JP5959871B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、接写撮影が可能な撮像装置に関する。
一般に、接写撮影が可能な撮像装置では、被写体深度(被写界深度)が画像の良否を決定する要因となり、この被写体深度は撮影倍率および絞りによって変化する。このため、撮影倍率による被写体深度を考慮して露出制御を行うようにした撮像装置が知られている。
この撮像装置では、撮影倍率決定部による撮影倍率情報に基づいて最適な絞り値を決定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−153330号公報
ところが、撮影倍率が大きい(高い)場合には、絞りを開くと被写体深度が浅くなり過ぎてピントを合わせた被写体でもわずかな部分しかピントが合わない。そこで、被写体深度を深くするために絞りを絞り込むと、絞りを絞り込むことに伴う露光量の減少をシャッター速度で補償してシャッター速度が遅くなってしまう。この結果、手ぶれおよび被写体ぶれが発生し易くなって、画像が不鮮明となる恐れが高い。
従って、本発明の目的は、撮影倍率を大きくするとともに被写体深度を深くして接写撮影を行う際に手ぶれおよび被写体ぶれを軽減した撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、撮影倍率に関する情報を取得する取得手段と、測光を行う測光手段と、前記取得手段により取得された撮影倍率に関する情報と前記測光手段による測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算手段と、を有する撮像装置であって、前記露出演算手段は、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得手段により取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする。
本発明による制御方法は、撮影倍率に関する情報を取得する取得ステップと、測光を行う測光ステップと、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報と前記測光ステップによる測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算ステップと、を有する撮像装置の制御方法であって、前記露出演算ステップは、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、撮像装置が備えるコンピュータに、撮影倍率に関する情報を取得する取得ステップと、測光を行う測光ステップと、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報と前記測光ステップによる測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算ステップと、を実行させる制御プログラムであって、前記露出演算ステップは、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする。
本発明によれば、撮影倍率を大きくするとともに被写体深度を深くして接写撮影を行う際に、手ぶれおよび被写体ぶれを軽減することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例であるカメラの構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す焦点検出用センサーの構成の一例を示す図である。 図1に示す測光用センサーの構成の一例を示す図である。 図1に示すカメラにおける制御回路の一例を示すブロック図である。 図4に示す制御部で行われる撮影制御を説明するためのフローチャートである。 図5に示す露出演算を説明するためのフローチャートである。 図4に示す制御部で用いられるプログラム線図の一例を示す図である。 図4に示す制御部で用いられる第3のプログラム線図の他の例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態によるカメラで行われる露出演算を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるカメラで用いられるプログラム線図の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例であるカメラの構成を概略的に示す断面図である。
図1に示すカメラはレンズ交換可能な所謂一眼レフタイプのカメラであり、カメラはカメラ本体1および交換レンズ部2を有している。カメラ本体1にはメカニカルシャッター10および光学ローパスフィルター11が備えられている。撮像素子12は、例えば、CMOSセンサー又はCCDなどの蓄積型光電変換素子で構成される。
さらに、カメラ本体1は半透過性の主ミラー13および第1の反射ミラー14を備え、主ミラー13および第1の反射ミラー14は撮影の際には図中上方に跳ね上がる。近軸的結像面15は第1の反射ミラー14による撮像素子面と共役をなす。また、カメラ本体1は第2の反射ミラー16、赤外カットフィルター17、2つの開口部を有する絞り18、2次結像レンズ19、焦点検出用センサー20を有している。焦点検出用センサー20は、例えば、CMOSセンサー又はCCDなどの蓄積型光電変換素子からなる。
図2は、図1に示す焦点検出用センサー20の構成の一例を示す図である。
図2において、焦点検出用センサー20は受光センサー部20Aおよび20Bを備え、これら受光センサー部20Aおよび20Bはそれぞれ絞り18の2つの開口部に対応している。そして、受光センサー部20Aおよび20Bの各々は複数の領域に分割されている。
図示はしないが、焦点検出センサー20は信号蓄積部および信号処理用周辺回路などが同一チップ上に集積回路として搭載されている。なお、第1の反射ミラー14から焦点検出用センサー20までの構成は、例えば、特開平9−184965号公報に記載されており、撮影画面内の任意の位置における像ずれ方式で焦点検出を行う。
カメラ本体1は拡散性を有するピント板21、ペンタプリズム22、接眼レンズ23、第3の反射ミラー24、集光レンズ25、および被写体の輝度に係る情報を得るための測光用センサー26を有している。
図3は、図1に示す測光用センサー26の構成の一例を示す図である。
図3において、測光用センサー26は、例えば、CMOSセンサー又はCCDなどの蓄積型光電変換素子からなり、その受光部が複数の画素を有している。そして、受光部にはカラーフィルタによる分光感度差を有する受光センサー(図示せず)が配列され、受光センサーから被写体の輝度情報および色情報が出力される。
図示の例では、R(赤)、G(緑)、およびB(青)の所謂原色カラーフィルタがストライプ状に配列されている。さらに、測光用センサー26には信号増幅部および信号処理用周辺回路などが同一チップ上に集積回路として搭載される。
再び図1を参照して、上記のピント板21、ペンタプリズム22、および接眼レンズ23によってファインダー光学系が構成される。測光用センサー26には、主ミラー13によって反射された後ピント板21で拡散された光のうち光軸外の一部が入射する。なお、マウント部27は交換レンズ部(撮影レンズ部ともいう)2をカメラ本体1を取り付けるためのものであり、接点部28は交換レンズ部2とカメラ本体1とが情報通信を行うためのものである。
交換レンズ部2は撮影レンズを構成する光学レンズ30a〜30gを有している。光学レンズ30fは、手ぶれ補正を行う際に撮影光軸(単に光軸ともいう)に対して直交(交差)する縦横2軸方向にシフト可能なシフトレンズである。さらに、交換レンズ部2は絞り31、カメラ本体1と情報通信を行うための接点部32、および交換レンズ部2をカメラ本体1に取り付けるためのマウント部33を備えている。
図4は、図1に示すカメラにおける制御回路の一例を示すブロック図である。
カメラ本体1はカメラ全体の制御を司る制御部41を有している。この制御部41は、例えば、ALU(Arithmetic and Logic Unit:演算装置)、ROM、RAM、A/Dコンバータ、タイマー(TIMER)、およびシリアル通信ポート(SPI)などが内蔵されたワンチップマイクロコンピュータである。なお、制御部41における制御については後述する。
前述の焦点検出用センサー(AFセンサー)20および測光用センサー(AEセンサー)26の出力信号(焦点検出信号および測光信号)は、A/Dコンバータの入力端子に入力される。タイミングジェネレータ(TG)42は制御部41の制御下で測光用センサー26における電荷蓄積および読み出しを制御するためのタイミング信号などを生成する。
信号処理回路43は制御部41の制御下で撮像素子12を制御し、撮像素子12が出力する撮像信号をA/D変換して信号処理を行って画像信号を得る。また、画像処理回路43は画像信号を記録する際圧縮などの必要な画像処理を行う。メモリ44は、例えば、DRAMであり、信号処理回路43が信号処理を行う際のワーク用メモリとして用いられる。さらに、メモリ44は、後述する表示器45に画像を表示する際のVRAMとして用いられる。
表示器45は、例えば、液晶パネルで構成され、各種撮影情報および撮像画像を表示する。表示器45は制御部41によって点灯制御される。記憶部46は、例えば、フラッシュメモリ又は光ディスクなどで構成され、記憶部46には信号処理回路43で画像処理された画像信号が画像データとして記憶される。
第1のモータードライバ47は制御部41の出力端子に接続され、制御部41の制御下で主ミラー13および第1の反射ミラー14のアップ・ダウン、そして、メカニカルシャッター10のチャージを行うための第1のモーター48を駆動する。外部操作スイッチ(SW)49はユーザがカメラを操作するためのスイッチである。外部操作スイッチ49は、撮影開始を指示するためのレリーズスイッチおよびライブビュー表示を開始するためのライブビュー開始スイッチなどを有している。
接点部28には制御部41のシリアル通信ポートが接続される。シャッター駆動部50は制御部41の出力端子に接続され、制御部41の制御下でメカニカルシャッター10を駆動する。
交換レンズ部2はレンズ制御部51を有しており、レンズ制御部51は、例えば、ALU、ROM、RAM、タイマー、シリアル通信ポート(SPI)などが内蔵されたワンチップマイクロコンピュータである。第2のモータードライバ52はレンズ制御部51の出力端子に接続され、レンズ制御部51の制御下で焦点調節を行うための第2のモーター53を駆動する。第3のモータードライバ54はレンズ制御部51の出力端子に接続され、レンズ制御部51の制御下で絞り31の制御を行うための第3のモーター55を駆動する。
距離エンコーダ56は焦点調節レンズの繰り出し量、つまり、被写体距離に関する情報を得るためのエンコーダであり、レンズ制御部51の入力端子に接続される。角速度検出器57は、例えば、振動ジャイロであり、縦方向の角速度を検出する検出器57aと横方向の角速度を検出する検出器57bとを有している。角速度検出器57の出力はレンズ制御部51のA/D変換入力端子に接続される。
第4のモータードライバ58は、レンズ制御部51の制御下で前述のシフトレンズ30fを縦方向にシフトするための第4のモーター59およびシフトレンズ30fを横方向にシフトするための第5のモーター60を駆動する。
レンズ制御部51は角速度検出器57からの出力信号をデジタル信号に変換して、積分演算を行って交換レンズ部2の角変位、つまり、手ぶれによるレンズの縦方向および横方向の傾き角を演算する。さらに、レンズ制御部51は交換レンズ部2の傾き角を補正するためシフトレンズ30fの縦方向および横方向のシフト量を算出する。レンズ制御部51は上記のシフト量に基づいて第4のモータードライバ58を制御して、シフトレンズ30fをシフトさせて手ぶれを軽減する補正動作を行う。なお、接点部32にはレンズ制御部51のシリアル通信ポートが接続される。
交換レンズ部2がカメラ本体1に装着されると、接点部28および32が接続されて、レンズ制御部51は制御部41とデータ通信が可能となる。制御部41が焦点検出および露出演算を行うために必要なレンズ固有の光学的情報および被写体距離に関する情報などが、レンズ制御部51から制御部41にデータ通信によって送られる。
また、制御部41で得られた焦点調節情報および絞り情報が、制御部41からレンズ制御部51にデータ通信によって送られる。そして、レンズ制御部51は焦点調節情報に応じて第2のモータードライバ52を制御し、絞り情報に応じて第3のモータードライバ54を制御する。さらに、制御部41からレンズ制御部51に手ぶれ情報の送信要求があると、レンズ制御部51は手ぶれ情報をデータ通信によって制御部41に送信する。
図5は、図4に示す制御部41で行われる撮影制御を説明するためのフローチャートである。
いま、カメラ本体1に備えられた電源スイッチ(図示せず)がオンされると、制御部41は動作可能状態となる。動作可能状態となると、制御部41はレンズ制御部51と通信を行なって測距および測光に必要な各種レンズに係るレンズ情報を得る(ステップS101:レンズ通信)。
続いて、制御部41は外部操作スイッチ49のライブビュー開始スイッチ(LV)が操作されたか否かをチェックする(ステップS102)。ライブビュー開始スイッチが操作されないと(ステップS102において、NO)、制御部41は焦点検出用センサー20を制御して信号の蓄積を行う(ステップS103)。そして信号蓄積が終了すると、制御部41は焦点検出用センサー20に蓄積された信号を読み出してA/D変換を行う。そして、制御部41はA/D変換の結果得られたデジタルデータに対してシェーディングなどのデータ補正を行う。
次に、制御部41はレンズ情報と焦点検出用センサー20から得たデジタルデータとに応じて撮影画面における焦点状態を求める。そして、制御部41は撮影画面内における焦点を合わせるべき領域を決定する。なお、予めユーザによって当該領域が指定されていればその指定に従うようにしてもよい。
続いて、制御部41は、決定した領域(焦点領域)における焦点状態に応じて合焦となるためのレンズ移動量を算出する(ステップS104)。そして、制御部41はレンズ移動量をレンズ制御部51に送る。レンズ制御部51はレンズ移動量に応じて第2のモータードライバ52を制御して第2のモーター53を駆動し、焦点調節用レンズを駆動する。
これによって、撮影レンズは決定した領域の被写体に対して合焦状態となる。焦点調節用レンズを駆動することによって距離エンコーダ56の出力が変化するので、レンズ制御部51はレンズ情報の更新を行う。
続いて、制御部41はタイミングジェネレータ42を制御して測光用センサー26について蓄積制御及び信号読み出し制御を行う(ステップS105)。これによって、測光用センサー26は所定時間における電荷蓄積を行う。そして、制御部41は複数の画素から順次蓄積信号を読み出してA/D変換を行った後、メモリ44に測光データとして格納する。
制御部41はメモリ44に格納された測光データを分割された複数の領域(測光領域)毎にR、G、およびBの各色別に加算処理を行って、加算結果としてR(i)、G(i)、およびB(i)を算出する。
ここで、複数の測光領域の数を256(16×16)とすると、i=1〜256である。続いて、制御部41はR(i)、G(i)、およびB(i)に所定の係数(M11〜M33)を用いて、下記の式(1)に応じてマトリクス演算を施して、256の測光領域毎のリニア系における被写体輝度情報Br(i)と被写体色情報Cx(i)およびCy(i)を算出する。
Figure 0005959871
制御部41は、256の測光領域毎のリニア系における被写体輝度情報Br(i)をさらに2を底とする対数圧縮系に変換関数処理する。そして、制御部41はレンズ情報などの光学的特性に基づいて測光領域毎の輝度情報の補正処理(S)を行って、対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)を得る(式(2))。
B(i)=log{Br(i)}×S(i) (2)
上記の測光用センサー26の蓄積制御および信号読み出し制御は予め規定された時間間隔毎に周期的に行われ、制御部41はタイマーを用いて制御を行う。
上述のようにして得られた測光領域毎の被写体輝度情報B(i)などに応じて、制御部41は露出演算を行って(ステップS106)、撮影に適したシャッター速度、絞り値、および感度を決定する。なお、露出演算について後述する。
次に、制御部41は外部操作スイッチ49においてレリーズスイッチが操作されたか否かをチェックする(ステップS107)。レリーズスイッチが操作されないと(ステップS107において、NO)、制御部41はステップS101の処理に戻る。
一方、レリーズスイッチが操作されると(ステップS107において、YES)、制御部41は第1のモータードライバ47を制御して第1のモーター48を駆動し、主ミラー13および第1の反射ミラー14をアップする(跳ね上げる)。そして、制御部41はステップS106で得られた絞り値情報をレンズ制御部51に送信する(ステップS108)。
レンズ制御部41は絞り値情報に応じて第3のモータードライバ54を制御して第3のモーター55を駆動する。これによって、撮影レンズが絞り込み状態となる。
次に、制御部41はシャッター駆動部50を制御してシャッター10を開放状態とする。これによって、撮像素子12には撮影レンズからの光が入射して撮像が行われる(ステップS109)。この際、制御部41は、信号処理回路43を制御して、ステップS106で得られたシャッター時間に応じた蓄積時間および所定の撮像感度に応じた読み出しゲインを撮像素子12に設定して信号蓄積を行う。
撮像が終了すると、制御部41はシャッター駆動部50を制御してシャッター10を遮光状態とする。これによって、撮影レンズから撮像素子12に入射する光が遮断される。
続いて、制御部41はレンズ制御部51に対して絞り31を開放する旨指示する。これによって、レンズ制御部51は第3のモータードライバ54を制御して第3のモーター55を駆動し、撮影レンズを絞り開放状態とする。さらに、制御部41は第1のモータードライバ47を制御して第1のモーター48を駆動し、主ミラー13および第1の反射ミラー14をダウンさせるとともにシャッター10のメカチャージを行う(ステップS110)。
次に、信号処理回路43は制御部41の制御下で撮像素子12からの撮像信号を読み出してA/D変換した後、必要な補正処理や補間処理を行う(ステップS111)。さらに、信号処理回路43は制御部41の制御下で撮像信号に対してホワイトバランス処理を行う(ステップS112)。
例えば、信号処理回路43は撮像信号において1画面を複数の領域に分割して、領域毎の色差信号から被写体の白色領域を抽出する。さらに、信号処理回路43は抽出した白色領域における信号に基づいて画面全体の赤チャンネルおよび青チャンネルのゲイン補正を行ってホワイトバランス調整を行う。
続いて、信号処理回路43は制御部41の制御下でホワイトバランス調整を行った画像信号を記録ファイルフォーマットに圧縮変換して画像データとして記憶部46に記憶する(ステップS113)。そして、画像データが記憶部46に記憶されると、制御部41は制御を終了する。
ステップS102において、ライブビュー開始スイッチが操作されると(ステップS102において、YES)、制御部41は第1のモータードライバ47を制御して第1のモーター48を駆動し主ミラー13および第1の反射ミラー14をアップする。続いて、制御部41はシャッター駆動部50を制御してシャッター10を開放状態とする(ステップS114)。これによって、撮像素子12に撮影レンズから光が入射して撮像が可能となる。
信号処理回路43は、制御部41の制御下で所定の蓄積時間および所定の撮像感度に応じた読み出しゲインを撮像素子12に設定して信号蓄積を行う。これによって、撮像が開始される。そして、信号処理回路43は撮像信号を撮像素子12から逐次読み出す(ステップS115)。
信号処理回路43は撮像信号を分割された複数の領域(測光領域)毎にR、G、およびBの各色別に加算処理を行ってR(i)、G(i)、およびB(i)を求める。ここで、所定数を256(i=1〜256)とすると、信号処理回路43は前述の式(1)に応じて256の測光領域毎にリニア系における被写体輝度情報Br(i)と被写体色情報Cx(i)およびCy(i)を求める。
さらに、信号処理回路43は、前述の式(2)に応じて対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)を求める(ステップS116)。被写体輝度情報を得るための撮像素子12の蓄積制御および信号読み出し制御は動画のフレームレートに合わせて繰り返し行われる。
続いて、制御部41は256の測光領域毎の被写体輝度情報B(i)などに応じて露出演算を行って、撮影に適したシャッター速度、絞り値、および感度を決定する(ステップS117)。さらに、制御部41は絞り値情報をレンズ制御部51に送信する。レンズ制御部51は絞り値情報に応じて第3のモータードライバ54を制御して第3のモーター55を駆動する。これによって撮影レンズは絞り込み状態となる。
信号処理回路43は、制御部41の制御下でステップS115で読み出された撮像信号をライブビュー表示に適するように現像処理する。そして、信号処理回路43は現像処理した画像をメモリ44のVRAM領域に書き込んで表示器45に表示する(ステップS118)。この動作は所定のフレームレートに同期して繰り返し行われて、撮像画像が表示器45に画表示される。
続いて、制御部41は、ステップS115で読み出された撮像信号のうち焦点状態を表す信号(焦点状態信号)を信号処理回路43から得る。制御部41は焦点状態信号をモニタしつつ交換レンズ部2に対してレンズ駆動を行うように指示する。当該指示を受けて、レンズ制御部51は第2のモータードライバ52を制御して第2のモーター53を駆動する。
焦点状態信号から合焦状態と判定すると、制御部41は交換レンズ部2に対してレンズ駆動を停止するように指示する。当該指示に応じて、レンズ制御部51は第2のモータードライバ52を制御して第2のモーター53を停止する(ステップS119)。
次に、制御部41は外部操作スイッチ49においてレリーズスイッチが操作されたか否かをチェックする(ステップS120)。レリーズスイッチが操作されないと(ステップS120において、NO)、制御部41はステップS101の処理に戻る。
一方、レリーズスイッチが操作されると(ステップS120において、YES)、信号処理回路43は、制御部41の制御下でステップS117で得られたシャッター時間に応じた蓄積時間および所定の撮像感度に応じた読み出しゲインを撮像素子12に設定して信号蓄積を行う。これによって撮像が行われる。
撮像が終了すると、制御部41はシャッター駆動部50を制御してシャッター10を遮光状態とする(ステップS121)。これによって、撮影レンズから撮像素子12に入射する光が遮断される。
次に、制御部41は第1のモータードライバ47を制御して第1のモーター48を駆動し、主ミラー13および第1の反射ミラー14をダウンさせるとともにシャッター10のメカチャージを行う(ステップS122)。そして、制御部41はステップS111の処理に進む。
続いて、図5に示すステップ106およびS117で行われる露出演算について具体的に説明する。
図6は、図5に示す露出演算を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに係る処理は制御部41で行われる。
露出演算を開始すると、制御部41は、式(3)によって、測光領域毎の対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)に所定の重み付け演算を行って、露出制御用の被写体輝度情報Beを求める(ステップS201)。
Be=W(i)×B(i) (3)
なお、重み付け係数W(i)は主被写体が存在する可能性が高い画面中央部および焦点検出領域で大きくされ、その他の部分で小さくする。また、W(i)の総和は1となるようにする。
続いて、制御部41はレンズ制御部51から撮影レンズの焦点距離情報、被写体までの距離情報、および手ぶれ情報などの撮影情報を得る(ステップS202)。制御部41は、測光領域毎の対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)に基づいて手ぶれ情報の検出および被写体動き情報の検出を行う(ステップS203)。
前述したように、制御部41は、測光領域毎の対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)を周期的に繰り返し取得する。よって、制御部41は時間的に最も新しい被写体輝度情報B(i)とそれ以前に取得した被写体輝度情報B(i)との相関を取って手ぶれ情報の検出及び被写体動き情報の検出を行う。
なお、時間的に異なる撮像情報に応じてパターンマッチングなどを行って動きベクトルを検出し、撮像対象の動きを検出する手法は周知であるので、ここでは説明を省略する。
ここでは、複数の測光領域のうち画面中央部又は焦点検出を行った領域を含む中央付近の測光領域(例えば、10×10の領域)を主被写体が存在する可能性が高い領域とみなす。そして、当該領域の相関情報に基づいて被写体動き情報の検出が行われる。
一方、残りの測光領域は主被写体ではなく背景部分である可能性が高い領域とみなす。そして、当該領域の相関情報に基づいて手ぶれ情報の検出が行われる。なお、手ぶれ情報を検出する際には、ステップS202で得られた角速度検出器57による検出結果も加味される。
次に、制御部41は焦点距離情報および距離情報などの撮影倍率に関する情報に基づいて撮影倍率βを算出する(ステップS204)。交換レンズ部2が全体繰り出しのレンズであれば、焦点距離をf、被写体までの距離をDとして撮影倍率βは式(4)で求められる。
β=f÷D (4)
なお、レンズの構成によっては、式(4)では正しい撮影倍率を求められないことがある。この場合には、制御部41は交換レンズ部2から撮影倍率に関する情報を取得するようにしてもよく、さらには、制御部41が撮影倍率を算出するための変換テーブルなどを備えるようにしてもよい。
続いて、制御部41は撮影倍率βが所定の第2の値(例えば、0.2)より大きいか否かをチェックする(ステップS205)。撮影倍率βが第2の値以下であると(ステップS205において、NO)、制御部41は第1のプログラム線図を露出演算に用いるプログラム線図として選択する。そして、制御部41は被写体輝度情報Beに応じて第1のプログラム線図を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svの値を決定する(ステップS206)。
図7は、図4に示す制御部41で用いられるプログラム線図の一例を示す図である。
図7において、横軸は被写体輝度情報Beを表し、縦軸はそれぞれ撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを表す。実線で示すシャッター速度Tv1、絞り値Av1、および撮影感度Sv1が第1のプログラム線図であり、この第1のプログラム線図は接写撮影ではない一般的な撮影シーンに対するプログラム線図である。
なお、プログラム線図は被写体輝度とシャッター速度、絞り値、および撮影感度との関係を規定するものである。
第1のプログラム線図において、被写体輝度情報Beが0(第3の被写体輝度)以下では撮影感度Sv1は1600に設定される。被写体輝度情報Beが0を超え4未満(第5の被写体輝度未満)では撮影感度Sv1は被写体輝度情報Beが1段明るくなる毎に1段感度を下げるように設定される。被写体輝度情報Beが4よりも大きくなると撮影感度Sv1は100に設定される。
被写体輝度情報Beが4以下では絞り値Av1は2.8に設定される。被写体輝度情報Beが4よりも大きくなると、絞り値Av1は被写体輝度情報Beが2段大きくなる毎に1段絞る値に設定される。
被写体輝度情報Beが0以上で4以下であると、シャッター速度Tv1は1/60秒に設定される。被写体輝度情報Beが0よりも小さくなると、シャッター速度Tv1は被写体輝度情報Beが1段小さくなる毎に1段遅くする値が設定される。被写体輝度情報Beが4よりも大きくなると、シャッター速度Tv1は被写体輝度情報Beが2段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。
撮影倍率βが第2の値よりも大きいと(ステップS205において、YES)、制御部41は撮影倍率βが所定の第1の値(例えば、0.5)より大きいか否かをチェックする(ステップS207)。撮影倍率βが第1の値以下であると(ステップS207において、NO)、制御部41は被写体輝度情報Beに応じて第2のプログラム線図を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、撮影感度Svを決定する(ステップS208)。
図7において、第2のプログラム線図におけるシャッター速度、絞り値、撮影感度はそれぞれTv2、Av2、およびSv2で示されている。第2のプログラム線図は第1のプログラム線図と異なる部分が破線(ここでは、シャッター速度Tv2および絞り値Av2)で示されている。この第2のプログラム線図は撮影倍率が0.2〜0.5倍程度の接写撮影で用いられる。
第2のプログラム線図における撮影感度Sv2として第1のプログラム線図における撮影感度Sv1と同一の値が設定される。絞り値Av2については被写体輝度情報Beが6未満(第1の被写体輝度未満)においては第1のプログラム線図における絞り値Av1と同一の値が設定される。被写体輝度情報Beが6を超えると破線で示すように絞り値Av2には4.0が設定される。
シャッター速度Tv2に関しては、被写体輝度情報Beが6以下においては第1のプログラム線図におけるシャッター速度Tv1と同一の値が設定される。被写体輝度情報Beが6を超えると、破線で示すようにシャッター速度Tv2は被写体輝度情報Beが1段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。
第2のプログラム線図では、絞り値Av2は2.8以上で4.0以下の範囲で設定されるので、比較的被写体深度が浅い撮影結果を得ることができる。撮影倍率が0.2を超え0.5倍以下程度の接写撮影では被写体深度をあまり深くしない方が、ピントが合った主被写体部分とアウトフォーカスした背景部分とを良好に分離した写真を撮影できる可能性が高い。従って、撮影倍率が0.2を超え0.5倍以下程度の接写撮影では第2のプログラム線図が選択される。
撮影倍率βが第1の値よりも大きいと(ステップS207において、YES)、制御部41は手ぶれ情報および被写体動き情報に応じて手ぶれおよび被写体動きがともにないか否かをチェックする(ステップS209)。手ぶれ又は被写体動きがあると(ステップ209において、NO)、制御部41はステップS208に進んで第2のプログラム線図に応じて撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、撮影感度Sv(つまり、撮影露出)を決定する。
一方、手ぶれおよび被写体動きがともにないと(ステップ209において、YES)、制御部41は被写体輝度情報Beに応じて第3のプログラム線図(第3のテーブル)を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、撮影感度Svの値を決定する(ステップS210)。
図7において、第3のプログラム線図におけるシャッター速度、絞り値、撮影感度はそれぞれTv3、Av3、およびSv3で示されている。第3のプログラム線図は第1のプログラム線図と異なる部分が一点鎖線(ここでは、シャッター速度Tv3および絞り値Av3)で示されている。
第3のプログラム線図における撮影感度Sv3として第1のプログラム線図における撮影感度Sv1と同一の値が設定される。絞り値Av3については、一点鎖線で示すように、常に8.0が設定される(つまり、一定とされる)。
シャッター速度Tv3に関しては、被写体輝度情報Beが0以上で4以下においては1/8が設定される。被写体輝度情報Beが0よりも小さくなると、シャッター速度Tv3として被写体輝度情報Beが1段小さくなる毎に1段遅くする値が設定される。被写体輝度情報Beが4よりも大きくなるとシャッター速度Tv3として被写体輝度情報Beが1段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。
なお、図示のように、絞り値Av1は被写体輝度情報Beが10(第2の被写体輝度)を超えると、絞り値Av3よりも高くなる。また、シャッター速度Tv3は被写体輝度情報Beが10を超えると、シャッター速度Tv1よりも速くなる。
第3のプログラム線図では、絞り値Av3は常に8.0に設定されるので、比較的被写体深度が深い撮影結果を得ることができる。撮影倍率が0.5倍を超える接写撮影においては被写体深度を深くした方が主被写体全体にピントが合った写真が撮影できる可能性が高い。従って、撮影倍率が0.5倍を超える接写撮影においては第3のプログラム線図が選択される。
但し、絞り込みを行うと、シャッター速度は遅くなるので手ぶれ又は動きのある被写体の動体ぶれが発生し易くなって、鮮明な写真が得られない可能性が高くなる。よって、撮影倍率が第1の値(0.5倍)を超える場合に、必ず第3のプログラム線図を選択する訳ではなく、前述のように、手ぶれおよび被写体動きがないことをチェックした後、第3のプログラム線図が選択される。
なお、第1〜第3のプログラム線図は、例えば、予め図4に示すROMに格納される。
前述のステップS206、S208、およびS210のいずれかのステップが終了すると、制御部41は信号処理回路43を制御して、上述のようにして決定された撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを表示器45に表示する。そして、制御部41は露出演算を終了する。
ところで、図7で説明した第3のプログラム線図については他の例を用いるようにしてもよい。
図8は、図4に示す制御部41で用いられる第3のプログラム線図の他の例を説明するための図である。なお、図8において第1および第2のプログラム線図は図7に示す例と同様である。
図8において、被写体輝度情報Beを表し、縦軸は撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを表す。第3のプログラム線図では、撮影感度Svとして被写体輝度情報Beが2以上で7以下の間において第1のプログラム線図とは異なる値が設定される。
一点鎖線で示す撮影感度Sv3として、被写体輝度情報Beが2以上で5以下であると、400が設定される。そして、被写体輝度情報Beが5を超えて7以下であると、撮影感度Sv3として被写体輝度情報Beが1段明るくなる毎に1段感度を下げる値が設定される。絞り値Av3については図7と同様に常に8.0が設定される。
シャッター速度Tv3については、被写体輝度情報Beが0以上で2以下の間では1/8秒が設定される。被写体輝度情報Beが0よりも小さくなると、シャッター速度Tv3として被写体輝度情報Beが1段小さくなる毎に1段遅くする値が設定される。被写体輝度情報Beが2を超え5以下の間ではシャッター速度Tv3として被写体輝度情報Beが1段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。被写体輝度情報Beが5を超え7以下の間では、シャッター速度Tv3として1/60秒が設定される。被写体輝度情報Beが7よりも大きくなると、シャッター速度Tv3として被写体輝度情報Beが1段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。
図8に示す第3のプログラム線図においても、絞り値Av3は常に8.0に設定されるので、比較的被写体深度が深い撮影結果が得られる。よって、第3のプログラム線図は撮影倍率が0.5倍を超える接写撮影に適する。
図7で説明したプログラム線図と比較すると、図8に示す第3のプログラム線図では、被写体輝度情報Beが2を超え7未満の間において撮影感度Sv3が図7に示す撮影感度Sv3よりも高く設定されるため、シャッター速度Tv3が高速寄りに設定されることになる。
このように、本発明の第1の実施形態では、被写体輝度情報に応じてそれぞれシャッター速度、絞り値、および撮影感度が規定された第1〜第3のプログラム線図を用いて、撮影倍率と手ぶれおよび被写体の動きとに応じて第1〜第3のプログラム線図のいずれかを選択する。そして、当該選択されたプログラム線図を参照して、被写体輝度情報に応じてシャッター速度、絞り値、および撮影感度を決定する。
つまり、接写撮影の際に撮影倍率、手ぶれ、および被写体動きなどの撮影状況に応じて、複数のプログラム線図から1つのプログラム線図を選択して、選択されたプログラム線図を参照してシャッター速度、絞り値、および撮影感度を決定するようにした。具体的には、測光結果に基づく輝度情報が同じ状況においては、取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きいときの方が撮影倍率が第1の値以下のときより絞り値を大きい値とした。また、撮影倍率が第1の値より大きく輝度情報が同じ状況においては、撮像装置のぶれ及び撮影画面内の被写体の動きがないときの方が撮像装置のぶれまたは撮影画面内の被写体の動きがあるときより絞り値を大きい値とするとともにシャッター速度を低速とした。そのため、撮影倍率を大きくするとともに被写体深度を深くして接写撮影を行う際に手ぶれおよび被写体ぶれを軽減することができる。
また、測光結果に基づく輝度情報が同じ状況においては、撮影倍率が第1の値より大きく撮像装置のぶれまたは撮影画面内の被写体の動きがあるときの方が、撮影倍率が第1の値より小さい第2の値以下のときよりも絞り値を大きい値とした。そのため、手ぶれまたは被写体ぶれが生じている状況でも、撮影倍率を大きくするとともに被写体深度を深くして接写撮影を行う際に手ぶれおよび被写体ぶれを軽減することができる。
なお、図7、図8に示した第3のプログラム線図は一例であって、上述の数値に限定されない。例えば、被写体輝度情報Beによらず絞り値を一定にするのではなく、Av3がAv2よりも小さくならず、被写体輝度情報Beのある範囲においてAv3がAv2よりも大きければ、絞り値が一定でなくてもよい。また、Tv3がAv2よりも高速にならず、被写体輝度情報Beのある範囲においてAv3がAv2よりも低速であれば、被写体輝度情報Beのある範囲においてTv2とTv3が一致してもよい。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は図1に示す例と同様であり、その制御回路の構成は図4に示す例と同様である。また、第2の実施形態におけるカメラでは、露出演算を除いて図5に示すフローチャートに基づいて撮影制御を行う。
さらに、第2の実施形態では撮影倍率に応じてシャッター速度、絞り値、および撮影感度を決定する際に、第1〜第4のプログラム線図のいずれかを用いる。
図9は、本発明の第2の実施形態によるカメラで行われる露出演算を説明するためのフローチャートである。また、図10は、本発明の第2の実施形態によるカメラで用いられるプログラム線図の一例を示す図である。
なお、図9において、図6に示すステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。また、図10において、第1〜第3のプログラム線図は図7で説明した第1〜第3のプログラム線図と同様であり、図10においてはさらに2点鎖線で示す第4のプログラム線図が加えられている。
図6で説明した露出演算では、ステップS209において、手ぶれ又は被写体動きがあると(ステップ209において、NO)、制御部41は第2のプログラム線図を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを決定した。一方、第2の実施形態では、手ぶれ又は被写体動きがあると(ステップ209において、NO)、制御部41は第4のプログラム線図を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを決定する(ステップS310)。そして、制御部41はステップS211の処理に進む。
手ぶれおよび被写体動きがともにないと(ステップS209において、YES)、制御部41は第3のプログラム線図を参照して撮影用のシャッター速度Tv、絞り値Av、および撮影感度Svを決定する(ステップS311)。そして、制御部41はステップS211の処理に進む。なお、第4のプログラム線図はROMに予め記録されている。
図10において、第4のプログラム線図は第3のプログラム線図と異なる部分が二点鎖線で表されている。第4のプログラム線図では、被写体輝度情報Beが4以下であると、撮影感度Sv4として1600が設定される。被写体輝度情報Beが4を超えて8未満(第4の被写体輝度未満)の間では、撮影感度Sv4として被写体輝度情報Beが1段大きくなる毎に1段低くなる値が設定される。被写体輝度情報Beが8を超えると、撮影感度Sv4として100が設定される。
また、被写体輝度情報Beが4を超えると、絞り値Av4として8.0が設定される。被写体輝度情報Beが4以下になると、絞り値Av4として被写体輝度情報Beが2段小さくなる毎に1段絞りを開く値が設定される。
シャッター速度については、被写体輝度情報Beが4を超え8以下の間では、シャッター速度Tv4として1/125秒が設定される。被写体輝度情報Beが4以下になると、シャッター速度Tv4として被写体輝度情報Beが2段小さくなる毎に1段遅くなる値が設定する。被写体輝度情報Beが8を超えると、シャッター速度Tv4として被写体輝度情報Beが2段大きくなる毎に1段速くなる値が設定される。
前述のように、第4のプログラム線図は撮影倍率が0.5倍を超え、かつ手ぶれ又は被写体動きがある場合に選択される。第4のプログラム線図では、被写体輝度情報Beが4を超えると、絞り値Av4として8.0が設定される。従って、撮影倍率が0.5倍を超える接写撮影に適する被写体深度が得られることになる。さらに、この場合には、シャッター速度Tv4は1/125よりも高速となるが、手ぶれ及び被写体動きを軽減することができ、画像が不鮮明になることを回避することができる。
なお、本実施形態では、手ぶれ又は被写体動きがあると、第4のプログラム線図を用いるようにしているが、撮影倍率が0.5倍を超える接写撮影においては絞り込んで被写体深度を深くした方が主被写体の全体にピントが合った撮影を行うことができる。このため、第2の実施形態では手ぶれ又は被写体ぶれがあったとしても被写体深度を優先して撮影を行うようにしている。
つまり、測光結果に基づく輝度情報が同じ状況においては、撮影倍率が第1の値より大きく撮像装置のぶれまたは撮影画面内の被写体の動きがあるときの方が、撮影倍率が第2の値より大きく第1の値未満のときよりも絞り値を大きい値とした。
このように、本発明の第2の実施形態においても、良好な撮影結果が得られるばかりでなく、手ぶれおよび被写体ぶれに起因する撮影の失敗を低減することができる。
なお、上述の説明で挙げたプログラム線図は一例であり、これらプログラム線図に限定されるものではない。プログラム線図は交換レンズ部の焦点距離およびFNo.などの仕様に応じて変更される。
また、上述の例では、撮影倍率を求める際交換レンズ部の焦点距離および被写体距離情報を用いるようにしたが、接写専用のレンズ又はアクセサリの装着を検出するようにしてもよい。そして、当該検出を撮影倍率が所定以上大きい(高い)という判定の代わりに用いるようにしてもよい。
さらに、交換レンズ部に接写専用モード又は接写専用ポジションを備えて、これらモード又はポジションが設定されると、制御部41は撮影倍率が所定以上大きいと判定するようにしてもよい。そして、カメラが三脚などの固定装置に装着されたことを検出して、これによって、手ぶれの有無を検出するようにしてもよい。また、焦点検出用センサー20における検出に応じて手ぶれ情報および被写体動き情報を得るようにしてもよい。
上述の例では、手ぶれ情報および被写体動き情報を得る際には、複数の測光領域毎の対数圧縮系における被写体輝度情報B(i)を用いたが、リニア系における被写体輝度情報Br(i)と被写体色情報Cx(i)およびCy(i)とを用いて手ぶれ情報および被写体動き情報を得るようにしてもよい。さらに、露出演算用の256の分割のブロックとは別なブロックによって手ぶれおよび被写体動きを検出するようにしてもよい。
上述の説明から明らかなように、図4に示す例においては、制御部41、焦点検出用センサー20、および距離エンコーダ56が取得手段として機能し、測光用センサー26および制御部41が測光手段として機能する。また、制御部41は露出演算手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、この制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
この際、制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも取得ステップ、測光ステップ、および露出演算ステップを有することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
12 撮像素子
20 焦点検出用センサー
26 測光用センサー
41 制御部(カメラ制御部)
43 信号処理回路
45 表示器
51 レンズ制御部
56 距離エンコーダ
57 角速度検出器

Claims (5)

  1. 撮影倍率に関する情報を取得する取得手段と、測光を行う測光手段と、前記取得手段により取得された撮影倍率に関する情報と前記測光手段による測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算手段と、を有する撮像装置であって、
    前記露出演算手段は、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得手段により取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記露出演算手段は、前記測光結果に基づく輝度が前記所定輝度より低い場合、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときは、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときよりも前記絞り値を大きくすることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記露出演算手段は、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく、前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときは、前記測光結果に基づく輝度情報によらず前記絞り値を一定にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮影倍率に関する情報を取得する取得ステップと、測光を行う測光ステップと、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報と前記測光ステップによる測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算ステップと、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記露出演算ステップは、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 撮像装置が備えるコンピュータに、撮影倍率に関する情報を取得する取得ステップと、
    測光を行う測光ステップと、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報と前記測光ステップによる測光結果とに基づいて絞り値及びシャッター速度を決定する露出演算ステップと、を実行させる制御プログラムであって、
    前記露出演算ステップは、前記測光結果に基づく輝度が所定輝度より低い場合、前記取得ステップで取得された撮影倍率に関する情報に基づく撮影倍率が第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときの絞り値を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときの絞り値よりも大きく、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときの絞り値よりも大きくし、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがないときのシャッター速度を、前記撮影倍率が前記第1の値より大きく前記撮像装置のぶれ又は前記撮影画面内の被写体の動きがあるときのシャッター速度よりも低速で、かつ前記撮影倍率が前記第1の値よりも小さい第2の値以下のときのシャッター速度よりも低速にし、前記撮影倍率が前記第2の値より大きく前記第1の値以下のときは、前記撮影倍率が前記第2の値以下のときよりも絞り値を大きくしないことを特徴とする制御プログラム。
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