JP5958154B2 - シート排出装置、及びそれを備えた画像記録装置 - Google Patents

シート排出装置、及びそれを備えた画像記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート排出装置、及びそれを備えた画像記録装置に関する。
特許文献1には、装置本体において印刷された用紙を、当該装置本体から排出して排紙台の載置面に積載する構成を備えた画像形成装置が開示されている。排紙台には用紙の排出方向の下流側にエンドフェンスが立設されている。そして、装置本体から排出された用紙をこのエンドフェンスに衝突させて載置面に落下させている。
特開2002−274740号公報
ところで、ユーザの利便性を考慮すると、装置本体から排出された用紙の仕分けが可能に構成されていることが好ましい。しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置では、装置本体から排出された用紙をエンドフェンスに衝突させて1つの載置面に単に落下させているだけなので、用紙の仕分けを行うことができない。
そこで、本発明の目的は、シートの仕分けを行うことが可能なシート排出装置、及びそれを備えた画像記録装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のシート排出装置は、排出口を有し、鉛直方向と交差する排出方向に前記排出口からシートを飛翔させて排出するための排出機構と、前記排出口から排出されたシートを衝突させるための、水平面と交差する衝突面を有するストッパと、各々シートが積載される積載面を有し、前記ストッパの前記衝突面よりも鉛直下方、且つ、前記排出口と前記ストッパとの間において、前記排出方向の水平成分方向に関して並列された複数の排出トレイと、前記ストッパの前記衝突面に関して、前記水平面との二面角である水平二面角、及び、前記排出口に対する前記水平成分方向に関するストッパ位置の少なくとも一方を調節可能なストッパ調節機構と、前記排出機構、及び前記ストッパ調節機構を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記排出口から排出されたシートが、前記ストッパの前記衝突面に直接衝突するように前記排出機構を制御し、且つ、前記水平二面角及び前記ストッパ位置の少なくとも一方を調節することにより、前記衝突面に衝突して跳ね返ったシートが前記複数の排出トレイのうち何れかの排出トレイの前記積載面に選択的に積載されるように前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とする。
上記の構成によれば、ストッパ調節機構を調節することで、排出口から排出されたシートが、ストッパの衝突面に対して衝突する衝突位置、及び、排出口から排出されたシートと衝突面との衝突角度の少なくとも何れか一方を調節することができる。これにより、衝突面に衝突して跳ね返ったシートの落下位置を調節することができるため、複数の排出トレイのうち何れかの排出トレイの積載面にシートを選択的に積載させることができる。その結果、シートの仕分けを行うことができる。
また、本発明のシート排出装置において、前記複数の排出トレイそれぞれは、前記積載面の前記排出口側の端部と接し、少なくともこの接している位置から上方に延び、前記積載面に積載されるシートの前記排出口側の端部を位置決めするための位置決め部を有しており、前記水平成分方向に関して隣接する2つの前記排出トレイにおいて、前記排出口側の前記排出トレイにおける前記積載面の前記ストッパ側の端部は、前記ストッパ側の前記排出トレイにおける前記積載面の前記排出口側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、前記ストッパ側の前記排出トレイにおける前記位置決め部の上方端と連結されていてもよい。上記の構成によれば、位置決め部によりシートの排出口側の端部を位置決めすることができるので、積載されるシートの整頓性を良くすることができる。
また、本発明のシート排出装置においては、前記複数の排出トレイのうち、前記排出口から最も離れた前記排出トレイを除く少なくとも一つの排出トレイは、その積載面の前記水平成分方向に関する長さが、当該積載面に積載されるシートの前記水平成分方向に関する長さよりも短い短尺排出トレイであり、前記制御手段は、前記短尺排出トレイよりも先に、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイの前記積載面にシートが積載されるように前記ストッパ調節機構を制御してもよい。上記の構成によれば、シート排出装置の水平成分方向に関する長さを短くすることができるので、シート排出装置をコンパクト化することができる。また、短尺排出トレイとストッパ側において隣接する排出トレイに積載されているシートにより、短尺排出トレイに積載されたシートが撓んだり、ストッパ側において隣接する排出トレイにズレ落ちたりすることを防止することができる。
また、本発明のシート排出装置においては、前記複数の排出トレイのうち、前記排出口から最も離れた前記排出トレイ以外の全ての前記排出トレイが、前記短尺排出トレイであり、前記制御手段は、前記排出口から離れた前記排出トレイの前記積載面から順に、シートが積載されるように前記ストッパ調節機構を制御してもよい。上記の構成によれば、シート排出装置をさらにコンパクト化することができる。
また、本発明のシート排出装置においては、前記短尺排出トレイの前記積載面における前記ストッパ側の端部が、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイに積載されたシートのうち最も上方にあるシートの前記排出口側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、その鉛直方向に関する差が所定値未満となるように、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイの前記積載面の鉛直方向位置を調節可能な積載面調節機構を更に備えていてもよい。上記の構成によれば、短尺排出トレイに対してストッパ側において隣接する排出トレイの積載面に積載されたシートの積載数の如何によらず、短尺排出トレイの積載面に積載されたシートが撓んだり、ストッパ側において隣接する排出トレイにズレ落ちたりすることを防止することができる。
また、本発明のシート排出装置において、前記短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する排出トレイは、当該排出トレイの前記積載面にシートが積載されているか否かを検出するためのシート検出手段を備えており、前記制御手段は、前記短尺排出トレイの前記積載面へのシートの積載が、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する排出トレイの前記シート検出手段が前記積載面にシートが積載されていることを検出した後に行われるように前記ストッパ調節機構を制御してもよい。上記の構成によれば、シート検出手段の検出結果に基づいて、シートを確実に仕分けすることができる。
また、本発明の画像記録装置は、上述のシート排出装置の何れかを備えた画像記録装置であって、前記排出機構により前記排出口から排出される前に、シートに印刷媒体を付着させて画像を記録する記録部と、前記記録部によりシートに付着される印刷媒体の量を算出する印刷媒体量算出手段とを備え、前記制御手段は、前記印刷媒体量算出手段により算出された前記印刷媒体の量が多いシートほど、前記排出口から排出させる排出速度が速くなるように前記排出機構を制御することを特徴とする。上記の構成によれば、シートに付着された印刷媒体の量の如何に拘わらず、排出トレイの積載面に正確にシートを落下させることができる。
また、本発明の画像記録装置は、上述のシート排出装置の何れかを備えた画像記録装置であって、前記排出機構により前記排出口から排出される前に、シートに印刷媒体を付着させて画像を記録する記録部と、前記記録部によりシートに付着される印刷媒体の量を算出する印刷媒体量算出手段とを備え、前記制御手段は、前記印刷媒体量算出手段により算出された前記印刷媒体の量が多いシートほど、前記排出口から排出させる排出速度が速くなるように前記排出機構を制御することを特徴とする。上記の構成によれば、シートに付着された印刷媒体の量の如何に拘わらず、排出トレイの積載面に正確にシートを落下させることができる。
本発明によると、シートの仕分けをすることができる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタの全体的な構成を示す概略側面図である。 図1に示すシート排出装置の動作状況図である。 図1に示すコントローラの電気的構成図である。 図1に示すインクジェットプリンタの動作フロー図である。 本発明の第2実施形態に係るシート排出装置の動作状況図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェットプリンタにおけるコントローラの電気的構成図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェットプリンタの動作フロー図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
先ず、図1を参照し、第1実施形態に係るシート排出装置を備えた画像記録装置の全体構成について説明する。本実施形態において、画像記録装置は、シートPにインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタ1である。プリンタ1は、シートPに印刷媒体であるインクを付着させて画像を記録する記録部40、記録部40に対してシートPを給紙する給紙装置20、及び記録部40により画像が記録されたシートPを排出するシート排出装置50を備えている。
プリンタ1は、直方体形状の筐体1aを有する。筐体1aにより画定される空間には、後述の給紙トレイ23から排紙口61に向けて、図1に示す太矢印に沿って、シートPが搬送される搬送経路が形成されている。
筐体1aの内部には、記録部40、給紙装置20、シート排出装置50の後述の排出機構60、及び、プリンタ1の各部の動作を制御するコントローラ100等が収容されている。また、筐体1aの天板上部には、シート排出装置50を構成する、ストッパ70、複数の排出トレイ80(本実施形態では3つの排出トレイ80)、及びストッパ調節機構90が設けられている。
記録部40は、インクジェットヘッド10(以下、ヘッド10)、搬送機構30、及びヘッド10に供給するブラックインクを貯留するカートリッジ(不図示)を有している。カートリッジは、ヘッド10にチューブ(不図示)及びポンプ(不図示)を介して接続されている。
ヘッド10は、所定位置に位置決め固定されたラインヘッドであり、主走査方向に長尺な略直方体形状を有している。ヘッド10の下面は、多数の吐出口が開口した吐出面10aである。画像記録に際して、吐出口からブラックのインクが吐出される。また、ヘッドは、ヘッドホルダ3を介して筐体1aに支持されている。ヘッドホルダ3は、吐出面10aと後述の搬送ベルト33の上面との間に記録に適した所定の間隙が形成されるようヘッド10を保持している。ここで、副走査方向とは搬送機構30によるシートPの搬送方向に平行な方向であり、図1において水平方向に平行な方向である。また、主走査方向とは、図1において水平面に平行且つ副走査方向に直交する方向である。
搬送機構30は、2つのベルトローラ31,32、搬送ベルト33、テンションローラ34、プラテン35、ニップローラ36、及び剥離プレート37を有している。搬送ベルト33は、両ローラ31,32の間に巻回されたエンドレスのベルトであり、テンションローラ34によってテンションが付加されている。搬送ベルト33の外周面は、シリコン層(弱粘着性の外周面被覆層)が形成された搬送面であり、シートPを保持する。プラテン35は、ヘッド10に対向配置され、搬送ベルト33の上側ループを内側から支える。ベルトローラ32は、駆動ローラであって、搬送ベルト33を走行させる。ベルトローラ32は、図示しないモータによって、図1中時計回りに回転される。ベルトローラ31は、従動ローラであって、搬送ベルト33の走行によって回転される。ニップローラ36は、給紙装置20から搬送されてきたシートPを搬送ベルト33の搬送面に押さえ付ける。剥離プレート37は、搬送されてきたシートPを搬送ベルト33から剥離し、排出機構60へと導く。
給紙装置20は、給紙トレイ23、給紙ローラ24、2つのガイド26、及び送りローラ対27を有する。給紙トレイ23は上方に開口する箱であり、シートPを収容可能である。2つのガイド26は、給紙トレイ23と搬送機構30とを繋ぐ。給紙ローラ24は、コントローラ100の制御により回転し、給紙トレイ23の最も上方にあるシートPを送り出す。また、送りローラ対27は、コントローラ100の制御により回転し、給紙ローラ24から送り出されたシートPを搬送機構30へと搬送する。
次に、シート排出装置50について詳細に説明する。シート排出装置50は、排出機構60、ストッパ70、3つの排出トレイ80(80a〜80c)、ストッパ調節機構90、及び、シート排出装置50の各部の動作を制御するシート排出制御部150(図3参照)を備えている。なお、シート排出制御部150は、コントローラ100の一機能部であり、本発明の制御手段に相当する。
排出機構60は、排出口61、3つのガイド62、及び3組の送りローラ対63を有している。排出口61は、筐体1aの天板における副走査方向に関する一端に設けられている。3つのガイド62は、搬送機構30と排出口61とを繋ぐ。3組の送りローラ対63は、シート排出制御部150の制御により回転し、搬送機構30から搬送されたシートPを排出口61から飛翔させて排出する。なお、シートPの搬送方向に関して最も下流側にある送りローラ対63は、排出機構60から排出されるシートPの排出方向Dが鉛直方向と交差する方向となるように、対となるローラの回転軸同士を結んだ直線が水平面と交差している。
ストッパ70は、矩形状の平板部材であり、排出口61と対向するように、筐体1aの天板における副走査方向に関する他端に設けられている。このストッパ70の一端は、筐体1aの天板に設けられた、主走査方向に延在する回動軸70aに回動自在に支持されている。また、ストッパ70は、排出機構60により排出口61から排出されたシートPを衝突させるための衝突面71を有している。衝突面71は、水平面と交差するとともに、主走査方向を含む鉛直面に対して交差している。衝突面71には、排出口61から排出されたシートPの先端縁が衝突する。この結果、シートPは衝突面71により跳ね返されて、排出口61とストッパ70との間に落下することとなる
3つの排出トレイ80は、ストッパ70の衝突面71よりも鉛直下方において、排出方向Dの水平成分方向Eに関して並列に配設されている。各排出トレイ80は、シートPが積載される積載面81、及び、積載面81に積載されるシートPの排出口61側の端部を位置決めするための位置決め部82を有している。積載面81は、排出口61からストッパ70に向かうに従い鉛直上方に傾斜する傾斜面である。位置決め部82は、積載面81の排出口61側の端部と接し、当該接している位置から上方に延びている。積載面81に積載されたシートPは、積載面81の傾斜により、位置決め部82へと移動されることとなる。
また、水平成分方向Eに関して隣接する2つの排出トレイ80において、排出口61側の排出トレイ80における積載面81のストッパ70側の端部は、ストッパ70側の排出トレイ80における積載面81の排出口61側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、ストッパ70側の排出トレイ80における位置決め部82の上方端と連結している。
各排出トレイ80の位置決め部82には、シート検出センサ85がそれぞれ設けられている。シート検出センサ85は、排出トレイ80の積載面81に積載されているシートPの枚数を検出して、その検出結果をシート排出制御部150に出力する。
また、排出口61から最も離れた排出トレイ80aは、図2に示すように、その積載面81の水平成分方向Eに関する長さが、積載面81に積載されるシートPの水平成分方向Eに関する長さよりも長い長尺排出トレイである。一方、その他の2つの排出トレイ80b,80cは、その積載面81の水平成分方向Eに関する長さが、積載面81に積載されるシートPの水平成分方向Eに関する長さよりも短い短尺排出トレイである。この2つの排出トレイ80b,80cでは、積載面81に積載されるシートPの一部が当該積載面81からはみ出ることになる。
以上のように、各排出トレイ80の積載面81を傾斜面にし、且つ、排出口61から最も離れた排出トレイ80a以外の全ての排出トレイ80b,80cを短尺排出トレイにすることで、3つの排出トレイ80に関する水平成分方向Eに関する長さを短くすることができる。その結果、シート排出装置50をコンパクト化することができるので、プリンタ1も小型化することができる。また、各排出トレイ80の積載面81に積載されたシートPを位置決め部82によりシートPの排出口61側の端部を位置決めすることができるので、積載されるシートPの整頓性を良くすることができる。
ストッパ調節機構90は、シート排出制御部150による制御の下、回動軸70aに取り付けられたモータ(不図示)を駆動させて、ストッパ70を回動軸70a回りに回動させることで、ストッパ70の衝突面71に関して、水平面との二面角である水平二面角α、及び排出口61に対する水平成分方向Eに関するストッパ位置を調節する。以下においては、水平二面角αは、水平成分方向Eの反対方向を零度とし、図1中反時計回りの方向を正とする。なお、シート排出制御部150には、モータに取り付けられたエンコーダによりストッパ70の回動角を検出して、当該回動角に基づいてモータを制御する。
ここで、排出機構60により排出口61から排出されたシートPが衝突面71に衝突して跳ね返り、当該シートPが或る鉛直方向位置まで落下したときの、水平成分方向Eの反対方向に関する落下位置について考える。なお、衝突面71から跳ね返ったシートPは、ストッパ70と排出口61との間に落下するものとする。
ストッパ70の衝突面71に関する水平二面角αの角度を固定した場合には、ストッパ位置を排出口61に近づけるほど、排出されたシートPが衝突面71に対して衝突する水平成分方向Eに関する衝突位置が近づくことになるため、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPの水平成分方向Eの反対方向に関する落下位置は、排出口61に近づくことになる。
一方、シートPが衝突面71に対して衝突する水平成分方向Eに関する衝突位置を固定した場合には、当該衝突位置に突入するシートPの突入角度に応じて、衝突面71から跳ね返ったシートPの落下位置が排出口61に最も近づく水平二面角α(以下、最大水平二面角と称する)が存在する。この最大水平二面角よりも水平二面角αを大きしていくと、衝突面71から跳ね返ったシートPの落下位置がストッパ70側に近づくことになる。また、最大水平二面角よりも水平二面角αを小さくしていくと、同様に、衝突面71から跳ね返ったシートPの落下位置がストッパ70側に近づくことになる。
以上のことから、ストッパ70の衝突面71に関して、ストッパ位置及び水平二面角αの少なくとも何れか一方を調節することで、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPの水平成分方向Eの反対方向に関する落下位置を調節することができることが分かる。そこで、本実施形態においては、ストッパ70の衝突面71に関して、ストッパ位置及び水平二面角αの両方を調節することで、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPを、水平成分方向Eに関して並列された3つの排出トレイ80の積載面81に選択的に落下させて積載させる。具体的には、ストッパ調節機構90が、シート排出制御部150による制御の下、ストッパ70を回動軸70a回りに回動させることで、当該ストッパ70を、第1の回動位置、第2の回動位置、及び第3の回動位置に選択的に移動させる。
ここで、第1の回動位置とは、図2(a)に示すように、衝突面71に関して、水平二面角αが最大水平二面角(本実施形態では90度)であり、且つストッパ位置が排出口61に最も近い位置である。ストッパ70が第1の回動位置に配置されているとき、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPは、排出口61から最も近い排出トレイ80cの積載面81に積載される。第2の回動位置とは、図2(b)に示すように、衝突面71に関して、水平二面角αが最大水平二面角よりも大きく、且つストッパ位置が、第1の回動位置のときよりも排出口61から離れている位置である。ストッパ70が第2の回動位置に配置されているとき、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPは、真ん中の排出トレイ80bの積載面81に積載される。第3の回動位置とは、図2(c)に示すように、衝突面71に関して、水平二面角αが第2の回動位置のときよりも大きく、且つストッパ位置が、第2の回動位置のときよりも排出口61から離れている位置である。ストッパ70が第3の回動位置に配置されているとき、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPは、排出口61から最も離れた排出トレイ80aに積載される。なお、第1の回動位置、第2の回動位置、及び第3の回動位置それぞれの回動位置は、付着されたインクの量が所定量(後述する)未満であるシートPを、通常排出速度(後述する)で排出口61から排出させたときに、当該シートPを対応する排出トレイ80の積載面81に落下させて積載させることが可能な回動位置である。
次に、図3を参照しつつ、コントローラ100について詳細に説明する。コントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラム及びこれらプログラムに使用されるデータを書き替え可能に記憶するROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)とを含んでいる。コントローラ100を構成する各機能部は、これらハードウェアとROM内のソフトウェアとが協働して構築されている。図3に示すように、コントローラ100は機能部として、受信部142、画像データ記憶部143、画像記録制御部144、印刷媒体量算出部145、及びシート排出制御部150を有している。
受信部142は、外部装置(プリンタ1と接続されたPC等)から送信された印字指令を受信する。画像データ記憶部143は、シートPに記録すべく画像に係る画像データを記憶する。
画像記録制御部144は、受信部142が受信した印字指令に基づいて、シートPに対して画像を記録する画像記録を行う。具体的には、画像記録制御部144は、給紙トレイ23からシートPを送り出し、送り出されたシートPが吐出面10aの真下を通過するように、給紙ローラ24、送りローラ対27、及び搬送機構30を制御する。また、画像記録制御部144は、搬送機構30によりシートPの真下に送られたシートPに対して、画像データ記憶部143に記憶された画像データに係る画像をシートPに記録すべく、吐出口からインクが吐出されるようにヘッド10を制御する。このインクの吐出動作は、用紙センサ41からの検出信号に基づき、シートPの搬送と同期したタイミングで行われる。なお、複数のシートPに対して画像を記録する連続画像記録時において、給紙ローラ24、送りローラ対27、及び搬送機構30により連続して搬送されるシートPの用紙間距離及び搬送速度は一定にされている。
印刷媒体量算出部145は、画像記録制御部144による画像記録時において、シートPに付着されるインクの量をシートP毎に算出する。本実施形態においては、印刷媒体量算出部145は、画像データ記憶部143に記憶されている画像データから、シートPに対する画像記録時に吐出口から吐出されるインクの量を算出し、この算出したインクの量を、当該シートPに付着されるインクの量とする。変形例として、シートPに対する画像記録完了後、且つ、シートPが排出口61から排出される前において、センサ等の検出手段により、シートPに付着している量を検出することで算出してもよい。
シート排出制御部150は、画像記録制御部144により画像が記録されたシートPが、3つの排出トレイ80a〜80cのうちの何れかの排出トレイ80の積載面81に選択的に積載されるように、送りローラ対63、及びストッパ調節機構90を制御するものであり、トレイ情報記憶部160、排出トレイ決定部161、ストッパ調節部162、排出速度決定部163、及び搬送制御部164を有している。
トレイ情報記憶部160は、各排出トレイ80が、積載面81にシートPを積載させることが可能な排出トレイ(以下、積載可能排出トレイ)であるか、積載面81にシートPを積載させることが不可能な排出トレイ(以下、積載不可排出トレイ)であるかを示すトレイ情報を排出トレイ80毎に記憶する。ここで、積載可能排出トレイとは、排出トレイ80に積載されたシートPの枚数が、当該排出トレイ80に積載可能な最大積載枚数に到達していない排出トレイであり、且つ、受信部142が印字指令を受信したときにシートPが積載されていない排出トレイである。また、積載不可排出トレイとは、排出トレイ80に積載されたシートPの枚数が、当該排出トレイ80に積載可能な最大積載枚数に到達している排出トレイ、又は、受信部142が印字指令を受信したときにシートPが既に積載されている排出トレイである。
排出トレイ決定部161は、3つの排出トレイ80a〜80cのうち、画像記録制御部144により画像が記録されたシートPを積載させる積載先の排出トレイ80を決定する。ここで、上述したように、排出トレイ80bは短尺排出トレイであるため、排出トレイ80aよりも先に排出トレイ80bにシートPを積載させると、当該排出トレイ80bの積載面81に積載されたシートPが撓んだり、排出トレイ80aにズレ落ちたりする可能性がある。そこで、排出トレイ決定部161は、排出トレイ80bよりも先に、排出トレイ80aを積載先の排出トレイ80として決定する。これにより、排出トレイ80aの積載面81に積載されたシートPにより、排出トレイ80bに積載されたシートPが撓んだり、排出トレイ80aにズレ落ちたりする可能性を低減することができる。同様に、排出トレイ決定部161は、短尺排出トレイである排出トレイ80cよりも先に排出トレイ80bを積載先の排出トレイ80として決定する。即ち、本実施形態では、排出トレイ決定部161は、排出口61から離れた排出トレイ80から順に積載先の排出トレイ80として決定していく。
また、排出トレイ決定部161は、排出トレイ80の位置決め部82に形成されたシート検出センサ85の検出結果に基づいて、当該排出トレイ80に積載されたシートPの枚数が上記最大積載枚数に到達しているか否かを判断する。そして、最大積載枚数に到達していると判断した場合には、当該排出トレイ80を、積載不可排出トレイとするトレイ情報をトレイ情報記憶部160に記憶する。そして、排出トレイ決定部161は、トレイ情報記憶部160に記憶されているトレイ情報を参照し、排出口61から最も離れた積載可能排出トレイを積載先の排出トレイ80として決定する。
また、排出トレイ決定部161は、受信部142が印字指令を受信したときに、シート検出センサ85の検出結果に基づいて、シートPが積載されている排出トレイ80があるか否かを判断する。そして、シートPが積載されている排出トレイ80がある場合には、この排出トレイ80を、積載不可排出トレイとするトレイ情報をトレイ情報記憶部160に記憶する。そして、排出トレイ決定部161は、トレイ情報記憶部160に記憶されているトレイ情報を参照し、排出口61から最も離れた積載可能排出トレイを積載先の排出トレイ80として決定する。これにより、異なる印字指令に基づいて画像の記録が行われたシートPを別々の排出トレイ80の積載面81に積載させることができるので、シートの仕分けが向上する。
また、排出トレイ決定部161は、トレイ情報記憶部160に記憶されているトレイ情報を参照して、全ての排出トレイ80が積載不可排出トレイとなったと判断した場合には、ユーザに排出トレイ80からシートPを取り除くことを促す報知画面をタッチパネル170に表示させる。
ストッパ調節部162は、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置及び水平二面角αを調節することで、排出トレイ決定部161により決定された排出トレイ80の積載面81にシートPが選択的に積載されるように、ストッパ調節機構90を制御する。
排出速度決定部163は、シートPを排出口61から排出させる排出速度をシートP毎に決定する。ここで、シートPを排出口61から排出させる排出速度が一定の場合においては、付着されたインクの量が多いシートPほど自重が重くなるため、その水平成分方向Eの反対方向に関する落下位置はストッパ70に近づくことになる。このため、シートPに付着されたインクの量が多い場合には、排出トレイ80の積載面81に正確にシートPを落下させることができない場合がある。そこで、本実施形態においては、排出速度決定部163が、印刷媒体量算出部145による算出結果に基づいて、付着したインクの量が所定量未満のシートPについては排出口61から排出させる排出速度を通常排出速度とし、付着したインクの量が所定量以上のシートPについては排出口61から排出させる排出速度を通常排出速度よりも速い高速排出速度とする。なお、通常排出速度、及び高速排出速度は共に、排出口61から排出されたシートPが、ストッパ70の衝突面71に直接衝突する排出速度に設定されている。また、本実施形態において、通常排出速度は、給紙ローラ24、送りローラ対27、及び搬送機構30により搬送されるシートPの搬送速度と同じに設定されている。
搬送制御部164は、排出速度決定部163により決定された排出速度で、シートPが排出口61から排出されるように送りローラ対63を制御する。
次に、図4を参照し、本実施形態に係るプリンタ1の動作について説明する。なお、図4に示す動作フローの開始時における状態は、ストッパ70は第3の回動位置に配置されている。また、トレイ情報記憶部160に記憶されている、各排出トレイ80に係るトレイ情報の全てが、排出トレイ80が積載可能排出トレイであることを示している。
まず、受信部142が外部装置から印字指令を受信すると(A1)、排出トレイ決定部161が、シート検出センサ85の検出結果に基づいて、前の印字指令に係る画像記録において画像が記録されたシートPが積載されている排出トレイ80があるか否かを判断する(A2)。シートPが積載されている排出トレイ80がないと判断した場合(A2:NO)には、排出トレイ決定部161は、全ての排出トレイ80が積載可能排出トレイであるとし、排出口61から最も離れた排出トレイ80aを積載先の排出トレイ80に決定して、ステップA6の処理に移る。
一方、ステップA2の処理で、シートPが積載されている排出トレイ80があると判断した場合(A2:YES)には、排出トレイ決定部161が、シートPが積載されている排出トレイ80を、積載不可排出トレイとするトレイ情報をトレイ情報記憶部160に記憶する(A3)。次に、排出トレイ決定部161が、トレイ情報を参照して、全ての排出トレイ80が積載不可排出トレイであるか否かを判断する(A4)。全ての排出トレイ80が積載不可排出トレイではなく、積載可能排出トレイである排出トレイ80があると判断した場合(A4:NO)には、排出トレイ決定部161は、トレイ情報記憶部160に記憶されているトレイ情報を参照し、排出口61から最も離れた積載可能排出トレイを積載先の排出トレイ80として決定する。そして、ストッパ調節部162が、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置及び水平二面角αを調節することで、当該決定された排出トレイ80の積載面81にシートPが選択的に積載されるように、ストッパ調節機構90を制御する(A5)。
次に、画像記録制御部144が、受信部142が受信した印字指令に基づいて、一枚のシートPに対する画像記録が行われるように、給紙ローラ24、送りローラ対27、搬送機構30、及びヘッド10を制御する(A6)。次に、搬送制御部164が、排出速度決定部163により決定された排出速度が高速排出速度であるか否かを判断する(A7)。排出速度が高速排出速度であると判断した場合(A7:YES)には、搬送制御部164は、ステップA6の処理で画像が記録されたシートPには所定量以上のインクが付着されているとして、当該シートPが高速排出速度で排出口61から排出されるよう、送りローラ対63を制御する(A8)。このステップA8の処理が終了すると、ステップA10の処理に移る。
一方、ステップA7の処理で、排出速度決定部163により決定された排出速度が通常排出速度であると判断した場合(A7:YES)には、搬送制御部164は、ステップA6の処理で画像が記録されたシートPには所定量未満のインクが付着されているとして、当該シートPが通常排出速度で排出口61から排出されるよう、送りローラ対63を制御する(A9)。このステップA9の処理が終了すると、ステップA10の処理に移る。
ステップA10の処理では、画像記録制御部144が、受信部142が受信した印字指令に基づいたシートPに対する画像記録が全て完了したか否かを判断する。画像記録が全て完了したと判断した場合(A10:YES)には、本処理動作を終了する。一方、画像記録が全て完了していないと判断した場合(A10:NO)には、排出トレイ決定部161が、シート検出センサ85の検出結果に基づいて、積載先の排出トレイ80の積載面81に積載されたシートPの枚数が最大積載枚数に到達しているか否かを判断する(A11)。最大積載枚数に到達していないと判断した場合(A11:NO)には、シートPに対する画像記録を続行すべく、ステップA6の処理に移る。一方、最大積載枚数に到達したと判断した場合(A11:NO)には、排出トレイ決定部161が、積載先の排出トレイ80を積載不可排出トレイとするトレイ情報をトレイ情報記憶部160に記憶し(A12)、ステップA4の処理に戻る。
一方、ステップA4の処理において、全ての排出トレイ80が積載不可排出トレイであると判断した場合(A4:NO)には、排出トレイ決定部161が、ユーザに排出トレイ80からシートPを取り除くことを促す報知画面をタッチパネル170に表示させる(A13)。また、このとき、印字指令に基ついたシートPの搬送、及びシートPに対するインクの吐出が行われているときには、これらが中断されるように、画像記録制御部144が、給紙ローラ24、送りローラ対27及び搬送機構30、並びにヘッド10を制御する。
次に、排出トレイ決定部161は、シート検出センサ85の検出結果に基づいて、排出トレイ80のうち少なくとも一つの排出トレイ80に積載されていた全てのシートPがユーザにより取り除かれたと判断したときに、当該シートPが取り除かれた排出トレイ80に関するトレイ情報を積載不可排出トレイから積載可能排出トレイに変更し(A14)、ステップA4の処理に戻る。以上、本実施形態に係るプリンタ1の動作について説明した。
以上、本実施形態によると、ストッパ調節機構90を調節することで、排出口61から排出されたシートPが、ストッパ70の衝突面71に対して衝突する衝突位置、及び、排出口61から排出されたシートPと衝突面71との衝突角度を調節することができる。これにより、衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPの落下位置を調節することができるため、複数の排出トレイ80のうち何れかの排出トレイ80の積載面81にシートPを選択的に積載させることができる。その結果、シートの仕分けを行うことができる。
さらに、短尺排出トレイである排出トレイ80b,80cそれぞれの積載面81へのシートPの積載が、これら排出トレイに対してストッパ70側において隣接する排出トレイ80a,80bのシート検出センサ85が積載面81にシートPが積載されていることを検出した後に行われるため、短尺排出トレイに積載されたシートPがストッパ70側において隣接する排出トレイ80にズレ落ちる可能性を低減することができるので、シートPを確実に仕分けすることができる。
加えて、付着されたインクの量が所定量以上のシートPについては、排出口61から排出させる排出速度が速くされているため、シートPに付着されたインクの量の如何に拘わらず、排出トレイ80の積載面81に正確にシートPを落下させることができる。
変形例として、上述の実施形態では、当該シートPの排出口61から排出させる排出速度は、通常排出速度と高速排出速度の2段階にされているが、より多段階にし、シートPに付着されたインクの量が多いシートPほど排出速度が速くなるように設定されていてもよい。この場合、排出トレイ80の積載面81により正確にシートPを落下させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図5〜図7を参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、第2実施形態では、排出口61からシートPを排出させる排出速度は、シートPに付着されたインクの量の如何に拘わらず一定にされている点である。この第2実施形態では、シートPに付着されたインクの量が所定量以上の場合には、ストッパ調節機構190がストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置を調節することで、シートPを特定の排出トレイ80の積載面81に正確に落下させる。また、第2実施形態では、排出口61から最も離れた排出トレイ180の積載面183の鉛直方向位置を調節可能な積載面調節機構を備えている。以下においては、上述した第1実施形態と同一の箇所については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
本実施形態では、図5に示すように、排出口61から最も離れた排出トレイ180は長尺排出トレイであり、筐体1aの天板に対して鉛直方向に移動可能な積載板181、筐体1aの天板から上方に延びる位置決め部182、及びシート検出センサ85を有している。この積載板181の上面は、シートPが積載される積載面183である。また、積載板181の排出口61側の端部は、位置決め部182と接している。積載板181が鉛直方向に移動されるときには、当該積載板181の排出口61側の端部が位置決め部182に接しながら鉛直方向に移動する。
積載板181と筐体1aの天板との間には、積載面調節機構であるバネ200が配置されている。バネ200は積載板181を上方に付勢している。シートPが積載されていないときの、積載面183の排出口61側の端部の鉛直方向位置は、排出トレイ80bの積載面81におけるストッパ70側の端部よりも、鉛直下方であり、その鉛直下方に関する差は所定値未満にされている。また、バネ200のバネ定数は、積載面183に積載されているシートPの重さにより、積載面183が当該積載面183に積載されている各シートPの厚みを合わせた厚み分だけバネ200が縮み、その分だけ、積載板181が鉛直下方に移動されるように設定されている。以上の構成により、排出トレイ180の積載面183に積載されているシートPの積載数の如何に拘わらず、排出トレイ80bの積載面81におけるストッパ70側の端部が、積載面183に積載されたシートPのうち最も上方にあるシートPの排出口61側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、その鉛直方向に関する差が所定値未満とすることができる。その結果、短尺排出トレイである排出トレイ80bに対してストッパ70側において隣接する排出トレイ180の積載面183に積載されたシートPの積載数の如何によらず、排出トレイ80bの積載面81に積載されたシートPが撓んだり、排出トレイ180にズレ落ちたりすることを防止することができる。
また、本実施形態におけるストッパ調節機構190は、上述の第1実施形態におけるストッパ調節機構90の構成部材に加えて、副走査方向に延在するガイド孔191、及び、回動軸70aをガイド孔191に沿って移動させる軸移動装置(不図示)を更に有している。軸移動装置は、例えば、サーボモータ、サーボモータにより回転させられるボールねじ、このボールねじの回転を水平方向の移動に変化させるナット部を備えたものである。ストッパ調節機構190は、シート排出制御部150による制御の下、ストッパ70を回動軸70a回りに回動させることで、ストッパ70の衝突面71に関して、水平二面角α、及びストッパ位置を調節するとともに、軸移動装置を制御して、回動軸70aを、排出口61から遠い第1の位置(図5(a)参照)、及び排出口61から近い第2の位置(図5(b)参照)に選択的に移動させる。回動軸70aが第2の位置に配置されると、第1の位置に配置されている場合と比べて、ストッパ70が排出口61に近づいた状態となり、その結果、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置が排出口61に近づくこととなる。つまり、本実施形態では、ストッパ調節機構190は、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置については、ストッパ70の回動軸70a回りの回動に加えて、回動軸70aの副走査方向に関する移動により調節することが可能にされている。
次に、本実施形態におけるシート排出制御部150について、図6を参照しつつ説明する。本実施形態に係るシート排出制御部150は、図6に示すように、上述の第1実施形態の排出速度決定部163の代わりに回動軸調節部165を有している。回動軸調節部165は、画像記録制御部144により画像が記録されたシートP毎に、当該シートPが衝突面71に衝突するときの、回動軸70aの配置位置を第1の位置及び第2の位置の何れにするかを決定し、当該決定に基づいて、ストッパ調節機構190の軸移動装置を制御する。具体的には、回動軸調節部165は、印刷媒体量算出部145による算出結果に基づいて、付着したインクの量が所定量未満のシートPについては回動軸70aを第1の位置に配置すると決定し、付着したインクの量が所定量以上のシートPについては回動軸70aを第2の位置に配置すると決定する。
また、本実施形態では、搬送制御部164は、給紙ローラ24、送りローラ対27、及び搬送機構30により搬送されるシートPの搬送速度と同じ値の排出速度で、シートPが排出口61から排出されるように送りローラ対63を制御する。
次に、図7を参照し、本実施形態に係るプリンタ1の動作について説明する。なお、図7に示す動作フローの開始時における状態は、図4に示す動作フローの開始時における状態と同じである。
まず、上述の第1実施形態におけるステップA1〜A6の処理と同様なステップB1〜B6の処理を行う。ステップB6の処理が終了すると、回動軸調節部165が、印刷媒体量算出部145による算出結果に基づいて、ステップB6の処理によりシートPに付着したインクの量が所定量以上であるか否かを判断する(B7)。所定量以上であると判断した場合(B7:YES)には、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置を排出口61に近づけるべく、回動軸70aが第1の位置に配置されるように、ストッパ調節機構190を制御する(B8)。その後、搬送制御部164が、シートPが排出口61から排出されるよう、送りローラ対63を制御した後、ステップB10の処理に移る。
一方、シートPに付着したインクの量が所定量未満であると判断した場合(B7:NO)には、回動軸70aが第2の位置に配置されるように、ストッパ調節機構190を制御する(B9)。その後、搬送制御部164が、シートPが排出口61から排出されるよう、送りローラ対63を制御した後、ステップB10の処理に移る。ステップB10〜ステップB14の処理は、上述の第1実施形態におけるステップA10〜ステップA14の処理と略同様であるため説明は省略する。
以上、本実施形態によると、バネ200により、排出トレイ180の積載面183の鉛直方向位置を調節することで、短尺排出トレイである排出トレイ80bの積載面81におけるストッパ70側の端部が、積載面183に積載されたシートPのうち最も上方にあるシートPの排出口61側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、その鉛直方向に関する差が所定値未満とすることができる。その結果、排出トレイ180の積載面183に積載されたシートPの積載数の如何によらず、排出トレイ80bの積載面81に積載されたシートPが撓んだり、排出トレイ180にズレ落ちたりすることを防止することができる。
加えて、付着されたインクの量が所定量以上のシートPについては、回動軸70aが第1の位置に配置させて、ストッパ70の衝突面71に関するストッパ位置を排出口61に近づけているため、シートPに付着されたインクの量の如何に拘わらず、特定の排出トレイ80の積載面81に正確にシートを落下させることができる。
変形例として、上述の実施形態では、回動軸70aは第1の位置及び第2の位置の二つの位置を選択的に移動することが可能にされていたが、3以上の位置を選択的に移動することが可能にされており、シートPに付着されたインクの量が多いシートPほど、衝突面71に関するストッパ位置が排出口61に近づくようにされていてもよい。この場合、排出トレイ80の積載面81により正確にシートPを落下させることができる。
また、上述の実施形態では、ストッパ調節機構190は、付着されたインクの量が所定量以上のシートPについては、特定の排出トレイ80の積載面81,183にシートPを選択的に積載されるように、衝突面71に関するストッパ位置を調節していたが、衝突面71に関する水平二面角αを、衝突面71に跳ね返った後の水平成分方向Eとは反対方向に関するシートPの飛翔距離を長くする角度となるように調節するように構成されていてもよい。即ち、ストッパ調節機構190が、付着されたインクの量が所定量以上のシートPについては、水平二面角αが最大水平二面角に近づくように調節するよう構成されていてもよい。この場合でも、シートPに付着されたインクの量の如何に拘わらず、特定の排出トレイ80の積載面81,183に正確にシートを落下させることができる。また、別の変形例として、ストッパ調節機構190が、付着されたインクの量が所定量以上のシートPについては、特定の排出トレイ80の積載面81に正確にシートを落下させるように、衝突面71に関するストッパ位置及び水平二面角αの両方を調節するように構成されていてもよい。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態においては、ストッパ調節機構90,190は、ストッパ70の衝突面71に関する、水平二面角α、及びストッパ位置の両方を調節可能にされていたが、どちらか一方のみ調節可能にされていてもよい。このように、ストッパ70の衝突面71に関する水平二面角α、及びストッパ位置のどちらか一方のみを調節した場合でも、上述したように衝突面71に衝突して跳ね返ったシートPの水平成分方向Eの反対方向に関する落下位置を調節することができるため、特定の排出トレイ80の積載面81,183に選択的にシートPを積載させることができる。
また、上述の実施形態では、排出口61から最も離れた排出トレイ80のみ長尺排出トレイにされていたが、その他の排出トレイ80も長尺排出トレイにされていてもよい。また、この場合、短尺排出トレイよりも先に、当該短尺排出トレイに対してストッパ70側において隣接する排出トレイ80の積載面にシートPが積載されるのであれば、排出口61から遠い排出トレイ80の積載面81から順にシートPを積載させなくてもよい。また、排出トレイの数は3つに限定されるものではなく、2以上であればよい
また、上述の実施形態では、積載面調節機構はバネ200から構成されているが、排出トレイ180の積載面183の鉛直方向位置を調節可能なものであれば、特にこれに限定されるものではない。例えば、ラック&ピニオンを利用した昇降装置等により、シート排出制御部150による制御の下、排出トレイ180の積載面183の鉛直方向位置を調節してもよい。また、上述の実施形態では、積載面調節機構により、排出口61から最も離れた排出トレイ180の積載面183に関する鉛直方向位置のみ調節可能にされていたが、短尺排出トレイに対してストッパ70側において隣接する他の排出トレイ80の積載面81に関する鉛直方向位置についても調節可能にされていてもよい。このとき、2つの短尺排出トレイが隣接しており、積載面調節機構により当該短尺排出トレイそれぞれに対してストッパ70側において隣接する2つの排出トレイ80の積載面81に関する鉛直方向位置が調節可能にされている場合には、排出口61側の排出トレイ80の積載面81を鉛直方向に移動させた場合には、その移動させた分だけ、ストッパ70側の排出トレイ80の積載面81についても鉛直方向に移動させることが好ましい。
また、複数の排出トレイ80は、水平成分方向Eに関して並列されているのであれば、その形状は上述の実施形態に限られるものでない。例えば、複数の排出トレイそれぞれが、上方に開口する箱状の形状であってもよい。
本発明は、シリアル式のインクジェットプリンタにも適用することができる。さらには、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能であり、さらに、インク以外の印刷媒体によりシートPに対して画像を記録する画像記録装置にも適用可能である。
1 インクジェットプリンタ(画像記録装置)
60 排出機構
61 排出口
70 ストッパ
71 衝突面
80,180 排出トレイ
90,190ストッパ調節機構
150 シート排出制御部(制御手段)

Claims (8)

  1. 排出口を有し、鉛直方向と交差する排出方向に前記排出口からシートを飛翔させて排出するための排出機構と、
    前記排出口から排出されたシートを衝突させるための、水平面と交差する衝突面を有するストッパと、
    各々シートが積載される積載面を有し、前記ストッパの前記衝突面よりも鉛直下方、且つ、前記排出口と前記ストッパとの間において、前記排出方向の水平成分方向に関して並列された複数の排出トレイと、
    前記ストッパの前記衝突面に関して、前記水平面との二面角である水平二面角、及び、前記排出口に対する前記水平成分方向に関するストッパ位置の少なくとも一方を調節可能なストッパ調節機構と、
    前記排出機構、及び前記ストッパ調節機構を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記排出口から排出されたシートが、前記ストッパの前記衝突面に直接衝突するように前記排出機構を制御し、且つ、前記水平二面角及び前記ストッパ位置の少なくとも一方を調節することにより、前記衝突面に衝突して跳ね返ったシートが前記複数の排出トレイのうち何れかの排出トレイの前記積載面に選択的に積載されるように前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とするシート排出装置。
  2. 前記複数の排出トレイそれぞれは、前記積載面の前記排出口側の端部と接し、少なくともこの接している位置から上方に延びる、前記積載面に積載されるシートの前記排出口側の端部を位置決めするための位置決め部を有しており、
    前記水平成分方向に関して隣接する2つの前記排出トレイにおいて、前記排出口側の前記排出トレイにおける前記積載面の前記ストッパ側の端部は、前記ストッパ側の前記排出トレイにおける前記積載面の前記排出口側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、前記ストッパ側の前記排出トレイにおける前記位置決め部の上方端と連結されていることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記複数の排出トレイのうち、前記排出口から最も離れた前記排出トレイを除く少なくとも一つの排出トレイは、その積載面の前記水平成分方向に関する長さが、当該積載面に積載されるシートの前記水平成分方向に関する長さよりも短い短尺排出トレイであり、
    前記制御手段は、前記短尺排出トレイよりも先に、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイの前記積載面にシートが積載されるように前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
  4. 前記複数の排出トレイのうち、前記排出口から最も離れた前記排出トレイ以外の全ての前記排出トレイが、前記短尺排出トレイであり、
    前記制御手段は、前記排出口から離れた前記排出トレイの前記積載面から順に、シートが積載されるように前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とする請求項3に記載のシート排出装置。
  5. 前記短尺排出トレイの前記積載面における前記ストッパ側の端部が、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイに積載されたシートのうち最も上方にあるシートの前記排出口側の端部よりも鉛直上方に位置し、且つ、その鉛直方向に関する差が所定値未満となるように、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する前記排出トレイの前記積載面の鉛直方向位置を調節可能な積載面調節機構を更に備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載のシート排出装置。
  6. 前記短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する排出トレイは、当該排出トレイの前記積載面にシートが積載されているか否かを検出するためのシート検出手段を備えており、
    前記制御手段は、前記短尺排出トレイの前記積載面へのシートの積載が、当該短尺排出トレイに対して前記ストッパ側において隣接する排出トレイの前記シート検出手段が前記積載面にシートが積載されていることを検出した後に行われるように前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のシート排出装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載のシート排出装置を備えた画像記録装置であって、
    前記排出機構により前記排出口から排出される前に、シートに印刷媒体を付着させて画像を記録する記録部と、
    前記記録部によりシートに付着される印刷媒体の量を算出する印刷媒体量算出手段とを備え、
    前記制御手段は、特定の前記排出トレイの前記積載面にシートを選択的に積載させる際には、前記印刷媒体量算出手段により算出された前記印刷媒体の量が多いシートほど、前記ストッパ位置が前記排出口に対して近づいた状態、及び、前記水平二面角が、前記衝突面に衝突して跳ね返った後の前記水平成分方向とは反対方向に関するシートの飛翔距離を長くする角度にされた状態の少なくとも何れか一方の状態で前記衝突面に衝突させるように、前記ストッパ調節機構を制御することを特徴とする画像記録装置。
  8. 請求項1〜6の何れか一項に記載のシート排出装置を備えた画像記録装置であって、
    前記排出機構により前記排出口から排出される前に、シートに印刷媒体を付着させて画像を記録する記録部と、
    前記記録部によりシートに付着される印刷媒体の量を算出する印刷媒体量算出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記印刷媒体量算出手段により算出された前記印刷媒体の量が多いシートほど、前記排出口から排出させる排出速度が速くなるように前記排出機構を制御することを特徴とする画像記録装置。
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