自身の識別子である#123と共に、ペアリング受付期間(1分間)だけ間欠的に送信する。
一方、このペアリング受付期間内に、ユーザーが室内機91のサービスボタン92を長押しすることで室内機91がペアリング受付動作を開始し、ペアリング受付期間(1分間)に受信したペアリング要求データの送信元(識別子)を特定の相手と認識する。そしてこのペアリング要求データにおける識別子、この場合は#123を記憶すると共に、ペアリング応答データを自身の識別子である#456と共に送信する。これをペアリング受付期間に受信した無線リモコン93は、ペアリング応答データの送信元を特定の相手と認識する。そして、#456を記憶すると共に、ペアリング確認データを#456の機器に対して送信する。以上がペアリング処理の一例である。
一方、ペアリングは無線リモコン93だけでなく他の機器、例えば2階に設置されたパソコン80とでも可能である。このパソコン80は、キーボード部81と表示部82とパソコン本体89とで構成され、パソコン本体89のUSB端子にはパソコン通信部84として無線モジュールが装着されている。
このパソコン80と室内機91とがペアリングする場合も同様であり、パソコン80のキーボード部81の操作により、パソコン80側から自身の識別子である#789をペアリング要求データと共に送信する。そして、ペアリング受付期間内に、ユーザーが室内機91のサービスボタン92を長押しすることで室内機91がペアリング受付動作を開始し、#789の記憶とペアリング応答データを自身の識別子である#456と共に送信する。そして、パソコン80からペアリング確認データを#456の機器に対して送信することでペアリング処理が完了する。
ただし、図7のように室内機91が1階に、また、パソコン80が2階にある場合、ユーザーは、ペアリング受付期間内にこの2つの機器の間を移動して機器を操作する必要があり、非常に使いにくいものであった。また、ペアリング受付期間を長くすると、この期間が終了するまで他の操作や中断ができなくなり、操作性に問題があった。
このような問題の解決方法の1つとして、例えばリモコンで2つの機器のペアリングを取り持つ、具体的には、識別子を中継する方法が提案されている。
図8は無線通信システムの説明図である。このシステムはそれぞれ電波による無線送受信が可能な機器であるエアコン101と、リモコン102と、加湿器103と、テレビ104と、換気扇105とが設置されている。
このシステムにおいて、リモコン102はエアコン101とペアリングを行い、次に加湿器103とペアリングを行う。ここで、加湿器103とエアコン101とをペアリングさせたい場合、リモコン102の操作により、リモコン102からエアコン101に対して、記憶している加湿器103の識別子を送信し、同様にリモコン102から加湿器103に対して、記憶しているエアコン101の識別子を送信する。従って、加湿器103とエアコン101とは相互に直接ペアリングすることなく、ペアリングに必要な互いの識別子を認識できることになる。(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、このような中継処理を図7に示す機器に適用する場合に無駄な処理が発生する。つまり、室内機91とパソコン80とをペアリングしたい場合、中継処理を行うためには無線リモコン93とパソコン80とを事前にペアリングさせておき、しかる後に無線リモコン93から室内機91に対してパソコン80の識別子を、また、無線リモコン93からパソコン80に対して室内機91の識別子をそれぞれ送信する必要がある。
無線リモコン93とパソコン80とを事前にペアリングさせても、その後これらの機器間でデータを送受信することは一切ないため、純粋に中継処理を行うためだけにペアリングを行うことになる。このような処理を行うためには各機器の識別子を記憶しておかねばならない。さらに、ユーザーに対してペアリングさせる相手の識別子を選択させる操作が必要であり、誤った選択をした場合、ユーザーの意図しない機器がペアリングされ、操作が混乱してしまうおそれがあった。また、中継に関する処理は通常の1対1で行うペアリング処理よりも複雑である。
このため、室内機と、無線リモコン以外の他の機器とをペアリングする場合に、ユーザーの操作が簡単であり、また、ペアリング処理も簡単な空気調和機が望まれていた。
特開2011−66849号公報(第9−10頁、図1)
本発明は以上述べた問題点を解決し、室内機と、無線リモコン以外の他の機器とをペアリングする場合に、ユーザーの操作が簡単であり、また、ペアリング処理も簡単な空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、電波式の無線リモコンと、同無線リモコン及び無線機器と電波を介して通信を行う室内機とを備え、これらの機器間でペアリングによって決定された特定機器とだけ通信を行う空気調和機であって、
前記無線リモコンと前記室内機と前記無線機器とは、自身の機器を一意に認識させるユニークな識別子をそれぞれ有しており、
前記室内機は、前記無線リモコンとの間で前記識別子をそれぞれ認識する第1ペアリングを開始するスイッチを備えており、
前記無線リモコンは、前記第1ペアリングの開始操作と、前記室内機と前記無線機器との間で行われる第2ペアリングの開始を前記室内機へ指示する操作とを行うキー入力部を備えており、
前記無線リモコンは前記キー入力部の操作により、同無線リモコンの前記第1ペアリングを開始する一方、前記室内機は前記スイッチの操作により前記第1ペアリングを開始し、前記無線リモコンと前記室内機とは前記第1ペアリングにより互いの識別子を認識して前記ペアリングの処理を終了し、
前記無線機器のペアリング開始操作により、同無線機器の前記第2ペアリングを開始させる一方、前記無線リモコンは前記キー入力部の操作により前記室内機へ前記第2ペアリングの開始を指示し、同指示を受けた前記室内機は前記無線機器との間で前記第2ペアリングを開始することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空気調和機によれば、すでにペアリングが完了した無線リモコンと室内機とが存在し、室内機と無線機器とをペアリングさせる場合、無線リモコンから室内機に対してペアリングの開始を指示する。
このため、室内機に備えられているスイッチを用いることなく、手元の無線リモコンを用いて無線機器と室内機とのペアリング処理を行うことができる。
本発明による室内機とパソコンとをペアリングさせる場合の説明図である。 本発明による室内機と無線リモコンとパソコンとの構成を説明するブロック図である。 ペアリング時に行われる操作と、各機器の処理内容と、通信データとを説明する説明図である。 無線リモコンでの処理を説明するフローチャートである。 パソコンでの処理を説明するフローチャートである。 室内機での処理を説明するフローチャートである。 従来の空気調和機におけるペアリングを説明する説明図である。 従来の無線通信システムにおけるペアリングを説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、ペアリング対象の機器は、後述するペアリング要求やペアリング要求待ち、ペアリング応答などの処理を行うが、これらを総称してペアリングと呼称する。
図1は本発明による室内機10とパソコン80とをペアリングさせる場合の説明図である。図1において上方は家屋の2階を、下方は家屋の1階をそれぞれ示している。2階には無線リモコン30とパソコン80とが、また、1階には後述するペアリング処理を開始させるスイッチであるサービスボタン15を備えた室内機10がそれぞれ配置されている。
無線リモコン30は上部に表示部33を、下部にキー入力部31をそれぞれ備えている。また、パソコン80は表示部82と、キーボード部81と、パソコン本体89とをそれぞれ備えており、パソコン本体89のUSB端子にはパソコン通信部84(無線モジュール)が装着されている。
各機器にはユニークな識別子が予め指定されて各記憶部に記憶されており、無線リモコン30は#123、パソコン80のパソコン通信部84には#789、室内機10には#456がそれぞれ付与されている。次にこの識別子を用いたペアリング手順について説明する。
ペアリングに関しては無線リモコン30と室内機10、室内機10とパソコン80とがそれぞれの互いの識別子を認識する2つの手順がある。1つ目の手順では、最初に点線で示す無線リモコン30と室内機10とが共に1階にあり、これらを最初にペアリングさせる。これが第1ペアリングである。
まず最初にユーザーは無線リモコン30と室内機10とをペアリングさせるため、無線リモコン30の『ペアリング開始操作』を行う。具体的にはメニュー項目から『ペアリング開始操作』を選択して開始ボタンを押下する。これにより無線リモコン30は図1(1)ペアリング要求データを間欠的にペアリング受付期間(1分間)だけ送信する。なお、送信中以外はデータ受信待ちになっている。
一方、このペアリング受付期間内に、ユーザーが室内機10のサービスボタン15を長押しすることで室内機10がペアリング要求待ち動作を開始し、ペアリング受付期間に受信したペアリング要求データの送信元を特定の相手と認識する。そしてこのペアリング要求データにおける識別子、この場合は#123を記憶すると共に、図1(2)ペアリング応答データを自身の識別子である#456と共に送信する。これをペアリング受付期間に受信した無線リモコン30は、ペアリング応答データの送信元を特定の相手と認識する。そして、#456を記憶すると共に、ペアリング確認データを#456の機器に対して送信する。
ここまでは背景技術で説明した一般的なペアリングである。
次に室内機10とパソコン80とをペアリングさせる第2ペアリングの手順を説明する。この時、すでにペアリングが完了した無線リモコン30を2階のパソコン80の近辺に移動させておく。まず最初にユーザーは、パソコン80のキーボード部81により『ペアリング開始操作』を行う。この結果、パソコン80は、図1(3)ペアリング要求データを間欠的にペアリング受付期間(1分間)だけ送信する。なお、送信中以外はデータ受信待ちになっている。
次にユーザーは無線リモコン30を操作して『ペアリング開始指示』を行う。この結果、無線リモコン30から室内機10に対して図1(4)ペアリング開始指示データが送信される。これを受信した室内機10はペアリング要求待ち動作を開始し、ペアリング受付期間に受信したペアリング要求データの送信元を特定の相手と認識する。そしてこのペアリング要求データにおける識別子、この場合は#789を記憶すると共に、図1(5)ペアリング応答データを自身の識別子である#456と共に送信する。これをペアリング受付期間に受信したパソコン80は、ペアリング応答データの送信元を特定の相手と認識する。そして、#456を記憶すると共に、ペアリング確認データを#456の機器に対して送信する。
次に各機器の構成を説明する。図2は本発明による室内機10と無線リモコン30とパソコンとの構成を説明するブロック図である。図2(A)は室内機10、図2(B)は無線リモコン30、図2(C)はパソコン80をそれぞれ示している。
図2(A)において室内機10は、他の機器と電波を用いて通信するための室内機通信部11と、自身や他の機器の識別子を記憶する室内機記憶部13と、室外機20と通信を行う通信部12と、サービスボタン15と、これらを制御する室内機制御部14とを備えている。サービスボタン15は無線リモコン30が使用できない場合に自動運転を開始するボタンであり、これを長押しすることにより自動運転でなく、ペアリング処理を開始するようになっている。
図2(B)において無線リモコン30は、他の機器と電波を用いて通信するためのリモコン通信部34と、自身や他の機器の識別子を記憶するリモコン記憶部32と、表示部33と、キー操作を入力するキー入力部31と、これらを制御するリモコン制御部35とを備えている。
図2(C)においてパソコン80は、パソコン本体89と、表示部82と、キー操作を入力するキーボード部81とを備えている。また、パソコン本体89は、他の機器と電波を用いて通信するためのパソコン通信部84と、自身や他の機器の識別子を記憶するパソコン記憶部83と、これらを制御するパソコン制御部85とを備えている。なお、パソコン記憶部83には他の機器とパソコン通信部84を介して通信したり、通信したデータを加工して表示部82に表示するアプリケーションソフトも記憶されており、本発明によるペアリング処理もこのアプリケーションソフトによって実行される。
図3は無線リモコン30と室内機10とパソコン80における各処理と、通信データとを説明する説明図である。図2及び図3を用いて各機器の動作を詳細に説明する。
まず図3(A)に示す無線リモコン30と室内機10との第1ペアリングについて説明する。
ユーザーは図3(A)(1)にて、無線リモコン30を操作してペアリング開始操作を行う。これをキー入力部31を介して入力したリモコン制御部35は、表示部33にメニューを表示すると共に、操作されたペアリング開始指示を受け付ける。そして、リモコン記憶部32から自身の識別子である#123を読み出して、図3(A)(2)ペアリング要求データとしてリモコン通信部34から送信する。なお、送信フォーマットは、宛先:なし、送信元:#123、内容:ペアリング要求である。このデータはペアリングが完了するまで、もしくは、ペアリング受付期間(1分間)が過ぎるまで間欠的に送信される。
一方、このペアリング要求データは室内機10とパソコン80とでも受信されるが、各機器の制御部は、各機器がまだペアリング開始の指示操作を受けていないため、このデータを無視する。
ここで、ユーザーによりサービスボタン15の長押し操作による、図3(A)(3)ペアリング開始操作があった場合、室内機制御部14は、この操作を受け付けて、図3(A)(4)ペアリング要求待ちの処理を開始する。このため、室内機制御部14は室内機通信部11を介してペアリング要求データを監視する。
この状態で図3(A)(2)’ペアリング要求データが無線リモコン30から送信されると、室内機10はペアリング要求待ちとなっているためにこのデータを受け付ける。つまり、室内機制御部14は室内機通信部11を介してペアリング要求データを受信し、このデータに含まれる識別子:#123をペアリング相手として室内機記憶部13に記憶する。
そして、図3(A)(5)ペアリング応答データを無線リモコン30へ送信する。このペアリング応答データのフォーマットは、宛先:#123、送信元:#456、内容:ペアリング応答となっている。
このペアリング応答データをリモコン通信部34を介して受信したリモコン制御部35は、このデータに含まれる送信元の識別子をペアリング相手としてリモコン記憶部32へ記憶する。そして、リモコン制御部35は、図3(A)(6)ペアリング応答確認データを室内機10へ送信する。このフォーマットは、宛先:#456、送信元:#123、内容:ペアリング確認である。
これを受信した室内機制御部14はペアリング完了を確認できたため、図3(A)(7)ペアリング処理を完了する。
次に図3(B)に示す室内機10とパソコン80との第2ペアリングについて説明する。前提条件として、ユーザーは図3(A)でペアリングを行った無線リモコン30をパソコン80の近辺に移動させ、どちらの機器の操作も迅速に行えるようにしておく。
ユーザーは図3(B)(1)にて、パソコン80を操作してペアリング開始操作を行う。これをキーボード部81を介して入力したパソコン制御部85は、表示部82にメニューを表示すると共にペアリング開始指示を受け付ける。そして、パソコン記憶部83から自身の識別子である#789を読み出して、図3(B)(2)ペアリング要求データとしてパソコン通信部84から送信する。なお、送信フォーマットは、宛先:なし、送信元:#789、内容:ペアリング要求である。このデータはペアリングが完了するまで、もしくは、ペアリング受付期間(1分間)が過ぎるまで間欠的に送信される。
一方、このペアリング要求データは室内機10と無線リモコン30とでも受信されるが、各機器の制御部は、各機器がまだペアリング開始の指示操作を受けていないため、このデータを無視する。
ここで、ユーザーにより、無線リモコン30でメニュー選択による室内機10のペアリング開始指示操作があった場合、リモコン制御部35はこの操作を受け付けて、図3(B)(3)ペアリング開始指示データを室内機10へ送信する。このデータの通信フォーマットは、宛先:#456、送信元:#123、内容:ペアリング開始指示である。
このデータを受信した室内機制御部14は、図3(B)(4)ペアリング要求待ちの処理を開始する。このため、室内機制御部14は室内機通信部11を介してペアリング要求データを監視する。このように室内機10は、ペアリングされた無線リモコン30からの指示により、ペアリング要求待ちの処理を開始する機能を備えている。
この状態で図3(B)(2)’ペアリング要求データがパソコン80から送信されると、室内機10はペアリング要求待ちとなっているためにこのデータを受け付ける。つまり、室内機制御部14は室内機通信部11を介してペアリング要求データを受信し、このデータに含まれる識別子:#789をペアリング相手として室内機記憶部13に記憶する。
そして、図3(B)(5)ペアリング応答データをパソコン80へ送信する。このペアリング応答データのフォーマットは、宛先:#789、送信元:#456、内容:ペアリング応答となっている。
このペアリング応答データをパソコン通信部84を介して受信したパソコン制御部85は、このデータに含まれる送信元の識別子をペアリング相手としてパソコン記憶部82へ記憶する。そして、パソコン制御部85は、図3(B)(6)ペアリング応答確認データを室内機10へ送信する。このフォーマットは、宛先:#456、送信元:#789、内容:ペアリング確認である。
これを受信した室内機制御部14はペアリング完了を確認できたため、図3(B)(7)ペアリング処理を完了する。
以上説明したように、すでにペアリングが完了した無線リモコン30と室内機10とが存在し、室内機10と無線機器であるパソコン80とをペアリングさせる場合、無線リモコン30から室内機10に対して、ペアリング開始を指示する。
このため、室内機10とパソコン80(無線機器)とが離れた位置に存在していても、ユーザーがこの間をペアリング処理中に移動することなく、パソコン80(無線機器)と室内機10とのペアリング処理を行うことができる。つまり、室内機10に備えられているサービスボタン15(スイッチ)を用いることなく、手元の無線リモコン30を用いてパソコン80(無線機器)と室内機10とのペアリング処理を行うことができる。
次に図4〜図6のフローチャートを用いて各機器の制御部動作を説明する。また、図4〜図6において、STはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を示す。また、図5中の『Y』はYesを、『N』はNoをそれぞれ示している。
図4は無線リモコン30のリモコン制御部35の処理を示すフローチャートである。
リモコン制御部35はまず最初に、キー入力部31を介してキー操作が有るか確認する(ST1)。キー操作が無い場合(ST1−N)、リモコン通信部34を介して受信データがあるか確認する(ST2)。受信データが無い場合(ST2−N)、ペアリング要求処理中か確認する(ST3)。ペアリング要求処理中でない場合(ST3−N)、ST1へジャンプする。ペアリング要求処理中の場合(ST3−Y)、ペアリング要求データをリピート送信する(ST4)。
次にペアリング要求処理は1分間経過したか確認する(ST15)。ペアリング要求処理が1分間経過していない場合(ST15−N)、ST1へジャンプする。ペアリング要求処理が1分間経過した場合(ST15−Y)、ペアリング要求処理を中止、つまり、ペアリング要求データのリピート送信を中止する(ST16)。そしてST1へジャンプする。
一方、受信データが有る場合(ST2−Y)、受信したデータがペアリング応答データか確認する(ST5)。受信したデータがペアリング応答データである場合(ST5−Y)、ペアリング要求処理中か確認する(ST6)。ペアリング要求処理中でない場合(ST6−N)、ST1へジャンプする。ペアリング要求処理中の場合(ST6−Y)、ペアリング応答データの送信元の識別子をリモコン記憶部32に記憶する(ST7)。次にペアリング確認応答データの送信元を自身の識別子:#123にして、ペアリング応答データの送信元へ返信する(ST8)。そしてST1へジャンプする。
一方、受信したデータがペアリング応答データでない場合(ST5−N)、受信データに従って処理を行う(ST9)。このデータは室内機10から送信される運転状況などの情報であるため、リモコン制御部35は表示部33にこの情報を表示してユーザーに報知する。
一方、キー操作が有る場合(ST1−Y)、ペアリング開始指示操作か確認する(ST10)。ペアリング開始指示操作である場合(ST10−Y)、ペアリング開始指示データの宛先を室内機10の識別子にして室内機10へ送信する(ST13)。そしてST1へジャンプする。ペアリング開始指示操作でない場合(ST10−N)、ペアリング開始操作か確認する(ST11)。ペアリング開始操作でない場合(ST11−N)、操作内容に従って処理を行う(ST14)。そしてST1へジャンプする。なお、ペアリング開始操作でない操作は、例えば設定温度変更の操作などである。
ペアリング開始操作である場合(ST11−Y)、ペアリング要求データの送信元をリモコン記憶部32から読み出した自身の識別子にして、ペアリング要求データをリモコン通信部34から送信する。そしてST1へジャンプする。
図5はパソコン80のパソコン制御部85の処理を示すフローチャートである。パソコン制御部85はまず最初に、キーボード部81での操作があるか確認する(ST21)。キーボード部81での操作が無い場合(ST21−N)、受信データが有るか確認する(ST22)。受信データが無い場合(ST22−N)、ペアリング要求処理中か確認する(ST23)。
ペアリング要求処理中でない場合(ST23−N)、ST21へジャンプする。ペアリング要求処理中の場合(ST23−Y)、ペアリング要求データをリピート送信する(ST24)。次にペアリング要求処理は1分間経過したか確認する(ST33)。ペアリング要求処理が1分間経過していない場合(ST33−N)、ST21へジャンプする。ペアリング要求処理が1分間経過した場合(ST33−Y)、ペアリング要求処理を中止、つまり、ペアリング要求データのリピート送信を中止する(ST34)。そしてST21へジャンプする。
一方、受信データが有る場合(ST22−Y)、受信したデータはペアリング応答データか確認する(ST25)。受信したデータがペアリング応答データでない場合(ST25−N)、受信したデータに従って処理を行う(ST29)。そしてST21へジャンプする。なお、受信したデータがペアリング応答データでない場合、例えば室内機10からの運転情報などであるため、予め定められたグラフなどにして表示部82に表示し、ユーザーに報知する。
一方、受信したデータがペアリング応答データである場合(ST25−Y)、ペアリング要求処理中か確認する(ST26)。ペアリング要求処理中でない場合(ST26−N)、ST21へジャンプする。ペアリング要求処理中である場合(ST26−Y)、ペアリング応答データの送信元識別子をパソコン記憶部83に記憶する(ST27)。次にペアリング確認応答データの宛先をペアリング応答データでの送信元識別子にし、また、送信元をパソコン記憶部83から読み出した自身の識別子にして、ペアリング確認応答データを送信元へ返信する(ST28)。そしてST21へジャンプする。
一方、キーボード部81の操作が有る場合(ST21−Y)、ペアリング開始操作か確認する(ST30)。ペアリング開始操作でない場合(ST30−N)、操作内容に従って処理を行う(ST32)。そしてST21へジャンプする。なお、ペアリング開始操作でない操作は、例えば空調運転を管理する操作などである。
ペアリング開始操作である場合(ST30−Y)、ペアリング要求データの送信元をパソコン記憶部83から読み出した自身の識別子にして、ペアリング要求データをパソコン通信部84から送信する。そしてST21へジャンプする。
図6は室内機10の室内機制御部14の処理を示すフローチャートである。室内機制御部14はまず最初に、サービスボタン15の長押し操作が有るか確認する(ST41)。サービスボタン15の長押し操作が無い場合(ST41−N)、受信データが有るか確認する(ST42)。受信データが無い場合(ST42−N)、現状の運転や停止状態を継続する(ST43)
次にペアリング要求待ち処理は1分間経過したか確認する(ST52)。ペアリング要求待ち処理が1分間経過していない場合(ST52−N)、ST41へジャンプする。ペアリング要求待ち処理が1分間経過した場合(ST52−Y)、ペアリング要求待ち処理を終了する(ST54)。具体的にはペアリング要求待ち処理中のフラグをリセットする。そして、ST41へジャンプする。
一方、受信データが有る場合(ST42−Y)、受信したデータはペアリング要求データか確認する(ST44)。受信したデータがペアリング要求データである場合(ST44−Y)、次にペアリング要求待ち状態か確認する(ST45)。ペアリング要求待ち状態でない場合(ST45−N)、ST41へジャンプする。
ペアリング要求待ち状態である場合(ST45−Y)、受信したペアリング要求データの送信元の識別子を室内機記憶部13に記憶する(ST46)。次にペアリング応答データの宛先をペアリング要求データでの送信元識別子にし、また、送信元を室内機記憶部13から読み出した自身の識別子にして、ペアリング応答データを送信元へ返信する(ST47)。そしてST41へジャンプする。
一方、受信したデータがペアリング要求データで無い場合(ST44−N)、受信したデータがペアリング確認応答データか確認する(ST53)。受信したデータがペアリング確認応答データの場合(ST53−Y)、ST54へジャンプする。
受信したデータがペアリング確認応答データでない場合(ST53−N)、受信したデータはペアリング開始指示データか確認する(ST48)。受信したデータがペアリング開始指示データである場合(ST48−Y)、ペアリング要求待ち処理を開始する(ST51)。そしてST41へジャンプする。ペアリング要求待ち処理の開始とは、ペアリング要求待ち処理中のフラグをセットすることである。
一方、受信したデータがペアリング開始指示データでない場合(ST48−N)、受信データの内容に従って制御を行う(ST49)。これは通常の空調運転制御などである。そしてST41へジャンプする。
本実施例では室内機とペアリングする機器を無線リモコンとパソコンとで説明しているが、これに限るものでなく、無線リモコンと他の無線機器、例えばスマートフォンや加湿器などであってもよい。また、室内機のサービスボタンを室内機のペアリング処理開始のトリガにしているが、これに限るものでなく、専用のボタンや他のスイッチであってもよい。
10 室内機
11 室内機通信部
12 通信部
13 室内機記憶部
14 室内機制御部
15 サービスボタン(スイッチ)
20 室外機
30 無線リモコン
31 キー入力部
32 リモコン記憶部
33 表示部
34 リモコン通信部
35 リモコン制御部
80 パソコン
81 キーボード部
82 パソコン記憶部
82 表示部
83 パソコン記憶部
84 パソコン通信部
85 パソコン制御部
89 パソコン本体

Claims (1)

  1. 電波式の無線リモコンと、同無線リモコン及び無線機器と電波を介して通信を行う室内機とを備え、これらの機器間でペアリングによって決定された特定機器とだけ通信を行う空気調和機であって、
    前記無線リモコンと前記室内機と前記無線機器とは、自身の機器を一意に認識させるユニークな識別子をそれぞれ有しており、
    前記室内機は、前記無線リモコンとの間で前記識別子をそれぞれ認識する第1ペアリングを開始するスイッチを備えており、
    前記無線リモコンは、前記第1ペアリングの開始操作と、前記室内機と前記無線機器との間で行われる第2ペアリングの開始を前記室内機へ指示する操作とを行うキー入力部を備えており、
    前記無線リモコンは前記キー入力部の操作により、同無線リモコンの前記第1ペアリングを開始する一方、前記室内機は前記スイッチの操作により前記第1ペアリングを開始し、前記無線リモコンと前記室内機とは前記第1ペアリングにより互いの識別子を認識して前記ペアリングの処理を終了し、
    前記無線機器のペアリング開始操作により、同無線機器の前記第2ペアリングを開始させる一方、前記無線リモコンは前記キー入力部の操作により前記室内機へ前記第2ペアリングの開始を指示し、同指示を受けた前記室内機は前記無線機器との間で前記第2ペアリングを開始することを特徴とする空気調和機。
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