JP5961716B1 - 相互接続システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な情報流出及びコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続する。【解決手段】相互接続システム40は、複数の連携ゲートウェイ装置14,24,34を備える。各連携ゲートウェイ装置14,24,34は、識別子変換部142、プロトコル変換部143、ネットワーク内通信部144、ネットワーク間通信部145、及び制御部146を備える。制御部146は、ネットワーク内通信部144が受信した電文内の送信先情報にネットワーク外のサーバ装置が設定されていた場合、識別子変換部142とプロトコル変換部143の処理の後にネットワーク間通信部145が通信するよう制御する。制御部146は、ネットワーク間通信部145が受信した電文内の送信先情報にネットワーク内のサーバ装置が設定されていた場合、識別子変換部142とプロトコル変換部143の処理の後にネットワーク内通信部144が通信するよう制御する。【選択図】図1

Description

この発明は、相互接続システム、方法及びプログラムに関する。
二次医療圏等の特定の地域内において、医療機関同士が患者の医療情報を共有するため、各医療機関のサーバ装置が属する医療連携ネットワークの構築及び運用が推進されている。また、この推進においては、さらなる患者の利便性の向上や調剤業務の効率化、及び安全確保等に資するため、それぞれの地域の医療連携ネットワーク同士が地域を跨って医療情報を共有するための取組みがなされている(例えば、非特許文献1参照)。
一方、医療連携ネットワークは、患者の医療情報等の機微な情報を扱うため、不要な情報流出を抑えるために、外部ネットワークとの接続を制限する形で構築及び運用がなされている。
このため、不要な情報流出を抑えつつ地域を跨って医療情報を共有する観点から、各医療機関がオフラインにて相互接続する方法が行われている。オフラインで相互接続する方法としては、例えば、それぞれの医療機関が外部記憶媒体に医療情報を保存し、他地域の医療機関に持ち運ぶ方法(ハンドキャリーする方法)が挙げられる。
健康・医療・介護分野におけるICT化の推進について、厚生労働省、2014年3月31日、http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000042495.pdf
しかしながら、外部記憶媒体を持ち運ぶ方法は、不要な情報流出を抑えることができるものの、各医療機関が外部記憶媒体に医療情報を保存するための新たな仕組みを構築し、運用する必要がある。従って、外部記憶媒体を持ち運ぶ方法は、多大なコストや手間がかかる、という不都合がある。
また、外部記憶媒体を持ち運ぶ方法は、他地域を跨った相互接続をリアルタイムに行いたい、という要件を満たすことができない、という不都合がある。
例えば、図20に示すように、X地域、Y地域及びZ地域には、それぞれ医療連携ネットワーク10,20,30があるとする。X地域の医療連携ネットワーク10には、A病院、B病院及びC病院の各医療情報管理サーバ装置11〜13が属している。Y地域の医療連携ネットワーク20には、D病院、E病院及びF病院の各医療情報管理サーバ装置21〜23が属している。Z地域の医療連携ネットワーク30には、G病院、H病院及びI病院の各医療情報管理サーバ装置31〜33が属している。
ここで、例えば、X地域のA病院の医療情報管理サーバ装置11と、同じX地域のB病院の医療情報管理サーバ装置12とは、同じ医療連携ネットワークに属している。このように、同じ医療連携ネットワーク内の医療情報管理サーバ装置11,12は、リアルタイムな相互接続が可能である。
これに対し、X地域のA病院の医療情報管理サーバ装置11と、Z地域のH病院の医療情報管理サーバ装置32とは、異なる医療連携ネットワークに属している。このように、異なる医療連携ネットワークに属する医療情報管理サーバ装置11,32は、相互接続が制限される。そのため、医療情報管理サーバ装置11,32間で医療情報を共有したい場合、医療情報を保存した外部記憶媒体を持ち運ぶ必要がある。しかしながら、異なる地域間では、外部記憶媒体の持ち運びに多くの時間を要するため、リアルタイムに相互接続できない、という不都合がある。
即ち、従来の方法は、不要な情報流出及びコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続することができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、不要な情報流出及びコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続することができるようにした相互接続システム、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、相互接続システムは、同一の操作対象者を識別する互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて上記操作対象者に関する情報を管理し且つ互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて上記情報を通信する複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、電文を通信することにより相互接続させるための、上記複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数のゲートウェイ装置を備える。上記電文は、送信先の前記サーバ装置を示す送信先情報、及び上記操作対象者の識別子が設定された識別子情報を含む。上記電文のうち、上記情報を要求する電文に応答する電文は、さらに前記情報を含む。上記各連携ゲートウェイ装置は、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が個別に上記操作対象者を識別する複数の第1の識別子と、上記各ネットワーク間で共通して上記操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた対応情報を記憶する。上記記憶した対応情報に基づき、上記電文内の識別子情報について、上記複数の第1の識別子のうちの任意の第1の識別子と上記第2の識別子とを相互に第1識別子変換する。上記記憶した対応情報に基づき、上記電文内の識別子情報について、上記任意の第1の識別子と、上記複数の第1の識別子のうちの新たな第1の識別子とを相互に第2識別子変換する。上記電文について、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルと、上記各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコルとを相互にプロトコル変換する。上記任意の第1の識別子が識別子情報に設定され、上記第1の通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する第1の通信を実行する。上記第2の識別子が識別子情報に設定され、上記第2の通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する第2の通信を実行する。上記第1の通信において受信した第1の電文内の送信先情報に上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、上記第1の電文を前記第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、上記第1識別子変換、上記プロトコル変換及び上記第2の通信を制御する第1の制御を実行する。上記第2の通信において受信した第2の電文内の送信先情報に上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、上記第2の電文を前記第1の電文に変換して当該第1の電文を通信するように、上記第1識別子変換、上記プロトコル変換及び上記第1の通信を制御する第2の制御を実行する。上記第1の通信手段において受信した第1の電文内の送信先情報に上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、上記第1の電文を上記新たな第1の識別子が識別子情報に設定された新たな第1の電文を通信するように、上記第2識別子変換、及び上記第1の通信を制御する第3の制御を実行するようにしたものである。
また、この発明の第1の観点は、以下のような態様を備えることを特徴とする。
第1の態様において、上記対応情報は、上記複数の第1の識別子と上記第2の識別子とに相互に対応付けられ、かつ上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で共通して上記操作対象者を識別する第3の識別子を更に含む。上記第1識別子変換手段は、上記第3の識別子を介して上記任意の第1の識別子と上記第の識別子とを相互に変換する。上記第2識別子変換手段は、上記第3の識別子を介して上記任意の第1の識別子と上記新たな第1の識別子とを相互に変換するようにしたものである。
第2の態様は、上記電文が、送信元の前記サーバ装置を示す送信元情報を更に含む。上記電文内の送信先情報及び/又は送信元情報に基づき、当該電文を通信するか否かを更に認証する。上記第1の通信は、上記認証の結果、上記第1の電文を通信することが認証された場合に、上記第1の電文を、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する。上記第2の通信手段は、上記認証の結果、上記第2の電文を通信することが認証された場合に、上記第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信するようにしたものである。
この発明の第1の観点によれば、各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置から受信した電文内の送信先情報に各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、上記電文内の識別子及びプロトコルを変換する。そして、その後に各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置と通信を行うよう制御する。また、各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置から受信した電文内の送信先情報に各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、上記電文内の識別子及びプロトコルを変換する。そして、その後に各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信を行うよう制御する。このため、同一の操作対象者に関する情報について、互いに異なる識別子と対応付けて互いに異なる通信プロトコルに基づいて通信する各ネットワーク内のサーバ装置同士は、各連携ゲートウェイ装置を介して相互に接続することができる。したがって、不要な情報流出を抑えつつ、リアルタイムに相互接続することが可能となる。また、サーバ装置自体に新たな仕組みを構築し、運用する必要がないため、不要なコストを抑えることが可能となる。
第1の態様によれば、第1の識別子と第2の識別子との間に、各ネットワーク内で共通して前記操作対象者を識別する第3の識別子を更に対応付けることにより、第1の識別子が外部に流出するリスクを更に抑えることができるようになる。したがって、より不要な情報流出を抑えることが可能となる。
第2の態様によれば、電文内の送信元情報及び/又は送信先情報に基づき、電文を通信するか否かを認証することができる。また、当該認証結果に基づき、地域間を跨った相互接続をすることができるようになる。したがって、より不要な情報流出を抑えることが可能となる。
すなわち、この発明によれば、不要な情報流出及びコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続することができるようにした相互接続システム、方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係る総合医療連携ネットワークの機能構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態における医療情報管理サーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態における医療情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における医療情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における要求電文の一例を示す模式図である。 同実施形態における応答電文の一例を示す模式図である。 同実施形態における連携ゲートウェイ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態における患者ID対応情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における患者ID対応情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における患者ID対応情報の一例を示す模式図である。 同実施形態における相互接続システムの動作を説明するための一例を示すシーケンス図である。 同実施形態における相互接続システムの動作を説明するための一例を示すシーケンス図である。 同実施形態における相互接続システムの動作を説明するための一例を示す模式図である。 同実施形態における相互接続システムの動作を説明するための一例を示す模式図である。 同実施形態における要求電文の一例を示す模式図である。 同実施形態における応答電文の一例を示す模式図である。 同実施形態の変形例における連携ゲートウェイ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態の変形例における送信先情報リストの一例を示す模式図である。 同実施形態の変形例における相互接続システムの動作を説明するための一例を示すシーケンス図である。 一般的な相互接続システムの動作を説明するための一例を示す模式図である。
以下、図面を参照してこの発明に関わる実施形態を説明する。なお、以下の相互接続システムは、各ネットワークを相互に接続する相互接続システムとして各コンピュータを機能させるためのプログラムを用いて実施してもよい。すなわち、相互接続システムは、コンピュータ読取可能なメモリ及びCPU(Central Processing Unit)等のハードウェア資源とプログラムとが協働した機能ブロックの機能により実現してもよい。
[一実施形態]
図1は、この発明の一実施形態に係る総合医療連携ネットワークの機能構成の一例を示すブロック図である。総合医療連携ネットワーク1は、各医療連携ネットワーク10,20,30、及び相互接続システム40を備えている。また、総合医療連携ネットワーク1は、相互接続システム40を介して、各医療連携ネットワーク10,20,30を相互に接続させたネットワークである。
なお、総合医療連携ネットワーク1は、3個に限らず、任意の数の医療連携ネットワークを、相互接続システム40を介して相互接続可能なネットワークとなっている。
各医療連携ネットワーク10,20,30は、各連携ゲートウェイ装置14,24,34により、同一の操作対象者に関する情報について、互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて通信する機能を備えている。
なお、各医療連携ネットワーク10,20,30は、それぞれの地域内に整備された医療連携ネットワークであってもよい。例えば、各医療連携ネットワーク10,20,30は、それぞれX地域,Y地域,Z地域に整備されたものであってもよい。
ここで、各地域は、一次医療圏の如き市町村を単位とするような地域でもよく、二次医療圏の如き複数の市町村を単位とするような、より広範な地域であってもよい。
医療連携ネットワーク10は、各医療情報管理サーバ装置11,12,13と、連携ゲートウェイ装置14とを備えている。
同様に、医療連携ネットワーク20は、各医療情報管理サーバ装置21,22,23と、連携ゲートウェイ装置24とを備えている。また、医療連携ネットワーク30は、各医療情報管理サーバ装置31,32,33と、連携ゲートウェイ装置34とを備えている。
なお、以下の説明において、各医療連携ネットワーク10,20,30は、同様の機能構成を備えている。したがって、機能構成の説明については、医療連携ネットワーク10についてのみ実施し、各医療連携ネットワーク20,30の機能構成については、差異のある箇所のみ必要に応じて説明を実施し、それ以外の箇所については説明を省略する。
各医療情報管理サーバ装置11,12,13は、操作対象者に関する情報について、生成、記憶、要求、及び応答等の操作を管理する機能を備えている。
なお、各医療情報管理サーバ装置11,12,13は、3台に限らず、任意の台数の医療情報管理サーバ装置を、医療連携ネットワーク10内に接続可能となっている。
なお、各医療情報管理サーバ装置11,12,13は、医療連携ネットワーク10の整備された地域内の病院にそれぞれ備えられたサーバ装置でもよい。例えば、各医療情報管理サーバ装置11,12,13は、X地域内のそれぞれA病院,B病院,C病院に整備されたものであってもよい。
同様に、例えば、各医療情報管理サーバ装置21,22,23は、Y地域内のそれぞれD病院,E病院,F病院に整備されたものであってもよい。また、各医療情報管理サーバ装置31,32,33は、Z地域内のG病院,H病院,I病院に整備されたものであってもよい。
医療情報管理サーバ装置11は、図2に示すように、医療情報記憶部111、要求電文生成部112、応答電文生成部113、送信部114、及び受信部115を備えている。各部111〜115の説明は、参照符号の上位2桁の“11”を“12”又は“13”と読み替えることにより、医療情報管理サーバ装置12の各部121〜125又は医療情報管理サーバ装置13の各部131〜135の説明に読み替え可能である。この読み替え可能なことは、各医療情報管理サーバ装置21〜23,31〜33についても同様である。
すなわち、医療情報管理サーバ装置12は、医療情報記憶部121、要求電文生成部122、応答電文生成部123、送信部124、及び受信部125を備えている(図示せず)。医療情報管理サーバ装置13は、医療情報記憶部131、要求電文生成部132、応答電文生成部133、送信部134、及び受信部135を備えている(図示せず)。
更に同様に、各医療情報管理サーバ装置21,22,23は、それぞれ医療情報記憶部211,221,231、要求電文生成部212,222,232、応答電文生成部213,223,233、送信部214,224,234、及び受信部215,225,235を備えている(図示せず)。
更に同様に、各医療情報管理サーバ装置31,32,33は、それぞれ医療情報記憶部311,321,331、要求電文生成部312,322,332、応答電文生成部313,323,333、送信部314,324,334、及び受信部315,325,335を備えている(図示せず)。
なお、以下の説明において、各医療情報管理サーバ装置11−33は、同様の機能構成を備えている。したがって、機能構成の説明については、医療情報管理サーバ装置11についてのみ実施し、各医療情報管理サーバ装置12−33の機能構成については、差異のある箇所のみ必要に応じて説明を実施し、それ以外の箇所については説明を省略する。
医療情報記憶部111は、各部から読出し/書込み可能なメモリであり、操作対象者に関する情報を記憶する。医療情報記憶部111は、応答電文生成部113からの要求に応じ情報を読出し、受信部115から受信した情報を予め記憶している。例えば、医療情報記憶部111は、操作対象者に関する情報として、図3に示す如き医療情報100aを予め記憶してもよい。医療情報記憶部111は、医療情報100aの一部に、操作対象者「〇〇 △△」を識別する病院内患者IDとして「A001」を設定してもよい。
医療情報100aは、操作対象者である患者の氏名、受診日、病名等の情報が、操作対象者を識別する第1の識別子と対応付けられた情報である。医療情報100aは、必要に応じて、担当医師名や受診記録等の当該操作対象者の医療に関する情報を適宜含んでいてもよい。なお、以下の説明においては、「識別子」を「ID」と読み替えてもよく、「第1の識別子」を「病院内患者ID」と読み替えてもよい。
ここで、病院内患者IDは、各連携ゲートウェイ装置14,24,34の属する各医療連携ネットワーク10,20,30内の各医療情報管理サーバ装置11−33が個別に操作対象者を識別する識別子である。したがって、医療情報100a内の第1の識別子は、医療情報管理サーバ装置11を備えるA病院が、同一の操作対象者を、他のB病院,C病院と独立に識別するための識別子である。
また、例えば、Z地域の医療連携ネットワーク30に属するH病院の医療情報管理サーバ装置32が備える医療情報記憶部321は、操作対象者に関する情報として、図4に示す如き医療情報100bを記憶していてもよい。一方、医療情報記憶部321は、同一の操作対象者「〇〇 △△」について、前述したA病院の病院内患者IDとは異なる病院内患者IDとして「H001」とを設定してもよい。
要求電文生成部112は、図5に示す如き要求電文100cを生成し、送信部114に送信する。
要求電文100cは、他の医療情報管理サーバ装置12−33に対して情報を要求するための電文であり、送信先のサーバ装置を示す送信先情報及び操作対象者の識別子情報を含む。要求電文100cは、電文の種別、要求する情報を識別する要求識別子、及び送信元のサーバ装置を示す送信元情報等の情報を更に含んでもよい。
なお、要求電文生成部112は、医療情報管理サーバ装置11及び連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルに基づき、要求電文100cを生成する。例えば、要求電文生成部112は、第1の通信プロトコルとして、IDWSF(Identity Web Service Framework)プロトコルに基づき、要求電文100cを生成してもよい。なお、要求電文生成部112は、生成する要求電文100cの内容に応じて、IDWSFプロトコルに限らず任意の通信プロトコルに基づき要求電文100cを生成可能である。例えば、要求電文生成部112は、要求情報として介護情報を要求する場合、第1の通信プロトコルとして、SOAP(Simple Object Access Protocol)プロトコルに基づき、要求電文100cを生成してもよい。なお、以下の説明では、「第1の通信プロトコル」を「地域内通信プロトコル」と読み替えてもよい。
応答電文生成部113は、受信部115から要求電文100cを受信し、当該要求電文100cに応じて医療情報記憶部111から要求された医療情報100aを読出す。応答電文生成部113は、読出した医療情報100aに基づき、図6に示す如き応答電文100dを生成し、送信部114に送信する。
応答電文100dは、他の医療情報管理サーバ装置12−33から要求された情報を応答するための電文であり、送信先情報及び操作対象者の識別子情報を含む。応答電文100dは、電文の種別や送信元情報、及び要求された情報等の情報を更に含んでもよい。
ここで、要求された情報としては、医療情報100aに含まれるような受診日、病名といった情報が相当する。なお、要求された情報は、不要な情報流出を抑えるため、当該医療情報100aのうち、病院内患者IDや氏名等の情報が削除されていてもよい。
送信部114は、要求電文100cを要求電文生成部112から受信し、医療情報管理サーバ装置12又は13、若しくは連携ゲートウェイ装置14に送信する。送信部114は、要求電文100c内の送信先情報が同一の医療連携ネットワーク10に属する医療情報管理サーバ装置12又は13を示さない場合、当該電文を、連携ゲートウェイ装置14に送信する。また、送信部114は、要求電文100c内の送信先情報が同一の医療連携ネットワーク10に属する医療情報管理サーバ装置12又は13を示す場合、当該要求電文100cを当該送信先である医療情報管理サーバ装置12又は13に直接送信してもよく、連携ゲートウェイ装置14に送信してもよい。
また、送信部114は、応答電文100dを応答電文生成部113から受信し、医療情報管理サーバ装置12又は13、若しくは連携ゲートウェイ装置14に送信する。送信部114は、応答電文100d内の送信先情報が同一の医療連携ネットワーク10に属する医療情報管理サーバ装置12又は13を示さない場合、当該電文を、連携ゲートウェイ装置14に送信する。また、送信部114は、応答電文100d内の送信先情報が同一の医療連携ネットワーク10に属する医療情報管理サーバ装置12又は13を示す場合、当該応答電文100dを当該送信先である医療情報管理サーバ装置12又は13に直接送信してもよく、連携ゲートウェイ装置14に送信してもよい。
受信部115は、要求電文100cを医療情報管理サーバ装置12又は13、若しくは連携ゲートウェイ装置14から受信し、応答電文生成部113に送信する。また、受信部115は、応答電文100dを医療情報管理サーバ装置12又は13、若しくは連携ゲートウェイ装置14から受信し、応答電文100d内の要求された情報を、医療情報記憶部111に書込む。
連携ゲートウェイ装置14は、送信部114,214,314から要求電文100c又は応答電文100dを受信し、当該電文内の送信先情報に基づき、当該電文を送信する。また、連携ゲートウェイ装置14は、各連携ゲートウェイ装置24,34から要求電文100c又は応答電文100dを受信し、当該電文内の送信先情報に基づき、当該電文を送信する。なお、連携ゲートウェイ装置14の詳細な機能構成に関する説明については、後述する相互接続システム40の機能構成と併せて説明する。
相互接続システム40は、複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、電文を通信することにより相互接続させるための、当該複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数の連携ゲートウェイ装置を備える。すなわち、相互接続システム40は、各医療連携ネットワーク10,20,30にそれぞれ含まれる各連携ゲートウェイ装置14,24,34を備える。ここで、複数のネットワーク内のサーバ装置同士は、同一の操作対象者を識別する互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて当該操作対象者に関する情報を管理し且つ互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて当該情報を通信する。操作対象者に関する情報としては、例えば、患者の医療情報などの如き、操作対象者の個人情報が使用可能となっている。
なお、以下の説明において、各連携ゲートウェイ装置14,24,34は、同様の機能構成を備えている。したがって、機能構成の説明については、連携ゲートウェイ装置14についてのみ実施し、各連携ゲートウェイ装置24,34の機能構成については、差異のある箇所のみ必要に応じて説明を実施し、それ以外の箇所については説明を省略する。
連携ゲートウェイ装置14は、図7に示す如く、対応情報記憶部141、識別子変換部142、プロトコル変換部143、ネットワーク内通信部144、ネットワーク間通信部145、及び制御部146を備えている。
同様に、各連携ゲートウェイ装置24,34は、それぞれ対応情報記憶部241,341、識別子変換部242,342、プロトコル変換部243,343、ネットワーク内通信部244,344、ネットワーク間通信部245,345、及び制御部246,346を備えている(図示せず)。
対応情報記憶部141は、各部から読出し/書込み可能なメモリである。対応情報記憶部141は、連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内のサーバ装置が個別に操作対象者を識別する病院内患者IDと、各ネットワーク間で共通して操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた第1の対応情報を予め記憶している。なお、以下の説明において、「第2の識別子」は、「地域間ID」と読み替えてもよい。
対応情報記憶部141は、第1の対応情報として、図8に示す如き患者ID対応情報100eを記憶してもよい。
患者ID対応情報100eは、同一の操作対象者を識別するために設定された病院内患者IDと、地域間患者IDとを対応付けた情報である。具体的には、例えば、患者ID対応情報100eは、同一の操作対象者「〇〇 △△」を識別する各病院内患者ID「A001」,「B001」,「C001」に対して、地域間患者ID「P001」を対応付けている。なお、患者ID対応情報100eは、病院名を更に対応付けていてもよい。図8に示す例では、操作対象者「〇〇 △△」に対応付けられた病院内患者IDとして、A病院内で「A001」が、B病院内で「B001」が、C病院内で「C001」が、それぞれ設定されている。
また、対応情報記憶部141は、患者ID対応情報100eに代えて、図9(A),(B)に示す如き患者ID対応情報100f,100gをそれぞれ第2の対応情報、第3の対応情報として予め記憶してもよい。
患者ID対応情報100fは、同一の操作対象者を識別するために設定された病院内患者IDと、当該操作対象者を地域内で共通して識別する第3の識別子(以下、「地域内患者ID」ともいう。)とを対応付けた第2の対応情報である。図9(A)に示す例では、患者ID対応情報100fは、同一の操作対象者「〇〇 △△」を識別する各病院内患者ID「A001」,「B001」,「C001」に対して、地域内患者ID「X001」を対応付けている。患者ID対応情報100fは、病院名を更に対応付けていてもよい。
また、患者ID対応情報100gは、同一の操作対象者を識別するために設定された地域内患者IDと、地域間患者IDとを対応付けた第3の対応情報である。図9(B)に示す例では、患者ID対応情報100gは、同一の操作対象者「〇〇 △△」を識別する地域内患者ID「X001」に対して、地域間患者ID「P001」を対応付けている。患者ID対応情報100gは、地域名を更に対応付けていてもよい。
また、対応情報記憶部241,341は、対応情報記憶部141と同様に、病院内患者IDと、地域間患者IDとを最終的に対応付けた対応情報を記憶してもよい。例えば、対応情報記憶部341は、図10(A),(B)に示す如き患者ID対応情報100h,100iを第2の対応情報及び第3の対応情報として予め記憶してもよい。図10(A),(B)に示す例では、操作対象者「〇〇 △△」に対応付けられた病院内患者IDとして、G病院内で「G001」が、H病院内で「H001」が、I病院内で「I001」が、それぞれ設定されている。また、これら各病院が所属する地域であるZ地域に共通の地域内患者IDとして「Z001」が設定されており、この地域内患者ID「Z001」が地域間患者ID「P001」と対応している。
いずれにしても、各対応情報記憶部141,241,341は、各連携ゲートウェイ装置14,24,34の属するネットワーク内の医療情報管理サーバ装置11−33が個別に操作対象者を識別する病院内患者IDと、各ネットワーク間で共通して操作対象者を識別する地域間患者IDとを最終的に対応付けた対応情報を予め記憶している。
識別子変換部142は、制御部146から要求電文100c又は応答電文100dを受信する。識別子変換部142は、対応情報記憶部141が記憶した患者ID対応情報100eに基づき、受信した要求電文100c又は応答電文100d内の識別子情報について、病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施する。識別子変換部142は、変換した要求電文100c又は応答電文100dをプロトコル変換部143に送信する。
なお、識別子変換部142は、対応情報記憶部141が記憶した患者ID対応情報100fに基づき、受信した要求電文100c又は応答電文100d内の識別子情報について、病院内患者IDと地域内患者IDとを相互に変換してもよい。また、識別子変換部142は、対応情報記憶部141が記憶した患者ID対応情報100gに基づき、地域内患者IDと地域間患者IDとを更に相互に変換し、最終的に病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施してもよい。
プロトコル変換部143は、識別子変換部142から要求電文100c又は応答電文100dを受信する。プロトコル変換部143は、受信した要求電文100c又は応答電文100dについて、連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内で用いられる地域内通信プロトコルと、各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコル(以下、「地域間通信プロトコル」ともいう。)とを相互に変換する、プロトコル変換処理を実施する。プロトコル変換部143は、変換した要求電文100c又は応答電文100dを制御部146に送信する。
なお、プロトコル変換部143は、地域間通信プロトコルとして、IHE(Integrating the Healthcare Enterprise)において標準化されたXCA(Cross Community Access)プロトコルを用いてもよい。また、プロトコル変換部143は、XCAプロトコルによらず、任意の通信プロトコルを地域間通信プロトコルとして適用可能である。
ネットワーク内通信部144は、要求電文100c又は応答電文100dのうち、病院内患者IDが識別子情報に設定され、地域内通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、連携ゲートウェイ装置14の属する医療連携ネットワーク10内の各医療情報管理サーバ装置11,12,13と通信する、第1の通信処理を実施する。ネットワーク内通信部144は、要求電文100c又は応答電文100dを各医療情報管理サーバ装置11,12,13から受信し、制御部146に送信する。また、ネットワーク内通信部144は、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146から受信し、受信した電文内の送信先情報に基づき、各医療情報管理サーバ装置11,12,13に送信する。
ネットワーク間通信部145は、地域間患者IDが識別子情報に設定され、地域間通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の各連携ゲートウェイ装置24,34と通信する、第2の通信処理を実施する。ネットワーク間通信部145は、要求電文100c又は応答電文100dを各連携ゲートウェイ装置24,34から受信し、制御部146に送信する。また、ネットワーク間通信部145は、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146から受信し、受信した電文内の送信先情報に基づき、各連携ゲートウェイ装置24,34に送信する。
制御部146は、第1の通信処理においてネットワーク内通信部144から第1の電文を受信する。制御部146は、受信した第1の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク外の医療情報管理サーバ装置21−33が設定されている場合、当該第1の電文を識別子変換部142に送信する。また、制御部147は、当該第1の電文を第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、識別子変換処理、プロトコル変換処理及び第2の通信処理を制御する。具体的には、制御部147は、当該第1の電文について識別子変換処理及びプロトコル変換処理が行われた後に第2の通信処理を行うよう第1の制御を実行する。すなわち、制御部146は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実行した第1の電文をプロトコル変換部143から受信し、ネットワーク間通信部145に送信する。
また、制御部146は、受信した第1の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内の医療情報管理サーバ装置12,13が設定されている場合、当該第1の電文をネットワーク内通信部144に送信してもよい。
制御部146は、第2の通信処理においてネットワーク間通信部145から第2の電文を受信する。制御部146は、受信した第2の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内の医療情報管理サーバ装置12,13が設定されている場合、当該第2の電文を識別子変換部142に送信する。また、制御部147は、当該第2の電文について識別子変換処理及びプロトコル変換処理が行われた後に第1の通信処理を行うよう第2の制御を実行する。すなわち、制御部146は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実行した第2の電文をプロトコル変換部143から受信し、ネットワーク内通信部144に送信する。
また、制御部146は、受信した第2の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク外の医療情報管理サーバ装置21−33が設定されている場合、当該第2の電文をネットワーク間通信部145に送信してもよい。
次に、以上のように構成された相互接続システムの動作の一例について図11及び図12に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、以下の説明では、図13及び図14に示す通り、X地域の医療連携ネットワーク10内のA病院に設置された医療情報管理サーバ装置11と、Z地域の医療連携ネットワーク30内のH病院に設置された医療情報管理サーバ装置32とを相互接続する際の動作例について述べる。
なお、医療情報管理サーバ装置11は、操作対象者「〇〇 △△」に関する情報を、医療情報管理サーバ装置32に対して要求し、取得するものとする。なお、医療情報記憶部321は、図3に示す医療情報100bを予め記憶しているものとする。また、対応情報記憶部141は、操作対象者「〇〇 △△」に関する患者ID対応情報として、図9に示す如き患者ID対応情報100f,100gを予め記憶しているものとする。また、対応情報記憶部341は、操作対象者「〇〇 △△」に関する患者ID対応情報として、図10に示す如き患者ID対応情報100h,100iを予め記憶しているものとする。また、各医療連携ネットワーク10,30、及び相互接続システム40は、地域内通信プロトコルとして、共にIDWSFプロトコルを用いるものとする。また、相互接続システム40は、地域間通信プロトコルとして、IHE XCAプロトコルを用いるものとする。
始めに、A病院の医療情報管理サーバ装置11は、H病院の医療情報管理サーバ装置32に対して、図15(A)に示す如き、操作対象者「〇〇 △△」に関する医療情報の要求電文200aを生成し、送信する。具体的には、医療情報管理サーバ装置11の各部は、以下のステップST101−ST102を実行する。
要求電文生成部112は、送信先情報及び操作対象者の識別子情報を含む要求電文200aを、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて生成する(ST101)。送信先情報は、「H病院の医療情報管理サーバ装置32」が設定される。識別子情報は、操作対象者「〇〇 △△」に対してA病院の医療情報管理サーバ装置11内で病院内患者IDとして設定されている「A001」が設定される。なお、要求電文200aは、種別として、要求電文であることを示す「要求」が設定され、要求識別子として、「医療情報」が設定され、送信元情報として、「A病院の医療情報管理サーバ装置11」が設定されてもよい。要求電文生成部112は、生成した要求電文200aを送信部114に送信する。
送信部114は、受信した要求電文200aを連携ゲートウェイ装置14に送信する(ST102)。
連携ゲートウェイ装置14は、受信した要求電文200aについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、連携ゲートウェイ装置34に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置14の各部は、以下のステップST103−ST107を実行する。
ネットワーク内通信部144は、要求電文200aを受信する(ST103)。具体的には、ネットワーク内通信部144は、要求電文200aのうち、病院内患者ID「A001」が識別子情報に設定され、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて通信される第1の電文である要求電文200aを、連携ゲートウェイ装置14の属する医療連携ネットワーク10内の医療情報管理サーバ装置11と通信する、第1の通信処理を実施する。ネットワーク内通信部144は、受信した要求電文200aを制御部146に送信する。
制御部146は、受信した第1の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク外の医療情報管理サーバ装置21−33が設定されている場合、当該第1の電文(要求電文200a)を第2の電文(要求電文200c)に変換して当該第2の電文を通信するように、識別子変換処理、プロトコル変換処理及び第2の通信処理を制御する第1の制御を実行する(ST104)。例えば、制御部146は、要求電文200aを受信した場合、送信先情報に「H病院の医療情報管理サーバ装置32」が設定されているため、要求電文200aを識別子変換部142に送信する。
識別子変換部142は、要求電文200aを受信し、対応情報記憶部141から患者ID対応情報100f,100gを読み出す。識別子変換部142は、当該患者ID対応情報100f,100gに基づき、要求電文200a内の識別子情報について、病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施する。具体的には、識別子変換部142は、患者ID対応情報100fに基づき、要求電文200a内の識別子情報を病院内ID「A001」から地域内ID「X001」に変換し、図15(B)に示す如き要求電文200bを得る。また、識別子変換部142は、患者ID対応情報100gに基づき、要求電文200b内の識別子情報を地域内ID「X001」から地域間ID「P001」に変換し、図15(C)に示す如き要求電文200cを得る(ST105)。識別子変換部142は、識別子変換処理を実施した要求電文200cをプロトコル変換部143に送信する。
プロトコル変換部143は、受信した要求電文200cについて、連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内で用いられる地域内通信プロトコルと、各ネットワーク間の通信に用いられる地域間通信プロトコルとを相互に変換する。具体的には、プロトコル変換部143は、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて生成された要求電文200cを、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて変換する(ST106)。プロトコル変換部143は、プロトコル変換した要求電文200cを制御部146に送信する。
制御部146は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実施して得られた要求電文200cを受信し、第2の通信処理を行うよう第1の制御を実施する。具体的には、制御部146は、要求電文200cをネットワーク間通信部145に送信する。
ネットワーク間通信部145は、要求電文200cのうち、地域間患者ID「P001」が識別子情報に設定され、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて通信される第2の電文である要求電文200cを、他の連携ゲートウェイ装置34と通信する、第2の通信処理を実行する。即ち、ネットワーク間通信部145は、要求電文200cを受信し、連携ゲートウェイ装置34に送信する(ST107)。
連携ゲートウェイ装置34は、受信した要求電文200cについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、H病院の医療情報管理サーバ装置32に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置34の各部は、以下のステップST108−ST112を実行する。
ネットワーク間通信部345は、受信した要求電文200cについて、病院内患者ID「P001」が識別子情報に設定され、地域間通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文である場合、連携ゲートウェイ装置34の属する医療連携ネットワーク30内の医療情報管理サーバ装置31と通信する、第2の通信処理を実施する。即ち、ネットワーク間通信部345は、要求電文200cを受信し(ST108)、制御部346に送信する。
制御部346は、受信した第2の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置34の属するネットワーク内の医療情報管理サーバ装置31,32,33が設定されている場合、当該第2の電文(要求電文200c)を第1の電文(要求電文200e)に変換して当該第1の電文を通信するように、識別子変換処理、プロトコル変換処理及び第1の通信処理を制御する第2の制御を実行する(ST109)。例えば、制御部346は、要求電文200cを受信した場合、送信先情報に「H病院の医療情報管理サーバ装置32」が設定されているため、要求電文200cを識別子変換部342に送信する。
識別子変換部342は、要求電文200cを受信し、対応情報記憶部341から患者ID対応情報100h,100iを読み出す。識別子変換部342は、当該患者ID対応情報100h,100iに基づき、要求電文200c内の識別子情報について、病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施する。具体的には、識別子変換部342は、患者ID対応情報100hに基づき、要求電文200c内の識別子情報を地域間ID「P001」から地域内ID「Z001」に変換し、図15(D)に示す如き要求電文200dを得る。また、識別子変換部342は、患者ID対応情報100iに基づき、要求電文200d内の識別子情報を地域内ID「Z001」から病院内ID「H001」に変換し、図15(E)に示す如き要求電文200eを得る(ST110)。識別子変換部342は、識別子変換処理を実施した要求電文200eをプロトコル変換部343に送信する。
プロトコル変換部343は、受信した要求電文200eについて、連携ゲートウェイ装置34の属するネットワーク内で用いられる地域内通信プロトコルと、各ネットワーク間の通信に用いられる地域間通信プロトコルとを相互に変換する。具体的には、プロトコル変換部343は、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて生成された要求電文200eを、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて変換する(ST111)。プロトコル変換部343は、プロトコル変換した要求電文200eを制御部346に送信する。
制御部346は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実施して得られた要求電文200eを受信し、第1の通信処理を行うよう第2の制御を実施する。具体的には、制御部346は、要求電文200eをネットワーク内通信部344に送信する。
ネットワーク内通信部344は、要求電文200eを受信し、H病院の医療情報管理サーバ装置32に送信する(ST112)。具体的には、ネットワーク内通信部344は、要求電文200eのうち、病院内患者ID「H001」が識別子情報に設定され、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて通信される第1の電文である要求電文200eを、連携ゲートウェイ装置34の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する、第1の通信処理を実行する。
医療情報管理サーバ装置32の受信部315は、要求電文200eを受信し(ST113)、応答電文生成部313に送信する。
応答電文生成部313は、受信した要求電文200e内の識別子情報「H001」に基づき、医療情報記憶部311に記憶した医療情報100bを検索し、操作対象者「〇〇 △△」に関する医療情報を読出す(ST201)。具体的には、応答電文生成部313は、検索の結果、医療情報記憶部311から、操作対象者「〇〇 △△」が病名「腹痛」に関して受診日「2014年12月1日」にH病院を受診した旨の医療情報を読出す。
応答電文生成部313は、読出した情報に基づき、図16(A)に示す如き応答電文200fを生成する(ST202)。応答電文200fは、送信先情報として、「A病院の医療情報管理サーバ装置11」が設定される。また、識別子情報は、操作対象者「〇〇 △△」に対してH病院の医療情報管理サーバ装置32内で病院内患者IDとして設定されている「H001」が設定される。なお、応答電文200fは、種別として、応答電文であることを示す「応答」が設定され、要求識別子として、「医療情報」が設定され、送信元情報として、「H病院の医療情報管理サーバ装置32」が設定されてもよい。応答電文生成部313は、生成した応答電文200fを送信部314に送信する。
送信部314は、受信した応答電文200fを連携ゲートウェイ装置34に送信する(ST203)。
連携ゲートウェイ装置34は、受信した応答電文200fについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、連携ゲートウェイ装置14に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置34の各部は、以下のステップST204−ST208を実行する。
ネットワーク内通信部344は、応答電文200fを受信する(ST204)。具体的には、ネットワーク内通信部344は、応答電文200fのうち、病院内患者ID「H001」が識別子情報に設定され、地域内通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文である応答電文200fを、連携ゲートウェイ装置34の属する医療連携ネットワーク30内の医療情報管理サーバ装置31と通信する、第1の通信処理を実施する。ネットワーク内通信部344は、受信した応答電文200fを制御部346に送信する。
制御部346は、受信した第1の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置34の属するネットワーク外の医療情報管理サーバ装置11,12,13,21,22,23が設定されている場合、当該第1の電文(応答電文200f)を第2の電文(応答電文200h)に変換して当該第2の電文を通信するように、識別子変換処理、プロトコル変換処理及び第2の通信処理を制御する第1の制御を実行する(ST205)。例えば、制御部346は、応答電文200fを受信した場合、送信先情報に「A病院の医療情報管理サーバ装置11」が設定されているため、応答電文200fを識別子変換部342に送信する。
識別子変換部342は、応答電文200fを受信し、対応情報記憶部341から患者ID対応情報100h,100iを読み出す。識別子変換部342は、当該患者ID対応情報100h,100iに基づき、応答電文200f内の識別子情報について、病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施する。具体的には、識別子変換部342は、患者ID対応情報100hに基づき、応答電文200f内の識別子情報を病院内ID「H001」から地域内ID「Z001」に変換し、図16(B)に示す如き応答電文200gを得る。また、識別子変換部342は、患者ID対応情報100iに基づき、応答電文200g内の識別子情報を地域内ID「Z001」から地域間ID「P001」に変換し、図16(C)に示す如き応答電文200hを得る(ST206)。識別子変換部342は、識別子変換処理を実施した応答電文200hをプロトコル変換部343に送信する。
プロトコル変換部343は、受信した応答電文200hについて、連携ゲートウェイ装置34の属するネットワーク内で用いられる地域内通信プロトコルと、各ネットワーク間の通信に用いられる地域間通信プロトコルとを相互に変換する。具体的には、プロトコル変換部343は、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて生成された応答電文200hを、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて変換する(ST207)。プロトコル変換部343は、プロトコル変換した応答電文200hを制御部346に送信する。
制御部346は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実施して得られた応答電文200hを受信し、第2の通信処理を行うよう第1の制御を実施する。具体的には、制御部346は、応答電文200hをネットワーク間通信部345に送信する。
ネットワーク間通信部345は、地域間患者ID「P001」が識別子情報に設定され、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて通信される第2の電文である応答電文200hを、他の連携ゲートウェイ装置14と通信する、第2の通信処理を実行する。即ち、ネットワーク間通信部345は、受信した応答電文200hを連携ゲートウェイ装置14に送信する(ST208)。
連携ゲートウェイ装置14は、受信した応答電文200hについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、A病院の医療情報管理サーバ装置11に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置14の各部は、以下のステップST209−ST213を実行する。
ネットワーク間通信部145は、受信した応答電文200hについて、病院内患者ID「P001」が識別子情報に設定され、地域間通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文である場合、他の連携ゲートウェイ装置34と通信する、第2の通信処理を実施する。即ち、ネットワーク間通信部145は、応答電文200hを受信し(ST209)、制御部146に送信する。
制御部146は、受信した第2の電文内の送信先情報に連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内の医療情報管理サーバ装置11,12,13が設定されている場合、当該第2の電文(応答電文200h)を第1の電文(応答電文200j)に変換して当該第1の電文を通信するように、識別子変換処理、プロトコル変換処理及び第1の通信処理を制御する第2の制御を実行する(ST210)。例えば、制御部146は、応答電文200hを受信した場合、送信先情報に「A病院の医療情報管理サーバ装置11」が設定されているため、応答電文200hを識別子変換部142に送信する。
識別子変換部142は、応答電文200hを受信し、対応情報記憶部141から患者ID対応情報100f,100gを読み出す。識別子変換部142は、当該患者ID対応情報100f,100gに基づき、応答電文200h内の識別子情報について、病院内患者IDと地域間患者IDとを相互に変換する、識別子変換処理を実施する。具体的には、識別子変換部142は、地域間ID対応情報100fに基づき、応答電文200h内の識別子情報を地域間ID「P001」から地域内ID「X001」に変換し、図16(D)に示す如き応答電文200iを得る。また、識別子変換部142は、患者ID対応情報100gに基づき、応答電文200i内の識別子情報を地域内ID「X001」から病院内ID「A001」に変換し、図16(E)に示す如き応答電文200jを得る(ST211)。識別子変換部142は、識別子変換処理を実施した応答電文200jをプロトコル変換部143に送信する。
プロトコル変換部143は、受信した応答電文200jについて、連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内で用いられる地域内通信プロトコルと、各ネットワーク間の通信に用いられる地域間通信プロトコルとを相互に変換する。具体的には、プロトコル変換部143は、地域間通信プロトコルであるIHE XCAプロトコルに基づいて生成された応答電文200jを、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて変換する(ST212)。プロトコル変換部143は、プロトコル変換した応答電文200jを制御部146に送信する。
制御部146は、識別子変換処理及びプロトコル変換処理を実施して得られた応答電文200jを受信し、第1の通信処理を行うよう第2の制御を実施する。具体的には、制御部146は、応答電文200jをネットワーク内通信部144に送信する。
ネットワーク内通信部144は、応答電文200jを受信し、A病院の医療情報管理サーバ装置11に送信する(ST213)。具体的には、ネットワーク内通信部144は、応答電文200jのうち、病院内患者ID「A001」が識別子情報に設定され、地域内通信プロトコルであるIDWSFプロトコルに基づいて通信される第1の電文である応答電文200jを、連携ゲートウェイ装置14の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する、第1の通信処理を実行する。
医療情報管理サーバ装置11の受信部115は、応答電文200jを受信し(ST214)、当該応答電文200j内の要求された情報を医療情報記憶部111に記憶する(ST215)。
以上詳述したように、一実施形態では、相互接続システムは、同一の操作対象者に関する情報について、互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて通信する複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、電文を通信することにより相互に接続させる。上記相互接続システムは、上記複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数のゲートウェイ装置を備える。上記電文は、送信先情報及び上記操作対象者の識別子情報を含む。上記電文のうち、上記情報を要求する電文に応答する電文は、さらに上記情報を含む。上記各連携ゲートウェイ装置は、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で上記操作対象者を識別する第1の識別子と、各ネットワーク間で共通して上記操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた対応情報を記憶する。上記記憶した対応情報に基づき、上記電文内の識別子情報について、上記第1の識別子と上記第2の識別子とを相互に変換する。上記電文について、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルと、上記各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコルとを相互に変換する。上記第1の識別子が識別子情報に設定され、上記第1の通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する第1の通信処理を実行する。上記第2の識別子が識別子情報に設定され、上記第2の通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する第2の通信処理を実行する。上記第1の通信処理において受信した第1の電文内の送信先情報に上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、上記第1の電文を第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、上記識別子変換処理、上記プロトコル変換処理及び上記第2の通信処理を制御する第1の制御処理を実行する。上記第2の通信処理において受信した第2の電文内の送信先情報に上記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、上記第2の電文を第1の電文に変換して当該第1の電文を通信するように、上記識別子変換処理、上記プロトコル変換処理及び上記第1の通信処理を制御する第2の制御処理を実行するようにしている。
したがって、ユーザは、異なる医療連携ネットワーク間で、不要な情報流出及びコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続することができる。
補足すると、医療情報管理サーバ装置11,32は、他地域の医療情報管理サーバ装置に対して同一の操作対象者に関する医療情報を要求、及び応答するに際し、自地域で使用される地域内通信プロトコルに基づき、及び病院内患者IDを使用して電文を生成すればよい。したがって、医療情報を通信する場合と比較して、新たなシステムを構築・運用する必要がないため、不要なコストを抑えつつ、リアルタイムに相互接続することができる。
また、要求、及び応答の際に使用する病院内患者IDは、連携ゲートウェイ装置内で地域間患者IDに変換されるため、他の地域における医療連携ネットワークに病院内患者IDが流出することを抑えることができる。したがって、不要な情報流出を抑えることができる。
また、上記第1の識別子と、各ネットワーク内で共通して上記操作対象者を識別し、ネットワーク毎に互いに異なる第3の識別子とを対応付けた第2の対応情報、及び上記第3の識別子と上記第2の識別子とを対応付けた第3の対応情報を記憶する。上記電文内の識別子情報について、上記記憶した第2の対応情報に基づき上記第1の識別子と上記第3の識別子とを相互に変換し、上記記憶した第3の対応情報に基づき上記第3の識別子と上記第2の識別子とを相互に変換する。これにより、最終的に上記第1の識別子と上記第2の識別子とを相互に接続するようにしている。
これにより、医療情報管理サーバ装置11,32は、地域内識別子を使用することで、より不要な情報流出を抑えることができる。
(変形例の説明)
その他、相互接続システムの構成や機能、通信手段、処理手順と処理内容などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
例えば、連携ゲートウェイ装置14は、通信する電文について、通信するか否かを認証する機能を備えるように構成されていてもよい。
この場合、通信する電文は、送信元情報を更に含んでいてもよい。また、電文内の送信元情報は、サーバ証明書等の認証処理に使用する情報を含んでいてもよい。
図17は、同実施形態の変形例における連携ゲートウェイ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。連携ゲートウェイ装置14は、認証部147を更に備えている。
認証部147は、ネットワーク内通信部144から要求電文100c又は応答電文100dを受信し、当該受信した要求電文100c又は応答電文100d内の送信先情報に基づき、通信するか否かを認証する。認証部147は、認証の結果、要求電文100c又は応答電文100dを通信することが認証された場合、当該要求電文100c又は応答電文100dをネットワーク内通信部144に送信する。
認証部147は、ネットワーク間通信部145から要求電文100c又は応答電文100dを受信し、当該受信した要求電文100c又は応答電文100d内の送信先情報に基づき、通信するか否かを認証する。認証部147は、認証の結果をネットワーク間通信部145に送信する。
なお、認証部147は、図18に示す如き送信先情報リスト300aを、図示しないメモリに予め記憶していてもよい。認証部147は、要求電文100c又は応答電文100d内の送信先情報について送信先情報リスト300aを検索し、該当する送信先情報が存在する場合、通信することを認証してもよい。また、認証部147は、サーバ証明書等の認証処理に使用する情報の検証を行い、送信元情報の正当性が確認できた場合、通信することを認証してもよい。
ネットワーク内通信部144は、要求電文100c又は応答電文100dを各医療情報管理サーバ装置11,12,13から受信し、認証部147に送信する。ネットワーク内通信部144は、送信した要求電文100c又は応答電文100dに関する認証の結果を認証部147から受信する。ネットワーク内通信部144は、認証の結果、通信することが認証された場合に、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146に送信する。また、ネットワーク内通信部144は、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146から受信し、受信した電文内の送信先情報に基づき、当該電文を医療情報管理サーバ装置11,12又は13に送信する。
ネットワーク間通信部145は、要求電文100c又は応答電文100dを各連携ゲートウェイ装置24,34から受信し、認証部147に送信する。ネットワーク間通信部145は、送信した要求電文100c又は応答電文100dに関する認証の結果を認証部147から受信する。ネットワーク間通信部145は、認証の結果、通信することが認証された場合に、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146に送信する。また、ネットワーク間通信部145は、要求電文100c又は応答電文100dを制御部146から受信し、受信した電文内の送信先情報に基づき、当該電文を連携ゲートウェイ装置24又は34に送信する。
次に、以上のように構成された相互接続システムの変形例の動作の一例について図19に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、以下の説明では、一実施形態における動作例と同様の相互接続をする際の動作例について述べる。また、説明の重複を避けるため、要求電文の送信の場合の動作例についてのみ述べ、一実施形態と同様の動作となるステップについては適宜説明を省略する。
始めに、A病院の医療情報管理サーバ装置11は、H病院に対して操作対象者「〇〇 △△」に関する医療情報の要求電文を生成し、連携ゲートウェイ装置14に送信する(ST101−ST102)。
連携ゲートウェイ装置14は、受信した要求電文200aについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、連携ゲートウェイ装置34に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置14の各部は、以下のステップST103’−ST107を実行する。
ネットワーク内通信部144は、要求電文200aを受信し、認証部147に送信する。認証部147は、受信した要求電文200a内の送信先情報及び/又は送信元情報に基づき、当該要求電文200aを通信するか否かを認証する(ST103’)。認証部147は、認証の結果をネットワーク内通信部144に送信する。
ネットワーク内通信部144は、認証の結果、要求電文200aを通信することが認証された場合に、当該要求電文200aを制御部146に送信する。
ステップST104−ST107の動作については、一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
連携ゲートウェイ装置34は、受信した要求電文200cについて識別子変換処理及びプロトコル変換処理を行い、H病院の医療情報管理サーバ装置32に送信する。具体的には、連携ゲートウェイ装置34の各部は、以下のステップST108’−ST112を実行する。
ネットワーク間通信部345は、要求電文200cを受信し、認証部347に送信する。認証部347は、受信した要求電文200c内の送信先情報及び/又は送信元情報に基づき、当該要求電文200cを通信するか否かを認証する(ST108’)。認証部347は、認証の結果をネットワーク間通信部345に送信する。
ネットワーク間通信部345は、認証の結果、要求電文200cを通信することが認証された場合に、当該要求電文200cを制御部346に送信する。
ステップST109−ST111の動作については、一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ネットワーク内通信部344は、要求電文200eを受信し、H病院の医療情報管理サーバ装置32に送信する(ST112)。
医療情報管理サーバ装置32の受信部315は、要求電文200eを受信し(ST113)、応答電文生成部313に送信する。
このように、この変形例では、電文内の送信元情報及び/又は送信先情報に基づき、電文を通信するか否かを認証するようにしている。
これにより、通信することが認証された場合のみ通信を実行することにより、不明な送信先への通信及び不明な送信元からの通信を防止することができるようになる。
したがって、この変形例によれば、前述した一実施形態の効果に加え、より不要な情報流出を抑えることが可能となる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…総合医療連携ネットワーク、10,20,30…医療連携ネットワーク、11,12,13,21,22,23,31,32,33…医療情報管理サーバ装置、14,24,34…連携ゲートウェイ装置、40…相互接続システム、111,121,131,211,221,231,311,321,331…医療情報記憶装置、112,122,132,212,222,232,312,322,332…要求電文生成部、113,123,133,213,223,233…応答電文生成部、114,124,134,214,224,234,314,324,334…送信部、115,125,135,215,225,235,315,325,335…受信部、141,241,341…対応情報記憶部、142,242,342…識別子変換部、143,243,343…プロトコル変換部、144,244,344…ネットワーク内通信部、145,245,345…ネットワーク間通信部、146,246,346…制御部、147,247,347…認証部、100a,100b…医療情報、100c,200a,200b,200c,200d,200e…要求電文、100d,200f,200g、200h,200i,200j…応答電文、100e,100f,100g,100h,100i…患者ID対応情報、300a…送信先情報リスト。

Claims (5)

  1. 同一の操作対象者を識別する互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて前記操作対象者に関する情報を管理し且つ互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて前記情報を通信する複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、電文を通信することにより相互接続させるための、前記複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数の連携ゲートウェイ装置を備える相互接続システムであって、
    前記電文は、送信先の前記サーバ装置を示す送信先情報、及び前記操作対象者の識別子が設定された識別子情報を含み、前記電文のうち、前記情報を要求する電文に応答する電文は、さらに前記情報を含み、
    前記各連携ゲートウェイ装置は、
    前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が個別に前記操作対象者を識別する複数の第1の識別子と、前記各ネットワーク間で共通して前記操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記複数の第1の識別子のうちの任意の第1の識別子と前記第2の識別子とを相互に変換する第1の識別子変換手段と、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記任意の第1の識別子と、前記複数の第1の識別子のうちの新たな第1の識別子とを相互に変換する第2の識別子変換手段と、
    前記電文について、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルと、前記各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコルとを相互に変換するプロトコル変換手段と、
    前記任意の第1の識別子が識別子情報に設定され、前記第1の通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する第1の通信手段と、
    前記第2の識別子が識別子情報に設定され、前記第2の通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する第2の通信手段と、
    前記第1の通信手段において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、前記第1の識別子変換手段、前記プロトコル変換手段及び前記第2の通信手段を制御する第1の制御手段と、
    前記第2の通信手段において受信した第2の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第2の電文を前記第1の電文に変換して当該第1の電文を通信するように、前記第1の識別子変換手段、前記プロトコル変換手段及び前記第1の通信手段を制御する第2の制御手段と
    前記第1の通信手段において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記新たな第1の識別子が識別子情報に設定された新たな第1の電文を通信するように、前記第2の識別子変換手段、及び前記第1の通信手段を制御する第3の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする相互接続システム。
  2. 前記対応情報は、前記複数の第1の識別子と前記第2の識別子とに相互に対応付けられ、かつ前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で共通して前記操作対象者を識別する第3の識別子を更に含み、
    前記第1の識別子変換手段は、前記第3の識別子を介して前記任意の第1の識別子と前記第2の識別子とを相互に変換し、
    前記第2の識別子変換手段は、前記第3の識別子を介して前記任意の第1の識別子と前記新たな第1の識別子とを相互に変換する
    ことを特徴とする請求項1に記載の相互接続システム。
  3. 前記電文は、送信元の前記サーバ装置を示す送信元情報を更に含み、
    前記各連携ゲートウェイ装置は、
    前記電文内の送信先情報及び/又は送信元情報に基づき、当該電文を通信するか否かを認証する認証手段を更に備え、
    前記第1の通信手段は、前記認証手段によって前記第1の電文を通信することが認証された場合に、前記第1の電文を、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信し、
    前記第2の通信手段は、前記認証手段によって前記第2の電文を通信することが認証された場合に、前記第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の相互接続システム。
  4. 同一の操作対象者を識別する互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて前記操作対象者に関する情報を管理し且つ互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて前記情報を通信する複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、送信先の前記サーバ装置を示す送信先情報と、前記操作対象者の識別子が設定された識別子情報とを含む電文であって、前記情報を要求する電文に応答する場合にはさらに前記情報を含む前記電文を通信することにより相互接続させるための、前記複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数の連携ゲートウェイ装置が実行する相互接続方法であって、
    前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が個別に前記操作対象者を識別する複数の第1の識別子と、前記各ネットワーク間で共通して前記操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた対応情報を記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記複数の第1の識別子のうちの任意の第1の識別子と前記第2の識別子とを相互に変換する第1の識別子変換工程と、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記任意の第1の識別子と、前記複数の第1の識別子のうちの新たな第1の識別子とを相互に変換する第2の識別子変換工程と、
    前記電文について、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルと、前記各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコルとを相互に変換するプロトコル変換工程と、
    前記任意の第1の識別子が識別子情報に設定され、前記第1の通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する第1の通信工程と、
    前記第2の識別子が識別子情報に設定され、前記第2の通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する第2の通信工程と、
    前記第1の通信工程において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、前記第1の識別子変換工程、前記プロトコル変換工程及び前記第2の通信工程を制御する第1の制御工程と、
    前記第2の通信工程において受信した第2の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第2の電文を前記第1の電文に変換して当該第1の電文を通信するように、前記第1の識別子変換工程、前記プロトコル変換工程及び前記第1の通信工程を制御する第2の制御工程と
    前記第1の通信工程において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記新たな第1の識別子が識別子情報に設定された新たな第1の電文を通信するように、前記第2の識別子変換工程、及び前記第1の通信工程を制御する第3の制御工程と、
    を備えたことを特徴とする相互接続方法。
  5. 同一の操作対象者を識別する互いに異なる又は同一の識別子と対応付けて前記操作対象者に関する情報を管理し且つ互いに異なる又は同一の通信プロトコルに基づいて前記情報を通信する複数のネットワーク内のサーバ装置同士を、送信先の前記サーバ装置を示す送信先情報と、前記操作対象者の識別子が設定された識別子情報とを含む電文であって、前記情報を要求する電文に応答する場合にはさらに前記情報を含む前記電文を通信することにより相互接続させるための、前記複数のネットワーク内にそれぞれ含まれる複数の連携ゲートウェイ装置に個別に用いられるプログラムであって、
    前記各連携ゲートウェイ装置を、
    前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が個別に前記操作対象者を識別する複数の第1の識別子と、前記各ネットワーク間で共通して前記操作対象者を識別する第2の識別子とを対応付けた対応情報を記憶する記憶手段、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記複数の第1の識別子のうちの任意の第1の識別子と前記第2の識別子とを相互に変換する第1の識別子変換手段、
    前記記憶した対応情報に基づき、前記電文内の識別子情報について、前記任意の第1の識別子と、前記複数の第1の識別子のうちの新たな第1の識別子とを相互に変換する第2の識別子変換手段、
    前記電文について、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内で用いられる第1の通信プロトコルと、前記各ネットワーク間の通信に用いられる第2の通信プロトコルとを相互に変換するプロトコル変換手段、
    前記任意の第1の識別子が識別子情報に設定され、前記第1の通信プロトコルに基づいて通信される第1の電文を、前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置と通信する第1の通信手段、
    前記第2の識別子が識別子情報に設定され、前記第2の通信プロトコルに基づいて通信される第2の電文を、他の連携ゲートウェイ装置と通信する第2の通信手段、
    前記第1の通信手段において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク外のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記第2の電文に変換して当該第2の電文を通信するように、前記第1の識別子変換手段、前記プロトコル変換手段及び前記第2の通信手段を制御する第1の制御手段、
    前記第2の通信手段において受信した第2の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第2の電文を前記第1の電文に変換して当該第1の電文を通信するように、前記第1の識別子変換手段、前記プロトコル変換手段及び前記第1の通信手段を制御する第2の制御手段
    前記第1の通信手段において受信した第1の電文内の送信先情報に前記各連携ゲートウェイ装置の属するネットワーク内のサーバ装置が設定されている場合、前記第1の電文を前記新たな第1の識別子が識別子情報に設定された新たな第1の電文を通信するように、前記第2の識別子変換手段、及び前記第1の通信手段を制御する第3の制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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