JP5956245B2 - バッテリパック及び電動機器システム - Google Patents

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Description

本発明は、各種電動機器に装着されて電源供給を行うためのバッテリパック、及びこのバッテリパックと電動機器とからなる電動機器システムに関する。
従来、電動工具や電動クリーナ、ブロワ等の電動機器には、バッテリパックを装着可能に構成され、バッテリパックから電源供給を受けて動作する、所謂充電式のものが知られている。
また、この種の電動機器には、装着されたバッテリパックから、バッテリの状態を表す情報(例えば、バッテリの温度や電圧等)を取得し、その情報に基づき、電動機器のアクチュエータ(モータ等)の駆動を制限するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このように構成された電動機器では、バッテリパック内のバッテリの状態に応じてアクチュエータの駆動を制限するため、バッテリを過放電から保護し、バッテリの劣化を防止することができる。
特許第4561416号公報
ところで、上記のようにバッテリパックから電動機器に情報を送信するには、バッテリパックに、電動機器へ電源供給を行うための電源端子に加えて、情報送信用の通信端子を設ける必要がある。
そして、バッテリパックにおいて、通信端子の位置や、通信端子からの送信信号の信号形態は、バッテリパックが装着される電動機器の仕様と対応させる必要があることから、バッテリパックは、仕様の異なる電動機器毎に設計し、製造する必要があった。
つまり、例えば、電動工具には、一般使用者向けの電動ドライバ、及び、工場向けの電動ドライバ、というように、同一作業用の電動工具であっても、用途に応じて個々に設計され、通信端子の位置や、通信端子を介してバッテリパックから取得する情報の信号形態が異なるものがある。このため、従来では、用途等の種類が異なる電動工具間でバッテリパックを共用することはできなかった。
一方、種類が異なる電動機器間でバッテリパックを共用させるために、各電動機器の通信端子の位置や、その通信端子で受信する情報信号の信号形態等の仕様を、異なる電動機器間で共通になるよう、各電動機器を設計し直すことが考えられる。
しかし、このような対策では、バッテリパックの仕様に対応しない従来の電動機器では、他の電動機器と共用可能なバッテリパックを使用することはできず、結局、こうした従来の電動機器を使用するには、その電動機器に対応したバッテリパックを用意する必要がある。
従って、従来の電動機器で、専用のバッテリパックの生産が中止されると、バッテリパックが劣化しても、新しいバッテリパックに交換することができないことから、電動機器が故障していなくても、その電動機器を使用することができなくなってしまう。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、電動機器に装着して使用されるバッテリパックにおいて、通信端子の位置等、電動機器側の仕様を変更することなく、種類の異なる複数の電動機器で共用できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明のバッテリパックにおいては、バッテリパックが電動機器に装着されているとき、電源端子を介して、バッテリから電動機器へ電源供給が行われる。
また、バッテリパックが電動機器に装着されているときには、制御手段が、バッテリの状態を表す情報を、通信端子を介して、電動機器に出力させる。そして、この通信端子は、本発明のバッテリパックから電源供給が可能で、電動機器側の通信端子の位置が異なる複数種類の電動機器に対応して、複数設けられている。
従って、本発明のバッテリパックによれば、当該バッテリパックを装着可能な複数種類の電動機器において、電動機器側に設けられる通信端子の位置が異なる場合でも、バッテリパック側の複数の通信端子の一つを用いて、任意の電動機器に対し、バッテリの状態を表す情報を通知することができる。
このため、本発明のバッテリパックによれば、電動機器側の通信端子の位置を、種類の異なる電動機器間で一致させることなく、各種電動機器で利用できるようになる。
また、バッテリパックに設ける通信端子の位置を、既存の電動機器の通信端子の位置に対応させれば、種類の異なる既存の電動機器間で、本発明のバッテリパックを共用できる。このため、バッテリパックを複数種類の電動機器で共用できるようにするために、電動機器を設計変更する必要がない。
よって、本発明によれば、バッテリパックの用途を拡大することができる。
また、本発明のバッテリパックにおいては、制御手段が、電動機器からの入力信号が複数の通信端子の何れに入力されたかを判断することにより、バッテリパックが装着された電動機器の種別を特定する。
このため、本発明のバッテリパックによれば、例えば、制御手段が通信端子からバッテリ状態を表す情報を送信させる際の送信信号の仕様を、送信対象となる電動機器の種別に応じて設定することができる。
つまり、本発明によれば、当該バッテリパックを装着可能な複数種類の電動機器において、バッテリパックの通信端子から送信すべき情報信号の仕様が異なる場合であっても、当該バッテリパックが実際に装着された電動機器の仕様に対応した情報信号を、対応する通信端子から出力させることができるようになる。
よって、本発明のバッテリパックによれば、当該バッテリパックを装着して電源供給を行うことのできる電動機器の種類を、より多くすることができ、バッテリパックの用途を広げることができる。
次に、本発明のバッテリパックにおいては、制御手段は、バッテリパックが装着された電動機器の種別を特定すると、その特定した電動機器に対し、バッテリから電源供給が可能であるか否かを判断し、その判断結果を、バッテリの状態を表す情報として、通信端子から電動機器に出力させるように構成されていてもよい。
この場合、本発明のバッテリパックが接続される電動機器側では、バッテリパックの通信端子から入力される情報に従い、アクチュエータを駆動するか否かを切り換えるようにすればよく、特許文献1に記載のように、電動機器側で、バッテリの状態を判断する必要はない。
つまり、上記特許文献1では、バッテリパックから通知されるバッテリの温度や電圧に基づき、バッテリの状態を監視し、アクチュエータの駆動を制限するか否かを判断するが、本発明のバッテリパックを利用すれば、こうした制御を行うことなく、バッテリ状態に応じて、アクチュエータの駆動を制限することができる。
なお、本発明のバッテリパックには、複数の通信端子が設けられるが、バッテリパックを電動機器に装着した際に、電動機器側の通信端子に接続されるものは一つである。
このため、制御手段は、通信端子からバッテリの状態を表す情報を出力させる際には、その情報を、複数の通信端子に対し同時に出力するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、制御手段から複数の通信端子への情報の出力は、一つの端子から出力するようにすればよく、通信端子毎に、情報出力用の端子を設ける必要がないので、制御手段の構成を簡単にすることができる。
一方、本発明の電動機器システムは、上述した本発明のバッテリパックと、このバッテリパックの電源端子及び一つの通信端子にそれぞれ対応した端子を有する一つの電動機器(以下、第1電動機器という)とを備える。
そして、この第1電動機器は、当該特定電動機器側の通信端子に対応するバッテリパックの通信端子から、バッテリパック内のバッテリの状態を表す情報を取得し、その情報に応じてアクチュエータの動作を制御する。
従って、本発明の電動機器システムによれば、特定電動機器をバッテリパック内のバッテリの状態に応じて動作させることができる。
また、バッテリパックに設けられた他の通信端子に対応した通信端子を有する第2電動機器を追加すれば、バッテリパックからその第2電動機器に対して電源供給を行うことができると共に、その第1電動機器の動作を、バッテリパック内のバッテリの状態に応じて制御することができる。
実施形態のバッテリパックの外観を表す斜視図である。 実施形態のバッテリパックの回路構成を表すブロック図である。 バッテリパックが装着される第1工具の構成を表すブロック図である。 バッテリパックが装着される第2工具の構成を表すブロック図である。 バッテリパックの制御部において実行される放電制御処理を表すフローチャートである。 図5のS200にて実行される放電許可信号制御処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態のバッテリパック2は、一般用、工場用というように用途の異なる2種類の電動工具(図3、図4に示す第1工具50、第2工具70)に着脱自在に装着されて、その電動工具に電源供給を行うためのものである。
図1に示すように、バッテリパック2には、電動工具や充電装置に着脱自在に装着するための装着部3が形成されている。
そして、この装着部3における所定の位置に、バッテリパック2内のバッテリ10(図2参照)から電動工具に電源供給を行うための正負一対の電源端子4、6と、電動工具にバッテリ10の状態を表す情報を送信するための第1通信端子8及び第2通信端子9が設けられている。
なお、バッテリパック2は、装着部3を介して充電装置に装着すれば、電源端子4、6を介してバッテリ10が充電装置内の充電回路に接続されて、バッテリ10への充電ができるが、本実施形態では、バッテリ10への充電に関する説明は省略する。
次に、バッテリパック2の回路構成について説明する。
図2に示すように、バッテリ10は、充放電可能な複数(図では5個)のセル11、12、13、14、15を直列に接続することにより構成されている。そして、バッテリ10の正極側は電源端子4に接続され、負極側は電源端子6に接続されている。
また、バッテリパック2内には、バッテリ10内のセルの温度を検出するセル温度検出部22、バッテリ10の負極側と電源端子6との間の電流経路に設けられた電流検出抵抗24、バッテリ10の両端電圧(バッテリ電圧)を検出するバッテリ電圧検出部26、及び、制御回路30が設けられている。
制御回路30は、CPU、ROM、RAM等を中心とするワンチップのマイクロコンピュータ(マイコン)にて構成されており、セル電圧検出部34と、A/D変換部36と、電流検出部38と、制御部32と、を備える。
ここで、セル電圧検出部34は、バッテリ10を構成する各セル11〜15の電圧を検出するためのものであり、その検出電圧は、A/D変換部36に入力される。
また、A/D変換部36は、セル電圧検出部34にて検出された各セル11〜15の電圧や、セル温度検出部22及びバッテリ電圧検出部26からの検出信号を、それぞれ、デジタルデータに変換して、制御部32に入力するためのものである。
また、電流検出部38は、電流検出抵抗24の両端電圧を電動工具への放電電流として、制御回路30内に取り込み、その放電電流を表すデータを制御部32に入力するためのものである。
一方、図2に示す制御部32は、マイクロコンピュータを構成するCPUが、記憶媒体であるROM内に記憶された制御プログラムに従い各種制御処理を実行することにより実現される機能ブロックである。
そして、制御部32では、バッテリ10から電動工具への放電を制御する放電制御処理が、図5、図6に示すフローチャートに沿って実行される。なお、この放電制御処理は、本発明に関わる主要な処理であるため、後に詳しく説明する。
また、制御部32では、図5、図6に示す放電制御処理以外にも、電動工具への放電時やバッテリ10への充電時に、電流検出抵抗24を介して検出される放電電流や充電電流を監視し、電流異常時に放電或いは充電を停止させる電流監視制御処理等、各種制御処理が実行される。しかし、図5、図6に示す放電制御処理以外の制御処理は、本発明にかかわる制御処理ではないので、説明を省略する。
次に、バッテリパック2には、電動工具から第1通信端子8及び第2通信端子9に入力された信号を制御部32に入力するための第1入力制御部42及び第2入力制御部44と、制御部32からの出力信号を、第1通信端子8及び第2通信端子9を介して電動工具に出力するための第1出力制御部46及び第2出力制御部48と、が備えられている。
ここで、第1通信端子8は、第1工具50側の通信端子58と対応する位置に設けられており、図3に示すように、バッテリパック2が第1工具50に装着されて、電源端子4、6が第1工具50の電源端子54、56に接続された際に、第1工具50の通信端子58と接続される。
また、第2通信端子9は、第2工具70側の通信端子79と対応する位置に設けられており、図4に示すように、バッテリパック2が第2工具70に装着されて、電源端子4、6が第2工具70の電源端子74、76に接続された際に、第2工具70の通信端子79と接続される。
次に、図3、図4に示すように、第1工具50及び第2工具70は、それぞれ、使用者によりオン/オフ操作されるトリガスイッチ62、82、電動工具の動力源であるモータ60、80、スイッチング素子64、84(図ではFET)、及び、放電制御部66、86を備える。
第1工具50及び第2工具70において、トリガスイッチ62、82、モータ60、80、及び、スイッチング素子64、84は、それぞれ、正極側の電源端子54、74から負極側の電源端子56、76に至る通電経路上に直列に設けられている。
そして、放電制御部66、86は、自身が設けられた第1工具50又は第2工具70にバッテリパック2が装着されていて、トリガスイッチ62又は82がオン状態となったときに、バッテリパック2のバッテリ10から電源供給を受けて動作する。
放電制御部66、86は、マイクロコンピュータを中心に構成されており、上記のようにバッテリ10から電源供給を受けると、内部のレギュレータがマイクロコンピュータ駆動用の電源電圧を生成して、マイクロコンピュータを起動する。
すると、放電制御部66、86は、マイクロコンピュータの動作によって、通信端子58、79から動作中である旨を表すハイレベルの動作信号を出力させ、その旨をバッテリパック2に通知する。
このように、第1工具50又は第2工具70側からバッテリパック2へ動作信号が出力されると、バッテリパック2からは、後述の放電制御処理によって、第1通信端子8、第2通信端子9を介して、バッテリ10の放電(換言すればモータ60、80の駆動)を許可する放電許可信号が出力される。
このため、放電制御部66、86は、通信端子58、79の電圧レベルに基づき、バッテリパック2から放電許可信号が入力されたか否かを判断し、放電許可信号が入力されていれば、スイッチング素子64、84を駆動制御することで、モータ60、80を駆動し、その回転速度を制御する。
なお、バッテリパック2において、第1出力制御部46及び第2出力制御部48は、制御回路30の共通の出力ポートに接続されている。
このため、制御部32から第1工具50又は第2工具70に対して出力される放電許可信号は、各工具50、70に対応する第1通信端子8又は第2通信端子9だけでなく、もう一方の通信端子(つまり、第2通信端子9又は第1通信端子8)からも出力されることになる。
しかし、制御部32が、バッテリパック2が装着された第1工具50又は第2工具70に対し、第1通信端子8又は第2通信端子9から放電許可信号を出力させる際、もう一方の通信端子(第2通信端子9又は第1通信端子8)に、他方の工具(第2工具70又は第1工具50)が接続されることはない。
従って、放電許可信号を出力する必要のない、もう一方の出力端子(第2通信端子9又は第1通信端子8)から放電許可信号が出力されたとしても、バッテリパック2が装着された第1工具50又は第2工具70の動作に影響を与えることはない。
次に、バッテリパック2の制御部32において実行される放電制御処理について説明する。
この放電制御処理は、制御部32にて、所定時間毎に繰り返し実行される処理であり、図5に示すように、処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、現在、バッテリ10から第1工具50又は第2工具70への放電中であるか否かを判断する。
そして、S110にて、現在、放電中ではないと判断されると、S120に移行する。
S120では、バッテリ電圧検出部26及びセル電圧検出部34にて検出された電圧値や、セル温度検出部22で検出されたセル温度を、A/D変換部36を介して取り込み、これら各値は、電動工具への電源供給(放電)が可能な正常範囲内にあるか否かを判断する。
S120にて、上記各値が正常範囲内にあり、電動工具への放電を許可できると判断されると、S130に移行し、第1通信端子8若しくは第2通信端子9に動作信号が入力されたか否かを判断する。
つまり、上述したように、第1工具50又は第2工具70において、バッテリパック2が装着されて、トリガスイッチ62又は82がオン状態になると、第1工具50又は第2工具70から第1通信端子8又は第2通信端子9に動作信号が入力される。
そこで、S130では、第1通信端子8又は第2通信端子9に動作信号が入力されたか否かを判断することで、バッテリパック2が第1工具50又は第2工具70に装着されている状態で、第1工具50又は第2工具70のトリガスイッチ62、82が使用者により操作されたか否かを判断する。
そして、S130にて、第1通信端子8及び第2通信端子9に動作信号は入力されていないと判断されるか、S120にて、上記電圧値若しくはセル温度が正常範囲内にないと判断されると、当該放電制御処理を一旦終了する。
一方、S130にて、第1通信端子8又は第2通信端子9に動作信号が入力されたと判断されると、S140に移行して、動作信号が入力された端子は、第2通信端子9であるか否かを判断する。
そして、S140にて、動作信号が入力された端子は第2通信端子9ではないと判断された場合には、第1工具50から第1通信端子8に動作信号が入力されていると判断できることから、続くS150では、第1工具50に対し放電許可信号を出力し、当該放電制御処理を一旦終了する。
なお、S150では、第1出力制御部46を介して、第1通信端子8をオープン状態から電源ラインへの接続状態に切り換えることで、第1通信端子8からハイレベルの放電許可信号を出力させる。
これは、第1工具50の放電制御部66が、通信端子58の電圧レベルに基づきバッテリパック2から放電許可信号が入力されたことを検知し、モータ60の駆動(換言すればバッテリ10からモータ60への放電)を開始するように構成されているためである。
つまり、S150の処理により、第1工具50の通信端子58に放電許可信号が入力されると、放電制御部66からバッテリパック2に向けて電流が流れなくなり、通信端子58がハイレベルに保持される。
このため、第1工具50の放電制御部66は、通信端子58の電圧レベルに基づき、バッテリパック2から放電許可信号が入力されことを検知し、モータ60の駆動(換言すればバッテリ10からモータ60への放電)を開始することができるようになる。
また、S150では、第1工具フラグをオン状態にセットすることで、第1工具50が動作中であることを、RAM若しくはレジスタ等に記憶する。
次に、S140にて、動作信号が入力された端子は第2通信端子9であると判断された場合、つまり、バッテリパック2が装着された電動工具が第2工具70である場合には、S160に移行して、バッテリ電圧は、S120での放電許可判定電圧よりも高い閾値電圧以上であるか否かを判断する。
これは、第2工具70が、例えば工場用であり、一般用の第1工具50よりも高トルクが要求されるためである。
つまり、本実施形態では、この要求トルクに対応して、第2工具70へ電源供給を行う際の放電条件として、バッテリ電圧(換言すればバッテリ10の残容量)の下限値が、S120にて放電許可を判定する際の判定電圧よりも大きい閾値以上であること、と設定されている。
そこで、S160では、バッテリ電圧が閾値電圧以上であるか否かを判断することにより、第2工具70への放電条件が成立しているか否かを判断するのである。
そして、S160にて、バッテリ電圧が閾値電圧未満であり、第2工具70への放電条件は成立していないと判断されると、当該放電制御処理を一旦終了する。
また、S160にて、バッテリ電圧は閾値電圧以上であると判断されると、S170に移行して、第2工具70に対し放電許可信号を出力し、当該放電制御処理を一旦終了する。
なお、S170では、第2出力制御部48を介して、第2通信端子9に所定周期で変化するパルス信号を出力することで、第2通信端子9からパルス信号からなる放電許可信号を出力させる。
これは、第2工具70の放電制御部86が、通信端子79の電位の周期的変化に基づき、バッテリパック2から放電許可信号が入力されたことを検知し、モータ80の駆動(換言すればバッテリ10からモータ80への放電)を開始するように構成されているためである。
つまり、S170の処理により、第2工具70の通信端子79に、周期的に変化するパルス信号からなる放電許可信号が入力されると、通信端子58の電位が周期的に変化する。
このため、第2工具70の放電制御部86は、通信端子79の電位の周期的変化に基づき、バッテリパック2から放電許可信号が入力されたことを検知し、モータ80の駆動(換言すればバッテリ10からモータ80への放電)を開始することができるようになる。
また、S170では、第2工具フラグをオン状態にセットすることで、第2工具70が動作中であることを、RAM若しくはレジスタ等に記憶する。
次に、S110にて、現在、第1工具50又は第2工具70への放電中であると判断されると、S200に移行して、放電許可信号制御処理を実行する。
図6に示すように、放電許可信号制御処理では、まずS210にて、S150、S170にてセットされるフラグに基づき、現在放電中の電動工具は、第1工具50であるか、第2工具70であるかを判断する。
そして、現在、第1工具50で放電中であれば、S220に移行し、電流検出部38から入力される放電電流が、所定時間(例えば1s)以上、所定の停止判定電流(例えば1A)未満であるか否かを判断する。
S220にて、否定判断されると(つまり、放電電流が停止判定電流以上であるか、或いは、放電電流が停止判定電流未満であっても、その状態の経過時間が所定時間に達していない場合には)、そのまま当該放電許可信号制御処理を終了し、第1工具50への放電を継続させる。
一方、S220にて、放電電流が、所定時間以上、停止判定電流未満となっていると判断されると、S230に移行する。
そして、S230では、第1工具50でのモータ60の駆動に影響を与えることのない所定の確認時間(例えば5ms)だけ、第1通信端子8から第1工具50への放電許可信号(ハイレベル)の出力を停止させ、その出力停止期間内に、第1入力制御部42を介して、第1通信端子8の電圧レベルを読み込む。
次に、S240では、S230で読み込んだ電圧レベルから、第1工具50からの動作信号(ハイレベル)の入力が停止されたか否か(換言すれば、第1工具50のトリガスイッチ62がオフ状態になったか否か)を判断する。
なお、S230にて、放電許可信号の出力を一時的に停止させるのは、第1通信端子8からの放電許可信号の出力中は、第1通信端子8の電圧レベルがハイレベルとなり、第1工具50から第1通信端子8に動作信号が入力されているか否かを判断できないためである。
そして、S240にて、第1工具50のトリガスイッチ62はオフ状態ではない(つまり、第1工具50の使用者はトリガスイッチ62を操作し続けている)と判断されると、そのまま当該放電許可信号制御処理を終了する。
次に、S240にて、第1工具50のトリガスイッチ62はオフ状態である(つまり、第1工具50の使用者はトリガスイッチ62の操作を停止した)と判断されると、S250に移行する。
そして、S250では、第1通信端子8からの放電許可信号(ハイレベル)の出力を停止することで、第1工具50への放電(換言すれば第1工具50におけるモータ60の駆動)を停止させ、第1工具フラグをオフ状態にリセットした後、当該放電許可信号制御処理を終了する。
次に、S210にて、現在放電中の電動工具は、第2工具70であると判断された場合には、S260に移行して、第2工具70への放電開始後、所定時間(例えば1s)経過したか否かを判断する。
そして、第2工具70への放電開始後、所定時間(例えば1s)が経過していなければ、そのまま当該放電許可信号制御処理を終了し、第2工具70への放電開始後、所定時間(例えば1s)が経過していれば、S270に移行する。
S270では、第2通信端子9からの放電許可信号(パルス信号)の出力を停止し、第2工具フラグをオフ状態にリセットした後、当該放電許可信号制御処理を終了する。
なお、S260及びS270の処理により、第2工具70への放電許可信号(パルス信号)の出力時間は、所定時間(例えば1s)に制限される。
これは、第2工具70が、バッテリパック2から放電許可信号(パルス信号)を受けてモータ80の駆動を一旦開始すると、その後は、トリガスイッチ82がオフ状態に戻されるまで、モータ80の駆動を継続するように構成されているためである。
以上説明したように、本実施形態のバッテリパック2には、バッテリ10から第1工具50及び第2工具70に対し電源供給を行うための一対の電源端子4、6とは別に、第1工具50の通信端子58及び第2工具70の通信端子79に対応した第1通信端子8及び第2通信端子9が設けられている。
このため、本実施形態のバッテリパック2によれば、バッテリパック2が第1工具50及び第2工具70の何れに装着されても、その装着された第1工具50又は第2工具70に対応した第1通信端子8又は第2通信端子9から、第1工具50又は第2工具70に対し、放電許可信号を出力することができる。
よって、本実施形態のバッテリパック2によれば、第1工具50及び第2工具70の通信端子の位置を一致させることなく、種類の異なる第1工具50及び第2工具70に装着して利用することができるようになる。このため、本実施形態のバッテリパック2によれば、その用途を拡大することができる。
また、本実施形態のバッテリパック2によれば、制御回路30が、第1通信端子8及び第2通信端子9に入力される動作信号に基づき、バッテリパック2が装着された電動工具を識別し、その識別した電動工具(第1工具50又は第2工具70)に応じて、バッテリ10から電動工具への放電が可能か否かを判断する(S120、S160)。
そして、制御回路30は、識別した電動工具(第1工具50又は第2工具70)への放電が可能であれば、その電動工具に対し予め設定されている信号形態の放電許可信号を、対応する通信端子(第1通信端子8又は第2通信端子9)から出力する(S150、S170)。
また、制御回路30は、放電許可信号の出力後は、その出力停止タイミングを、電動工具(第1工具50又は第2工具70)の動作に応じて制御する(S250、S270)。
従って、本実施形態のバッテリパック2によれば、バッテリパック2が装着された電動工具の種類(換言すれば動作条件)に応じて、バッテリ10からの電源供給(放電)を適正に制御することができる。
また、本実施形態のバッテリパック2によれば、第1出力制御部46及び第2出力制御部48を、制御回路30の一つのポートに接続し、そのポートから、第1出力制御部46及び第2出力制御部48に、第1工具50又は第2工具70に対する放電許可信号を出力するように構成されている。
このため、制御回路30において、制御部32は、放電許可信号の出力先(第1工具50又は第2工具70)に対応して、放電許可信号の出力ポートを切り換える必要がなく、制御部32での放電制御処理を簡単にすることができる。また、制御回路30を構成するマイクロコンピュータのポート数が少ない場合でも、実施できる。
なお、本実施形態においては、制御回路30(特に、放電制御処理を実行する制御部32)が、本発明の制御手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、一般用の電動工具(第1工具50)と工場用の電動工具(第2工具70)とで共用可能なバッテリパック2について説明したが、本発明は、電動工具や電動作業具等の電動機器に装着して使用されるバッテリパックであれば、上記実施形態と同様に適用することができる。
また、バッテリパック2に設ける通信端子の個数は、共用させる電動機器の種類に応じて適宜設定すればよく、例えば、3個でも4個でも良い。
また、図5、図6に示した放電制御処理における放電可能か否かの判定条件、放電許可信号の信号形態、放電許可信号の停止タイミング、等については、バッテリパック2が使用される電動機器の種類やその動作条件に応じて適宜設定すればよい。
2…バッテリパック、3…装着部、4,6…電源端子、8…第1通信端子、9…第2通信端子、10…バッテリ、11〜15…セル、22…セル温度検出部、24…電流検出抵抗、26…バッテリ電圧検出部、30…制御回路(マイクロコンピュータ)、32…制御部、34…セル電圧検出部、36…A/D変換部、38…電流検出部、42…第1入力制御部、44…第2入力制御部、46…第1出力制御部、48…第2出力制御部、50…第1工具、70…第2工具、54,56,74,76…電源端子、58,79…通信端子、60,80…モータ、62,82…トリガスイッチ、64,84…スイッチング素子、66,86…放電制御部。

Claims (4)

  1. 種類の異なる複数の電動機器に装着可能なバッテリパックであって、
    バッテリと、
    当該バッテリパックが前記電動機器に装着されているとき、前記バッテリから前記電動機器へ電源供給を行うための電源端子と、
    当該バッテリパックが前記電動機器に装着されているとき、前記電動機器に対し情報を送信するための通信端子と、
    前記通信端子を介して、前記バッテリの状態を表す情報を前記電動機器に出力する制御手段と、
    を備え、前記通信端子は、前記電動機器側の通信端子の位置が異なる複数の電動機器に対応して、複数設けられており、
    前記制御手段は、当該バッテリパックが前記電動機器に装着されているときに前記電動機器から入力される信号が、前記複数の通信端子の何れに入力されたかを判断することにより、当該バッテリパックが装着された電動機器の種別を特定することを特徴とするバッテリパック。
  2. 前記制御手段は、当該バッテリパックが装着された電動機器の種別を特定すると、該特定した電動機器に対し、前記バッテリから電源供給が可能であるか否かを判断し、該判断結果を、前記バッテリの状態を表す情報として、前記通信端子から前記電動機器に出力させることを特徴とする請求項1に記載のバッテリパック。
  3. 前記制御手段は、前記バッテリの状態を表す情報を、前記複数の通信端子に対し同時に出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリパック。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のバッテリパックと、
    前記バッテリパックが装着されたときに前記バッテリパックの電源端子及び前記バッテリパックの一つの通信端子にそれぞれ接続される端子、及び、前記バッテリパックの電源端子から電源供給を受けて動作するアクチュエータを備え、前記バッテリパックの通信端子から入力される情報に応じて前記アクチュエータの動作を制御するよう構成された電動機器と、
    を備えたことを特徴とする電動機器システム。
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